JP3016715U - トイレットペーパーロールの包装袋 - Google Patents

トイレットペーパーロールの包装袋

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JP3016715U
JP3016715U JP1995002996U JP299695U JP3016715U JP 3016715 U JP3016715 U JP 3016715U JP 1995002996 U JP1995002996 U JP 1995002996U JP 299695 U JP299695 U JP 299695U JP 3016715 U JP3016715 U JP 3016715U
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JP
Japan
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toilet paper
packaging bag
paper roll
perforation
handle portion
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Application number
JP1995002996U
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English (en)
Inventor
輝夫 内山
Original Assignee
十條キンバリー株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トイレットペーパーロールの包装袋の強度を
低下させることなく、開封しやすくして、容易にトイレ
ットペーパーロールを取り出すことができる。 【構成】 複数段に重られた複数個のトイレットペーパ
ーロール6をその本体部2に収納するトイレットペーパ
ーロールの包装袋において、本体の上部に2つの指掛け
穴10が形成された持手部8を設け、この持手部のほぼ
中央部に縦方向に延びる開封用のミシン目12を設けて
いる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、トイレットペーパーロールの包装袋に係わり、特に、複数個のトイ レットペーパーロールを複数段重ねて収納するトイレットペーパーロールの包装 袋に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のトイレットペーパーロールの包装形態として、一般に図3に示すような ものが知られている。即ち、図3に示された従来の包装袋30は、透明又は半透 明のプラスチックフィルム製の本体32と、この本体32の上部に設けられた持 手部34とから構成されている。本体32には、4個のトイレットペーパーロー ル36が3段重ねになった状態で収納されている。また、持手部34には、1つ の穴38が形成されており、この穴38に指を差し込み、包装袋30を持ち運ぶ ことができるようになっている。 この従来のトイレットペーパーロールの包装袋においては、本体32及び持 手部34が12個のトイレットペーパーロール36の重量を支え、運搬中に破壊 しない強度が必要であるため、一般に厚さ35μm程度のフィルムが使用されて いる。また、使用する際、本体32に収納されたトイレットペーパーロール36 を取り出す場合は、このフィルムで作られた本体32及び持手部34を引き裂い て開封していた。この場合、一般に持手部34の上端から開封する場合が多い。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のトイレットペーパーロールの包装袋では、引き裂く箇所 が特定されていないため、引き裂き始めるときに大きな力が必要である。また引 き裂こうとすると、包装袋が伸びて引き裂く箇所が曲がりきれいに引き裂くこと ができない場合がある。また、トイレットペーパーロールを必要数だけ取り出し 、他は包装袋内に残して保存する場合、包装袋の引き裂き方に工夫を要した。例 えば、所望の位置できれいに引き裂こうとすると、挟み等で包装袋に切れ目を入 れてから引き裂く必要があった。 一方、きれいに引き裂くために、包装袋に開封用のミシン目をいれることが考 えられるが、ミシン目を大きく入れると包装袋の強度が低下する。この強度低下 を補い運搬中にミシン目から裂けるのを防止するため、包装袋のフィルム厚さを 厚くしなければならず、そのためコストが高くなるという問題がある。 本考案は、上記の従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、強 度を低下させることなく開封しやすくして容易にトイレットペーパーロールを取 り出すことができるトイレットペーパーロールの包装袋を提供することを目的と する。
【0004】
【課題を解決するための手段及び作用】
上記の目的を達成するため本考案は、複数段に重られた複数個のトイレットペ ーパーロールをその本体部に収納するトイレットペーパーロールの包装袋におい て、本体の上部に2つの指掛け穴が形成された持手部を設け、この持手部のほぼ 中央部に縦方向に延びる開封用のミシン目を設けたことを特徴としている。 このように構成された本考案においては、トイレットペーパーロールを本体か ら取り出す場合、先ず、持手部に設けられたミシン目を手で引き裂き、引き続き ミシン目の延長線上にある本体の部分を引き裂いて包装袋を開封する。また、ト イレットペーパーロールを収納する包装袋を運搬する場合には、開封用のミシン 目が持手部のほぼ中央部に縦方向に延びるように設けられているため、強度低下 を引き起こすことがない。 また、本考案においては、上記開封用のミシン目は、単一のミシン目であるこ とが好ましい。 また、本考案においては、上記開封用のミシン目は、上記持手部の上端から所 定の距離だけ離れた位置から設けられていることが好ましい。
【0005】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を添付図面を参照して説明する。図1は本考案の一実 施例を示す全体斜視図、図2は図1の持手部を拡大して示した部分拡大斜視図で ある。 図1及び図2に示すように、符号1は、トイレットペーパーロールの包装袋を 示し、この包装袋1は、プラスチックフィルムにより円筒形に成形された本体2 を有している。この本体2は、形成時に円筒形にするか又はその側縁を溶着等の 手段でシールして円筒形に成形するようにしている。本体2の上辺は熱シールに よって封鎖し、底辺は開放状態の底辺開放部4とし、この底辺開放部4からトイ レットペーパーロール6を収容した後、この底辺開放部4を熱シールにより封鎖 する。 包装袋1は、本体2のの上辺に沿って持手部8を備えている。この持手部8は 、前面及び後面のプラスチックフィルムが重なり合うようにして設けられる。こ の持手部8には、図2に示すように、2つの指掛け穴10が形成されている。こ れらの指掛け穴10は、それぞれ2つの半円弧状穴10a,10b及び上部結合 部10cと下部結合部10dから構成されている。ここで、上部結合部10cは 、下部結合部10dよりその幅が狭く形成され、このため、上部結合部10cは 容易に引きちぎることができるようになっている。即ち、指掛け穴10に指を入 れるときは、上部結合部10cが指により容易に引きちぎられるため、指を入れ ることができる。
【0006】 さらに、図2に示すように、持手部8の2つの指掛け穴10のほぼ中央部には 、開封用のミシン目12が設けられている。この開封用のミシン目12は、縦方 向即ち重力が作用する方向に延びるように設けられ、また、持手部8の上端から 所定の距離Lだけ離れた位置から設けられている。さらに、このミシン目12は 、持手部8の全体の縦方向幅の約3分の2ないし4分の3の部分に亘って延びて いる。 次にこのように構成された本実施例の作用を説明する。先ず、本体2を開封す る場合は、持手部8に設けられたミシン目12の右部分と左部分をそれぞれ右手 と左手で持ち、ミシン目12を手で引き裂き、引き続きこのミシン目12の本体 2の延長線上の部分までを引き裂いて開封する。最上段のトイレットペーパーロ ール6の部分まで本体2を引き裂くと、トイレットペーパーロール6に手が触れ られる状態となり、トイレットペーパーロール6を取り出すことができる。 本実施例では、持手部8の2つの指掛け穴10のほぼ中央部に縦方向に延びる 開封用のミシン目12が設けられているため、2つの指掛け穴10に指を入れて 重量のある包装袋1を運搬するような場合でも、ミシン目12を設けてことによ る強度低下が全く生じることがない。また、開封用のミシン目12は、持手部8 の上端から所定の距離Lだけ離れた位置から設けられているため、強度低下をそ の分だけ引き起こすことがない。
【0007】 尚、本考案においては、包装袋の素材は、透明又は半透明なプラスチックフィ ルムに限定されず、市販の任意のフィルム又は包装紙等を使用することができる 。また、包装されるトイレットペーパーロールの数は図1のように12個に限定 するものではなく、各種個数のいずれでもよい。 また、指掛け穴の形状は上記実施例で述べた以外に、細長い形状とすることも できる。
【0008】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、包装袋の持手部の強度を低下させること なく、開封しやすくトイレットペーパーロールの取り出しが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案のトイレットペーパーロールの包装袋
の一実施例を示す全体斜視図
【図2】 図1の持手部を拡大して示した部分拡大斜視
【図3】 従来のトイレットペーパーロールの包装袋を
示す斜視図
【符号の説明】
1 トイレットペーパーロールの包装袋 2 本体 6 トイレットペーパーロール 8 持手部 10 指掛け穴 12 ミシン目 20 ミシン目 22 ミシン目

