JP3019352U - 流量制御弁 - Google Patents

流量制御弁

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JP3019352U
JP3019352U JP1995006816U JP681695U JP3019352U JP 3019352 U JP3019352 U JP 3019352U JP 1995006816 U JP1995006816 U JP 1995006816U JP 681695 U JP681695 U JP 681695U JP 3019352 U JP3019352 U JP 3019352U
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芳博 野口
恒夫 梶
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トーソク株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 流体以外の不純物が通過することがあって
も、最大流出量が低下することのない流量制御弁を提供
する。 【構成】 流量制御弁1のブロック2に、連通室6に連
通する流入口4、流出口5、取付穴9を設ける。ソレノ
イドバルブ3の円筒部14にシート穴15を設け、円筒
部14の先端を取付穴9、連通室6を貫通させ流出口5
に内嵌する。円筒部14の内壁に、薄刃リング状に突出
するオリフィス部16を設け、このオリフィス部16に
て、円筒部14の内径が最小となるように構成する。オ
リフィス部16における円筒部14内の断面積を、各シ
ート穴15,・・・の総面積より小さく設定し、オリフ
ィス部16における円筒部14内の断面積が、流量制御
弁1の最大流出量を決定するように構成する。ソレノイ
ドバルブ3内のプランジャー17を作動すると、先端の
バルブ部21がシート穴15を開閉する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、流体の通流量を制御する流量制御弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車のエアクリーナとエンジンとの間には、エンジンの運転状況に応 じて補助空気を直接エンジンに供給する補助供給路が設けられており、該補助供 給路には、供給する空気の通流量を制御する流量制御弁が設けられている。
【0003】 この流用制御弁は、図7に示すように、前記補助供給路を形成するブロック8 0と、前記補助供給路を通流する空気の通流量を制御する制御手段としてのソレ ノイドバルブ81とにより構成されている。前記ブロック80には、エアクリー ナからの空気をパイプ82を介して流入させる流入口83と、空気を流出させる 流出口84とを連通する連通室85が設けられており、前記流出口84の側部に は、エンジン側へ空気を供給する供給路86が設けられている。また、前記ブロ ック80には、前記流出口84に対向する部位に、取付穴87が開設されており 、該取付穴87には、前記ソレノイドバルブ81の筒状部88が挿入されている 。
【0004】 前記ソレノイドバルブ81は、ソレノイド89及び該ソレノイド89に励磁さ れるコア90を有したソレノイド本体91と、該ソレノイド本体91より延出し た側壁にシート穴92,・・・を有した筒状部材としての前記筒状部88とから なり、この筒状部88内部の断面積は、前記シート穴92,・・・の総面積より 小さく設定されている。すなわち、前記筒状部88内部の断面積を決定すること により、当該筒状部88より流出する空気の最大流出量を決定できるように構成 されている。そして、この筒状部88は、前記ブロック80の取付穴87及び前 記連通室85を貫通し、先端が前記流出口84に内嵌するように接続されている 。
【0005】 前記ソレノイドバルブ81内には、プランジャー93が摺動自在に設けられて おり、該プランジャー93は、前記コア90に吸引されるとともに、この吸引方 向逆向きにスプリング94によって付勢された吸着部95と、円筒状に形成され た先端側の制御部96とにより構成されている。該制御部96の先端には、バル ブ部97が設けられており、該バルブ部97より基端側には、リング状の凸部9 8,・・・が突設されている。
