JPH0625118U - 巻尺用包装箱 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 種類や色彩の異なる巻尺を透明プラスチック
の容器に入れて販売する際、種類や色彩が一見してわか
り、又陳列して販売するに適した包装箱を提供すること
である。 【構成】 厚紙により前後面片２、１、左右側面片３、
４、底面構成片５、６を一体に設け、かつ前面片２の一
部は切除し、後面片１には販売時に起立させて商品表示
を行なうことができる折込み蓋板９、９’を連設したこ
と。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、巻尺を収納した容器を販売のために複数個並べて店頭等に置く包装 箱に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来透明プラスチックの容器に入れた巻尺を複数個紙箱に入れて販売している ため、巻尺全体の形態は露出せず、従って巻尺の種類や色彩等は一見して判明し ない。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案の課題は、販売のために複数の透明容器入り巻尺を店頭に並べたとき、 容器が外部から良く見え種類や色彩が一見してわかり、陳列して販売するのに好 適な包装箱を提供することにある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案の手段は次のとおりである。 一枚の厚紙により複数の巻尺入り容器を並べられる広さの底面板構成片と、前 後面片と、左右側面片とを折目を介して一体に設け、後面片の上端には内側切欠 縁に連続する折込み蓋板を折目を存して形成し、前面片は蓋板に達する高い左側 面片から低い右側面片に向つて下降し、底面上に並べた巻尺入り容器の一部が露 出する傾斜縁を設けた巻尺用包装箱。

【０００５】

【作用】

図３に示すように、折込み蓋板９を開いて後側に起立させればそのまゝ陳列し て販売でき、その際透明プラスチック容器Ｂに入った巻尺は前面片の傾斜縁１０ により、その色彩や種類等が一見して判明する。

【０００６】

【実施例】

図２において１は後面片、２は前面片、３、４は左右の側面片で折目を介して 一連に設け、各片１、２、３、４の下端に折目を存して底面板２０の構成片５、 ６及び底面折込片７、８を設ける。後面片１は内側縁を切欠縁１２となし、後面 片１の上端には切欠縁に続く内縁１３をもつ折込み蓋板９、９’を連続して設け 、前面片２の上縁は左側面片３から右側面片４に向つて下降する傾斜縁１０とな し、図３に示すように底面板２０に並べた巻尺入り容器Ｂの一部が露出して良く 見えるようにしてある。１１は右側面片４に形成した凹欠縁、１４は接着片であ る。

【０００７】

【考案の効果】

本考案によれば、収容した巻尺の種類や色彩等がすぐにわかり、蓋板を開いて 後側に起立させれば、そのまゝ陳列して販売することができ非常に便利である。 又蓋板９’には商品名等の印刷を施せば人眼を惹起し易い。

【図面の簡単な説明】

【図１】組み立てた斜視図

【図２】展開平面図

【図３】販売のために蓋板を起立させた状態の斜視図

【図４】透明プラスチック容器に巻尺を入れた状態を示
す斜視図

【図５】

【符号の説明】

１ 後面片 ２ 前面片 ３ 左側面片 ４ 右側面片 ５ 底面板構成片 ６ 底面板構成片 ７ 底面板構成片 ８ 底面板構成片 ９ 折込み蓋板 ９’ 折込み蓋板 １０ 傾斜縁 １２ 切欠縁 １３ 内縁

【手続補正書】

【提出日】平成５年３月１２日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】図面の簡単な説明

【補正方法】変更

【補正内容】

【図面の簡単な説明】

【図１】組み立てた斜視図

【図２】展開平面図

【図３】販売のために蓋板を起立させた状態の斜視図

【図４】透明プラスチック容器に巻尺を入れた状態を示
す斜視図

【符号の説明】 １ 後側面 ２ 前側面 ３ 左側面 ４ 右側面 ５ 底面板構成片 ６ 底面板構成片 ７ 底面板構成片 ８ 底面板構成片 ９ 折込み蓋板 ９’ 折込み蓋板 １０ 傾斜板 １２ 切欠縁 １３ 内縁

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 一枚の厚紙により複数の巻尺入り容器を
   並べられる広さの底面板構成片と、前後面片と、左右側
   面片とを折目を介して一体に設け、後面片の上端には内
   側切欠縁に連続する折込み蓋板を折目を存して形成し、
   前面片は蓋板に達する高い左側面片から低い右側面片に
   向つて下降し、底面上に並べた巻尺入り容器の一部が露
   出する傾斜縁を設けた巻尺用包装箱。