JP3015329B2 - 雨天用靴カバー - Google Patents

雨天用靴カバー

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JP3015329B2 JP9308423A JP30842397A JP3015329B2 JP 3015329 B2 JP3015329 B2 JP 3015329B2 JP 9308423 A JP9308423 A JP 9308423A JP 30842397 A JP30842397 A JP 30842397A JP 3015329 B2 JP3015329 B2 JP 3015329B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、雨天時に靴の外面
に装着して使用される雨天用靴カバーに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】雨天の際に屋外を歩くときや、雨で濡れ
た地面を歩くときには、雨で靴が濡れるおそれがある。
靴のなかでも最初に濡れ、また特によく濡れ易いのが爪
先など先端部分であり、従って靴の先端部分の甲と靴底
との間の縫合部に水が浸透し、この部分がなかなか乾き
にくく、回数が重なるとこの縫合部が剥がれて靴が破損
する大きな原因になる。また皮革で形成される革靴で
は、一度濡れると品質が劣化するおそれがあり、特に高
級な革靴では靴底が革で形成されているが、濡れた地面
を歩くと数分程度で革の靴底から水分が内部に浸透して
足が濡れるおそれがある。
【0003】そこで、靴の外面に被せて靴が雨で濡れる
のを防止する靴カバーが提供されている。従来から提供
されている靴カバーは、透明ビニールシートなどの樹脂
シートで形成されているものであり、靴の外面に被せて
ファスナーを閉じたりホックを止めたりすることによっ
て、靴の外面に装着するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来の靴
カバーは、樹脂シートで形成されているために比較的嵩
張り、また小さく折り畳むことも難しい。このために携
帯に不便であって、雨降りが予想されるときには外出時
に鞄等に入れて持ち歩くようにしても、雨降りが予想さ
れない晴天時には持ち歩くようなことはあまりされてい
ない。従って、出掛けるときには晴天であったが、外出
先で突然雨が降るというようなときには対処することが
できないものであった。また、靴に装着する際に、ファ
スナーを閉じたり、ホックを止めたりする操作が必要で
あり、装着に手間が掛かるという問題もあった。さら
に、従来の靴カバーは伸縮しないので、靴のサイズに合
わせた複数種のものを用意する必要があり、コスト高に
もなるものであった。
【0005】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、小さくまとめて便利に携帯することができると共
に靴への装着を容易に行なうことができ、また各種のサ
イズの靴に装着することができ、加えて歩行を違和感な
く安全に行なうことができる雨天用靴カバーを提供する
ことを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る雨天用靴カ
バーは、前後方向の寸法が靴1の前後方向の長さの1/
2〜1/4に形成されると共に、引き伸ばすことによっ
て靴1の外面に装着されるように伸縮性を有する防水性
の柔軟な薄肉材で一体に形成され、引き伸ばすことによ
って拡げられるようにスリット状に形成され靴1の前部
を覆うカバー部2と、靴1の踵3が差し通される踵通し
用開口部4を具備して成ることを特徴とするものであ
る。また底部には滑り止め5を設けるのが好ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。本発明の雨天用靴カバーAの材料は、防水性を有
するのは勿論、弾性的な伸縮性を有すると共に、柔軟で
あって、厚みが0.05〜1mm程度の薄いものである
ことが必要である。このような材料としては、ゴムを用
いることができるが、伸縮性を有する樹脂であってもよ
い。
【0008】図1は雨天用靴カバーAを示すものであっ
て、上面の後寄り部分は靴1に装着する際に靴1を通す
ための上面開口部10として開口させてあると共に、下
面の後端部にはスリット状の踵通し用開口部4が設けて
ある。そして雨天用靴カバーAは前部の後方に開口する
カバー部2、下面の底部11、両側面の側部12、後端
面の後部13とからなる一体成形品として形成してあ
り、上面開口部10はカバー部2と側部12と後部13
に囲まれて形成されるようにしてあると共に、踵通し用
