JPH0924165A - 組立おもちゃ - Google Patents

組立おもちゃ

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JPH0924165A
JPH0924165A JP17306795A JP17306795A JPH0924165A JP H0924165 A JPH0924165 A JP H0924165A JP 17306795 A JP17306795 A JP 17306795A JP 17306795 A JP17306795 A JP 17306795A JP H0924165 A JPH0924165 A JP H0924165A
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JP
Japan
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shaped
prismatic
shape
rod
assembly
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JP17306795A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Kato
均 加藤
Masaki Mayuzumi
正記 黛
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KONBI KK
Combi Corp
Original Assignee
KONBI KK
Combi Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組立おもちゃに関し、特に相互に結合可能な
複数個のパーツを組み立てることによって、立体的な構
造のおもちゃを組み立てることができる。 【構成】 角柱形のパーツ10を含む組立おもちゃであ
って、上記角柱形のパーツの少なくとも一面には、連結
穴20が形成され、前記連結穴20を有する一面を除
く、少なくとも一面には、前記連結穴20にはまり込む
大きさを有する連結突起30が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、組立おもちゃに
関し、特に相互に結合可能な複数個のパーツを組み立て
ることによって、立体的な構造のおもちゃを組み立てる
ことができるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の組立おもちゃとしては、
例えば次の2つの公報等に記載されているものが知られ
ている。 実公昭45−15051号公報、「中空箱状の玩具組
立部材」 実開平5−21999号公報、「組立おもちゃ」 前者(実公昭45−15051号公報)の「中空箱状の
玩具組立部材」は、箱状中空体の形の玩具組立部材であ
って、一方の側で開いており、この開いている側とは反
対の側にピン状の外方へ突出した結合部材を有してお
り、これらの結合部材が同じ形式の組立部材の中空室内
へ嵌め込まれる形式のものにおいて、箱状中空体の中空
室を形成している他の壁が下側に切り欠き部を有してお
り、これらの切り欠き部内へ、同じ形式の第2の組立部
材の結合部材が嵌め込まれて係止され、かつこの場合、
結合部材が上縁周縁に***部を有する中空円筒体として
つくられていて、これらの***部が上記の下側切り欠き
部内へ嵌め込まれて係止され、かつまた、箱状中空体内
に下側に切り欠き部を有する中間壁が設けられており、
中間壁とこれに向き合っている箱状中空体壁との間隔
が、これら両方の壁の間へ結合部材がちょうど嵌合する
ように、選ばれているようにしたものである。
【0003】また、後者(実開平5−21999号公
報)の「組立おもちゃ」は、組み合わせて使用される複
数個のブロック素子のうち、その一部が可撓性を有する
条杆によって構成されており、かつ可撓性を有する条杆
の端部には結合突起を突出した嵌合端子を一体化させた
ものである。さらに、組立おもちゃとしては、例えば次
の6つの公報等に記載されているものが知られている。 特開昭57−64081号公報、「ブロック玩具」 特開昭60−48778号公報、「ブロック玩具ユニ
ット」 特開昭60−85777号公報、「積木ブロック玩
具」 実開昭57−67799号公報、「ブロック玩具」 実開昭57−163297号公報、「ブロック玩具用
ブロック」 実開昭63−184100号公報、「ブロック玩具」
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した前者
(実公昭45−15051号公報)の「中空箱状の玩具
組立部材」では、組立に使用すると、箱状中空体の全て
が特定の形状を有しているとともに、その結合方向に制
限があるため、箱状中空体を組み合わせて構成すること
ができる組立おもちゃの形状は制限されたものとなり、
自由な発想に基づく立体的な組立おもちゃを構成するこ
とができないという第1の問題点があった。
【0005】また、前記した後者(実開平5−2199
9号公報)の「組立おもちゃ」では、可撓性を有する条
杆を使用しているため、構成することができる組立おも
ちゃには、ある程度の自由度はあるものの、多様な形状
を組み合わせた立体的な組立おもちゃを構成することが
できないという第2の問題点があった。一方、上記した
従来の両者のものは、各パーツを結合させる際に使用す
る連結穴と連結突起は、ともに円形断面を有しているた
め、一度結合させてしまうとその結合が強固なものとな
って、結合を解く際に大きな力が必要であり、力のない
幼児には組立おもちゃの分解が困難な場合があるという
第3の問題点があった。
【0006】また、上記した従来の両者のものは、各パ
ーツを結合させる際に使用する連結穴が、それぞれ独立
に形成されているため、パーツの構造が複雑になり、パ
ーツの製造費用が嵩むという第4の問題点があった。さ
らに、上記した従来の両者のものは、各パーツを結合さ
せる際に使用する連結穴の位置によって、組み立てたお
もちゃの形状が左右或いは上下に非対称となってしまう
という第5の問題点があった。
【0007】そこで、請求項1〜5記載の発明は、上記
した従来の技術の有する第1の問題点に鑑みてなされた
ものであり、次のような共通した目的を有する。すなわ
ち、請求項1〜5記載の発明は、自由な発想に基づく立
体的な構造を構成することができるようにした組立おも
ちゃを提供しようとするものである。特に、請求項5記
載の発明は、上記した目的に加え、上記した従来の技術
の有する第2の問題点をも考慮したものであり、多様な
形状を組み合わせた立体的な構造を構成することができ
るようにした組立おもちゃを提供しようとするものであ
る。
【0008】請求項6記載の発明は、上記した請求項1
〜5記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。す
なわち、請求項6記載の発明は、上記した従来の技術の
有する第3の問題点をも考慮したものであり、組み立て
たおもちゃを分解する際に、小さな力で済み、容易に結
合及び分解を行うことができるようにした組立おもちゃ
を提供しようとするものである。
【0009】請求項7記載の発明は、上記した請求項1
〜5記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。す
なわち、請求項7記載の発明は、上記した従来の技術の
有する第4の問題点をも考慮したものであり、パーツの
構造を単純なものとし、パーツの製造費用を低減できる
ようにした組立おもちゃを提供しようとするものであ
る。
【0010】請求項8記載の発明は、上記した請求項
1,2,4〜7記載の発明の目的に加え、次の点を目的
とする。すなわち、請求項8記載の発明は、上記した従
来の技術の有する第5の問題点をも考慮したものであ
り、組み立てたおもちゃの形状を左右或いは上下に対称
とすることができるようにした組立おもちゃを提供しよ
うとするものである。
【0011】請求項9記載の発明は、上記した請求項1
〜8記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。す
なわち、請求項9記載の発明は、上記した請求項8記載
の発明と同様に、組み立てたおもちゃの形状を左右或い
は上下に対称とすることができるようにした組立おもち
ゃを提供しようとするものである。
【0012】請求項10記載の発明は、上記した請求項
1,2,4〜9記載の発明の目的に加え、次の点を目的
とする。すなわち、請求項10記載の発明は、各パーツ
