JP3017026U - 建築物の壁面用表装シート材とこれを利用した壁面仕上げ構造 - Google Patents

建築物の壁面用表装シート材とこれを利用した壁面仕上げ構造

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JP3017026U JP1995003426U JP342695U JP3017026U JP 3017026 U JP3017026 U JP 3017026U JP 1995003426 U JP1995003426 U JP 1995003426U JP 342695 U JP342695 U JP 342695U JP 3017026 U JP3017026 U JP 3017026U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ひび割れが発生せず且つ意匠的に優れた壁面
仕上げを短時間で行うことができ、更に、断面R状等の
平面以外の壁面に対しても別途生産することなくそのま
ま使用することができる建築物の壁面用表装シート材を
提供すること。 【構成】 ALC壁面以外の外壁面に使用される、又
は、建築物の内装に使用される壁面用シート材3であっ
て、主成分である無機質材と可撓性樹脂材とを少なくと
も水を加えて混練したものを薄板状に形成して成り且つ
全体として変形可能な中間層32と、前記中間層32の
一方の面に貼着された変形可能な表面層31と、前記中
間層32の他方の面に貼着された変形可能なシート状基
材30とを具備している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、建築物の壁面用表装シート材とこれを利用した壁面仕上げ構造に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
建造物の外壁を装飾する方法として、従来から塗料による吹き付け塗装がある 。しかしながら、従来の方法では、以下に示すような問題があり、市場に受入れ られなくなっているが現状である。 A.現地で塗装材を吹き付ける湿式工法を採用した場合、乾燥時間が必要となる ことから仕上げに多くの時間を要する。 B.建造物に作用する応力により塗装面にまでひび割れが到ることとなり、非常 に見栄えが悪いものとなると共に、ひび割れ部分から雨水が侵入して建造物自体 の強度が低下するという問題を招来する。 C.塗装表面は一様であり、意匠的に優れたものとすることができない。
【0003】 他方、建造物の内壁については、耐火性を有した表装シート材を貼る工法が進 みつつあるが、従来からある硅酸化カルシウム板に木板を貼付けたようなもので は、以下に示すような問題があった。 D.表装シート材にほとんど柔軟性がないことから、内壁自体や目地部にひび割 れが生じるとそのひび割れは表面にまで到ってしまい壁面全体が非常に見栄えが 悪いものとなる。 F.表装シート材にほとんど柔軟性がないことから、断面R状の壁面については 別途生産が必要となり、非常にコスト高となっていた。
【0004】 近年、この種の業界では、ひび割れが発生せず且つ意匠的に優れた壁面仕上げ を短時間で行うことができ、更に、断面R状等の平面以外の壁面に対しても別途 生産することなくそのまま使用することができる建築物の壁面用表装シート材の 開発が望まれており、また、ひび割れが発生せず且つ意匠的に優れた壁面仕上げ を短時間で行うことができる壁面仕上げ構造の開発が望まれている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、この考案では、ひび割れが発生せず且つ意匠的に優れた壁面仕上げを 短時間で行うことができ、更に、断面R状等の平面以外の壁面に対しても別途生 産することなくそのまま使用することができる建築物の壁面用表装シート材を提 供することを課題とし、ひび割れが発生せず且つ意匠的に優れた壁面仕上げを短 時間で行うことができる壁面仕上げ構造を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決する為の手段】A.