JP3021084B2 - 高炉の仕込面の上方でガス試料を採取しかつ熱測定するための探針 - Google Patents

高炉の仕込面の上方でガス試料を採取しかつ熱測定するための探針

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JP3021084B2 JP3125628A JP12562891A JP3021084B2 JP 3021084 B2 JP3021084 B2 JP 3021084B2 JP 3125628 A JP3125628 A JP 3125628A JP 12562891 A JP12562891 A JP 12562891A JP 3021084 B2 JP3021084 B2 JP 3021084B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は高炉の仕込面の異なる位置で同
ガス試料の採取と熱測定を行うために、一連のオリ
フィスを備えた探針アームを具備し、前記アーム炉の
半径よりも長く、炉の中心領域から炉の外側まで炉壁の
開口部を貫通して延びるように配置した、高炉の仕込面
の上方でガス試料の採取と熱測定を行うための探針に関
する。
【0002】上述の型の探針については、今までに基本
的に二種類の型、すなわち固定式と炉壁を通して引っ込
みが可能な移動式とが周知であった。仕込面の上方を移
動できない固定式では、仕込物の落下軌道を混乱させる
ことと、仕込物の衝撃に暴露されて磨耗早いという
ある。半径方向に移動できる式では、仕込サイクル
と仕込サイクルとの間に炉内へ挿入し、仕込中には
よりき出されている。かかる移動式の探針には固定式
探針の欠点はないものの、探針を移動させる手段と、炉
壁にあけた探針用の開口部をシールする手段を必要と
する。その上これらが要求する取扱い操作時間のロス
になる。
【0003】米国特許第4,061,036 号はピボット運動を
する改良型探針を提案している。この提案では探針のア
ーム炉の頂部壁の傾斜した部分を垂直に貫通する垂直
棒に固定される。そして垂直軸の周りに垂直棒を回転
運動させる手段が設けられている。この運動の結果とし
て、水平の探針アームが仕込面を掃気するような運動を
生ずる。この探針はその全掃気面に渡って測定ができる
利点を持つのに対して、先の固定探針は半径ライン方向
の測定だけが可能である。その上揺動可能探針アームは
炉壁に極めて近い回避位置へ迅速に移動できて、この位
置へくると仕込を妨害することもないし、仕込物の落下
軌道に暴露されることもない。しかし探針の保守、特に
熱電対の交換と、ガス試料採取用の管の掃除に際して
探針全体を分解する必要があって、この分解は炉壁の傾
斜部分にあけた開口部を通して垂直方向の行う必要があ
るために、困難な作業になる。
【0004】従来から知られているいずれの探針でも
炉毎に異なる仕込時のプロフィールに合致させることが
できない欠点を持っている。その結果試料採取並びに
熱測定を行う高さが、測定用オリフィス毎に変わるの
で、測定値を判断するときに誤差を生じる。
【0005】本発明の目的は冒頭に記載した型の新規な
探針を提供することであって、換言すれば熱電対の交換
が容易な上に探針を分解せずとも、つまったガス試料の
採取管が迅速に掃除できることと、探針アームの傾斜を
仕込物のプロフィールに適合できることと、仕込プロセ
スを妨害することなしに探針アームを回避位置まで迅速
に移動することが可能な探針を提供することにある。
【0006】この目的を達成するために、本発明は冒頭
に記載した型の探針を提案するもので、その本質的な特
徴としては、炉一体に接続された支持フープで
口部が取巻かれており、支持フープは直径方向に向かい
合った外側ジャーナルを具備し、これに2本の平行アー
ムが関節付けされその平行アームの間に探針アームを支
持し、前支持フープと探針アーム外側端との間に担持
された少なくとも1個のアクチュエータの作用で、探針
アームが前記フープの中心の周りに可動であり、フープ
の内面上を気密を保ちつつ摺動する円形面を探針アー
ムは備えていることを実質上の特徴として挙げることが
できる。
【0007】探針アームの外側端を懸架カラーで保持
し、懸架カラーを2本の平行アームに一体に接続し
懸架カラーをアクチュエータ関節付けするのが好まし
い。
【0008】好ましい第1の実施態様によれば、支持フ
ープ転がり接触ベアリングブロックである。転がり接
触ベアリングブロックは炉壁に一体的に結合された固定
リングと、モータの作用で固定リングの周りに回転でき
可動リングとからなる。探針アームが前記可動リング
回転軸に相当する位置以外の角位置を占めるときは、
