JP3014169U - シート状部材の裁断器 - Google Patents

シート状部材の裁断器

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JP3014169U JP1995000288U JP28895U JP3014169U JP 3014169 U JP3014169 U JP 3014169U JP 1995000288 U JP1995000288 U JP 1995000288U JP 28895 U JP28895 U JP 28895U JP 3014169 U JP3014169 U JP 3014169U
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保 庄司
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Mitsubishi Nuclear Fuel Co Ltd
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Mitsubishi Nuclear Fuel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 任意寸法に設定でき、表示物の角度や位置を
容易に調整できる。 【構成】 目盛り2aを表示した第一ガイド部材2に直
交する方向に、基準線6を表示した透明な基準位置表示
板4と、これに重なる受け板5を設けて写真sを挟む。
板4,5の両側で、切断孔7a,8aをそれぞれ有する
第一切断板7,8を第一ガイド部材2にそれぞれ摺動可
能且つ回動可能に取り付ける。第一切断板7,8の下側
には第一ガイド部材2で支持する受け板9,10をそれ
ぞれ設け、受け板9,10の段部9b,10bは、写真
の辺を当接して基準面にすることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、写真や絵等のシート状部材の必要な部分を残して他を切除すること のできるシート状部材の裁断器に関する。
【0002】
【従来の技術】
運転免許証交付申請書やパスポートには規定寸法の顔写真の添付が義務づけら れており、又、原子力関係の施設や、その他の厳重な機密管理や保安管理等を要 する施設や会場や地域等では、それらの施設等に出入りする人たちに、顔写真入 りの管理手帳や身分証明書等を保持、着用することを義務付けていることが多い 。 これらの身分証明書等に用いる写真を作成する場合、通常、ポートレート等の 写真等を適宜の四角形の寸法に切断して貼付する。身分証明書等はほぼ名刺大の 大きさであるために、切断して貼付する写真(以下、カット写真という)の大き さも限られており、顔がその中心に位置して少なくとも顔全体がカット写真に写 っているように正確に切断する必要がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、もとの写真で、その四辺に対して顔や体が傾いて斜めに写され ていたり写真の縁寄りに片寄って写されていたりすると、カット写真の中央に顔 が位置するようには切断しにくい。又、写真の左右の余白部分の片寄りをなくす ように切断すると、切りすぎてしまうことがあるという欠点があった。 このような不具合を改善するために、予めカッターの刃がカット写真の寸法に 沿って四角形の切断枠状に形成された裁断器もあるが、これでは、身分証明書等 のカット写真の貼付スペースの大きさが異なると、対応できないという欠点があ った。又、カット写真の四辺に対して顔の傾きの調整が正確にできないことがあ るという欠点もある。
【0004】 本考案は、このような課題に鑑みて、シート状部材の表示物がシート状部材の 辺に対して斜めや片寄って表示されていても適正な角度で切り出すことができる と共に、任意の切り出し寸法のものが容易に得られるようにした、シート状部材 の裁断器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案によるシート状部材の裁断器は、長手方向に沿って目盛りが表示された 第一ガイド部材と、この第一ガイド部材に少なくとも回動可能に取り付けられて いて基準位置が表示された基準位置表示板と、この基準位置表示板の両側で第一 ガイド部材にそれぞれ摺動可能且つ回動可能に取り付けられていてカッター等で シート状部材を切断するための切断孔がその長手方向に沿って穿設された一対の 第一切断板とが設けられて成ることを特徴とするものである。 