JP3020213U - バックホーの作業部 - Google Patents

バックホーの作業部

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JP3020213U
JP3020213U JP1995006851U JP685195U JP3020213U JP 3020213 U JP3020213 U JP 3020213U JP 1995006851 U JP1995006851 U JP 1995006851U JP 685195 U JP685195 U JP 685195U JP 3020213 U JP3020213 U JP 3020213U
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登 戸田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 油圧ブレーカ本体による破砕作業とバケット
による掘削作業の切り替えを簡単に対応できるバックホ
ーの作業部を提供する。 【構成】 アーム28の先端にチゼル46の挿入孔47を設け
た油圧ブレーカ本体30をブラケット31を介して装着す
る。前記バケット55の背面55Aには挿入孔47に挿着可能
な取付け軸56を設ける。バケット55の背面55Aにブラケ
ット31との連結受け用ブラケット57を設ける。 【効果】 掘削作業時には、挿入孔47に取付け軸56を挿
着し、また受け用ブラケット57をブラケット31に設けた
連結用ブラケット58と連結する。油圧配管51,52を取り
外すこと無く、チゼルからバケット55への交換を簡単に
行うことができる。また、掘削作業時に受け用ブラケッ
ト57、ブラケット31の連結用ブラケット58で受けるた
め、耐久性を向上できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、上部旋回体にブーム、アーム及び油圧アクチュエータを介して先端 側に、破砕用のチゼルと、掘削用のバケットを選択的に取付け可能にしたバック ホーの作業部に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のものは図5に示すように、破砕時には上部旋回体にブーム(い ずれも図示せず)を介して連結したアーム1の先端側にチゼル2を着脱自在に挿 着した油圧ブレーカ本体3を取付けており、一方掘削時には前記アーム1の先端 側に前記油圧ブレーカ本体3に代えてバケット4を取付けている。
【0003】 前記油圧ブレーカ本体3にはブラケット5が設けられ、そしてこのブラケット 5が前記アーム1にピン6を介して連結される。また前記ブラケット5はリンク 8を介してピン9により油圧アクチュエータ7の先端に連結されている。さらに 前記油圧ブレーカ本体3のチゼル挿入孔(図示せず)に前記チゼル2を挿着する と共に、オイルポンプ(図示せず)から圧送される作動油の油圧配管10A等が油 圧ブレーカ本体3の油圧配管10等に連結している。したがって、前記油圧アクチ ュエータ7やブームシリンダー、アームシリンダー(いずれも図示せず)の作動 、或いは上部旋回体の旋回により破砕箇所に前記チゼル2を位置決めした後、前 記油圧配管10,10Aによりオイルポンプから圧送される作動油が駆動源となって 油圧ブレーカ本体3に内蔵されたハンマーピストン(図示せず)が往復運動し、 この往復運動によりチゼル2の上部を打撃して破砕作業を行っている。
【0004】 一方、前記バケット4の上部に取付け用のブラケット11が設けられている。破 砕作業の後に掘削作業を行うときには、まず前記ブラケット5のピン6,9を抜 いて油圧ブレーカ本体3を外し、また前記油圧配管10,10Aも外す。そしてバケ ット4はブラケット11をピン6,9を利用してアーム1に装着し、リンク8に取 付ける。したがって、掘削作業を行うときは前記油圧アクチュエータ7やブーム シリンダー、アームシリンダーの作動、或いは上部旋回体の旋回によりバケット 4を揺動させて行う。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来技術においては、破砕作業から掘削作業に、或いは掘削作業から破砕 作業に作業内容が変更になるときには前記ピン6,9を取外し、その後油圧ブレ ーカ本体3或いはバケット4を再び前記ピン6,9を利用して取付けるものであ るが、その交換作業は重労働であった。また前記油圧ブレーカ本体3の交換にあ っては前記油圧配管10,10Aの取付け、取外しを行わなければならない。したが って、この油圧配管10,10Aの取外し、取付け作業の際には作動油が周囲にこぼ れる虞がある。またその際には雰囲気中の塵埃が油圧配管10,10A内に混入し、 配管10,10Aの連結後に前記塵埃が油圧配管10,10Aを通って前記油圧ブレーカ 本体3をはじめとし油圧系統中の各種の弁等に至り、故障の原因となってしまう 虞があった。
