JP3015681B2 - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JP3015681B2
JP3015681B2 JP23168494A JP23168494A JP3015681B2 JP 3015681 B2 JP3015681 B2 JP 3015681B2 JP 23168494 A JP23168494 A JP 23168494A JP 23168494 A JP23168494 A JP 23168494A JP 3015681 B2 JP3015681 B2 JP 3015681B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、用紙を印字ヘッドと
プラテンとの間に介挿し、印字ヘッドによりインクリボ
ンを使用して用紙に印字を行うプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】ラインサーマルヘッドを備え、インクリ
ボンを使用して用紙に印字を行うプリンタで、未使用の
インクリボンがロール状に巻回されている送りローラ
と、サーマルヘッドにより印字に使用されたインクリボ
ンを巻き取る巻取ローラとからなるインクリボンマガジ
ン( インクリボンカートリッジ )が着脱自在に設けられ
たものが知られている。
【0003】このようなインクリボンマガジンを着脱自
在に設けたプリンタでは、インクリボンマガジンの良好
な着脱性を得るために、ラインサーマルヘッドを片持ち
構造にしたものが知られている。このようにラインサー
マルヘッドを片持ち構造にすることにより、側面からイ
ンクリボンを挿入できるので、インクリボンマガジンを
ワンタッチでセットすることができる。
【0004】また、複数のインクリボンを使用して印字
を行うカラープリンタにおいて、ラインサーマルヘッド
及びプラテンからなる印字ブロックを用紙の搬送路に沿
って直列に複数個配列したものが知られている。
【0005】近年、装置の小形化・処理の高速化が要望
され、上述したカラープリンタでも、各部品を小形化す
ることや複数の印字ブロックを直列に配列したものでは
印字ブロック間の距離を短くして要望に対応している。
【0006】従来のプリンタでは、ラインサーマルヘッ
ドへ加圧機構は、ラインサーマルヘッドへの均等な加圧
を実現するため、例えば用紙の搬送方向に回動して、ラ
インサーマルヘッドをプラテンの方向に加圧する加圧機
構が知られている。さらにこのような加圧機構は、一般
的に設計上の問題から加圧作用点が、ラインサーマルヘ
ッドと用紙とが接触する発熱抵抗体の真上に位置してお
らず位置ずれが生じている。
【0007】また、ラインサーマルヘッドを非印字時に
ヘッドアップ状態にするものがあるが、ラインサーマル
ヘッドの保持機構によっては、一時ヘッドアップしてか
らヘッドダウン状態にしたときに、ラインサーマルヘッ
ドの位置が前回の印字時の位置から微小量ではあるがず
れる虞がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のプリンタでは、
ラインサーマルヘッドへの加圧機構を用紙の搬送方向に
回動するものであったので、印字ブロックの間の距離を
加圧機構の長さより狭くすることはできないという問題
があった。
【0009】また、加圧機構による加圧作用点がライン
サーマルヘッドの用紙との接触する発熱抵抗体の真上に
位置していないので、加圧に損失があり、加圧量をその
損失を考慮して設定しなければならないという問題があ
った。
【0010】また、ラインサーマルヘッドのヘッドアッ
プ状態からヘッドダウン状態に戻したとき再現性が悪
く、単一のラインサーマルヘッドによる印字では問題は
ないが、複数のラインサーマルヘッドによるカラー印字
を行う場合には、色ずれ等の問題が発生する虞があると
いう問題があった。
【0011】そこでこの発明は、印字ヘッドをプラテン
に加圧する加圧機構を改善することにより、小型で高精
度な印字を行うことができるプリンタを提供することを
目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1対応の発明は、
用紙をラインサーマルヘッドとプラテンとの間に介挿
し、前記ラインサーマルヘッドによりインクリボンを使
用して前記用紙に印字を行うプリンタにおいて、前記
インサーマルヘッドに設けられた加圧軸と、この加圧軸
が回動自在に嵌合する嵌合孔が形成された嵌合孔部材
と、この嵌合孔部材に加圧する加圧機構とを設け、前記
嵌合孔部材は、一端が回動自在に軸支され、他端に前記
加圧軸が回動自在に嵌合する嵌合孔が形成され、この嵌
合孔部材及び前記加圧機構を用紙の搬送方向に対して直
交する方向に配置したことを特徴とする。
【0013】
【0014】
【0015】請求項対応の発明は、請求項対応の発
明において、嵌合孔部材は、一端が回動自在に軸支さ
れ、他端に上方が開放された溝が形成された溝部材と、
この溝部材に収容された加圧軸の上方から下方向に付勢
する弾性部材とからなり、加圧機構は溝部材を介して弾
性部材を加圧する。
【0016】請求項対応の発明は、用紙を印字ヘッド