又、基準位置表示板は透明板からなり、その長手方向に沿って基準線が表示さ れていることを特徴とする。 又、基準位置表示板の下面側には、この基準位置表示板と互いに当接してシー ト状部材を挟持する受け板が設けられていることを特徴とする。 又、一対の第一切断板の下面側には、各第一切断板と互いに当接してシート状 部材を挟持すると共に切断孔と重なる切断溝が形成された受け板がそれぞれ設け られていることを特徴とする。 又、一対の受け板には、第一ガイド部材の長手方向と平行且つ第一ガイド部材 から同一の所定距離に下向きの段部がそれぞれ形成されたことを特徴とする。 又、請求項6に対応するシート状部材の裁断器では、第一ガイド部材に直交す る方向に取り付けられていて長手方向に沿って目盛りが表示された第二ガイド部 材と、この第二ガイド部材にそれぞれ摺動可能且つ回動可能に取り付けられてい てシート状部材を切断するための切断孔がその長手方向に沿って穿設された一対 の第二切断板とが、更に設けられていることを特徴とする。
【0006】
【作用】
シート状部材の表示物の一方向の中心を基準位置表示板の基準線で設定して、 シート状部材の一方向の切断寸法を、第一切断板を第一ガイド部材に沿って摺動 してその目盛りによって設定することで、一方向について表示物が正確に位置す るカット後のシート状部材の寸法形状を設定でき、これを切断孔に沿って切断し た後に、シート状部材を直角に回動して、同様に基準位置表示板の基準線で他方 向の中心を設定し、一対の第一切断板の位置を第一ガイド部材に沿って移動して 切断寸法を位置決めして、切断孔に沿って切断することで、シート状部材の表示 物を所望の縦横寸法に切りとることができる。しかも、表示物はその中央に位置 する。 又、基準位置表示板は透明板からなるので、表示物を透視しながらシート状部 材の寸法を設定できる。 又、シート状部材は、基準位置表示板とその下側の受け板とで挟持される。 又、一対の第一切断板の切断孔にカッターを挿入してシート状部材を切断する 際、挟持されたシート状部材の下の切断溝に刃が達するので、確実に切断できる 。 又、二つの受け板の段部にシート状部材の辺を当接することで、その位置決め が容易にできる。 又、請求項6に対応するシート状部材の裁断器では、シート状部材の縦横方向 の切断位置は、基準位置表示板の基準線で表示物の一方向の中央を設定し、各一 対の第一及び第二切断板を所定寸法位置に摺動させることによって設定でき、表 示物の縦横方向の各切断辺を同時に視認できて、表示物と切断辺との位置や寸法 の関係を確認でき、その後、各一対の切断板毎にシート状部材を順次切断すれば 、所望寸法の長方形又は正方形等に正確にカットされ、表示物はその中央等に正 確に納まっている。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1乃至図3に基づいて説明する。図1は本実施例 による裁断器の概略平面図、図2は第一切断板と受け板との要部正面図、図3は 図1の裁断器に用いるカッターの一例の斜視図である。 図1に示す裁断器1において、例えば管状の第一ガイド部材2の表面にはその 長手方向に沿って目盛り2aが施されている。 第一ガイド部材2の中央部付近には透明板からなる基準位置表示板4が回動可 能に支持され、その下面側には受け板5が支持されており、これらは第一ガイド 部材2とほぼ直交して延在している。各板4,5の第一ガイド部材2への支持部 4a,5aは、例えばそれぞれの板4,5の1/2の幅とされ、両板4,5は上 下面が互いに重なることで写真s等の被裁断物を挟持できるようになっている。 そして、上側に位置する基準位置表示板4の中央部には、その長手方向に沿って 基準線6が表示されている。この基準線6は写真sの裁断の基準位置とされる。
