JP3021412U - 建築用傾斜部の鉄筋受具 - Google Patents
建築用傾斜部の鉄筋受具Info
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- JP3021412U JP3021412U JP1995007789U JP778995U JP3021412U JP 3021412 U JP3021412 U JP 3021412U JP 1995007789 U JP1995007789 U JP 1995007789U JP 778995 U JP778995 U JP 778995U JP 3021412 U JP3021412 U JP 3021412U
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 傾斜型枠上における作業者のスベリ止め、及
び配筋作業における鉄筋のスベリ止め、位置決めさらに
コンクリ−トのかぶり厚さの確保が精度よく、かつ又効
率的にでき、省力化が期待できる建築用傾斜部の鉄筋受
具を提供する。 【解決手段】 傾斜型枠に取付ける支持具１と、傾斜部
の鉄筋２１を支承する鉄筋支持部とを着脱可能にする。
び配筋作業における鉄筋のスベリ止め、位置決めさらに
コンクリ−トのかぶり厚さの確保が精度よく、かつ又効
率的にでき、省力化が期待できる建築用傾斜部の鉄筋受
具を提供する。 【解決手段】 傾斜型枠に取付ける支持具１と、傾斜部
の鉄筋２１を支承する鉄筋支持部とを着脱可能にする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】 この考案は、階段部あるいは勾配付屋根などの傾斜 型枠を組んで施工する場合の配筋のズレ止めを主な目的とする鉄筋受具に関する 。
【０００２】
【従来の技術】 この種傾斜部の型枠工事及び鉄筋配筋工事に当っては、傾 斜型枠上に桟木を釘止めしてスベリ止めを施し、配筋時にはそれを取外してスペ −サ−で鉄筋を浮かして組立てる等、面倒で労力を要していた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】 型枠工事及び鉄筋工事が面倒で、多くの 労力を要し、経済的にも不利である等の問題点があった。
【０００４】
この考案は上記従来の課題に鑑みなされたもので、その目的は、傾斜型枠組立 時及び配筋作業における作業者あるいは鉄筋のスベリを止めると共に、鉄筋の適 正な間隔、コンクリ−トのかぶり厚さを確保し、作業性、安全性を高め、省力化 及び施工精度の向上を図ることができる建築用傾斜部の鉄筋受具を提供すること である。
【０００５】 その手段として、傾斜型枠に取付ける支持具と、傾斜部の鉄筋を支承する鉄筋 支持部とを着脱可能に構成してなることを特徴とする。
【０００６】 上記構造により、傾斜型枠上の作業に当ってスベリ防止に有効で、さらに鉄筋 の配筋作業においてその鉄筋のスベリ止め及び位置決め、コンクリ−トのかぶり 厚さの確保等を精度良く施工できると共に、スベリ止めと鉄筋支持とに兼用でき て省力化を実現するなど、前記従来の課題を解消するものである。
【０００７】
【実施例】 次に本考案の実施例を図面を用いて詳細に説明する。 第１図は第一実施例を示す斜視図であり、傾斜型枠に取付ける支持具１は、 頭円錐形の本体１１の上部に雌ねじ部１２を、下部に雄ねじ軸１３を一体的に設 ける。 鉄筋支持部２は所要長さの棒鋼２１と、その棒鋼２１を支持する止金具 ２２とからなり、その止金具２２は、基端部を介して前記本体１１の雌ねじ部１ ２と着脱可能に螺着２３し、又先端部の凹溝に対向して締付ボルト２４を螺着し てなる。 なお、上記棒鋼２１に代ってアングル材などの適当な鋼材でもよい。
【０００８】 図２はこの第一実施例の鉄筋受具による使用状態図であり、傾斜型枠Ｐの所要 箇所、間隔に取付孔を設けてこれに本体１１の雄ねじ軸１３を通してナットＮで 固定する。 又、この本体の上部には止金具２２をボルトによって螺着２３すると共に、そ の凹溝に所要長さの棒鋼２１を架設して締付ボルト２４により螺着するものであ る。 こうして、階段部あるいは勾配付屋根の傾斜型枠Ｐ上の所要位置、間隔に取付 けて作業者のスベリ止め及び鉄筋工事における配筋Ｂを支承して結束することに よりそのスベリ止め、位置決め及びコンクリ−トかぶり厚の確保をすることがで きる。 さらに型枠上にコンクリ−トを打設し、養生後は型枠Ｐ下からナットＮを取外 してその型枠を解体した後、本体１１を取除いてその空洞部にモルタル詰込み、 処理するものである。
【０００９】 図３は本考案の第二実施例を示す斜視図であり、特に鉄筋２２１の端部を平坦 に潰して取付孔２２２を設けたもので、本体１１に対してボルトを通して螺着す る型態である。
【００１０】
以上詳細に説明したようにこの考案の建築用傾斜部の鉄筋受具によれば、傾斜 型枠に対する取付け作業が簡単、容易であり、しかもこれによって鉄筋支持部を 簡易に取付けることができ、作業者の工事中のスベリ止め効果があり、又、配筋 作業中の鉄筋のスベリ止めのための施工が極めて簡単で、省力化が期待できる。 従って、従来のように桟木を釘止めしたり、スペ−サ−を別途配設するなどの 手間、労力がかからず、経済的にも有利で実用上有益な建築用傾斜部の鉄筋受具 を得ることができる。
【図１】 本考案の第一実施例による鉄筋受具の斜視図
【図２】 第一実施例の鉄筋受具による使用状態図
【図３】 第二実施例の要部斜視図
１ 支持具 １１ 本体 ２１ 鉄筋 ２２ 止金具 Ｐ 傾斜型枠 Ｂ 配筋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 上田 佳弘 広島市西区庚午中４丁目16番８号 丸井産 業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 傾斜型枠に取付ける支持具と、傾斜部の
鉄筋を支承する鉄筋支持部とを着脱可能に構成してなる
ことを特徴とする建築用傾斜部の鉄筋受具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1995007789U JP3021412U (ja) | 1995-07-03 | 1995-07-03 | 建築用傾斜部の鉄筋受具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1995007789U JP3021412U (ja) | 1995-07-03 | 1995-07-03 | 建築用傾斜部の鉄筋受具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3021412U true JP3021412U (ja) | 1996-02-20 |
Family
ID=43156756
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1995007789U Expired - Lifetime JP3021412U (ja) | 1995-07-03 | 1995-07-03 | 建築用傾斜部の鉄筋受具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3021412U (ja) |
-
1995
- 1995-07-03 JP JP1995007789U patent/JP3021412U/ja not_active Expired - Lifetime
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