JP3023995U - ウェブ輪転印刷機に用いられるインキ装置 - Google Patents

ウェブ輪転印刷機に用いられるインキ装置

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JP3023995U
JP3023995U JP1995011219U JP1121995U JP3023995U JP 3023995 U JP3023995 U JP 3023995U JP 1995011219 U JP1995011219 U JP 1995011219U JP 1121995 U JP1121995 U JP 1121995U JP 3023995 U JP3023995 U JP 3023995U
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roller
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kneading
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JP1995011219U
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アラン ガーラルディ グレン
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Heidelberger Druckmaschinen AG
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Heidelberger Druckmaschinen AG
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F31/00Inking arrangements or devices
    • B41F31/02Ducts, containers, supply or metering devices
    • B41F31/14Applications of messenger or other moving transfer rollers

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  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インキ引渡しローラへの移しローラの衝突時
に生ぜしめられるトーション振動によって大きく損なわ
れることなく、版胴からのインキ着けされた印像の転写
を行なう。 【解決手段】 インキつぼ12と、インキつぼローラ2
0と、練りローラ24と、移しローラ22とが設けられ
ていて、該移しローラが第1の位置と第2の位置との間
で移動可能であり、第1の位置で移しローラが、インキ
引渡しが行われるようにインキつぼローラに接触し、第
2の位置で移しローラが、インキ引渡しが行われるよう
に練りローラに接触しているが、インキつぼローラには
接触せず、1回のサイクルで、版胴141回転当たり1
/4サイクルに等しいか、またはそれよりも高く設定さ
れた速度で、移しローラを第1の位置から第2の位置に
移動させ、再び第1の位置に戻すための、連続的に駆動
される偏心体駆動装置として形成された往復運動機構3
6が設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ウェブ輪転印刷機に用いられるインキ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
印刷機は一般に、インキつぼからインキを受け取るインキつぼローラと、印刷 したい印像を保持した版胴と、インキつぼローラのインキを版胴に引き渡すため の多数のインキ引渡しローラとを有している。移しローラはインキを直接にイン キつぼローラから、通常軸方向で往復運動する練りローラとして構成されたイン キ引渡しローラに引渡し、付加的な多数のインキ引渡しローラはインキをさらに 練りローラから版胴に引き渡す。インキをインキつぼローラから受け取って練り ローラに引き渡すためには、移しローラの一方の位置、つまり前記移しローラが インキつぼローラに接触してインキが引き渡される位置と、他方の位置、つまり 前記移しローラが練りローラに接触してインキが引き渡される位置との間で前記 移しローラが往復運動させられる。