【0006】 すなわち、ソレノイドバルブ81のソレノイド89が通電された際には、筒状 部88内のプランジャー93がソレノイド本体91のコア90に吸引され、プラ ンジャー93のバルブ部97が前記筒状部88のシート穴92,・・・を開放し 、これによってパイプ82より連通室85内に流入した空気が、流出路を形成す る前記円筒部88を介して、前記流出口84より流出するように構成されている 。また、前記ソレノイド89が非通電状態となった際には、前記プランジャー9 3がスプリング94によって付勢され、前記バルブ部97が、前記シート穴92 を閉鎖し、空気の流出を阻止するように構成されている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記流量制御弁を長時間使用した場合には、図8に示すように 、空気とともに吸引される油、ゴミ、あるいはブローバイガスなどが、筒状部8 8の内壁面に付着積層してしまう。また、前記供給路86側からも未燃焼物やE GRなどの吹き返しを受け、これらが筒状部88の内壁面に付着積層してしまう ことがある。すると、これら不純物99の付着積層によって、前記筒状部88を 通流する空気の最大流出量を決定する前記筒状部88内部の断面積が減少し、こ れに伴い、最大流出量が低下してしまう。
【0008】 本考案は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、流体以外の不 純物が通過することがあっても、最大流出量が低下することのない流量制御弁を 提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、請求項1の考案のにあっては、流体の通流量を制 御する制御手段と、該制御手段にて制御された流体を流出させる流出路とが設け られた流量制御弁において、前記流出路の内壁に、最大流出量を決定するオリフ ィス部を設けた。
【0010】 また、請求項2の考案では、流入口と流出口とを連通する連通室をブロック内 に形成するとともに、シート穴が側面に開設された筒状部材を、前記連通室内よ り前記流出口に内嵌し、前記連通室に流入した流体が前記筒状部材を通って前記 流出口より流出する通流経路を形成する一方、前記筒状部材に、バルブ部が設け られたプランジャーを内嵌させるとともに、該プランジャーを駆動して前記バル ブ部により前記シート穴を開閉し、前記通流経路を通流する流体の通流量を制御 する流量制御弁において、前記筒状部材の内壁に、最大流出量を決定するオリフ ィス部を設けた。
【0011】 さらに、請求項3の考案にあっては、流入口と流出口とを連通する連通室をブ ロック内に形成するとともに、シート穴が側面に開設された筒状部材を、前記連 通室内より前記流出口に内嵌し、前記連通室に流入した流体が前記筒状部材を通 って前記流出口より流出する通流経路を形成する一方、前記筒状部材に、バルブ 部が設けられたプランジャーを内嵌させるとともに、該プランジャーを駆動して 前記バルブ部により前記シート穴を開閉し、前記通流経路を通流する流体の通流 量を制御する流量制御弁において、前記筒状部材の先端を、前記流出口の開口縁 近傍まで後退させ、前記流出口の内壁面に、前記筒状部材の先端が内嵌してなる 段差を形成するとともに、前記シート穴を前記筒状部材の先端近傍に開設し、前 記筒状部材の先端部に最大流出量を決定するオリフィス部を形成した。
【0012】 加えて、請求項4の考案では、流入口と流出口とを連通する連通室をブロック 内に形成するとともに、シート穴が側面に開設された筒状部材を前記連通室より 前記流出口に接続し、前記連通室に流入した流体が前記筒状部材を通って前記流 出口より流出する通流経路を形成する一方、前記筒状部材に、バルブ部が設けら れたプランジャーを内嵌させるとともに、該プランジャーを駆動して前記バルブ 部により前記シート穴を開閉し、前記通流経路を通流する流体の通流量を制御す る流量制御弁において、前記流出口の内径寸法を、前記筒状部材の内径寸法より 小径に設定し、前記筒状部材の先端を前記流出口の全周縁に当接させて接続する とともに、前記流出口の全周縁における肉厚を薄肉にして最大流出量を決定する オリフィス部を形成した。
【0013】
【作用】
