JP3023667U - 管理人室用管理盤 - Google Patents

管理人室用管理盤

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JP3023667U
JP3023667U JP1995010759U JP1075995U JP3023667U JP 3023667 U JP3023667 U JP 3023667U JP 1995010759 U JP1995010759 U JP 1995010759U JP 1075995 U JP1075995 U JP 1075995U JP 3023667 U JP3023667 U JP 3023667U
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JP
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management
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intercom
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door
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JP1995010759U
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Inventor
久 吉岡
賢一 城田
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Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管理人室内の壁面等に個々に設置された管理
機器と分電盤とを1つの箱体に集約することによって設
置作業の簡略化を図り、且つ、管理体制の向上を図るこ
とができる管理人室用管理盤を提供すること。 【解決手段】 図中、1は管理人室用管理盤を示してお
り、鉄製からなる箱体2と、この箱体2の正面に開閉自
在に取り付けられ、上下2か所に設けられた鉄製の扉3
と、前記箱体2内部に収納された分電盤6と、さらに、
前記箱体2の内部に収納され、建物内または外部の情報
を伝達するための管理機器7が収納されており、この実
施の形態においては、火災警報装置8,エレベータ用イ
ンターホン9,部屋用インターホン10,外部通報装置
11,環境設備管理装置12が収納されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、共同住宅等の管理人室に設置される管理人室用管理盤に関するも のであり、特に、管理人室内の壁面等に個々に設置される管理機器を集約した管 理人室用管理盤に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、共同住宅等の管理人室の壁面に設置される分電盤は、一般的に屋外の積 算電力計から建物内の変圧器,幹線を経て電力が供給され、図3に示すように、 鉄製の箱体内部の上側に設けられ、且つ幹線と接続された主幹開閉器4と、この 主幹開閉器4の下側に設けられ、主幹開閉器4と図示しない建物内の電灯やモー タ等の機器との間に介在された複数の分岐用開閉器5とから構成されている。
【0003】 また、管理人室の分電盤6の横の壁面には、各室内,階段室等に設置された図 示しない熱感知器,煙感知器等の作動状況を監視する火災報知器8と、各室に連 絡可能な部屋用インターホン10と、部屋用インターホン10の制御装置10d と、エレベータ内と連絡可能なエレベータ用インターホン9と、建物内の異常を 管理人により外部の防災センタ等に連絡可能な外部通報装置11と、ビル内の空 調温度等の環境情報を管理し、建物内の設備機器の運転状態を監視するための環 境設備管理装置12等の管理機器7が各個別に設けられている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記、従来の管理機器にあっては、分電盤と管理機器が各個別 に壁面等に取り付けられるために、施工の際に各設備の手配が個別的に煩雑にな るとともに、各設備の壁面での相互の取り合い関係を考慮して設置作業を行うこ とにより設置作業が長期に及ぶという不具合があった。
【0005】 さらに、設置された各設備の壁面に対する占有面積が非常に大きくなって管理 人室の内部空間の利用度が狭められるという不具合があった。 一方、例えば、管理機器用の配線類等は、各個別に接続しなければならず、こ の配線作業が煩雑化して各管理機器が高コストになるとともに、各管理機器が1 箇所に集中していないために操作が複雑化するという不具合もあった。
