JP3022351B2 - 光半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

光半導体装置及びその製造方法

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JP3022351B2 JP8285472A JP28547296A JP3022351B2 JP 3022351 B2 JP3022351 B2 JP 3022351B2 JP 8285472 A JP8285472 A JP 8285472A JP 28547296 A JP28547296 A JP 28547296A JP 3022351 B2 JP3022351 B2 JP 3022351B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光半導体装置及び
その製造方法に関し、特に電流をブロックする構造を、
有機金属気相成長法により形成する、半導体レーザ、光
変調器、スポットサイズ変換素子などや、これらを集積
化した光半導体装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体レーザでは、SASレーザ(Se
lf−Aligned Structure Lase
r)と呼ばれる構造のレーザが広く用いられており、例
えば1989年、アプライド フィジックス レター、
第35巻、H.Nishi,et al.,“Self
−aligned structure InGaAs
P/InP DH lasers”,(Appl.Ph
ys.Lett.,35,232(1979)に記載の
ものをはじめとして、数多くの例がある。
【0003】このSASレーザ構造では、活性層はウェ
ハー全面に成長したままエッチングしないで用いるの
で、活性層にAlを含むレーザなどに適している。
【0004】以下、このSASレーザの製造方法につい
て、特開平5−299767号公報の内容に沿って、図
面を参照して詳細に説明する。
【0005】図9はこの種の従来のSASレーザの横断
面図である。
【0006】この製造方法においては、GaAs、In
GaAlPのエピタキシャル成長は、有機金属気相成長
法(以下、MOVPEと略記)で行う。MOVPEの原
料ガスは、トリメチルインジウム(以下、TMI)、ト
リメチルガリウム(以下、TMG)、トリメチルアルミ
ニウム(以下、TMAl)、アルシン(以下、As
3 )、フォスフィン(以下、PH3 )を用い、有機金
属は、水素のバブリングにより供給する。不純物ドーピ
ングについては、適宜、ジシラン(以下、Si
2 6 )、ジメチルジンク(以下、DMZn)を水素で
希釈したガスを用いる。
【0007】まず、表面の面方位が(100)のn型G
aAs基板101上に、n−GaAsバッファー層10
2を1μm成長した後、n−In0.48(Ga0.6 Al
0.4 0.52Pクラッド層203を1μm、In0.48(G
1-x Alx 0.52P層からなる活性層204、In
0.48(Ga0.6 Al0.4 0.52P第1光ガイド層209
を150nm、p−In0.48Ga0.52P第2光ガイド層
210を10nm成長する。
【0008】引き続き、n−In0.48(Ga0.3 Al
0.7 0.52P電流ブロック層212を1μm、p−In
0.48Ga0.52P保護層113を10nm成長する。この
p−In0.48Ga0.52P保護層113は、n−In0.48
(Ga0.3 Al0.7 0.52P電流ブロック層212の上
部表面が後の工程で大気中で酸化されるのを防ぐ機能を
持つ。
【0009】次に、シリコン酸化膜を全面に形成し、さ
らにその上にレジストを塗布する。フォトリソグラフィ
法によりレジストをストライプ状にパターニングし、バ
ッファード弗酸により、シリコン酸化膜をエッチングし
て開口する。このストライプ状に開口したシリコン酸化
膜をマスクとして、p−In0.48Ga0.52P保護層11
3、および、n−In0.48(Ga0.3 Al0.7 0.52
電流ブロック層212をエッチングして除去し、ストラ
イプ状の溝を形成する。エッチャントは、InGaPと