【0008】 第一ガイド部材2の基準位置表示板4及び受け板5の前後両側には、一対の第 一切断板7,8が摺動可能且つ上下方向に回動可能に保持され、それぞれ基準位 置表示板4と平行に延在している。これら一対の第一切断板7,8には、それぞ れ上下面間を貫通して切断孔7a,8aが長手方向に沿って穿設されている。こ の一対の切断孔7a,8aの位置によって写真sの一方向(例えば縦方向)の切 断寸法が設定される。 又、各第一切断板7,8の下面側には、第一切断板7,8と少なくとも一体に 摺動可能な受け板9,10がそれぞれ第一ガイド部材2に接続されている。受け 板9,10の第一ガイド部材2に対する取り付けは、例えば第一ガイド部材2に 長手方向に形成された溝に受け板9,10を摺動可能に嵌合させてもよく、これ に各切断板7,8の二股の環状取り付け部を嵌め込み、且つ第一ガイド部材2に それぞれ嵌合させてもよい。或いは、受け板9,10も第一ガイド部材2に嵌め 込まれる環状に形成してもよい。 そのため、写真sは基準位置表示板4及びその受け板5、第一切断板7,8及 びその各受け板9,10間でそれぞれ挟持されることになる。
【0009】 第一切断板7と受け板9の構造について、図2により更に説明すると、第一切 断板7は、その下面が、第一ガイド部材2側から長手方向の所定距離位置で段差 7bが形成され、板厚が第一ガイド部材2側で薄く、かつ段差7bから自由端方 向で厚く形成されている。そして、その自由端近傍には、突起7cが設けられて いる。一方、受け板9には、段差7bに対応する段部9bが形成され、板厚が第 一ガイド部材2側で厚く、自由端方向が薄くて写真sの載置面9cとされて、段 付きに形成されている。その自由端近傍には、突起7cが嵌合する穴部9dが穿 設されている。 しかも、受け板9の上面には、切断孔7aに対応する切断溝9eが形成されて 、カッターによる切断を容易にしている。
【0010】 そのため、第一切断板7を受け板9に重ね合わせた時、両者は段差7bと段部 9bで嵌合し、且つ突起7cと穴部9dで嵌合するようになっている。 尚、第一切断板8と受け板10の構造も同一になっている。 又、第一切断板7,8の各切断孔7a,8aに挿入して写真を切断するカッタ ーの一例が図3に示されており、このカッター12は、把持部13に直交して刃 部14が固定され、この刃部14の先端に例えば把持部13との距離が一端から 他端に向けて次第に減少する刃14aが形成されている。
【0011】 本実施例は上述のように構成されているから、例えば写真sを身分証明書等に 貼付するために所望の小さい寸法に切除する場合、まず、第一切断板7,8及び 基準位置表示板4を上方に回動させ、写真sを各受け板9,10の載置面9c, 10c及び受け板5に載置して、基準位置表示板4を回動させて写真sを挟持す る。そして、基準線6の位置に写真sの顔の中心、例えば両目が重なるように写 真sの角度や縦方向(第一ガイド部材2の長手方向)の位置を調整する。 この時、元の写真の顔の像が縦方向の辺とほぼ平行であれば、その辺を受け板 9,10の段部9b,10bに押し当てて基準位置として、写真sの位置決めを 容易にできる。 そして、第一切断板7,8を回動して写真sの上に置き、第一ガイド部材2に 沿って摺動して、両第一切断板7,8間の距離を目盛り2aで読み取りながら、 顔全体が入るようにカット写真の要求される縦方向の寸法に一致させる。この縦 方向の寸法は、第一切断板7,8の各切断孔7a,8aの位置で設定される。 この状態で、カッター12を各切断孔7a,8aに挿入して、縦方向の切断を 行う。この時、カッターの刃14aは切断溝7a,8aから写真sを介して切断 溝9e,10eに達するので、確実かつ容易に写真sの切断ができる。
【0012】 次に、第一切断板7,8と基準位置表示板4を上方に回動させ、写真sのカッ トされた一方の辺を第一ガイド部材2に平行に位置させるよう写真sを受け板9 ,10の載置面9c,10c上で90度回動し、基準位置表示板4で写真sを挟 持して、その基準位置6を顔の鼻筋等の中心に合わせる。 この時、カット写真の寸法が予め設定された所定の縦横寸法のものであれば、 既にカットされた一の辺を受け板9,10の段部9b,10bに押し当てて基準 位置として、写真sの位置決めを容易にできる。 そして、両第一切断板7,8を写真上に載置して、第一ガイド部材2に沿って 摺動させることで、両第一切断板7,8間の距離を目盛り2aで読み取りながら 、顔全体が入るようにカット写真の要求される横方向の寸法に一致させる。 この状態で、写真sは横方向の切断位置が設定され、カッター12を第一切断 板7,8の切断孔7a,8aに挿入して、写真sの横方向の不要な部分を切除す る。