を長手方向に連続して連結できるようにした組立おもち
ゃを提供しようとするものである。請求項11記載の発
明は、上記した請求項10記載の発明の目的に加え、次
の点を目的とする。
【0013】すなわち、請求項11記載の発明は、上記
した従来の技術の有する第5の問題点をも考慮したもの
であり、組み立てたおもちゃの形状を左右或いは上下に
対称とすることができるようにした組立おもちゃを提供
しようとするものである。請求項12記載の発明は、上
記した請求項1記載の発明の目的に加え、次の点を目的
とする。
【0014】すなわち、請求項12記載の発明は、角柱
形のパーツを長手方向に連続して連結できるようにした
組立おもちゃを提供しようとするものである。請求項1
3記載の発明は、上記した請求項2記載の発明の目的に
加え、次の点を目的とする。すなわち、請求項13記載
の発明は、枠形のパーツを対角線方向に連続して連結で
きるようにした組立おもちゃを提供しようとするもので
ある。
【0015】請求項14〜16記載の発明は、上記した
請求項2記載の発明の目的に加え、次の点を目的とす
る。すなわち、請求項14〜16記載の発明は、種々の
形状を有する枠形のパーツを含む組立おもちゃを提供し
ようとするものである。請求項17記載の発明は、上記
した請求項3記載の発明の目的に加え、次の点を目的と
する。
【0016】すなわち、請求項17記載の発明は、棒状
のパーツを長手方向に連続して連結できるようにした組
立おもちゃを提供しようとするものである。請求項18
記載の発明は、上記した請求項4記載の発明の目的に加
え、次の点を目的とする。すなわち、請求項18記載の
発明は、シート状のパーツを長手方向に連続して連結で
きるようにした組立おもちゃを提供しようとするもので
ある。
【0017】請求項19記載の発明は、上記した請求項
4又は8記載の発明の目的に加え、次の点を目的とす
る。すなわち、請求項19記載の発明は、屈曲容易なシ
ート状のパーツを含む組立おもちゃを提供しようとする
ものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した目的
を達成するためのものであり、以下にその内容を図面に
示した実施例を用いて説明する。請求項1記載の発明
は、次の3つの点を特徴とする。第1に、例えば図2に
示すように、角柱形のパーツ(10)を含む組立おもちゃで
ある。
【0019】上記角柱形は、例えば四角形であり、その
他、三角形、或いは五角形以上の多角形の角柱形を含
む。なお、角数は、偶数でも奇数でも良いが、好ましく
は、例えば四角形、六角形、八角形等の偶数が好まし
い。第2に、上記角柱形のパーツ(10)の少なくとも一面
には、例えば図2に示すように、連結穴(20)が形成され
ている。
【0020】上記連結穴(20)が形成される面の数は、少
なくとも一面で足りるが、二面以上の多数の面でも良
い。前記連結穴(20)の断面形状は、例えば方形であり、
その他、円形や楕円形、長円形、方形を除く多角形、或
いは幾何学的に形状でも良い。第3に、前記連結穴(20)
を有する一面を除く、少なくとも一面には、例えば図2
に示すように、前記連結穴(20)にはまり込む大きさを有
する連結突起(30)が形成されている。
【0021】上記連結突起(30)が形成される面の数は、
少なくとも一面で足りるが、二面以上の多数の面でも良
い。前記連結突起(30)の断面形状は、例えば方形であ
り、その他、円形や楕円形、長円形、方形を除く多角
形、或いは幾何学的形状でも良い。請求項2記載の発明
は、次の3つの点を特徴とする。
【0022】第1に、例えば図3に示すように、角柱形
の辺から構成された中空な枠形のパーツ(40)を含む組立
おもちゃである。上記角柱形は、例えば四角形であり、
その他、三角形、或いは五角形以上の多角形の角柱形を
含む。なお、角数は、偶数でも奇数でも良いが、好まし
くは、例えば四角形、六角形、八角形等の偶数が好まし
い。
【0023】前記中空な枠形は、パーツの外形が、例え
ば図3に示すように、方形や、例えば図4に示すよう
に、三角形、例えば図5に示すように、半円形がある。
また、パーツの外形は、方形や三角形に限らず、方形、
三角形を除く多角形形状や、幾何学形状でも良い。第2
に、上記枠形のパーツ(40)の少なくとも一辺には、例え
ば図3に示すように、その少なくとも一面に連結穴(20)
が形成されている。
【0024】上記辺は、少なくとも一辺で足りるが、辺
が複数ある場合には、そのうち、一部の辺でも良いし、
或いは全辺でも良い。上記連結突起(30)が形成される面
の数は、少なくとも一面で足りるが、二面以上の多数の
面でも良い。前記連結穴(20)の断面形状は、例えば方形
であり、その他、円形や楕円形、長円形、方形を除く多
角形、或いは幾何学的形状でも良い。
【0025】第3に、前記連結穴(20)を各々有する二面
を除く、少なくとも一面には、例えば図3に示すよう
に、前記連結穴(20)にはまり込む大きさを有する連結突
起(30)が形成されている。上記連結突起(30)が形成され
る面の数は、少なくとも一面で足りるが、二面以上の多
数の面でも良い。
【0026】前記連結突起(30)の断面形状は、例えば方
形であり、その他、円形や楕円形、長円形、方形を除く
多角形、或いは幾何学的形状でも良い。上記面の数は、
少なくとも一面で足りるが、二面それ以上の多数の面で
も良い。請求項3記載の発明は、次の3つの点を特徴と
する。
【0027】第1に、例えば図6に示すように、角柱形
の連結ブロック(51)と、この連結ブロック(51)の一面か
ら棒状に延び、屈曲性を有し、任意の屈曲位置で静止可
能な棒状部材(52)とを備えるパーツ(50)を含む組立おも
ちゃである。上記角柱形は、例えば四角形であり、その
他、三角形、或いは五角形以上の多角形の角柱形を含
む。なお、角数は、偶数でも奇数でも良いが、好ましく
は、例えば四角形、六角形、八角形等の偶数が好まし
い。
【0028】前記連結ブロック(51)は、例えば図14に
示すように、棒状部材(52)の少なくとも一端部にあれば
足りるが、例えば図6に示すように、棒状部材(52)の両
端部にあっても良い。第2に、上記連結ブロック120に
は、例えば図6に示すように、前記棒状部材(130〜132)
が延びる一面を除く少なくとも一面に、連結穴(20)が形
成されている。
【0029】上記連結突起(30)が形成される面の数は、
少なくとも一面で足りるが、二面以上の多数の面でも良
い。前記連結穴(20)の断面形状は、例えば方形であり、
その他、円形や楕円形、長円形、方形を除く多角形、或
いは幾何学的形状でも良い。第3に、前記棒状部材(130
〜132)が延びる一面及び前記連結穴(20)を有する一面を
除く、少なくとも一面には、例えば図6に示すように、
前記連結穴(20)にはまり込む大きさを有する連結突起(3
0)が形成されている。
【0030】上記連結突起(30)が形成される面の数は、
少なくとも一面で足りるが、二面以上の多数の面でも良
い。前記連結突起(30)の断面形状は、例えば方形であ
り、その他、円形や楕円形、長円形、方形を除く多角
形、或いは幾何学的形状でも良い。請求項4記載の発明
は、次の3つの点を特徴とする。
【0031】第1に、例えば図7に示すように、角柱形
の連結ブロック(61)と、この連結ブロック(61)の一面か
らシート状に延び、屈曲性を有するシート部材(62)とを
備えるパーツ(60)を含む組立おもちゃである。上記角柱
形は、例えば四角形であり、その他、三角形、或いは五
角形以上の多角形の角柱形を含む。なお、角数は、偶数
でも奇数でも良いが、好ましくは、例えば四角形、六角
形、八角形等の偶数が好ましい。
【0032】前記連結ブロック(61)は、例えば図17に
示すように、シート部材(62)の少なくとも一端部にあれ
ば足りるが、例えば図7に示すように、シート部材(62)
の両端部にあっても良い。第2に、上記連結ブロック(6
1)には、前記シート部材(62)が延びる一面を除く少なく
とも一面に連結穴(20)が形成されている。
【0033】上記連結突起(30)が形成される面の数は、
少なくとも一面で足りるが、二面以上の多数の面でも良
い。前記連結穴(20)の断面形状は、例えば方形であり、
その他、円形や楕円形、長円形、方形を除く多角形、或
いは幾何学的形状でも良い。第3に、前記シート部材(6
2)が延びる一面及び前記連結穴(20)を有する一面を除
く、少なくとも一面には、前記連結穴(20)にはまり込む
大きさを有する連結突起(30)が形成されている。
【0034】上記連結突起(30)が形成される面の数は、