前記請求項1の流量制御弁において、制御手段にて制御された流体が流出路に 設けられた最大流出量を決定するオリフィス部を通過する際には、前記流体は、 このオリフィス部にて、通流量が絞られるとともに流速が最大となる。
【0014】 また、請求項2の流量制御弁では、ブロックの流入口から連通室へ流入した流 体は、側面にシート穴が開設された筒状部材を通って流出口より流出される。こ のとき、前記流体が、筒状部材に設けられた最大流出量を決定するオリフィス部 を通過する際には、請求項1の場合と同様に、前記流体は、このオリフィス部に て、通流量が絞られるとともに流速が最大となる。
【0015】 さらに、請求項3の流量制御弁にあっては、ブロックの流出口に内嵌する筒状 部材の先端を、前記流出口の開口縁付近まで後退させ、流出口の内壁面に筒状部 材の肉厚分の段差を形成するとともに、前記筒状部材の側面に設けられたシート 穴を前記筒状部材の先端近傍に開設することにより、シート穴と前記先端との間 にオリフィス部を形成したので、流体が、このオリフィス部を通過する際には、 前記流体は、第2実施例と同様に、前記オリフィス部にて、通流量が絞られると ともに流速が最大となる。
【0016】 加えて、請求項4の流量制御弁では、流出口の全周縁に当接された筒状部材の 内径寸法が、前記流出口の内径寸法より大径であるとともに、前記流出口の全周 縁における肉厚を薄肉に形成し、前記流出口の全周縁に、筒状部材の内径より小 径の最大流出量を決定するオリフィス部を形成したので、請求項2の場合と同様 に、流体が前記オリフィス部を通過する際には、前記流体は、前記オリフィス部 にて、通流量が絞られるとともに流速が最大となる。
【0017】 このように、請求項1から請求項4までの総ての流量制御弁において、流体の 流速は、最大流出量を決定するオリフィス部にて最大となり、これにより、流体 以外の不純物がオリフィス部を通過することがあっても、この不純物のオリフィ スへの付着積層が防止される。
【0018】
【実施例】
(第1実施例) 以下、本考案の第1実施例を図面にしたがって説明する。図1に示すように、 本実施例にかかる流量制御弁1は、従来例と同様に、自動車のエアクリーナとエ ンジンとの間を結ぶ補助供給路に設けられており、該補助供給路を形成するブロ ック2と、該ブロック2内を通流する空気の通流量を制御する制御手段としての ソレノイドバルブ3とにより構成されている。
【0019】 前記ブロック2には、流入口4と流出口5とを連通する連通室6が設けられて おり、該連通室6の側部には、前記流出口5を介して前記連通室6に連通した供 給路7が設けられている。前記ブロック2の流入口4には、前記エアクリーナに 接続されるパイプ8が設けられており、前記ブロック2の前記流出口5に対向す る部位には、取付穴9が設けられている。
【0020】 一方、前記ソレノイドバルブ3は、ソレノイド10及び該ソレノイド10に励 磁されるコア11を有した前記ブロック2にシールリング12を介してネジ止さ れたソレノイド本体13と、該ソレノイド本体13より延出した筒状部材として の円筒部14とからなり、該円筒部14の側壁には、長方形状のシート穴15が 周方向に沿って4カ所に配設されている。この円筒部14は、ブロック2の取付 穴9と前記連通室6とを貫通しており、当該円筒部14の先端は、前記流出口5 に内嵌している。そして、前記円筒部14の内壁には、図2にも示すように、前 記シート穴15,・・・に沿って薄刃リング状に突出するオリフィス部16が設 けられており、前記シート穴15,・・・から先端までの間における前記円筒部 14の内径寸法は、前記オリフィス部16にて最小となるように構成されている 。また、前記オリフィス部16における前記円筒部14内の断面積は、前記各シ ート穴15,・・・の総面積より小さく設定されており、前記オリフィス部16 における円筒部14内の断面積が、流量制御弁1の最大流出量を決定するように 構成されている。
【0021】 前記ソレノイドバルブ3内には、プランジャー17が摺動自在に設けられてお り、該プランジャー17は、前記コア11に吸引されるとともに、この吸引方向 逆向きにスプリング18によって付勢された基端側の吸着部19と、円筒状に形 成された先端側の制御部20とにより構成されている。該制御部20の先端には 、外周方向に突出したバルブ部21が設けられており、該バルブ部21より基端 側には、リング状の凸部22,・・・が突設されている。