【0003】 版胴は、印刷を施したい走行するウェブの表面速度で回転する。この版胴と共 通の歯車伝動装置によって駆動される練りローラと別のインキ引渡しローラとは 比較的高い速度で回転する。しかしながらインキつぼローラは、前記インキ引渡 しローラよりも著しく低い周速度で回転する。したがって、往復運動する移しロ ーラは練りローラの周速度よりも低い周速度でインキつぼローラから練りローラ に移動する。比較的ゆっくりと運動する移しローラ表面が、比較的高速で運動す る練りローラ表面に衝突すると、この練りローラにトーション振動が生ぜしめら れる。このようなトーション振動は歯車伝動装置を介して版胴に伝達される。周 知のように、回転する版胴にこのようなトーション振動が負荷されると、版胴に よって行われるインキ着けされた印像の転写は損なわれてしまう。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 本考案の課題は、公知技術水準のこのような欠点を取り除くことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために本考案の構成では、インキの貯えを行なうインキつ ぼと、該インキつぼからインキを受け取るためのインキつぼローラと、該インキ つぼローラから間隔をおいて配置された練りローラと、前記インキつぼローラか ら前記練りローラにインキを引き渡すための移しローラとが設けられていて、該 移しローラが第1の位置と第2の位置との間で移動可能であり、前記第1の位置 で前記移しローラが、インキ引渡しが行われるように前記インキつぼローラに接 触していて、前記第2の位置で前記移しローラが、インキ引渡しが行われるよう に前記練りローラに接触しているが、前記インキつぼローラには接触しておらず 、さらに、1回のサイクルで、版胴1回転当たり1/4サイクルに等しいか、ま たはそれよりも高く設定された速度で、前記移しローラを前記第1の位置から前 記第2の位置に移動させて、さらに再び前記第1の位置に戻すための、連続的に 駆動される偏心体駆動装置として形成された往復運動機構が設けられているよう にした。
【0006】
【考案の効果】
本考案によれば、できるだけ、インキ引渡しローラへの移しローラの衝突時に 生ぜしめられるトーション振動によって損なわれることなく、版胴からのインキ 着けされた印像の転写を行なうことのできるようなインキ装置が提供される。
【0007】 本考案の構成では、インキを回転可能な版胴に引渡す目的で、インキ装置が、 インキつぼからインキを受け取るためのインキつぼローラと、インキ引渡しロー ラと、第1の位置と第2の位置との間で運動可能な移しローラとを有している。 第1の位置において前記移しローラは、インキが引き渡されるようにインキつぼ ローラに接触していて、インキ引渡しローラとは接触していない。第2の位置に おいて前記移しローラは、インキが引き渡されるようにインキ引渡しローラに接 触していて、インキつぼローラとは接触していない。移しローラは1回のサイク ルで、第1の位置から第2の位置に移動させられて、さらに再び第1の位置に戻 される。往復運動装置は、公知技術における移しローラの運動に比べて比較的高 い速度で移しローラを運動させる。
【0008】 本考案によれば、往復運動する移しローラによって版胴に加えられる作用が最 小限に抑えられる。その理由は、インキ引渡しローラに加えられる移しローラの 衝撃の迅速なシーケンスが、インキ装置を安定化された運転状態にもたらすから である。すなわち、このような衝撃によって生ぜしめられるトーション振動が比 較的一定のレベルに保持される訳である。このことは、移しローラの間欠的な個 々の衝突によって生ぜしめられるトーション振動による負荷と負荷消滅との間で の、公知技術水準で経験した変動とは異なる。
【0009】 移しローラは、版胴1回転当たり約1/4サイクルに相当する速度で往復運動 させられると有利である。経験によれば、版胴1回転当たり約1/4〜2サイク ルの範囲に相当する速度で移しローラが往復運動させられると、この移しローラ は最も有効に機能する。
【0010】 さらに本考案の構成では、移しローラが完全な2回転よりも少ない回数だけそ の軸を中心にして回転する間の時間で、前記移しローラが第2の位置に、つまり インキ引渡しローラにインキ引渡し接触した状態に保持されると有利である。本 考案によるこのような手段は、版胴に加えられる移しローラの上述した不都合な 作用を最小限に抑えるという利点の他に、インキ引渡しローラに比較的均一なイ ンキ膜を引き渡すことをも可能にする。インキ引渡し頻度が高まるにつれて、形 成されるインキ膜はますます均一となる。これにより、インキ引渡しローラに移 しローラが過多のインキ引渡しを行ない、ひいてはインキ引渡しローラにインキ 球が形成されてしまう状態は回避される。