請求項1〜8記載の考案 1番目の考案は、ALC壁面以外の外壁面に使用される壁面用表装シート材で あって、主成分である無機質材と可撓性樹脂材とを少なくとも水を加えて混練し たものを薄板状に形成して成り且つ全体として変形可能な中間層と、前記中間層 の一方の面に貼着された変形可能な表面層と、前記中間層の他方の面に貼着され た変形可能なシート状基材とを具備している。 (上記中間層の態様について) 無機質材の主材が、セメントと骨材と微細骨材とから構成されており、可撓性 樹脂材が、アクリル系樹脂エマルジョンで構成されていることが好ましく、更に 、無機質材/可撓性樹脂材の混合重量比を1/1〜95/5に設定してあること が好ましい。 (上記表面層の態様について) 表面層が、防水塗料層である。 表面層が、表面側に印刷部を有する可撓性フィルムと、前記印刷部を被うべく 形成された透明又は半透明の防水薄膜層とから構成されている。 表面層の裏面側又は中間層の表面側に印刷部が印刷形成されていると共に前記 表面層が透明又は半透明に構成されている。 表面層が、石粉末と樹脂材とを混練したものである。 (上記シート状基材の態様について) シート状基材が、樹脂又はガラス繊維の織物又は編み物である。B.請求項9〜17記載の考案 2番目の考案は、建築物の内装に使用される壁面用シート材であって、主成分 である無機質材と可撓性樹脂材とを少なくとも水を加えて混練したものを薄板状 に形成して成り且つ全体として変形可能な中間層と、前記中間層の一方の面に貼 着された表面層と、前記中間層の他方の面に貼着された変形可能なシート状基材 とを具備している。 (上記中間層の態様について) 無機質材の主材が、セメントと骨材と微細骨材とから構成されており、可撓性 樹脂材が、アクリル系樹脂エマルジョンで構成されていることが好ましく、更に 、無機質材/可撓性樹脂材の混合重量比を1/1〜95/5に設定してあること が好ましい。 (上記表面層の態様について) 表面層が、防水塗料層である. 表面層が、表面側に印刷部を有する可撓性フィルムと、前記印刷部を被うべく 形成された透明又は半透明の防水薄膜層とから構成されている。 表面層の裏面側又は中間層の表面側に印刷部が印刷形成されていると共に前記 表面層が透明又は半透明に構成されている。 表面層が、石粉末と樹脂材とを混練したものである。 表面層が、薄い木板で形成されている。 (上記シート状基材の態様について) シート状基材が、樹脂又はガラス繊維の織物又は編み物である。C.請求項18記載の考案 他方、3番目の考案は、請求項1〜19記載の考案の表装シート材を建築物の 壁面に貼着してなり、前記表装シート材の突合わせ部分相互の小隙間に伸縮性を 有するシール材を充填して成る。
【0007】
【作用】 この考案は次のように作用する。A.請求項1〜8記載の考案の表装シート材を基礎壁面に貼着することとすると 以下に示すような作用を奏する。
【0008】 表装シート材を予め工場で製造しておき、これを現地で使用することにより乾 式工法にできるから、湿式工法のような乾燥時間は不要となり、その結果、仕上 げを比較的短時間で行うことができる。
【0009】 また、たとえ建造物に応力が作用して壁面にひび割れが生じたとしても、ひび 割れ部は変形可能な表装シート材で覆われているから見栄えには影響せず、また 、ひび割れ部分から雨水が侵入するようなことはない。
【0010】 更に、請求項5、6記載の考案の場合、防水薄膜層(又は表面層)は透明又は 半透明であるから、防水薄膜層(又は表面層)を通して印刷部が視認されるもの となり、したがって、印刷部を、例えば、大理石、御影石等の表面写真を印刷形 成するようにすれば、施工表面を意匠性に優れたものとすることができる。B.請求項9〜17記載の考案の表装シート材を基礎壁面に貼着することとす ると以下に示すような作用を奏する。
【0011】 たとえ建造物に応力が作用して壁面にひび割れが生じたとしても、内壁自体や 目地部のひび割れ部は変形可能な表装シート材で覆われているから見栄えには影 響しない。
【0012】 また、表装シート全体が変形可能であるから、断面R状等の平面以外の壁面に 対しても別途生産することなくそのまま表装シートを使用することができ、低コ ストとなる。
【0013】 更に、請求項12、13記載の考案の場合、防水薄膜層(又は表面層全体)は 透明又は半透明であるから、防水薄膜層(又は表面層全体)を通して印刷部が視 認されるものとなり、したがって、印刷部を、例えば、大理石、御影石等の表面 写真を印刷形成するようにすれば、施工表面を意匠性に優れたものとすることが できる。C.請求項18記載の考案の壁面仕上げ構造は以下に示すように作用を奏する。
