JP3013482B2 - Fm等化回路及びこれを用いた記録再生装置 - Google Patents

Fm等化回路及びこれを用いた記録再生装置

Info

Publication number
JP3013482B2
JP3013482B2 JP3072798A JP7279891A JP3013482B2 JP 3013482 B2 JP3013482 B2 JP 3013482B2 JP 3072798 A JP3072798 A JP 3072798A JP 7279891 A JP7279891 A JP 7279891A JP 3013482 B2 JP3013482 B2 JP 3013482B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
delay
output signal
coefficient
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3072798A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04307467A (ja
Inventor
克行 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP3072798A priority Critical patent/JP3013482B2/ja
Publication of JPH04307467A publication Critical patent/JPH04307467A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3013482B2 publication Critical patent/JP3013482B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録再生装置の映像信
号処理回路に係り、特に再生FM信号の周波数特性を補
正するFM等化回路及びこれを用いた記録再生装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】家庭用のビデオテ−プレコ−ダ(以下V
TRと称す)においては、FM変調した輝度信号と低域
変換したクロマ信号とを周波数多重して磁気テ−プに記
録するようにしており、再生時には、磁気ヘッドから再
生された信号からFM輝度信号と低域クロマ信号とに分
離した後、それぞれ処理され出力される。
【0003】再生FM輝度信号は、記録再生の過程で生
じる下側帯波の強調効果により低域が強調されるため、
これを補正するためのFM等化回路が必要となる。FM
等化回路には、コンデンサ、コイル、抵抗で構成される
パッシブ型のものと、遅延素子を用いたコサインイフィ
ルタのものとがある。コサインフィルタは、帯域内で位
相がリニアに変化、即ち群遅延時間がフラットであり、
位相歪が無く性能上パッシブ型に較べ優れている。コサ
インフィルタを用いたFM等化回路の代表的なものとし
ては、例えば特開昭62−248108号公報に示され
ているものがある。これによれば、再生時の信号の状態
を検出してFM等化の周波数特性を変化させることで波
形再現性の良好な再生画像を得ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが従来例で示さ
れるコサインフィルタの構成では、FM等化特性に対し
て特性を変化させる自由度が少ない欠点がある。コサイ
ンフィルタは、遅延素子の遅延時間をτとするとピ−ク
周波数が1/2τ、出力ゼロとなる周波数が0、1/τ
となり、ピ−ク周波数にたいし上下対称の特性となる。
これに対し、VTRで用いられるFM等化特性として
は、VHS規格や8ミリビデオ規格のような規格のこと
なるVTRによってピ−ク量や周波数特性が異なるた
め、周波数特性に対し自由度がある程度大きくないと実
用上問題である。特開昭62−248108号公報に示
されているものは、ピ−ク量の変化に対してはある程度
の自由度を持っているが、周波数特性に対する自由度は
持っていない。
【0005】本発明の目的は、かかる問題点を解消し、
コサインフィルタを用い様々なVTRに適した再生FM
等化回路を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、コサインフィルタの一部の信号を入力側
に帰還することにより狭帯域な周波数特性を実現する一
方、コサインフィルタとは反対の特性(ピ−ク点とゼロ
点の周波数が逆の関係にある)を示すフィルタの出力を
ある一定量加算することで低周波の応答を変化させ、周
波数特性に対する自由度を向上するものである。
【0007】
【作用】一個の遅延素子で構成したコサインフィルタの
場合は、コサインフィルタとは反対の特性を示すフィル
タの出力を入力側に負帰還することで通過帯域を狭帯域
化するように作用し、上記フィルタの出力をコサインフ
ィルタの出力に加算することで低域の応答を変化させる
ように作用する。また、遅延素子の帯域を制限し、群遅
延時間がピ−ク周波数の高周波側で増加するようにする
ことで、コサインフィルタの高周波側の帯域を制限する
ように作用する。
【0008】さらに、帰還ル−プにハイパスフィルタを
挿入し、低周波と高周波の帰還係数を変えることでピ−
ク周波数の上側の帯域特性を狭帯域化するように作用す
る。
【0009】二個の遅延素子で構成したコサインフィル
タの場合は、二個の遅延素子の中点の信号を入力側に
帰還することで通過帯域を狭帯域化するように作用し、
コサインフィルタとは反対の特性を示すフィルタの出力
をコサインフィルタの出力に加算することでFM等化回
路のピ−ク量を変化させるように作用する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1により説明す
る。図1は本発明によるFM等化回路の一実施例を示す
ブロック図であって、1は入力端子、2、5は減算回
路、3は遅延素子、4、8は加算回路、6、7は係数回
路、9は出力端子である。遅延素子の遅延時間をτとす
ると、遅延素子の伝達関数はexp(−jωτ)で表さ
れ、減算回路5の出力voは次式となる。viは入力信
号を示す。
【0011】
【数1】
【0012】帰還係数K1を変化させた場合の特性を、
図3に示す。帰還係数K1を0、0.2、0.5、0.
