JP3021974B2 - 空気圧作動バルブ - Google Patents

空気圧作動バルブ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は流体輸送ラインに用いら
れる空気圧作動バルブに係り、さらに詳細には、弁の開
閉状態を指示するための電気信号を非接触構造によって
導出可能にすると共に、アクチュエーターを作動させる
ための圧縮空気の切替を行う電磁弁がマニホールドブロ
ックを介して直接アクチュエーターに装着された空気圧
作動バルブに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気圧作動バルブにおいては、図
8に示すように、弁の開閉状態を指示する方法として、
エアーシリンダー61内に摺動自在に装着されたピスト
ン62の上部に一体的に設けられたインジケーターロッ
ド63が、ボンネット64を貫通して外部にまで突設さ
れており、ピストン62の上下動に伴う弁体65の開閉
状態を、ピストン62に連動するインジケーターロッド
63の上下動を外部から確認することで行なわれてい
る。
【0003】また、空気圧式アクチュエーターを作動さ
せるための圧縮空気の切替を行うために、電磁弁等(図
示せず)を使用するが、従来はこれらの制御機器が分離
独立して設けられエアーホース66及び67でアクチュ
エーターに接続されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の技術では、
弁外部にインジケーターロッドが突設されているので特
に粉塵等の多い環境で使用した場合、摺動部に異物をか
み込んでOリングを損傷し、インジケーターロッドすな
わちピストンの作動に支障をきたす場合がある。
【0005】また、特に空気圧作動バルブが好んで使用
される分野に半導体製造プロセスがあるが、このような
極端に清浄度が要求される環境下では、前記摺動部が外
気と接触する構造は好ましくない。なぜならば、Oリン
グとインジケーターロッドとの摺動によって塵が発生し
クリーンルームの清浄度を極端に低下させる可能性があ
るからである。
【0006】また、開閉信号を導出する場合は、前記イ
ンジケーターロッドの先端にリミットスイッチを当接可
能に配設し、該インジケーターロッドの上下動によって
リミットスイッチをオンオフするよう構成されている。
しかしながら、リミットスイッチを使用する場合にはイ
ンジケーターロッドの移動距離に応じてリミットスイッ
チが確実に作動するようにその取り付け位置を調整する
必要があり非常に面倒である。これと共に、配管の長期
間にわたる振動等で該取り付け位置がずれて確実に作動
しなくなるなどの不安もある。また、基本的に機械的駆
動部を有する手段であるから前記した塵発生の問題が生
じることはいうまでもない。
【0007】さらにまた、電磁弁等の制御機器が分離独
立して設けてあると、配管とは別に独立したブラケット
等を配設し、該ブラケットに電磁弁及びまたは減圧弁等
の制御機器を取りつけたマニホールドブロックを装着し
てエアー配管によってアクチュエーターに接続する必要
がある。したがって、弁装置として大型化するとともに
アクチュエーターまで最低2本のエアーホースが配管さ
れるので弁装置周りの配管が非常に複雑化する。かかる
状態は、特に半導体製造ラインの装置内配管の様に空間
的に制限を受ける場所に使用する場合、致命的な欠点と
なる。
【0008】また、弁装置のメンテナンスの際、現場で
電磁弁を手動操作してバルブの開閉操作を行う必要があ
るが、弁装置と電磁弁とが離れていると作業が困難であ
る。
【0009】本発明は、以上のような従来技術の問題点
を解決するためになされたもので、その目的とするとこ
ろは、(1)弁本体外部に摺動部分等を有しない非接触
型の開閉信号導出手段を具備し(2)バルブのアクチュ
エーターに少なくとも電磁弁がエアー配管なしに直接接
続された、清浄度の高い、極めてコンパクトで且つメン
テナンス等の作業が容易に行える空気圧作動バルブを提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の空気圧作動バルブの構成は、弁本体の上部に
空気圧式アクチュエーターが取りつけられた空気圧作動
バルブにおいて、該アクチュエーターは弁体に連結され
