JP3018492B2 - 固体撮像素子の露光調整装置 - Google Patents

固体撮像素子の露光調整装置

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JP3018492B2
JP3018492B2 JP2327850A JP32785090A JP3018492B2 JP 3018492 B2 JP3018492 B2 JP 3018492B2 JP 2327850 A JP2327850 A JP 2327850A JP 32785090 A JP32785090 A JP 32785090A JP 3018492 B2 JP3018492 B2 JP 3018492B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、CCDイメジャー等の固体撮像素子の露光調
整装置に関する。
〔発明の概要〕
本発明は、固体撮像素子の露光調整装置において、垂
直周期の鋸歯状波のレベルと固体撮像素子への入射光量
に応じたレベルとの比較により、固体撮像素子の電荷蓄
積時間を制御する場合に、所定時に鋸歯状波の傾きを大
きくするようにして、入射される光量が多い場合に良好
な露光調整ができるようにしたものである。
また本発明は、固体撮像素子の露光調整装置におい
て、垂直周期の鋸歯状波のレベルと固体撮像素子への入
射光量に応じたレベルとの比較により、固体撮像素子の
電荷蓄積時間を制御する場合に、固体撮像素子への入射
光量が多いとき、入射光量に応じたレベルの変化を小さ
くして、入射される光量が多い場合に良好な露光調整が
できるようにしたものである。
〔従来の技術〕
従来、例えばビデオカメラ等では、固体撮像素子であ
る光電変換素子と電荷結合素子(CCD:Charge Coupled D
evice)等から構成される所謂CCDイメージセンサで受光
される光量を自動的に調節する(以下自動露光調節とい
う)機構として、例えば特開昭63−82067号公報等に開
示されているレンズに内蔵されている所謂アイリス(絞
り)を自動的に調節する機構(以下オートアイリス機構
という)が知られている。
具体的には、ビデオカメラは、第5図に示すように、
レンズ部(50)と、ビデオカメラ本体(60)とから構成
される。
レンズ部(50)は、レンズ(51)と、アイリス(52)
と、ビデオカメラ本体(60)から送られてくる撮像信号
のレベルを検出する検波回路(53)と、この検波回路
(53)の出力と基準電圧を比較する比較回路(54)と、
この比較回路(54)の出力に基づいてアイリス(52)の
開閉を制御するアイリス駆動回路(55)とを有する。
また、ビデオカメラ本体(60)は、固体撮像素子であ
るCCDイメージセンサ(以下CCDという)(61)と、この
CCD(61)からの撮像信号を増幅する増幅回路(62)
と、この増幅回路(62)で増幅された撮像信号に所謂AG
C(Automatic Gain Control)をかけるAGC回路(63)
と、AGC回路(63)から撮像信号を所謂NTSC方式やPAL方
式等に準拠した映像信号に変換する信号処理回路(64)
とを有し、この映像信号が端子(65)から取り出される
ようになっている。
そして、オートアイリス機構は、レンズ部(50)に内
蔵されたアイリス(52)に、ビデオカメラ本体(60)に
内蔵されたCCD(61)の出力レベルをフィードバックす
ることにより達成される。
すなわち、増幅回路(62)及び検波回路(53)を介し
て得られるCCD(61)の出力レベルが基準電圧になるよ
うに、すなわち比較回路(54)の出力が零となるように
アイリス(52)の開閉が自動的に調節される。
一方、アイリスを用いない露光調節機構として、例え
ば、所謂フィールド蓄積型のCCDイメージセンサの電荷
