JP3023454U - 電熱式保温トレイ - Google Patents

電熱式保温トレイ

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JP3023454U
JP3023454U JP1995010515U JP1051595U JP3023454U JP 3023454 U JP3023454 U JP 3023454U JP 1995010515 U JP1995010515 U JP 1995010515U JP 1051595 U JP1051595 U JP 1051595U JP 3023454 U JP3023454 U JP 3023454U
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JP
Japan
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tray
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heat
heating
tableware
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JP1995010515U
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豊 小田
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Jamco Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 温い状態で茶碗・丼類でサービスできるよう
な配膳用手押し運搬車用のトレイ。 【解決手段】 本体1の両側内面には、開閉扉側から奥
に向って伸びた案内支持レール10a,10bが、上下
方向に適宜の間隔で平行に形成され、案内支持レールの
適宜の位置には、コネクタと接続された電気接点11が
設けられ、加熱保温トレイは、案内支持レールに両側端
部が支承されて本体内に収納され得ると共に、案内支持
レールに沿って本体に出入自在であり、上面に開口した
茶碗・丼類の食器Wを収納し得る形状の食器収納凹部2
3が適宜数・適宜配置で形成され、側端部には、本体内
における収納位置で案内支持レールの電気接点と接触す
る電気接点24が設けられていると共に、食器収納凹部
の底面には、側端部の電気接点と接続されている電熱エ
レメント25が設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、旅客航空機の客席への機内食のサービスや病院の入院患者への給 食などのために、主食等を入れた食器を多数収納し、加熱保温状態で保管・運搬 する配膳用手押し運搬車用のトレイに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術における旅客航空機の客席への機内食サービスや病院の入院患者・ 職場の職員・学校の生徒への給食などのために、配膳現場とは離れた調理センタ (例えば旅客航空機の場合、地上の調理センタ)で調理された主食・副食(温菜 ・冷菜)を入れた食器等を載せたトレイを手押し運搬車に多数収納して運搬して 配膳するののであるが、調理後の温い状態を保つ必要がある主食・副食(温菜) の場合、調理場での調理後の主食・副食(温菜)を入れた食器を多数ラック等に 収納して配膳現場に搬入され、配膳現場においては大型保温器で加熱保管してお き、配膳前に配膳用手押し運搬車に収納し直して配膳している。 そして、そのような配膳における主食が米飯類の場合でもその食器は、トレイ 載置され、場合によっては副食と一緒に盛られた扁平状の容器である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような旅客航空機でサービスされる機内食等の場合といえども、食事を 取る者にとっては、主食としての米飯類は、茶碗・丼のような形状の食器に盛ら れ、温い状態であることが習慣・嗜好上好ましく、そのようなサービスが強く希 望されている。この点、上記の従来の技術における配膳用手押し運搬車用のトレ イでは、そのような食事を取る者の希望に簡単に応じることができない。 この考案は、上記のような食事を取る者の希望に簡単に応じることができる配 膳用手押し運搬車用の電熱式の保温トレイを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】 この考案が適用される配膳用手押し運搬車は、側面の開閉扉、下面の車輪及び 外部電源と接続され得るコネクタを具備し、且つ断熱板材で形成された箱体状の 本体並びに本体に収納される加熱保温トレイから構成されている。 そして、配膳車の前記本体の両側内面には、開閉扉側から奥に向って伸びた案 内支持レールが、上下方向に適宜の間隔で平行に形成され、各案内支持レールの 適宜の位置には、コネクタと接続された電気接点が設けられる。 前記加熱保温トレイは、案内支持レールに両側端部が支承されて本体内に収納 され得ると共に、案内支持レールに沿って本体に出入自在であり、茶碗・丼類の 食器を収納し得る形状の上面開口の食器収納凹部が適宜数・適宜配置で形成され 、側端部には、本体における収納位置において案内支持レールの電気接点と接触 する電気接点が設けられていると共に、食器収納凹部の底面には、側端部の電気 接点と接続されている電熱エレメントが設けられている。 更に、好ましくは、加熱保温トレイには、食器収納凹部に対応する断熱性材で 成形された保温用蓋が付属しており、加熱保温トレイは、耐熱性樹脂で中空体に 成形されている。