【0014】 表装シート材の突合わせ部分相互の小隙間に伸縮性を有するシール材を充填し て成るから、基礎壁面にひび割れが生じてもシール材が切れたりするようなこと もない。
【0015】
【実施例】
この考案の構成を実施例として示した図面に従って説明する。 〔実施例1〕 この実施例の表装シート材3は基本的には、図1に示すように、シート状基材 30と表面層31とこれら相互間の中間層32とを積層一体化して成り全体とし て伸縮性を有するものである。なお、上記したシート状基材30、表面層31、 中間層32相互はそれぞれ、防水性を有したアクリル系、シリコン系、ウレタン 系等の接着剤で接着されている。
【0016】 シート基材30は、ガラス繊維を織って形成した織布が使用されており、ある 程度伸縮・変形可能なものである。尚、このシート基材30はガラス繊維を織っ たものに限定されるものではなく樹脂繊維を織ったものを採用してもよく、また 、これらの繊維を編んで構成したものでよい。更に、変形可能で表面を荒らした 樹脂シートであってもよい。
【0017】 表面層31は、図3に示すように、表面側に印刷部31cを有する可撓性フィ ルム31aと、前記印刷部31cを被うべく形成された透明又は半透明の防水薄 膜層31bとをから構成されている。この表面層31を構成する可撓性フィルム 31a及び防水薄膜層31bは変形(伸縮・湾曲)可能なものとしてあるが、前 記変形の際に印刷部31cがひび割れすることはないようにしてある。
【0018】 前記可撓性フィルム31aは、例えば、塩化ビニル系、アクリル系、ポリエス テル系、ウレタン系、シリコン系等の樹脂で構成させることができ、他方、防水 薄膜層31bは、例えば、フッ素系塗料、ポリエステル系塗料、ウレタン系塗料 、シリコン系塗料等で構成させることができる。尚、上記防水薄膜層31bを、 フッ素系塗料又はオルガノポリシロキサンを主成分とした無機質系塗料をコーテ ィングして構成させた場合、両者とも表装シート材3は約20年の耐候性を有す るものとなり、更に後者については耐火性が優れたものとなる。
【0019】 ここで、前記防水薄膜層31bを通して印刷部31cを視認できることから、 適宜種類の印刷部31c(近年、印刷技術が確立されていることから、大理石、 御影石等のカラー印刷も可能であり、その他写真撮影できるものなら全て印刷で きるようになっている)を可撓性フィルム31aに設けることにより、施工表面 を意匠性に優れたものとすることができる。
【0020】 中間層32は、主材である無機質材(セメントやシリカが採用される)と可撓 性樹脂材とを混合して構成されており、断熱性を有すると共に全体としてある程 度の伸縮性を有するものとしてある。
【0021】 ここで、中間層32を構成する無機質材及び可撓性樹脂材の成分についての一 例を以下に示しておく。 (A) 無機質材の成分(粉体) 特殊セメント:52%重量比 添加物:0.8%重量比 骨 材:28%重量比 微細骨材 :19.0%重量比 高分子粘結剤:0.2%重量比 (B) 可撓性樹脂材の成分(混和液) 特殊アクリル系樹脂エマルジョン:78%重量比 界面活性剤 :0.3%重量比 消泡剤 :0.3%重量比 防腐防かび剤 :0.1%重量比 粘土付与剤 :2.0%重量比 水 :19.3%重量比 (C) 無機質材:可撓性樹脂材の混合重量比=20:7 上記混合重量比に関して、無機質材:可撓性樹脂材の混合重量比を1:1か ら95:5の範囲で設定することができる。要するに、中間層32がひび割れ なくある程度変形(伸縮、湾曲)できる混合重量比であればよいのである。 〔実施例2〕 この実施例の表装シート材3は、図2に示すように、中間層32及びシート状 基材30を上記実施例1と同様の構成としてあるが、同図に示すように、表面層 31の裏面側又は中間層32の表面側に印刷部31cが印刷形成されていると共 に前記表面層31が透明又は半透明に構成されている。したがって、この表装シ ート材3では、印刷部31cは表面層31を通して見ることができる。 〔実施例3〕 この実施例の表装シート材3は、図3に示すように、中間層32及びシート状 基材30を上記実施例1と同様の構成としてあるが、同図に示すように、表面層 31を薄い木板により構成してある。なお、この表装シート材3は主として建造 物の内壁の装飾に使用され、このものを使用した場合、室内を落ち着いた雰囲気 にすることができ、また、壁面の耐火性は非常に優れたものとなる。 〔実施例4〕 この実施例の表装シート材3は、図4に示すように、中間層32及びシート状 基材30を上記実施例1と同様の構成としてあるが、同図に示すように、表面層 31をアクリル樹脂系の防水塗料で構成させている。
