JP3021155U - 配管支持金具用クリップ - Google Patents

配管支持金具用クリップ

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JP3021155U
JP3021155U JP1995008838U JP883895U JP3021155U JP 3021155 U JP3021155 U JP 3021155U JP 1995008838 U JP1995008838 U JP 1995008838U JP 883895 U JP883895 U JP 883895U JP 3021155 U JP3021155 U JP 3021155U
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JP
Japan
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clip
strips
strip
pair
pipe
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Application number
JP1995008838U
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English (en)
Inventor
誠治 野瀬
潔 安井
Original Assignee
株式会社ブレスト工業研究所
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】配管の側面を挟着する湾曲した一対の帯板
1と、この帯板1の端部を連結する連結ボルトとからな
る。帯板1は、支持金具の一部に設けた係止孔に挿入係
止する係止片1Aを各帯板1の夫々一端に設け、連結ボ
ルトでネジ止めするためのネジ挿通孔1Bとメネジ部1
Cとを各帯板1の他端に各別に設ける。これら一対の帯
板1を、切り離し容易に一体に形成する。ネジ挿通孔1
Bとメネジ部1Cとを設けた端部相互を一体に連結し、
この連結部にノッチ1Eを設ける。係止片1A相互を連
結する連結片に切り離し用のノッチ1Eを設ける。 【効果】配管取付け作業において、部品点数が少く、取
付作業を容易にすることができる。しかも、作業時の安
全性も確保される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、主に鉄骨構造物に使用されるアングル材や型鋼材等に、電線管等 の配管を取り付ける際に用いる配管支持金具用クリップに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、鉄筋、鉄骨構造物に、電線管、水道管、蒸気管又はその他の配管を取り 付けるに際し、アングル材等の構造物の一部に把持固定する側面略コ字状を成し た支持金具と、この支持金具に配管を取り付けるクリップとが用いられている。 このクリップは、配管の側面を挟着する一対の湾曲した帯板と、この帯板の一端 部をネジ止めするボルト及びナットとで構成され、クリップのネジ止めされてい ない他端部を、支持金具の一部に開穿した連結孔に挿入係止するものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、特に、高所での作業中において、一対の帯板と、ボルト及びナット から成るクリップを用いて配管を取り付けるには部品点数が多く、取り付け作業 が繁雑になり、作業中にナットを落すことが多いなどといった不都合もある。
【0004】 そこでこの考案は、上述の課題を解消すべく創出されたもので、配管取付け作 業において、部品点数が少く、取付作業を容易にすることができる配管支持金具 用クリップの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成すべくこの考案の第1の手段は、側面略コ字状の支持金具P に連結する支持金具P用のクリップであって、クリップは、配管Qの側面を挟着 する湾曲した一対の帯板1と、この帯板1の端部を連結する連結ボルト2とから なり、帯板1は、支持金具Pの一部に設けた係止孔P1に挿入係止する係止片1 Aを各帯板1の夫々一端に設け、連結ボルト2でネジ止めするためのネジ挿通孔 1Bとメネジ部1Cとを各帯板1の他端に各別に設け、これら一対の帯板1を、 切り離し容易に一体に形成したことにある。このことから、一対が一つになった 帯板1と連結ボルト2とによる配管取り付け作業が行なえる。
【0006】 また、第2の手段における一対の帯板1は、ネジ挿通孔1Bとメネジ部1Cと を設けた端部相互を一体に連結し、この連結部に切り離し用のノッチを設けてい る。こうすると、相互の帯板1をコンパクトに連結して一体にすることができる ものである。
【0007】 一方、第3の手段における一対の帯板1は、係止片1A相互を連結する連結片 1Dに切り離し用のノッチ1Eを設けたものである。このノッチ1Eから両帯板 1を切離すと、連結片1Dは、係止片1A相互の内側に向いた状態で連結される ものになる。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、図面を参照して、この考案の実施の形態を詳細に説明する。