可動リングの回転によって探針アームが歳差運動をし
て、双曲面に相当する面を描くことになる。かくして
定するために探針アーム投入スロープに平行に傾斜
せることができる。また仕込物が描く落下軌道から探針
アームを防護するために、側方の回避位置へ離れて位置
させることができる(前述の歳差運動をするので)
【0009】投入スロープの角度に応じて、炉の直径方
向に関して異なる方向に、転がり接触ベアリングブロッ
クを配置することができる。転がり接触ベアリングブロ
ックはその回転軸が水平でありかつ炉に対して直径方向
になるように配置できる。転がり接触ベアリングブロッ
クはまたその回転軸が水平でありかつ炉の直径方向の軸
(転がり接触ベアリングブロックの中心を通る)に対し
て鋭角を形成するようにも配置できる。
【0010】がり接触ベアリングブロックはまたその
回転軸が垂直面内で水平に対して鋭角を形成して、炉の
中心に向かって持ち上がるように傾斜させることもでき
る。
【0011】また別の実施態様によれば支持フープは自
在継手の機能を持つ二重フープである。この二重フープ
は内側フープと外側フープとからなる。外側フープは
対の外側ジャーナル、さらにこの外側ジャーナルに交
差するように配置した一対の内側ジャーナルを備えて
る。炉壁へ一体に接続した内側フープに対して外側フ
ープは内側ジャーナルによりピボット運動する。
【0012】これ以外の特徴と特性については、添付図
面を参照しつつ、以下に記載する若干の実施態様につい
てさらに詳細に説明しよう。
【0013】図1の(A)は本発明の探針の懸架装置の
第1の実施態様を示す垂直断面図である。
【0014】図1の(B)は図1の(A)に示す懸架装
置により担持された探針を二つの異なる傾斜位置におい
て示す図面である。
【0015】図2は図1の本探針の外部と、その懸架装
置を示す斜視図である。
【0016】図3の(A)は本発明の探針の第2の実施
態様を示す図面である。
【0017】図3の(B)は、図3の(A)の断面B−
Bを示す図面である。
【0018】図4は第1の作動方式を示す垂直投影図
である。
【0019】図5は第1の作動方式を示す、軸方向の投
影図である。
【0020】図6は第1の作動方式を示す水平投影図
である。
【0021】図7は第1の作動方式を示す透視図であ
る。
【0022】図8から図11は第2の作動方式を示す図
面である。各図は図4〜図7に対応する投影図又は透視
図である。
【0023】図12から図15は第3の作動方式を示す
図面である。各図は図4〜図7に対応する投影図又は透
視図である。
【0024】図16は第4の作動方式を示す水平投影
図である。
【0025】図17は図16の(C)方向の垂直投影
図である。
【0026】図18は図16の(B)方向の垂直投影
図である。
【0027】図19は図16の(A)方向の垂直投影
図である。
【0028】図20は図16の作動方式を示す透視図で
ある。
【0029】図1の(A)と(B)は、高炉24の仕込面
の上方に担持された、本発明の探針22の第1の実施態様
を示す。高炉は特に“V形”仕込プロフィールで操業す
るもので、換言すれば仕込面の中心から壁に向かって、
投入スロープがV形になったものである。本探針22は
線状の探針アーム26から構成され、特に探針アーム26を
分解せずに、炉外から熱電対および試料採取用機械管
接近してこれを取外すことができる。
【0030】本発明よれば、投入スロープの傾斜に従っ
て探針アームを試料採取/測定位置へ傾斜させる(図1
のBに例示したアーム26の二つの異なる角位置)ため
に、探針アーム26に懸架装置を取付ける。
【0031】針アーム26は炉24の壁28にあけた開口部
30を貫通して、炉の中心領域まで延びる。開口部30のエ
ッジへそして壁28へ一体取り付けた支持フープ32で
アーム26を支持する。
【0032】図1に示した実施態様では、支持フープ32
は転がり接触ベアリングブロックで構成される。この転
がり接触ベアリングブロックは開口部30のエッジへ一体
に接続した固定リング34と、ボールあるいはローラの
ような周知の転がり接触の軸受け手段で固定リング34の
周りに回転自在に装着した可動リング36とを備えてい
る。可動リング36は、図示していないアクチュエータを
用いて、固定リング34の周りに回転させる。この目的の
ために、可動リング36に歯のあるリングを付けて、これ
を図示していない駆動用ピニオンとかみ合わせる。可
リング36には2本の直径方向に向かい合った側方ジャー
ナル38、40をつける。2本のアーム42、44をこのジャー
ナルに関節付けしかつ探針アーム26の両側に平行に延ば
して、探針アーム26の外周部分に付けた懸架カラー46
