JP3013968U - 重量物移し替え装置 - Google Patents

重量物移し替え装置

Info

Publication number
JP3013968U
JP3013968U JP1995000195U JP19595U JP3013968U JP 3013968 U JP3013968 U JP 3013968U JP 1995000195 U JP1995000195 U JP 1995000195U JP 19595 U JP19595 U JP 19595U JP 3013968 U JP3013968 U JP 3013968U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heavy
transfer device
conveyor
railroad track
railway
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1995000195U
Other languages
English (en)
Inventor
聡 佐藤
昌治 宮園
Original Assignee
山九株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 山九株式会社 filed Critical 山九株式会社
Priority to JP1995000195U priority Critical patent/JP3013968U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3013968U publication Critical patent/JP3013968U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 鉄道軌条と略同一高さの側近傍のプラットホ
ーム下にスラブを移し替えする段取りと作業効率の良い
重量物移し替え装置を提供する。 【構成】 重量物供給車両24上から鉄道軌条28と略
同一高さで側近傍のプラットホーム下に重量物であるス
ラブ41を移し替える鉄道軌条28を走行する重量物移
し替え装置1であって、車両限界内に設けられ鉄道軌条
敷設方向29に走行し重量物41を吸引及び分離可能な
リフティングマグネット16を有した走行クレーン15
と、車両限界内で走行クレーン15と直交する方向に鉄
道軌条28に近接して配置され、先端側に長さ調整可能
な支持脚7とフォークリフトの爪が入る溝部10とを有
した長さが可変のローラコンベヤ2とを備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、重量物を移し替える鉄道用の重量物移し替え装置に関し、特に鉄道 軌条を走行可能な重量物供給車両から鉄道軌条と略同一高さの側近傍の構造物内 に重量物を移し替える重量物移し替え装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、鉄道軌条を走行可能な重量物供給車両から鉄道軌条と略同一高さの側近 傍の構造物内に重量物を移し替える重量物移し替え装置としては、その都度、そ の場所に応じた移し替え設備、例えば三脚柱とチェンブロック並びに重量物を導 く案内走路板を敷設した移し替え設備を用いていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記場所毎に、三脚柱とチェンブロック並びに重量物を導く案 内走路板等を敷設した移し替え設備では、段取りに多くの時間を要し、作業効率 が悪かった。
【0004】 本考案の目的は、鉄道軌条を走行可能な重量物供給車両から鉄道軌条と略同一 高さの側近傍の構造物内に重量物を移し替えする段取りが極めて簡単に出来て作 業効率の良い重量物移し替え装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案は、重量物を供給する重量物供給車両上から 鉄道軌条と略同一高さで該鉄道軌条の側近傍の構造物内に前記重量物を移し替え る前記鉄道軌条を走行可能な重量物移し替え装置であって、鉄道の車両限界内に 設けられ前記鉄道軌条に近接して配置したコンベヤを備えたものである。
【0006】 更に、上記考案において、前記重量物移し替え装置は、前記鉄道の車両限界内 に設けられ前記鉄道軌条の敷設方向に走行する走行クレーンを備えたものである 。
【0007】 更に、上記考案において、前記コンベヤは、前記走行クレーンと直交する方向 に設けられたものである。
【0008】 更に、上記考案において、前記コンベヤは、該コンベヤの長さが可変で前記重 量物を移し替える際は前記鉄道の車両限界を越えて伸長可能なものである。