【0009】 この考案クリップは、側面略コ字状の支持金具Pに連結する支持金具Pに配管 Qを連結するために用いる。すなわち、支持金具Pは、図4に示す如く、解放端 部の一方に固定ネジP2を設け、支持金具Pの開口部に挿入する構造物(図示せ ず)を把持固定するものである。そして、この支持金具Pの一部(図示例では底 部)に設けてある係止孔P1に、この考案クリップの一端を挿入係止して配管Q を連結する。
【0010】 帯板1は、配管Qの側面を両側から挟着するように湾曲している。そして、こ の一対の帯板1の端部に、支持金具Pの係止孔P1に係止する係止片1Aを設け る。更に、各帯板1の他端部に、連結ボルト2でネジ止めするためのネジ挿通孔 1Bとメネジ部1Cとを設けている。図示のネジ挿通孔1Bは、連結ボルト2の ネジ止め位置を調整するように長孔状に形成しているが、この外、円形状のネジ 挿通孔1Bに形成することもできる。
【0011】 そして、このような構成を有するこれら一対の帯板1相互を、切り離し容易に 一体に形成するものである。すなわち、図1に示す帯板1は、ネジ挿通孔1Bと メネジ部1Cとを設けた端部相互を一体に連結したものである。このとき、この 連結部に、切り離し用のノッチ1Eを設けている。
【0012】 図2及び図3に示す帯板1は、係止片1Aを設けた端部相互が連結片1Dにより 連結されている。そして、この係止片1Aと連結片1Dとの連結部分を手指で屈 曲することで、切り離しが容易にできるように設けてある。
【0013】 また、図4に示す連結片1Dは、連結片1Dの中央に切り離し用のノッチ1E を設けたものである。このようにすると、連結片1Dは、ノッチ1Eを設けた中 央部分から容易に切り離すことが可能になる。また、切り離された連結片1Dは 、クリップ装着時において、帯板1の端部相互に向い合うので、係止片1Aを係 止孔P1に挿入係止する際の安全性を確保することができる(図6参照)。
【0014】 更に、図4に示す連結片1Dは、切り離し用のノッチ1Eを連結片1Dの両端 に設けている。こうすることで、使用の際に帯板1の端部から連結片1Dを除去 することができる。
【0015】 そして、一体に形成された帯板1は、使用時において切り離され、一端を係止 孔P1に係止し、他端を連結ボルト2にてネジ止めすることで、配管Qを支持金 具Pに連結するものである(図6参照)。このとき、連結ボルト2は、一方の帯 板1のネジ挿通孔1Bから、他方の帯板1のメネジ部1Cにネジ止めする。した がって、配管Qは、わずか一対の帯板1と一本の連結ボルト2とによって、支持 金具Pに連結されるものである。
【0016】
【考案の効果】 この考案は、上述の如く構成したことにより、当初の目的を達成する。
【0017】 すなわち、請求項1により、これまでの配管取付け作業に比べて少ない部品点 数で配管Qを連結することができるようになった。しかも、帯板1は、使用時ま では一体になっているから、保存管理は元より、常に一組づつ運搬できるといっ た利点がある。
【0018】 また、請求項2は、連結した帯板1をノッチ1Eから切断することで、一対の 帯板1となるから、コンパクトに保存でき、また、運搬も容易である。
【0019】 更に、請求項3によると、ノッチ1Eからの切り離しが容易になるばかりでな く、切り離された連結片1Dの端部が配管取付け作業の妨げにならずに済むもの である。
【0020】 このように、この考案によると、配管取付け作業において、部品点数が少く、 取付作業を容易にすることができ、しかも、作業時の安全性も確保されるなどと いった実用上有益な種々の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す正面図。
【図2】この考案の他の実施例を示す正面図。
【図3】この考案の一実施例を示す側面図。
【図4】この考案の他の実施例を示す要部拡大正面図。
【図5】この考案の他の実施例を示す要部拡大正面図。
【図6】この考案の装着状態を示す側面図。
【符号の説明】
P 支持金具 P1 係止孔 P2 固定ネジ Q 配管 1 帯板 1A 係止片 1B ネジ挿通孔 1C メネジ部 1D 連結片 1E ノッチ 2 連結ボルト

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側面略コ字状の支持金具に連結する支持
    金具用のクリップであって、クリップは、配管の側面を
    挟着する湾曲した一対の帯板と、この帯板の端部を連結
    する連結ボルトとからなり、帯び板は、支持金具の一部
    に設けた係止孔に挿入係止する係止片を各帯板の夫々一
    端に設け、連結ボルトでネジ止めするためのネジ挿通孔
    とメネジ部とを各帯板の他端に各別に設け、これら一対
    の帯板を、切り離し容易に一体に形成したことを特徴と
    する配管支持金具用クリップ。
  2. 【請求項2】 一対の帯板は、ネジ挿通孔とメネジ部と
    を設けた端部相互を一体に連結し、この連結部に切り離
    し用のノッチを設けた請求項1記載の配管支持金具用ク
    リップ。
  3. 【請求項3】 一対の帯板は、係止片相互を連結する連
    結片に切り離し用のノッチを設けた請求項1記載の配管
    支持金具用クリップ。
JP1995008838U 1995-07-31 1995-07-31 配管支持金具用クリップ Expired - Lifetime JP3021155U (ja)

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