少なくとも一面で足りるが、二面以上の多数の面でも良
い。前記連結突起(30)の断面形状は、例えば方形であ
り、その他、円形や楕円形、長円形、方形を除く多角
形、或いは幾何学的形状でも良い。請求項5記載の発明
は、次の2つの点を特徴とする。
【0035】第1に、組立おもちゃは、次の4つの第1
〜4パーツ(10,40,50,60)のうち、少なくとも2個以上
のパーツから構成されている。第1パーツ(10)は、例え
ば図2に示すように、角柱形を成している。上記角柱形
は、例えば四角形であり、その他、三角形、或いは五角
形以上の多角形の角柱形を含む。なお、角数は、偶数で
も奇数でも良いが、好ましくは、例えば四角形、六角
形、八角形等の偶数が好ましい。
【0036】第2パーツ(40)は、例えば図3に示すよう
に、角柱形の辺から構成された中空な枠形を成してい
る。上記角柱形は、例えば四角形であり、その他、三角
形、或いは五角形以上の多角形の角柱形を含む。なお、
角数は、偶数でも奇数でも良いが、好ましくは、例えば
四角形、六角形、八角形等の偶数が好ましい。
【0037】前記中空な枠形は、パーツの外形が、例え
ば図3に示すように、方形や、例えば図4に示すよう
に、三角形、例えば図5に示すように、半円形がある。
また、パーツの外形は、方形や三角形に限らず、方形、
三角形を除く多角形形状や、幾何学形状でも良い。第3
パーツ(50)は、例えば図6に示すように、角柱形の連結
ブロック(51)、及びこの連結ブロック(51)の一面から棒
状に延び、屈曲性を有し、任意の屈曲位置に静止可能な
棒状部材(52)を備える。
【0038】上記角柱形は、例えば四角形であり、その
他、三角形、或いは五角形以上の多角形の角柱形を含
む。なお、角数は、偶数でも奇数でも良いが、好ましく
は、例えば四角形、六角形、八角形等の偶数が好まし
い。前記連結ブロック(51)は、例えば図14に示すよう
に、棒状部材(52)の少なくとも一端部にあれば足りる
が、例えば図6に示すように、棒状部材(52)の両端部に
あっても良い。
【0039】第4パーツ(60)は、例えば図7に示すよう
に、角柱形の連結ブロック(61)、及びこの連結ブロック
(61)の一面からシート状に延び、屈曲性を有するシート
部材(62)を備える。上記角柱形は、例えば四角形であ
り、その他、三角形、或いは五角形以上の多角形の角柱
形を含む。なお、角数は、偶数でも奇数でも良いが、好
ましくは、例えば四角形、六角形、八角形等の偶数が好
ましい。
【0040】前記連結ブロック(61)は、例えば図17に
示すように、シート部材(62)の少なくとも一端部にあれ
ば足りるが、例えば図7に示すように、シート部材(62)
の両端部にあっても良い。第2に、上記第1〜第4パー
ツ(10,40,50,60)のそれぞれには、共通した大きさの連
結穴(20)と、各連結穴(20)に各々はまり込む大きさを有
する連結突起(30)とが各々形成されている。
【0041】上記連結穴(20)の断面形状は、例えば方形
であり、その他、円形や楕円形、長円形、方形を除く多
角形、或いは幾何学的形状でも良い。前記連結突起(30)
の断面形状は、例えば方形であり、その他、円形や楕円
形、長円形、方形を除く多角形、或いは幾何学的形状で
も良い。請求項6記載の発明は、請求項1〜5記載の発
明の特徴点に加え、次の2つの点を特徴とする。
【0042】第1に、連結穴(20)は、例えば図2に示す
ように、方形に形成されている。上記方形には、例えば
正方形、長方形等を含むが、好ましくは正四角形が好ま
しい。第2に、連結突起(30)は、前記方形の連結穴(20)
の内面に内接する断面円形に形成されている。
【0043】請求項7記載の発明は、請求項1〜6記載
の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。すなわ
ち、連結穴(20)は、例えば図2に示すように、相対向す
る二面に貫通している。請求項8記載の発明は、請求項
1,2,4〜7記載の発明の特徴点に加え、次の点を特
徴とする。
【0044】すなわち、連結穴(20)は、例えば図2に示
すように、複数個形成され、その数が奇数個に設定され
ている。上記連結穴(20)の個数は、例えば図2では5
個、例えば図11では3個、例えば図12では7個、例
えば図13では9個形成されているが、これに限らず1
個、或いは11個以上でも良い。
【0045】請求項9記載の発明は、請求項1〜8記載
の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。すなわ
ち、連結突起(30)は、例えば図2に示すように、相対向
する二面に、対称に形成されている。請求項10記載の
発明は、請求項1,2,4〜9記載の発明の特徴点に加
え、次の2つの点を特徴とする。
【0046】第1に、連結突起(30)は、例えば図2に示
すように、一つの面に2個形成されている。上記面は、
一つに限らず、複数の面に形成されていても良い。第2
に、連結突起(30)は、例えば図2に示すように、2個の
連結突起(30)が当該面の長手方向に離れて配置されてい
る。
【0047】請求項11記載の発明は、請求項10記載
の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。すなわ
ち、2個の連結突起(30)の間隔内には、例えば図2に示
すように、奇数個の連結穴(20)が形成されている。上記
連結穴(20)の個数は、例えば図2では3個、例えば図1
1では1個、例えば図12では5個、例えば図13では
7個形成されているが、これに限らず9個以上でも良
い。
【0048】請求項12記載の発明は、請求項1記載の
発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。すなわち、
角柱形のパーツ(10)の長手方向の少なくとも一つの端面
には、例えば図2に示すように、連結突起(30)が形成さ
れている。上記連結突起(30)は、角柱形のパーツ(10)の
長手方向の両端面に形成されていても良い。
【0049】請求項13記載の発明は、請求項2記載の
発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。すなわち、
枠形のパーツ(40)の少なくとも一つの角部には、例えば
図3に示すように、連結突起(30)が形成されている。上
記連結突起(30)は、枠形のパーツ(40)の複数の角部や、
全ての角部に形成しても良い。
【0050】請求項14記載の発明は、請求項2記載の
発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。すなわち、
枠形のパーツ(40)の外形が、四角形に形成されている。
上記四角形としては、例えば正四角形や長方形等があ
る。請求項15記載の発明は、請求項2記載の発明の特
徴点に加え、次の点を特徴とする。
【0051】すなわち、枠形のパーツ(40a)の外形が、
例えば図4に示すように、三角形に形成されている。請
求項16記載の発明は、請求項2記載の発明の特徴点に
加え、次の点を特徴とする。すなわち、枠形のパーツ(4
0b)の外形が、例えば図5に示すように、半円形に形成
されている。
【0052】請求項17記載の発明は、請求項3記載の
発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。すなわち、
棒状部材(52)の長手方向の両端部には、例えば図6に示
すように、連結ブロック(51)が各々設けられている。上
記棒状部材(52)の長手方向の両端部の連結ブロック(51)
は、対称な形状でも良いし、或いは互いに形状を異なら
せても良い。
【0053】請求項18記載の発明は、請求項4記載の
発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。すなわち、
シート部材(62)の長手方向の両端部には、例えば図7に
示すように、連結ブロック(61)が各々設けられている。
上記シート部材(62)の長手方向の両端部の両連結ブロッ
ク(61)は、対称な形状でも良いし、或いは互いに形状を
異ならせても良い。
【0054】請求項19記載の発明は、請求項4又は請
求項18記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とす
る。すなわち、シート部材(62)の幅方向の両端部には、
例えば図7に示すように、屈曲性を有し、任意の屈曲位
置に静止可能な芯材(63)を各々有する。したがって、請
求項1記載の発明によれば、次のような作用を奏する。
