JP3020658U - リピータアンテナ装置 - Google Patents

リピータアンテナ装置

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JP3020658U JP1994015829U JP1582994U JP3020658U JP 3020658 U JP3020658 U JP 3020658U JP 1994015829 U JP1994015829 U JP 1994015829U JP 1582994 U JP1582994 U JP 1582994U JP 3020658 U JP3020658 U JP 3020658U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 移動体のウインドガラスを利用して安定に固
定でき、移動電話の通話において好感度で通話できるリ
ピータアンテナ装置を提供する。 【構成】 粘着金属テープ又は粘着金属フィルムで左右
対称に一体に形成され、その中央部に給電端11a、1
1bを備えた薄膜アンテナ1,1’を車両のウインドガ
ラス内側面に接着してリピータアンテナ装置20を構成
する。このリピータアンテナ装置の給電端に同軸ケーブ
ル13を接続する。同軸ケーブル13の他端に移動電話
アンテナを結合器を用いて結合させる。この結合器は、
同軸ケーブルの外部導体及び内部導体にそれぞれ接続さ
れたコイルを備え、この2つのコイルでもって電気長を
短縮したダイポールアンテナを構成する。該ダイポール
アンテナの前記内部導体に接続したコイル端子を移動電
話アンテナに所定長さの導線を通してクリップ留めす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、リピータアンテナ、特に車両内や家屋内等で携帯電話、アマチュア 無線機器等の移動体の通信機を使用する際に電波を高感度で送受信し、且つ小型 軽量化に好適なリピータアンテナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば車両内等の移動体内で移動電話、例えば携帯電話を使用して通話 をする場合、携帯電話の出力が1W以下とその送信電力が小さいために、電波が 届くゾーンが狭く、遠距離になると感度が不足し、ノイズの発生や通話が途切れ て通話が困難になってくる。 そこで、従来携帯電話を車両内で使用する時、車両にリピータアンテナを付設 して、感度を上げる等の方法が採られている。
【0003】 このようなリピータアンテナの一例として、一対のカップラにそれぞれ棒状ア ンテナを接続して固定し、これらカップラを強力粘着テープを用いて自動車のウ インドガラスに対して車内、車外からカップラを対向して接着固定して、ウイン ドガラスを結合用の誘電体とするコンデンサを構成して容量結合し、これによっ て車内外の棒状アンテナを電気的に結合するようにしたリピータアンテナが知ら れている。
【0004】 しかし、前記従来のリピータアンテナ装置は、棒状アンテナがカップラを介し て粘着テープのみでウインドガラスに接着固定されているため、車外の棒状アン テナは、車の高速走行時の風圧等にて脱落する危険が大きい。 また、カーウオッシングマシンを使用して洗車する時にも、アンテナを取り外 さなければならず、洗車後のアンテナ取り付け作業はユーザには困難を伴うこと になる。さらに棒状アンテナは構造上立体的なので、高速走行中に風切り音を発 生する。
【0005】 さらに、従来例では、車体が備えるウインドガラスや金属性の遮蔽物により電 波が減衰または遮断されるため、車外からの電波は車外に設けた棒状アンテナか ら車内の棒状アンテナへ、車内からの電波は車内に設けた棒状アンテナから車外 に設けた棒状アンテナへカップラを通して伝送される一往復の伝送のみであった 。つまり、車外に設けた棒状アンテナは、車外での受信アンテナと車内での送信 アンテナとして機能し、車内に設けた棒状アンテナは車外での送信アンテナと車 内での受信アンテナとして機能するだけでレフレックス動作をさせることは不可 能であった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、前記問題点に鑑み、車両等の移動体のウインドガラスを利用して、 リピータアンテナを安定に固定でき、しかも移動電話の通話において高感度で通 話できるリピータアンテナ装置及びリピータアンテナ装置と移動電話アンテナと を良好に結合できる結合器を提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