InGaAlPとで、選択性のあるものを用い、p−I
0.48Ga0.52P第2光ガイド層210はエッチングス
トッパ層として機能する。
【0010】次に、二酸化シリコン膜を除去後、p−I
0.48(Ga0.6 Al0.4 0.52Pクラッド層214を
前記ストライプ状の溝に埋込成長し、続いて、p+ −G
aAsコンタクト層115を成長する。
【0011】次に、表面電極16を蒸着法またはスパッ
タ法で形成する。続いて、ウェハーの厚さを100μm
程度に薄くする裏面研磨を行い、その後裏面電極17を
全面形成する。
【0012】このウェハーを共振器長300μm長に劈
開し、30%の反射率の前端面(出射面)コーティング
膜を施し、90%の反射率の後端面コーティング膜を形
成すれば、閾値電流20mA、スロープ効率0.7W/
Aの赤色半導体レーザ素子が得られる。ここでスロープ
効率は、発振後の注入電流に対する前端面から光出力の
増加率で定義される。
【0013】一方、図10は、中村らの1996年(平
成8年)春季 第43回応用物理学講演会 講演予稿集
27p−C−3で述べられている、0.98μm帯の
光で発振する埋込型半導体レーザの例である。この場合
は、半導体をウェットエッチングした後に、InGaP
混晶をブロック層として埋込成長する製造方法をとって
いるため、InGaPブロック層に著しい組成不均一が
生じ、その結果、格子定数の大きな不整合が生じて、素
子の劣化の原因となる。組成不均一が生じるのは、ウェ
ットエッチングで溝を形成した場合は、溝内に特定の結
晶面ができずあらゆる結晶方位が混在しているためであ
る。
【0014】このように、AlGaAsのように組成の
不均一が生じても格子不整合が起こらないような混晶を
埋込層に用いる場合を除いて、混晶をブロック層とする
半導体レーザは、ブロック層そのものを埋め込み成長す
るような構造は製造が難しい。
【0015】しかしながら、ブロック層の電流阻止能力
は、ブロック層の半導体のバンドギャップを大きくする
方が高くなり、低いリーク電流が得られる。また、光の
活性領域への閉じ込めを考えたときは、ブロック層の屈
折率を適切な値にすることがレーザ特性の向上に有効で
ある。こうした観点からブロック層に各種の混晶を用い
られるようにすることが切望されてきたところである。
SASレーザは、前述の通り、ブロック層が平坦面上に
形成される構造なのでたとえブロック層として混晶を採
用しても前述の埋込型レーザの場合のような格子不整合
の問題は生じない利点を有している。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
SASレーザの製造方法には以下のような問題があっ
た。
【0017】第1の問題点は、従来の技術において、ブ
ロック層除去後に露出される溝底部の幅、即ちブロック
層が除去された部分の下部に位置する活性層の幅を、再
現性良く、また均一性とも良く、制御して得るのが困難
なことである。その理由は、結晶成長されたブロック層
の層厚のウェハー面内のばらつき、および、ブロック層
をエッチングする際のオーバーエッチの程度により、ブ
ロック層のエッチング抜け幅がばらつくからである。S
ASレーザではこの溝底部の幅が半導体レーザの注入電
流密度、光閉じ込めにとって重要な実効的な活性層幅を
規定するため、閾値電流、スロープ効率などの光出力特
性の再現性、均一性、制御性が悪くなる。
【0018】第2の問題点は、Alを含むブロック層の
結晶をウェットエッチングするときに、ブロック層の結
晶を大気に露出するため、この上にできる再成長界面の
結晶性が悪くなり、半導体レーザの光出力特性の劣化、
信頼性の悪化をまねくという点である。
【0019】その理由は、Alと酸素は結合しやすく、
酸化したAlがあるブロック層上にクラッド層を成長し
ても、酸化されたAlの部分から結晶欠陥が発生するた
めである。従って、Alを含む混晶をブロック層として
採用することは困難で、従来のSASレーザはAlを含
む混晶をブロック層とする構造は、歩留り良く量産でき
ないという問題がある。
【0020】本発明の目的は、混晶をブロック層とする