蓄積時間を制御する(以下電子シャッタという)機構を
本出願人は先に提案した(特願平2−238930号)。
具体的には、電子シャッタ機能を有するフィールド蓄
積型のCCDイメージセンサでは、第6図Aに示す所謂垂
直帰線期間(垂直ブランキング期間)を示すローレベル
の信号(以下垂直ブランキング信号という)V BLKが供
給されたときに、第6図Bに示す画像読出パネルSG(ハ
イレベル)が供給され、任意のフィールドの画像読出パ
ネルSGから次のフィールドの画像読出パネルSGが供給さ
れるまでに蓄積された電荷が次のフィールドの画像読出
パネルSGに基づいて読み出されるようになっている。
そして、電子シャッタ機能は、第6図Cに示すよう
に、任意のフィールドの画像読出パネルSGが供給されて
から、CCDイメージセンサの所謂サブストレート(Subst
rate)にハイレベルのパルス(以下リセットパルスとい
う)SUBを後述するように所謂水平帰線期間(水平ブラ
ンキング期間)中に供給し、それまで蓄積された電荷を
掃き捨て、最終のリセットパルスSUBが供給されてから
次のフィールドの画像読出パルスSGが供給されるまでの
時間を制御し、電荷蓄積時間TCHGを制御するようになっ
ている。例えば、NTSC方式では、最大の電荷蓄積時間T
CHGはフィールド周波数で決まる16.7msであり、PAL方式
では、最大の電荷蓄積時間TCHGはフィールド周波数で決
まる20msである。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、例えば工業用ビデオカメラでは、所謂Cマ
ウント方式等による交換レンズが数多く使用され、ビデ
オカメラ本体のレンズは自由に組み合わせて使用できる
ようになっている。しかし、上述のようなオートアイリ
ス機構を採用したオートアイリスレンズでは、ビデオカ
メラ本体との接続(インターフェイス)において種々の
問題があった。例えば、オートアイリスレンズとビデオ
カメラ本体を接続するためのコネクタの互換性の問題
や、ビデオカメラ本体がオートアイリスレンズに供給す
る電源電圧、電流容量、フィードバック信号のレベル等
の規格のマッチングの問題等があった。
また、上述した第5図に示すように、検波回路(5
3)、比較回路(54)等はレンズ部(50)に内蔵される
ようになっており、レンズ部(50)を交換する毎に、レ
ンズ部(50)で基準電圧等の調整を行い、最適な露光が
得られるようにする必要があった。
さらに、一般にオートアイリスレンズは、手動でアイ
リスを調節するマニュアルアイリスレンズに比較して高
価であり、またケーブルによる接続が煩雑であった。
また、上述の電子シャッタ機能を応用した露光時間の
調節では、蓄積された電荷を掃き捨てるリセットパルス
SUBは、現在読み出されている撮像信号に影響を与えな
いように、水平ブランキング中に行う必要があり、この
ため、上述の第6図Eに示すように、電荷蓄積時間TCHG
は、所謂水平同期信号の1周期分に相当する時間(以下
1Hという)、すなわち64μsを単位として制御されるよ
うになっている。したがって、被写体が暗く、シャッタ
速度が遅い低速シャッタ域では、電荷蓄積時間TCHGの段
階的な(ステップ)制御は問題とならないが、被写体が
明るく、シャッタ速度が早い高速シャッタ域では、ステ
ップ幅が粗すぎて実用に適しないという問題があった。
また、この場合に従来の電子シャッタで可能な最も高
速なシャッタ速度は1/10000秒程度であり、より高速な
シャッタ速度としなければ、実際の撮影では充分に入射
光量を絞ることはできない場合があった。
このように、シャッタ速度の調整だけで撮影感度の調
整を行うことは困難であった。
本発明の目的は、マニュアルアイリス或いは固定され
たアイリスを有するレンズ装置を使用して良好に撮像の