7と変化させたときのピ−ク周波数f0=1/2τに対
し周波数1/4τのレスポンスは−3dB、−5.1d
B、−10dB、−15.1dBと変化していく。この
ように、帰還係数K1を増加することで狭帯域特性を実
現するものである。
【0013】また、加算回路4の出力、即ちコサインフ
ィルタとは反対の特性を示すフィルタの出力を係数K2
で調整した後加算回路8でコサインフィルタ即ち減算回
路5の出力に加算することで、図6に示すように周波数
特性を可変できる。図6は、K1=0.5の場合にK2
を0、0.2、0.4、0.6、0.8、1と変化させ
たときの特性である。以上のように、K1、K2を変化
させることでFM等化回路の特性に対しかなりの自由度
を持たせることができる。
【0014】次に、遅延素子の帯域特性によりFM等化
回路の高周波側の特性が可変できることについて、図
4、図5を用いて説明する。図4は、FM輝度信号のス
ペクトラムとFM等化特性を示したものである。19が
FM等化特性、20がFM輝度信号の基本波成分、21
がFM輝度信号の二次歪成分である。VTRの再生にお
いては、FM等化後にFM復調回路を介しビデオ信号に
変換される。このとき、二次歪成分が多い場合は、FM
搬送波信号が復調後のビデオ信号に漏れ込む、所謂キャ
リアリ−ク妨害が生じる。とくに、画面上白から黒に急
激に変化するエッジ部に現れ、画質劣化につながるもの
である。そこで、図4に示すように二次歪成分の中心周
波数f1付近を抑えるように高周波の特性を落とす必要
がある。これを実現する一つの方法として、遅延素子3
を図5に示すような特性に設定すればよい。即ち、振幅
特性としては、二次歪の中心周波数f1付近まで平坦
で、群遅延特性としては、ピ−ク周波数f0付近まで平
坦で、それ以上の周波数において遅延時間が増加するよ
うに設定すればよい。例えば、VHS規格のVTRを例
に取って説明すると、FM搬送波信号は3.4MHzか
ら4.4MHzである。FM等化の中心周波数をFM搬
送波信号の上側の5MHz付近に設定して、8MHz付
近を落とすようにするために、5MHz付近までの遅延
時間を約100ns、8MHz付近の遅延時間を約12
5nsとすることで、所望のFM等化特性を得ることが
できる。
【0015】以上説明してきたように、本実施例によれ
ば、K1,K2により帯域特性及びピ−ク量を自由に設
定でき、さらに、遅延素子の特性によりピ−ク周波数の
上下の特性をアンバランス設計でき、キャリアリ−クの
原因となるFM二次歪成分を抑圧できる。
【0016】図2は、実際の回路設計においての遅延時
間合わせを示す実施例である。ここで、減算回路2、
5、加算回路4、8は遅延時間が0と仮定して説明をす
る。各部の遅延時間が合っていないと、所望の特性が得
られないため、それぞれのル−トの遅延条件を求める必
要がある。点線13、14、15、16、17、18、
19で示す各ル−トの遅延時間をそれぞれt1,t2,
t3,t4,t5,t6,t7とすると、t2−t1=
τ、t3=τ、t4−t5=τ、t6=t7のような条
件が必要である。係数回路6で発生する遅延時間をΔτ
1とすると、遅延素子3の遅延時間を(τ−Δτ1)に
定め、各部の遅延合わせのために遅延回路10、遅延回
路11を挿入し、その遅延時間をそれぞれΔτ2、Δτ
3としてΔτ2=Δτ3=Δτ1に定める。また、係数
回路7で発生する遅延時間をΔτ4とすれば、減算回路
5と加算回路8の間に遅延時間Δτ5がΔτ4と等しい
遅延回路12を挿入して遅延補償を行なうことができ
る。
【0017】次に、他の実施例を図7により説明する。
本実施例は、FM等化回路の特性をピ−ク周波数にたい
し上下の周波数においてアンバランスにするための一手
段である。図1に示した実施例と同一部分には、同一符
号を付す。加算回路4から減算回路2への帰還ル−トに
係数回路25、ハイパスフィルタ(HPF)24を挿入
して低周波と高周波の帰還係数を変化させるものであ
る。HPF24の具体例を図8に示す。抵抗R1,R
2、コンデンサCからなるラグリ−ド型のHPFで構成
したものであり、周波数特性を図10に示す。周波数f
a,fbで折れ曲がる特性を示し、fa,fbはそれぞ
れ、次式で表せる。
【0018】
【数2】
【0019】
【数3】
【0020】例えば、R1=600,R2=400,C