SAS構造半導体レーザの製造において、活性層幅の制
御性、均一性、再現性を向上させ、量産する上で、平均
的に、低閾値電流化、高スロープ効率化を実現させるこ
とにある。
【0021】本発明の他の目的は、ブロック層混晶中の
Alの酸化を防止した信頼性の向上した構造の半導体レ
ーザを提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明の光半導体装置の
製造方法は、活性層に注入する電流を狭窄するAlを含
む化合物半導体混晶の電流ブロック層を有する光半導体
装置の製造方法において、前記電流ブロック層を選択成
長により平坦な結晶面上に形成し、前記電流ブロック層
の露出した表面上にAlを含まない化合物半導体混晶の
保護膜層を積層させる工程を含むことを特徴とするもの
である。
【0023】他の本発明の光半導体装置の製造方法は、
活性層に注入する電流を狭窄するAlを含む化合物半導
体混晶の電流ブロック層を有する光半導体装置の製造方
法において、平坦な結晶面上に成長阻止マスクを設ける
工程と、前記成長阻止マスクを形成した平坦な結晶面上
に有機金属気相成長法により選択成長を行い前記電流ブ
ロック層を形成し、前記電流ブロック層の露出した表面
上にAlを含まない化合物半導体混晶の保護膜層を積層
させる工程とを含むことを特徴とする。
【0024】さらに具体的には、第1導電型の半導体基
板上に第1導電型のクラッド層と、活性層と、前記活性
層より禁制帯幅が大きく屈折率が小さい第2導電型の光
ガイド層とを順次成長する工程と、前記光ガイド層上に
光の導波方向にストライプ状に延伸した成長阻止マスク
を形成する工程と、前記成長阻止マスクを形成した前記
光ガイド層上に第1導電型でAlを含む化合物半導体混
晶の電流ブロック層を選択成長する工程と、前記電流ブ
ロック層の露出した表面上にAlを含まない化合物半導
体混晶の保護膜層を積層させる工程と、前記成長阻止マ
スクを除去後、前記保護層で被われた前記電流ブロック
層と前記成長阻止マスクで覆われていた前記光ガイド層
の上に第2導電型のクラッド層を成長する工程とを含む
ことを特徴とする光半導体装置の製造方法である。
【0025】また、前記Alを含まない化合物半導体結
晶が3元以上の混晶であることを特徴とする光半導体装
置の製造方法をも提供するものである。
【0026】また別の本発明は、活性層に注入する電流
を狭窄する電流ブロック層を有する光半導体装置の製造
方法において、平坦な結晶面上に光の導波方向に沿って
幅を変化させたストライプ状の成長阻止マスクを設ける
工程と、前記成長阻止マスクを形成した平坦な結晶面上
に有機金属気相成長法により選択成長を行い前記電流ブ
ロック層を形成する工程と、前記成長阻止マスクのスト
ライプ幅が小さい部分に光の出射端面を形成する工程と
を含むことを特徴とする。
【0027】ここにおいて、前記成長阻止マスクのスト
ライプ幅が小さい部分に光の出射端面を形成する工程を
含む光半導体装置の製造方法、前記光半導体装置はII
I−V族化合物半導体もしくはII−VI族化合物半導
体からなることを特徴とする光半導体装置の製造方法、
前記成長阻止マスクは、誘電体膜からなることを特徴と
する光半導体装置の製造方法をも提供する。
【0028】また、本発明の光半導体装置は、第1導電
型の半導体基板上に順次積層された第1導電型のクラッ
ド層と活性層と前記活性層より禁制帯幅が大きく屈折率
が小さい第2導電型の光ガイド層と第1導電型でAlを
含む化合物半導体混晶の電流ブロック層とを有してお
り、前記電流ブロック層に光の導波方向に延伸し、か
つ、前記電流ブロック層の上面から前記光ガイド層まで
達する深さの溝が設けられており、前記電流ブロック層
の上面及び前記溝の側面に第2導電型でAlを含まない
化合物半導体混晶の保護層と、前記溝の底面と前記保護
層の上全面に第2導電型のクラッド層を有することを特
徴とする。また、前記溝の幅が光の導波方向に沿って変
化していることを特徴とする光半導体装置。あるいは、
前記溝の幅が光の出射端面において他の端面における幅
に比べて小さいことを特徴とする光半導体装置が得られ
る。
【0029】
【0030】電流ブロック層を選択成長により形成する