【0011】 本考案の別の構成では、往復運動する調量ローラがインキつぼローラに向かっ て移動させられてこのインキつぼローラとインキ引渡し接触状態にもたらされ、 かつこのインキつぼローラから離れる方向で移動させられて前記接触状態から解 除される間、前記調量ローラがインキ引渡しローラとのインキ引渡し接触状態に 支持される。調量ローラとインキ引渡しローラとの互いに接触し合う2つの面の 間の圧着圧を調節機構によって調節することができると有利である。互いに接触 する調量ローラ面とインキ引渡しローラ面との間の圧着圧の調節に基づき、前記 両面の間のスリップが可能となってかつ制御される。このスリップは調量ローラ とインキつぼローラとの接触時に生じる周速度の差の結果である。インキ引渡し ローラの表面に生じるトーション振動は減じることができる。その理由は、調量 ローラがインキつぼローラのゆっくりと運動する表面に接触している間、この調 量ローラがインキ引渡しローラに対してスリップしてよいからである。
【0012】
【考案の実施の形態】
以下に、本考案の実施の形態を図面につき詳しく説明する。
【0013】 図1には本考案によるインキ装置10が示されている。このインキ装置はオフ セット印刷機として構成されていて、インキつぼ12から版胴14とゴム胴16 とにインキを引き渡すための多数のローラを有している。この版胴14は印刷し たい印像を保持しており、ゴム胴16はインキ着けされた印像を版胴14から、 移動する紙ウェブ18に引き渡す。
【0014】 インキつぼローラ20は比較的ゆっくりとした周速度で駆動され、これによっ てインキつぼ12からインキが受け取られる。移しローラ22はインキつぼロー ラ20とインキ引渡しローラとの間を往復運動させられ、これによってインキは インキつぼローラ20からインキ引渡しローラに移される。有利な構成では、往 復運動する移しローラによってインキを引き渡されるインキ引渡しローラが、軸 方向で往復運動する練りローラ24として構成されている。一連の別のインキ引 渡しローラ26はインキを練りローラ24からインキ着けローラ28のグループ に引き渡し、このインキ着けローラ28のグループは再びインキを版胴14に引 き渡す。練りローラ24、一連の別のインキ引渡しローラ26、インキ着けロー ラ28のグループおよび版胴14は共通の歯車伝動装置によって駆動されて、イ ンキつぼローラ20の速度よりも高く設定された周速度で回転する。
【0015】 インキ装置10はさらに水だめ30と、湿し水膜を版胴14に引き渡すための 一連の水引渡しローラ32とを有している。同時に紙ウェブ18の裏面に印刷を 施すための前記第1のインキ装置10に類似した第2のインキ装置を図示するた めに、図1には第2のゴム胴34が部分的に示されている。
【0016】 移しローラ22は往復運動機構36によって支持される。この往復運動機構3 6はベース40に旋回可能に支承された支持部材38を有しており、この場合、 この支持部材38の一方の端部は移しローラ22を支持していて、他方の端部は アーム42に旋回可能に支承されている。偏心体44は軸46に固定されていて 、アーム42に支承されており、この場合、前記偏心体44は駆動装置(図示し ない)によって生ぜしめられた軸46の回転動作に反応してアーム42を往復運 動させる。アーム42の往復運動は同じく旋回可能な支持部材38を介して移し ローラ22の往復運動を生ぜしめる。
【0017】 往復運動機構36は図1に実線で示した第1の位置と、破線で示した第2の位 置との間で移しローラ22を前後に運動させる。第1の位置において、移しロー ラ22の表面が、インキ引渡しが行われるようにインキつぼローラ20の表面に 接触すると、この移しローラ22はインキつぼローラ20によって駆動される。 移しローラ22は第1の位置に位置して、所定のインキ量を受け取ると、次いで 第2の位置にまで移動させられ、この場所で移しローラ22は練りローラ24に 接触して再びインキが引き渡される。したがって、インキは移しローラ22から 練りローラ24に引き渡されて、続いて版胴14とゴム胴16とに引き渡される 。移しローラ22が第1の位置に戻されると、1回の移しサイクルが終了し、こ の場所で移しローラ22は再びインキを受け取る目的で、インキつぼローラ20 に接触する。
【0018】 比較的ゆっくりと回転するインキつぼローラ20によって第1の位置に位置す る移しローラ22を駆動する場合、この移しローラ22は、練りローラ24の周 速度よりも低い周速度を得る。移しローラ22が第2の位置に移動させられて、 この場所で練りローラ24に接触してインキを引き渡す場合、練りローラ24は 移しローラ22をこの練りローラ24の周速度にまで加速する。高速で運動する 練りローラ表面にゆっくりと回転する移しローラ表面が衝突すると、トーション ショックが生ぜしめられ、このようなトーションショックは練りローラ24の均 一な回転を損なう。練りローラ24、別のインキ引渡しローラ26、インキ着け ローラ28および版胴14は共通の歯車伝動装置によって一緒に駆動されるので 、練りローラ24に加えられたトーション振動は前記歯車伝動装置によって別の ローラに伝達される。往復運動する移しローラ22は、練りローラ24とのイン キ引渡し接触の位置に移動される度に常に歯車伝動装置に対してこのような効果 を生ぜしめる。