=80pFとした場合、fa=3.3MHz,fb=
8.3MHzになり、係数回路25の係数K3=0.5
とすると、HPF24と係数回路25の総合の帰還係数
をKとすると図10に示すように周波数fa以下の帯域
でK=0.2、周波数fb以上の帯域でK=0.5とな
る。このときのFM等化特性を、図9に示す。ピ−ク周
波数f0の低周波側でK=0.2、高周波側でK=0.
5となり、周波数特性の設定に当り、自由度が広がる。
【0021】次に、第二の実施例について図11により
説明する。図11は、2個の遅延素子を用いたコサイン
フィルタによるFM等化回路のブロック図である。30
は入力端子、31、37は減算回路、32、33、34
は係数回路、35、36は遅延素子、38、39は係数
回路、40は出力端子である。遅延素子35、36の遅
延時間をτとすると、遅延素子の伝達関数はexp(−
jωτ)で表される。遅延素子の入力信号をA、τ遅延
した信号をB、2τ遅延した信号をCとすると、加算回
路37により0.25A+0.5B+0.25Cが演算
されてコサインフィルタが構成される。係数回路39の
係数(1−K)は、出力端子40でのピ−ク値が帰還係
数Kにより変化してしまうため入力端子30のレベルに
等しくなるよう補正するためのものである。本実施例
は、τ遅延した信号Bを係数回路38を介して入力側へ
負帰還することにより、コサインフィルタの帯域特性を
狭帯域化するものである。負帰還回路は、減算回路31
で構成される。出力端子40におけるコサインフィルタ
の出力は、次式で表せる。
【0022】
【数4】
【0023】本実施例の周波数特性を、図14に示す。
図3で説明したのと同様に、帰還係数Kが大きくなるに
したがい狭帯域な特性が得られる。ピ−ク周波数f0
(=1/2τ)に対し、1/4τのレスポンスは帰還係
数Kが0,0.2,0.5,0.7と変化するにしたが
い、−6dB,−8.1dB,−12.9dB,−1
8.2dBと変化する。図3に示した1個の遅延素子に
よるコサインフィルタに較べ、1/4τにおけるレスポ
ンスが3dBほどさらに低下することが分かる。即ち、
2個の遅延素子によるコサインフィルタのほうがより狭
帯域な特性を得ることができる。
【0024】図12に、他の実施例を示す。図11の実
施例に対し、ピ−ク周波数におけるピ−ク量の大きさに
自由度を持たせた構成になっている。41、47が係数
回路、39、46がレベル合わせのための係数回路、4
2、43、44が係数回路、45、48が加算回路であ
る。減算回路37でえられるコサインフィルタに対し、
加算回路45でえられるコサインフィルタとは反対の特
性を示すフィルタの出力信号を係数回路47で設定され
る係数K2を掛け加算回路48で加算するものである。
このときの係数K2に対する周波数特性を図15に示
す。帰還係数K1が0.5のときの特性である。係数K
2の変化に伴いピ−ク量が変化することでFM等化回路
の周波数特性としては、自由度が広がることになる。
【0025】図13は、実際の回路設計における各部の
遅延時間合わせを実現するための実施例である。点線で
示すル−トの遅延時間を、それぞれt8,t9,t1
0,t11,t12,t13,t14とすると、t8=
τ、t10−t9=τ、t12−t11=τ、t13=
t14なる関係が必要となる。説明を簡略化するため、
係数回路52、53、54、60、61、62、加算回
路63、69、減算回路59で発生する遅延時間は、無
いものとして考える。係数回路64、遅延回路56、5
8、66、係数回路68の遅延時間をΔτ6、Δτ7、
Δτ8、Δτ9、Δτ10とすると、遅延素子55、5
7の遅延時間を(τ−Δτ6)として、Δτ6=Δτ7
=Δτ8、Δτ9=Δτ10とすることで各部の遅延合
わせを可能とする。
【0026】図16は、図12に示した実施例におい
て、帰還ル−トにHPF78を係数回路79に直列に接
続した場合の実施例であり、図12と同様の箇所には同
一符号を付す。HPF78は図8に示すようなラグリ−
ド型のHPFで実現できる。図7で示した実施例同様ピ
−ク周波数の上側の帯域を狭帯域化することができる。
以上、説明したように、図11、図12、図13、図1
6に示した実施例は2個の遅延素子を用いたコサインフ