粘着金属テープ又は粘着金属フィルムで左右対称に一体に形成され、その中央 部に給電端を備えた薄膜アンテナを例えば車両のウインドガラス内側面に接着し てリピータアンテナ装置を構成する。このリピータアンテナ装置の給電端に同軸 ケーブルを接続し、同軸ケーブルの他端に移動電話アンテナを結合器を用いて結 合させる。前記結合器は、同軸ケーブルの外部導体及び内部導体にそれぞれ接続 されたコイルを備え、この2つのコイルでもって電気長を短縮したダイポールア ンテナを構成する。該ダイポールアンテナの前記内部導体に接続したコイル端子 を移動電話アンテナに所定長さの導線を通してクリップ留めする。又は、ダイポ ールアンテナを移動電話に近接させて無線的に結合させても良い。
【0008】 前記リピータアンテナ装置をウインドガラスの外側面に接着した場合は、リピ ータアンテナ装置の給電端と同軸ケーブルに接続された結合電極又は結合ループ とをウインドガラス越しに容量結合又は誘導結合させる。
【0009】
【実施例】
まず、本考案の第1の実施例を図1及び図2に基づいて説明する。 図1は、自動車のウインドガラスに本考案リピートアンテナを付設した実施例を 示し、図2はその等価回路図を示している。 図1及び図2において、本考案のリピータアンテナ装置10において、一対の リピータアンテナ1及び1’は、強力接着剤が塗布されたアルミニウム等の金属 箔を用いて、長辺がλ/2(λは電波の波長)の角型開ループ2、2’の短辺3 、3’からλ/6の位置に給電インピーダンスを調整する短絡バー4、4’を設 けて閉ループ5、5’形成してリピータアンテナ1及び1’を構成する。そして 、該リピータアンテナ1、1’の両端には、リピータアンテナ1と1’との電気 的結合、例えば容量結合するための結合電極6、6’及び7、7’が一体に形成 されている。
【0010】 そして、前記構造を備えるリピータアンテナ1、1’のアルミニウム箔の一面 に強力接着剤が塗布されてアンテナ自体が強力粘着金属フィルム又は強力粘着金 属テープを構成する。 このような構成のリピータアンテナ1、1’を一対用意し、自動車のウインド ガラス8の内外面に、ウインドガラス8を挟んで前記結合電極6と6’、結合電 極7と7’が正確に対向させ、且つ水平に位置するように接着固定する。
【0011】 このように、前記リピータアンテナ1及び1’をウインドガラス8の内面及び 外面に接着固定すると、図2に示すようなリピータアンテナ装置10の等価回路 が得られ、前記結合電極で相互に挟まれたウインドガラス9は誘電体として機能 し、前記結合電極とウインドガラスでコンデンサ9、9’が形成されて、前記一 対のリピータアンテナ1、1’が前記コンデンサ9、9’を介して容量結合され る。
【0012】 このように構成された一対のリピータアンテナ1、1’からなるリピータアン テナ装置10を用いて携帯電話で通話を行うと、ウインドガラス8の外面に接着 したリピータアンテナ1’で電波が受信され、該受信された電波は、前記コンデ ンサ9、9’を通して車内のリピータアンテナ1に結合され、車内のリピータア ンテナ1を通して放射された電波を携帯電話で受信して高感度で通話を行うこと が可能となる。
【0013】 また、逆に車内の携帯電話が放射した電波は、車内のリピータアンテナ1で受 信され、前記容量結合された車外のリピータアンテナ1’に結合されて電波が放 射され、通話先との交信を高感度で行うことができる。
【0014】 前記実施例では、一対のリピータアンテナ1、1’をウインドガラス8の内外 面に接着した例で説明したが、ウインドガラス8の任意の箇所に複数対接着して 、車両の進行方向に対応できるようにすれば、進行方向に応じて感度の変わらな い通話を行うことができる。
【0015】 前記実施例では、ウインドガラス8の内外面にリピータアンテナを接着してレ ピータとして動作させている。 前記一対のリピータアンテナ1、1’を一体にしてウインドガラス8の外面又 は内面に接着しても通常車外に取り付けた棒状アンテナと利得の差が殆ど見られ ないことがわかった。
【0016】 そこで、第2の実施例として、図3の(A)に示すように前記第1実施例と同 じ形状のリピータアンテナ1、1’を一体化させ、左右対称の形状にした一枚式 に形成する。この場合、中央部に位置する給電端11に幅広部11a、11bを 形成して左右対称に接続し、該幅広部11a及び11bを他の外部カップラ、例 えば、携帯電話に同軸ケーブルを通して接続されたカップラと結合させるための カップラとして利用する。
【0017】 このように形成したリピータアンテナ20をウインドガラス8の内面に接着す ると、前記第1実施例のように車内及び車外のリピータアンテナを結合するカッ プラを必要としないから、結合損失を低減することが可能となる。 このように一体に貼り付けた状態で、リピータアンテナ20をそのまま利用し ても従来の棒状アンテナを外部に取り付けた場合と同等のアンテナ利得が得られ 、高感度の通話が可能となった。
【0018】 また、アンテナ自体が一枚型のため製作及び取り付けが容易となり、車内に取 り付けた場合は、洗車等でのアンテナの破損を防止することができる。 さらに、前記第1及び第2実施例のリピータアンテナ装置はいずれも、リピー タアンテナ1及び1’がウインドガラス表面に平面状に接着して装着されている ため、車体を構成する金属製遮蔽物の影響を受けることがない。