【0019】 本考案の実際の使用において、極めて高速に行われる移しローラ22の往復運 動が、練りローラ24に対して相応に高速に連続して行われるトーションショッ クを生ぜしめ、その結果、後続のトーションショックが行われる前に、歯車伝動 装置に伝達されたトーション振動が完全に減衰されていないことが判った。この ことは次のような効果を有している。すなわち、移しローラ22の高速の往復運 動に応じて迅速に変化するトーション振動が持続的に歯車伝動装置に導入される が、しかしこのトーション振動は移しローラ22の各衝突動作の間の短い時間で はそれほど大きく増減しない。したがって、移しローラ22の高速の往復運動に 基づき、インキ装置10は安定化された運転状態にもたらされ、この場合、比較 的一定のレベルのトーション振動が、練りローラ24と版胴14との間の歯車伝 動装置に負荷される。版胴14はインキ着けされた印像を、公知技術によるシス テムの場合よりも、つまり移しローラのその都度の個々の衝突時に生ぜしめられ るトーション振動の負荷とこの負荷の消滅とによって歯車伝動装置が衝撃を受け るようなシステムの場合よりも均一にゴム胴16に引き渡すようになる。
【0020】 本考案の構成では、1回の移しサイクルにおいて、版胴1回転当たり移しサイ クルの1/6に相当する分だけ公知技術における速度を上回る速度で、移しロー ラ22が第1の位置から第2の位置へ、そして再び第1の位置へと往復運動させ られる。移しローラが、版胴14の1回転当たり、約1/4移しサイクルに相当 する速度で往復運動させられると有利である。版胴14の1回転当たり約1/4 移しサイクル〜2移しサイクルの速度範囲で移しローラが往復運動させられると 効果的に機能することが判った。
【0021】 移しローラ22の高速の往復運動時に、少量のインキを頻繁に受け取ってかつ 引き渡すことによって、一層均一なインキ層が練りローラ24に塗布されること が判明した。移しローラが完全に2回転する間、この移しローラを練りローラに 接触させておき、これによって比較的大量のインキを引き渡すことが公知技術か ら公知である。これによって、移しローラ振動として知られているような状態が 時々生じてしまう。その場合、練りローラ24と後続のインキ引渡しローラとに よって球状のインキ沈殿物が平らに練られなければならない。本考案を用いると 、このような移しローラ振動は回避され、この場合、移しローラ22が完全に2 回転する時間よりも短い時間で、移しローラ22は練りローラ24に接触保持さ れる。
【0022】 本考案の変化実施例による別のインキ装置50が図2に示されている。この変 化実施例では、往復運動する調量ローラ52がフレーム56によって、練りロー ラ58との連続的なインキ引渡し接触の位置に支持されている。調節装置は支承 部分60を有しており、この支承部分には往復運動する調量ローラ52のジャー ナル軸62が支承されている。支承部分60はフレーム58に設けられた溝64 に調節可能に位置決めすることができ、これによって、練りローラ58に関する 前記調量ローラ52の支持点を半径方向で調節することができる。フレーム56 に沿った前記調量ローラ52の調節により、前記調量ローラ52の表面が練りロ ーラ58の表面に押し付けられて転動駆動される接触状態にもたらされる度合い が制御される。ただし当然ながら、この接触状態は互いに接触したローラ表面の 間でインキ膜を挟んで行われる。
【0023】 フレーム56は練りローラ軸66を中心にして旋回可能であって、往復運動機 構68と結合されている。この往復運動機構は破線で示した第1の位置と、実線 で示した第2の位置との間で運動させることができる。フレーム56の往復運動 は、駆動装置(図示しない)が軸70を回転させることによって得られる。偏心 体72は軸70と結合されていて、アーム74に支承されており、これによって アーム74と、旋回可能に結合されたフレーム56とに往復運動が付与される。 往復運動する調量ローラ52は、フレーム56が第1の位置に位置している場合 にはインキつぼローラ20とのインキ引渡し接触状態に保持され、フレーム56 が第2の位置に位置している場合には、インキつぼローラ20とのインキ引渡し 接触状態から引き離される。