手法を用いると、活性層上の電流ブロック層の開口幅
は、二酸化シリコン膜をパターニングする精度で形成で
きるため、極めて精密に制御できる。このため、実効的
な活性層幅の作製を、優れた制御性、均一性、再現性で
実現することができる。
【0031】また、選択成長を(100)面上で行い、
また、成長阻止される部分が、1μmから6μmと極め
て狭いため、混晶を電流ブロック層としている場合も、
組成の面内での乱れ、ばらつきは、格子不整をもたらす
ほどにならない。従って、GaAs基板上のInGa
P、AlGaInPや、InP基板上のAlInAsの
ように、比較的バンドギャップの大きい混晶を電流ブロ
ック層として用いることができ、電流ブロック効果を高
めることができる。また、混晶の組成比を自由に選ぶこ
とにより、導波光の屈折率閉じ込めを最適に設計でき
る。
【0032】また、電流ブロック層をエッチングするこ
とが無いので、Alを含む電流ブロック層であっても、
選択成長の最後に、保護層を成長すれば、ブロック層の
側面も覆われAlが結晶表面に露出して、再成長界面の
結晶性が損なわれることもない。
【0033】以上により、閾値電流の低減、スロープ効
率の向上、最大光出力の向上、温度特性の向上、信頼性
の向上が達成されたSASレーザが得られる。
【0034】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0035】図1は、本発明の半導体レーザ構造と製造
方法を簡略に示した図である。
【0036】図1(A)を参照すると、まず、(10
0)面方位の一導電型半導体基板1上に、順次、一導電
型のバッファー層2、一導電型のクラッド層3、SCH
−歪MQW層4、他の導電型の第2光ガイド層9を全面
成長する。ここでMQWは、多重量子井戸(Multi
−Quantum Well)、SCHは、Separ
ate Confinement Heterostr
uctureの略である。SCH構造は光を閉じ込める
屈折率導波機能を有している。次に、フォトリソグラフ
ィ法により、誘電体膜11をストライプ状に幅1〜6μ
mで形成する。これを成長阻止マスクとして、一導電型
電流ブロック層12を0.4μm〜2μm厚、他の導電
型の保護層13を10nm以上、選択成長する。
【0037】次に、誘電体膜11を除去後、他導電型の
クラッド埋込層14、他導電型のコンタクト層15を結
晶成長して図1(B)に示すSASレーザ構造を得る。
【0038】最後に、表面電極16を形成し、続いて、
裏面研磨を行い、ウェハーの厚さを100μmとした
後、裏面電極17を全面に形成する。
【0039】以上の実施の形態において、半導体結晶と
しては、III族がIn、Ga、Alのいずれか1個ま
たは複数と、V族がAs、Pのいずれかまたは両方から
なる、III−V族化合物半導体結晶に適用できる。
【0040】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。
【0041】図2は本発明の光半導体装置の一実施例を
説明するための断面図であり、SASレーザの実施例を
示している。面方位(100)面のn型GaAs基板1
01上全面にn−GaAsバッファー層102を0.5
μm、n−Al0.33Ga0.67Asクラッド層103を2
μm、SCH−歪MQW層4を67nm、p−In0.48
Ga0.52P光ガイド層110を50nm形成した。図6
はSCH−歪MQW層4とその周辺のバンド図である。
この例では、6nmの厚さの1.7%圧縮歪In0.24
0.76Asウェル層106を2層有し、その間にGaA
sバリア層107を5nm配している。また、光閉じ込
め、キャリア閉じ込めのために、歪MQWをはさんで、
n−GaAsガイド層105と、GaAsガイド層10
8が、5nmずつ、さらにn側にn−In0.48Ga0.52
P光ガイド層109が40nmある。このSCH−歪M
QW層4は0.98μmの波長で発振するレーザ活性層
となる。
【0042】p−In0.48Ga0.52P光ガイド層110
は平坦であり、その上には、3μmの間隔を開けて、n
−In0.48Ga0.52P電流ブロック層112が厚さ1.