一体に接続する。懸架カラー46と可動リング36との間
に配置された油圧アクチュエータ48によって、図1のB
の通りに探針アーム26がジャーナル38、40の軸の周りに
ピボット運動させる。その結果炉中のアーム26の傾斜
が変わる。
【0033】この実施例の場合、炉24の内側と外側の間
のシールはボールソケット型継手によって行う。この
ールソケット型継手は探針アーム26へ一体に接続され
た球形セグメント50からなり、その曲率中心は2本のジ
ャーナル38、40の軸に位しかつリング36の回転中
心に対応する。支持フープ32の固定リング34の内面を同
じ曲率中心を持つ球形摺動面にする。そして、可動リン
グ36が回転するとき並びに探針アーム26がジャーナル3
8、40の軸の周りにピボット運動するときに、球形セグ
メント50が固定リング34の球形摺動面に対して気密を保
って動けるようにする。気密目的のために、固定リング
34の球形摺動面に周知のグランドパッキングを付けるこ
ともできる。ここで注目すべき点は球形セグメント50は
ガイド機能と、シール機能を持っているだけで、支持機
能を全く欠いていることであり、支持機能は探針アーム
26を担持する2本のアーム42、44を支える転がり接触ベ
アリングブロック32が全部担当する。
【0034】図3の(A)は探針アーム26用の懸架装置
の第2の実施態様を示したものである。第1の実施態様
と同様、探針アーム26を支持フープ52(開口部30のエッ
ジへ一体的に接続されている)の側方ジャーナル38、40
へ関節付けした2本のアーム42、44で支する。このと
きのガイドとシールは、支持フープ52の内側の球形摺動
面に対して気密を保って動く球形セグメント50で実現す
る。しかし図1の実施態様とは対照的に、支持フープ52
を自在継手(転がり接触ベアリングブロックではない)
として設計する。すなわち図3の(B)に示通り、支
持フープ52をジャーナル38、40付きの外側フープと、開
口部30のエッジへ一体に接続固定した内側フープ56と
から構成する。外側フープ54を、ジャーナル38、40に対
してクロスするように配置した2本のジャーナル58、60
で、内側フープ56へ接続する。従って外側フープ54は内
側フープ56に対して、ジャーナル58、60の軸の周りに、
矢印62で示す通りにピボット運動ができることになる。
これとは独立して、探針アーム26はジャーナル38、40の
周りに、矢印64で示す通りピボット運動ができる。これ
ら2種類のピボット運動は、図示していないが図1のア
クチュエータ48類似の油圧アクチュエータによって行
われる。ここで外側フープ54が内側フープ56に対してピ
ボット運動をするためには、両者の接触面が球形をして
いて、その曲率中心、4本のジャーナル38、40、58、
60の2軸間の交点持つ球形である必要がある。このよ
うに前述の二つのピボット運動が可能であるために、炉
内において探針アーム26は水平または垂直の任意の勾配
を占めることができる。
【0035】図1の実施態様で探針の第1の使用モー
を、図1のBに示した二つの角位置について説明す
る。図4に示した位置66は、投入スロープが極めて急な
仕込みプロフィールに対応するものである。採取/測定
には、アクチュエータ48を操作して懸架ジャーナル38、
40の周りにピボット運動させて、探針アーム26を投入ス
ロープに平行に配置する。採取/測定が終了すると、仕
込物の落下に障害とならぬようにかつ、炉の中央付近で
高温から防護するために、探針アーム26を回避位置へ
移動させる。このために支持フープ32のうちの可動リン
グ36を1/4回転だけ回転させる(懸架ジャーナル38、
40のまわりの探針アーム26の角位置は変えない)。軸X
の周りにこのようにリング36を回転させると、図7に示
す通り、軸Xの周りに探針アーム26が円錐歳差運動を描
く。このとき探針26の鼻は図5に示す通り円68の1/
4周を描く。そして探針アーム26は図6に示した回避位
置66' に相当する水平位置に来る。図4の採取/測定位
置での探針アーム26の傾斜が大きいほど、図6の回避位
置はより壁に接近する。それは図5に示す通り、探針26
の鼻が描く円68の半径がアーム26の傾斜に比例して増大
するためである。
【0036】投入スロープの傾斜が緩やかな仕込面での
採取/測定場合には、探針アーム26を、たとえば図4
の参照番号70で示す位置まで上昇させる。しかし傾斜の
緩い位置(たとえば位置70まで探針アーム26をあげる
ことは、探針アームをX軸の周りに回転させたとき、図
5に示した通り探針アームの鼻が描く円72の半径を減少
させる結果になる。このことはすでに図6で確認した通
