JP3014393U - 組立分解の容易な線材籠 - Google Patents

組立分解の容易な線材籠

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JP3014393U
JP3014393U JP1995001264U JP126495U JP3014393U JP 3014393 U JP3014393 U JP 3014393U JP 1995001264 U JP1995001264 U JP 1995001264U JP 126495 U JP126495 U JP 126495U JP 3014393 U JP3014393 U JP 3014393U
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Application number
JP1995001264U
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English (en)
Inventor
芳一 田窪
Original Assignee
株式会社田窪工業所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数が少なく、簡易な構造で末端ユーザ
ーでも容易に組立分解ができる線材籠を提供すること。 【構成】 複数本の縦横線材を直交状に固着した格子体
で前後面、左右側面、天井面、底面を構成し、前後左右
側面の横線材の左右両端部を略円形のリングに形成し、
夫夫隣接し合う格子体のリングを四隅部で一列状に配列
して上方から一本の軸杆を挿通することにより連結し、
天井面と底面の格子体は横線材の左右両端部に係合部を
設け左右両側面格子体に係合する。 【効果】 組立作業は、コーナー部のリング列に四本の
軸杆を挿通し、天井面と底面の格子体を左右両側面格子
体に係合すれば完成し、工具や細かい部品等を使用する
こともなく誰にでも簡単に組立分解ができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本考案はペット用籠、または貨物運搬用の籠等として 用いられる線材製組立籠において組立分解を容易に行うことができる線材籠に関 する。
【0002】
【従来の技術】 従来この種の線材籠においては、折畳式、組立分解式等のも のがあり、その連結構造や組立分解の方法も各種出願されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】 ところが折畳式のものでは一度組立が完成 すれば便利ではあるが、ジョイント部材が複雑な形状であったり、部材そのもの が小さなものであったりして工場内での組立作業またはユーザーによる組立作業 に手間がかかるという欠点があった。また組立分解式のものでは組立てるための 工具が必要であり不慣れな者では組立方法をまちがえるということもあった。 そこで本考案においては、部品点数が少なく、簡易な構造で、末端ユーザーで も容易に組立分解ができる線材籠を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】 縦線材と横線材を各複数本直交し固着して格 子体を形成する。前面格子体及び後面格子体、左右両側面格子体の各横線材の左 右両端部を各中心軸が同一直線上にある略円形リングを曲成する。コーナー部に おいて夫夫隣接する格子体の前記リングの中心軸を一致するよう配置し、該リン グ列に先端を略R字形状に曲成した軸杆を挿通することにより隣接する格子体を 連結する。次に天井面格子体は横線材の左右両端部をつ字形状に曲成して引掛部 を形成し、該引掛部を左右両側面格子体の上縁に係合して天井面となす。最後に 底面格子体は横線材の左右両端部を上方へ折上げさらにその先端部を逆U字形状 に曲成して鉤型係合部を形成し、該鉤型係合部を左右両側面格子体の下方部の横 線材に引っ掛けて接続して底面となす。なお前面格子体には蓋体が設けられてお り、物品または小動物等の出し入れを行う。
【0005】
【作用】 隣接する格子体に設けられたリングを同一中心線上に配置し、上方 から線材製の軸杆を挿通することにより格子体同士を連結するので、組立の際に 工具を必要とすることがなく、部品も数が多くて取付場所が分からないというよ うな事がない。また同様に分解も簡単にできて、そのためにエンドユーザーによ る組立分解ができる商品とすることができる。流通途中におけるスペース面での 有利さも大きい。
【0006】
【実施例】 本考案の実施例の線材籠を添付図面により順次説明する。 図1は、線材籠の全体を示す斜視図であり、1は前面格子体で蓋体1′を有す る。2は後面格子体、3は左側面格子体、4は右側面格子体、5は天井面格子体 、6は底面格子体であり、夫夫縦横線材を直交状に組合せて構成された格子体で あり六面の箱形状の籠体である。
【0007】 図2は、線材籠を分解して示した分解斜視図である。前面格子体1は横線材1 a…、縦線材1b…を直交状に固着して枠を構成し、適位置の横線材1aの左右 両端部は略円形のリング1cが曲成されて、蓋体1′が縦線材1bに回動自在に 枢支されている。後面格子体2は横線材2a…、縦線材2b…を直交状に固着し て構成した碁盤目状の格子体であり、横線材2a…の左右両端部は略円形のリン グ2c…が曲成されている。左側面格子体3と右側面格子体4は後面格子体2と 同様の構成であり、横方向の長さを長くし、縦線材の本数を多くしたものである 。天井面格子体5は横線材5a…と縦線材5b…とを直交させて固着し形成した 格子体であるが、横線材5a…の左右両端部はつ字形状に曲成された引掛部5c …となっている。底面格子体6は他の格子体よりは少数本の横線材6a…と縦線 材6b…で格子状に形成されており、横線材6a…の左右両端部は上方へ折曲さ れその先端部が逆U字形状に曲成されて鉤型係合部6c…が設けられている。
【0008】 また前記底面格子体6の上には四方側面を折上げた受皿8を載置し、さらにそ の受皿8の中に簀子状の底板9を配置する。軸杆7は前記前面格子体1、後面格 子体2、左右両側面格子体3、4を夫夫の側端部を突き合わせて囲柵状に配置し たとき、四隅部の夫夫隣接する格子体の略円形リング同士を一列に配列して上方 から下向きに挿通することにより、各格子体を連結するものである。軸杆7の上 端部は略R字形状に曲成された係合曲部7aとなっている。
【0009】 図3は、線材籠を組立てた状態における前面格子体1と左側面格子体3と天井 面格子体5の接続部の拡大斜視図であり、前面格子体1に設けたリング1c…と 左側面格子体3に設けたリング3c…を一列に配列して中心線を一致させて、軸 杆7を下向きに挿通して、両格子体を連結し上端の係合曲部7aを最上位置のリ ング3c、1cに係合させて抜けを防止している。また天井面格子体5は横線材 5a…端部の引掛部5c…を上縁の横線材3aに引っ掛けて係合し、左右の両格 子体を互に引き寄せて前後の格子体との結合をより強化している。
【0010】 図4は、線材籠を組立てた状態における前面格子体1と左側面格子体3と底面 格子体6の接続部の拡大斜視図であり、鉤型係合部6c…を左側面格子体3の下 端部の横線材3aに係合し、右側面格子体においても同様に構成(図面は省略) することにより、底面格子体6は左右両側面格子体3、4の下端部を互に引き寄 せて前後の格子体との結合をより強化している。また底面格子体6上には受皿8 とさらにその中に簀子状の底板9が載置されている。
【0011】 図5は、後面格子体2と右側面格子体4の接続部を示す背面図の一部分であり 、リング2c…とリング4c…を一列に配列して上方から軸杆7で挿通すること により、後面格子体2と右側面格子体4を連結している。また軸杆7の上端部は 略R字形状に曲成され、上端部のリング4c、2cに係合して不用意に抜けない ように構成されている。
【0012】
【考案の効果】 以上のように本考案の線材籠は、組立作業としては前面、後 面、左右両側面の夫夫隣接する四格子体のリング列を一列に配列し、四隅部を軸 杆で上方から挿通して各格子体を連結し、天井面格子体と底面格子体は夫夫左右 両側面格子体の横線材に係合するだけであるので非常に簡単であり、工具を一つ として使用することなく、細かい接続用の部品すら無く、老若男女を問わずに組 立分解が容易にできるのである。よってエンドユーザーが組立てる際の組立説明 書等も簡略で判りやすくできるし、組立方を間違えるようなことも起こらない。 また天井面格子体と底面格子体が左右両側面格子体の上部と下方部に係合し
て 両格子体を互に引き寄せるように作用するので前後の格子体との結合が強固とな り組立後のガタツキなどが発生しない。 さらには、格子体を連結するための軸杆を格子体と同一材料の線材製とすれば 製品がすべて同一の線材料で製造できるので意匠的に見栄えが良く、製造コスト も当然安くできるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の線材籠を組立てた状態を示す
斜視図
【図2】図1における線材籠を分解した状態を示す分解
斜視図
【図3】本考案の実施例の線材籠の上方部の連結部要部
を示す拡大斜視図
【図4】本考案の実施例の線材籠の下方部の連結部要部
を示す拡大斜視図
【図5】本考案の実施例の線材籠の背面部の連結部要部
を示す背面図
【符号の説明】
1…前面格子体 1a、2a、3a、4a、5a、6a…横線材 1b、2b、3b、4b、5b、6b…縦線材 1c、2c、3c、4c…リング 1′…蓋体 2…後面格子体 3…左側面格子体 4…右側面格子体 5…天井面格子体 5c…引掛部 6…底面格子体 6c…鉤型係合部 7…軸杆 7a…係合曲部 8…受皿

