JP3014296U - 多量でも簡単集計できる硬貨計量箱２００枚ユニット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 家庭・店・駅など硬貨を計算する必要のある
あらゆるところで、本考案の計量箱が利用できて、これ
により、極めて短時間に正確かつ簡単操作で硬貨の集計
が完了できる。 【構成】 硬貨の種類に合わせて、本考案の計量箱２０
０枚ユニットの種類を選ぶ。１０円硬貨全部の算出に
は、１０円用計量箱を単或いは複数個用意し、隙間をつ
くらず並べて置き１０円硬貨を注ぐ。豆を「升」と「か
ちならし棒」とで計るが如くであり、全体として一回に
２００枚が算出できる。この状態で蓋を閉めれば、即、
収納箱となる。計量箱本体は、外見が直方体で写真フイ
ルムケースのような円筒形の穴が縦２行横５列計１０個
あいている。その穴ケースの側面に、目盛と縦の切り込
みを入れておく。箱自体をひっくり返さず硬貨を出し入
れできて、２００に満たない場合の枚数も極めて簡単に
数えられる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

貯金箱の小銭の計算をはじめ、店・駅など多量の硬貨の集計を必要とするいた る所で本考案の硬貨計量箱が利用できる。

【０００２】

【従来の技術】

５０枚収納の小ポリ容器の商品名「コインター」（ＴＯＭＯＹＡ社）は既にあ る。また、商品名「コインカウンター」（ＴＯＭＯＹＡ社）或いは「エンゲルス 」（ハシ・コーポレーション社）は、Ｂ５判位の大きさで面を斜めに傾け１円〜 ５００円硬貨を積み重ね目盛を読み取る計量器であって、既にある。これ以外に もあるが、上記のものと原理的に同類である。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

現在、市販されている硬貨計量具のすべては、多量の硬貨集計には適していな い。短時間で正確かつ簡単操作で能率的な方法はないか、が問題である。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

計量箱本体は、外見が直方体で写真フイルムケースのような円筒形の穴が縦２ 行横５列計１０個あいている。一つの穴ケースに丁度２０枚の硬貨が入る。この １箱が、２００枚ユニット（単位）である。硬貨の種類に合わせて、計量箱２０ ０枚ユニットの種類を用意する。分類した１０円硬貨全部の算出には、１０円用 計量箱を単或いは複数個使用し、隙間をつくらず並べて置き１０円硬貨を注ぐ。 豆を「升」と「かちならし棒」とで計るが如くに、１回に２００枚が算出できる 。 この状態で蓋をしめ紐等で結べば、即、収納箱になる。各穴ケースの側面に縦の 「切り込み」をいれておき、特に箱の四隅の穴ケースに目盛を付ける。従って、 箱自体をひっくり返さず硬貨の出し入れが出来て、２００に満たない場合の枚数 も簡単に数えられる。以上により、多量の硬貨でも極めて短時間に正確かつ簡単 操作で集計が完了する。

【０００５】

【考案の効果】

少量の硬貨集計に対しては、従来の方法と本考案のものと大差がないが、多量 の場合にはその差が顕著である。短時間に集計かつ収納できるので、時間と労力 がかなり大幅に節約できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】２００枚未満でも計量できるように工夫してあ
る四隅の穴ケースを拡大した図

【図２】本体１箱で１度に２００枚の硬貨の計量を完了
している図（これに、「すっぽり」かぶる蓋をすれば、
即、収納箱になる）

【符号の説明】

１ 枚数の目盛 ２ 出し入れの為の切り込み ３ １０円硬貨

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【手続補正書】

【提出日】平成７年１月１８日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】請求項１

【補正方法】変更

【補正内容】

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項 １】 写真フイルムケース状の穴が縦２行横
   ５列計１０個があいている合成樹脂製の単一種用硬貨計
   量箱。２００枚１箱を単位に充填・連結し多量でも簡単
   に集計できる硬貨計量箱の族。尚、取り外し可能な蓋を
   閉め紐等で結べば、即、収納箱になるもの。