4μm、p−In0.48Ga0.52P保護層113が厚さ
0.15μm、両側に配置され、それらの上を覆う形
で、p−Al0.33Ga0.67Asクラッド埋込層114、
その上部にp+ −GaAsコンタクト層115が0.4
μmある。3μmの間隔で隔てられた電流ブロック層1
12の側面は、p−InGaP保護層113で覆われて
いる。
【0043】更に、上面を全面覆う表面電極116と、
n型GaAs基板101の下に、裏面電極117がある
構成となっている。
【0044】次に、本発明の一実施例として、製造方法
について、図3、図4、図5を参照して詳細に説明す
る。
【0045】図3を参照すると、まず最初に、表面の面
方位が(100)面のn型GaAs基板101の上に、
MOVPE法により、全面にn−GaAsバッファー層
102を0.5μm、n−Al0.33Ga0.67Asクラッ
ド層103を2μm、SCH−歪MQW層4を67n
m、p−In0.48Ga0.52P光ガイド層110を50n
m、順次成長する第1のMOVPE成長を行う。この中
のSCH−歪MQW層4は、図6のバンド図のように、
n−In0.48Ga0.52P光ガイド層109を40nm、
n−GaAsガイド層105を5nm、5nmの厚さの
GaAsバリア層107を挟んで2層の厚さ6nmの
1.7%圧縮歪In0.24Ga0.76Asウェル層106、
GaAsガイド層108を5nm、順次成長する。
【0046】MOVPEのIII族の原料ガスは、TM
I、TMGであり、V族の原料ガスは、AsH3 とPH
3 である。不純物ドーピングについては、適宜、Si2
6、DMZnガスを用いる。
【0047】p−In0.48Ga0.52P光ガイド層110
を成長して、第1のMOVPE成長が終わった後、シリ
コン酸化膜を150nmの厚さで全面形成し、フォトリ
ソグラフィとドライエッチングにより、3μm幅のスト
ライプ形状とする。シリコン酸化膜の代りにシリコン窒
化膜を用いても良い。
【0048】このシリコン酸化膜111を成長阻止マス
クとして、第2のMOVPE成長が行われる。図4のよ
うに、n−In0.48Ga0.52P電流ブロック層112を
1.4μm、p−In0.48Ga0.52P保護層113を
0.2μm順次選択成長する。p−In0.48Ga0.52
保護層113は、再成長界面にpn接合が形成されるこ
とを回避するために挿入する。
【0049】この選択成長は、3μm幅という非常に狭
い領域のみ成長を阻止し、かつ、(100)面上の成長
であるため、平坦面上の全面成長とほとんど同様に成長
することができる。ストライプの方向を[011]方向
としたときは、この選択成長の側面は、斜めに傾いた
(111)B面となる。
【0050】この選択成長の後、図5のように、シリコ
ン酸化膜111をバッファード弗酸等により除去し、上
部を埋め込む形で、p−Al0.33Ga0.67Asクラッド
埋込層114、その上部にp+ −GaAsコンタクト層
115を0.4μm成長する。
【0051】更に、上面を全面おおう表面電極116を
蒸着法やスパッタ法で形成して、100μm厚さに裏面
研磨を行い、n型GaAs基板101の下に、裏面電極
117を全面形成する。
【0052】このウェハーを共振器長500μm長に劈
開し、6%の反射率の前端面コーティング膜を施し、9
0%の反射率の後端面コーティング膜を形成して、光出
力特性を評価すると、閾値電流10mA、スロープ効率
1.0W/Aの半導体レーザが得られた。
【0053】また、p−In0.48Ga0.52P光ガイド層
110は、GaAsに格子整合するInGaAsP4元
混晶とすることもできる。図6で示したように、p−I
0.48Ga0.52P光ガイド層110は正孔の注入にとっ
て、障壁として作用するので、これをInGaAsPと
することによって、解消することができる。
【0054】また、以上の実施例では、発振波長が0.
98μm帯の半導体レーザにおいて、ブロック層にIn
GaP系を用いる場合を述べたが、InGaAsP/I
nP系の1.3〜1.6μm帯の半導体レーザで、In
GaAlAsまたは、InAlAsをブロック層とし
て、用いる場合にも適用できる。InAlAs混晶をブ
ロック層として用いるときの利点は、InGaAsP/
InPに対して、伝導帯のバンド不連続が大きいため、
有効質量の軽い電子を効果的にブロックすることができ
る点である。
【0055】次に、本発明の第2の実施例について図7
を参照して説明する。
【0056】第2の実施例は、第1の実施例をスポット
サイズ変換素子に適用したものである。図7は、このス
ポットサイズ変換素子の製造工程の途中の段階を示した
斜視図である。
【0057】レーザ光と光ファイバとの光結合効率を高
めるためには、低放射角のレーザが有効であり、そのた
めには、光の閉じ込めを共振器方向で変化させたスポッ