開口部4は底部11の後端部に形成されるようにしてあ
る。雨天用靴カバーAは靴1の大きさよりも小さく形成
してある。例えば前後方向の寸法を靴1の前後方向の長
さの1/2〜1/4程度に形成してある。
【0009】また雨天用靴カバーAの底部11には、図
1(a)(c)に示すように、その下側の面に滑り止め
5が設けてある。滑り止め5は表面を粗面に形成したゴ
ムシートを接着剤や粘着剤で雨天用靴カバーAの底部1
1に貼り付けることによって形成することができる。こ
のように底部11と別体の部材で滑り止め5を形成する
他に、底部11と一体に滑り止め5を形成するようにし
てもよいのはいうまでもない。また滑り止め5を表面を
粗面に形成したゴムシートなどで形成する場合、雨天用
靴カバーAには滑り止め5を貼り付けていない状態で販
売し、使用者が靴1に雨天用靴カバーAを装着した後
に、滑り止め5を雨天用靴カバーAの底部11に貼り付
けるようにしてもよい。
【0010】上記のように形成される雨天用靴カバーA
を靴1に装着するにあたっては、まず上面開口部10を
引き伸ばして拡げながら、上面開口部10から靴1の爪
先1aをカバー部2に差し入れ、次にカバー部2を引き
伸ばしながら靴1の爪先1a及び甲1bにカバー部2を
図2(a)のように被せ、さらに側部12や後部13を
引き伸ばして靴1の後部を上面開口部10から入れると
共に、このように引き伸ばすことによって拡げられてい
る踵通し用開口部4に靴1の踵3を図2(b)のように
通し、側部12及び後部13を靴1の両側面1c及び後
端面1dに引っ掛けて、靴1の両側面1c及び後端面1
dを側部12及び後部13で覆うようにする。
【0011】このようにして図3(a)(b)に示すよ
うに靴1の外面に雨天用靴カバーAを装着することがで
きるものであり、靴1の先部はカバー部2で覆われてお
り、また踵3を除いて靴1のソール1eは底部11で覆
われている。従って、雨天時や濡れた地面を歩く際に爪
先1aなど靴1の先部に雨水がかかっても、靴1の先部
を覆っている雨天用靴カバーAのカバー部2で雨水を遮
断し、靴1の先部が濡れることを防ぐことができるもの
であり、雨が作用し易い靴1の先端部分を雨から保護し
て、靴1の寿命を延ばすことができるものである。また
靴1のソール1eが皮革で形成されている場合において
も、ソール1eは雨天用靴カバーAの底部11で覆われ
ており、ソール1eに雨水が作用することを防止するこ
とができ、靴1の寿命を延ばすことができるものであ
る。
【0012】ここで、靴1の踵3は踵通し用開口部4を
通して雨天用靴カバーAの下側へ突出しており、靴1に
雨天用靴カバーAを装着して歩行するにあたって、地面
に踵3を直に接地させることができる。靴1の底と地面
との間に雨天用靴カバーAが介在されると、歩行に違和
感が生じ、また滑ったりし易くなるが、このように踵3
を地面に直に接地させることができるので、歩行に違和
感がなくなり、また滑ることもなくなって安全に歩行す
ることができるものである。尚、靴1の踵3は革靴にあ
っても一般に樹脂成形品で形成されており、雨水で濡れ
ても特に問題はない。また靴1のソール1eは雨天用靴
カバーAの底部11で覆われているが、底部11の下面
には滑り止め5が設けてあるので、この滑り止め5によ
る効果で滑ることなく安全に歩行することができるもの
である。
【0013】そして上記のように形成される雨天用靴カ
バーAは、引き伸ばすことによって靴1の外面に装着さ
れるようにしてあるために、装着前は小さい寸法に形成
されており、しかも伸縮性を有する柔軟な薄肉材で形成
してあるために、小さく折り畳むことができ、例えば2
cm×2cm×0.3cm程度の非常に小さい寸法にま
とめることができる。従って、鞄やポケット、財布など
に入れて邪魔になることなく常時携帯することができる
ものであり、突然の雨降りの際にも、雨天用靴カバーA
を取り出して、靴1に装着して使用することができるも
のである。
【0014】また雨天用靴カバーAを引き伸ばすことに
よって靴1の外面に装着するようにしているので、引き
伸ばしに対する収縮力で靴1の外面に雨天用靴カバーA
を保持することができるものであり、ファスナーを閉じ
たりホックを止めたりするような手間を要することな
く、雨天用靴カバーAを靴1に簡単に装着することがで
きるものであり、雨天用靴カバーAを靴1から取り外す
にあたっても逆の手順で簡単に行なうことができるもの
である。
【0015】しかも、上記のように雨天用靴カバーAは
伸縮性を有する柔軟な薄肉材で形成されており、引き伸
ばすことによって靴1の外面に装着するようにしている
ので、雨天用靴カバーAは靴1の外面に密着して靴1の
外形に沿うように装着されるものであり、雨天用靴カバ