とプラテンとの間に介挿し、印字ヘッドによりインクリ
ボンを使用して用紙に印字を行うプリンタにおいて、プ
ラテンと接触状態にある印字ヘッドをプラテンから離間
させる離間機構と、装置本体側に固定され、離間機構を
駆動する離間駆動手段と、離間機構を有する印字ヘッド
をプラテンに対して離間させる方向に回動させる回動機
構とを設け、離間機構と離間駆動手段との接続部材を回
動機構による前記印字ヘッドの回動に応じた弧状形状と
したものである。
【0017】請求項対応の発明は、用紙を印字ヘッド
とプラテンとの間に介挿し、印字ヘッドによりインクリ
ボンを使用して用紙に印字を行うプリンタにおいて、印
字ヘッドをプラテンに接触させて加圧し、印字ヘッドか
ら離間させて加圧を解除する加圧機構と、この加圧機構
による加圧の解除時のインクリボンの挿入方向の反対側
の印字ヘッドの一端の離間距離をインクリボンの挿入に
支障にならない程度の最小限に制限するストッパとを設
け、インクリボンの挿入方向側の印字ヘッドの他端の離
間距離を印字ヘッドの一端の離間距離より長くものであ
る。
【0018】
【作用】請求項1対応の発明においては、ラインサーマ
ヘッドに設けられた加圧軸を嵌合孔部材の嵌合孔に嵌
合することにより、ラインサーマルヘッドを保持するの
で、印字ヘッドの位置ずれは加圧軸と嵌合孔とのギャッ
プに依存する。また、加圧機構による加圧力は、嵌合孔
部材及び加圧軸を介してラインサーマルヘッドに作用す
る。そして、その嵌合孔部材は一端が回動自在に軸支さ
れており、他端に前記加圧軸が回動自在に嵌合する嵌合
孔が形成されているので、加圧機構により嵌合孔部材を
加圧すると、嵌合孔部材は一端を回動中心として回動し
て、嵌合孔を介して加圧軸、この加圧軸を介してライン
サーマルヘッドを加圧する。さらに、嵌合孔部材及び加
圧機構は用紙の搬送方向に対して直交する方向に配置さ
れているので、嵌合孔部材及び加圧機構の用紙の搬送方
向の長さを短くすることができ、ラインサーマルヘッド
間の間隔を短くすることができる。
【0019】
【0020】
【0021】請求項対応の発明においては、請求項
対応の発明の嵌合孔部材が溝部材と弾性部材とから構成
されており、溝部材に収容された加圧軸は弾性部材の付
勢力により溝部材の溝の底に固定される。
【0022】また、印字ヘッドと共に加圧軸を弾性部材
の上方から下方向への付勢力に打ち勝って上方に持ち上
げれば、溝部材の溝の上方から加圧軸と共に印字ヘッド
を取り外すことができる。
【0023】請求項対応の発明においては、印字ヘッ
ドは、回動機構によりプラテンに対して離間する方向に
回動して、印字ヘッドとプラテンとの間の隙間が広が
る。この時、離間機構と離間駆動手段との接続部材は回
動機構による印字ヘッドの回動に応じた弧状形状になっ
ているので、接続部材が離間機構又は離間駆動手段から
外れない。
【0024】請求項対応の発明においては、加圧機構
による加圧の解除時には、印字ヘッドのプラテンからの
離間される。この時、ストッパによりインクリボン挿入
方向の反対側の印字ヘッドの一端の離間距離がインクリ
ボンの挿入に支障にならない程度の最小限に制限され、
印字ヘッドの他端は、さらにプラテンから離間して印字
ヘッドは、インクリボンの挿入方向側が大きく開くよう
になる。
【0025】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
説明する。
【0026】図1は、この発明を適用した搬送路上に4
個の印字部を順番に備えたシングルパス形のカラープリ
ンタ1の概略の構成を示す図である。
【0027】用紙の搬送路2上には、インクリボンマガ
ジン3〜6が順番に直列に着脱自在に設けられ、これら
のインクリボンマガジン3〜6には、それぞれイエロ
ー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のインクリボン
がセットされている。
【0028】この各インクリボンマガジン3〜6が装着
されるこのカラープリンタ1本体側部分には、インクリ
ボンマガジン3〜6に設けられた巻取側ローラに接続す
る巻取側回転ジョイント3-1〜6-1、供給側ローラに接
続する供給側回転ジョイント3-2〜6-2及び4個のヘッ
ドブロック( 図1中においては各ヘッドブロックの取付
部材のみを示す )7〜10が設けられている。
【0029】前記各巻取側回転ジョイント3-1〜6-1
は、図示しない巻取側モータとギアを介して連結してお
り、前記各供給側回転ジョイント3-2〜6-2は、図示し
ないバックテンションモータとギアを介して連結してい
る。前記各ヘッドブロック7〜10に対して、前記プラ
テン11〜14が対向配置して設けられている。
【0030】図示しない用紙供給機構から用紙が供給さ
れる用紙供給口15の上部及び下部には、後述するメイ
ンフレームとサイドフレームとを接続する補強板15-1
及び15-2が形成されている。この各補強板15-1,1
5-2の用紙供給口15側端面には、それぞれR形状の用
紙供給ガイド15-3,15-4が一体的に形成されてい
る。
【0031】用紙供給口15から供給された用紙は、ま
ず、ラック&ピニオンから形成されたセンターガイド1