【0005】
【作用】
上記の電気加熱式トレイを使用する場合、先ず、配膳現場とは離れた調理セン タ(例えば旅客航空機の場合、地上の調理センタ)において、調理済の米飯類が 、茶碗・丼類の食器に盛られ、その食器は、加熱保温トレイの食器収納凹部に順 次、収納され、保温用蓋が被せられる。そして、配膳用手押し運搬車の本体の開 閉扉が開かれ、その開口において、加熱保温トレイの両側端部が案内支持レール に支承されながら、加熱保温トレイは本体内へ押込められて、本体内に収納され る。
【0006】 加熱保温トレイの底面から保温用蓋の頂面までの高さ寸法に応じて、配膳車の 上下方向に適宜の間隔で配設されている案内支持レールが適宜選択される。 加熱保温トレイが所定位置にまで押込められた状態では、側端部の電気接点は 、案内支持レールの電気接点に接触状態になる。そのようにして、配膳用手押し 運搬車の本体に所要数の加熱保温トレイが収納されると、開閉扉は閉められる。
【0007】 それから、配膳用手押し運搬車は配膳準備現場に搬入され、コネクタが電源に 接続される。 配膳準備現場においては、配膳時まで、電源に接続されたコネクタを介して、 加熱保温トレイ内の電熱エレメントに給電され、電熱エレメントにより、各食器 収納凹部内の各食器(米飯盛り済)は、夫々底から加熱保温される。
【0008】 配膳時には、配膳用手押し運搬車は配膳準備現場から配膳先に移動され、開閉 扉が開かれ、加熱保温トレイが本体から引き出され、加熱保温トレイから食器( 米飯盛り済)が各人に配られる。配膳用手押し運搬車が配膳準備現場から離れる と、コネクタが電源から離れ、電熱エレメントによる加熱は停止するが、加熱保 温トレイは中空体であるので、保温効果はよく、米飯類は冷めない。
【0009】
【考案の実施の形態】
この考案の一実施例として旅客航空機の客席への機内食のサービスにおける配 膳用手押し運搬車を図面に従って説明する。 図1に示すように配膳用手押し運搬車の本体1は、両側の側壁2、前・後面扉 3,4、頂板5及び底板6で形成された断熱板材よりなる箱体である。本体1の 下面には、4箇所に車輪7(その内、2個は方向変更自在)が取り付けられてい ると共に、上部の前後端にはハンドル8a,8bが取り付けられており、前端の ハンドル8aの中央部位置には、機内のギャレイの壁面に設けられた電源コネク タに接続され得るコネクタ9が設けられている。
【0010】 両側の側壁2の各内面には、図2に示すように前後方向に伸びる断面コ字形の 案内支持レール10a,10bが上下方向に適宜の等間隔で列設されている。そ して、一方の側の案内支持レール10aの夫々のコ字形溝の上側面には、適宜の 位置にコネクタ9と導線で接続された一対の電気接点11が設けられている。
【0011】 配膳用手押し運搬車の本体1内には、図2及び図3に示すような加熱保温トレ イ20が多数収納される。加熱保温トレイ20は、長方形厚板状の基部21とそ の上の台部22とが一体となり、基部21の全周にフランジ部21aが形成され るように構成され、台部22には、上面に開口した適宜形状の食器収納凹部23 が適宜数・適宜配置で形成され、図示の例では、2×3個の6個の食器収納凹部 23があり、形状は、茶碗・丼類の米飯類用食器Wを収納するような略半球形で ある。そして加熱保温トレイ20は、例えば耐熱樹脂のブロー成形による中空体 として形成されている(図2参照)。
【0012】 加熱保温トレイ20の両側のフランジ部21aが配膳用手押し運搬車の本体1 の案内支持レール10a,10bのコ字形溝に嵌められることにより、加熱保温 トレイ20は、案内支持レール10a,10bに支承されて、本体1内に収納さ れる。加熱保温トレイ20が本体1内に収納された状態で、案内支持レール10 aの電気接点11に接触するような一対の電気接点24が一側のフランジ部21 aに設けられている。案内支持レール10aの電気接点11と加熱保温トレイ2 0の電気接点24とは、弾性的に付勢されて接触し得るようにいずれか一方が弾 性的に取り付けられている。
【0013】 食器収納凹部23の底面には、電気接点24と導線で接続された電熱エレメン ト25が設けられている。 更に加熱保温トレイ20には、図2に示すように食器収納凹部23に収納され た各米飯類用食器W(米飯盛り済)の上から被せ得るような適宜形状の断熱性樹 脂材の椀状保温用蓋26が付属しており、椀状保温用蓋26の平面状の頂面には 摘み26aが形成されている。
【0014】 上記の配膳用手押し運搬車を使用する場合、先ず、地上の調理センタにおいて 、調理済の米飯類が、米飯類用食器Wに盛られ、その食器Wは、加熱保温トレイ 20の食器収納凹部23に順次、収納され、保温用蓋26が被せられる。そして 、配膳用手押し運搬車の本体1の前面扉3及び/又は後面扉4が開かれ、その開 口において、加熱保温トレイ20の両側のフランジ部21aの端部が案内支持レ ール10a,10bのコ字形溝に嵌められ、コ字形溝を滑らせられながら、加熱 保温トレイ20は本体1内へ押込められて、本体1内に収納される。
【0015】 加熱保温トレイ20の底面から保温用蓋26の頂面までの高さ寸法に応じて、 上下方向に適宜の間隔で配設されている案内支持レール10a,10bが適宜選 択される。例えば、図示の例では、1段置きの案内支持レール10a,10bが 用いられている。 加熱保温トレイ20が所定位置にまで押込められた状態では、フランジ部21 aの一対の電気接点24は、案内支持レール10aの一対の電気接点11に接触 状態になる。そのようにして、配膳用手押し運搬車の本体1に所要数の加熱保温 トレイ20が収納されると、前面扉3及び/又は後面扉4は閉められる。
【0016】 それから、配膳用手押し運搬車は旅客航空機の機内に搬入され、コネクタ9が ギャレイの壁面の電源コネクタに接続されるようにギャレイに搭載される。 ギャレイにおいては、配膳時まで、電源コネクタに接続されたコネクタ9を介 して、加熱保温トレイ20内の電熱エレメント25に給電され、電熱エレメント 25により、各食器収納凹部23内の各米飯類用食器W(米飯盛り済)は、夫々 底から加熱保温される。
【0017】 配膳時には、スチュワーデスにより、配膳用手押し運搬車はギャレイから客席 通路に出され、客席通路を移動しながら順次各旅客に配られるのであるが、その とき、前面扉3及び/又は後面扉4が開かれ、加熱保温トレイ20が本体1から 引き出され、加熱保温トレイ20から米飯類用食器W(米飯盛り済)が各旅客に 配られる。配膳用手押し運搬車がギャレイから離れると、コネクタ9が電源コネ クタから離れ、電熱エレメント25による加熱は停止するが、加熱保温トレイ2 0は中空体であるので、保温効果はよく、米飯類は冷めない。
【0018】 上記の実施例は、旅客航空機の客席への機内食のサービスにおける配膳用手押 し運搬車であるが、病院の入院患者、学校の生徒及び職場の職員等への給食にお いても利用し得る。その場合には、電熱エレメント25への給電のために、ギャ レイの電源コネクタに対するコネクタ9ではなく、一般のコンセントに接続する コードを装備しておく。
【0019】
【考案の効果】
配膳用手押し運搬車による配膳サービス、従来、例えば旅客航空機の客席への 機内食のサービスにおける米飯類の食器は、トレイ載置された扁平状の容器であ り、これは、米飯類が、茶碗・丼のような形状の食器に盛られ、温い状態である ことが習慣・嗜好上好まれれる米飯類の食事を取る者にとっては不満であった。 しかし、この考案の配膳用手押し運搬車によれば、そのような不満を解消し、 習慣・嗜好上好まれる茶碗・丼のような形状の食器による米飯類のサービスが簡 単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例に使用される配膳用手押し運
搬車の斜視図。
【図2】この考案の実施例に使用される配膳用手押し運
搬車の要部の断面部分図。
【図3】この考案の実施例における配膳用手押し運搬車
用の加熱保温トレイの斜視図。
【符号の説明】
1 本体 2 側壁 3 前面扉 4 後面扉 5 頂板 6 底板 7 車輪 8a,8b ハンドル 9 コネクタ 10a,10b 案内支持レール 11 電気接点 20 加熱保温トレイ 21 基部 21a フランジ部 22 台部 23 食器収納凹部 24 電気接点 25 電熱エレメント 26 保温用蓋

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側面の開閉扉、下面の車輪及び外部電源
    と接続され得るコネクタを具備し、且つ断熱板材で形成
    された箱体状の本体並びに本体に収納される加熱保温ト
    レイから構成される配膳車用のトレイであって、 前記加熱保温トレイは、配膳車の案内支持レールに両側
    端部が支承されて本体内に収納され得ると共に、案内支
    持レールに沿って本体に出入自在であり、茶碗・丼類の
    食器を収納し得る形状の上面開口の食器収納凹部が適宜
    数・適宜配置で形成され、側端部には、本体における収
    納位置において案内支持レールの電気接点と接触する電
    気接点が設けられていると共に、食器収納凹部の底面に
    は、側端部の電気接点と接続されている電熱エレメント
    が設けられている電熱式保温トレイ。
  2. 【請求項2】 加熱保温トレイは、耐熱性樹脂で中空体
    に成形されている請求項1に記載の電熱式保温トレイ。
  3. 【請求項3】 食器収納凹部に対応する断熱性材で成形
    された保温用蓋が加熱保温トレイに付属している請求項
    1又は請求項2に記載の電熱式保温トレイ。
JP1995010515U 1995-10-04 1995-10-04 電熱式保温トレイ Expired - Lifetime JP3023454U (ja)

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