ーAで靴1のスタイルが損なわれるようなことがなくな
るものである。雨天用靴カバーAを透明に形成したり、
靴1の色に合わせて形成したりすれば、靴1に装着した
雨天用靴カバーAが目立たない外観にすることが可能で
あり、逆に雨天用靴カバーAに各種の模様などを付する
と、ファッション的な応用もできるものである。また、
このように雨天用靴カバーAを引き伸ばして靴1の外面
に装着するようにしているので、引き伸ばしの度合いに
よって各種のサイズの靴1に対して支障なく雨天用靴カ
バーAの装着を行なうことができるものであり、靴1の
サイズに合わせた多くのサイズの雨天用靴カバーAを準
備するような必要がないものである。例えば、紳士用の
靴1に対して一種類のサイズ、婦人用の靴1に対して一
種類のサイズで済む。このように本発明の雨天用靴カバ
ーAは、靴1のサイズに合わせた複数種のものを用意す
る必要がなくなり、しかも薄いゴム等を成形することに
よって大量生産をすることができるので、コスト安価に
形成することができる。従って、本発明の雨天用靴カバ
ーAは使い捨てとして使用することが可能になるもので
ある。勿論、使い捨てといっても、破れたり、摩耗しな
い限り、繰り返し使用することができるのはいうまでも
ない。
【0016】
【発明の効果】上記のように本発明に係る雨天用靴カバ
ーは、前後方向の寸法が靴の前後方向の長さの1/2〜
1/4に形成されると共に、引き伸ばすことによって靴
の外面に装着されるように伸縮性を有する防水性の柔軟
な薄肉材で一体に形成され、靴の前部を覆うカバー部
と、引き伸ばすことによって拡げられるようにスリット
状に形成され靴の踵が差し通される踵通し用開口部を具
備するので、靴に雨天用靴カバーを装着することによっ
て、雨天時や濡れた地面を歩く際に靴の先部に雨水がか
かっても、靴の先部を覆っているカバー部で雨水を遮断
することができるものであり、雨が作用し易い靴の先端
部分を雨から保護して、靴の寿命を延ばすことができる
ものである。また本発明の雨天用靴カバーは、装着前は
小さい寸法に形成されており、しかも小さく折り畳んで
非常に小さい寸法にまとめることができるものであり、
邪魔になることなく便利に携帯することができるもので
あって、突然の雨降りの際にも靴に装着して使用するこ
とができるものである。また雨天用靴カバーを引き伸ば
して靴の外面に装着するようにしているので、引き伸ば
しに対する収縮力で靴の外面に雨天用靴カバーを保持す
ることができ、ファスナーを閉じたりホックを止めたり
するような手間を要することなく、装着を容易に行なう
ことができると共に、引き伸ばしの度合いによって各種
のサイズの靴に対して雨天用靴カバーの装着を行なうこ
とができ、靴のサイズに合わせた各種のサイズの雨天用
靴カバーを準備するような必要がなくなるものである。
さらに、靴に雨天用靴カバーを装着するにあたって、靴
の踵は踵通し用開口部を通して雨天用靴カバーの下側へ
突出しており、地面に踵を直に接地させて歩行すること
ができるものであり、違和感なく、滑ることなく安全に
歩行することができるものである。
【0017】また請求項2の発明は、雨天用靴カバーの
底部に滑り止めを設けるようにしたので、滑り止めによ
る効果で滑ることなく安全に歩行することができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態一例を示すものであり、
(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は正面断面図
である。
【図2】靴に雨天用靴カバーを装着する状態を示すもの
であり、(a),(b)はそれぞれ正面図である。
【図3】靴に雨天用靴カバーを装着した状態を示すもの
であり、(a)は靴を上方から見た斜視図、(b)は靴
を下方から見た斜視図である。
【符号の説明】
1 靴 2 カバー部 3 踵 4 踵通し用開口部 5 滑り止め

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後方向の寸法が靴の前後方向の長さの
    1/2〜1/4に形成されると共に、引き伸ばすことに
    よって靴の外面に装着されるように伸縮性を有する防水
    性の柔軟な薄肉材で一体に形成され、靴の前部を覆うカ
    バー部と、引き伸ばすことによって拡げられるようにス
    リット状に形成され靴の踵が差し通される踵通し用開口
    部を具備して成ることを特徴とする雨天用靴カバー。
  2. 【請求項2】 底部に滑り止めを設けて成ることを特徴
    とする請求項1に記載の雨天用靴カバー。
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