【0055】すなわち、請求項1記載の発明によれば、
角柱形のパーツ(10)を、例えば図1,8,10に示すよ
うに、左右或いは上下に、相互に連結して、自由な発想
に基づく立体的な組立おもちゃを構成することができ
る。請求項2記載の発明によれば、次のような作用を奏
する。すなわち、請求項2記載の発明によれば、角柱形
の辺から構成された中空の枠形のパーツ(40)を、例えば
図10に示すように、左右或いは上下に、相互に連結し
て、自由な発想に基づく立体的な組立おもちゃを構成す
ることができる。
【0056】請求項3記載の発明によれば、次のような
作用を奏する。すなわち、請求項3記載の発明によれ
ば、棒状のパーツ(50)を、例えば図9,10に示すよう
に、左右或いは上下に、相互に連結して、自由な発想に
基づく立体的な組立おもちゃを構成することができる。
このとき、棒状部材(52)を、自由な形状に屈曲できる。
【0057】請求項4記載の発明によれば、次のような
作用を奏する。すなわち、請求項4記載の発明によれ
ば、シート状のパーツ(60)を、例えば図10に示すよう
に、左右或いは上下に、相互に連結して、自由な発想に
基づく立体的な組立おもちゃを構成することができる。
このとき、シート部材(62)を、自由な形状に屈曲でき
る。
【0058】請求項5記載の発明によれば、次のような
作用を奏する。すなわち、請求項5記載の発明によれ
ば、第1〜4パーツ(10,40,50,60)のうち、少なくとも
2個以上のパーツを、例えば図10に示すように、左右
或いは上下に、相互に連結して、自由な発想に基づく立
体的な組立おもちゃを構成することができる。
【0059】請求項6記載の発明によれば、次のような
作用を奏する。すなわち、請求項6記載の発明によれ
ば、連結穴(20)と連結突起(30)とは、内接する4点で接
触するので、組み立てたおもちゃを分解する際に、大き
な力が必要でなく、容易に結合及び分解を行うことがで
きる。また、連結穴(20)に連結した連結突起(30)を中心
として、おもちゃを回転させることもできる。
【0060】請求項7記載の発明によれば、次のような
作用を奏する。すなわち、請求項7記載の発明によれ
ば、連結穴(20)を相対向する二面に貫通して設けること
により、パーツの構造を単純なものとし、パーツの製造
費用を低減することができる。請求項8記載の発明によ
れば、次のような作用を奏する。
【0061】すなわち、請求項8記載の発明によれば、
連結穴(20)を奇数個形成することにより、組み立てたお
もちゃの形状を左右或いは上下に対称とすることができ
る。請求項9記載の発明によれば、次のような作用を奏
する。すなわち、請求項9記載の発明によれば、連結突
起(30)を相対向する二面に対称に形成することにより、
組み立てたおもちゃの形状を左右或いは上下に対称とす
ることができる。
【0062】請求項10記載の発明によれば、次のよう
な作用を奏する。すなわち、請求項10記載の発明によ
れば、各パーツを長手方向に連続して連結できる。請求
項11記載の発明によれば、次のような作用を奏する。
すなわち、請求項11記載の発明によれば、2個の連結
突起(30)の間隔内に奇数個の連結穴(20)を形成すること
により、組み立てたおもちゃの形状を左右或いは上下に
対称とすることができる。
【0063】請求項12記載の発明によれば、次のよう
な作用を奏する。すなわち、請求項12記載の発明によ
れば、角柱形のパーツ(10)を長手方向に連続して連結す
ることができる。請求項13記載の発明によれば、次の
ような作用を奏する。すなわち、請求項13記載の発明
によれば、枠形のパーツ(40)を対角線方向に連続して連
結することができる。
【0064】請求項14記載の発明によれば、次のよう
な作用を奏する。すなわち、請求項14記載の発明によ
れば、枠形のパーツ(40)の外形を四角形にすることによ
り、四角形を含むおもちゃを構成できる。請求項15記
載の発明によれば、次のような作用を奏する。すなわ
ち、請求項15記載の発明によれば、枠形のパーツ(40
a)の外形を三角形とすることにより、三角形を含むおも
ちゃを構成できる。
【0065】請求項16記載の発明によれば、次のよう
な作用を奏する。すなわち、請求項16記載の発明によ
れば、枠型のパーツ(90)の外形を半円形とすることによ
り、半円形を含むおもちゃを構成できる。請求項17記
載の発明によれば、次のような作用を奏する。すなわ
ち、請求項17記載の発明によれば、棒状のパーツ(50)
を左右方向に連続して連結できる。
【0066】請求項18記載の発明によれば、次のよう
な作用を奏する。すなわち、請求項18記載の発明によ
れば、シート状のパーツ(60)を左右方向に連続して連結
できる。請求項19記載の発明によれば、次のような作
用を奏する。すなわち、請求項19記載の発明によれ
ば、シート状のパーツ(60)を変形できるとともに、変形
後の形状を維持できる。
【0067】
【発明の実施の形態】まず、本発明に係る組立おもちゃ
の各パーツについて、図1〜10を用いて説明する。 (図面の説明)図1,2は、角柱形のパーツを示すもの
であり、図1は角柱形のパーツ同士を連結した組立例を
示す斜視図、図2は角柱形のパーツの斜視図をそれぞれ
示す。
【0068】図3〜5は、枠形のパーツを示すものであ
り、図3は方形の枠形のパーツの斜視図、図4は三角形
の枠形のパーツの斜視図、図5は半円形の枠形のパーツ
の斜視図をそれぞれ示す。図6は、棒状のパーツを示す
もので、同図は、一部破断した斜視図である。図7は、
シート状のパーツを示すもので、同図は、一部破断した
斜視図である。
【0069】図8〜10は、組立例を示すものであり、
図8は3個の角柱形のパーツを連結した組立例であり、
図9は角柱形のパーツと棒状のパーツとを連結した組立
例であり、図10は4つのパーツを使用して家を組み立
てた状態を示す組立例をそれぞれ示す。 (角柱形のパーツの構造)まず、角柱形のパーツについ
て、図1,2を用いて説明する。
【0070】図1,2中、10は、角柱形のパーツを示す
ものである。上記角柱形のパーツ10は、図2に示すよう
に、次の3つの構成を備える。第1は、パーツ本体11で
あり、このパーツ本体11は、図2に示すように、角柱形
を成している。第2に、連結穴20であり、この連結穴20
は、図2に示すように、上記パーツ本体11の四側面に各
々形成されている。
【0071】第3に、連結突起30であり、この連結突起
30は、図2に示すように、前記パーツ本体11の上下の両
端面及び相対向する二側面の上下の両端部から各々突出
している。そして、各連結突起30は、前記連結穴20には
まり込む大きさに形成されている。上記連結穴20は、図
2に示すように、正四角形に形成されている。
【0072】また、前記連結穴20は、図2に示すよう
に、相対向する二側面に貫通して形成されている。この
ように、連結穴20を相対向する二側面に貫通して形成す
ると、容易に連結穴20を形成することが可能となる。ま
た、相対向する二側面のうち連結突起30を有しない二側
面には、図2に示すように、側面の全長にわたって、5
個の連結穴20が等間隔に形成されている。残る他の相対
向する二側面には、両端部から突出した連結突起30の間
隔内に3個の連結穴20が等間隔に形成されている。この
ように、連結穴20の個数は、それぞれ奇数個に設定する
ことが好ましい。連結穴20を奇数個に設定すると、図3
に示すように、一つのパーツ10の中央の連結穴20に、他
のパーツ10の連結突起30をはめ込むことで、容易に左右
或いは上下に対称なおもちゃを組み立てることができ
る。
【0073】前記連結突起30は、図2に示すように、前
記正四角形の連結穴20に内接する断面円形に形成されて
いる。このため、連結穴20に連結突起30を連結すると、
連結突起30は、内接する4点で連結穴20に接触するの
で、パーツ10同士の連結及び連結解除を容易に行うこと
が可能となる。また、相対向する長手方向の二側面に形
成された連結突起30は、図2に示すように、左右両端部
に離れて、それぞれ1個ずつ、二側面で対称となるよう
形成されている。そして、両連結突起30の間隔内に、3
個の連結穴20が形成されている。
【0074】なお、前記連結穴20は、必ずしもパーツ本
体11の長手方向の四側面の全てに形成する必要はなく、
少なくとも一面、好ましくは相対向した二面に形成され
ていれば良い。また、前記連結突起30は、前記連結穴20
を有する一面を除く、少なくとも一面、好ましくは相対
向した二面に形成されていれば良い。
【0075】さらに、前記パーツ本体11は、上記した四
角柱に限られず、六角柱、八角柱等の多角柱であっても