ィルタによるFM等化回路であり、1個の遅延素子を用
いた回路に較べより狭帯域化が可能となる。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、コサインフィルタから
なるFM等化回路において出力信号または途中の信号を
入力側に負帰還することにより、FM等化回路の帯域特
性を狭帯域化することが可能となる効果がある。
【0028】また、出力されたコサインフィルタの出力
信号にコサインフィルタとは反対の特性を示すフィルタ
の出力信号を加算することでFM等化のピ−ク量を可変
することが可能となり、これを用いて例えばVHS規
格、8ミリビデオ規格など様々な規格のVTRなどの
録再生装置が実現できる
【0029】コサインフィルタに用いる遅延素子の遅延
時間をピ−ク周波数の上側で徐々に増加することによ
り、再生時のFM輝度信号の二次歪成分を低減しキャリ
アリ−ク妨害を防止する効果がある。
【0030】また、負帰還ル−プにHPFを挿入するこ
とでピ−ク周波数の上下の周波数帯域において特性を変
化させる効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すFM等化回路のブロッ
ク図。
【図2】本発明の他の実施例を示すFM等化回路のブロ
ック図。
【図3】本発明による周波数特性を示す同以数特性図。
【図4】本発明による周波数特性及びFM信号スペクト
ラムを示すスペクトラム図。
【図5】本発明で使用する遅延素子の周波数特性を示す
同以数特性図。
【図6】本発明による周波数特性を示す同以数特性図。
【図7】本発明の一実施例を示すFM等化回路のブロッ
ク図。
【図8】本発明で使用するHPFの具体回路図。
【図9】本発明による周波数特性を示す同以数特性図。
【図10】本発明で使用するHPFの周波数特性を示す
同以数特性図。
【図11】本発明の他の実施例を示すFM等化回路のブ
ロック図。
【図12】本発明の他の実施例を示すFM等化回路のブ
ロック図。
【図13】本発明の他の実施例を示すFM等化回路のブ
ロック図。
【図14】本発明による周波数特性を示す同以数特性
図。
【図15】本発明による周波数特性を示す同以数特性
図。
【図16】本発明の他の実施例を示すFM等化回路のブ
ロック図。
【符号の説明】
3,35,36,55,57…遅延素子、 6,7,38,41,47,64,68,79…係数回
路、 24,78…ハイパスフィルタ。

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】FM信号を遅延手段に入力し、該入力信号
    と該遅延手段にて遅延した信号とを演算して出力信号を
    得るFM等化回路において、該遅延手段の遅延時間をτとし、 周波数1/2τにピークを有する振幅特性を得る第1の
    演算手段と、 周波数1/2τに零点を有する振幅特性を得る第2の演
    算手段と、 前記第2の演算手段の出力信号を減衰させて 前記入力信
    号に負帰還させる手段と、前記第2の演算手段の出力信号を減衰させて前記第1の
    演算手段の出力信号に 加算する手段と、 を有したことを特徴とするFM等化回路。
  2. 【請求項2】FM信号を遅延手段に入力し、該入力信号
    と該遅延手段にて遅延した信号とを演算して出力信号を
    得るFM等化回路において、 FM等化回路への入力信号が入力する第2の減算手段
    と、 該第2の減算手段の出力信号を入力する 遅延時間τの遅
    延手段と、該第2の減算手段の出力信号から 該遅延手段にて遅延し
    た信号を1:1の比率で減算する第1の減算手段と、 該FM等化回路への 入力信号と該遅延手段にて遅延した
    信号とを1:1の比率で加算する第1の加算手段と、 該第1の加算手段の出力信号を減衰させる第1の係数手
    と、 記第1の加算手段の出力信号を減衰させる第2の係数
    手段と、 該第2の係数手段の出力信号に、前記第1の減算手段の
    出力信号を加算する第2の加算手段と、を有し、 前記第2の減算手段は、FM等化回路への入力信号から
    前記第1の係数手段の出力信号を減算する ことを特徴と
    するFM等化回路。
  3. 【請求項3】FM信号を遅延手段に入力し、該入力信号
    と該遅延手段にて遅延した信号とを 演算して出力信号を