できるビデオカメラを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の固体撮像素子の露光調整装置は、例えば第1
図及び第2図に示すように、垂直ブランキング期間中供
給されるリセットパルスにより1垂直期間毎に第1の基
準電位にリセットされる鋸歯状波を発生する鋸歯状波発
生回路(30)と、固体撮像素子(1)への入射光量に応
じたレベルの信号を発生する光量検出回路(40)と、鋸
歯状波発生回路(30)の出力信号の電圧と、光量検出回
路(40)の出力電圧に応じたパルス幅のゲートパルスを
発生するゲートパルス発生回路(25)とを備え、ゲート
パルス発生回路(25)の出力信号に基づいて、固体撮像
素子(1)へ電荷を蓄積する蓄積時間を制御するように
した固体撮像素子の露光調整装置において、鋸歯状波発
生回路(30)は、リセットパルスが供給された直後より
次のリセットパルスが供給される直前において傾きの大
きい鋸歯状波を発生するようになされているものであ
る。
また本発明の固体撮像素子の露光調整装置は、例えば
第1図及び第2図に示すように、垂直ブランキング期間
中供給されるリセットパルスにより1垂直期間毎に第1
の基準電位にリセットされる鋸歯状波を発生する鋸歯状
波発生回路(30)と、固体撮像素子(1)への入射光量
に応じたレベルの信号を発生する光量検出回路(40)
と、鋸歯状波発生回路(30)の出力信号の電圧と、光量
検出回路(40)の出力電圧に応じたパルス幅のゲートパ
ルスを発生するゲートパルス発生回路(25)とを備え、
ゲートパルス発生回路(25)の出力信号に基づいて、固
体撮像素子(1)へ電荷を蓄積する蓄積時間を制御する
ようにした固体撮像素子の露光調整装置において、光量
検出回路(40)は、固体撮像素子(1)に入射される光
量が少ない状態に比べ、固体撮像素子(1)に入射され
る光量が多い場合において、出力する信号のレベル変化
が小さくなるようになされているものである。
〔作用〕
リセットパルスが供給された直後より次のリセットパ
ルスが供給される直前において傾きの大きい鋸歯状波を
発生するようにしたことで、固体撮像素子への入射光量
が多い場合に、この傾きの大きい鋸歯状波と、入射光量
に応じたレベルの信号とが比較され、入射光量が多いと
きには比較出力の分解能が高くなり、入射光量が多いと
きでも固体撮像素子の電荷の蓄積時間が高い精度で行え
る。
また、固体撮像素子に入射される光量が多い場合にお
いて、入射光量に応じたレベルの信号の変化が小さくな
るようにしたことで、固体撮像素子への入射光量が多い
場合に、入射光量に応じたレベルの信号と鋸歯状波との
比較出力の急激な変化が抑えられ、入射光量が多いとき
に固体撮像素子の電荷の蓄積時間が瞬間的に大幅に変動
するのが阻止される。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図〜第4図を参照して
説明する。
第1図は、本例の固体撮像素子の露光調整装置を適用
したビデオカメラの構成を示す図で、図中(1)は電荷
の蓄積時間が制御可能な固体撮像素子(以下CCDと称す
る)を示し、このCCD(1)には、撮像レンズ(図示せ
ず)を介して入射する像光を画素毎に電荷として蓄積し
て電気的な撮像信号として出力するもので、電荷の蓄積
時間は後述するリセットパルスSUBにより制御される。
そして、CCD(1)が出力する撮像信号を増幅回路
(2)で増幅した後、自動利得調整回路(AGC回路)
(3)で所定レベルに利得調整する。そして、自動利得
調整回路(3)が出力する撮像信号を映像信号処理回路
(4)に供給し、この映像信号処理回路(4)でNTSC方
式等の所定のフォーマットの映像信号に変換する。そし
て、この変換された映像信号を、出力端子(5)からモ
ニタ受像機,VTR等の各種映像機器(図示せず)に供給す
る。
ここで本例においては、増幅回路(2)が出力する撮