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数段に重られた複数個のトイレットペ
    ーパーロールをその本体部に収納するトイレットペーパ
    ーロールの包装袋において、 本体の上部に2つの指掛け穴が形成された持手部を設
    け、この持手部のほぼ中央部に縦方向に延びる開封用の
    ミシン目を設けたことを特徴とするトイレットペーパー
    ロールの包装袋。
  2. 【請求項2】 上記開封用のミシン目は、単一のミシン
    目であることを特徴とする請求項1記載のトイレットペ
    ーパーロールの包装袋。
  3. 【請求項3】 上記開封用のミシン目は、上記持手部の
    上端から所定の距離だけ離れた位置から設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載のトイレットペーパーロ
    ールの包装袋。
JP1995002996U 1995-04-07 1995-04-07 トイレットペーパーロールの包装袋 Expired - Lifetime JP3016715U (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011020714A (ja) * 2009-07-16 2011-02-03 Oji Nepia Co Ltd 包装体およびその製造方法
JP2015063316A (ja) * 2013-09-24 2015-04-09 日本製紙クレシア株式会社 包装袋及びロール製品パッケージ
JP2017019521A (ja) * 2015-07-09 2017-01-26 日本製紙クレシア株式会社 ロール製品パッケージ
JP2017124868A (ja) * 2017-04-03 2017-07-20 日本製紙クレシア株式会社 包装袋及びロール製品パッケージ
JP2017178392A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 王子ホールディングス株式会社 包装袋

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