JP3021630U - コンピュータセット内のメモリカード・コネクタと用いる案内および保護ハウジング - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 メモリカードを保護し、容易に押入する。 【構成】 コンピュータケースのバックパネル１２に装
着されたハウジング１０は、メモリカード・コネクタ４
０のレール溝と対応した２本の相対する支持アームを介
してメモリカード・コネクタ４０と整合している。ハウ
ジング１０の頂部及び底部の正面部分中をくぼませるこ
とにより、コンピュータケースに対してのメモリカード
１００の出し入れの際そのようなメモリカード１００の
後方部分をつかみ易くしてある。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案はメモリカード・コネクタの組立てに関するものであり、特に内部メモ リカード・コネクタを内蔵するべくコンピュータケースのバックパネル上に装着 される案内および保護ハウジングに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

メモリカードは最近コンピュータ産業において広く用いられている。一般的に はそのようなメモリカードをコンピュータセットと共に用いるやり方には２つの 方法がある。１つの方法は簡単タイプのものであり、メモリカードをして内部の 対応するメモリカード・コネクタに出し入れを直接手動にて行なうことを許容す る方法である。もう１つの方法はレバー連結タイプのものであり、これは挿入さ れたメモリカードをしてエジェクタ底部をわきにどけるよう押圧することで引出 し可能とするやり方である。前者の方法については米国特許番号４９５５８１７ 、５１７６５２３、５２３４３５１、５２８８２４７、５２９０１７４、５２９ ７９６６、５３０８２５１および５３１５４７８を参照することが出来、後者の 方法については同じく４８１０２００、４８４３２２１、４５９２１６１、５０ １１４２０、５０２６２９６、５０３３９７２、５０５１１０１、５１３９４３ ５、５１４５３８９、５１４９２７６、５１５２６９７、５１６１９８９、５１ ９７８９４、５２８６２１４、５２９９９４６および５３０４０７０を参照する ことが出来る。

【０００３】 ありていに言うならば、後者の方が排出機構が付設されているが故に、メモリ カードをメモリカード・コネクタから引き出そうとする場合ユーザにとっては前 者よりも便利な方法かも知れない。しかしながら、そのような排出レバーは時と して信頼性に欠け、繰返し使用した後には故障することがあり、挿入されたメモ リカードが対応するコネクタの内側に詰まって動けなくなる可能性がある。この 状況を防止するために、コンピュータケースのバックパネル内側に装備される排 出タイプのメモリカードコネクタは挿入メモリカードに関してその挿入長手方向 長さを少し短かくすることにより、メモリカードの後方部分が図１に示すように コンピュータケースのバックパネルから突出するようにされている。かくしてメ モリカードの後方部分を直接手でつまむことにより、そのような故障の事態の時 、挿入メモリカード１００はコンピュータケース内の対応するコネクタから引出 してやることが可能となる。理解されるように、殆んどの前者のタイプのものす なわち排出機構を持たないタイプのメモリカード・コネクタもまた操作を容易に するためにこの特徴を含んでいる。このような道具立てにおいて不具合な点は挿 入されたメモリカードのそのような露出された後方部分は予期せぬ物体と不意に ぶつかり、カードの変形および（または）伝達された力によりしばしばメモリカ ードおよび対応するメモリカード・コネクタ間の相互接続が損なわれる可能性を 有しているという点である。

【０００４】 したがって、本考案の目的は付加的ハウジングにして、メモリカードの突出す る後方部分を外側からの衝突より保護出来るばかりでなく、メモリカードを内側 メモリカード・コネクタのレール内へ挿入することをガイド出来る付加的ハウジ ングを提出することである。

【考案の概要】

【０００５】 本考案の１つの特徴によれば、メモリカードとともに用いるべくコンピュータ ケース内に配置されたメモリカード・コネクタを内蔵したハウジングがコンピュ ータケースのバックパネル上において独立的に装着され、コンピュータケースの 外側に装備されている。前記ハウジングはその内部の２本の相対する支持アーム にして、全体としてそれぞれメモリカード・コネクタの対応するレール内の溝と 整合している２本のアームを介して内側の対応するメモリカード・コネクタと整 合されている。前記ハウジングは更に内部に挿入されたメモリカードの後方部分 を収納すべくハウジングの壁によって画成されたキャビティと、１つの開口を有 している。この開口はハウジングのほぼ中心線のまわりに配置され、ハウジング の頂部および底部壁の前方部分中をくぼまされることにより、対応するメモリカ ードの出し入れの際対応するそのようなメモリカードの後方部分を手でつかみ易 くしている。