【0006】 そこで、この考案は、上記、従来の未解決の課題に着目してなされたものであ り、管理人室内の壁面等に個々に設置された管理機器と分電盤とを1つの箱体内 に集約することによって設置作業の簡略化を図り、且つ、管理体制の向上を図る ことができる管理人室用管理盤を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この考案は、箱体と、この箱体の正面に開閉自在 に取り付けられた扉と、前記箱体内部に収納された主幹開閉器及び分岐用開閉器 からなる分電盤と、前記箱体または扉に設けられ、建物内部または外部の情報を 伝達するための管理機器と、からなることを特徴としている。
【0008】 これにより、予め、工場等で扉または箱体内部に分電盤および管理機器を取り 付けてユニット化することにより、管理室での設置作業を簡略化することができ る。また、重複する機能を有する配線類を共用できることにより部品数を削減し てコストダウンを図るとともに、管理人室の壁面に対する管理機器および分電盤 の占有面積を小さくすることができる。
【0009】 また、前記管理機器は、火災警報装置,エレベータ用インターホン,部屋用イ ンターホン,外部通報装置,映像機器装置,環境設備管理装置のうち、1以上か らなることにより、従来、管理人室の壁面に個別に設置されていた各装置を管理 人室用管理盤に集約して総合的に管理することができる。 さらに、管理機器の操作機器を扉外側から操作可能に取り付けたことにより、 通常、操作を行うことのない制御装置等を箱体内部に収納し、必要な機器類のみ を扉に取り付けて見易くすることにより誤操作を防止することができる。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、この考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。 図1に示すように、1は管理人室用管理盤を示しており、これは、正面が開放 された鉄製からなる箱体2と、この箱体2の正面に開閉自在に蝶着され、上下2 か所に設けられた鉄製の扉3と、前記箱体2内部に収納された分電盤6と、前記 箱体2または扉3に設けられ、建物内または外部の情報を伝達するための管理機 器7とから構成されており、この実施の形態において、管理機器7には、火災警 報装置8,エレベータ用インターホン9,部屋用インターホン10,外部通報装 置11,環境設備管理装置12が適用されている。
【0011】 先ず、箱体2は、ここでは、高さが1.8m程度で幅が1.2m程度で奥行き が25cm程度の大きさで構成されている。 そして、箱体2の内部は3室に仕切られており、下側の部屋の分電盤6は、主 幹開閉器4、分岐用開閉器5が図示しない幹線とビル内の照明設備等の電気機器 ,管理人室用管理盤1内部の管理機器7との間に介在して収納されており、電気 機器および管理機器7の電力の入出力を行う。
【0012】 一方、上側の左の部屋の下側にはビル内の異常を外部の警備室等に連絡するた めの外部通報装置11と、その上側にはビル内の各室における設備機器の発停や 運転状態を監視するとともに、室内の温度、湿度、ビル外の温度、湿度、天気等 の環境情報を管理するための環境設備管理装置12と、さらにその上側に、エレ ベータ内部と緊急連絡するための通話式のエレベータ用インターホン9とが収納 されている。
【0013】 また、上側の右側の部屋には各室に設置された煙感知器,熱感知器等の作動を 受信するための火災警報装置8が設置されており、その下側には、各部屋と親子 式に接続された部屋用インターホン10の親機の制御装置10dが収納されてい る。 また、図2に示すように、扉3には管理機器7の操作機器が扉3外側から操作 可能に取り付けられており、この実施の形態において、操作機器は、前記外部通 報装置11および環境設備管理装置12の表示盤,部屋用インターホン10,エ レベータ用インターホン9を示している。
【0014】 先ず、左上側に設けられた扉3には、エレベータ用インターホン9,前記外部 通報装置11および環境設備管理装置12の表示盤のある位置に、開口部19, 20,21,が形成してある。 また、右側の扉3の下側には、ビル内の各部屋と通話するための部屋用インタ ーホン10が扉3の裏側に取り付けられ、その表示盤のある位置に開口部22が 形成してあることにより、通話用スピーカ10a,通話用マイク10b,各部屋 の選局ボタン10c等が扉3の外側から操作可能となっている。