り、回避位置70' が炉壁から離れすぎていることを意味
する。そこで一度回避位置70' へくると、軸Xに対する
角を増大して、たとえば図6の位置66' のように、炉壁
へ十分接近するまでアーム26をピボット運動させる。こ
れはアクチュエータ48を使用してジャーナル38、40の軸
の周りに、アーム26を水平にピボット運動させるだけで
十分であって、別にこのために問題が起こることはな
い。
【0037】このように探針アーム26のピボット運動と
回転運動が可能である図1に示した実施態様は、違っ
た仕込プロフィール(換言すれば多かれ少なかれ勾配の
異なる投入スロープ)で操業する高炉向けに特に設計し
たものである。しかし高炉を常に同じ投入スロープで操
業するのであれば、アーム26をジャーナル38、40の周り
にピボット運動できるようにする必要がない。そこで、
軸Xに対して与えられた傾斜角(投入スロープの角に相
当する)で探針アーム26を可動リング36に一体的に固定
すればよい。
【0038】図4から図7についてすでに説明した通
り、投入スロープが急であって、探針アーム26が位置66
を占めるときは、採取/測定位置から回避位置(或はこ
の逆の位置)へアームの位置を変更するのに、ジャーナ
ル38、40の周りにアーム26をピボット運動させる必要は
ない。これに反して、図4に示した傾斜の緩い位置70を
探針アーム26が占めているときは、軸Xの周りにアーム
26を回転させるだけでは、炉壁へ十分接近した位置へ探
針アームを移すことはできない。そこで支持ジャーナル
38、40の周りアーム26ピボット運動させて、軸Xに
ついての傾斜を増大させる必要がある。
【0039】しかしながら図8から図11あるいは図1
2から図15は、探針アーム26をピボット運動させる必
要など全然なしに、本問題を克服して仕込物の落下軌道
より外側回避位置へ探針を移動させることができる
針担持方法を二つ示す。
【0040】図4に示した探針の傾斜70に実質上相当す
る傾斜角の位置74にある探針アーム26を示したのが図8
である。図に示す位置70' から位置66' 探針アーム
を移動させるためのピボット運動は、図8乃至図11の
実施態様においては、図10に示す通り支持フープ32の
回転軸Xが垂直の直径面に対して鋭角αとなるよう支持
フープ32を配向することによって代替される。その結果
探針アーム26が採取/測定位置74と回避位置76間を回転
軸Xの周りに回転運動するとき探針アーム26の鼻が90
度以上の円78(図9参照)の弧を描き、探針アーム26は
図11に示す通り双曲面を生成する。本実施態様では、
投入スロープが急なほど、角αが小さくなる。
【0041】図12から図15の方法でも、図8から図
11の方法と同じ結果が達成できる。すなわち図12に
採取/測定位置にある探針アームの位置80は図8の
位置74に相当する。同様に図14による回避位置82は図
10の回避位置76に相当する。しかし図14に示す通
転軸X図10の場合と異なって直径面に残り、かつ
図12に示す通り回転軸Xは中心に向かって上昇してい
て直径面内で水平に対してβの角をなす。軸Xをこのよ
うに配置することの効果は図13から明らかであって、
この図をみれば探針アーム26の鼻が描く円84の半径は、
角βの大きさに比例して増大するが、このことは図14
に示した回避位置82へくると、探針アームが垂直の直径
面から一層離れることを意味している。図8から図11
までの実施態様に示す通り投入スロープの勾配の増大に
比例し、角βを減少させることができる。
【0042】図3に示した実施態様の探針アームの作動
方式を説明する機能図は不用である。なぜなら図3の
(B)に示したカルダン型の自在継手は投入スロープと
は無関係に、探針アーム26を任意の角位置に配置するこ
とができるからである
【0043】もし炉がに同じ仕込プロフィールで操業
する場合には、図の実施態様も簡略化できる。すなわ
ち、そのカルダン型自在継手を、ジャーナル38、40の周
りだけピボット運動懸架装置で置換できる。換言す
ればジャーナル58、60をなくし、2個の懸架フープ54、
56の代りに1個の懸架フープ54だけで間に合わすことが
できる。図16から図20はこのような簡略化した実施
様の探針アーム26の運動を示す機能図である。これら
の図は、採取/測定位置86と回避位置88にある探針ア
ームされている。この簡略化した図16の実施態様
では、ジャーナル38、40の軸線は、投入スロープの勾配
の関数として、水平に対して傾斜して配置される。その
結果探針アーム26はジャーナル38、40の周りにピボット
運動して、図20の透視図通り傾斜面を掃気しながら、
採取/測定位置86と回避位置88(この位置では探針アー