【０００６】

【実施例】

次に本考案の好ましい実施例を詳細に説明する。本考案は１つの特定の実施例 に関して説明されているが、この説明は本考案を例示するためのものであり、本 考案を限定するためのものではない。当業者ならば実用新案登録請求の範囲の精 神から離脱することなく、好ましい実施例に対して本考案の種々の修整例を施す ことが可能である。

【０００７】 ここでは理解し易いようにするため、類似の部品は実施例の種々の図中におい て類似の参照番号によって示されている。さて図２および図３を参照すると、案 内および保護ハウジング１０がコンピュータケース（図示せず）のバックパネル １２に装着される様子を示している。

【０００８】 ハウジング１０は一般的に長方形のボディ１１を有しており、該ボディ１１は 挿入されるメモリカードの後方部分を収納するための中央キャビティ１４を含ん でいる。そのようなキャビティ１４は全体的には頂部壁１５、底部壁１６および ２つの側方壁１７によって形成されている。一対の支持アーム１８はそれぞれ端 部においてハウジング１０のボディ１１の後方表面２０から後向きに一体に延び ている。

【０００９】 各支持アーム１８は内側側面上で正面から後方の向きに延びている１つの割溝 ２２を含んでおり、そのような割溝２２は同一の正面から後方の向きにおいてボ ディ１１内に延びるも、それがハウジング１０のボディ１１の前方表面２１に到 達する以前に終結している。そのような割溝２２に加えて、図６および図７を参 照すると、保持壁２３がハウジング１０のボディ１１の正面表面２１から延びて おり、かくしてボディ１１のポケット２５が接地クリップ６０のばねフィンガ６ ２の正面端部６４を収納するべく、そのような割溝２２の正面端部近傍に形成さ れている。側方壁１３が支持アーム１８の後方端部において後向きに延びており 、そこから段２４が延びて、対応するメモリカードコネクタ４０のレール４４の 端部の下側上において設けられた補合切欠き４２と噛合っている（図５参照）。 一対のくぼみ１９が各支持アーム１８のそれぞれ頂部および底部部分内に配置さ れ、接地クリップ６０を保持している。

【００１０】 各支持アーム１８に近接して、一対の噛合いバー２６が頂部壁１５および底部 壁１６から完全に相対して延びており、これによりそれらバー間の距離がキャビ ティ１４の他の中央部分間の距離よりも小さくなっており、そのような小さな距 離は割溝２２の高さとほぼ等しいものである。各噛合いバー２６と対応する支持 アーム１８の中間にある小さな短かいスリット２８は後方表面２０から内向きに 延び、接地クリップ６０の保持セクション６６を収納している。

【００１１】 ハウジング１０のボディ１１は更にその中心線上に配置された上側および下側 ねじ穴２７を含んでおり、そのようなハウジング１０は（図示せぬ）ねじによっ てコンピュータケースのバックパネル１２に締結されることが可能である。この 実施例においては、ハウジング１０のボディ１１の上側部分は挿入されたメモリ カードを保護および案内するための実質的な機能は果しておらず、ハウジング１ ０の構造全体に対する補強機能を与えるとともに、その外観を美しくする作用を 行なっていることが理解されよう。

【００１２】 半円形の開口２９がハウジング１２のボディ１１の正面部分内に配置され、ボ ディ中を垂直方向に延びており、そのような開口２９の中心は実質的にハウジン グ１０のボディ１１の前述の中心線内に存在している。

【００１３】 図２および図４を参照すると、接地クリップ６０（その内の１つのみが図２に 示されている）は支持アーム１８に締結されており、一対の相対するプレート６ ３およびその間にある湾曲部６５によって形成された全体的にＵ字形状をしたベ ース６１を含んでいる。各プレート６３から切りおこされた中子６７は支持アー ム１８内の対応するくぼみ１９内へと延びており、かくしてそのような接地クリ ップ６０は支持アーム１８にしっかりと取付けられることが可能である。ここに 湾曲部６５は支持アーム１８の内側表面３３に対して当接している。ばねタブ６ ９はプレート６３の正面エッジにおいて外向きかつ前方へと延びており、ばねタ ブ６９の正面端部は実質的にハウジング１２のボディ１１の後方表面２０と実質 的に当接している。かくして接地路はその中を貫通し、ハウジング１０のボディ １１の後方表面２０が緊定して取付けられているバックパネル１２へと到達して いる。