【0013】 尚、図1で一点鎖線で示すように、四辺に対して体が傾いている写真s′の場 合であっても、最初の切断時に基準線6を顔の両目又は鼻筋等基準となる位置に 合わせれば、顔の角度が写真s′の縦横方向に対して調整されたものが容易に得 られる。
【0014】 以上のように、本実施例では、元の写真s,s′の顔の位置や角度が四辺に対 して片寄っていたり、傾いていても、正しく位置調整されたカット写真を容易に 得られ、しかも任意の寸法のカット写真を容易に得られるという利点がある。
【0015】 次に、本考案の第二実施例を図4に基づいて説明する。 図4は本実施例による裁断器の概略平面図である。 図4に示す裁断器16では、上述の第一実施例による裁断器の構成に加えて、 第一ガイド部材2の一方の端部付近には、第一ガイド部材2に直交し且つその長 手方向に沿って目盛り17aが付された管状の第二ガイド部材17が連結されて いる。第二ガイド部材17には、一対の第二切断板18,19が摺動可能且つ上 下方向に回動可能に保持され、それぞれ第一ガイド部材2と平行に延在している 。これらの第二切断板9,10にも、それぞれ上下面間を貫通して切断孔18a ,19aが長手方向に沿って穿設されている。この一対の切断孔18a,19a の位置によって写真sの他方向(横方向)の切断寸法が設定される。
【0016】 本実施例は上述のように構成されているから、例えば写真sを所望の寸法に切 除する場合、まず、第一切断板7,8と第二切断板9,10を上方に回動させ、 写真sを一対の基準位置表示板4及び受け板5で挟む。基準線6の位置に写真s の顔の中心、例えば両目(又は鼻筋)等が重なるように写真sの角度や縦方向の 位置を調整する。 そして、第一切断板7,8及び第二切断板18,19を順次回動して写真sの 上に置いて、第一及び第二ガイド部材2,17に沿って順次摺動して、第一及び 第二切断板7,8,18,19間の距離を、目盛り2a,17aで顔全体が入る ようにカット写真の縦横方向の寸法に順次一致させる。
【0017】 この状態で、写真sの切断位置に対応して切り残されるカット写真の領域につ いて、顔全体が中央に残り且つ傾いていないよう調整、確認できる。 次に、第二切断板18,19を上方に回動させた状態にして、カッター12を 第一切断板7,8の各切断板7a,8aに挿入して、写真sの縦方向の不要な部 分を切除する。そして第一切断板7,8と基準位置表示板4を上方に回動させて 、第二切断板18,19を写真s上に置いて、カッター12を第二切断板18, 19の各切断板18a,19aに挿入して、写真sの横方向の不要な部分を切除 する。 このようにして、所要の縦横方向寸法を有するカット写真が得られる。
【0018】 本第二実施例では、上述の実施例の効果に加えて、正しく位置調整されたカッ ト写真全体を切断前に目視確認できるという利点がある。
【0019】 又、上述の各実施例では、受け板5,9,10に写真を載置して、切断板や基 準位置表示板で挟持するようにしたが、これに代えて下側の受け板5,9,10 を除去し、写真を載置してその上で切断するためのゴム製等の基台21(二点鎖 線図示)を設置するようにしてもよい。この場合、基台21は第一ガイド部材2 及び/又は第二ガイド部材17に接続されていてもよい。 又、第二ガイド部材17を第一ガイド部材2に対して摺動可能に保持されるよ うにしてもよい。基準位置表示板4及び受け板5も第一ガイド部材2に対して摺 動可能に保持されるようにしてもよい。 実施例では、写真をカットするようにしたが、これに限定されることなく、絵 、フィルム等任意のシート状の部材を裁断できることはいうまでもない。
【0020】
【考案の効果】
上述のように、本考案に係るシート状部材の裁断器は、長手方向に沿って目盛 りが表示された第一ガイド部材と、この第一ガイド部材に少なくとも回動可能に 取り付けられていて基準位置が表示された基準位置表示板と、この基準位置表示 板の両側で第一ガイド部材にそれぞれ摺動可能且つ回動可能に取り付けられてい てシート状部材を切断するための切断孔がその長手方向に沿って穿設された一対 の第一切断板とが設けられて成るから、切断前のシート状部材の表示物の位置や 角度がその辺に対して片寄っていたり、傾いていても、正しく位置及び角度調整 されて、しかも任意の寸法のシート状部材を容易に得られるという利点がある。 