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心線が同一直線になるよう左右両端部
    を略円形のリングに曲成した複数本の横線材を複数本の
    縦線材に直交状に固着して、蓋体を有する前面格子体及
    び後面格子体、左右両側面格子体を構成し、四隅部にお
    いて夫夫隣接する格子体の前記リングの中心を一致さ
    せ、一列に配列したリングに先端部を略R字形状に曲成
    した軸杆を挿入して四格子体を連結し、また天井面格子
    体を構成する横線材の左右両端部をつ字形状に形成し、
    左右両側面格子体の上端部に係合し、さらに、底面格子
    体を構成する横線材の左右両端部を上方へ折曲し、さら
    にその先端部を逆U字形状に形成して左右両側面格子体
    の下方部へ係合して六面格子体とした組立分解の容易な
    線材籠。
JP1995001264U 1995-02-06 1995-02-06 組立分解の容易な線材籠 Expired - Lifetime JP3014393U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112772427A (zh) * 2017-04-06 2021-05-11 中西部金属制品公司 动物笼具及其侧面
JP2022067817A (ja) * 2020-10-21 2022-05-09 小岩金網株式会社 格子面材の連結構造及び組立式ケージ

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CN112772427A (zh) * 2017-04-06 2021-05-11 中西部金属制品公司 动物笼具及其侧面
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