【0009】 更に、上記考案において、前記コンベヤは、前記鉄道の車両限界を越えて伸長 した先端側に、前記コンベヤと平行な位置から垂直位置に回動し、且つ高さ調整 可能な支持脚を有したものである。
【0010】 更に、上記考案において、前記支持脚は、前記重量物移し替え装置の装置フレ ームに貫通して設けたケーシング内に収納され、前記コンベヤを伸長させること により、前記支持脚は前記ケーシングから外れるものである。
【0011】 更に、上記考案において、前記コンベヤは、該コンベヤの前記先端側両側にフ ォークリフトの爪が入る溝部を有したものである。
【0012】 そして、上記走行クレーンを備えた考案において、前記走行クレーンは、前記 重量物を吸引及び分離可能なリフティングマグネットを有したものである。
【0013】
【作用】
本考案の重量物移し替え装置によれば、鉄道の車両限界内に設けられ鉄道軌条 に近接して配置したコンベヤを備えたものであるので、重量物を重量物供給車両 上から鉄道軌条と略同一高さの位置に移し替えることが出来、鉄道軌条の側近傍 の構造物内への搬送が容易になる。
【0014】 更に、上記考案において、重量物移し替え装置は、鉄道の車両限界内に設けら れ鉄道軌条の敷設方向に走行する走行クレーンを備えたものであるので、上記考 案の作用に加え、重量物を重量物供給車両上から容易に吊り上げて、コンベヤに 載置することが出来る。
【0015】 更に、上記考案において、コンベヤは、走行クレーンと直交する方向に設けら れたものであるので、上記考案の作用に加え、鉄道軌条の側近傍に最短距離の方 向にコンベヤを設置することが出来ると共に、重量物移し替え装置の構造が簡単 になる。
【0016】 更に、上記考案において、コンベヤは、このコンベヤの長さが可変で重量物を 移し替える際は鉄道の車両限界を越えて伸長可能なものであるので、上記考案の 作用に加え、鉄道軌条の側近傍のある程度離れた構造物内にコンベヤを設置する ことが可能になり、段取りが極めて簡単に出来て作業効率が良い。
【0017】 更に、上記考案において、コンベヤは、鉄道の車両限界を越えて伸長した先端 側に、コンベヤと平行な位置から垂直位置に回動し、且つ高さ調整可能な支持脚 を有したものであるので、上記考案の作用に加え、コンベヤの構造は簡単である にも拘らず重い重量物をコンベヤの先端側においても支えることが出来ると共に 、コンベヤの先端側下の床に凹凸があっても、支持脚の高さを調整して、コンベ ヤとその上の重量物を支持することが出来る。
【0018】 更に、上記考案において、支持脚は、装置フレームに貫通して設けたケーシン グ内に収納され、コンベヤを伸長させることによりケーシングから外れるもので あるので、上記考案の作用に加え、コンベヤを使用しない時は、支持脚を鉄道の 車両限界内でコンパクトに収納することが出来る。
【0019】 更に、上記考案において、コンベヤは、先端側の両側にフォークリフトの爪が 入る溝部を有したものであるので、上記考案の作用に加え、コンベヤの先端側に 移された重量物を容易にフォークリフトで持ち上げ、運搬、走行することが出来 る。
【0020】 そして、上記走行クレーンを備えた考案において、走行クレーンは、重量物を 吸引及び分離可能なリフティングマグネットを有したものであるので、上記走行 クレーンを備えた考案の作用に加え、重量物供給車両上の重量物が磁石に吸引す るものである場合には、重量物供給車両上の重量物を簡単、容易に効率的に吊り 上げ、移動し、コンベヤ上に載置することが出来る。
【0021】
【実施例】
以下、本考案に係る重量物移し替え装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明 する。
【0022】 図1乃至9に示した本考案に係る重量物移し替え装置の実施例は、鉄道用の重 量物移し替え装置である。構造物である鉄道の地下駅全体が、地下水の圧力によ って押し上げられる場合があり、このような場合、早急に対策を講じる必要があ る。一般に、このような場合、その地下水の押し上げ力を地盤との摩擦力の増加 と重量物であるスラブの負荷によって解消することとしている。故に、鉄道の地 下駅プラットホーム下の床に相当量のスラブを積み上げる必要がある。尚、構造 物は、鉄道の地下駅以外に、工場建物、倉庫、住宅等も対象にすることが出来る 。又、重量物は、鉄の厚板状のスラブ、コンクリート製のスラブ、その他の重量 物を使用することが出来るが、本実施例では、後述のリフティングマグネット1 6の磁力で吊り上げ又は分離出来る鉄製のスラブを使用している。