【0022】 すなわち、ソレノイドバルブ3のソレノイド10が通電された際には、前記プ ランジャー17がソレノイド本体13のコア11に吸引され、プランジャー17 のバルブ部21が、前記円筒部14のシート穴15,・・・を開放するとともに 、パイプ8より連通室6内に流入した空気を流出路を形成する前記円筒部14を 介して、流出口5より流出されるように構成されている。また、前記ソレノイド 11が非通電状態となった際には、前記プランジャー17がスプリング18によ って付勢され、前記バルブ部21が、前記シート穴15,・・・を閉鎖して、空 気の流出を阻止するように構成さている。
【0023】 以上の構成にかかる本実施例において、ソレノイドバルブ3のソレノイド10 が通電され、プランジャー17のバルブ部21によって円筒部14のシート穴1 5,・・・が開放された際には、パイプ8より連通室6に流入した空気は、前記 シート穴15,・・・を介して円筒部14内に流入し、この円筒部14内を通過 して流出口5より流出される。このとき、前記空気が通過する円筒部14内には 、最大流出量を決定するオリフィス部16が形成されており、前記空気は、この オリフィス部16にて通流量が絞られるとともに、流速が最大となる。このため 、油やゴミなどの混入する空気が、前記円筒部14内を通過する場合、あるいは 、前記空気にブローバイガスを混合させて前記円筒部14内を通過させる場合で あっても、油、ゴミ、またはブローバイガスの前記オリフィス16への付着積層 が防止される。また、前記供給路7側から吹き返される未燃焼物やEGRなどが 前記円筒部14内に侵入することがあっても、これらが前記オリフィス部16に 付着積層することはない。
【0024】 したがって、流量制御弁1を長時間使用する場合であっても、従来のように、 不純物の付着積層により最大流出量が低下してしまうことなく、経時的な制御特 性の劣化を防止することができる。 (第2実施例) 図3は、本考案の第2実施例を示すものであり、第1実施例と異なる部分のみ について説明する。
【0025】 すなわち、ソレノイドバルブ3の円筒部14の側壁には、長方形状のシート穴 15が周方向に沿って4カ所に配設されている。そして、前記円筒部14の内壁 面における先端部には、先端縁に沿って薄刃リング状に突出するオリフィス部3 1が設けられており、前記円筒部14の内径寸法は、前記オリフィス部31にて 最小となるように構成されている。また、前記オリフィス部31における前記円 筒部14内の断面積は、前記各シート穴15,・・・の総面積より小さく設定さ れており、前記オリフィス部31における円筒部14内の断面積が、流量制御弁 1の最大流出量を決定するように構成されている。
【0026】 以上の構成において、オリフィス部31が形成された円筒部14内を通過する 空気は、このオリフィス部31にて通流量が絞られるとともに、流速が最大とな る。このため、油やゴミなどの混入する空気が、前記円筒部14内を通過する場 合、あるいは、前記空気にブローバイガスを混合させて前記円筒部14内を通過 させる場合、さらには供給路7からの吹き返しを受けた場合であっても、第1実 施例と同様に、油、ゴミ、またはブローバイガスなどの前記オリフィス31への 付着積層を防止することができ、従来のように、最大流出量が低下してしまうこ とはない。 (第3実施例) また、図4は、本考案の第3実施例を示すものであり、第1実施例と異なる部 分のみを示している。
【0027】 すなわち、ソレノイドバルブ3の円筒部14先端は、ブロック2に形成された 流出口5の開口縁付近まで後退しており、前記流出口5の内壁面には、前記円筒 部14の先端が内嵌することによって、円筒部14の肉厚分の高さを有した段差 35が形成されている。そして、円筒部14に開設されたシート穴15,・・・ は、前記円筒部14の先端近傍に設けられており、前記各シート穴15,・・・ と前記円筒部14先端との間には、前記段差35を有した薄刃状のオリフィス部 36が形成されている。また、前記段差35を有したオリフィス部36における 前記流出口5の内の断面積は、前記各シート穴15,・・・の総面積より小さく 設定されており、前記オリフィス部36における流出口5内の断面積が、流量制 御弁1の最大流出量を決定するように構成されている。