    得るFM等化回路において、 FM等化回路への入力信号が入力する第2の減算手段
    と、 該第2の減算手段の出力信号を入力する 遅延時間τの縦
    続する2個の遅延手段と、 該2個の遅延手段の中点の信号から、該2個の遅延手段
    の前段及び後段の信号を1:0.5の比率で減算する第
    1の減算手段と、 記2個の遅延手段の中点の信号を減衰させる第1の係
    数手段と、 記第1の減算手段の出力信号を減衰させる第2の係数
    手段と、 を有し、 前記第2の減算手段は、FM等化回路への入力信号から
    前記第1の係数手段の出力信号を減算する ことを特徴と
    するFM等化回路。
  4. 【請求項4】FM信号を遅延手段に入力し、該入力信号
    と該遅延手段にて遅延した信号とを演算して出力信号を
    得るFM等化回路において、 FM等化回路への入力信号が入力する第2の減算手段
    と、 該第2の減算手段の出力信号を入力する 遅延時間τの縦
    続する2個の遅延手段と、 該2個の遅延手段の中点の信号から、該2個の遅延手段
    の前段及び後段の信号を1:0.5の比率で減算する第
    1の減算手段と、 記2個の遅延手段の中点の信号を減衰させる第1の係
    数手段と、 記2個の遅延手段の中点の信号に、該2個の遅延手段
    の前段及び後段の信号を1:0.5の比率で加算する第
    1の加算手段と、 該第1の加算手段の出力信号を減衰させる第2の係数手
    段と、 該第2の係数手段の出力信号に、前記第1の減算手段の
    出力信号を加算する第2の加算手段と、 を有し、 前記第2の減算手段は、FM等化回路への入力信号から
    前記第1の係数手段の出力信号を減算する ことを特徴と
    するFM等化回路。
  5. 【請求項5】前記遅延手段は、その振幅特性における低
    域遮断周波数fcが1/τの周波数以下であり、その群
    遅延時間が1/2τまで平坦で1/2τから低域遮断周
    波数fcにかけて徐々に増加することを特徴とする請求
    項2ないし請求項4記載のFM等化回路。
  6. 【請求項6】前記第1の係数手段は、高域通過型のフィ
    ルタ特性を持つことを特徴とする請求項2ないし請求項
    5記載のFM等化回路。
  7. 【請求項7】FM変調された輝度信号を記録媒体に記録
    あるいは再生する記録再生装置において、 M信号を遅延手段に入力し、該入力信号と該遅延手段
    にて遅延した信号とを演算して出力信号を得るFM等化
    回路を備え、 該FM等化回路は、該遅延手段の遅延時間をτとし、 周波数1/2τにピークを有する振幅特性を得る第1の
    演算手段と、 周波数1/2τに零点を有する振幅特性を得る第2の演
    算手段と、 前記第2の演算手段の出力を減衰させて 前記入力信号に
    負帰還させる手段と、前記第2の演算手段の出力を減衰させて前記第1の演算
    手段の出力に 加算する手段と、 を有した構成であることを特徴とする記録再生装置。
  8. 【請求項8】FM変調された輝度信号を記録媒体に記録
    あるいは再生する記録再生装置において、FM信号を遅延手段に入力し、該入力信号と該遅延手段
    にて遅延した信号とを演算して出力信号を得るFM等化
    回路を備え、 該FM等化回路は、 該FM等化回路への入力信号が入力する第2の減算手段
    と、 該第2の減算手段の出力信号を入力する 遅延時間τの遅
    延手段と、該第2の減算手段の出力信号から 該遅延手段にて遅延し
    た信号を1:1の比率で減算する第1の減算手段と、 該FM等化回路への 入力信号と該遅延手段にて遅延した
    信号とを1:1の比率で加算する第1の加算手段と、 該第1の加算手段の出力信号を減衰させる第1の係数手
    と、 記第1の加算手段の出力信号を減衰させる第2の係数
    手段と、 該第2の係数手段の出力信号に、前記第1の減算手段の
    出力信号を加算する第2の加算手段と、を有し、 前記第2の減算手段は、該FM等化回路への入力信号か
    ら前記第1の係数手段の出力信号を減算する 構成である
    ことを特徴とする記録再生装置。
  9. 【請求項9】FM変調された輝度信号を記録媒体に記録