【００１４】 保持セクション６６は接地クリップ６０の湾曲部６５から前方へと一体となっ て延びており、あご部６８は湾曲部の２側辺上に配置されている。したがって、 前記保持セクション６６はハウジング１０のボディ１１のスリット２８内に適正 に収納され、あご部６８は接地クリップ６０が図６および図７に示すようにハウ ジング１０へと組立てられた時にボディ１１内へと進入する。ばねフィンガ６２ の前方端部６４はハウジング１０のボディ１１内のポケット２５内に埋込み可能 であり、フィンガ６２全体はメモリカードが挿入された時にハウジング１０のボ ディ１１内の溝２２内に屈曲自在に収納可能である。

【００１５】 図２、図５および図６に示すようなメモリカード・コネクタ４０は（図示せぬ ）ねじによりＰＣ（パーソナルコンピュータ）ボード上に装着されるよう設計さ れており、該ねじはメモリカード・コネクタ４０およびＰＣボード内の対応する ねじ穴４６中を延びている。メモリカード・コネクタ４０は関連するＰＣボード とともにトップローディング式にハウジング１０へと組付けることが可能である 。組付けられた時に、ハウジング１０の支持アーム１８の段２４はコネクタ４０ のレール４４の切欠き４２内へと実質的に収納可能であり、コネクタ４０のレー ル４４の外側表面４８は全体的にハウジング１０の側壁１３の内側表面３１と当 接するので、コネクタ４０はそのような２本の支持アーム１８間に適正に閉込め られることが可能である。またレール４４の溝４９の内側表面４７は接地クリッ プ６０の湾曲部６５とほぼ整合されているので、挿入されたメモリカードの２つ の相対する側面はカードの挿入または取出し手順の際そのようなレール４４の溝 ４９内を適正にガイドされて滑動可能なることが理解されよう。

【００１６】 バックパネルに含まれているスロット溝８の寸法はキャビティ１４および２つ の相対する支持アーム１８の形状と適合するものであり、そのようなハウジング １０がバックパネル１２に取付けられる時には２つの相対する支持アーム１８の それぞれがバックパネル１２の２つの側方部分７と当接し、かくしてそのような スロット溝８の横方向寸法を画成するということが理解されよう。実際ハウジン グ１０および対応するメモリカード・コネクタ４０に関連する構造物全体は更に バックパネル１２と一体に形成可能かまたはこれと着脱自在に締結出来るシヤシ （図示せず）を更に含んでいる。そのようなシヤシはバックパネル１２と垂直を なす一対の側方バーを有しており、該バー上にはメモリカード・コネクタを備え たＰＣボードの２側方部分が頂部からしっかりと負荷される。更には、ＰＣボー ドのエッジは全体としてコンピュータケースのバックパネル１２近傍に配置可能 である。この状態下において、ハウジング１０の支持アーム１８がＰＣボードの トップローディング中に一対の切欠き中を通過可能ならしめるために、該切欠き をＰＣボードのエッジに配置すべきである。この実施例においては、ハウジング １０の支持アーム１８の段２４とメモリカード・コネクタ４０のレール４４の切 欠き４２とが噛合うことによってのみ、メモリカード・コネクタ４０とハウジン グ１０の間の配向および整合の機能が発揮されており、しかもこれら２つの部品 は互いに直接締結されていない。

【００１７】 メモリカード・コネクタ４０およびその関連するＰＣボードが定位置において シヤシに組付けられると、メモリカード・コネクタ４０のレール４４の溝４９は 対応する一対の噛合いバー２６間のスペースとほぼ等しくなり、かつこれらバー と実質的に整合するような寸法とされている。かくして、図８を参照すると、メ モリカード１００は外側からハウジング１０内のキャビティ１４へと効果的にガ イドされて挿入することが可能である。メモリカード１００の側方エッジは最初 ポケット２５の保持拘束壁２３と実質的に係合し、引続き接地クリップ６０の角 度状セクション７０と接触し、かくてそのような角度状セクション７０を溝２２ 内にかくれるよう外向きに押圧し、偏倚せしめる。この接触により、メモリカー ドの表面上に堆積していた静電気は接地クリップ６０のばねフィンガ６２、保持 セクション６６、ベース６１およびばねタブ６９を経てバックパネル１２および コンピュータケースへと至る画成された接地経路により表面から除去することが 出来る。