【0019】 このため、アンテナ1は車内及び車外での受信アンテナ及び送信アンテナとし て機能し、アンテナ1’は車内及び車外での受信アンテナ及び送信アンテナとし て機能し、レフレックス動作が可能となる。したがって、従来の棒状アンテナを リピータアンテナとして利用した場合に対して、利得が2倍、つまり3dB向上 させることができる。
【0020】 この第2実施例のリピータアンテナ装置20の結合方法として、図3の(B) に示すように、前記幅広部11a及び11bに、同軸ケーブル13を備えたカッ プラ12を使用すれば、感度を飛躍的に向上させることができる。
【0021】 以下、前記カップラとアンテナの結合の態様について詳述する。 図4にはアンテナ20に同軸ケーブル13を接点接続するカップラの例を示して いる。 図4において、21はケース例えばプラスチックケース22内にビス22a、 22b留めされたプリント板であって、該プリント板21の裏側に2個の弾性を 有する接点23a、23bが設けられている。この2個の接点23a及び23b は、プリント板21に形成したスルーホールを通して同軸ケーブル13の内部導 体13a及び外部導体13bの引き出し線に半田付けして電気的に接続されてい る。
【0022】 このような構成を有するカップラの前記接点23a及び23bを、アンテナ2 0の中央の給電端11a及び11bに接触させることによって直接結合する。 前記直接結合は、例えば、図4の(B)乃至(D)に示すように、リング状の 両面接着テープ24にて、プリント板21をウインドガラス8内面に接着された アンテナ20に固着することにより、前記アンテナの給電端11a及び11bと 前記接点23a及び23bとを直接結合することができる。
【0023】 次に、アンテナをウインドガラスの外側面に設けた場合の結合方法について説 明する。この場合は、ガラスなどの損失などを考慮すると前記接点による直接結 合が有利であるが、アンテナを外部に設けても実施できるので、以下その結合に ついて説明する。 ウインドガラスを通して結合する場合、容量結合又は誘導結合のいずれかを採 用することができる。
【0024】 図5の(A)及び(B)には容量結合を行う場合のアンテナの給電端のパター ン及び結合電極のパターンを、図5の(C)及び(D)には誘導結合を行う場合 のアンテナの給電端のパターン及び結合コイルのパターンをそれぞれ示している 。
【0025】 以下詳述すると、図5の(A)及び(B)に示す容量結合の場合は、プリント 板21に2分割された結合電極25a及び25bがプリントされており、アンテ ナ20の給電端11a11bと静電結合する際の一方の電極を構成する。 一方、誘導結合の場合は、図5の(C)及び(D)に示すように、プリント板 21に結合ループをプリントし、アンテナ30の給電端31a、31bと誘導結 合するコイルを構成する。
【0026】 前記の如くプリント板21に形成した結合電極25a、25b、結合コイル3 2を用いてアンテナ20、30と携帯電話に接続された同軸ケーブルとの結合態 様を図6に基づいて説明する。 前記結合電極25a及び25bの中央部、結合コイル32の両端にはそれぞれ プリント板21のスルーホールと通して同軸ケーブル13の内部導体13a及び 外部導体13bの引き出しリードと半田付けして電気的に接続する。
【0027】 このように構成したカップラーと前記アンテナ20、30との結合について以 下詳述する。 まず、容量結合を行う場合は、アンテナ20の給電端11aと結合電極25a が、給電端11bと結合電極25bとがウインドガラス8越しに対向して容量結 合が最適になるように両面接着テープ24にてウインドガラス8にプリント板2 1を固着する。
【0028】 誘導結合を行う場合は、アンテナ30の給電端31a、31bと結合コイルと がウインドガラス越しに対向して誘導結合が最適になるように両面接着テープ2 4にてウインドガラス8にプリント板21を固着する。
【0029】 次に、前記本考案リピータアンテナ装置に前記構成のカップラーにて結合され た同軸ケーブル13と移動電話(携帯電話)とを結合する方法を従来例と対比し ながら説明する。 図8には移動電話アンテナ40と同軸ケーブル13とを結合させる従来の方法 を示している。 図8の(A)において、同軸ケーブル13の内部導体13aにコイルL3を接 続し、外部導体13bの終端はオープンにしてプラスチックケース41に内蔵し 、前記コイルL3の他端を携帯電話アンテナ40にクリップ42にて容量結合す る。図8の(B)はその等価回路を示している。