【0028】 以上の構成において、円筒部14の先端、すなわち、オリフィス部36が内嵌 する流出口35を通過する空気は、前記オリフィス部36にて通流量が絞られる とともに、流速が最大となる。このため、油やゴミなどの混入する空気が、前記 流出口35を通過する場合、あるいは、前記空気にブローバイガスを混合させて 前記流出口35を通過させる場合であっても、第1実施例と同様に、油、ゴミ、 またはブローバイガスの前記オリフィス36への付着積層を防止することができ 、従来のように、最大流出量が低下してしまうことはない。 (第4実施例) 図5は、本考案の第4実施例を示すものである。本実施例にかかる流量制御弁 41は、第1実施例と同様に、ブロック42と、該ブロック42内を通流する空 気の通流量を制御するソレノイドバルブ43とにより構成されている。
【0029】 前記ブロック42には、流入口44と流出口45とを連通する連通室46が設 けられており、該連通室46の側部には、前記流出口45を介して前記連通室4 6に連通した供給路47が設けられている。前記ブロック42の流入口44には 、空気が流入するパイプ48が設けられており、前記ブロック42の前記流出口 45に対向する部位には、取付穴49が設けられている。また、前記流出口45 の全周縁には、流出口45の縁に沿った凹部50が設けられており、これによっ て前記ブロック42に設けられた流出口45の全周縁は、薄肉状に形成されてい る。
【0030】 一方、前記ソレノイドバルブ43は、ソレノイド51及び該ソレノイド51に 励磁されるコア52を有した前記ブロック42にシールリング53を介してネジ 止されたソレノイド本体54と、該ソレノイド本体54より延出した筒状部材と しての円筒部55とからなり、該円筒部55の側壁には、長方形状のシート穴5 6,・・・が周方向に沿って4カ所に配設されている。また、前記円筒部55の 内径寸法Aは、図6にも示すように、前記ブロック42に設けられた流出口45 の内径寸法Bより大きく設定されており、この円筒部55は、ブロック42の取 付穴49と前記連通室46とを貫通するとともに、先端が、前記流出口45の全 周縁に設けられた凹部50に当接されている。これにより、前記円筒部55と前 記供給路47との間には、前記凹部50によってブロック42が薄肉状に形成さ れてなるオリフィス部57が介在している。また、このオリフィス部57におけ る流出口45の断面積は、前記各シート穴56,・・・の総面積より小さく設定 されており、前記オリフィス部57における断面積が、流量制御弁41の最大流 出量を決定するように構成されている。
【0031】 前記ソレノイドバルブ43内には、プランジャー58が摺動自在に設けられて おり、該プランジャー58は、前記コア52に吸引されるとともに、この吸引方 向逆向きにスプリング59によって付勢された吸着部60と、円筒状に形成され た先端側の制御部61とにより構成されている。該制御部61の先端には、外周 方向に突出したバルブ部62が設けられており、該バルブ部62より基端側には 、リング状の凸部63,・・・が突設されている。
【0032】 以上の構成にかかる本実施例において、ソレノイドバルブ43のソレノイド5 1が通電され、プランジャー58のバルブ部62によって円筒部55のシート穴 56,・・・が開放された際には、パイプ48より連通室46に流入した空気は 、前記シート穴56,・・・を介して円筒部55内に流入し、前記流出口45を 通って前記供給路47へ流出される。このとき、前記空気が通過する流出口45 には、最大流出量を決定するオリフィス部57が形成されており、流出口45を 通過する空気は、前記オリフィス部57にて通流量が絞られるとともに、流速が 最大となる。このため、油やゴミなどの混入する空気が、前記流出口45を通過 する場合、あるいは、前記空気にブローバイガスを混合させて前記流出口45を 通過させる場合であっても、第1実施例と同様に、油、ゴミ、またはブローバイ ガスの前記オリフィス57への付着積層を防止することができ、従来のように、 最大流出量が低下してしまうことはない。
【0033】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、請求項1から請求項4までの総ての流量 制御弁において、最大流出量を決定するオリフィス部への不純物の付着積層を防 止することができるので、流量制御弁を長時間使用する場合であっても、従来の ように、不純物の付着積層により最大流出量が低下してしまうことない。したが って、経時的な制御特性の劣化を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す断面図である。