6を介してセンター合わせされ、その直後、搬送ローラ
17とこの搬送ローラ17に対向配置されたピンチロー
ラ18との間に介挿される。この搬送ローラ17の駆動
により用紙は、前記搬送路2を搬送して前記各インクリ
ボンマガジン3〜6( 各ヘッドブロック7〜10 )へ供
給される。
【0032】この時、前記搬送ローラ17及び前記ピン
チローラ18の直後の前記搬送路2に設けられた透過形
光学式センサ及び反射形光学式センサから構成されたギ
ャップセンサ19により、例えば用紙上の所定間隔で貼
着されたラベル間の台紙のみの部分( ラベルの先端及び
後端 )又は用紙の裏面に所定間隔で印刷されたブラック
マークが検出される。前記搬送ローラ17及び前記ピン
チローラ18の駆動により、用紙はさらに前記各インク
リボンマガジン3〜6を順番に通過し、前記ギャップセ
ンサ19の検出タイミングに基づいて印字が行われ、最
終的に印字終了した用紙は、用紙排出口20からカラー
プリンタ1の外部に排出される。
【0033】前記ピンチローラ18は、略三角形状のピ
ンチローラ取付フレーム18-1の1角に回転自在に軸支
され、このピンチローラ取付フレーム18-1の他の一角
は、ピンチローラフレーム18-2に回動自在に軸支され
る。前記ピンチローラ取付フレーム18-1の残る一角
は、前記ピンチローラフレーム18-2を図1中に破線の
矢印Rで示す方向に、回動自在に軸支するピンチローラ
フレーム軸18-3に固定されたピンチローラ押圧スプリ
ング18-4が接続されている。
【0034】また、前記ピンチローラフレーム18-2と
回動自在に軸支された前記ピンチローラ取付フレームの
他の一角の軸には、前記ピンチローラフレーム18-2の
セット時( 最下位置 )にはフック板21の上先端のフッ
ク部に係止される。このフック板21の略中央は、後述
するサイドフレームに回動自在に軸支され、その下先端
はフック板スプリング21-1により常に図1中で反時計
回りにフック板21を回動する方向に付勢するようにな
っている。
【0035】前記ピンチローラ押圧スプリング18-4
は、前記ピンチローラ取付フレーム18-1を常に前記ピ
ンチローラフレーム軸18-3の方向に引張しており、前
記ピンチローラフレーム18-2のセット時( 最下位置 )
には、前記ピンチローラ取付フレーム18-1を介して前
記ピンチローラ18を前記搬送ローラ17の方向に押圧
する。
【0036】このフック板21には、フック状態を解除
するためのカム21-2が設けられ、このカム21-2に固
定されたリリースレバー21-3が設けられている。すな
わち、前記リリースレバー21-3を下に押す( 時計回り
に回す )ことにより、前記カム21-2が回動し、前記フ
ック板21を時計回りに回動させて、このフック板21
の上先端のフック部が、前記ピンチローラ取付フレーム
18-2の他の一角の軸から外れて、前記ピンチローラフ
レーム18は、前記ピンチローラ押圧スプリング18-4
の引張力により上方の位置へ移動する。
【0037】前記搬送ローラ17の表面は、ゴム等の摩
擦係数の高い素材から構成されており、前記各プラテン
11〜14の表面の摩擦係数よりも高くなっており、こ
の搬送ローラ17及びピンチローラ18による連続用紙
の搬送力( 保持力 )は、前記各プラテン11〜14によ
る連続用紙の搬送力( 引張力 )よりも大きくなってい
る。前記搬送ローラ17は、突起ローラや溶射ローラと
呼ばれるローラで形成される。
【0038】前記搬送ローラ17の回転軸は複数個のギ
アを介して、ステッピングモータからなる第1のモータ
22の回転軸に接続され、この第1のモータ22によ
り、前記搬送ローラ17は回転制御されるようになって
いる。
【0039】前記マガジン3〜6の中の第1番目に印字
する前記ヘッドブロック7に対向配置された前記プラテ
ン11の回転軸、2番目に印字する前記ヘッドブロック
8に対向配置された前記プラテン12の回転軸は、それ
ぞれ異なるギア比を有する複数個のギアを介して、前記
第2のモータ23の回転軸に連結され、この第2のモー
タ23により、前記プラテン11,12はそれぞれ回転
制御されるようになっている。
【0040】また、第3番目に印字する前記ヘッドブロ
ック9に対向配置された前記プラテン13の回転軸、第
4番目に印字するヘッドブロック10に対向配置された
前記プラテン14の回転軸は、それぞれ異なるギア比を
有するギアを介して、ステッピングモータからなる第3
のモータ24の回転軸に連結され、この第3のモータ2
0により、前記プラテン13,14は回転制御されるよ
うになっている。
【0041】なお、前記第2のモータ23及び前記第3
のモータ24と、この2個のモータ23,24と前記各
プラテン11〜14との間に連結された複数のギアと
は、各モータ23,24の回転数及び各ギアのギア比を
調整することにより、前記各プラテン11〜14の周速
度が、前記搬送ローラ17の周速度より大きく、しかも
印字を行う順番に次第に高速になるように設計されてい
る。
【0042】前記各ヘッドブロック7〜10には、それ
ぞれ前記プラテン11〜14の上方で上下方向に移動し
て、この各プラテン11〜14に対して離間するアップ