トサイズ変換素子が用いられる。この時、実効的な活性
層幅を、例えば0.4μm程度まで、狭めることが必要
であるが、このように狭い幅の溝をエッチングで形成す
るのは、制御性が全く不十分で、事実上、生産するのは
不可能と言ってよい。しかし、選択成長で作製するので
あれば、成長阻止マスクのパターニングの問題に帰着す
るため、なんら問題なく生産することが可能となる。
【0058】本発明の第2の実施例においては、第1の
MOVPE成長の方法は、第1の実施例と全く同様であ
る。即ち、第1のMOVPE成長は、n−GaAsバッ
ファー層102を0.5μm、n−Al0.33Ga0.67
sクラッド層103を2μm、SCH−歪MQW層4を
67nm、p−In0.48Ga0.52P光ガイド層110を
50nm、連続成長する。
【0059】この後のシリコン酸化膜111の形成が、
第1の実施例と異なり、図7のように、シリコン酸化膜
111のパターンは、幅3μmの部分が、300μmの
長さあり、その先、100μmの長さをかけて、0.4
μmの幅までテーパ状に狭まっている。このシリコン酸
化膜111を成長阻止マスクとして第2のMOVPE成
長を行い、n−In0.48Ga0.52P電流ブロック層11
2を1.4μm、p−In0.48Ga0.52P保護層113
を0.2μm選択成長する。
【0060】この選択成長の後、シリコン酸化膜111
をバッファード弗酸により除去し、上部を埋め込む形
で、p−Al0.33Ga0.67Asクラッド埋込層114、
その上部にp+ −GaAsコンタクト層115を0.4
μm成長する。この後の電極形成は、第1の実施例と同
様である。
【0061】このウェハーを400μmの長さに劈開
し、端面コーティングを施して、半導体レーザとする
と、電流ブロック層の開口幅を0.4μmとした方の端
面では、横方向の光閉じ込めが弱くなってスポットサイ
ズが大きくなるため低放射角のレーザ光が取り出せる。
放射角は、半値全幅で10°が得られ、モジュール化し
たときのファイバとの結合効率は、1dBと小さくする
ことができる。
【0062】次に、本発明の第3の実施例について図面
を参照して説明する。
【0063】前述の第1の実施例では、0.98μm帯
の発振波長をもつ半導体レーザについて述べたが、本実
施例は、従来技術の例として説明したものと同じ、赤色
の光を出す半導体レーザに関する。半導体レーザの構造
としては、従来の技術で述べたものとInGaP保護層
113の形状に違いがある。また、製造方法としては、
n−In0.48(Ga0.3 Al0.7 0.52P電流ブロック
層212の形状の形成を、エッチングで行うか、選択成
長で行うかの違いがある。
【0064】図8を参照すると、まず、最初に、表面の
面方位が(100)面のn型GaAs基板101上に、
n−GaAsバッファー層102を1μmを成長した
後、n−In0.48(Ga0.6 Al0.4 0.52Pクラッド
層203を1μm、In0.48(Ga1-x Alx 0.52
層からなる活性層204、In0.48(Ga0.6
0.40.52P第1光ガイド層209を150nm、p
−In0.48Ga0.52P第2光ガイド層110を10nm
成長する。
【0065】次に、図示しないシリコン酸化膜を全面に
形成し、フォトリソグラフィ法によりレジストをストラ
イプ状にパターニングし、ドライエッチにより、シリコ
ン酸化膜をエッチングする。この結果として、幅3μm
のストライプ状にシリコン酸化膜が形成される。これを
成長阻止マスクとして、n−In0.48(Ga0.3 Al
0.7 0.52P電流ブロック層212を1μm、および、
その上部にp−In0.48Ga0.52P保護層113を50
nm、MOVPE法により選択成長する。このp−In
0.48Ga0.52P保護層113は、n−In0.48(Ga
0.3 Al0.7 0.52P電流ブロック層212の上部が表
面酸化されるのを防ぐ機能を持つが、斜面上にも10n
m厚さで成長するため、すべての表面で再成長界面の酸
化を防止することができる。
【0066】次に、二酸化シリコン膜を除去して、p−
In0.48(Ga0.6 Al0.4 0.52Pクラッド層214
を埋込成長し、続いて、p+ −GaAsコンタクト層1
15を成長する。
【0067】次に、表面電極16を蒸着法やスパッタ法
で形成する。続いて、ウェハーの厚さを100μmとす
る裏面研磨を行い、裏面電極17を全面形成する。
【0068】このウェハーを共振器長300μm長に劈
開し、30%の反射率の前端面コーティング膜を施し、
90%の反射率の後端面コーティング膜を形成したとこ
ろ、閾値電流15mA、スロープ効率0.8W/Aの半
導体レーザ素子が得られた。
【0069】この第3の実施例によれば、ブロック層が
Alを含む混晶であっても、選択成長時に自己整合的に
その表面がAlを含まないInGaP保護層によって覆