    あるいは再生する記録再生装置において、FM信号を遅延手段に入力し、該入力信号と該遅延手段
    にて遅延した信号とを演算して出力信号を得るFM等化
    回路を備え、 該FM等化回路は、 該FM等化回路への入力信号が入力する第2の減算手段
    と、 該第2の減算手段の出力信号を入力する 遅延時間τの縦
    続する2個の遅延手段と、 該2個の遅延手段の中点の信号から、該2個の遅延手段
    の前段及び後段の信号を1:0.5の比率で減算する第
    1の減算手段と、 記2個の遅延手段の中点の信号を減衰させる第1の係
    数手段と、 記第1の減算手段の出力信号を減衰させる第2の係数
    手段と、 を有し、 前記第2の減算手段は、該FM等化回路への入力信号か
    ら前記第1の係数手段の出力信号を減算する 構成である
    ことを特徴とする記録再生装置。
  10. 【請求項10】FM変調された輝度信号を記録媒体に記
    録あるいは再生する記録再生装置において、FM信号を遅延手段に入力し、該入力信号と該遅延手段
    にて遅延した信号とを演算して出力信号を得るFM等化
    回路を備え、 該FM等化回路は、 該FM等化回路への入力信号が入力する第2の減算手段
    と、 該第2の減算手段の出力信号を入力する 遅延時間τの縦
    続する2個の遅延手段と、 該2個の遅延手段の中点の信号から、該2個の遅延手段
    の前段及び後段の信号を1:0.5の比率で減算する第
    1の減算手段と、 記2個の遅延手段の中点の信号を減衰させる第1の係
    数手段と、 記2個の遅延手段の中点の信号に、該2個の遅延手段
    の前段及び後段の信号を1:0.5の比率で加算する第
    1の加算手段と、 該第1の加算手段の出力信号を減衰させる第2の係数手
    段と、 該第2の係数手段の出力信号に、前記第1の減算手段の
    出力信号を加算する第2の加算手段と、 を有し、 前記第2の減算手段は、該FM等化回路への入力信号か
    ら前記第1の係数手段の出力信号を減算する 構成である
    ことを特徴とする記録再生装置。
  11. 【請求項11】前記遅延手段は、その振幅特性における
    低域遮断周波数fcが1/τの周波数以下であり、その
    群遅延時間が1/2τまで平坦で1/2τから低域遮断
    周波数fcにかけて徐々に増加することを特徴とする請
    求項8ないし請求項10記載の記録再生装置。
  12. 【請求項12】前記第1の係数手段は、高域通過型のフ
    ィルタ特性を持つことを特徴とする請求項8ないし請求
    項11記載の記録再生装置。
  13. 【請求項13】 FM信号を縦続する2個の遅延手段遅延
    手段に入力し、該入力信号と該2個の遅延手段にて遅延
    した信号とを演算して出力信号を得るFM等化回路にお
    いて、 該遅延手段の遅延時間をτとし、 周波数1/2τにピークを有する振幅特性を得る第1の
    演算手段と、 周波数1/2τに零点を有する振幅特性を得る第2の演
    算手段と、 前記2個の遅延手段のうち前段の遅延手段の出力を減衰
    させて前記入力信号に負帰還させる手段と、 前記第2の演算手段の出力を減衰させて前記第1の演算
    手段の出力に加算する手段と、 を有したことを特徴とするFM等化回路。
  14. 【請求項14】 FM変調された輝度信号を記録媒体に記
    録あるいは再生する記録再生装置において、 FM信号を縦続する2個の遅延手段に入力し、該入力信
    号と該2個の遅延手段にて遅延した信号とを演算して出
    力信号を得るFM等化回路を備え、 該FM等化回路は、 該遅延手段の遅延時間をτとし、 周波数1/2τにピークを有する振幅特性を得る第1の
    演算手段と、 周波数1/2τに零点を有する振幅特性を得る第2の演
    算手段と、 前記2個の遅延手段のうち前段の遅延手段の出力を減衰
    させて前記入力信号に負帰還させる手段と、 前記第2の演算手段の出力を減衰させて前記第1の演算
    手段の出力に加算する手段と、 を有した構成であることを特徴とする記録再生装置。