位置と接触するダウン位置を有する印字ヘッドとしての
サーマルヘッド25〜28が設けられている。なお図1
では、前記各サーマルヘッド25〜28はダウン位置(
印字可能位置 )に位置している。
【0043】さらに、それぞれ前記サーマルヘッド25
〜28を有する前記各ヘッドブロック7〜10全体は、
支点軸29により上下方向に回動自在に設けられ、この
支点軸29はこのカラープリンタ1のメインフレームに
固定されている。
【0044】また、前記用紙排出口20の近傍には略Y
形状に形成された剥離部材30が設けられている。
【0045】また、前記搬送路2には、用紙の搬送方向
に沿って、用紙ガイド部材31が、その先端が前記プラ
テン11〜14の頂点より低く、その後端が前記プラテ
ン11〜14の頂点と同じ高さとなるように設けられて
いる。さらに、前記用紙ガイド部材31の略中央には、
用紙の搬送に支障がない程度に段差が形成されており、
この段差により用紙のほこりや紙屑( 紙粉 )が溜まるよ
うになっている。
【0046】図2は、前記ヘッドブロック7〜10の概
略の構成を示す正面図であり、図3は、前記ヘッドブロ
ック7〜10の概略を示す側面図である。
【0047】前記サーマルヘッド25〜28は、発熱抵
抗体がライン状に形成された基板25-1( 〜28-1 )及
びアルミニュームで形成された放熱板25-2( 〜28-2
)から構成され、この放熱板25-2の上面で、前記基板
25-2の先端( 最下端 )の発熱抵抗体の位置の真上にヘ
ッド取付板41が設けられ、このヘッド取付板41に
は、嵌合孔が形成され、ヘッド加圧シャフト42が嵌合
されている。
【0048】このヘッド加圧シャフト42は、ヘッド加
圧アーム43の先端に形成された上方が開放されたU字
形状のシャフト受部に収容され、常にこのシャフト受部
に収容された前記ヘッド加圧シャフト42を前記サーマ
ルヘッド25の方向( 図2中及び図3中下方向 )に押圧
するヘッド加圧バネ44が前記ヘッド加圧アーム43の
下面に溶接( スポット溶接 )等により取り付けられてい
る。
【0049】従って、前記ヘッド加圧シャフト42は、
前記ヘッド加圧アーム43のシャフト受部に前記ヘッド
加圧バネ44によりガタがなく回動自在に軸支される。
【0050】前記ヘッド加圧アーム43は、ヘッド加圧
アーム回動軸45によりヘッドフレーム46に回動自在
に軸支されると共に、前記ヘッド加圧アーム回動軸45
に取り付けた第1のトーションスプリング47の一端が
固定されている。この第1のトーションスプリング47
の他端は、前記ヘッドフレーム46のメインフレーム4
8側( 図3中左側 )に設けられた第1のヘッドサイドフ
レーム49に固定されている。
【0051】従って、前記第1のトーションスプリング
47により、前記ヘッド加圧アーム43は、常に前記ヘ
ッド加圧アーム回動軸45を中心にして反時計回りに回
転する方向( 上方向 )に付勢される。
【0052】前記ヘッドフレーム46は、アルミニュー
ム材等の押し出し成形により略H形に形成されており、
その上端は、前記インクリボンマガジン3を装着すると
きのガイドとなると共に、その上面には、破線で示す位
置にサーマルヘッドを冷却するためのファン等を取り付
けることができる。
【0053】また前記ヘッド加圧アーム43の上面に
は、ヘッド加圧カム50が接触しており、このヘッド加
圧カム50は、ヘッドリリースシャフト51に固定され
ており、このヘッドリリースシャフト51の回動により
回動して、前記ヘッド加圧アーム43を前記プラテン1
1の方向に押し下げたり、また前記プラテン11から離
間する方向に移動させる。
【0054】前記ヘッド加圧アーム43の下面には、前
記サーマルヘッド25の前記メインフレーム48側の上
面の上昇を制限するストッパ48-1が形成されている。
すなわち、前記ヘッドリリースシャフト51によるヘッ
ドアップ時に、前記サーマルヘッド25は前記ヘッド加
圧シャフト42により軸支されているだけなので略水平
状態を保持しながらアップするが、前記ヘッド加圧アー
ム43は前記ヘッド加圧アーム回動軸45を回動中心と
して回動するので、前記ストッパ43-1が前記サーマル
ヘッド25に当接して、前記サーマルヘッド25の前記
メインフレーム48側が前記プラテン11に寄り、前記
サーマルヘッド25の前記メインフレーム48の反対側
がさらに前記プラテン11から離間して、前記サーマル
ヘッド25前記インクリボンマガジン3が挿入される方
向に開いて傾く。
【0055】前記ヘッドリリースシャフト51の一端
は、前記第1のヘッドサイドフレーム49に回動自在に
軸支され、他端は前記ヘッドフレーム46の前記メイン
フレーム48の反対側に設けられた第2のヘッドサイド
フレーム52に回動自在に軸支されると共に、さらに突
出してその先端にヘッドリリースレバー53が取り付け
られている。
【0056】前記第1のサイドフレーム49は、前記支
点軸29に回動自在に軸支されたヘッドブロック取付部
材54に固定されている。このヘッドヘッドブロック取
付部材54には、前記支点軸29に取り付けられた第2
のトーションスプリング55の一端が固定されている。
この第2のトーションスプリング55の他端は、前記メ