【0022】 なお、この実施例では、前記表面層31をアクリル樹脂系の防水塗料で構成さ せているが、アクリル樹脂系のものに限定されるものではなく他の種類の樹脂を 使用することもできる。即ち、前記表面層31を構成させる塗料は、防水性があ り且つ乾燥状態においてある程度可撓性があればよいのである。 〔実施例5〕 この実施例の表装シート材3は、中間層32及びシート状基材30については 上記実施例1と同様の構成としてあるが、表面層31を石粉末と樹脂材とを混練 したもので構成させている。したがって、この種の表装シート材としては、低コ ストで生産することができる。
【0023】 次に、上記実施例1〜6の表装シート材3を使用して建造物の壁面仕上げ構造 を完成させるための施工順序について説明する(図5、図6参照)。第1工程 先ず、建造物の曲面又は平面の壁面K(ALCパネル面、PCパネル面、コン クリート面、モルタル面等)に接着剤5塗布し、その後、順次表装シート材3を 貼付ける。なお、ALCパネル面、PCパネル面のように多数のパネルにより構 成された壁面の場合、パネルP,P間にできる目地処理部2を跨ぐようにして壁 面に表装シート材3を貼付けるようにすればよい。
【0024】 ここで、前記接着剤5としては防水性を有することが好ましく、アクリル系、 シリコン系、ウレタン系等のものが使用できる。第2工程 次に、隣合う表装シート材3,3相互間の間隙部に、シール材4を充填すると 施工は完了する。ここで、シール材4は、壁面のひび割れ又はパネル相互の変位 により切れてしまわないようにするため、伸縮性に優れたものを使用する必要が あり、この実施例では断熱性、防水性を有する変性シリコン系のものが使用でき る。
【0025】
【考案の効果】
この考案は上記のような構成であるから、次の効果を有する。
【0026】 上記作用に記載した内容から、ひび割れが発生せず且つ意匠的に優れた壁面仕 上げを短時間で行うことができ、更に、断面R状等の平面以外の壁面に対しても 別途生産することなくそのまま使用することができる建築物の壁面用表装シート 材を提供することができた。また、ひび割れが発生せず且つ意匠的に優れた壁面 仕上げを短時間で行うことができる壁面仕上げ構造を提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例1である建築物の壁面用表装
シート材の斜視図。
【図2】この考案の実施例2である建築物の壁面用表装
シート材の斜視図。
【図3】この考案の実施例3である建築物の壁面用表装
シート材の斜視図。
【図4】この考案の実施例4である建築物の壁面用表装
シート材の斜視図。
【図5】コンクリート面、モルタル面等の壁面にこの考
案の表装シート材を貼設した状態を示す壁面仕上げ構造
の断面図。
【図6】ALCパネル面、PCパネル面等の壁面にこの
考案の表装シート材を貼設した状態を示す壁面仕上げ構
造の断面図。
【符号の説明】
2 目地処理部 3 表装シート材 4 シール材 6 シート状部材 30 シート状基材 31 表面層 32 中間層 31a 可撓性フィルム 31b 防水薄膜層 31c 印刷部

Claims (18)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ALC壁面以外の外壁面に使用される壁
    面用表装シート材であって、主成分である無機質材と可
    撓性樹脂材とを少なくとも水を加えて混練したものを薄
    板状に形成して成り且つ全体として変形可能な中間層
    と、前記中間層の一方の面に貼着された変形可能な表面
    層と、前記中間層の他方の面に貼着された変形可能なシ
    ート状基材とを具備する建築物の壁面用表装シート材。
  2. 【請求項2】 無機質材の主材が、セメントと骨材と微