【0006】 このような問題を解決する一手段として、例えば実開平1−69851号公報 には、油圧ブレーカに、この油圧ブレーカと直交方向にバケットを設けたものが 開示されている。このものにおいては、下向きとした油圧ブレーカのチゼルによ り破砕作業を行い、また前記チゼルを運転席側へ横向きとすることによりバケッ トを下向きに変えてバケットにより掘削を行うものである。
【0007】 しかしながら、このような油圧ブレーカにバケットを一体に設けたものにおい ては、バケットを下向きとする掘削作業時にはチゼルが運転席側を向くことにな るので、チゼルに視界が遮られて運転席側からの掘削箇所の視認性に劣るという 問題がある。さらに、前記油圧ブレーカにバケットを設けたものでは、図5で示 したアーム1に直接バケット4を設けたものに比較して、掘削範囲が減少すると いう問題もあった。
【0008】 本考案は前記問題を解決して、上部旋回体にブーム、アーム及び油圧アクチュ エータを介して先端側に、破砕用のチゼルと、掘削用のバケットを選択的に取付 けるバックホーの作業部において、油圧ブレーカ本体による破砕作業とバケット による掘削作業の切り替えを簡単に対応でき、さらにその際の作動油への塵埃の 混入を完全に防止できるバックホーの作業部を提供することを目的とする。また 、本考案はバケットの取付け強度を向上できるバックホーの作業部を提供するこ とを目的とする。さらに、本考案はチゼル又はバケットの向きを自由にできるバ ックホーの作業部を提供することを目的とする。また、本考案は簡単にチゼルと バケットを交換できるバックホーの作業部を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載のものは、上部旋回体にブーム、アーム及び油圧アクチュエータ を介して先端側に、破砕用の油圧ブレーカと、掘削用のバケットを選択的に取付 けるバックホーの作業部において、前記アームの先端にチゼルの挿入孔を設けた 油圧ブレーカ本体をブラケットを介して装着し、前記バケットの背面に前記挿入 孔に挿着可能な取付け軸を設けたバックホーの作業部である。
【0010】 請求項2記載のものは、前記バケットの背面に前記ブラケットとの連結受け部 を設けたことを特徴とする請求項1記載のバックホーの作業部である。
【0011】 請求項3記載のものは、前記ブラケットは、前記アームの先端に枢着され、さ らに前記アームに基端を枢着した油圧アクチュエータのロッドの先端に第1のリ ンクを介して枢着され、かつ前記ロッドの先端と前記アーム間に第2のリンクが 設けられたことを特徴とする請求項2記載のバックホーの作業部である。
【0012】 請求項4記載のものは、前記チゼル及び取付け軸には、前記油圧ブレーカ本体 から挿入するストッパーが係止する切欠き部が夫々設けられたことを特徴とする 請求項3記載のバックホーの作業部である。
【0013】
【作用】
前記請求項1記載のバックホーの作業部では、破砕時には油圧ブレーカ本体の 挿入孔にチゼルを挿着すると共に油圧ブレーカ本体を作動する。掘削時には前記 挿入孔に取付け軸を挿着することによりバケットを取付けることができる。
【0014】 前記請求項2記載のバックホーの作業部では、バケットは前記取付け軸を前記 油圧ブレーカ本体の挿入孔に挿着することのみならず、連結受け部によってバケ ットとブレーカのブラケットが固定される。
【0015】 前記請求項3記載のバックホーの作業部では、油圧アクチュエータの作動によ り油圧ブレーカ本体を回動させることができる。
【0016】 前記請求項4記載のバックホーの作業部では、ストッパーの脱着によりチゼル 、取付け軸を簡単に取外し、取付けを行うことができる。
【0017】
【実施例】
