JP3014681U - 水切り袋ホルダー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 流しのコーナーの側板に水切り袋を保持し固
定するもので、その主体となる薄板の弾力性によって、
側板が曲面または直面でも設置可能であり、流しを自由
な形で広く使用できる。さらに、その弾力性の作用によ
って、水切り袋の開口部の開閉が簡単にできるので、常
時、生ごみを収納して閉鎖した状態が得られ、生ごみの
不潔感を解消するものである。 【構成】 弾力性のある薄板（１）、（２）を向かい合
わせにして両端部を蝶番（３）、（３）で連結し、薄板
（１）につまみ（４）と保持具（５）、（５）を固着
し、薄板（２）に吸盤（６）、（６）と保持具（５）、
（５）を固着したものである。そして、流しのコーナー
（８）の側板に吸盤（６）、（６）で吸着固定し、水切
り袋を各保持具（５）に係止し吊り下げて使用するもの
で、水切り袋の開口部（７）がつまみ（４）の引き押し
によって開閉できる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、流しのコーナーの側板に水切り袋を保持し固定する、水切り袋ホル ダーに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、流しのコーナーに設置する生ごみ入れは、箱型で蓋のないものや、水切 り袋をリング状の支持具に吊り下げ、その支持具を折り曲げて開口部を開閉する ものはあった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来の技術で述べたように、箱型のものは蓋がなく不潔感がある。水切り袋の リング状の支持具のものは、開口部の開閉の操作が簡単ではない、そして、曲面 状のコーナーに設置するとき、曲面の大きさの変化には適応できない。 本考案は、これらの欠点を解決するために考案されたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

弾力性のある薄板（１）、（２）を向かい合わせにして両端部を蝶番（３）、 （３）で連結し、薄板（１）につまみ（４）と保持具（５）、（５）を固着し、 薄板（２）に吸盤（６）、（６）と保持具（５）、（５）を固着したものである 。

【０００５】

【作用】

流しのコーナー（８）の側板に吸盤（６）、（６）で吸着固定し、薄板（１） 、（２）の間に水切り袋の開口部（７）を上向きに挿入し、外側へ折り曲げて各 保持具（５）に係止し、水切り袋を吊り下げ、つまみ（４）の引き押しで、薄板 （１）の弾力性の作用によって、水切り袋の開口部（７）が開閉できる。

【０００６】

【実施例】

以下、本考案の実施例について説明する。 弾力性のある薄板（１）、（２）を向かい合わせにして両端部を蝶番（３）、 （３）で連結し、薄板（１）につまみ（４）と保持具（５）、（５）を固着し、 薄板（２）に吸盤（６）、（６）と保持具（５）、（５）を固着したものである 。 本考案は以上のような構造で、これを使用するときは、図２のように、流しの コーナー（８）の側板に吸盤（６）、（６）で吸着固定し、薄板（１）、（２） の間を広げ、水切り袋の開口部（７）を上向きに挿入し、外側へ折り曲げて各保 持具（５）に係止し、水切り袋を吊り下げ、つまみ（４）の引き押しで、薄板（ １）の弾力性の作用によって、水切り袋の開口部（７）の開閉が容易にできる。

【０００７】

【考案の効果】

本考案は、流しのコーナーの側板に、薄板の弾力性の作用によって、曲面また は直面でも水切り袋が設置可能なので、流しを自由な形で広く使用できる。さら に、この弾力性の作用によって、開閉操作が簡単にできるので、常時、水切り袋 の開口部の閉鎖の状態が得られ、生ごみの不潔感を解消することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の広げた状態を示す斜視図である。

【図２】本考案の実施例による、水切り袋の開口部を開
けた状態を示す斜視図である。

【図３】本考案の実施例による、水切り袋の開口部を閉
じた状態を示す斜視図である。

【図４】本考案の平面図である。

【符号の説明】

１ 薄板 ２ 薄板 ３ 蝶番 ４ つまみ ５ 保持具 ６ 吸盤 ７ 水切り袋の開口部 ８ 流しのコーナー

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 弾力性のある薄板（１）、（２）を向か
   い合わせにして両端部を蝶番（３）、（３）で連結し、
   薄板（１）につまみ（４）と保持具（５）、（５）を固
   着し、薄板（２）に吸盤（６）、（６）と保持具
   （５）、（５）を固着した水切り袋ホルダー。