【0030】 さらに他の従来例として図8の(C)に示すように、外部導体13bをオープ ンにし、内部導体13aにコイルL4を外部導体側に折り曲げて対向させてコイ ルL4と外部導体13bとの間の分布容量とで並列共振回路を構成して、移動電 話アンテナ40と結合させる。図8の(D)にはこの場合の等価回路を示してい る。
【0031】 前記従来の結合方法では、能率良く同軸ケーブルに信号を伝送させようとする と結合回路のコイルやコンデンサーの大きさがある程度以上必要となり、現在使 用されている移動電話の大きさとマッチする小型軽量の使いやすい結合器の製作 は困難である。そこで、従来は伝送能率を犠牲にしてコイルやコンデンサーを小 型化していた。また、前記従来例では単に結合できれば良いというに留まりイン ピーダンスマッチングを採りにくいという欠点があった。
【0032】 そこで、本考案においては、前記同軸ケーブル13と移動電話アンテナ40と を能率良く結合し、しかもインピーダンスマッチングを取り易い結合器を提案す る。 図7には、本考案による結合器を示している。本考案においては、図7の(C )に示すように、内部導体13aの先端にコイルL1を設けるとともに外部導体 13bにもコイルL2を接続し、該コイルL2を外部導体13bの外被に巻付け て、図7の(D)にその等価回路が示すように、コイルL1及びL2にて電気長 を短縮したダイポールアンテナ50を構成する。
【0033】 図7の(A)は、前記ダイポールアンテナ50をプラスチックケース51に内 蔵するかプラスチックでモールドして結合器を構成する。この結合器の内部導体 側のコイルL1の先端に金属製ターミナル52を設けて導線53をビスとラグで 接続し、該導線53の他端に金属クリップ54をビス、ラグ、ナットで接続し、 該金属クリップ54にて移動電話アンテナ40をクリップし、移動電話アンテナ 40と同軸ケーブル13とを電気的に接続する。
【0034】 他の例として、前記のように有線的に接続する代わりに、前記ダイポールアン テナ50をプラスチックケース51に内蔵するかモールドし、さらにケース又は モールド体に移動電話アンテナ40の先端を収容できる空間を設け、前記ダイポ ールアンテナ50を前記移動電話アンテナ40に近接させて無線的に結合しても 良い。 本考案による結合器は、コイルL1及びL2にて電気長を短縮したダイポール アンテナ50を構成して、結合手段として利用したから、従来の静電結合や誘導 結合よりも結合能率が良好で、インピーダンスマッチングも取り易くなり、小型 軽量の結合器が得られる。
【0035】
【考案の効果】
本考案リピータアンテナ装置によれば、 (1)リピータアンテナを小型軽量化でき、しかも車両のウインドガラスに接着 しても脱落したり、洗車時に破損することも少なくなる。また、ユーザーはウイ ンドガラスへの固着、交換を容易に行うことができる。
【0036】 (2)従来のリピータアンテナ装置のように立体的構造を有することなく、ウイ ンドガラス表面に平面状に装着して金属性遮蔽物の影響を受けないため、レフレ ックス動作が可能となる。 (3)車両のウインドガラスの任意の箇所に複数個貼り付けると、車両の進行方 向の変化に対応して通話を高感度で行うことができる。 (4)本考案リピータアンテナ装置をウインドガラス内面に接着して同軸ケーブ ルを通して携帯電話と有線で結合することにより、車内や家屋内において感度の 一層向上した通話を行うことができる。
【0037】 (5)移動電話アンテナと同軸ケーブルとの結合も、コイルで構成したダイポー ルアンテナにて構成したから、インピーダンスマッチングを容易になり、しかも 、小型かつ軽量の結合器を実現できる。そして、本考案リピータアンテナとの組 み合わせにより通話感度が一層向上し、しかも取扱の簡単な移動電話送受信器を 実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の説明図である。
【図2】本考案の第1実施例の等価回路図である。
【図3】本考案の第2実施例の説明図である。
【図4】本考案リピータアンテナと同軸ケーブルを直結
するカップラ装置の説明図である。
【図5】本考案リピータアンテナと容量結合、誘導結合
するカップラに実施例の説明図である。
【図6】本考案リピータアンテナと同軸ケーブルを容量
結合又は誘導結合するカップラ装置の説明図である。
【図7】本考案リピータアンテナ装置を移動電話アンテ
ナに結合する本考案結合器の構造の説明図である。
【図8】リピータアンテナ装置を移動電話アンテナに結
合する結合器の従来構造の説明図である。
【符号の説明】
1、1’、10、20、30 金属フィルムをガラスに
接着して構成したリピータアンテナ 6、6’、7、7’、11a、11b、25a、25b
結合電極 8 ウインドガラス 21 プリント板 32 結合コイル 50 同軸ケーブルとコイルで構成したダイポールアン
テナ

Claims (12)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粘着金属テープ又は粘着金属フィルムで