【0024】 往復運動する調量ローラ52は、練りローラ58によって駆動される間、イン キを練りローラ58に引渡す。フレーム56が第2の位置から第1の位置に戻っ て、調量ローラ52をインキつぼローラ20とのインキ引渡し接触状態に移動さ せると、ゆっくりと運動しているインキつぼローラ20の表面は、練りローラ5 8の比較的高速に運動する表面によって駆動されている前記調量ローラ52の表 面に対して抵抗を加える。このことは、練りローラ58に向けられたトーション ショックを生ぜしめる。このようなトーションショックは歯車伝動装置によって 版胴14に伝達される。しかし、本考案の構成では、フレーム56が第1の位置 と第2の位置との間で極めて高速に往復運動させられ、これにより、上でインキ 装置10の運転に関連して説明したようにインキ装置50も均一な運転状態にも たらされて、トーション振動に基づく不都合な効果は最小限に抑えられる。
【0025】 さらに前記調節装置により、調量ローラ52と練りローラ58との互いに接触 する表面の間の圧着圧を調節して、調量ローラ52を練りローラ58によって駆 動させ、この場合、第1の位置におけるゆっくりと運動するインキつぼローラ表 面の抵抗に関連して、練りローラに対して調量ローラ52をスリップさせること が可能となる。表面接触に基づき練りローラ58が調量ローラ52を駆動する度 合いは、インキつぼローラ20に対する調量ローラ52の当接によって減じられ る。今ことは、互いに接触するローラ表面の間のトーションショックを減少させ 、ひいては歯車伝動装置において持続するトーション振動のレベルを低下させる 。
【0026】 以上、本考案を有利な実施例との関連において説明したが、しかし前記の説明 を読めば当業者にはさらに別の変化形が明らかになるであろう。当然ながら、こ のような変化形も実用新案登録請求の範囲で規定した本考案の枠内にある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるインキ装置の有利な実施例を示す
概略図である。
【図2】本考案によるインキ装置の変化実施例を示す概
略図である。
【符号の説明】
10 インキ装置、 12 インキつぼ、 14 版
胴、 16 ゴム胴、18 紙ウェブ、 20 インキ
つぼローラ、 22 移しローラ、 24 練りロー
ラ、 26 インキ引渡しローラ、 28 インキ着け
ローラ、 30水だめ、 32 水引渡しローラ、 3
4 ゴム胴、 35,36 往復運動機構、 38 支
持部材、 40 ベース、 42 アーム、 44 偏
心体、46 軸、 50 インキ装置、 52 調量ロ
ーラ、 56 フレーム、 58 練りローラ、 60
支承部分、 62 ジャーナル軸、 64 溝、 6
6 練りローラ軸、 68 往復運動機構、 70
軸、 72 偏心体、 74 アーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 グレン アラン ガーラルディ アメリカ合衆国 ニューハンプシャー キ ングストン ロング ポンド ロード 11

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウェブ輪転印刷機に用いられるインキ装
    置において、インキの貯えを行なうインキつぼ(12)
    と、該インキつぼからインキを受け取るためのインキつ
    ぼローラ(20)と、該インキつぼローラから間隔をお
    いて配置された練りローラ(24)と、前記インキつぼ
    ローラから前記練りローラにインキを引き渡すための移
    しローラ(22)とが設けられていて、該移しローラが
    第1の位置と第2の位置との間で移動可能であり、前記
    第1の位置で前記移しローラが、インキ引渡しが行われ
    るように前記インキつぼローラに接触していて、前記第
    2の位置で前記移しローラが、インキ引渡しが行われる
    ように前記練りローラに接触しているが、前記インキつ
    ぼローラには接触しておらず、さらに、1回のサイクル
    で、版胴(14)1回転当たり1/4サイクルに等しい
    か、またはそれよりも高く設定された速度で、前記移し
    ローラを前記第1の位置から前記第2の位置に移動させ
    て、さらに再び前記第1の位置に戻すための、連続的に
    駆動される偏心体駆動装置として形成された往復運動機
    構(36)が設けられていることを特徴とする、ウェブ
    輪転印刷機に用いられるインキ装置。
  2. 【請求項2】 前記速度が、前記版胴1回転当たり約1
    /4サイクル〜2サイクルの範囲にある、請求項1記載
    のインキ装置。
  3. 【請求項3】 前記移しローラ(22)が、インキ引渡
    しが行われるように前記練りローラ(24)に連続的に