【0023】 図1は、鉄道の地下駅の構造物の床に重量物を積み上げるための本考案に係る 重量物移し替え装置1を重量物供給車両24と共に示した正面図、図2は、図1 に示した重量物移し替え装置1及び重量物供給車両24の一部省略平面図、図3 は、図1の重量物移し替え装置1の I−I 線で切断した一部省略断面図、を各々 示す。図1において、重量物移し替え装置1は、重量物であるスラブ41を積載 し供給する重量物供給車両24上から鉄道軌条28と略同一高さで鉄道軌条28 の側近傍の構造物にスラブ41を移し替えるものであって鉄道軌条28を走行可 能なものである。重量物移し替え装置1は、鉄道の車両限界内に設けられ鉄道軌 条28に近接して配置したローラコンベヤ2を備えている。
【0024】 更に、重量物移し替え装置1は、鉄道の車両限界内に設けられ鉄道軌条28の 敷設方向29に走行する走行クレーン15を備えている。
【0025】 図2において、ローラコンベヤ2は、図示していない走行クレーン15と直交 する方向13に設けられ、長さが可変である。重量物供給車両24は、鉄道軌条 28を走行する車両で、重量物移し替え装置1の鉄道軌条の敷設方向29前後に 各1台づつ配置され、各々複数枚のスラブ41を積載し、図1に示したように、 4対の車輪23を介して鉄道軌条28を走行可能に設けられ、更にディーゼル発 電機25を載置している。ディーゼル発電機25は、走行クレーン15及びロー ラコンベヤ2の駆動用及び制御用電源である。重量物移し替え装置1と重量物供 給車両24とは、連結器26で連結されている。重量物移し替え装置1及び重量 物供給車両24の巾は、鉄道の車両限界内に納まるように形成されているが、ロ ーラコンベヤ2の使用時には、鉄道の車両限界からはみ出た状態で使用される。 尚、参照番号27は、牽引車との貫通ブレーキ接続用エアーホースである。
【0026】 図3において、走行クレーン15は、トラス構造19によって支えられたモノ レール18に沿って電動モノレールホィスト17が走行するものである。電動モ ノレールホィスト17のフック17aには、スラブ41を吸引及び分離可能なリ フティングマグネット16が吊り下げられている。本実施例では、側近傍30の 構造物34は、駅のプラットホーム35である。プラットホーム35は、オーバ ハング部36を有し、このオーバハング部36の下は、フォークリフト走行面3 7に比べ、一段高く形成されており、図示していないフォークリフトが入れない 。本実施例の重量物移し替え装置1は、このオーバハング部36の下までスラブ 41を移し替えるもので、ローラコンベヤ2は、スラブ41を移し替える際、鉄 道の車両限界を越えてプラットホーム35のオーバハング部36下に伸長可能な ものである。
【0027】 図4は、図3の更に拡大した断面図である。ローラコンベヤ2は、コンベヤフ レーム4の中間部に折曲部5を有し、折曲部5のピン5aで折れ曲がる構造であ る。ローラコンベヤ2の先端側には、支軸6を有し、支持脚7を回動可能に支持 している。更に、ローラコンベヤ2は、装置フレーム21の上に設けられている 。重量物移し替え装置1は、図1に示した4対の車輪23を介して鉄道軌条28 を走行可能に設けられ、鉄道軌条28は道床31及び道床構造物32に支持され ている。構造物34であるプラットホーム35のオーバハング部36の下に移し 替えられたスラブ41は、フォークリフト走行面37上のフォークリフト39に よってフォークリフト走行面37の床に積み上げられる。
【0028】 図5は、図1のローラコンベヤ2とフォークリフト39の拡大平面図、図6は 、ローラコンベヤ2の支持脚7を示し、(A)は支持脚7を垂直に立てた状態の 正面図、(B)は(A)のC部拡大図、を各々示す。図6において、支持脚7は 、ローラコンベヤ2の左右に1本づつの支柱があり、連結材7eで結合されてい る。(B)に示すように、各支柱は、上支持脚7aと下支持脚7bに分かれ、逆 ねじ棒7cで連結されており、逆ねじ棒7cは、一端側と他端側とに互いに逆ね じとなるねじが形成され、中央にある回動部7dを回動することによって、支柱 の長さを調節出来るようになっている。
【0029】 図7は、ローラコンベヤ2の支持脚7を収納した状態の一部断面側面図である 。支持脚7は、装置フレーム21に貫通して設けたケーシング14内に収納され ている。ローラコンベヤ2を使用する際は、ローラコンベヤ2を伸長、即ち図7 の右方向に伸長させると、支持脚7はケーシング14から外れる。ローラコンベ ヤ2が所定の位置に配置された時点で、支持脚7を支軸6を中心にローラコンベ ヤ2と平行な位置から矢印7fの反時計回りに回動させてコンベヤフレーム4と 垂直にする。図7のその他の部分で、図6と同一の構造、作用部分には同一の参 照番号を付けて、その説明を省略する。