【図2】同実施例における要部の拡大図である。
【図3】本考案の第2実施例を示す要部の拡大図であ
る。
【図4】本考案の第3実施例を示す要部の拡大図であ
る。
【図5】本考案の第4実施例を示す断面図である。
【図6】同実施例における要部の拡大図である。
【図7】従来例を示す流量制御弁の断面図である。
【図8】同従来例における要部の拡大図である。
【符号の説明】
1 流量制御弁 2 ブロック 3 ソレノイドバルブ(制御手段) 4 流入口 5 流出口 6 連通室 14 円筒部(筒状部材) 15 シート穴 16 オリフィス部 17 プランジャー 21 バルブ部 31 オリフィス部 35 段差 36 オリフィス部 41 流量制御弁 42 ブロック 43 ソレノイドバルブ(制御手段) 44 流入口 45 流出口 46 連通室 50 凹部 55 円筒部(筒状部材) 56 シート穴 57 オリフィス部 58 プランジャー 62 バルブ部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体の通流量を制御する制御手段と、該
    制御手段にて制御された流体を流出させる流出路とが設
    けられた流量制御弁において、 前記流出路の内壁に、最大流出量を決定するオリフィス
    部を設けたことを特徴とする流量制御弁。
  2. 【請求項2】 流入口と流出口とを連通する連通室をブ
    ロック内に形成するとともに、シート穴が側面に開設さ
    れた筒状部材を、前記連通室内より前記流出口に内嵌
    し、前記連通室に流入した流体が前記筒状部材を通って
    前記流出口より流出する通流経路を形成する一方、 前記筒状部材に、バルブ部が設けられたプランジャーを
    内嵌させるとともに、該プランジャーを駆動して前記バ
    ルブ部により前記シート穴を開閉し、前記通流経路を通
    流する流体の通流量を制御する流量制御弁において、 前記筒状部材の内壁に、最大流出量を決定するオリフィ
    ス部を設けたことを特徴とする流量制御弁。
  3. 【請求項3】 流入口と流出口とを連通する連通室をブ
    ロック内に形成するとともに、シート穴が側面に開設さ
    れた筒状部材を、前記連通室内より前記流出口に内嵌
    し、前記連通室に流入した流体が前記筒状部材を通って
    前記流出口より流出する通流経路を形成する一方、 前記筒状部材に、バルブ部が設けられたプランジャーを
    内嵌させるとともに、該プランジャーを駆動して前記バ
    ルブ部により前記シート穴を開閉し、前記通流経路を通
    流する流体の通流量を制御する流量制御弁において、 前記筒状部材の先端を、前記流出口の開口縁近傍まで後
    退させ、前記流出口の内壁面に、前記筒状部材の先端が
    内嵌してなる段差を形成するとともに、前記シート穴を
    前記筒状部材の先端近傍に開設し、前記筒状部材の先端
    部に最大流出量を決定するオリフィス部を形成したこと
    を特徴とする流量制御弁。
  4. 【請求項4】 流入口と流出口とを連通する連通室をブ
    ロック内に形成するとともに、シート穴が側面に開設さ
    れた筒状部材を前記連通室より前記流出口に接続し、前
    記連通室に流入した流体が前記筒状部材を通って前記流
    出口より流出する通流経路を形成する一方、 前記筒状部材に、バルブ部が設けられたプランジャーを
    内嵌させるとともに、該プランジャーを駆動して前記バ
    ルブ部により前記シート穴を開閉し、前記通流経路を通
    流する流体の通流量を制御する流量制御弁において、 前記流出口の内径寸法を、前記筒状部材の内径寸法より
    小径に設定し、前記筒状部材の先端を前記流出口の全周
    縁に当接させて接続するとともに、前記流出口の全周縁
    における肉厚を薄肉にして最大流出量を決定するオリフ
    ィス部を形成したことをことを特徴とする流量制御弁。
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