以下、本考案のー実施例を図1乃至図4を参照して説明する。21はバックホー のクローラ車体であり、22は前記クローラ車体21の上部に旋回自在に設けられた 運転席23を備えた上部旋回体であり、そして作業部24が前記上部旋回体22の前部 に設けられている。前記作業部24は、前記上部旋回体22にブーム26がブームシリ ンダ25により起伏自在に設けられ、このブーム26の先端にアーム28がアームシリ ンダ27により回動自在に設けられている。さらに前記アーム28の先端側には後述 するバケットが設けられている。また、バケットシリンダたる油圧アクチュエー タ29の基端29Aが前記アーム28に回動自在に連結されている。
【0018】 さらに、油圧ブレーカ本体30が前記アーム28の先端にブラケット31を介して設 けられている。このブラケット31は左右一対の側板部31A,31Bを備え、その間 に前記油圧ブレーカ本体30が固定している。そして、前記側板部31A,31Bの運 転席23側部位に第1及び第2のボス32,33が設けられている。前記第1のボス32 と前記アーム28の先端に設けられたボス34は第1の枢着用ピン35により連結され ている。また上部に位置する第2のボス33と、第1のリンク杆36の先端に設けら れたボス37は第2の枢着用ピン38により連結されている。この第1のリンク杆36 の基端は前記油圧アクチュエータ29のロッド39の先端に第3の枢着用ピン40を介 して連結している。さらに、第2のリンク41が前記ロッド39の先端と前記アーム 28の先端側に設けられている。この第2のリンク41の上部は第3の枢着用ピン40 により連結されていると共に、この第2のリンク41の下部は第4の枢着用ピン42 を介して前記アーム28の先端寄りに連結されている。
【0019】 図4に示すように前記油圧ブレーカ本体30は、上部にアキュムレータ42、パイ ロットバルブ(図示せず)を内蔵したバルブケーシング43を備えており、さらに バルブケーシング43の下部に設けられるケーシング44内にはハンマーピストン45 が往復運動するように設けられている。さらにチゼル46の挿入孔47を形成したチ ゼルホルダー48が前記ケーシング44の下部に設けられている。そして、前記チゼ ル46を挿入孔47に挿入し、このチゼル46の上部に形成された切欠き部46Aに係止 するようにストッパー48Aをチゼルホルダー48に挿入して前記チゼル46を挿着で きる。尚、前記切欠き部46Aはチゼル46が往復運動できるように形成されている 。
【0020】 また高圧油圧配管51が、前記上部旋回体22に設けられたオイルポンプ49よりコ ントロールバルブ50を介して前記ブーム26及びアーム28に沿って設けられ、さら にこの高圧油圧配管51は前記バルブケーシング43の高圧油圧口51Aに接続されて いる。一方、前記バルブケーシング43の低圧油圧口52Aに接続された低圧油圧配 管52は、前記ブーム26及びアーム28に沿って上部旋回体22に設けられた作動油タ ンク53に接続されている。尚、前記オイルポンプ49と作動油タンク53は循環油圧 配管54により連結されている。したがって、オイルポンプ49より圧送される作動 油が高圧油圧パイプ51、高圧油圧口51Aよりパイロットバルブに供給されて前記 ケーシング44内でハンマーピストン45を往復運動せしめ、この作動により前記チ ゼル46を打撃して、破砕作業を行う。
【0021】 55はバケットであり、このバケット55は前記チゼル46と交換してアーム28の先 端に選択的に取付けられる。そして前記バケット55には前記挿入孔47に挿入可能 な取付け軸56が設けられている。この取付け軸56は前記バケット55の背面55Aに 上向きに溶接等により設けたものであり、その上端には前記チゼル46の切欠き部 46Aと同様な切欠き部56Aが設けられている。尚、この切欠き部56Aは前記スト ッパー48Aとほぼ嵌合できるようになっている。さらに、前記ブラケット31との 連結受け部たる連結受け用ブラケット57が前記前記バケット55の背面55Aの上部 に固定されている。この連結受け用ブラケット57は横長に形成されており、連結 受け用ブラケット57に対応して連結部たる連結用ブラケット58が前記ブラケット 31に設けられている。そしてこれらブラケット57,58は夫々に形成された孔57A ,58Aを貫通したボルト59及びナット60により固定できるようになっている。