【００１８】 メモリカード１００の前進運動が続くことによって、メモリカード１００の側 方エッジは引続き保持セクション６６、接地クリップ６０の湾曲部６５およびメ モリカード・コネクタ４０のレール４４の内側表面４７に沿ってメモリカード１ ００の前方会合表面がメモリカード・コネクタ４０の会合相手表面にぶつかる迄 滑動する。

【００１９】 キャビティ１４の中央部分の高さは実質的にキャビティ１４の側方部分の高さ よりも高いということに注目されたい。このようにしたのはメモリカードの種類 によっては他とくらべて中央部分がふくらんでいるものがあり、このような異な るタイプのメモリカードにも対応出来るようにするためである。

【００２０】 本考案においてはエジェクタは含まれておらず、したがってメモリカードを直 接押したり、引いたりすることでメモリカードと対応するメモリカード・コネク タ間の信頼出来る接続手段が確保されていると考えられる。加えるに、挿入され たメモリカードの露出された後方部分の輪郭を覆っているハウジングはコンピュ ータケースのバックパネルから突出しているメモリカード後方部分が外部と不適 当な接触をしたり、不注意に衝突したりするのを防止するという保護機能を果た している。細長い噛合いバー、ばねフィンガおよび接地クリップの湾曲部の存在 により、外部ハウジングもまたメモリカードを内側メモリカード・コネクタ内に 挿入するための効果的な進入ガイド機能を果たしており、このことがカードの挿 入の際該カードが対応するメモリカード・コネクタに対して傾斜したり、整合状 態から外れることを防止することを可能としている。

【００２１】 更には、接地クリップがレールに直接装着され、メモリカード・コネクタを着 座せしめているＰＣボード上の回路軌道に電気的に接続されている殆んどの従前 のメモリカード・コネクタとは異なり、本考案に係る接地クリップはハウジング １０に締結され、バックパネルを介してシヤシに直接接地されている。言い方を かえるならば、従来技術においては静電気用接地クリップはシステム接地装置と して機能しているので、該装置は幾分特殊な接地路を必要とし、ＰＣボード上に おいてスペースを取るのでそのようなＰＣボードは信号回路の設計が複雑になる 可能性がある。これに対して本考案のものは付加的なハウジングを設けてその上 に接地クリップを配置し、バックパネルを介して直接シヤシへと電気的に接続し てやることが出来る。したがって、本考案においては、静電気に対する接地路は より短くなり、より効率的になるとともに、ＰＣボード上の接地回路のスペース が必要無くなるので、そのようなＰＣボードの構造においてより効率的な形状、 輪郭の回路を設計することが可能となる。

【００２２】 本考案は１つの特定の実施例について説明されてきたが、説明は本考案を例示 するためのものであり、本考案を限定するためのものではない。当業者ならば実 用新案登録請求の範囲に記載された考案の真の精神および範囲から離脱すること なく好ましい実施例に種々の修整を加えることが可能である。したがって当業者 ならばそのような全ての等価的構造も実用新案登録請求の範囲内に含まれるとい うことを理解されよう。

【図面の簡単な説明】

【図１】メモリカードを内部に装着させるエジェクタ連
結タイプの従来式カードコネクタのコンピュータケース
の部分的後方斜視図であり、コンピュータケースのバッ
クパネルと挿入されたメモリカードの間の関係を示して
いる。

【図２】バックパネル上に装着され、本考案のメモリカ
ード・コネクタを内蔵しているハウジングの斜視図。

【図３】図２のハウジングの拡大斜視図。

【図４】図２の接地クリップの拡大斜視図。

【図５】図２のメモリカード・コネクタの拡大斜視図。

【図６】ハウジングと、接地クリップとメモリカード・
コネクタの間の構造上の関係を示すために描かれた、図
２のハウジングの右方部分の切取って示せる斜視図。

【図７】図２のハウジングの右方部分の切取って描いた
斜視図であり、ハウジングと接地クリップの間の構造上
の関係を示している。

【図８】ハウジングおよびバックパネルの背面斜視図で
あり、挿入されたメモリカードが図２のハウジングによ
って保護される様子を示している。

【符号の説明】

１０ ハウジング ４０ メモリカード・コネクタ １００ メモリカード １２ バックパネル １８ 支持アーム ４７ 溝 ４４ レール １５，１６ 頂部および底部壁 １１ ボディ ６０ 接地クリップ