像信号を検波回路(11)に供給し、この検波回路(11)
で撮像信号のピーク検波(或いは平均値検波)を行い、
検波出力を比較器(12)に供給する。そして、この比較
器(12)で基準電圧発生回路(13)の出力電位と比較
し、この差分をアナログ・デジタル変換器(14)に供給
する。なお、比較器(12)が出力する差分信号を、以下
シャッタ制御電圧と称する。
そして、アナログ・デジタル変換器(14)でデジタル
データ化されたシャッタ制御電圧を、マイクロコンピュ
ータ構成の中央制御装置(15)に供給する。この中央制
御装置(15)には、モードスイッチ(16)が接続してあ
り、このモードスイッチ(16)により指示された露光調
整モードによりシャッタ制御電圧データを修正し、修正
されたシャッタ制御電圧データを、PWM波(パルス幅変
調波)としてデジタル・アナログ変換器(17)に供給
し、このデジタル・アナログ変換器(17)でアナログの
電圧信号にする。この場合、中央制御装置(15)が出力
するPWM波は、入力シャッタ制御電圧データに対し非線
形(ノンリニア)の特性で作成される。
この非線形の特性について説明すると、PWM波により示
される値をDPとすると、 このPWM値DPの単位時間当た
りの最大の変化量ΔDPは、次式により設定される。
ΔDP=k/DP ……(1) ここで、kは定数である。この(1)式によりPWM値D
Pの変化量を設定することで、PWM値DPが比較的低レベル
の値であるときには、最大の変化量ΔDPは大きくでき、
比較的高レベルの値であるときには、最大の変化量ΔDP
は小さく抑えられる。
そして、シャッタ制御電圧データであるこのPWM波を
アナログ変換して得られる電圧信号を、端子(21)を介
してシャッタ速度制御回路(20)に供給する。このシャ
ッタ速度制御回路(20)は、第2図に示すように構成さ
れ、端子(6)から画像読出しパルスSGが供給され、端
子(7)からリセットパルスRPが供給され、端子(8)
から垂直ブランキング信号V BLKが供給される。そし
て、このシャッタ速度制御回路(20)は鋸歯状波発生回
路(30)を備える。この鋸歯状波発生回路(30)は、定
電流源(31)の出力を演算増幅器(32)の反転側入力端
子に供給し、この演算増幅器(32)の非反転側入力端子
を抵抗器R1を介して接地する。この場合、定電流源(3
1)は、後述する電流制御回路(24)により出力電流値
が制御される。そして、演算増幅器(32)の反転側入力
端子を、コンデンサC1を介して演算増幅器(32)の出力
端子と接続する。さらに、コンデンサC1と並列に、接続
スイッチ(33)を接続する。そして、この接続スイッチ
(33)を接続制御回路(23)により制御する。
この接続制御回路(23)は、端子(6)から画像読出
しパルスSGが供給され、この画像読出しパルスSGが供給
される毎に接続スイッチ(33)を接続させる接続制御信
号を出力する。この場合、画像読出しパルスSGは、映像
信号の1フィールド毎に供給されるパルスで、各フィー
ルドの最初に供給される。従って、各フィールドの最初
で、接続スイッチ(33)は一瞬接続状態になる。
また、端子(8)から供給される垂直ブランキング信
号V BLKを電流制御回路(24)に供給し、この電流制御
回路(24)で垂直ブランキング期間だけ出力電流値を他
の期間よりも所定値増やすように定電流源(31)を制御
する。
このようにして鋸歯状波発生回路(30)を構成したこ
とで、接続スイッチ(33)が接続状態になる毎(即ち1
フィールド毎)に、出力電位が増加すると共に一定電位
になると瞬間的に元に戻る鋸歯状波が得られる。この場
合、本例においては垂直ブランキング信号V BLKの定電
流源(31)の出力電流値を他の期間よりも増やすように
したので、第3図Dに示すように、垂直ブランキング期