JP3072798A 1991-04-05 1991-04-05 Fm等化回路及びこれを用いた記録再生装置 Expired - Fee Related JP3013482B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3072798A JP3013482B2 (ja) 1991-04-05 1991-04-05 Fm等化回路及びこれを用いた記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3072798A JP3013482B2 (ja) 1991-04-05 1991-04-05 Fm等化回路及びこれを用いた記録再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04307467A JPH04307467A (ja) 1992-10-29
JP3013482B2 true JP3013482B2 (ja) 2000-02-28

Family

ID=13499774

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3072798A Expired - Fee Related JP3013482B2 (ja) 1991-04-05 1991-04-05 Fm等化回路及びこれを用いた記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3013482B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04307467A (ja) 1992-10-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0354734B1 (en) Non-linear amplifier and non-linear emphasis/deemphasis circuit using the same
JPH07105929B2 (ja) 映像信号処理装置
US4587576A (en) Video signal processing apparatus with pre-emphasis and de-emphasis for use in a recording and reproducing system
US4646153A (en) Noise reduction circuit for a video signal
JP3013482B2 (ja) Fm等化回路及びこれを用いた記録再生装置
US4348692A (en) VTR With equalizer
US4617588A (en) Feedback type comb filter
JP3054579B2 (ja) Vtrのイコライザ回路
JPH0533874B2 (ja)
JP2901114B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPH0215464A (ja) 磁気録画再生装置
JPS59189786A (ja) 映像信号のノイズ低減回路
JPH0137027B2 (ja)
JPH0575313B2 (ja)
JP3048884B2 (ja) Vtrの映像信号再生回路
JPS60145779A (ja) 映像信号再生回路
JPH03268582A (ja) 画質調整装置
JPH066759A (ja) ノンリニアエンファシス回路
JPH01220585A (ja) ビデオ信号処理装置
JPH05259743A (ja) Fm復調装置
JPH03203007A (ja) 再生波形等化回路および非線形再生波形等化回路
JPH0346161A (ja) 非線形デイエンフアシス回路
JPH0697755A (ja) 遅延調整回路
JPH04354492A (ja) 磁気記録再生装置
JPH0591473A (ja) 反転防止回路

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071217

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081217

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees