JP3024083B2 - 繊維製品用簡易パッケージ - Google Patents

繊維製品用簡易パッケージ

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JP3024083B2
JP3024083B2 JP9175145A JP17514597A JP3024083B2 JP 3024083 B2 JP3024083 B2 JP 3024083B2 JP 9175145 A JP9175145 A JP 9175145A JP 17514597 A JP17514597 A JP 17514597A JP 3024083 B2 JP3024083 B2 JP 3024083B2
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鈴木  登
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有限会社ベルウッド
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Display Racks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、繊維製品、例えば
靴下、タオル、襟巻、ネクタイ等を簡単に包装する繊維
製品用簡易パッケージ及び簡易パッケージ方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】繊維製品として、例えば靴下を包装する
従来のパッケージは、靴下を2つ折にして透明な袋に入
れた状態でその口ゴム部分を台紙に挟むような構成であ
った。しかし、この構成では販売陳列スペースが大き
く、限られたスペースで多種多様の商品を陳列販売しな
ければならないコンビニアンスストアー等では不適当で
あったので、最近では図8に示した靴下陳列用台紙が使
われている。この靴下陳列用台紙は、商品陳列棚のアー
ムに台紙100を係止させる孔101と、長手方向に対
して2つ折りにした靴下Sの略中央を折曲げて、その折
目102に沿ってその靴下Sを係止する係止孔103を
設け、係止された靴下Sの前半折返部分SFと後半折返
部分SBを別部材の透明なテープ104等で束ねてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この靴下陳列用台紙1
00は、2つ折りにした靴下Sの略中央を折曲げたこと
により、4つ折り状態で陳列販売でき、陳列展示スペー
スが縮小する点でメリットがあるが、しかし次のような
問題点があった。第1点は、台紙100とは別部材のテ
ープ104等で靴下Sを巻き、その両端を粘着テープな
どで止着する作業は、靴下Sの弾力性等によって手間が
かかる作業であった。第2点は、台紙100とは別部材
のテープ104が必要であるので、テープ等を準備しな
ければならなかった。第3点は、うまく束ねることがで
きても、テープ104は台紙100と別体であるので、
テープ104が上下に移動し易いし、また周囲方向にも
移動し易い。
【0004】本発明は、上記課題を解消するためになさ
れたもので、その目的は繊維製品の結束作業性を向上さ
せること、繊維製品に対する結束力を高めることであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、折畳んだ繊維製品を、そ
の長手方向の略中央にて且つ長手方向に直交する方向に
折返して、その折目に沿って繊維製品を係止する係止孔
を台紙に設け、該係止孔に係止された繊維製品を束ねる
結束片の一端を前記台紙と一体に且つ台紙側端に設ける
とともに、繊維製品の前半折返部分と後半折返部分を束
ねた結束片の他端を前記一端に止着した繊維製品用簡易
パッケージであって、前記結束片は、前記一端に連続す
る始端面、前面、側面、後面及び終端面からなり、始端
面と前面と側面の前半分で前記繊維製品の前半折返部分
を拘束し、側面の後半分と後面と終端面の一部で前記繊
維製品の後半折返部分を拘束し、その始端面に終端面を
止着した状態で、台紙を中敷きとして、無底箱状に形成
され、 前記前面と後面の幅は、前記係止孔幅に略等し
く形成し、前記側面の幅は、前記繊維製品の厚さに略等
しく、また前記始端面と終端面の合計幅は、前記繊維製
品の厚さの変動に備えることができように、前記終端面
を幅広に形成したことを特徴とする。係止孔に係止され
た繊維製品を束ねる結束片の一端を台紙と一体に設けて
いるので、従来のようにテープ104等を準備する必要
がなく、また結束片の一端が既に台紙に固定されている
ので、繊維製品を容易に巻くことができ、結束作業性が
向上する。また、結束片が上下に移動したり、周囲方向
にも移動しないので、繊維製品に対する結束力を高める
ことができる。さらに、結束片の一端は台紙側端に固定
されており、この一端に対して結束片の他端を止着する
構成であるので、止着箇所が特定しており結束作業性の
効率を上げることができる。
【0006】また、請求項2に記載した発明は、前記繊
維製品の前半折返部分を束ねる結束片を、広告等を表示
する表示領域とすることを特徴とする。繊維製品の前半
折返部分を束ねる結束片は、台紙より繊維製品の前半折
返部分の厚さだけ前方に突出している位置にあるため、
この部分を広告欄として活用したり、商標を表示するこ
とができる。
【0007】また、請求項3に記載した発明のように、
前記台紙の上端側に前記係止孔に対応する第2係止孔を
穿設した補強台紙を連続させて、前記係止孔と第2係止
孔が略一致するように補強台紙を折り曲げて、2重折に
するとともに、台紙上端に吊止孔を設けるようにしても
よい。
【0008】この吊止孔を用いれば、繊維製品用簡易パ
ッケージの商品陳列棚に対する種々の係止態様を想定す
ることができる。例えば、ハンガー状のフック等を用い
ることもできる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の第1実施形態に
ついて図1〜図5を参照しつつ詳細に説明する。図1は
第1実施形態に係る繊維製品用簡易パッケージの斜視
図、図2は同展開図、図3乃至図5は同繊維製品用簡易
パッケージを用いた靴下のパッケージ方法の説明図であ
る。図1に示したように、前記繊維製品用簡易パッケー
ジ1は、台紙2上部に陳列用の孔3を設け、折畳んだ繊
維製品として、2つ折りにした靴下Sの略中央を折返
し、その折目SLに沿ってその靴下Sを係止する係止孔
4を設けると共に、前記靴下Sの前半折返部分SFと後
半折返部分SBを束ねる結束片5の一端50を前記台紙
2と一体に且つ側端20に設け、結束片5の他端51を
前記一端50に止着させている。
【0010】前記結束片5は、図1に示したように、前
記一端50に連続する始端面52、前面53、側面5
4、後面55及び終端面56からなり、その始端面52
に終端面56を止着した状態で、台紙2を中敷きとし
て、無底箱状に形成される。そして始端面52と前面5
3と側面54の前半分で靴下Sの前半折返部分SFを拘
束し、側面54の後半分と後面55と終端面56の一部
で靴下Sの後半折返部分SBを拘束している。前記前面
53と後面55の幅は、前記係止孔4の幅に略等しく且
つ前記靴下Sの横幅に略一致するように形成する。また
前記側面54の幅は、4つ折りにした靴下Sの厚さに略
等しく形成すればよく、また前記始端面52と終端面5
6の合計幅も前記厚さに略等しく形成すればよいが、こ
の実施形態では、前記終端面56を幅広に形成し、靴下
Sの厚さの変動に備えている。
【0011】前記前面53は、台紙2より靴下Sの前半
折返部分SFの厚さ分だけ前方に突出している位置にあ
るため、この部分を広告欄として活用したり、商標を表
示する際に有効である。
【0012】上記構成の台紙2を作るには、図4に示す
ように、前記台紙2を展開した状態で裁断した後、前記
結束片5の各面52乃至56を各折線に沿って山折りし
て、一端50と他端51とを重合させればよい。
【0013】次に、図3乃至図5に基づいて靴下Sのパ
ッケージ方法を説明する。まず、口ゴム部分とつま先部
分とを合わせて2つ折りした靴下Sを、図3に示したよ
うに台紙2の係止孔4に挿通して、その靴下Sの長手方
向の略中央にて、かつその長手方向に直交する方向に折
返して、その折目SLに沿って靴下Sを係止する。次
に、図4に示したように、前記結束片5を用い、靴下S
の前半折返部分SFから後半折返部分SBへと巻く。最
後に、結束片5の終端面56を前記始端面52に重合さ
せて止着する。その止着は、粘着テープやステープル等
を用いる。その結果、図5に示したように、靴下Sがパ
ッケージされる。
【0014】以上の様な第1実施形態の繊維製品用簡易
パッケージによれば、係止孔4に係止された靴下Sを束
ねる結束片5の一端50を台紙2と一体に設けているの
で、テープ等を準備する必要がなく、また結束片5の一
端50が既に台紙2に固定されているので、靴下Sを容
易に巻くことができて、結束作業性が向上する。また、
結束片5が上下に移動したり、周囲方向にも移動しない
ので、靴下Sに対する結束力を高めることができる。さ
らに、結束片5の一端50は台紙側端20に固定されて
おり、この一端50に対して結束片5の他端51を止着
する構成であるので、止着箇所が特定しており結束作業
性の効率を上げることができる。
【0015】次に、本願発明の繊維製品用簡易パッケー
ジの第2実施形態を図6及び図7に基づいて説明する。
この第2実施形態は、前記台紙2の上端側に前記係止孔
4に対応する第2係止孔4Aを穿設した補強台紙2Aを
設け、その補強台紙2Aを折り曲げて、補強台紙2Aの
先端を前記台紙2の切目21に差込んで、2重折にする
とともに、その上端に吊支孔6を設けている。その他の
構成は、第1実施形態と同一であるので、同一構成は同
一符号を用いて、詳細な説明は省略する。
【0016】この第2実施形態によれば、第1実施形態
の繊維製品用簡易パッケージと同様な作用効果を奏する
他、2重折にしたため、台紙の係止態様にバリエーショ
ンを与えることができる。例えば、前記孔3を使っても
良いし、台紙2と補強台紙2Aの折曲部分に紐通しても
良いし、ハンガー状フックを用いても良い。さらに、2
重折にしたため、台紙に薄紙を用いても垂直方向に対す
る抗力を増加させることができる。
【0017】上記台紙は紙の他、合成樹脂でもよい。上
記第1,第2実施形態では、靴下を用いて各構成を説明
したが、タオル、襟巻、ネクタイ等の長尺状の繊維製品
に上記繊維製品用簡易パッケージを用いれば、陳列販売
スペースが縮小し、且つ結束作業性が向上する。
【0018】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、係止孔
に係止された繊維製品を束ねる結束片の一端を台紙と一
体に設けているので、テープ等を準備する必要がなく、
また結束片の一端が既に台紙に固定されているので、繊
維製品を容易に巻くことができ、結束作業性が向上す
る。また、結束片が上下に移動したり、周囲方向にも移
動しないので、繊維製品に対する結束力を高めることが
できる。さらに結束片の一端は台紙側端に固定されてお
り、この一端に対して結束片の他端を止着する構成であ
るので、止着箇所が特定しており結束作業性の効率を上
げることができる。
【0019】請求項2に記載した発明によれば、繊維製
品の前半折返部分を束ねる結束片を広告欄として活用し
たり、商標を表示することができる。
【0020】請求項3に記載した発明によれば、この繊
維製品用簡易パッケージの商品陳列棚に対する種々の係
止態様を想定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態に係る繊維製品用簡易パッケー
ジの斜視図、
【図2】 同展開図、
【図3】 繊維製品用簡易パッケージの使用方法を示し
た説明図、
【図4】 繊維製品用簡易パッケージの使用方法を示し
た説明図、
【図5】 パッケージ後の繊維製品用簡易パッケージの
側面図、
【図6】 第2実施形態に係る繊維製品用簡易パッケー
ジの斜視図、
【図7】 図6に示した矢示断面図、
【図8】 従来例の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 繊維製品用簡易パッケージの 2 台紙 2A 補強台紙 21 切目 3 6 吊支孔 4 係止孔 4A 第2係止孔 5 結束片 50 一端 51 他端
52 始端面 53 前面 54 側面 55 後面
56 終端面 S 靴下 SF 前半折返部分 SB 後半折返
部分 SL 折目
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47F 7/00 A47F 7/10 A47F 7/12 A47F 7/18

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折畳んだ繊維製品を、その長手方向の略
    中央にて且つ長手方向に直交する方向に折返して、その
    折目に沿って繊維製品を係止する係止孔を台紙に設け、
    該係止孔に係止された繊維製品を束ねる結束片の一端を
    前記台紙と一体に且つ台紙側端に設けるとともに、繊維
    製品の前半折返部分と後半折返部分を束ねた結束片の他
    端を前記一端に止着した繊維製品用簡易パッケージであ
    って、 前記結束片は、前記一端に連続する始端面、前面、側
    面、後面及び終端面からなり、始端面と前面と側面の前
    半分で前記繊維製品の前半折返部分を拘束し、側面の後
    半分と後面と終端面の一部で前記繊維製品の後半折返部
    分を拘束し、その始端面に終端面を止着した状態で、台
    紙を中敷きとして、無底箱状に形成され、 前記前面と後面の幅は、前記係止孔幅に略等しく形成
    し、 前記側面の幅は、前記繊維製品の厚さに略等しく、また
    前記始端面と終端面の合計幅は、前記繊維製品の厚さの
    変動に備えることができように、前記終端面を幅広に形
    したことを特徴とする繊維製品用簡易パッケージ。
  2. 【請求項2】 前記繊維製品の前半折返部分を束ねる結
    束片を、広告等を表示する表示領域とすることを特徴と
    する請求項1に記載の繊維製品用簡易パッケージ。
  3. 【請求項3】 前記台紙の上端側に前記係止孔に対応す
    る第2係止孔を穿設した補強台紙を連続させて、前記係
    止孔と第2係止孔が略一致するように補強台紙を折り曲
    げて、2重折にするとともに、台紙上端に吊止孔を設け
    たことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の繊維
    製品用簡易パッケージ。
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CN108968560A (zh) * 2018-09-19 2018-12-11 王志坚 一种纺织品组装展览架

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