    形成した同一形状の薄膜アンテナを、車両又は家屋のウ
    インドガラスの外面及び内面に、前記薄膜アンテナの給
    電端が前記ウインドガラスを介して電気的に結合され、
    且つ左右対称に位置するように接着固定したことを特徴
    とするリピータアンテナ装置。
  2. 【請求項2】 粘着金属テープ又は粘着金属フィルムで
    左右対称に一体に形成され、その中央部に給電端を備え
    た薄膜アンテナを車両又は家屋のウインドガラスの外面
    に接着固定したことを特徴とするリピータアンテナ装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のリピータアンテナ装置に
    おいて、リピータアンテナの給電端とウインドガラスを
    通して容量結合又は誘導結合するカップラをウインドガ
    ラスの内面に接着して設け、該カップラに同軸ケーブル
    の一端を接続し、前記同軸ケーブルの他端を結合器を通
    して通信機器のアンテナに結合したことを特徴とするリ
    ピータアンテナ装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のリピータアンテナ装置に
    おいて、結合器は、同軸ケーブルの内部導体端部及び外
    部導体端部に接続されたコイルを備え、該コイルにて通
    信機器アンテナと結合するダイポールアンテナを構成し
    たことを特徴とするリピータアンテナ装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のリピータアンテナ装置に
    おいて、内部導体端部に接続されたコイルを通信機器の
    アンテナに金属クリップにて接続したことを特徴とする
    リピータアンテナ装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載のリピータアンテナ装置に
    おいて、ダイポールアンテナを通信機器のアンテナに近
    接して配置したことを特徴とするリピータアンテナ装
    置。
  7. 【請求項7】 粘着金属テープ又は粘着金属フィルムで
    左右対称に一体に形成され、その中央部に給電端を備え
    た薄膜アンテナを車両又は家屋のウインドガラスの内面
    に接着固定したことを特徴とするリピータアンテナ装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のリピータアンテナ装置に
    おいて、リピータアンテナの給電端に同軸ケーブルの一
    端を接続し、前記同軸ケーブルの他端を結合器を通して
    通信機器のアンテナに結合したことを特徴とするリピー
    タアンテナ装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のリピータアンテナ装置に
    おいて、結合器は、同軸ケーブルの内部導体端部及び外
    部導体端部に接続されたコイルを備え、該コイルにて通
    信機器アンテナと結合するダイポールアンテナを構成し
    たことを特徴とするリピータアンテナ装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載のリピータアンテナ装置
    において、内部導体端部に接続されたコイルを通信機器
    のアンテナに金属クリップにて接続したことを特徴とす
    るリピータアンテナ装置。
  11. 【請求項11】 請求項9記載のリピータアンテナ装置
    において、ダイポールアンテナを通信機器のアンテナに
    近接して配置したことを特徴とするリピータアンテナ装
    置。
  12. 【請求項12】 請求項3又は請求項8のリピータアン
    テナ装置において、通信機器が移動電話であることを特
    徴とするリピータアンテナ装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010206550A (ja) * 2009-03-03 2010-09-16 Tdk Corp アンテナ装置及びこれに用いるアンテナ素子
JP2010246072A (ja) * 2009-03-31 2010-10-28 Toshiba It & Control Systems Corp 無線タグ装置
JP2011504431A (ja) * 2007-11-05 2011-02-10 ピルキントン オートモーティヴ ドイチェラント ゲーエムベーハー 配線されたグレージング
WO2018198988A1 (ja) * 2017-04-24 2018-11-01 Agc株式会社 車両用アンテナ及び車両用窓ガラス

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