たピストンロッドとピストンとを上下動自在に支持した
エアーシリンダーと、該エアーシリンダー上部に取りつ
けられたボンネットとを具備し、また該ピストン上部に
は磁石が装着され、該磁石に対応したボンネットの外部
に、該磁石の磁力を感知して電気信号を導出する磁気セ
ンサーが装着され、さらに該アクチュエーターには電磁
弁と、前記アクチュエーターを作動させるための圧縮空
気の吸気及び排気の切替えを行う圧縮空気の流路を配設
した減圧弁と、スピードコントローラーとが取付けられ
たマニホルドブロックが装着されていることを特徴とす
るものである。
【0011】なお、本発明の空気圧作動バルブの材質は
金属でもプラスチックスでも良く特に限定されるもので
はない。また、弁部の構造は、ダイヤフラム弁形式やベ
ローズ弁形式あるいはその他のピストン弁形式等いずれ
でも良く特に限定されない。
【0012】
【作用】上記の構成からなる本発明の空気圧作動バルブ
はその開放状態にある時、流体が流路の入口側から弁体
と弁本体とで形成される弁室を経て出口流路へと流出す
る。この時弁体を空気圧式アクチュエーターからの駆動
力によって下方へ移動させると、弁体は弁本体の弁座に
当接しさらに押圧されるので、流体の流れはここで止め
られ弁は閉止状態となる。また、これと逆の作用で弁体
が上方に移動されると弁は再び開状態となる。このよう
にして、弁の開閉が行われる。
【0013】上記弁の開閉の際の開閉信号の導出は次の
ように行われる。空気圧式アクチュエーターの作動によ
るピストンの上下動に連動してピストンの上部に装着さ
れた磁石も上下動する。磁石に対応したボンネットの外
部には磁気センサーが装着されているので、該磁気セン
サーは前記磁石の上下動によってその磁力の強弱の作用
を受ける。磁気センサーは磁力が強となれば通電状態と
なり、逆に磁力が弱となれば電流が遮断される。このよ
うなオンオフの電気信号がピストンの上下動すなわち弁
の開閉に応じて導出される。
【0014】
【実施例】図1は本発明の一実施例であるプラスチック
製空気圧作動バルブの開状態を示す要部縦断面図であ
る。
【0015】図において1はストップ弁型弁本体(以下
本体と称する)であり、内部に設けられた隔壁2により
入口流路3と出口流路4とが隔離されると共に該流路3
及び4とが湾曲された流路となるよう構成されている。
5は隔壁2に設けられ入口流路3と出口流路4とを連通
する開口部である。6は隔壁2すなわち開口部5の周囲
に一体的に設けられ上方に向かって突き出た形状を有す
る環状弁座である。7は弁本体上部に設けられた環状溝
であり、8は環状溝7の内側に設けられた平坦部であ
る。さらに平坦部8から環状弁座6までの隔壁2の上面
は該平坦部8よりも下方に位置するよう形成されてい
る。
【0016】9はPTFE製のダイヤフラムであり、中
央部に弁体10、弁体10の周縁に膜部11、膜部11
に連続して円盤上の周縁部12が設けられており、さら
に周縁部12の下方には断面矩形の環状嵌合部13が一
体的に形成されている。また弁体10の上面にはねじ部
14が突設されており、該ねじ部14はピストンロッド
16に螺合固定されている。さらに、環状嵌合部13は
本体1の環状溝7に嵌合固定され、周縁部12は上方か
ら筒状エアーシリンダー20の突起部23によって押圧
されている。したがって、周縁部12及び環状嵌合部1
3は本体1とエアーシリンダー20とによって挟持固定
され、周縁部12の下面12aは前記本体平坦部8に、
環状嵌合部13の両側面は環状溝7の内側面にそれぞれ
密着固定されている。
【0017】15はピストンであり、その軸線上の下方
にはピストンロッド16が、また上方にはインジケータ
ーロッド17が一体的に設けられており、エアーシリン
ダー20内にOリング18を介して摺動自在に装着され
ている。また、ピストンロッド16はその下方に雌ねじ
部が設けられ前記ダイヤフラムのねじ部14が螺合固定
されており、インジケーターロッド17の上端部には円
柱上の磁石19が埋め込まれた状態で装着されている。
筒状エアーシリンダー20の中央軸線上には前記ピスト
ンロッド16をOリング21を介して摺動自在に支持し
ている開口部22が設けられている。また、その下端面
には前記ダイヤフラム周縁部12を上部から押圧するた
めの突起部23が設けられると共に、該突起部23の中