    細骨材とから構成されており、可撓性樹脂材が、アクリ
    ル系樹脂エマルジョンで構成されていることを特徴とす
    る請求項1記載の建築物の壁面用表装シート材。
  3. 【請求項3】 無機質材/可撓性樹脂材の混合重量比を
    1/1〜95/5に設定してあることを特徴とする請求
    項1又は2に記載の建築物の壁面用表装シート材。
  4. 【請求項4】 表面層が、防水塗料層であることを特徴
    とする請求項1〜3のいずれかに記載の建築物の壁面用
    表装シート材。
  5. 【請求項5】 表面層が、表面側に印刷部を有する可撓
    性フィルムと、前記印刷部を被うべく形成された透明又
    は半透明の防水薄膜層とから構成されていることを特徴
    とする請求項1〜3のいずれかに記載の建築物の壁面用
    表装シート材。
  6. 【請求項6】 表面層の裏面側又は中間層の表面側に印
    刷部が印刷形成されていると共に前記表面層が透明又は
    半透明に構成されていることを特徴とする請求項1〜3
    のいずれかに記載の建築物の壁面用表装シート材。
  7. 【請求項7】 表面層が、石粉末と樹脂材とを混練した
    ものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
    記載の建築物の壁面用表装シート材。
  8. 【請求項8】 シート状基材が、樹脂又はガラス繊維の
    織物又は編み物であることを特徴とする請求項1乃至7
    のいずれかに記載の建築物の壁面用表装シート材。
  9. 【請求項9】 建築物の内装に使用される壁面用シート
    材であって、主成分である無機質材と可撓性樹脂材とを
    少なくとも水を加えて混練したものを薄板状に形成して
    成り且つ全体として変形可能な中間層と、前記中間層の
    一方の面に貼着された表面層と、前記中間層の他方の面
    に貼着された変形可能なシート状基材とを具備する建築
    物の壁面用表装シート材。
  10. 【請求項10】 無機質材の主材が、セメントと骨材と
    微細骨材とから構成されており、可撓性樹脂材が、アク
    リル系樹脂エマルジョンで構成されていることを特徴と
    する請求項9記載の建築物の壁面用表装シート材。
  11. 【請求項11】 無機質材/可撓性樹脂材の混合重量比
    を1/1〜95/5に設定してあることを特徴とする請
    求項9又は10記載の建築物の壁面用表装シート材。
  12. 【請求項12】 表面層が、防水塗料層であることを特
    徴とする請求項9〜11のいずれかに記載の建築物の壁
    面用表装シート材。
  13. 【請求項13】 表面層が、表面側に印刷部を有する可
    撓性フィルムと、前記印刷部を被うべく形成された透明
    又は半透明の防水薄膜層とから構成されていることを特
    徴とする請求項9〜11のいずれかに記載の建築物の壁
    面用表装シート材。
  14. 【請求項14】 表面層の裏面側又は中間層の表面側に
    印刷部が印刷形成されていると共に前記表面層が透明又
    は半透明に構成されていることを特徴とする請求項9〜
    11のいずれかに記載の建築物の壁面用表装シート材。
  15. 【請求項15】 表面層が、石粉末と樹脂材とを混練し
    たものであることを特徴とする請求項9〜11のいずれ
    かに記載の建築物の壁面用表装シート材。
  16. 【請求項16】 表面層が、薄い木板で形成されている
    ことを特徴とする請求項9〜11のいずれかに記載の建
    築物の壁面用表装シート材。
  17. 【請求項17】 シート状基材が、樹脂又はガラス繊維
    の織物又は編み物であることを特徴とする請求項9乃至
    16のいずれかに記載の建築物の壁面用表装シート材。
  18. 【請求項18】 請求項9〜17のいずれかに記載の表
    装シート材を建築物の壁面に貼着してなり、前記表装シ
    ート材の突合わせ部分相互の小隙間に伸縮性を有するシ
    ール材を充填して成ることを特徴とする壁面仕上げ構
    造。
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