間となって出力電位が所定値以上に増大したとき、この
電位の増加率が大きくなる(即ち電位が変化する傾斜が
急になる)。
そして、この鋸歯状波を比較器(25)の反転側入力端
子に供給すると共に、検波回路(40)に供給する。この
検波回路(40)はピーク検波を行うもので、鋸歯状波発
生回路(30)の出力をダイオードD1のアノードに供給
し、このダイオードD1のカソードを演算増幅器(41)の
非反転側入力端子に接続する。また、ダイオードD1のカ
ソードを、コンデンサC2を介して接地する。さらに、演
算増幅器(41)の出力端子を、この演算増幅器(41)の
反転側入力端子と接続する。また、端子(21)に得られ
るシャッタ制御電圧を、抵抗器R2を介してダイオードD2
のアノードに供給し、演算増幅器(41)の出力端子をダ
イオードD2のカソードと接続する。そしてさらに、ダイ
オードD2のアノードを比較器(25)の非反転側入力端子
に接続する。
このように構成したことで、検波回路(40)で鋸歯状
波発生回路(30)が出力する鋸歯状波のピークが検波さ
れると共に、このピーク検波したレベルに非線形にシャ
ッタ制御電圧が収束される。即ち、シャッタ制御電圧の
入力側と検波回路(40)との間に接続したダイオードD2
の非線形の特性により、第4図に示すように、端子(2
1)に得られる入力電圧(シャッタ制御電圧)VSが低レ
ベルのときは、この入力電圧VSの変化に追随してダイオ
ードD2のアノードの電位VDが変化する。これに対し、入
力電圧VSが鋸歯状波のピークVPに近づくと、ダイオード
D2の非線形の特性により、電位VDの変化が遅れるように
なる。
そして、このような特性のダイオードD2のアノードに
得られるシャッタ制御電圧と鋸歯状波とが比較器(25)
で比較され、シャッタ制御電圧が鋸歯状波のレベルを越
えたとき変化する検出信号が得られる。この検出信号を
ゲートパルスとして、ANDゲート(27)及び(28)の一
方の入力端に供給し、端子(7)からANDゲート(27)
の他方の入力端に供給されるリセットパルスRPとの論理
積及び端子(8)からANDゲート(28)の他方の入力端
に供給される垂直ブランキング信号V BLKの負理論との
論理積が、それぞれのANDゲート(27)及び(28)で得
られる。そして、両ANDゲート(27)及び(28)の論理
積出力を、ORゲート(29)の一方及び他方の入力端に供
給し、論理和としての出力を得、この論理和出力をリセ
ットパルスSUBとして出力端子(22)に供給する。
そして、この端子(22)に得られるリセットパルスSU
Bを、駆動回路(18)を介してCCD(1)に供給し、この
リセットパルスSUBによりCCD(1)が蓄積した電荷の掃
き出しをさせる。
次に、本例のビデオカメラの動作を、シャッタ速度の
制御を中心にして、第3図を参照して説明する。
まず、第3図Aに示す垂直同期信号VDに同期して撮像
が行われるとすると、この垂直同期信号VDに基づいて垂
直ブランキング信号V BLK(第3図B)と画像読出しパ
ルスSG(第3図C)とが作成され、CCD(1)に蓄積し
た電荷は、この画像読出しパルスSGに同期して垂直周期
で読出される。そして、シャッタ速度制御回路(20)内
の鋸歯状波発生回路(30)が出力する鋸歯状波は、第3
図Dに示すように、この画像読出しパルスSGに同期する
と共に、垂直ブランキング信号V BLKがローレベル信号
“0"となり垂直ブランキング期間であるとき、電位の増
加率が大きくなる。
そして、この鋸歯状波の電位がシャッタ制御電圧より
低いとき、比較器(25)の出力はハイレベル信号“1"に
なる。従って、比較器(25)が出力するハイレベル信号
“1"の幅は、シャッタ制御電圧によって連続的(アナロ
グ的)に制御され、例えば被写体が明るくシャッタ制御
電圧が高くなると広くなる。
また、端子(7)を介して供給されるリセットパルス