央軸線上にはダイヤフラムの弁体10の上部を収納する
ための断面御椀型に穿設された空間24が設けられてい
る。
【0018】25はエアーシリンダー20の側面に設け
られエアーシリンダー20の内部と外部とを連通する第
2給排ポートである。27はエアーシリンダー20の上
部にOリング28を介して固定されているボンネットで
あって、その内部には中央軸線上に下方に伸びた筒状の
ストッパー29が設けられ、側面にはボンネット27の
内部と外部とを連通する第1給排ポート30が設けられ
ている。なお、本実施例においてはボンネット27は透
明のポリサルフォンで製作されている。
【0019】31はボンネット27、エアーシリンダー
20及びピストン15とで形成される第1圧力室であ
る。32はピストン15とエアーシリンダー20とで形
成される第2圧力室である。33は磁気センサーであっ
て、磁石19と対応したボンネット27の外部にケース
34に装着されビス35によって固定されている。
【0020】以下の構成は図2〜図7にしたがって説明
する。図2は本実施例の空気圧作動バルブの外部に装着
された部品の分解図がバルブ本体と共に斜視図にて示さ
れたものである。図3は図2の組立斜視図であり、図4
〜図6はそれぞれ図2中矢印A,B及びCで示された方
向から見た場合の側面図である。図7は圧縮空気がアク
チュエーターに接続されるまでの工程を示した空気回路
図である。
【0021】図2において、36はマニホールドブロッ
クであり、内部に圧縮空気の流路(図示せず)が設けら
れその右側面にはポート101〜104が開口してお
り、さらに該側面にはポート101〜104がそれぞれ
電磁弁37に開口しているポート201〜204(図
5)と接続されるよう該電磁弁37がゴムシート38を
介してビス39によって装着固定されている。電磁弁3
7は4ポート型であり、下方に弁の操作電流を供給する
電線37aが接続されている。また、マニホールドブロ
ック36の上面には排出ポート301が設けられ、該排
出ポート301にはサイレンサー付きスピードコントロ
ーラー40が螺合固定されている。さらに、マニホール
ドブロック36の左側面には、圧縮空気供給のためのエ
アーホース41が接続されたフィルター付き減圧弁42
が、該減圧弁42に設けられた供給ポート401と前記
マニホールドブロック左側面に設けられたポート501
(図4)に接続されるよう連結部材43及びOリング4
4,45を介して連結され、固定部材46及び47によ
って固定されている。
【0022】また、マニホールドブロック36の裏面
(図6)には給排ポート630及び625が設けられ、
これらの給排ポートはそれぞれ前記したアクチュエータ
ーの第1給排ポート30及び第2給排ポート25に接続
されるようゴムシート48、ベースブロック49及びO
リング50,51を介してアクチュエーターに装着さ
れ、ビス52によって固定されている。なお、ビス53
はベースブロック49をゴムシート48を介してマニホ
ールドブロック36に固定させるために使用されてい
る。また、詳細は省略するが、ベースブロック49には
前記ポート630及び625をそれぞれ第1給排ポート
30及び第2給排ポート25に接続できるよう圧縮空気
の流路が形成されていることはいうまでもない。
【0023】上記の構成からなる本実施例の空気圧作動
バルブの作動は次のとおりである。図1において、流体
は入口流路3から開口部5を通過してダイヤフラム9と
本体1とで形成される弁室26を経て出口流路4へと流
出する。弁室26に達した流体はその圧力の作用により
ダイヤフラム周縁部12及び環状嵌合部13と本体1と
のクリアランスを通過してバルブ外部へと流出しようと
する。しかし、周縁部12及び環状嵌合部13はエアー
シリンダー20の突起部23によって本体1の環状溝7
及び平坦部8に密接に挟持固定されているので、流体の
バルブ外部への流出は阻止される。
【0024】次に、弁の開閉作用は次の様に行われる。
第1給排ポート30から圧縮空気が第1圧力室31内に
供給されると、該圧縮空気の作用によりピストン15及
びピストンロッド16は下方へと移動させられ、それに
連動して弁体10も下方に移動して本体環状弁座6に当
接し、さらに押圧させられる。したがって、流路はここ
で完全に遮断され弁は閉状態となる。また、これとは逆
に第2給排ポート25から圧縮空気を第2圧力室32内
