JP3022441U - 粉体包装用紙袋 - Google Patents

粉体包装用紙袋

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JP3022441U
JP3022441U JP1995010297U JP1029795U JP3022441U JP 3022441 U JP3022441 U JP 3022441U JP 1995010297 U JP1995010297 U JP 1995010297U JP 1029795 U JP1029795 U JP 1029795U JP 3022441 U JP3022441 U JP 3022441U
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JP
Japan
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tubular
injection valve
powder
opening
bag body
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Application number
JP1995010297U
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English (en)
Inventor
積夫 石川
Original Assignee
株式会社鯨岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粉体充填時に微粉が逆噴流して袋本体の充填
口に付着するのを防止し、充填後のホットシールの際不
良品となり又シール不良となることのない粉体包装用紙
袋を提供すること。 【解決手段】 内面にポリエチレンラミネートを施した
筒状袋本体の段状切断口部の中央部位に、外周面にポリ
エチレンラミネートを施した筒状注入弁を収容し、段状
切断口部をホットシールして筒状注入弁以外の口部全体
を接着すると共に段状切断口部全面にホツトメルトを塗
布し、粉体充填後口部を折返して筒状袋本体に加熱接着
するようにしたこと。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【考案の属する技術分野】
本考案は、主としてプロテイン、粉乳等の微粉体を包装する紙袋に関するもの である。
【０００２】
【従来の技術】
この種の紙袋は、底部を密閉し口部は開放されている。そして使用に際し、口 部にスパウト（筒状の粉体注入口）を挿入して落下方式により粉体を充填し、し かる後口部を閉鎖している。 従つてスパウトと袋の口部断面積との間に空隙が生じ、そこから微粉状の収容 物が逆粉流して外部に噴出する。そのため通り道となつた空隙部分に微粉が付着 し、充填後のホットシールに際しこれが「コゲ」となつて不良品が生じる原因と なり、又はシール不良となる原因となつていた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の課題は、粉体充填時に袋体の口部から微粉状の収容物が逆噴流するの を防止し、充填後ホットシールの際に不良品が発生したり、シール不良となるこ とのない粉体包装用紙袋を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本考案の手段は次のとおりである。 クラフト紙等を重ねて成形し、最内面にポリエチレンラミネートを施し、又は 最内層にポリエチレンフイルムを使用したた筒状袋本体から構成され、外周面に ポリエチレンラミネートを施した筒状注入弁を筒状袋本体の段状切断口部のほぼ 中央部位に挿込むと共に、段状切断口部をホットシールして筒状注入弁以外の口 部全体を密封し、かつ筒状注入弁開口部及び段状切断口部全面にホットメルトを 塗布し、粉体充填後筒状注入弁の開口部を含む口部を折返して筒状袋本体に加熱 接着して密封するようにしたこと。
【０００５】
【実施例】
図１乃至図４は本考案の第１実施例を示し、符号１はクラフト紙を２重に重ね て製袋した筒状袋本体で図２に示すように左右両側をガゼット折りにし、最内面 にポリエチレンラミネート層２を施す、そして筒状袋本体１の口部は内外のクラ フト紙を段状に切込んで段状切断口部３となし、その中央部に筒状注入弁４を収 容し、筒状注入弁４の開口部４ａを段状切断口部３にのぞませ、又筒状注入弁４ の外周面にポリエチレンラミネート層５を層設してある。 従つて段状切断口部３、３ａをホットシールさせると筒状注入弁４以外の開口 部は全部接着し密封状態となる。その後図１に示すように段状切断口部３及び筒 状注入弁４の開口部４ａ全面にホットメルト６を塗布する。そして粉体充填後口 部を折返して筒状袋本体１に加熱接着させて密封するようにしてある。 次に図５乃至図７に示す第２実施例においては、段状切断口部３に帯状紙（イ ンナーパッチ）７を貼着して筒状注入弁４以外の口部を密封し、図７に示したよ うに筒状注入弁４の口部４ａ内面にホットメルト８を塗布し、（これは塗布しな くてもよい）更に帯状紙７と筒状袋本体１の上端縁部にホットメト６を塗布して 、粉体充填後口部を折返して筒状袋本体１に加熱接着させて密封するようにして ある。
【０００６】
【考案の効果】
本考案によれば、粉体充填時に粉体が逆噴流することがない。即ち、筒状袋本 体と筒状注入弁の断面積間に空隙が生じないので、従来のように粉体が逆噴流し て外部に噴出することを防止できるのである、従つて空隙に微粉が付着しないの で、粉体充填後にホットシールする際「コゲ」となることがなく、確実に接着し て密封させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】第１実施例を示す正面図
【図２】図１のＡ−Ａ線における断面図
【図３】図１のＢ−Ｂ線における断面図
【図４】図１のＣ−Ｃ線における断面図
【図５】第２実施例を示す正面図
【図６】筒状袋本体の段状切断口部に帯状紙を貼着する
状態を示す正面図
【図７】筒状注入弁の斜視図
【符号の説明】
１ 筒状袋本 ２ ポリエチレンラミネート層 ３ 段状切断口部 ３ａ 段状切断口部のヒートシールする部分 ４ 筒状注入弁 ４ａ 筒状注入弁口部 ５ ポリエチレンラミネート層 ６ ホットメルト ７ 帯状紙 （８ ホットメルト）

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 クラフト紙等を重ねて成形し、最内面に
    ポリエチレンラミネートを施し、又は最内層にポリエチ
    レンフイルムを使用した筒状袋本体から構成され、外周
    面にポリエチレンラミネートを施した筒状注入弁を筒状
    袋本体の段状切断口部のほぼ中央部位に挿込むと共に、
    段状切断口部をホットシールして筒状注入弁以外の口部
    全体を密封し、かつ筒状注入弁開口部及び段状切断口部
    全面にホットメルトを塗布し、粉体充填後筒状注入弁の
    開口部を含む口部を折返して筒状袋本体に加熱接着して
    密封するようにしたことを特徴とする粉体包装用紙袋。
  2. 【請求項２】 段状切断口部に帯状紙を貼着して筒状注
    入弁以外の口部を密封し、かつ筒状注入弁の口部内面に
    ホットメルトを塗布した請求項１記載の粉体包装用紙
    袋。
JP1995010297U 1995-09-06 1995-09-06 粉体包装用紙袋 Expired - Lifetime JP3022441U (ja)

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