われる。このため、ブロック層がその後の工程での酸化
から保護されるという効果を発揮する。
【0070】尚、以上の実施例では成長阻止マスクとし
て誘電体膜、特にシリコン酸化膜を用いたが、これはシ
リコン窒化膜や、シリコンオキシナイトライド膜であっ
ても良い。またこれらの誘電体膜の成膜には、化学気相
成長法、スパッタ法等を用いれば良いが、他の方法でも
良いことは勿論である。
【0071】又、以上の実施例では、III−V族化合
物半導体を例にとったが、II−VI族化合物半導体で
あっても、さらには、III−V族、II−VI族の複
合した化合物半導体であっても良い。
【0072】
【発明の効果】本発明の製造方法の第1の効果は、半導
体レーザの実効的な活性層幅を、均一性良く、制御性良
く、かつ再現性良く、製造できるため、良好な光出力特
性が安定に得られるようになった。閾値電流や、スロー
プ効率のばらつきは、従来の半分に減少した。このよう
にばらつきが減少するため、活性層幅は最適設計値に正
確に制御でき、閾値電流や、スロープ効率の特性は、平
均値として、約10%向上した。
【0073】その理由は、実効的な活性層幅が、誘電体
膜のパターニング精度により決定されるため、±0.2
μm以内のばらつきに抑え込めるためである。
【0074】第2の効果は、電流ブロック層にAlを含
む混晶を用いた場合でも素子の信頼性が向上し、10万
時間以上の寿命が安定して得られるようになったことで
ある。
【0075】これは、ウェットエッチングを用いないた
め、Alを大気に露出する工程がない為である。Alを
含む結晶が大気にさらされると、表面が酸化し、これが
結晶欠陥の増殖の源となるため、これを避けることが、
信頼度確保のための肝要なのである。本発明により、電
流ブロック層にAlを含む混晶を採用したSASレーザ
構造が現実のものとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光半導体装置の一実施の形態を示す工
程図。
【図2】本発明の光半導体装置の一実施例を示す断面
図。
【図3】本発明の光半導体装置の製造方法の一実施例の
工程図。
【図4】図3の次工程図。
【図5】図4の次工程図。
【図6】本発明の光半導体装置のバンド図。
【図7】本発明の光半導体装置の製造方法の第二の実施
例の製造工程を説明する斜視図。
【図8】本発明の第三の実施例を示す断面図。
【図9】従来の半導体レーザを示す断面図。
【図10】他の従来の半導体レーザを示す断面図。
【符号の説明】
1 n型基板 2 n−バッファー層 3 n−クラッド層 4 SCH−歪MQW層 10 p−光ガイド層 11 誘電体膜 12 n−電流ブロック層 13 p−保護層 14 p−クラッド埋込層 15 p+ −コンタクト層 16 表面電極 17 裏面電極 101 n型GaAs基板 102 n−GaAsバッファー層 103 n−Al0.33Ga0.67Asクラッド層 105 n−GaAsガイド層 106 圧縮歪In0.24Ga0.76Asウェル層 107 GaAsバリア層 108 GaAsガイド層 109 n−In0.48Ga0.52P光ガイド層 110 p−In0.48Ga0.52P光ガイド層 111 シリコン酸化膜 112 n−In0.48Ga0.52P電流ブロック層 113 p−In0.48Ga0.52P保護層 114 p−Al0.33Ga0.67Asクラッド埋込層 115 p+ −GaAsコンタクト層 203 n−In0.48(Ga0.6 Al0.4 0.52Pク
ラッド層 204 In0.48(Ga1-x Alx 0.52P層からな
る活性層 208 In0.48(Ga0.6 Al0.4 0.52P第1光
ガイド層 210 p−In0.5 Ga0.5 P第2光ガイド層 212 n−In0.48(Ga0.3 Al0.7 0.52P電
流ブロック層 214 p−In0.48(Ga0.6 Al0.4 0.52Pク
ラッド層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01S 5/00

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 活性層に注入する電流を狭窄するAlを
    含む化合物半導体混晶の電流ブロック層を有する光半導
    体装置の製造方法において、前記電流ブロック層を選択
    成長により平坦な結晶面上に形成し、前記電流ブロック
    層の露出した表面上にAlを含まない化合物半導体混晶
    の保護膜層を積層させる工程を含むことを特徴とする光
    半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 活性層に注入する電流を狭窄するAlを
    含む化合物半導体混晶の電流ブロック層を有する光半導
    体装置の製造方法において、平坦な結晶面上に成長阻止