【0030】 次に、図5において、ローラコンベヤ2の先端側は、その両側にフォークリフ ト39の二つの爪40が入れるように、二つの溝部10が形成され、中央部のみ にスラブ41を移し替えるローラ3eが設けられている。コンベヤフレーム4に 固定された駆動用電動減速機11は、7本のローラ3a、8本のローラ3b、同 軸を有するローラ3c、3d及び7本のローラ3eに回転力を伝えるものである 。
【0031】 図8に示すように、各ローラには、一体に形成されたスプロケット8a、8b が固定され、例えばスプロケット8aは隣接する一方のローラのスプロケット8 aに図示していないチェーンで回転力が伝達され、スプロケット8bは、隣接す る他方のローラのスプロケット8bに図示していないチェーンで回転力が伝達さ れるように装備されている。但し、図8においてスプロケット8a、8bはロー ラ3の右側に図示されているが、図5では、フォークリフト39に向かってロー ラ3の左側に設けられている。
【0032】 図5に示したスライド用電動減速機12は、ローラコンベヤ2を走行クレーン と直交する方向13にスライドさせるもので、装置フレーム21に固定されてい る。スライド用電動減速機12の出力軸に固定されたピニオン12aは、図8に 示すように、コンベヤフレーム4に固定されたラック4aに噛み合っているので 、ピニオン12aの回転は、ラック4aをスライドさせ、従って、ローラコンベ ヤ2をスライドさせる。この際、コンベヤフレーム4に回転可能に固定された車 輪4bは、装置フレーム21のガイド21a内を転動する。図5に示すように、 車輪4bは、ローラコンベヤ2の左右に5対設けられている。尚、図5と8にお いて、同一の構造、作用部分には同一の参照番号を付けている。
【0033】 以上の構造を有する本実施例の重量物移し替え装置1の作用を図1、図4及び 図9に基づいて説明する。即ち、ローラコンベヤ2は、鉄道の車両限界内で鉄道 軌条28に近接して配置されているので、スラブ41を重量物供給車両24上か ら鉄道軌条28と略同一高さの位置22に移し替えることが出来、鉄道軌条28 の側近傍30のプラットホーム35のオーバハング部36の下への搬送が容易に なる。
【0034】 更に、図示していない走行クレーン15は、鉄道の車両限界内で鉄道軌条28 の敷設方向29に走行するので、スラブ41を重量物供給車両24上から容易に 吊り上げて、走行クレーン15の走行方向下のローラコンベヤ2の位置9に載置 することが出来る。そして、走行クレーン15は、スラブ41を吸引及び分離可 能なリフティングマグネット16を有しており、重量物供給車両24上のスラブ は、磁石に吸引され、重量物供給車両24から簡単、容易に効率的に吊り上げら れ、移動し、ローラコンベヤ2の位置9に分離、載置される。
【0035】 そして、ローラコンベヤ2は、図示していない走行クレーン15と直交する方 向13に設けられたものであるので、鉄道軌条28の側近傍30に最短距離の方 向にローラコンベヤ2を設置することが出来ると共に、重量物移し替え装置1の 構造が簡単になる。又、ローラコンベヤ2は、長さが可変でスラブ41を移し替 える際は鉄道の車両限界を越えて伸長可能なものであるので、鉄道軌条28の側 近傍30のある程度離れたプラットホーム35のオーバハング部36の下までロ ーラコンベヤ2を設置することが可能になり、段取りが極めて簡単に出来て作業 効率が良い。
【0036】 以上この考案を図示の実施例について詳しく説明したが、それを以ってこの考 案をそれらの実施例のみに限定するものではなく、この考案の精神を逸脱せずし て種々改変を加えて多種多様の変形をなし得ることは云うまでもない。
【0037】
【考案の効果】
本考案の重量物移し替え装置によれば、鉄道の車両限界内に設けられ鉄道軌条 に近接して配置したコンベヤを備えたものであるので、重量物を重量物供給車両 上から鉄道軌条と略同一高さの位置に移し替えることが出来、鉄道軌条の側近傍 の構造物内への搬送が容易になる。
【0038】 更に、上記考案において、重量物移し替え装置は、鉄道の車両限界内に設けら れ鉄道軌条の敷設方向に走行する走行クレーンを備えたものであるので、上記考 案の効果に加え、重量物を重量物供給車両上から容易に吊り上げて、コンベヤに 載置することが出来る。
【0039】 更に、上記考案において、コンベヤは、走行クレーンと直交する方向に設けら れたものであるので、上記考案の効果に加え、鉄道軌条の側近傍に最短距離の方 向にコンベヤを設置することが出来ると共に、重量物移し替え装置の構造が簡単 になる。
