JP3023099U - にんにく入りティーパック - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】顆粒状に形成したにんにくをメッシュティーパ
ックとして茶葉と混成包装しにんにくがメッシュから漏
出しないようにして茶葉とにんにくの一緒の煎じ出しを
可能としかつ両方の持つ特有効能の相乗と複合効果が表
われるようにすることを目的とする。 【構成】脱臭，乾燥，ばい煎，細砕した顆粒状にんにく
を緑茶等の茶類に定比率で混成しメッシュティーパック
の形態に構成したにんにく入りティーパック。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、緑茶，紅茶，麦茶等、の他の煎じて飲用する各種嗜好品茶類に、に んにくを添加してメッシュティーパックに収納したものに関する。

【０００２】

【従来の技術】

飲食料品ににんにくが添加されているもの又は飲食料品に添加するにんにく剤 は従来技術に存在するが、いづれも粉末化されており、特に茶葉を煎じて飲用と するための急須を用いる方法又はメッシュティーパック式煎じ出しの方法の場合 粉末状にんにくでは、ただお湯に溶解するのみで煎じることにはならなく、メッ シュティーパックでは、該粉末がメッシュから漏出して使用できない。 各種茶類に、煎じ出しできるにんにくを添加し、嗜好品，滋養品として飲用に 供する技術は従来見当らない。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、前記従来の技術の欠点に着目し、各種お茶類ににんにくを配分し、 メッシュティーパックの場合でも、該お茶類と一緒に煎じ出しできるようにする こと及び該お茶類とにんにくの複合効果を簡単に摂取できることを課題として成 された。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

脱臭，乾燥の工程を経たにんにくを細砕して顆粒状に形成し、前記工程の中間 過程において、にんにくの特有効能が散逸しないばい煎処理を行ない、該にんに く顆粒を後述する重量比率でお茶類の茶葉に混成して所定のメッシュパックに充 填包装する。

【０００５】

【作 用】

湯１リットル位にティパック１袋（内容５グラム）を煎じ出し、小分けにして 適宜嗜好品として飲用する。又は同湯量の断熱ポットに１袋浸漬させるとか、暑 中は水出し、いわゆる冷浸してもよい。これらの取扱いは、容器，薬罐，急須等 を用いることは任意である。

【０００６】

【実施例】

本考案の一実施例を図１及び図２に示す。図１はメッシュティーパックに茶葉 を包装したものであり、粒径１ｍｍ乃至４ｍｍに細砕したにんにく顆粒（１）を 茶葉に対し重量比１％乃至２０％混成してあり、１袋の正味重量は５グラムを標 準値としている。茶（２）の品種は、玉露，上茶，並茶，番茶，ほうじ茶，紅茶 ，ウーロン茶などが用いられ、茶葉の品種，階層により、にんにく顆粒（１）の 混成比率はお茶の芳香性を考慮して設定する。茶葉種類の選定は、飲用する人の 嗜好に基づくものであって緑茶に限定するものではなく、例えば紅茶，ウーロン 茶等であってもよいことは言うまでもない。図２はメッシュパッを四面体袋にし た実施例であり、作用，包装重量は図１のものと変らないが、湯又は水に対する 内容物の煎じ出し面積が増大する。

【０００７】

【効 果】

茶葉に配合されているにんにくが顆粒状に形成されているので、メッシュティ ーパック搬送携帯中、メッシュから漏洩することがなく取扱いも簡単である。 にんにくは古来滋養強壮剤，美容，強精等に重用されていることは周知であり これを日常の嗜好品茶類により、にんにくの原形を保ちながら前記特効を生かす ための摂取ができる。かつ又、緑茶のもつビタミンＣ，アミノ酸，カルシュウム ，ヨード，鉄分，ミネラル，葉緑素，等による胃炎抑止，緩興奮作用，利尿，抗 癌等に、にんにくの持つ細胞活性化作用との渾然一体となった複合効果を発揮す る。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案に係わるにんにく入りメッシュティ
ーパックの斜視図。

【図２】 同四面体袋を用いたメッシュティパックの
斜視図。

【符号の説明】

１ にんにく顆粒 ２ 茶葉 ３ メッシュティーパック

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項 １】脱臭，乾燥，ばい煎し、粒径１ｍｍ乃至
   ４ｍｍ程度に細砕して顆粒状としたにんにくを、緑茶，
   紅茶等に重量比１％乃至２０％混成したものを、メッシ
   ュティーパックにて包装したことを特徴とするにんにく
   入りティーパック。