【0022】 次に前記構成について作用を説明する。破砕作業を行うときには通常通りチゼ ル46を挿入孔47に挿入し、そしてストッパー48Aをチゼルホルダー48に挿入し切 欠き部46Aに係止する。この後、前記上部旋回体22による旋回、ブームシリンダ 25、アームシリンダ27、油圧アクチュエータ29の操作によりチゼル46を所定箇所 に位置せしめ、そして通常通りコントロールバルブ50を操作することにより前記 オイルポンプ49から作動油を高圧油圧パイプ51を介して油圧ブレーカ本体30に圧 送してハンマーピストン45を往復運動せしめると共に、この往復運動によりチゼ ル46に打撃を与えて破砕作業を行う。
【0023】 一方、図2に示すように掘削作業を行うときには、まずストッパー48Aをチゼ ルホルダー48より抜き、そしてチゼル46を油圧ブレーカ本体30より抜き出す。次 にバケット55の取付け軸56を油圧ブレーカ本体30の挿入孔47に挿入し、そしてス トッパー48Aをチゼルホルダー48に挿入することにより、油圧ブレーカ本体30に 取付け軸56を固定する。次に連結受け用ブラケット57、連結用ブラケット58の孔 57A,58Aにボルト59を挿入すると共にナット60で固定する。このようにして、 バケット55をアーム28に取付けた後に、通常通り上部旋回体22による旋回、ブー ムシリンダ25、アームシリンダ27、油圧アクチュエータ29の操作によりバケット 55を揺動して所定箇所を掘削するものである。尚、この掘削作業時においては、 油圧ブレーカ本体30に作動油を圧送することはない。
【0024】 以上のように、本考案の実施例では請求項1に対応して、上部旋回体22にブー ム26、アーム28及び油圧アクチュエータ29を介して先端側に、破砕用の油圧ブレ ーカ30と、掘削用のバケット55を選択的に取付けるバックホーの作業部24におい て、前記アーム28の先端に前記チゼル46の挿入孔47を設けた油圧ブレーカ本体30 をブラケット31を介して装着し、前記バケット55の背面55Aに前記挿入孔47に挿 着可能な取付け軸56を設けたことにより、破砕時にはチゼル46を油圧ブレーカ本 体30の挿入孔47に挿着し、前記油圧ブレーカ本体30を作動することにより破砕作 業を行うことができる。一方前記チゼル46に代えてバケット55を取付ける場合に は、取付け軸56を前記挿入孔47に挿着して、アーム28の先端に油圧ブレーカ本体 30を介してバケット55を取付ける。したがって、破砕作業時には運転席23側から チゼル46及びその周囲を視認して正確に破砕作業を行うことができ、また掘削作 業時には運転席23側からバケット55及びその周囲を視認して正確に掘削作業を行 うことができる。さらに、前記油圧ブレーカ本体30はアーム28の先端に装着され た状態で、チゼル46、バケット55を交換できるので、この交換の際には高圧油圧 パイプ51や低圧油圧パイプ52を外したり連結したりする必要がない。したがって 、高圧油圧パイプ51や低圧油圧パイプ52に塵埃が混入する虞がなく、この結果油 圧ブレーカ本体30のパイロットバルブなどの機器に塵芥が入込まず故障を無くす ことができる。また、作動油の漏れもない。しかも、前記実開平1−69851 号公報のような油圧ブレーカにバケットを設けたものに比較して、掘削範囲が減 少する虞もない。
【0025】 また、本考案の実施例では請求項2に対応して、バケット55の背面55Aに連結 受け部たる連結受け用ブラケット57と、油圧ブレーカ本体30のブラケット31に設 けた連結用ブラケット58とをボルト59、ナット60によって固定することにより、 掘削作業時バケット55に加わる力を前記連結受け用ブラケット57、連結用ブラケ ット58で受けるために前記取付け軸56によるバケット55の取付けの耐久性を向上 できる。
【0026】 さらに、本考案の実施例では請求項3に対応して、前記ブラケット31は前記ア ーム28の先端に枢着され、さらに前記アーム28に基端29Aを枢着した油圧アクチ ュエータ29のロッド39の先端に第1のリンク36を介して枢着され、かつ前記ロッ ド39の先端と前記アーム28間に第2のリンク41が設けられたことにより、油圧ア クチュエータ29の作動により、自由に前記ブラケット31、ひいては油圧ブレーカ 本体30を回動して、チゼル46、バケット55の向きを変えることができる。
【0027】 また、本考案の実施例では請求項4に対応して、前記チゼル46及び取付け軸5
6 には、チゼル46の挿入孔47を設けた油圧ブレーカ本体30から挿入するストッパ
ー 48Aが係止する切欠き部46A,56Aが夫々設けられたことにより、ストッパー48 Aの脱着により、簡単にチゼル46、バケット55の交換を行うことができる。