よい。 (角柱形のパーツの組立例)つぎに、上記した構成を備
えた角柱形のパーツ10同士を連結した組立例について、
図1,8を用いて説明する。
【0076】まず、2個の角柱形のパーツ10を連結した
組立例を、図1を用いて説明する。すなわち、一方のパ
ーツ10の連結突起30を有する長手方向の側面に形成され
た中央の連結穴20に、他方のパーツ10の一端部に形成さ
れた連結突起30をはめ込むことにより、角柱形のパーツ
10をT字形に組み立てることができる。つぎに、3個の
角柱形のパーツ10を連結した組立例を、図1を用いて説
明する。
【0077】各パーツ10の連結突起30を有しない長手方
向の側面と、隣接するパーツ10の連結突起30を有する長
手方向の側面とを交互に対向させ、連結穴20内に連結突
起30をはめ込むことにより、角柱形のパーツ10を板状に
組み立てることができる。 (枠形のパーツの構造)つぎに、枠形のパーツについ
て、図3を用いて説明する。
【0078】図3中、40は、中空な枠形のパーツを示す
ものである。上記枠形のパーツ40は、次の3つの構成を
備える。第1は、パーツ本体41であり、このパーツ本体
41は、図3に示すように、外形が四角形を成した中空な
枠状を成している。第2は、連結穴20であり、この連結
穴20は、図3に示すように、上記パーツ本体41の四方の
外側面及び上下の二面に各々形成されている。
【0079】第3は、連結突起30であり、この連結突起
30は、図3に示すように、パーツ本体41の四方の角部の
隣接した両端部から計8個突出している。そして、各連
結突起30は、前記連結穴20にはまり込む大きさに形成さ
れている。上記連結穴20及び連結突起30は、図1に示し
た角柱形のパーツ10と同様の構造を有する。
【0080】すなわち、枠形のパーツ40の連結穴20は、
図3に示すように、正四角形に形成されるとともに、相
対向する二側面に貫通して形成することが好ましい。た
だし、パーツ本体41の四方の外側面に形成された連結穴
20は、図3に示すように、四方内側面に貫通していな
い。また、枠形のパーツ40の連結突起30は、図3に示す
ように、上記正四角形の連結穴20に内接する断面円形に
形成されている。
【0081】さらに、パーツ本体41の外周面の一辺に
は、図3に示すように、両端部から突出した連結突起30
の間隔内に、それぞれ5個の連結穴20が等間隔に形成さ
れている。そして、上下の二面には、それぞれ隅部に連
結穴20を形成するとともに、この隅部の連結穴20の間隔
内に、それぞれ5個の連結穴20が等間隔にされている。
すなわち、連結穴20の個数は、それぞれの辺で奇数個に
設定されている。
【0082】また、パーツ本体41の四方の外側面に形成
された連結突起30は、図3に示すように、左右両端部に
離れて、それぞれ1個ずつ、相対向する二面で対称とな
るよう形成されている。そして、上記したように、この
2個の連結突起30の間隔内に、5個の連結穴20が形成さ
れている。なお、前記連結穴20は、必ずしもパーツ本体
41の四方外側面或いは上下の二面の全てに形成する必要
はなく、少なくとも一辺の、少なくとも一面、好ましく
は相対向した二面に形成されていれば良い。
【0083】また、前記連結突起30は、前記連結穴20を
有する一面を除く、少なくとも一面、好ましくは相対向
した二面に形成されていれば良い。 (枠形のパーツのバリエーション)つぎに、枠形のパー
ツのバリエーションについて、図4,5を用いて説明す
る。
【0084】まず、三角形の枠形のパーツ40aについ
て、図4を用いて説明する。図4中、40aは、枠形のパ
ーツを示すものである。上記枠形のパーツ40aは、次の
3つの構成を備える。第1は、パーツ本体41aであり、
このパーツ本体41aは、図4に示すように、外形が二等
辺三角形を成した中空な枠形を成している。
【0085】第2は、連結穴20であり、この連結穴20
は、図4に示すように、上記パーツ本体41aの三方の外
側面及び上下の二面に各々形成されている。第3は、連
結突起30であり、この連結突起30は、図4に示すよう
に、前記パーツ本体41aの直線的な底辺の側面の左右の
両端部から計2個突出している。そして、各連結突起30
は、前記連結穴20にはまり込む大きさに形成されてい
る。
【0086】上記連結穴20及び連結突起30は、図1に示
した角柱形のパーツ10と同様の構造を有する。すなわ
ち、三角形の枠形のパーツ40aの連結穴20は、図4に示
すように、正四角形に形成されるとともに、相対向する
二側面に貫通して形成することが好ましい。ただし、パ
ーツ本体41aの三方の外側面に形成された連結穴20は、
図4に示すように、三方の内側面に貫通していない。
【0087】また、パーツ本体41aの連結突起30は、図
4に示すように、上記正四角形の連結穴20に内接する断
面円形に形成されている。さらに、パーツ本体41aの底
辺の外側面には、図4に示すように、両端部から突出し
た連結突起30の間隔内に、5個の連結穴20が等間隔に形
成されている。上下の二面には、底辺側に5個、頂点に
1個、斜辺に頂点の他に2個の連結穴20が等間隔に形成
されている。すなわち、連結穴20の個数は、それぞれの
辺で奇数個に設定されている。
【0088】また、パーツ本体41aの底辺の外側面に形
成された連結突起30は、図4に示すように、左右両端部
に離れて形成されている。そして、上記したように、底
辺の外側面に形成された2個の連結突起30の間隔内に、
5個の連結穴20が形成されている。なお、前記連結穴20
は、必ずしもパーツ本体41aの三方の外側面或いは上下
の二面の全てに形成する必要はなく、少なくとも一辺
の、少なくとも一面、好ましくは相対向した二面に形成
されていれば良い。
【0089】また、前記連結突起30は、前記連結穴20を
有する一面を除く、少なくとも一面、好ましくは相対向
した二面に形成されていれば良い。つぎに、半円形の枠
形のパーツ40bについて、図5を用いて説明する。図5
中、40bは、枠形のパーツを示すものである。上記枠形
のパーツ40bは、次の3つの構成を備える。
【0090】第1は、パーツ本体41bであり、このパー
ツ本体41bは、図5に示すように、外形が半円形乃至は
D形を成した中空な枠形を成している。第2は、連結穴
20であり、この連結穴20は、図5に示すように、上記パ
ーツ本体41bの直線的な底辺の外側面及び上下の二面に
各々形成されている。第3に、連結突起30であり、この
連結突起30は、図5に示すように、パーツ本体41bの直
線的な底辺の外側面の左右の両端部から計2個突出して
いる。そして、連結突起30は、前記連結穴20にはまり込
む大きさに形成されている。
【0091】上記連結穴20及び連結突起30は、図1に示
した角柱形のパーツ10と同様の構造を有する。すなわ
ち、半円形の枠形のパーツ40bの連結穴20は、図5に示
すように、正四角形に形成されるとともに、相対向する
二側面に貫通して形成することが好ましい。
【0092】また、半円形の枠形のパーツ40bの連結突
起30は、図5に示すように、上記正四角形の連結穴20に
内接する断面円形に形成されている。さらに、パーツ本
体41bの直線的な底辺の外側面には、図5に示すよう
に、両端部から突出した連結突起30の間隔内に、5個の
連結穴20が等間隔に形成されている。そして、上下の二
面には、直線的な底辺側に7個、半円形状に湾曲した辺
に3個の連結穴20が等間隔に形成されている。すなわ
ち、連結穴20の個数は、それぞれの辺で奇数個に設定さ
れている。
【0093】また、パーツ本体41bの直線的な底辺の外
側面に形成された連結突起30は、図5に示すように、左
右両端部に離れて形成されている。そして、上記したよ
うに、直線的な底辺の外側面に形成された2個の連結突
起30の間隔内に、5個の連結穴20が形成されている。な
お、前記連結穴20は、必ずしもパーツ本体41bの直線的
な底辺の外側面或いは上下の二面の全てに形成する必要
はなく、少なくとも一辺の、少なくとも一面、好ましく
は相対向した二面に形成されていれば良い。
【0094】また、連結突起30は、前記連結穴20を有す
る一面を除く、少なくとも一面に形成されていれば良い
が、複数の面に形成しても良い。 (棒状のパーツの構造)つぎに、棒状のパーツについ
て、図6を用いて説明する。図6中、50は、棒状のパー
ツを示す。
【0095】上記棒状のパーツ50は、次の3つの構成を
備える。第1に、棒状のパーツ50は、図6に示すよう
に、角柱状の連結ブロック51と、この連結ブロック51の
一面から棒状に延び、屈曲性を有し、任意の屈曲位置で