に供給すると、該圧縮空気の作用によりピストン15、
ピストンロッド16及び弁体10は上方へ移動し弁は再
び開状態となる。このようにして弁の開閉が行われる。
このとき、Oリング18,21及び28は前記圧縮空気
が第1または第2圧力室以外にリークしないよう作用す
る。
【0025】また、このような弁の開閉作用の際、第1
給排ポート30から圧縮空気が供給される場合には第2
給排ポート25が排気の作用をし、逆に第2給排ポート
25から該空気が供給される場合には第1給排ポート3
0が排気の作用をすることはいうまでもなく、これら第
1及び第2給排ポートの給排の切替は電磁弁37(図
2)によって行われる。この電磁弁の作用と圧縮空気の
アクチュエーター外部での流れを図7にしたがって簡単
に説明する。
【0026】図において、エアーホース41を通過して
フィルター付き減圧弁42に達した圧縮空気は、ここで
浄化及び圧力調整されポート401からポート501,
103,203,202,102,625、第2給排ポ
ート25を経て第2圧力室32へと供給される。したが
って、ピストン15及びピストンロッド16は上方へ移
動させられ弁は開状態となる。このとき、第1圧力室3
1内の空気は第1給排ポート30からポート630,1
04,204,201,101,301、サイレンサー
付きスピードコントローラー40を経て外部へと排出さ
れる。
【0027】このとき、サイレンサー付きスピードコン
トローラー40は、圧縮空気の排出スピードを適度に調
節すると共に、排気音を消音する様作用する。
【0028】次に、電磁弁が作動してポートが203と
204、202と201とに連通する様切り替わった場
合、圧縮空気はポート203,204,104,63
0、第1給排ポート30を経て第1圧力室31に供給さ
れるので、ピストン15及びピストンロッド16とは下
方に移動し、弁は閉状態となる。このとき、第2圧力室
32内部の空気は第2給排ポート25からポート62
5,102,202,201,101,301、サイレ
ンサー付きスピードコントローラー40を経て外部へと
排出される。このような電磁弁の切替動作によって圧縮
空気のアクチュエーターへの給排が切り替わり、弁の開
閉が行われる。
【0029】次に、上記した弁の開閉状態を指示する電
気信号の導出を図2に従って説明する。図において、ピ
ストン15及びインジケーターロッド17が上方に移動
し弁が開状態になると、磁石19と磁気センサ33との
距離は最小となり、磁力は強となる。磁気センサー33
はその磁力の作用で通電状態となり、弁が開状態である
ことを外部に指示する。また、逆にピストン15及びイ
ンジケーターロッド17が下方に移動し弁が閉状態にな
ると、磁石19と磁気センサー33との距離は最大とな
り、磁力は小となる。磁気センサー33はその磁力の作
用を受けて電流を遮断するので、弁が閉状態であること
を外部に指示することができる。このように、弁の開閉
に伴う磁石19の上下動によって磁気センサー33は電
流をオンオフさせるので、弁の開閉状態に対応した電気
信号を導出することができる。
【0030】磁気センサー33は上記した電気的手段で
外部に弁の開閉状態を指示する必要がない場合にはビス
35を外すことによってボンネット27から取り外され
る。但しこの場合でも、ボンネット27は透明材料で製
作されているから内部のインジケーターロッド17の位
置を目視することによって弁の開閉状態を容易に確認す
ることができる。あるいは、本実施例では実施していな
いが、エアーシリンダー20を透明材料で製作し、内部
のピストン15の位置を確認することによっても同様の
効果を得ることができる。このようにボンネット27及
び、またはエアーシリンダー20を透明にすることで、
現場でも簡単に弁の開閉状態を確認でき、しかも外気と
接触するような摺動部を設ける必要もない。
【0031】次に、センサー33は遠隔地等に開閉信号
を伝送する必要が生じた場合には前記と逆の要領でボン
ネット27にビス35によって固定され、開閉信号を導
出することができる。このとき、該センサー33及び磁
石19は非接触であるから面倒な位置調整の必要もなく
簡便である。
【0032】なお、本実施例では弁部がダイヤフラムで
ある空気圧作動バルブを挙げたが、これに限定されるも
のではなくベローズタイプやピストン弁タイプでも良い