インフレーム48に固定されている。なお、図示しない
が、前記ヘッドブロック取付部材54には、ダンバーが
設けられており、ヘッドブロック7〜10の回動の速度
が制限されてスムーズな動きが得られるようになってい
る。
【0057】従って、前記第2のトーションスプリング
55により、前記ヘッドブロック取付部材54、すなわ
ちヘッドブロック7は、常に前記支点軸29を中心にし
て反時計回りに回転する方向( 上方向 )に付勢される。
【0058】前記メインフレーム48に図示しない取付
部材を介して固定されたソレノイド56のプランジャ5
6-1には、摺動自在にリボンセーブ板57の一端が取り
付けられ、このリボンセーブ板57の略中央は、前記ヘ
ッドフレーム46にリボンセーブ軸57-1を介して回動
自在に設けられ、その他端は、前記ヘッド加圧シャフト
42の下部に接触している。従って、前記プランジャ5
6-1が前記ソレノイド56内に引き込まれると、前記リ
ボンセーブ板57の他端が反時計回りに回動して( 上方
に回動して )前記ヘッド加圧シャフト42を押し上げ
て、前記サーマルヘッド25を前記プラテン11から浮
かすようになっている。
【0059】なお、前記リボンセーブ板57の前記プラ
ンジャ56-1に取り付けられた一端は、このヘッドブロ
ック7が前記支点軸29を中心にして回動しても抜けな
いように、弧状に形成されている。
【0060】前記メインフレーム48には、前記ヘッド
ブロック7がクローズ位置( 最下位置 )に位置したとき
に、前記第1のヘッドサイドフレーム49の最下位置に
対応する位置にマグネット58が設けられ、このマグネ
ット58によりヘッドブロック7がクローズ位置に保持
される。さらに、前記第1のヘッドサイドフレーム49
には前記ヘッドブロック7の搬送方向の位置決めのため
の縦に長い楕円形状のヘッド位置決め孔49-1が形成さ
れ、このヘッド位置決め孔49-1に嵌合するヘッド位置
決めピン59が、前記メインフレーム48に設けられて
いる。
【0061】一方、前記プラテン11の一端は、前記メ
インフレーム48に回転自在に軸支されており、その他
端は、前記メインフレーム48と高精度に位置決めされ
たサイドフレーム60の上部が開放された溝に収容され
ている共に、その他端のさらに先端部分が、前記サイド
フレーム60にピンと嵌合孔等により高精度に位置決め
されたプラテンフレーム61に回転自在に軸支されてい
る。
【0062】前記メインフレーム48と前記プラテンフ
レーム61とは同一打ち抜き材により形成されている。
従って、前記メインフレーム48と前記プラテンフレー
ム61とは、前記サイドフレーム60を介して互いに位
置決めされており、前記各プラテン11〜14は同一の
高さで互いに平行にセットされている。
【0063】また、前記サーマルヘッド25の放熱板2
5-2の両側面には、下方向に開放した溝が形成されたヘ
ッド位置決め板25-3,25-4が取り付けられ、このヘ
ッド位置決め板25-3の溝に収容されるヘッド位置決め
ピン62-1が、前記メインフレーム48に設けられ、前
記ヘッド位置決め板25-4の溝に収容されるヘッド位置
決めピン62-2が、前記プラテンフレーム61に設けら
れている。
【0064】また、前記メインフレーム48には、前記
インクリボンマガジン3〜6を位置決めするためのマガ
ジン位置決めピン63が設けられている。前記第2のヘ
ッドサイドフレーム52には、前記インクリボンマガジ
ン3〜6と位置決めするためのヘッドマガジン位置決め
孔64が形成され、さらに、前記プラテンフレーム61
には、前記インクリボンマガジン3〜6と位置決めする
ためのプラテンマガジン位置決めピン65が設けられて
いる。
【0065】図4は、前記インクリボンマガジン3( 〜
6 )の概略の構成を示す正面図であり、図5は、前記イ
ンクリボンマガジン3( 〜6 )の概略の構成を示す側面
図である。
【0066】前記インクリボンマガジン3は、第1のマ
ガジンフレーム71と第2のマガジンフレーム72とを
対向配置し、これらのマガジンフレーム71,72の間
に連結部として複数本の補強シャフト73を設けて、前
記各マガジンフレーム71,72を平行に保持するよう
に構成されている。なお、前記補強シャフト73の中に
は、インクリボンの搬送経路を構成するものが含まれて
おり、必要に応じて抜き差しが簡単にできるようになっ
ている。例えば、前記補強シャフト73-1,73-2のう
ち補強シャフト73-1を選択すると、冷時用インクリボ
ンを使用した場合の搬送経路が形成される。また補強シ
ャフト73-2を選択すると、熱時用インクリボンを使用
した場合の搬送経路が形成される。
【0067】前記第1のマガジンフレーム71と前記第
2のマガジンフレーム72との間の略上半部分には、印
字に使用されたインクリボンを巻き取るための巻取側ロ
ーラ74及び未使用のインクリボンが巻回されている供
給側ローラ75を、前記各マガジンフレーム71,72
の長手方向に沿って縦一列、つまり上下方向にしかもイ
ンクリボンの最大巻き取り径を考慮した所定間隔で配置
され、前記各マガジンフレーム71,72で、前記巻取
側ローラ74及び前記供給側ローラ75の各両端がそれ