ムは水平位置にある)間を移動する。
【0044】採取/測定位置にあるときの探針アームの
傾斜と、投入スロープの角度を示したのが図19で
ある。これらの角度はそれぞれ図16の矢視CとD方向
投影である図17と図18では大きくなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の探針の懸架装置の詳細を示
す。(B)は本発明の懸架装置により担持された探針を
二つの異なる傾斜位置において示す。
【図2】本探針の外部と、その懸架装置を示す。
【図3】(A)は本発明の探針懸架装置の第2の実施態
様を示す。(B)は図3の(A)の断面B−Bを示す。
【図4】第1の作動方式を示す垂直投影図である。
【図5】第1の作動方式を示す、軸方向の投影図であ
る。
【図6】第1の作動方式を示す水平面投影図である。
【図7】第1の作動方式を示す透視図である。
【図8〜図11】第2の作動方式を示す。
【図12〜図15】第3の作動方式を示す。
【図16】第4の作動方式を示す水平投影図である。
【図17】図16の方向の垂直投影図である。
【図18】図16の方向の垂直投影図である。
【図19】図16の方向の垂直投影図である。
【図20】図16の作動方式を示す透視図である。
【符号の説明】
26 探針アーム 28 炉壁 30 開口部 32 支持フープ 38 外側ジャーナル 40 外側ジャーナル 42 平行アーム 44 平行アーム 48 アクチュエータ 52 支持フープ
フロントページの続き (72)発明者 ジョルジュ.ヴィエ ルクセンブルグ国デュドランジュ、ル、 エディソン 15 (56)参考文献 特開 昭60−213845(JP,A) 特開 昭52−152284(JP,A) 米国特許4098122(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 1/22

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高炉の仕込面の上方でガス試料を採取し
    かつ熱測定するための探針であって、仕込面の異なる場
    所においてガス試料の採取と熱測定を同時に行うための
    一連のオリフィスを備えた探針アーム(26)を含み、この
    アームは炉の半径よりも大きい長さを有して炉の中央領
    域から炉の外側まで炉壁(28)の開口部(30)を通って延び
    るように配置されている探針において、第1リング(3
    4)、(56)と第2リング(36)、(54)とを含む支持フープ(3
    2)、(52)によって前記開口部(30)は囲まれており、前記
    第1リングは炉壁(28)に一体的に連結されており、前記
    第2リングには二つの直径的に対向した外側ジャーナル
    (38)、(40)が設けられ、前記外側ジャーナル(38)、(40)
    に二つの平行なアーム(42)、(44)が関節付けされてお
    り、該アームはれらの間に探針アーム(26)を支え、前
    記第2リング(36)、(54)と該探針アーム(26)の外端との
    間に装着された少なくとも一つのアクチュエータ(48)の
    作用下に前記探針アーム(26)は前記フープ(32)、(52)の
    中心のまわりで動くことができ、前記アームは前記フー
    プ(32)、(52)の内方面に対して密封的に動く円形摺動面
    を含み、前記探針アーム(26)が炉壁および仕込面に関し
    て任意の角度位置にもたらされるように前記第2リング
    (36)、(54)は前記第1リング(34)、(56)に回動可能に連
    結されていることを特徴とする高炉の仕込面の上方でガ
    ス試料を採取し、熱測定を行うための探針。
  2. 【請求項2】 該探針アーム(26)の外端が懸架カラー(4
    6)で支持され、前記懸架カラー(46)は2本のアーム(4
    2)、(44)一体に接続され、かつ前記懸架カラー(46)
    に前記アクチュエータ(48)が関節付けされることを特徴
    とする請求項1の探針。
  3. 【請求項3】 該支持フープ(32)は炉壁(28)へ一体に接
    続され前記第1リングの機能をなす固定リング(34)と前
    記ジャーナル(38)、(40)を備えてモータの作用で固定リ
    ング(34)の周りを回転可能であり前記第2リングの機能
    をなす可動リング(36)とを含む転がり接触ベアリングブ
    ロックであることを特徴とする請求項1の探針。
  4. 【請求項4】 前記転がり接触ベアリングブロックを、
    回転軸Xが水平かつ炉に対して直径の関係になるように
