JP3021211U - カードカットゲージ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】この考案は、１枚の用紙に印字された複数の同
一サイズのカードに裁断するための位置決め用具に関す
るものである。 【構成】カードカットゲージＡを使用して縦側の裁断を
行い、次にカードカットゲージＢを使用して横側の裁断
を行うことにより、複数の同一サイズのカードを一度に
作成することができる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は１枚の用紙を、複数の同一サイズのカードに裁断できる様に位置決め をする、事務用具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

現在、ワードプロセッサ等を使用してカード（名刺、診察券等）を印刷すること は容易に行える様になっているが、印刷した用紙を同一サイズのカードに裁断す るには、汎用の裁断機でその都度位置決めをして裁断していたため、位置決めの 手間がかかり、その上寸法誤差による用紙のバラツキが発生する。又、業者が使 用するものは高価であり、事務用具としては不適当であった。

【０００３】

【考案か解決しようとする課題点】

本案はその欠点を除いて、同一サイズに裁断できる様にガイドを設け、切断に使 用するカッターナイフ等刃物の刃が一定の場所を通る様にし、常に一定の大きさ に裁断が可能となる事務用具を開発するものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

いま、その解決手段を図面を追いながら説明すれば、 （イ）用紙にカードカットゲージＡ（図１）を乗せ、 （ロ）カードカットゲージＡを手で押さえ固定し、 （ハ）ガイド溝にカッターナイフの刃先を入れ裁断する（３箇所）。 （ニ）カードカットゲージＡを取り、カードカットゲージＢを乗せ、 （ホ）カードカットゲージＢを手で押さえ固定し、 （ヘ）ガイド溝にカッターナイフの刃先を入れ裁断する。（６箇所） （ト）カードカットゲージＢを取ると同一サイズのカードに裁断されている。

【０００５】

【作用】 縦及び横のピッチか固定されるのでズレ・ゆがみ等の ない同一サイズのカードの裁断を行うことかできる。

【０００６】

【実施例】 なお、本考案を実施に当たって次の如きことができる 。 （イ）ガイド溝のピッチを替えることにより、任意の大きさのカードの裁断が可 能となる。 （ロ）カードカットゲージＡ・Ｂは樹脂、金属いずれでも作成することができる 。 （ハ）カッティングマット等、台に固定することにより、用紙とカードカットゲ ージのＡ、Ｂの位置決めが容易に行える。

【０００７】

【考案の効果】

したがって、寸法のバラツキのない同一サイズのカードを容易に作成することが できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 カードカットゲージＡ及びカード
カットゲージＢ 正面図

【符号の説明】

１はガイド溝

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 １枚の用紙に印字された複数のカ
   ードを同一サイズのカードに裁断するための位置決め用
   具。