ぞれ回転自在に支持される。
【0068】一方、前記各マガジンフレーム71,72
の間の略下半部分には空洞部が形成され、このカラープ
リンタ1本体の前記ヘッドブロック7が収容されるよう
になっている。
【0069】前記第2のマガジンフレーム72を貫通し
た前記巻き取り側ローラ74及び前記供給側ローラ75
の各回転軸の端部は、カラープリンタ1本体の前記巻取
側ジョイント3-1及び前記供給側ジョイント3-2と連結
するようになっている。
【0070】前記第1のマガジンフレーム71には、前
記第2のヘッドサイドフレーム52に形成された前記ヘ
ッドマガジン位置決め孔64と嵌合するマガジンヘッド
位置決めピン76が設けられ、さらに、前記プラテンフ
レーム61に設けられたマガジンプラテン位置決めピン
65に嵌合するプラテンマガジン位置決め孔77が形成
されている。前記第2のマガジンフレーム72には、前
記メインフレーム48に設けられた前記マガジン位置決
めピン63と嵌合するマガジン位置決め孔78が形成さ
れている。
【0071】前記第1のマガジンフレーム71には、リ
リースレバーフレーム79が設けられており、このリリ
ースレバーフレーム79には、前記ヘッドリリースレバ
ー53の形状に合わせて開口部80が形成されている。
【0072】すなわち、前記インクリボンマガジン3を
カラープリンタ1本体に装着する時に、ヘッドリリース
レバー53は、前記サーマルヘッド25がアップ位置に
したときに前記リリースレバーフレーム79の開口部8
0を通過し、前記ヘッドリリースレバー53を回動し
て、前記サーマルヘッド25をダウン位置にしたとき、
前記ヘッドリリースレバー53は前記開口部80から外
れて、前記ヘッドリリースフレーム79に当接して前記
インクリボンマガジン3が取り外せないようになってい
る。
【0073】また、前記マガジンフレーム71,72の
前記巻き取り側ローラ74及び前記供給側ローラ75の
各回転軸を軸支する載せ台81は、ブッシュナット82
により着脱自在に設けられている。
【0074】さらに、前記第2のマガジンフレーム72
の下端には、アップ位置にあるサーマルヘッドとプラテ
ンとの間に介挿されている用紙をプラテン側にガイドす
るR形状の用紙ガイド部材83が形成されている。
【0075】前記インクリボンマガジン3を前記ヘッド
ブロック7を収容するようにしてカラープリンタ1本体
にセットすると、前記ヘッドブロック7の前記第2のヘ
ッドサイドフレーム52の位置と前記プラテンフレーム
61の位置とが、前記インクリボンマガジン3を介して
決定されるので、前記ヘッドブロック7は疑似的に両持
ち状態となる。
【0076】なお、4個の前記各インクリボンマガジン
3〜6及び前記ヘッドブロック7〜10は、共に同一の
構成になっており、上述したように、ここでは1個のイ
ンクリボンマガジン( 3 )及びヘッドブロック( 7 )に
ついて説明し、その他のインクリボンマガジン( 4〜6
)及び他のヘッドブロック( 8〜10 )の説明は省略す
る。
【0077】図6は、前記センターガイド16の分解し
た構成を示す斜視図である。
【0078】前記センターガイド16は、ピニオン91
と、このピニオン91の直径の平行差を有する開口溝が
2本形成されたガイドベース92と、このガイドベース
92の開口溝を通して前記ピニオン91と連結して前記
開口溝に沿ってスライドするラック93,94と、この
各ラック93,94をそれぞれ前記ガイドベース92上
で固定するつまみ付きネジ95,96とから構成されて
いる。
【0079】図7は、前記ピンチローラ18を一部の構
成を示す断面図である。
【0080】前記ピンチローラ18は、アルミニューム
材から形成されたのパイプ101の外表面にゴム材から
なる外層102を形成し、その両端には含油軸受け10
3を圧入して構成されている。この含油軸受け103に
ピンチローラ軸104を通し、このピンチローラ軸10
4を前記ピンチローラ取付フレーム18-1にEリング1
05を介して固定して、ピンチローラ18は前記ピンチ
ローラ取付フレーム18-1に回転自在に設けられる。
【0081】図8は、前記ギャップセンサ19の構成を
示す図である。
【0082】前記ギャップセンサ19は、モールド材に
より形成され、光学式透過形センサの発光部19-1が内
蔵された上カバー111と、同じモールド材により形成
され、前記光学式透過形センサの受光部19-2及び光学
式反射形センサ19-3が内蔵されていると共にナット部
が形成された下カバー112と、前記ナット部に挿入さ
れていると共にその先端につまみが設けられたネジシャ
フト113とから構成されている。なお、このネジシャ
フト113は前記メインフレーム48に回転自在に固定
されている。従って、前記ネジシャフト113のつまみ
を回転させることにより、ギャップセンサ19は用紙の
搬送方向に対して直交する方向に移動させることができ
る。
【0083】また、前記下カバー112の一方の端部に
は、前記透過形センサ19-1,19-2及び前記反射形セ
ンサ19-3の検出に必要なギャップを確保するため形成
された段差が設けられている。この段差***寄りには
突起部が形成され、この段差上で前記上カバー111と
前記下カバー112とは、ネジにより前記突起部により
所定の角度を形成して接合されている。
【0084】この上カバー111は、前記ピンチローラ
フレーム18-2がセットされた時に前記ピンチローラフ
レーム18-2の先端により下に押し下げられ、この時、
前記上カバー111と前記下カバー112とは、下カバ
ー112の段差による透過形センサ19-1,19-2及び
反射形センサ19-3に必要なギャップを有して平行に位
置する。さらに、透過形センサの前記発光部19-1と前
記受光部19-2との光軸が確保される。
【0085】このような構成の本実施例においては、印
字ヘッドとしてのサーマルヘッド25には、その発熱抵
抗体の位置の真上に加圧受け部材としてのヘッド取付板
41を設けられ、このヘッド取付板41の嵌合孔に加圧
軸としてのヘッド加圧シャフト42が嵌合されている。
このヘッド加圧シャフト42は、溝部材としてのヘッド
加圧アーム43と弾性部材としてのヘッド加圧バネ44
とからなる嵌合孔部材により、回動自在に軸支されてい
る。
【0086】このヘッド加圧アーム43には、ヘッド加
圧カム50、ヘッドリリースシャフト51及び第1のト
ーションスプリング47とからなる加圧機構により、加
圧時には、サーマルヘッド25はヘッドダウン位置に移
動してプラテン11に接触して加圧され、加圧解除時に
は、サーマルヘッド25はヘッドアップ位置に移動して
プラテン11から離間して加圧が解除される。
【0087】また、離間機構としてのリボンセーブ板5
7は、離間駆動手段としてのソレノイド56により駆動
され、ヘッド加圧シャフト42が持ち上げられ、リボン
セーブ状態となる。
【0088】ヘッドブロック7( 〜10 )は、それぞれ
ヘッド取付部材54により、共に支点軸29に回動自在
に軸支されており、ヘッド取付部材54及び支点軸29
により回動機構が構成されている。
【0089】ヘッドブロック7は、この回動機構により
回動してプラテン11( 〜14 )に対して離間して、人
の手を挿入してヘッド交換等が自由にできる程度の隙間
が形成される。この時、リボンセーブ板57のソレノイ
ド56のプランジャとの接続部分( 一端 )が弧状に形成
されているので、その接合部分がプランジャから外れる
ことはない。
【0090】サーマルヘッド25を取り外すには、ヘッ
ド加圧シャフト42を前記ヘッド加圧バネ44の付勢力
に打ち勝って上に持ち上げて、ヘッド加圧アーム43の
溝からに外せば、ワンタッチで行うことができる。
【0091】また、加圧機構としてのヘッドリリースシ
ャフト51及びヘッド加圧カム50の回動によるサーマ
ルヘッド25のヘッドアップ時( 加圧解除時 )には、ス
トッパ43-1がサーマルヘッド25のメインフレーム4
8側を離間を制限するので、サーマルヘッド25がイン
クリボンマガジン3( 〜6 )の挿入側を開いて傾く。
【0092】このように本実施例によれば、ヘッド加圧
カム50及びヘッドリリースシャフト51からなる加圧
機構を、サーマルヘッド25の発熱抵抗体の配列方向に
配置したことにより、ヘッドブロック7〜10の用紙の
搬送方向の長さを短くすることができ、カラープリンタ
1を小型化できる。
【0093】また、サーマルヘッド25の発熱抵抗体の
位置の真上から、ヘッド取付部材41、ヘッド加圧シャ
フト42、ヘッド加圧バネ44、ヘッド加圧アーム43
を介して、ヘッド加圧カム50及びヘッドリリースシャ
フト51により加圧されるので、加圧の損失がない。
【0094】また、サーマルヘッド25をヘッド加圧シ
ャフト42、ヘッド加圧アーム43及びヘッド加圧バネ
44により支持すると共に、これらを介して加圧するこ
とにより、ヘッドアップ・ダウンしても再現性良くサー
マルヘッド25を所望の位置に位置決めすることがで
き、さらにワンタッチでサーマルヘッド25を取り外す
ことができ、サーマルヘッド25の交換性を向上させる
ことができる。
【0095】また、ソレノイド56のプランジャと摺動
自在に接合するリボンセーブ板57の一端を弧状に形成
したことにより、ヘッドブロックのオープン時にもリボ
ンセーブ板57をソレノイド56から接合したままにす
ることができる。
【0096】また、ヘッド加圧アーム43にストッパ4
3-1を設けたことにより、ヘッドアップ状態の時に、サ
ーマルヘッド25をインクリボンマガジン3〜6が挿入
される方に開いて傾かせることにより、インクリボンマ
ガジン3〜6を挿入を容易にすることができる。
【0097】また、サーマルヘッド25を基板25-1と
放熱板25-2とから構成し、放熱板25-2の形状を大き
くすると共に、インクリボンとの接触面を広くし、さら
に上面を水平に形成したことにより、放熱効果及びイン
クリボンの静電気の除去の効果を向上させることがで
き、さらにサーマルヘッド25への加圧力を損失なく発
熱抵抗体に作用させることができる。
【0098】また、ヘッドフレーム46をアルミニュー
ム材により略H形に形成されているので、ヘッドブロッ
ク7から10の強度を向上させることができると共に、
その上端をインクリボンマガジン3〜6を装着するとき
のガイドとすることができる。さらに、ヘッドフレーム
46の上面にファンを取り付けることができる。またこ
のヘッドフレーム46の下面に各種ケーブルを収容すれ
ば、ケーブルの引き回しを整理することができると共
に、インクリボンマガジン3〜6を装着すればケーブル
のシールドとしてノイズ・静電気等を防止することがで
きる。
【0099】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
印字ヘッドをプラテンに加圧する加圧機構を改善するこ
とにより、小型で高精度な印字を行うことができるプリ
ンタを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のカラープリンタの構成を
示す図。
【図2】同実施例のカラープリンタのヘッドブロックの
構成を示す正面図。
【図3】同実施例のカラープリンタのヘッドブロックの
構成を示す側面図。
【図4】同実施例のカラープリンタのインクリボンマガ
ジンの構成を示す正面図。
【図5】同実施例のカラープリンタのインクリボンマガ
ジンの構成を示す側面図。
【図6】同実施例のカラープリンタのセンターガイドの
構成を示す図。
【図7】同実施例のカラープリンタのピンチローラの構
成を示す図。
【図8】同実施例のカラープリンタのギャップセンサの
構成を示す図。
【符号の説明】
3〜6…インクリボンマガジン、 7〜10…ヘッドブロック、 11〜14…プラテン、 16…センターガイド、 18…ピンチローラ、 19…ギャップセンサ、 25〜28…サーマルヘッド、 25-3,25-4…ヘッド位置決め板、 29…支点軸、 31…用紙ガイド部材、 41…ヘッド取付部材、 42…ヘッド加圧シャフト、 43…ヘッド加圧アーム、 43-1…ストッパ、 44…ヘッド加圧バネ、 46…ヘッドフレーム、 47…ヘッド位置決め用孔、 48…メインフレーム、 50…ヘッド加圧カム、 51…ヘッドリリースシャフト、 54…ヘッドブロック取付部材、 56…ソレノイド、 57…リボンセーブ板、 60…サイドフレーム、 61…プラテンフレーム、 62-1,62-2…ヘッド位置決めピン、 74…巻取り側ローラ、 75…供給側ローラ、 81…載せ台、 83…用紙ガイド部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 25/312 B41J 2/32 B41J 25/316

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙をラインサーマルヘッドとプラテン
    との間に介挿し、前記ラインサーマルヘッドによりイン
    クリボンを使用して前記用紙に印字を行うプリンタにお
    いて、前記ラインサーマルヘッドに設けられた加圧軸
    と、この加圧軸が回動自在に嵌合する嵌合孔が形成され
    た嵌合孔部材と、この嵌合孔部材に加圧する加圧機構と
    を設け、前記嵌合孔部材は、一端が回動自在に軸支さ
    れ、他端に前記加圧軸が回動自在に嵌合する嵌合孔が形
    成され、この嵌合孔部材及び前記加圧機構を用紙の搬送
    方向に対して直交する方向に配置したことを特徴とする
    プリンタ。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載のプリンタにおいて、
    前記嵌合孔部材は、一端が回動自在に軸支され、他端に
    上方が開放された溝が形成された溝部材と、この溝部材
    に収容された前記加圧軸の上方から下方向に付勢する弾
    性部材とからなり、前記加圧機構は前記溝部材を介して
    前記弾性部材を加圧することを特徴とするプリンタ。
  3. 【請求項3】 用紙を印字ヘッドとプラテンとの間に介
    挿し、前記印字ヘッドによりインクリボンを使用して前
    記用紙に印字を行うプリンタにおいて、前記プラテンと
    接触状態にある前記印字ヘッドを前記プラテンから離間
    させる離間機構と、装置本体側に固定され、前記離間機
    構を駆動する離間駆動手段と、前記離間機構を有する前
    記印字ヘッドを前記プラテンに対して離間させる方向に
    回動させる回動機構とを設け、前記離間機構と前記離間
    駆動手段との接続部材を前記回動機構による前記印字ヘ
    ッドの回動に応じた弧状形状としたことを特徴とするプ
    リンタ。
  4. 【請求項4】 用紙を印字ヘッドとプラテンとの間に介
    挿し、前記印字ヘッドによりインクリボンを使用して前
    記用紙に印字を行うプリンタにおいて、前記印字ヘッド
    を前記プラテンに接触させて加圧し、前記印字ヘッドか
    ら離間させて加圧を解除する加圧機構と、この加圧機構
    による加圧の解除時の前記インクリボンの挿入方向の反
    対側の前記印字ヘッドの一端の離間距離を前記インクリ
    ボンの挿入に支障にならない程度の最小限に制限するス
    トッパとを設け、前記インクリボンの挿入方向側の前記
    印字ヘッドの他端の離間距離を前記印字ヘッドの前記一
    端の離間距離より長くしたことを特徴とするプリンタ。
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