    接触保持されるようになっている、請求項1記載のイン
    キ装置。
  4. 【請求項4】 インキ装置が、前記移しローラ(22)
    を前記練りローラ(24)との駆動接触状態で支持し
    て、かつ両ローラの表面の間にスリップを生ぜしめる目
    的で両ローラを調節するための支持部材(38)を有し
    ている、請求項3記載のインキ装置。
  5. 【請求項5】 ウェブ輪転印刷機に用いられるインキ装
    置において、インキの貯えを行なうインキつぼ(12)
    と、該インキつぼからインキを受け取るためのインキつ
    ぼローラ(20)と、練りローラ(24)と、前記イン
    キつぼローラから前記練りローラにインキを引き渡すた
    めの移しローラ(22)とが設けられていて、該移しロ
    ーラが第1の位置と第2の位置との間で移動可能であ
    り、前記第1の位置で前記移しローラが、インキ引渡し
    が行われるように前記インキつぼローラに接触している
    が、前記練りローラには接触しておらず、前記第2の位
    置で前記移しローラが、インキ引渡しが行われるように
    前記練りローラに接触しているが、前記インキつぼロー
    ラには接触しておらず、さらに、1回のサイクルで、版
    胴(14)1回転当たり約1/4サイクルに相当する速
    度で、前記移しローラを前記第1の位置から前記第2の
    位置に移動させて、さらに再び前記第1の位置に戻すた
    めの機構(36)が設けられていることを特徴とする、
    ウェブ輪転印刷機に用いられるインキ装置。
  6. 【請求項6】 前記速度が、前記版胴1回転当たり約1
    /4サイクル〜2サイクルの範囲にある、請求項5記載
    のインキ装置。
  7. 【請求項7】 前記移しローラが2回よりも少ない回数
    だけ回転する間の時間で、前記運動機構(36)が前記
    移しローラ(22)を前記第2の位置に保持するように
    なっている、請求項5記載のインキ装置。
  8. 【請求項8】 ウェブ輪転印刷機に用いられるインキ装
    置において、インキの貯えを行なうインキつぼ(12)
    と、該インキつぼからインキを受け取るためのインキつ
    ぼローラ(20)と、練りローラ(24)と、前記イン
    キつぼローラから前記練りローラにインキを引き渡すた
    めの移しローラ(22)とが設けられていて、該移しロ
    ーラが第1の位置と第2の位置との間で移動可能であ
    り、前記第1の位置で前記移しローラが、インキ引渡し
    が行われるように前記インキつぼローラに接触してお
    り、前記第2の位置で前記移しローラが、インキ引渡し
    が行われるように前記練りローラに接触しているが、前
    記インキつぼローラには接触しておらず、さらに、1回
    のサイクルで前記移しローラを前記第1の位置から前記
    第2の位置に移動させて、さらに再び前記第1の位置に
    戻すための機構(36)が設けられていて、該機構が、
    前記移しローラが2回よりも少ない回数だけ回転する間
    の時間で前記移しローラを前記第2の位置に保持するた
    めの機構を備えていることを特徴とする、ウェブ輪転印
    刷機に用いられるインキ装置。
JP1995011219U 1990-07-16 1995-10-23 ウェブ輪転印刷機に用いられるインキ装置 Expired - Lifetime JP3023995U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/553,717 US5341740A (en) 1990-07-16 1990-07-16 High speed ink feed mechanism
US07/553717 1990-07-16

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JP3023995U true JP3023995U (ja) 1996-05-07

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3173566A Pending JPH04232747A (ja) 1990-07-16 1991-07-15 ウェブ輪転印刷機に用いられるインキ装置
JP1995011219U Expired - Lifetime JP3023995U (ja) 1990-07-16 1995-10-23 ウェブ輪転印刷機に用いられるインキ装置

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