静止可能な棒状部材52とを備えている。第2は、連結穴
20であり、この連結穴20は、図6に示すように、上記連
結ブロック51の相対向する二側面に計2個形成されてい
る。
【0096】第3は、連結突起30であり、この連結突起
30は、図6に示すように、前記連結ブロック51の上下の
先端面及び他の相対向する二側面から、1個の連結ブロ
ック51当たり計3個突出している。そして、各連結突起
30は、前記連結穴20にはまり込む大きさに形成されてい
る。前記棒状部材52は、図6に示すように、屈曲性を有
し、任意の屈曲位置で静止可能な芯材53と、この芯材53
を被覆する合成樹脂製のカバー54とから構成されてい
る。
【0097】また、棒状部材52の両端部には、図6に示
すように、2個の連結ブロック51が固定されている。さ
らに、前記連結穴20及び連結突起30は、図2に示した角
柱形のパーツ10と同様の構造を有する。すなわち、棒状
のパーツ50の連結穴20は、図6に示すように、正四角形
に形成されるとともに、相対向する二側面に貫通して形
成することが好ましい。
【0098】また、棒状のパーツ50の連結突起30は、図
6に示すように、上記正四角形の連結穴20に内接する断
面円形に形成されている。なお、前記連結穴20は、必ず
しも連結ブロック51の二側面に形成する必要はなく、少
なくとも一面、好ましくは相対向した二面に形成されて
いれば良い。また、連結突起30は、必ずしも連結ブロッ
ク51の二側面及び上下の先端面の全てに形成する必要は
なく、前記棒状部材52が延びる一面及び前記連結穴20を
有する一面を除く、少なくとも一面、好ましくは相対向
した二面に形成されていれば良い。 (棒状のパーツの組立例)つぎに、上記した構成を備え
た棒状のパーツ50と、図2に示した角柱形のパーツ10と
を連結した組立例について、図9を用いて説明する。
【0099】棒状のパーツ50の棒状部材52を、図9に示
すように、略U字状に屈曲させて、その両端部の2個の
連結ブロック51の先端面に設けた各連結突起30を、角柱
形のパーツ10の長手方向の両端部の各連結穴20に各々は
め込ことにより、棒状のパーツ50と角柱形のパーツ10と
を無端状のD字形に連結することができる。このよう
に、棒状のパーツ50の棒状部材52を、自由に屈曲させる
ことで、種々の形状の組立おもちゃを組み立てることが
できる。 (シート状のパーツ)つぎに、シート状のパーツ60につ
いて、図7を用いて説明する。
【0100】図7中、60は、シート状のパーツを示す。
上記シート状のパーツ60は、次の3つの構成を備える。
第1に、シート状のパーツ60は、図7に示すように、角
柱形の連結ブロック61と、この連結ブロック61の一面か
らシート状に延び、屈曲性を有するシート部材62とを備
えている。
【0101】第2は、連結穴20であり、この連結穴20
は、図7に示すように、上記連結ブロック61の外側面及
び上下の二面に各々形成されている。第3は、連結突起
30であり、この連結突起30は、図7に示すように、前記
連結ブロック61の外側面の左右両端部及び左右の両端面
から、1個の連結ブロック61当たり計4個突出してい
る。そして、各連結突起30は、前記連結穴20にはまり込
む大きさに形成されている。
【0102】前記シート部材62は、図7に示すように、
連結ブロック61の左右両端部からそれぞれ延び、屈曲性
を有し、任意の屈曲位置で静止可能な一対の芯材63と、
両芯材63を被覆するとともに、両芯材63の間隔内をシー
ト状に連結する合成樹脂製のカバー54とから構成されて
いる。また、シート部材62の両端部には、図7に示すよ
うに、2個の連結ブロック61が固定されている。
【0103】前記連結穴20及び連結突起30は、図2に示
した角柱形のパーツ10と同様の構造を有する。すなわ
ち、シート状のパーツ60の連結穴20は、図7に示すよう
に、正四角形に形成されるとともに、相対向する二側面
に貫通して形成することが好ましい。また、シート状の
パーツ60の連結突起30は、図7に示すように、上記正四
角形の連結穴20に内接する断面円形に形成されている。
【0104】さらに、連結ブロック61の先端面には、図
7に示すように、両端部から突出した連結突起30の間隔
内に、5個の連結穴20が形成してあり、上下の二側面に
は、それぞれ7個の連結穴20が形成されている。すなわ
ち、連結穴20の個数は、それぞれの辺で奇数個に設定さ
れている。また、連結ブロック61の先端面に形成された
連結突起30は、図7に示すように、左右両端部に離れ
て、それぞれ1個ずつ形成されている。そして、上記し
たように、この2個の連結突起30の間隔内に、5個の連
結穴20が形成されている。また、相対向する連結ブロッ
ク61の先端面に設けた連結突起30は、それぞれ対称に形
成されている。
【0105】なお、前記連結穴20は、必ずしも連結ブロ
ック61の外側面及び上下の二面の全てに形成する必要は
なく、前記シート部材62が延びる一面を除く少なくとも
一面、好ましくは相対向した二面に形成されていれば良
い。また、前記連結突起30は、必ずしも連結ブロック61
の外側面及び左右の両端面の全てに形成する必要はな
く、前記シート部材62が延びる一面及び前記連結穴20を
有する一面を除く、少なくとも一面に形成されていれば
良い。 (各パーツの組立例)つぎに、上記した構成を備えた各
パーツ10,40,40a,40b,50,60を連結した組立例につい
て、図10を用いて説明する。
【0106】図10では、各パーツ10,40,40a,40b,50,6
0を連結して、家を構築している。勿論、家に限らず、
各パーツ10,40,40a,40b,50,60を色々に連結すること
で、飛行機、ヘリコプター、自動車、列車、馬車、機関
車、船等の乗り物や、家屋、城、ビル、遊園地等の建造
物や、像、キリン、ウサギ、いぬ、猫等の動物や、人
間、ロボット、怪獣、円盤或いは創造物等を、幼児や児
童の想像力を生かして自由に組み立てることができる。
【0107】図10の家では、家の床に、ベース形のパ
ーツ70を使用している。上記ベース形のパーツ70は、図
10に示すように、板状で、その表面には、各パーツ1
0,40,40a,40b,50,60の連結突起30をはめ込むための連結
穴20が形成されている。そして、各パーツ10,40,40a,40
b,50,60とベース形のパーツ70の各連結穴20は、共通の
大きさに形成されている。
【0108】また、各パーツ10,40,40a,40b,50,60の各
連結突起30も、上記連結穴20に対応した共通の大きさに
形成されている。各パーツ10,40,40a,40b,50,60のう
ち、角柱形のパーツは、図10に示すように、家の柱や
梁等に使用している。四角形の枠形のパーツ40は、図1
0に示すように、家のドア等に使用し、連結突起30が断
面円形であることを生かして、ドアを開放できるように
している。
【0109】三角形の枠形のパーツ40aや半円形の枠形
のパーツ40bは、図10に示すように、家の屋根等に使
用している。棒状のパーツ50は、図10に示すように、
その棒状部材52が屈曲できることを生かして、フェンス
に使用している。シート状のパーツ60は、図10に示す
ように、そのシート部材62が屈曲できることを生かし
て、異形の屋根に使用している。
【0110】このように、上記した各パーツ10,40,40a,
40b,50,60からなる組立おもちゃを適宜組み合わせるこ
とにより、上記した家のみならず、その他にも多彩なお
もちゃを構築することができる。なお、組み立てに使用
する組立おもちゃの組み合わせは、任意に決定すること
ができる。
【0111】
【実施例】つぎに、各パーツのバリエージョについて、
図11〜18を用いて説明する。 (図面の説明)図11〜13は、図2に示した角柱形の
パーツのバリエーションを示すものであり、図11は3
個穴の角柱形のパーツの平面図、図12は7個穴の角柱
形のパーツの平面図、図13は9個穴の角柱形のパーツ
の平面図をそれぞれ示す。
【0112】図14〜16は、図6に示した棒状のパー
ツのバリエーションを示すものであり、図14は片側に
連結ブロックを有す棒状のパーツの平面図、図15は棒
状部材が短いタイプの棒状のパーツの平面図、図16は
棒状部材が長いタイプの棒状のパーツの平面図をそれぞ
れ示す。図17,18は、図7に示したシート状のパー
ツのバリエーションを示すものであり、図17は片側に
連結ブロックを有すシート状のパーツの平面図、図18
は幅狭いタイプのシート状のパーツの平面図をそれぞれ
示す。 (角柱形のパーツのバリエーション)まず、図11に示
した角柱形のパーツ10aについて説明する。