Claims (8)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 コンピュータセット内のメモリカード・
   コネクタと用いる案内および保護ハウジングにして、前
   記コンピュータのバックパネル上に外向きに装着される
   ハウジングであって、該ハウジングは前記メモリカード
   ・コネクタ内に収納されるようにされたメモリカードの
   後方部分を収受するための中央キャビティを含んだ細長
   いボディと、 一対の支持アームにして、それぞれ前記ボディの後方表
   面から外向きに延びるとともに、前記バックパネル中を
   後向きに延びて対応するメモリカード・コネクタと噛合
   っている一対の支持アームと、 それぞれ前記支持アーム上に配置された一対の接地クリ
   ップとを有するコンピュータセット内のメモリカード・
   コネクタと用いる案内および保護ハウジング。
2. 【請求項２】 請求項１に記載のハウジングにおいて、
   前記支持アーム対上には一対の段が形成されており、該
   段はメモリカード・コネクタの一対のレールの底部側面
   上に設けた一対の切欠きとそれぞれ噛合っており、かく
   して前記メモリカード・コネクタおよびそれが装着され
   ている関連ＰＣボードはトップローディングを以って前
   記ハウジングに組付け可能であり、前記メモリカード・
   コネクタのレールは、メモリカードを前記メモリカード
   ・コネクタ内に挿入するのを案内するようハウジングの
   前記支持アームと整合されることを特徴とするコンピュ
   ータセット内のメモリカード・コネクタと用いる案内お
   よび保護ハウジング。
3. 【請求項３】 請求項２に記載のハウジングにおいて、
   該ハウジングの各支持アームは更に最外側部分上におい
   て側方壁を有しており、該側方壁はメモリカード・コネ
   クタの対応する噛合いレールの横方向動きを拘束してい
   ることを特徴とするコンピュータセット内のメモリカー
   ド・コネクタと用いる案内および保護ハウジング。
4. 【請求項４】 請求項１に記載のハウジングにおいて、
   前記接地クリップは対応した前記支持アームに締結され
   るベースと、挿入されたメモリカードと対峠して前方に
   延び、該メモリカードの静電気をそこから除去するため
   のばねフィンガと、前記ベースから延びるばねタブにし
   てコンピュータセットのバックパネルと機械的および電
   気的に噛合うことにより接地路を形成するためのばねタ
   ブとを有していることを特徴とするコンピュータセット
   内のメモリカード・コネクタと用いる案内および保護ハ
   ウジング。
5. 【請求項５】 請求項４に記載のハウジングにおいて、
   各支持アームは前記接地クリップのベースから突出して
   接地クリップを支持アーム上に保持するためのくぼみ内
   蔵タングと、ボディ内に延びる溝にして、前記ばねフィ
   ンガが挿入されたメモリカードによって偏倚された時に
   接地クリップの対応するばねフィンガを収納するための
   溝とを含んでいることを特徴とするコンピュータセット
   内のメモリカード・コネクタと用いる案内および保護ハ
   ウジング。
6. 【請求項６】 請求項１に記載のハウジングにおいて、
   各支持アーム近傍において、一対の噛合いバーが一体と
   なってハウジングボディの頂部壁および底部壁から延び
   ることによって、挿入されたメモリカードの厚味にほぼ
   等しい高さを画成していることを特徴とするコンピュー
   タセット内のメモリカード・コネクタと用いる案内およ
   び保護ハウジング。
7. 【請求項７】 請求項６に記載のハウジングにおいて、
   各噛合いバーおよび対応する支持アームの間にはスリッ
   トが配置されて、前記接地クリップの保持セクションを
   内部に収納していることを特徴とするコンピュータセッ
   ト内のメモリカード・コネクタと用いる案内および保護
   ハウジング。
8. 【請求項８】 請求項１に記載のハウジングにおいて、
   前記ボディの前方部分内には半円形状開口が配置されて
   おり、前記キャビティ内のメモリカード後方部分は外部
   から手動的に把持によりアクセス可能なるようされてい
   ることを特徴とするコンピュータセット内のメモリカー
   ド・コネクタと用いる案内および保護ハウジング。