ことはいうまでもない。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の空気圧作
動バルブを使用することにより、ごみなどの作用で弁の
作動に支障をきたすことのない、また塵の発生等が全く
ない極めて信頼性の高いクリーンな開閉信号の導出が可
能となる。また、開閉信号の導出手段が非接触構造で且
つ磁気的手段であるため、センサー部を非常にコンパク
トにしかも極めて低価格で製作できると共に、面倒な位
置調整を行う必要がなく現場での着脱も簡単に行える。
【0034】さらに、弁装置と電磁弁とをエアー配管な
しに直接装着できるので製品の組立工数が減って生産性
が上がりコストダウンを計ることができる。と同時に、
非常にコンパクトに構成できるので装置内配管などの配
管スペースを極端に制限される場合にも無理なく適用で
きる。また、電磁弁が弁装置に一体化されているので、
手動による開閉操作が極めて容易であり、メンテナンス
作業が極めて簡便に行えるなど大きな効果を得ることが
できる。さらにまた、マニホルドブロックには電磁弁と
作動空気の切替えを行う流路を配設した減圧弁とスピー
ドコントローラーとの3者を組込んでいるため、マニホ
ルドブロックのこれら付属器具のための取付け台の設置
やエアー配管の取付け等の加工や施工作業が必要でなく
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかわる空気圧作動バルブの一実施例
を示す開状態の要部縦断面図である。
【図2】図1に示された空気圧作動バルブの分解斜視図
である。
【図3】図2に示された空気圧作動バルブの組立斜視図
である。
【図4】図2中のマニホールドブロック36をA方向か
ら見た側面図である。
【図5】図2中の電磁弁37をB方向から見た側面図で
ある。
【図6】図2中のマニホールドブロック36をC方向か
ら見た側面図である。
【図7】圧縮空気の流れを示した空気回路図である。
【図8】従来の空気圧作動バルブを示す開状態の要部縦
断面図である。
【符号の説明】
1…本体 9…ダイヤフラム 10…弁体 15…ピストン 16…ピストンロッド 17…インジケーターロッド 19…磁石 20…エアーシリンダー 26…弁室 27…ボンネット 31…第1圧力室 32…第2圧力室 33…磁気センサ 36…マニホールドブロック 37…電磁弁 40…サイレンサー付きスピードコントローラー 42…フィルター付き減圧弁 101,102,103,104…ポート 201,202,203,204…ポート 501…ポート 625,630…給排ポート
フロントページの続き (56)参考文献 実開 平1−124480(JP,U) 実開 平2−14877(JP,U) 実開 昭63−45475(JP,U) 実開 昭62−77379(JP,U) 実開 昭62−102078(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16K 31/122 F16K 37/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁本体の上部に空気圧式アクチュエータ
    ーが取りつけられた空気圧作動バルブにおいて、該アク
    チュエーターは弁体に連結されたピストンロッドとピス
    トンとを上下動自在に支持したエアーシリンダーと、該
    エアーシリンダー上部に取りつけられたボンネットとを
    具備し、また該ピストン上部には磁石が装着され、該磁
    石に対応したボンネットの外部に、該磁石の磁力を感知
    して電気信号を導出する磁気センサーが装着され、さら
    に該アクチュエーターには、電磁弁と、前記アクチュエ
    ーターを作動させるための圧縮空気の吸気及び排気の切
    替えを行う圧縮空気の流路を配設した減圧弁と、スピー
    ドコントローラーとが取付けられたマニホルドブロック
    が装着されていることを特徴とする空気圧作動バルブ。
  2. 【請求項2】 請求項1の空気圧作動バルブにおいて、
    ボンネット及びエアーシリンダーの少なくとも一方が透
    明材料からなることを特徴とする空気圧作動バルブ。
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