【0113】上記角柱形のパーツ10aのパーツ本体11aの
前後の面には、図11に示すように、3個の連結穴20が
各々形成されている。そして、上下に対向した連結穴20
は、互いに上下方向に連通している。また、パーツ本体
11aの上下の二面には、図11に示すように、左右両端
に一対の連結突起30が各々形成されている。左右に隣接
した連結突起30の各間隔内には、1個の連結穴20が各々
形成されている。
【0114】なお、角柱形のパーツ10aは、図1に示し
た角柱形のパーツ10と同様の構造を有し、同一の構成部
分には対応した符号を付し、具体的な説明は省略する。
つぎに、図12に示した角柱形のパーツ10bについて説
明する。上記角柱形のパーツ10bのパーツ本体11bの前後
の面には、図12に示すように、7個の連結穴20が各々
形成されている。そして、上下に対向した連結穴20は、
互いに上下方向に連通している。
【0115】また、パーツ本体11bの上下の二面には、
図12に示すように、左右両端に一対の連結突起30が各
々形成されている。左右に隣接した連結突起30の各間隔
内には、5個の連結穴20が各々形成されている。なお、
角柱形のパーツ10bは、図1に示した角柱形のパーツ10
と同様の構造を有し、同一の構成部分には対応した符号
を付し、具体的な説明は省略する。
【0116】つぎに、図13に示した角柱形のパーツ10
cについて説明する。上記角柱形のパーツ10cのパーツ本
体11cの前後の面には、図13に示すように、9個の連
結穴20が各々形成されている。そして、上下に対向した
連結穴20は、互いに上下方向に連通している。また、パ
ーツ本体11cの上下の二面には、図13に示すように、
左右両端に一対の連結突起30が各々形成されている。左
右に隣接した連結突起30の各間隔内には、7個の連結穴
20が各々形成されている。
【0117】なお、角柱形のパーツ10cは、図1に示し
た角柱形のパーツ10と同様の構造を有し、同一の構成部
分には対応した符号を付し、具体的な説明は省略する。
このように、角柱形のパーツ10,10a,10b,10cの長手方向
の長さや連結穴20の数を異ならせることにより、多様な
形をした組立おもちゃを組み立てることができる。 (棒状のパーツのバリエーション)まず、図14に示し
た棒状のパーツ50aについて説明する。
【0118】上記棒状のパーツ50aは、図14に示すよ
うに、棒状部材52aの一端部に1個の連結ブロック51aを
連結している。なお、棒状のパーツ50aは、図6に示し
た棒状のパーツ50と同様の構造を有し、同一の構造部分
には対応した符号を付し、具体的な説明は省略する。つ
ぎに、図15に示した棒状のパーツ50bについて説明す
る。
【0119】上記棒状のパーツ50bは、図15に示すよ
うに、棒状部材52aの全長を、図6に示した棒状部材52
より短く設定している。なお、棒状のパーツ50bは、図
6に示した棒状のパーツ50と同様の構造を有し、同一の
構造部分には対応した符号を付し、具体的な説明は省略
する。つぎに、図16に示した棒状のパーツ50cについ
て説明する。
【0120】上記棒状のパーツ50cは、図16に示すよ
うに、棒状部材52cの全長を、図6に示した棒状部材52
より短く設定している。なお、棒状のパーツ50cは、図
6に示した棒状のパーツ50と同様の構造を有し、同一の
構造部分には対応した符号を付し、具体的な説明は省略
する。このように、棒状のパーツ50,50a,50b,50cの連結
ブロック51,51a,51b,51cの数や、棒状部材52,52a,52b,5
2cの全長を異ならせることにより、多様な形をした組立
おもちゃを組み立てることができる。 (シート状のパーツのバリエーション)まず、図17に
示したシート状のパーツ60aについて説明する。
【0121】上記シート状のパーツ60aは、図17に示
すように、シート部材62aの一端部に1個の連結ブロッ
ク61aを連結している。なお、シート状のパーツ60aは、
図7に示したシート状のパーツ60と同様の構造を有し、
同一の構造部分には対応した符号を付し、具体的な説明
は省略する。つぎに、図18に示したシート状のパーツ
60bについて説明する。
【0122】上記シート状のパーツ60bは、図18に示
すように、シート部材62bの横幅を、図7に示したシー
ト部材52より幅狭に設定している。なお、シート状のパ
ーツ60bは、図7に示したシート状のパーツ60と同様の
構造を有し、同一の構造部分には対応した符号を付し、
具体的な説明は省略する。このように、シート状のパー
ツ60,60a,60bの連結ブロック61,61a,61bの数や、シート
部材62,62a,62bの横幅を異ならせることにより、多様な
形をした組立おもちゃを組み立てることができる。
【0123】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。すなわ
ち、請求項1〜5記載の発明によれば、次のような共通
した効果を奏する。
【0124】すなわち、請求項1〜5記載の発明によれ
ば、自由な発想に基づく立体的な構造を構成することが
できるようにした組立おもちゃを提供することができ
る。特に、請求項5記載の発明によれば、上記した効果
に加え、多様な形状を組み合わせた立体的な構造を構成
することができるようにした組立おもちゃを提供するこ
とができる。
【0125】請求項6記載の発明によれば、上記した請
求項1〜5記載の発明の効果に加え、次のような効果を
奏する。すなわち、請求項6記載の発明によれば、組み
立てたおもちゃを分解する際に、小さな力で済み、容易
に結合及び分解を行うことができるようにした組立おも
ちゃを提供することができる。
【0126】請求項7記載の発明によれば、上記した請
求項1〜5記載の発明の効果に加え、次のような効果を
奏する。すなわち、請求項7記載の発明によれば、パー
ツの構造を単純なものとし、パーツの製造費用を低減で
きるようにした組立おもちゃを提供することができる。
請求項8記載の発明によれば、上記した請求項1,2,
4〜7記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏す
る。
【0127】すなわち、請求項8記載の発明によれば、
組み立てたおもちゃの形状を左右或いは上下に対称とす
ることができるようにした組立おもちゃを提供すること
ができる。請求項9記載の発明によれば、上記した請求
項1〜8記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏
する。
【0128】すなわち、請求項9記載の発明によれば、
上記した請求項8記載の発明と同様に、組み立てたおも
ちゃの形状を左右或いは上下に対称とすることができる
ようにした組立おもちゃを提供することができる。請求
項10記載の発明によれば、上記した請求項1,2,4
〜9記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏す
る。
【0129】すなわち、請求項10記載の発明によれ
ば、各パーツを長手方向に連続して連結できるようにし
た組立おもちゃを提供することができる。請求項11記
載の発明によれば、上記した請求項10記載の発明の効
果に加え、次のような効果を奏する。すなわち、請求項
11記載の発明によれば、組み立てたおもちゃの形状を
左右或いは上下に対称とすることができるようにした組
立おもちゃを提供することができる。
【0130】請求項12記載の発明によれば、上記した
請求項1記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏
する。すなわち、請求項12記載の発明によれば、角柱
形のパーツを長手方向に連続して連結できるようにした
組立おもちゃを提供することができる。請求項13記載
の発明によれば、上記した請求項2記載の発明の効果に
加え、次のような効果を奏する。
【0131】すなわち、請求項13記載の発明によれ
ば、枠形のパーツを対角線方向に連続して連結できるよ
うにした組立おもちゃを提供することができる。請求項
14〜16記載の発明によれば、上記した請求項2記載
の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。すなわ
ち、請求項14〜16記載の発明によれば、種々の形状
を有する枠形のパーツを含む組立おもちゃを提供するこ
とができる。
【0132】請求項17記載の発明によれば、上記した
請求項3記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏
する。すなわち、請求項17記載の発明によれば、棒状
のパーツを長手方向に連続して連結できるようにした組
立おもちゃを提供することができる。請求項18記載の
発明によれば、上記した請求項4記載の発明の効果に加
え、次のような効果を奏する。
【0133】すなわち、請求項18記載の発明によれ
ば、シート状のパーツを長手方向に連続して連結できる
ようにした組立おもちゃを提供することができる。請求
項19記載の発明によれば、上記した請求項4又は8記
載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。すな
わち、請求項19記載の発明によれば、屈曲容易なシー
ト状のパーツを含む組立おもちゃを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】角柱形のパーツ同士を連結した組立例を示す斜
視図である。
【図2】図1の角柱形のパーツの斜視図である。
【図3】方形の枠形のパーツの斜視図である。
【図4】図4の枠形のパーツのバリエーションを示し、
同図は三角形の枠形のパーツの斜視図である。
【図5】図4の枠形のパーツのバリエーションを示し、
同図は半円形の枠形のパーツの斜視図である。
【図6】棒状のパーツの一部破断した斜視図である。
【図7】シート状のパーツの一部破断した斜視図であ
る。
【図8】3個の角柱形のパーツを連結した組立例であ
る。
【図9】角柱形のパーツと棒状のパーツとを連結した組
立例である。
【図10】4つのパーツを使用して家を組み立てた状態
を示す組立例である。
【図11】図1の角柱形のパーツのバリエーションを示
し、同図は3個穴の角柱形のパーツの平面図である。
【図12】図1の角柱形のパーツのバリエーションを示
し、同図は7個穴の角柱形のパーツの平面図である。
【図13】図1の角柱形のパーツのバリエーションを示
し、同図は9個穴の角柱形のパーツの平面図である。
【図14】図6の棒状のパーツのバリエーションを示
し、同図は片側に連結ブロックを有す棒状のパーツの平
面図である。
【図15】図6の棒状のパーツのバリエーションを示
し、同図は棒状部材が短いタイプの棒状のパーツの平面
図である。
【図16】図6の棒状のパーツのバリエーションを示
し、同図は棒状部材が長いタイプの棒状のパーツの平面
図である。
【図17】図7のシート状のパーツのバリエーションを
示し、同図は片側に連結ブロックを有すシート状のパー
ツの平面図である。
【図18】図7のシート状のパーツのバリエーションを
示し、同図は幅狭いタイプのシート状のパーツの平面図
である。
【符号の説明】
10,10a,10b 角柱形のパーツ 11,11a,11b パーツ本
体 20 連結穴 30 連結突起 40,40a,40b 枠形のパーツ 41,41a,41b パーツ本
体 50,50a,50b,50c 棒状のパーツ 51,51a,51b,51c 連結
ブロック 52,25a,52b,52c 棒状部材 53 芯材 54 カバー 60,60a,60b シート状
のパーツ 61,61a,61b 連結ブロック 62,62a,62b シート部
材 63 芯材 64 カバー 70 ベース形のパーツ

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 角柱形のパーツを含む組立おもちゃであ
    って、 上記角柱形のパーツの少なくとも一面には、連結穴が各
    々形成され、 前記連結穴を有する一面を除く、少なくとも一面には、
    前記連結穴にはまり込む大きさを有する連結突起が各々
    形成されていることを特徴とする組立おもちゃ。
  2. 【請求項2】 角柱形の辺から構成された中空な枠形の
    パーツを含む組立おもちゃであって、 上記枠形のパーツの少なくとも一辺には、その少なくと
    も一面に連結穴が形成され、 前記連結穴を有する一面を除く、少なくとも一面には、
    前記連結穴にはまり込む大きさを有する連結突起が形成
    されていることを特徴とする組立おもちゃ。
  3. 【請求項3】 角柱形の連結ブロックと、この連結ブロ
    ックの一面から棒状に延び、屈曲性を有し、任意の屈曲
    位置で静止可能な棒状部材とを備えるパーツを含む組立
    おもちゃであって、 上記連結ブロックには、前記棒状部材が延びる一面を除
    く少なくとも一面に、連結穴が形成され、 前記棒状部材が延びる一面及び前記連結穴を有する一面
    を除く、少なくとも一面には、前記連結穴にはまり込む
    大きさを有する連結突起が形成されていることを特徴と
    する組立おもちゃ。
  4. 【請求項4】 角柱形の連結ブロックと、この連結ブロ
    ックの一面からシート状に延び、屈曲性を有するシート
    部材とを備えるパーツを含む組立おもちゃであって、 上記連結ブロックには、前記シート部材が延びる一面を
    除く少なくとも一面に連結穴が形成され、 前記シート部材が延びる一面及び前記連結穴を有する一
    面を除く、少なくとも一面には、前記連結穴にはまり込
    む大きさを有する連結突起が形成されていることを特徴
    とする組立おもちゃ。
  5. 【請求項5】 角柱形の第1パーツと、 角柱形の辺から構成された中空な枠形の第2パーツと、 角柱形の連結ブロック、及びこの連結ブロックの一面か
    ら棒状に延び、屈曲性を有し、任意の屈曲位置に静止可
    能な棒状部材を備える第3パーツと、 角柱形の連結ブロック、及びこの連結ブロックの一面か
    らシート状に延び、屈曲性を有するシート部材を備える
    第4パーツとの少なくとも2個以上のパーツから構成さ
    れた組立おもちゃであって、 上記第1〜第4パーツのそれぞれには、共通した大きさ
    の連結穴と、各連結穴に各々はまり込む大きさを有する
    連結突起とが各々形成されていることを特徴とする組立
    おもちゃ。
  6. 【請求項6】 連結穴は方形に形成され、連結突起は前
    記方形の連結穴の内面に内接する断面円形に形成されて
    いることを特徴とする請求項1〜5記載の組立おもち
    ゃ。
  7. 【請求項7】 連結穴は、相対向する二面に貫通してい
    ることを特徴とする請求項1〜6記載の組立おもちゃ。
  8. 【請求項8】 連結穴は、複数個形成され、その数が奇
    数個に設定されていることを特徴とする請求項1,2,
    4,5,6,7記載の組立おもちゃ。
  9. 【請求項9】 連結突起は、相対向する二面に、対称に
    形成されていることを特徴とする請求項1〜8記載の組
    立おもちゃ。
  10. 【請求項10】 連結突起は、一つの面に2個形成さ
    れ、2個の連結突起が当該面の長手方向に離れて配置さ
    れていることを特徴とする請求項1,2,4,5,6,
    7,8,9記載の組立おもちゃ。
  11. 【請求項11】 2個の連結突起の間隔内に、奇数個の
    連結穴が形成されていることを特徴とする請求項10記
    載の組立おもちゃ。
  12. 【請求項12】 角柱形のパーツの長手方向の少なくと
    も一つの端面には、連結突起が形成されていることを特
    徴とする請求項1記載の組立おもちゃ。
  13. 【請求項13】 枠形のパーツの少なくとも1つの角部
    には、連結突起が形成されていることを特徴とする請求
    項2記載の組立おもちゃ。
  14. 【請求項14】 枠形のパーツの外形が、四角形に形成
    されていることを特徴とする請求項2記載の組立おもち
    ゃ。
  15. 【請求項15】 枠形のパーツの外形が、三角形に形成
    されていることを特徴とする請求項2記載の組立おもち
    ゃ。
  16. 【請求項16】 枠形のパーツの外形が、半円形に形成
    されていることを特徴とする請求項2記載の組立おもち
    ゃ。
  17. 【請求項17】 棒状部材の長手方向の両端部には、連
    結ブロックが各々設けられていることを特徴とする請求
    項3記載の組立おもちゃ。
  18. 【請求項18】 シート部材の長手方向の両端部には、
    連結ブロックが各々設けられていることを特徴とする請
    求項4記載の組立おもちゃ。
  19. 【請求項19】 シート部材の幅方向の両端部には、屈
    曲性を有し、任意の屈曲位置に静止可能な芯材を各々有
    することを特徴とする請求項4又は請求項18記載の組
    立おもちゃ。
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