JP3024204B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JP3024204B2
JP3024204B2 JP2302018A JP30201890A JP3024204B2 JP 3024204 B2 JP3024204 B2 JP 3024204B2 JP 2302018 A JP2302018 A JP 2302018A JP 30201890 A JP30201890 A JP 30201890A JP 3024204 B2 JP3024204 B2 JP 3024204B2
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reel base
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愼典 宮脇
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、面対向型リールモータを有するVTR等の磁
気記録再生装置に関するものである 従来の技術 第4図はVHS方式のVTRの概略図である。第4図におい
て、1はカセットであり、その内部に磁気テープ2を巻
回した図示しない一対のリールを有している。3は供給
リール台、4は巻取リール台であり、カセット内のリー
ルと係合しリールと一体となって回転する。13はテープ
ポストであり、カセット内の磁気テープを引き出してシ
リンダー49に巻き付ける。15はキャップスタンであり、
ピンチローラ16と磁気テープを介して圧着しキャップス
タン15の回転により磁気テープ2を駆動する。送り出さ
れた磁気テープ2は巻取リール台4で巻取られる。ま
た、供給リール台3は磁気テープに適切な張力を与える
役目をする。
第3図は従来のリール台の断面図である。第3図に
て、5は水平方向に置かれた基盤であり、その基盤と垂
直方向に支軸6が植設されている。支軸6の根元は玉軸
受け10の支軸側部分を支持する玉軸受け支持部としての
座である段付ボス7が形成されている。8は基盤5上に
固定された電気基盤である。9はその電気基盤8上に固
定された巻線部である。
10は前述した玉軸受けであり、支軸6のまわりにリー
ル台11を回転自在に係止している。12は巻線部と相対じ
してリール台に設けられたマグネットである。巻線部9
とマグネット12により、平面対向のモータを構成し巻線
部9に適切な電流を流すことにより、リール台を回転さ
せることができる。面対向モータに関する記述は例えば
松岡薫著「面対向型モータの自動設計手法」(National
Technical Report 1987 Oct.P101)他多くの文献に既
に記載されている。なお、基盤5はモータのトルクを向
上させるため、一般に鉄板で構成される。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、従来のリール台ではリール台を組み立
てる際、支軸6にリール台11を挿入する必要があるが、
その時にマグネット12の磁力により、マグネットと鉄板
が強い力で引き合う。そのため玉軸受け10と段付ボス部
7の面が衝撃的に当接するという場合が発生する。玉軸
受け10に衝撃力が作用すると、軸受け内部の玉や保持器
等に損傷を与えその結果、回転不良,振動,異常音等が
発生するという問題があり、従ってリール台の組立時や
交換時には慎重な作業が要求され著しく作業性を損なう
という課題があった。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の磁気記録再生装置
は、鉄板を含む基盤に植接された支軸と、支軸のまわり
に玉軸受けを介して回転自在に係止されたリール台と、
玉軸受けを支持する玉軸受け支持部と、リール台に設け
られたマグネットとを具備し、前記リール台に、前記支
軸の先端の面と当接および離脱可能な部材を設けたもの
である。
作用 支軸の先端の面と当接可能でありリール台に対して移
動可能な部材を備えたことにより、リール台を支軸に挿
入する際に予めその部材を支軸の先端面に当接する高さ
であって且つ玉軸受けが座と接しない高さに設定してお
き、リール台を支軸に挿入が完了後その部材を徐々に移
動させ玉軸受けと座が静かに接するようにすることによ
り、リール台を挿入する際に玉軸受けに衝撃力の発生が
なくなる。
従って、玉軸受けの損傷によって発生する回転不良,
振動,異常音等の発生はなくなる。その結果、リール台
組立時や交換時に慎重な作業を求められず作業性を向上
できることになる。
実 施 例 第1図は本発明の一実施例であるリール台の第1の形
態の断面図である。第1図に於いて、従来例と同じ番号
で示している部材は従来例と同じ構成の部材である。17
はスラスト受けであり、外周にねじ17aが設けられリー
ル台に設けられたねじ11aと係合している。従って、ス
ラスト受け17を回すことにより、リール台に対して上下
に移動可能である。そして、スラスト受け17をリール台
11に対して押し込むことによりリール台11を支軸6に挿
入したときに支軸6の上端面と当接させ且つ玉軸受け10
を段付ボス7から離脱させることが可能である。第1図
はリール台11を支軸6に挿入したときに支軸6の上端面
と当接させたときの第1の形態を示している。この状態
であれば玉軸受け10は段付ボス7から浮いた状態とな
り、この状態でリール台を支軸に挿入すると、スラスト
受け17と支軸6の先端面が当接して止まり玉軸受け10に
は何の力も作用しない。従って、マグネット12と基盤5
が磁力で引き合っていても、挿入時に発生する衝撃力は
スラスト受け17と支軸6の上端間で発生し、玉軸受け10
には衝撃力が作用しない。挿入が完了した状態でスラス
ト受け17を回してスラスト受け17をリール台11に対して
高くすることにより基盤5に対するリール台11の高さは
低くなり、最終的に玉軸受け10と段付ボス7を当接させ
ることができる。スラスト受け17はねじが設けてあるこ
とから徐々に高さが変化するため、玉軸受け10と段付ボ
ス7は静かに当接し、衝撃力は作用しない。玉軸受け10
と段付ボス7が当接後さらにスラスト受け17を回した状
態が第2図となり、リール台の設定が完了したことにな
る。
第2図はリール台の設定が完了した第2の形態のリー
ル台の断面図である。第2に於いて、スラスト受け17は
支軸6の上端面から離脱しているためスラスト受け17は
リール台の回転を阻止しない。
発明の効果 本発明によると、僅かの変更で組立時や交換時の衝撃
力で玉軸受けが損傷することを防止し、それにより発生
していた回転不良,振動,異常音というトラブルの発生
もなく信頼性の高いリール台を供給できる。さらに、組
み立て後は、スラスト受け部材が支軸から離脱している
ため、スラスト受け部材はリール台の回転を阻止しな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるリール台の第1の形
態を示す断面図、第2図は同リール台の第2の形態を示
す断面図、第3図は従来のリール台を示す断面図、第4
図はVHS方式のVTRのテープ走行系を説明するための平面
図である。 1……カセット、2……磁気テープ、3……供給リール
台、4……巻取リール台、5……基盤、6……支軸、7
……段付ボス、8……電気基盤、9……巻線部、10……
玉軸受け、11……リール台、12……マグネット部、17…
…スラスト受け。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鉄板を含む基盤に垂直方向に植設された支
    軸と、該支軸のまわりに玉軸受けを介して回転自在に係
    止され、磁気テープカセットのリールと係合可能なリー
    ル台と、前記基盤上に設けられ、前記玉軸受けの支軸側
    部分を支持する玉軸受け支持部と、前記基盤上であって
    前記リール台の下方に設けられた巻線部と、該巻線部と
    相対じして前記リール台に設けられたマグネットとを具
    備し、前記リール台に、前記支軸の先端の面と当接およ
    び離脱可能なスラスト受け部材を設け、前記リール台を
    前記支軸に挿入完了後は、前記玉軸受けの支軸側部分が
    前記玉軸受け支持部に当接するとともに、前記スラスト
    受け部材が前記支軸の先端の面から離脱したことを特徴
    とする磁気記録再生装置。
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