    マスクを設ける工程と、前記成長阻止マスクを形成した
    平坦な結晶面上に有機金属気相成長法により選択成長を
    行い前記電流ブロック層を形成し、前記電流ブロック層
    の露出した表面上にAlを含まない化合物半導体混晶の
    保護膜層を積層させる工程とを含むことを特徴とする光
    半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 第1導電型の半導体基板上に第1導電型
    のクラッド層と、活性層と、前記活性層より禁制帯幅が
    大きく屈折率が小さい第2導電型の光ガイド層とを順次
    成長する工程と、前記光ガイド層上に光の導波方向にス
    トライプ状に延伸した成長阻止マスクを形成する工程
    と、前記成長阻止マスクを形成した前記光ガイド層上に
    第1導電型でAlを含む化合物半導体混晶の電流ブロッ
    ク層を選択成長する工程と、前記電流ブロック層の露出
    した表面上にAlを含まない化合物半導体混晶の保護膜
    層を積層させる工程と、前記成長阻止マスクを除去後、
    前記保護層で被われた前記電流ブロック層と前記成長阻
    止マスクで覆われていた前記光ガイド層の上に第2導電
    型のクラッド層を成長する工程とを含むことを特徴とす
    る光半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記Alを含まない化合物半導体結晶が
    3元以上の混晶であることを特徴とする請求項3記載の
    光半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 活性層に注入する電流を狭窄する電流ブ
    ロック層を有する光半導体装置の製造方法において、平
    坦な結晶面上に光の導波方向に沿って幅を変化させたス
    トライプ状の成長阻止マスクを設ける工程と、前記成長
    阻止マスクを形成した平坦な結晶面上に有機金属気相成
    長法により選択成長を行い前記電流ブロック層を形成す
    る工程と、前記成長阻止マスクのストライプ幅が小さい
    部分に光の 出射端面を形成する工程とを含むことを特徴
    とする光半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記光半導体装置はIII−V族化合物
    半導体もしくはII−VI族化合物半導体からなること
    を特徴とする請求項1ないし5記載の光半導体装置の製
    造方法。
  7. 【請求項7】 前記成長阻止マスクは、誘電体膜からな
    ることを特徴とする請求項1ないし6記載の光半導体装
    置の製造方法。
  8. 【請求項8】 第1導電型の半導体基板上に順次積層さ
    れた第1導電型のクラッド層と活性層と前記活性層より
    禁制帯幅が大きく屈折率が小さい第2導電型の光ガイド
    層と第1導電型でAlを含む化合物半導体混晶の電流ブ
    ロック層とを有しており、前記電流ブロック層に光の導
    波方向に延伸し、かつ、前記電流ブロック層の上面から
    前記光ガイド層まで達する深さの溝が設けられており、
    前記電流ブロック層の上面及び前記溝の側面に第2導電
    型でAlを含まない化合物半導体混晶の保護層と、前記
    溝の底面と前記保護層の上全面に第2導電型のクラッド
    層を有することを特徴とする光半導体装置。
  9. 【請求項9】 前記溝の幅が光の導波方向に沿って変化
    していることを特徴とする請求項8記載の光半導体装
    置。
  10. 【請求項10】 前記溝の幅が光の出射端面において他
    の端面における幅に比べて小さいことを特徴とする請求
    項8乃至9記載の光半導体装置。
  11. 【請求項11】 第1導電型の半導体基板上に第1導電
    型のクラッド層と、活性層と、前記活性層より禁制帯幅
    が大きく屈折率が小さい第2導電型の光ガイド層とを順
    次成長する工程と、前記光ガイド層上に光の導波方向に
    ストライプ状に延伸した成長阻止マスクを形成する工程
    と、前記成長阻止マスクを形成した前記光ガイド層上に
    第1導電型の電流ブロック層を選択成長する工程と、前
    記成長阻止マスクを用いて前記電流ブロック層の露出し
    た表面上に第2導電型の保護膜層を選択成長する工程
    と、前記成長阻止マスクを除去後、前記保護層で被われ
    た前記電流ブロック層と前記成長阻止マスクで覆われて
    いた前記光ガイド層の上に第2導電型のクラッド層を成
    長する工程とを含むことを特徴とする光半導体装置の製
    造方法。
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