RPは、第3図F或いはHに示すように、水平同期信号に
同期すると共に、上述したように現在読み出されている
撮像信号に影響を与えないように、水平ブランキング期
間中にハイレベルとなる信号であり、ANDゲート(27)
は、比較器(25)の出力がハイレベルのとき、このリセ
ットパルスRPを通過する。また、ANDゲート(28)は、
比較器(25)の出力がハイレベルのとき、端子(8)を
介して供給される第3図Bに示す垂直ブランキング信号
V BLKの負論理を通過する。
従って、ORゲート(29)は、例えば被写体が暗くシャ
ッタ制御電圧が低く、比較器(25)の出力のハイレベル
の期間が垂直ブランキング信号V BLKのハイレベルの期
間、即ち所謂映像期間より短いとき(以下低速シャッタ
域という)は、比較器(25)の出力がハイレベルである
期間、リセットパルスRPをリセットパルスSUBとして出
力する。即ち、ORゲート(29)は、低速シャッタ域で
は、1H単位で制御されるリセットパルスSUBを出力す
る。例えば、シャッタ制御電圧Va(第3図D参照)と鋸
歯状波との比較で、映像期間中にローレベルに反転する
比較器(25)の比較出力(第3図E)が得られるときに
は、第3図Fに示すように、ローレベルに反転するとき
からリセットパルスRPの出力が停止され、次に画像読出
しパルスSGが立上がるまでの期間Taで電荷が蓄積する。
この蓄積時間Taがシャッタ速度に対応した時間となる。
一方、シャッタ制御電圧が高く、比較器(25)の出力
のハイレベルの期間が映像期間より長いとき(以下高速
シャッタ域という)は、映像期間中はリセットパルスRP
を出力すると共に、垂直ブランキング期間中は比較器
(25)の出力がハイレベルに相当する期間、ハイレベル
のリセットパルスSUBを出力する。即ち、ORゲート(2
9)は、高速シャッタ域では、連続的に制御されるリセ
ットパルスSUBを出力する。例えば、シャッタ制御電圧V
b(第3図D参照)と鋸歯状波との比較で、垂直ブラン
キング期間にローレベルに反転する比較器(25)の比較
出力(第3図G)が得られるときには、第3図Hに示す
ように、リセットパルスRPとして垂直ブランキング期間
にもパルスが出力され、このパルス幅が比較出力に応じ
て変化する。そして、このパルスがローレベルに変化し
てから、次に画像読出しパルスSGが立上がるまでの期間
Tbで電荷が蓄積する。この蓄積時間Tbがシャッタ速度に
対応した時間となる。
かくして、シャッタ速度制御回路(20)は、例えば、
被写体が暗く、検波回路(11)でCCD(1)の出力レベ
ルが低く検出される低速シャッタ域では、映像期間中に
CCD(1)の出力レベルに基づいて1H単位で制御される
リセットパルスSUBを駆動回路(18)を介してCCD(1)
のサブストレートに供給し、最終のリセットパルスSUB
が供給されてから画像読出パルスSGが供給されるまでの
電荷蓄積時間を1H単位で制御する。一方、例えば、被写
体が明るく、検波回路(11)でCCD(1)の出力レベル
が高く検出される高速シャッタ域では、撮像信号の読出
しに影響がない垂直ブランキング期間中にCCD(1)の
出力レベルに基づいて連続的に制御されるリセットパル
スSUBを駆動回路(18)を介してCCD(1)のサブストレ
ートに供給し、最終のリセットパルスSUBが供給されて
から画像読出パルスSGが供給されるまでの電荷蓄積時間
を連続的に制御する。
そして、以上のようにして電荷蓄積時間が制御された
CCD(1)からの撮像信号、すなわち被写体の明るさに
応じて自動的に露光調節された撮像信号が、NTSC方式等
に準拠した映像信号に変換され、この映像信号が端子
(5)から取り出される。
ここで本例においては、高速シャッタ域(即ち垂直ブ
ランキング期間)でシャッタ制御電圧と比較する鋸歯状
波を、低速シャッタ域で比較する鋸歯状波に比べ、電位