【0040】 更に、上記考案において、コンベヤは、このコンベヤの長さが可変で重量物を 移し替える際は鉄道の車両限界を越えて伸長可能なものであるので、上記考案の 効果に加え、鉄道軌条の側近傍のある程度離れた構造物内にコンベヤを設置する ことが可能になると共に、段取りが極めて簡単に出来て作業効率が良い。
【0041】 更に、上記考案において、コンベヤは、鉄道の車両限界を越えて伸長した先端 側に、垂直位置に回動し、且つ高さ調整可能な支持脚を有したものであるので、 上記考案の効果に加え、コンベヤの構造は簡単であるにも拘らず重い重量物をコ ンベヤの先端側においても支えることが出来ると共に、コンベヤの先端側下の床 に凹凸があっても、支持脚の高さを調整して、コンベヤとその上の重量物を支持 することが出来る。
【0042】 更に、上記考案において、支持脚は、装置フレームのケーシング内に収納され 、コンベヤを伸長させることによりケーシングから外れるものであるので、上記 考案の効果に加え、コンベヤを使用しない時は、支持脚を鉄道の車両限界内でコ ンパクトに収納することが出来る。
【0043】 更に、上記考案において、コンベヤは、先端側の両側にフォークリフトの爪が 入る溝部を有したものであるので、上記考案の効果に加え、コンベヤの先端側に 移された重量物を容易にフォークリフトで持ち上げ、運搬、走行することが出来 る。 そして、上記走行クレーンを備えた考案において、走行クレーンは、重量 物を吸引及び分離可能なリフティングマグネットを有したものであるので、上記 走行クレーンを備えた考案の効果に加え、重量物供給車両上の重量物を簡単、容 易に効率的に吊り上げ、移動し、コンベヤ上に載置することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る重量物移し替え装置を重量物供給
車両と共に示した一実施例を示す正面図である。
【図2】図1の一部省略平面図である。
【図3】図1の I−I 線一部省略断面図である。
【図4】図3の拡大断面図である。
【図5】図1のローラコンベヤとフォークリフトの拡大
平面図である。
【図6】図1のローラコンベヤの支持脚を示し、(A)
は支持脚を立てた状態の正面図、(B)は(A)のC部
拡大図である。
【図7】図1のローラコンベヤの支持脚を収納した状態
の一部断面側面図である。
【図8】図1のローラコンベヤのローラ部一部破砕断面
図である。
【図9】本考案に係る重量物移し替え装置の作用を説明
する平面図である。
【符号の説明】
1 重量物移し替え装置 2 ローラコンベヤ(コンベヤ) 7 支持脚 10 溝部 15 走行クレーン 16 リフティングマグネット 24 重量物供給車両 28 鉄道軌条 29 敷設方向 30 側近傍 35 プラットホーム(構造物) 39 フォークリフト 40 爪 41 スラブ(重量物)

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量物を供給する重量物供給車両上から
    鉄道軌条と略同一高さで該鉄道軌条の側近傍の構造物内
    に前記重量物を移し替える前記鉄道軌条を走行可能な重
    量物移し替え装置であって、鉄道の車両限界内に設けら
    れ前記鉄道軌条に近接して配置したコンベヤを備えたも
    のであることを特徴とする重量物移し替え装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記重量物移し替え
    装置は、前記鉄道の車両限界内に設けられ前記鉄道軌条
    の敷設方向に走行する走行クレーンを備えたものである
    ことを特徴とする重量物移し替え装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記コンベヤは、前
    記走行クレーンと直交する方向に設けられたものである
    ことを特徴とする重量物移し替え装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記コンベヤは、該
    コンベヤの長さが可変で前記重量物を移し替える際は前
    記鉄道の車両限界を越えて伸長可能なものであることを
    特徴とする重量物移し替え装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記コンベヤは、前
    記鉄道の車両限界を越えて伸長した先端側に、前記コン
    ベヤと平行な位置から垂直位置に回動し、且つ高さ調整
    可能な支持脚を有したものであることを特徴とする重量
    物移し替え装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記支持脚は、前記