    配置することを特徴とする請求項3の探針。
  5. 【請求項5】 前記支持フープ(52)は自在継手の機能を
    持つ二重フープであり、前記第2リングの機能をなす外
    側フープ(54)は前記一対の外側ジャーナル(38)、(40)
    と、さらに外側ジャーナル(38)、(40)に対してクロス状
    に配置した一対の内側ジャーナル(58)、(60)とを有して
    おり、炉壁(28)へ一体に接続され前記第1リングの機
    能をなす内側フープ(56)上で前記外側フープ(54)がピボ
    ット運動をすることを特徴とする請求項1の探針。
  6. 【請求項6】 高炉の仕込面の上方でガス試料を採取し
    かつ熱測定を行うための探針であって、仕込面の異なる
    位置においてガス試料の採取と熱測定を同時に行うため
    に、一連のオリフィスが付いた探針アーム(26)を備え、
    前記アームが炉の半径より長くて、炉の中央領域から炉
    の外側まで炉壁(28)の開口部(30)を貫通して延びるよう
    に配置した探針において、炉壁(28)へ一体に接続した
    固定リング(34)と、モータの作用で固定リング(34)の周
    りに回転できる可動リング(36)とを含む転がり接触ベア
    リングブロック(32)により前記開口部(30)が囲まれてお
    り、探針アーム(26)を可動リング(36)に固定する手段
    と、探針アーム(26)一体に接続された球状セグメン
    ト(50)とを具備し、前記球状セグメント(50)は固定リン
    グ(34)の同様の球状の内面に対して気密を保ちながら動
    く周辺摺動面を持ち、前記探針アーム(26)は前記転がり
    接触ベアリングブロック(32)の軸線に対して鋭角をなす
    ことを特徴とする探針。
  7. 【請求項7】 前記転がり接触ベアリングブロック(32)
    を、回転軸Xが水平で、転がり接触ベアリングブロック
    (32)の中心を通る炉の直径軸に対して鋭角αを形成する
    ように配置することを特徴とする請求項6の探針。
  8. 【請求項8】 前記転がり接触ベアリングブロック(32)
    を、回転軸Xが垂直面内で水平に対して鋭角βを形成し
    て傾斜して炉の中心に向かって持ち上がるように配置す
    ることを特徴とする請求項6の探針。
  9. 【請求項9】 高炉の“V形”仕込面上でガス試料を採
    取しおよび/または熱測定をする方法において、請求項
    1乃至8のいずれか一項に記載の探針を使用し、前記探
    針を採取/測定位置にもたらし、その位置で探針は“V
    形”仕込面の勾配に平行になされることを特徴とする高
    炉の“V形”仕込面上でガス試料を採取しおよび/また
    は熱測定をする方法。
  10. 【請求項10】 ガス試料採取および/または温度測定
    操作が終わると、前記探針を前記採取/測定位置から回
    避位置にもたらし、その位置で探針は炉壁に沿って配置
    されることを特徴とする請求項9記載の高炉の“V形”
    仕込面上でガス試料を採取しおよび/または熱測定をす
    る方法。
JP3125628A 1990-03-07 1991-03-07 高炉の仕込面の上方でガス試料を採取しかつ熱測定するための探針 Expired - Lifetime JP3021084B2 (ja)

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LU87694 1990-03-07

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JP3125628A Expired - Lifetime JP3021084B2 (ja) 1990-03-07 1991-03-07 高炉の仕込面の上方でガス試料を採取しかつ熱測定するための探針

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EP (1) EP0450298B1 (ja)
JP (1) JP3021084B2 (ja)
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AU (1) AU629460B2 (ja)
BR (1) BR9100967A (ja)
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CA2037223A1 (en) 1991-09-08
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