【0015】 さらに、この扉3の上側には、箱体2内部に収納された火災警報装置8の受信 機の作動を表示する警報ランプ8aおよび警報ブザー8bが設けられており、そ の上側には、ビル内の出火場所を表示する表示ランプ8cが設けられている。 このように、1つの箱体2からなる管理人室用管理盤1内に、火災警報装置8 ,エレベータ用インターホン9,部屋用インターホン10,外部通報装置11, 環境設備管理装置12を収納して重複する配線等を共用することにより、管理機 器7の部品数を削減してコストダウンを図り、さらに、各管理機器7を集約して ユニット化することができるので、管理室内部の占有スペースを小さくすること ができる。また、管理室壁面に各管理機器7を個別に設置することなく設置作業 時間を大幅に短縮することができる。
【0016】 また、通常、操作を行うことがない部屋用インターホン10の制御装置10d や火災警報装置8の受信機を管理人室用管理盤1の箱体2内部に収納し、エレベ ータ用インターホン9,環境管理機器7,外部通報装置11,火災警報装置8の 表示機器および操作機器のみを扉3に設置して見易くしてあることにより誤操作 を防止することができる。
【0017】 なお、管理人室用管理盤1の箱体2または扉3に設けられる管理機器7は、必 ずしも、火災警報装置8,部屋用インターホン10,エレベータ用インターホン 9,外部通報装置11,環境設備管理装置12に限るものではなく、これ以外に 、ガス漏れ警報装置,漏電警報装置,盗難警報装置等の各種管理機器7を収納す ることもできるのは勿論である。
【0018】 また、部屋用インターホン10,エレベータ用インターホン9の共用の映像機 器装置を管理機器7に収納することも可能である。
【0019】
【考案の効果】
以上、説明したように、この考案の管理人室用管理盤によれば、箱体内部に火 災警報装置,盗難警報装置,インターホン,外部通報装置,映像機器装置,環境 設備管理装置等の管理機器および主幹開閉器,分岐用開閉器からなる分電盤をユ ニット化して一箇所に集約することにより、重複する配線等の部品を削減して設 備の低コスト化を図るとともに、管理機器を管理人室の壁面等に取り付けること なく設置作業を簡略化し、さらに管理機器の設置スペースを減少できることによ り、管理人室の内部空間を有効利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態に係る管理人室用管理盤の
箱体内部を示す正面図である。
【図2】図1の管理人室用管理盤の扉を閉じた状態の正
面図である。
【図3】従来の分電盤および管理機器を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
1 管理人室用管理盤 2 箱体 3 扉 4 主幹開閉機 5 分岐用開閉機 6 分電盤 7 管理機器 8 火災警報装置 8a 警報ランプ 8b 警報ブザー 8c 表示ランプ 9 エレベータ用インターホン 10 部屋用インターホン 10a通話用スピーカ 10b通話用マイク 11 外部通報装置 12 環境設備管理装置

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱体と、この箱体の正面に開閉自在に取
    り付けられた扉と、前記箱体内部に設けられた主幹開閉
    器及び分岐用開閉器からなる分電盤と、前記箱体または
    扉に設けられ、建物内部または外部の情報を伝達するた
    めの管理機器と、からなることを特徴とする管理人室用
    管理盤。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の管理人室用管理盤にお
    いて、前記管理機器は、火災警報装置,エレベータ用イ
    ンターホン,部屋用インターホン,外部通報装置,映像
    機器装置,環境設備管理装置のうち、1以上からなるこ
    とを特徴とする管理人室用管理盤。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の管理人室用管理盤にお
    いて、管理機器の操作機器を扉外側から操作可能に取り
    付けたことを特徴とする管理室用管理盤。
JP1995010759U 1995-10-11 1995-10-11 管理人室用管理盤 Expired - Lifetime JP3023667U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0473739U (ja) * 1990-11-06 1992-06-29
JPH057971U (ja) * 1991-07-16 1993-02-02 三菱自動車工業株式会社 アルコールエンジンの点火装置
JP2000287315A (ja) * 1999-03-31 2000-10-13 Tempearl Ind Co Ltd 非常用電源装置内蔵分電盤
JP3390687B2 (ja) 1999-02-24 2003-03-24 日立電子サービス株式会社 Pc本体集約システム及びpc本体集約ラック

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