    重量物移し替え装置の装置フレームに貫通して設けたケ
    ーシング内に収納され、前記コンベヤを伸長させること
    により、前記支持脚は前記ケーシングから外れるもので
    あることを特徴とする重量物移し替え装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記コンベヤは、該
    コンベヤの前記先端側の両側にフォークリフトの爪が入
    る溝部を有したものであることを特徴とする重量物移し
    替え装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記走行クレーン
    は、前記重量物を吸引及び分離可能なリフティングマグ
    ネットを有したものであることを特徴とする重量物移し
    替え装置。
JP1995000195U 1995-01-25 1995-01-25 重量物移し替え装置 Expired - Lifetime JP3013968U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995000195U JP3013968U (ja) 1995-01-25 1995-01-25 重量物移し替え装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995000195U JP3013968U (ja) 1995-01-25 1995-01-25 重量物移し替え装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3013968U true JP3013968U (ja) 1995-07-25

Family

ID=43216682

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1995000195U Expired - Lifetime JP3013968U (ja) 1995-01-25 1995-01-25 重量物移し替え装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3013968U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107244327A (zh) * 2017-07-19 2017-10-13 宝鸡中车时代工程机械有限公司 铁路施工用材料车

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107244327A (zh) * 2017-07-19 2017-10-13 宝鸡中车时代工程机械有限公司 铁路施工用材料车

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102102317A (zh) 客货共线无缝线路铺架工法及用于架设铁路t梁的架桥机
CN102173364B (zh) 一种具有横移功能的龙门吊及其使用方法
CN103145067A (zh) 一种具有垂直升降变轨平移的承载装置
RU95107328A (ru) Устройство для транспортировки путевых звеньев
CN104594141A (zh) 一种轨道铺运工程车
CN201284453Y (zh) 回转式跨线走行悬臂门吊
CN205171288U (zh) 一种磁浮轨排移动门吊
JP3013968U (ja) 重量物移し替え装置
CN201849911U (zh) 重型设备运输装置
CN201932841U (zh) 一种具有横移功能的龙门吊
CN211711873U (zh) 一种轨道式用于吊装运输的牵引***
JPH0111825Y2 (ja)
JPH0423921B2 (ja)
CN215048080U (zh) 冷轧酸洗段活套内运输装置
CN216004165U (zh) 一种水泥砖直线运输装置
CN209922268U (zh) 运输车
CN221275029U (zh) 一种钢道面板搬运及铺装装置
CN220844192U (zh) 道路边坡预制块的运输工具
CN214497023U (zh) 一种磁浮轨排运铺机
JP2007119196A (ja) 搬送台車の経路変更用トラバーサ
CN221419688U (zh) 一种车间内钢梁搬运平台
CN217174406U (zh) 一种钢箱梁滑移装置
JPH10316365A (ja) 坑内における重量物搬送用クレーンの設置構造
JPH06212822A (ja) 屋上駐車装置
JP3192115B2 (ja) ボックスカルバート敷設方法および敷設装置