【0028】 尚、本考案は前記実施例に限定されるものではなく、種々の変形が可能である 。
【0029】
【考案の効果】
請求項1記載のものは、上部旋回体にブーム、アーム及び油圧アクチュエータ を介して先端側に、破砕用の油圧ブレーカと、掘削用のバケットを選択的に取付 けるバックホーの作業部において、前記アームの先端にチゼルの挿入孔を設けた 油圧ブレーカ本体をブラケットを介して装着し、前記バケットの背面に前記挿入 孔に挿着可能な取付け軸を設けたバックホーの作業部であり、前記挿入孔にチゼ ルを挿着することにより破砕作業ができ、また前記挿入孔にバケットの取付け軸 を挿着することにより、バケットを取付けて掘削作業ができる。したがって、バ ケットの取付け時には油圧ブレーカ本体を外すことなく取付けができるので、そ の交換作業を簡単に行うことができる。しかもその交換作業には油圧配管の取外 し等が不要であり、したがって油圧配管に塵芥等の混入の虞や作動油の漏れもな くすことができる。さらに、バケットをアームの先端に単独に取付けることがで き掘削範囲を確保できる。
【0030】 請求項2記載のものは、前記バケットの背面に前記ブラケットとの連結受け部 を設けたことを特徴とする請求項1記載のバックホーの作業部であり、掘削作業 時にバケットの取付け軸に加わる力を前記連結受け部で受けるため、耐久性を向 上できる。
【0031】 請求項3記載では、前記ブラケットは、前記アームの先端に枢着され、さらに 前記アームに基端を枢着した油圧アクチュエータのロッドの先端に第1のリンク を介して枢着され、かつ前記ロッドの先端と前記アーム間に第2のリンクが設け られたことを特徴とする請求項2記載のバックホーの作業部であり、油圧アクチ ュエータの作動により、油圧ブレーカ本体を回動でき、チゼル、バケットの向き を自由に作業できる。
【0032】 請求項4記載のものは、前記チゼル及び取付け軸には、前記油圧ブレーカ本体 から挿入するストッパーが係止する切欠き部が夫々設けられたことを特徴とする 請求項3記載のバックホーの作業部であり、ストッパーによりチゼル、バケット の交換を簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のー実施例を示す分解斜視図である。
【図2】本考案のー実施例を示す正面図である。
【図3】本考案のー実施例を示す要部の一部切欠き正面
図である。
【図4】本考案のー実施例を示す油圧ブレーカ本体の一
部切欠き斜視図である。
【図5】従来例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
22 上部旋回体 24 作業部 26 ブーム 28 アーム 29 油圧アクチュエータ 29A 基端 30 油圧ブレーカ本体 31 ブラケット 36 第1のリンク杆 39 ロッド 41 第2のリンク 46A 56A 切欠き部 47 挿入孔 48A ストッパー 55 バケット 55A 背面 56 取付け軸 57 連結受け用ブラケット(連結受け部)

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部旋回体にブーム、アーム及び油圧ア
    クチュエータを介して先端側に、破砕用の油圧ブレーカ
    と、掘削用のバケットを選択的に取付けるバックホーの
    作業部において、前記アームの先端にチゼルの挿入孔を
    設けた油圧ブレーカ本体をブラケットを介して装着し、
    前記バケットの背面に前記挿入孔に挿着可能な取付け軸
    を設けたことを特徴とするバックホーの作業部。
  2. 【請求項2】 前記バケットの背面に前記ブラケットと
    の連結受け部を設けたことを特徴とする請求項1記載の
    バックホーの作業部。
  3. 【請求項3】 前記ブラケットは、前記アームの先端に
    枢着され、さらに前記アームに基端を枢着した油圧アク
    チュエータのロッドの先端に第1のリンクを介して枢着
    され、かつ前記ロッドの先端と前記アーム間に第2のリ
    ンクが設けられたことを特徴とする請求項2記載のバッ
    クホーの作業部。
  4. 【請求項4】 前記チゼル及び取付け軸には、前記油圧
    ブレーカー本体に挿入するストッパーが係止する切欠き
    部が夫々設けられたことを特徴とする請求項3記載のバ
    ックホーの作業部。
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