の増加率が大きい傾きが急なものとしたので、高速シャ
ッタ域では低速シャッタ域よりも比較時の分解能が高く
なる。従って、高速シャッタ域では被写体の明るさを高
い分解能で検出でき、高精度なシャッタ速度の制御がで
きる。また、この鋸歯状波のピークを検波し、シャッタ
制御電圧をこのピーク検波した値に非線形で収束させる
ようにしたので、シャッタ制御電圧が鋸歯状波のピーク
値の近傍であるとき、急激な変動が抑えられ、非常に高
速なシャッタ速度であるときにこのシャッタ速度が急激
に変動することがなく、非常に高速なシャッタ速度であ
るときにも高精度に露光調整が行われる。さらにまた、
中央制御装置(1)でシャッタ制御電圧データをPWM波
とする際に、非線形特性で変換するようにしたので、こ
の点からも非常に高速なシャッタ速度であるときの露光
調整精度が高くなる。
〔発明の効果〕
本発明によると、被写体が非常に明るく、シャッタ速
度が非常に高速であるときにも、スムーズで適正な露光
調整ができ、CCDを使用した所謂電子シャッタで適応で
きる入射光量の範囲を拡大することができ、アイリスを
固定した所謂マニュアルアイリスの撮像レンズを使用し
たビデオカメラで、良好な撮像が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の全体構成を示す構成図、第
2図は一実施例の要部の構成図、第3図は一実施例の説
明に供するタイミング図、第4図は一実施例の説明に供
する特性図、第5図は従来例を示す構成図、第6図は第
5図例の説明に供するタイミング図である。 (1)は固体撮像素子、(15)は中央制御装置、(20)
はシャッタ速度制御回路、(30)は鋸歯状波発生回路、
(40)は検波回路である。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】垂直ブランキング期間中供給されるリセッ
    トパルスにより1垂直期間毎に第1の基準電位にリセッ
    トされる鋸歯状波を発生する鋸歯状波発生回路と、 固体撮像素子への入射光量に応じたレベルの信号を発生
    する光量検出回路と、 上記鋸歯状波発生回路の出力信号の電圧と、上記光量検
    出回路の出力電圧に応じたパルス幅のゲートパルスを発
    生するゲートパルス発生回路とを備え、 上記ゲートパルス発生回路の出力信号に基づいて、上記
    固体撮像素子へ電荷を蓄積する蓄積時間を制御するよう
    にした固体撮像素子の露光調整装置において、 上記鋸歯状波発生回路は、上記リセットパルスが供給さ
    れた直後より次のリセットパルスが供給される直前にお
    いて傾きの大きい鋸歯状波を発生するようになされてい
    ることを特徴とする固体撮像素子の露光調整装置。
  2. 【請求項2】垂直ブランキング期間中供給されるリセッ
    トパルスにより1垂直期間毎に第1の基準電位にリセッ
    トされる鋸歯状波を発生する鋸歯状波発生回路と、 固体撮像素子への入射光量に応じたレベルの信号を発生
    する光量検出回路と、 上記鋸歯状波発生回路の出力信号の電圧と、上記光量検
    出回路の出力電圧に応じたパルス幅のゲートパルスを発
    生するゲートパルス発生回路とを備え、 上記ゲートパルス発生回路の出力信号に基づいて、上記
    固体撮像素子へ電荷を蓄積する蓄積時間を制御するよう
    にした固体撮像素子の露光調整装置において、 上記光量検出回路は、上記固体撮像素子に入射される光
    量が少ない状態に比べ、上記固体撮像素子に入射される
    光量が多い場合において、出力する信号のレベル変化が
    小さくなるようになされていることを特徴とする固体撮
    像素子の露光調整装置。
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