又、基準位置表示板は透明板からなり、基準位置としてその長手方向に沿って 基準線が表示されているから、任意の写真に対して表示物の中央を容易且つ迅速 に位置決めできる。 又、基準位置表示板の下面側には、この基準位置表示板と互いに当接してシー ト状部材を挟持する受け板が設けられているから、切断に供するシート状部材を 確実に所定位置で保持できる。 又、一対の第一切断板の下面側には、各第一切断板と互いに当接してシート状 部材を挟持すると共に切断孔と重なる切断溝が形成された受け板がそれぞれ設け られているから、シート状部材の切断を簡単かつ確実に行える 又、二つの受け板には、第一ガイド部材の長手方向と平行且つ第一ガイド部材 から同一の所定距離に下向きの段部が形成されているから、切断に供するシート 状部材をより簡単に位置決めして保持できる。 又、第一ガイド部材に直交する方向に取り付けられていて長手方向に沿って目 盛りが表示された第二ガイド部材と、この第二ガイド部材にそれぞれ摺動可能且 つ回動可能に取り付けられていてシート状部材を切断するための切断孔がその長 手方向に沿って穿設された一対の第二切断板とが設けられているから、切断前に 任意の寸法のカット後のシート状部材を視認できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施例による裁断器の概略平面図
である。
【図2】第一切断板とその受け板との関係を示す要部説
明図である。
【図3】カッターの斜視図である。
【図4】本考案の第二実施例による裁断器の概略平面図
である。
【符号の説明】
1…裁断器、2…第一ガイド部材、4…基準位置表示
板、5,9,10…受け板、6…基準線、7,8…第一
切断板、7a,8a,18a,19a…切断孔、17…
第二ガイド部材、18,19…第二切断板、s…写真

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向に沿って目盛りが表示された第
    一ガイド部材と、この第一ガイド部材に少なくとも回動
    可能に取り付けられていて基準位置が表示された基準位
    置表示板と、この基準位置表示板の両側で第一ガイド部
    材にそれぞれ摺動可能且つ回動可能に取り付けられてい
    てシート状部材を切断するための切断孔がその長手方向
    に沿って穿設された一対の第一切断板とが設けられて成
    るシート状部材の裁断器。
  2. 【請求項2】 前記基準位置表示板は透明板からなり、
    その長手方向に沿って基準線が表示されていることを特
    徴とする請求項1に記載のシート状部材の裁断器。
  3. 【請求項3】 前記基準位置表示板の下面側には、この
    基準位置表示板と互いに当接してシート状部材を挟持す
    る受け板が設けられていることを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載のシート状部材の裁断器。
  4. 【請求項4】 前記一対の第一切断板の下面側には、各
    第一切断板と互いに当接してシート状部材を挟持すると
    共に上記切断孔と重なる切断溝が形成された一対の受け
    板が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3の
    いずれかに記載のシート状部材の裁断器。
  5. 【請求項5】 前記一対の受け板には、前記第一ガイド
    部材の長手方向と平行且つ前記第一ガイド部材から同一
    の所定距離に下向きの段部がそれぞれ形成されたことを
    特徴とする請求項4に記載のシート状部材の裁断器。
  6. 【請求項6】 前記第一ガイド部材に直交する方向に取
    り付けられていて長手方向に沿って目盛りが表示された
    第二ガイド部材と、該第二ガイド部材にそれぞれ摺動可
    能且つ回動可能に取り付けられていてシート状部材を切
    断するための切断孔がその長手方向に沿って穿設された
    一対の第二切断板とが設けられていることを特徴とする
    請求項1に記載のシート状部材の裁断器。
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Cited By (3)

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