JP3013101B2 - 硬貨処理装置 - Google Patents

硬貨処理装置

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JP3013101B2
JP3013101B2 JP2319464A JP31946490A JP3013101B2 JP 3013101 B2 JP3013101 B2 JP 3013101B2 JP 2319464 A JP2319464 A JP 2319464A JP 31946490 A JP31946490 A JP 31946490A JP 3013101 B2 JP3013101 B2 JP 3013101B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、自動販売機、両替機、サービス機器等に
使用される硬貨処理装置に関し、特に硬貨処理装置の垂
直方向の寸法を短くした硬貨処理装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、硬貨処理装置では、装置本体内に投入された硬
貨を硬貨判別通路内で自由落下により転動させ、この硬
貨判別通路を転動する硬貨を硬貨判別装置により判別す
る硬貨判別部およびこの硬貨判別装置で判別した硬貨を
硬貨振分通路に導き、この硬貨振分通路上において硬貨
判別装置の判別出力に基づき硬貨を金種別に振り分け、
コインチューブ(硬貨蓄積装置)に蓄積する硬貨選別
部、この硬貨選別部で振り分けられた硬貨を硬貨返却
口、またはキャッシュボックスに導く硬貨搬出部から構
成されている。ここで硬貨選別部において投入硬貨を金
種別のコインチューブに振り分け蓄積するように構成す
る理由は投入硬貨を釣銭硬貨として再利用するためで、
これによって釣銭切れを極力防止し、販売の機会を最大
限確保するようにしている。
この硬貨処理装置は、たとえば自動販売機に装着さ
れ、投入硬貨の選別処理を行うとともに、必要に応じて
コインチューブからの釣銭の払い出しを制御する。
ところで、この従来の硬貨処理装置を装着した自動販
売機等においては硬貨判別部が自由落下を利用したもの
であるため、落下方向に、ある程度の寸法を必要とし、
また硬貨選別部および硬貨搬出部も自由落下を利用した
機会的機構を含むため、硬貨の落下方向に、ある程度の
寸法を必要とし、このため、硬貨投入口から硬貨返却口
までの距離は200mmにおよびものまである。
そこで、この従来の硬貨処理装置を装着した自動販売
機においては、例えば、硬貨投入口を自動販売機の利用
者に適した位置に配設すると、結果的に釣銭払出口は自
動販売機の下部に設けざるを得なかった。このため自動
販売機の利用者は屈んで釣銭を受け取らなければならな
くなり、非常に不便であり、これが自動販売機の利用者
が減少させる1つの原因にもなっていた。
そこで、硬貨処理装置の垂直方向の寸法を短くするた
めに種々の提案が成されている。例えば、硬貨判別部に
ベルトによる硬貨の水平方向の搬送路を導入し、この搬
送路に硬貨判別装置を配設することにより硬貨処理装置
の垂直方向の寸法を小さくする構成が考えられている。
しかしこの構成によると硬貨選別部、硬貨搬出部の垂直
方向の寸法はそのままであり、十分とはいえない。
〔発明が解決しようとする課題〕
そこで、この発明は、硬貨搬出部の構成を工夫するこ
とにより硬貨投入口から硬貨返却口までの距離を小さく
し、自動販売機などに使用した場合にも屈んで釣銭を受
け取る必要のない硬貨処理装置を提供することを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するためこの発明の硬貨処理装置は、
硬貨投入口から投入された硬貨をベルトにより略水平方
向に搬送する第1のベルト搬送手段と、前記第1のベル
ト搬送手段により搬送される硬貨の金種を判別する硬貨
判別手段と、釣銭として利用する硬貨を金種別に蓄積す
る複数の硬貨蓄積部と、硬貨通路を転動落下する硬貨の
中から釣銭として利用する硬貨を前記硬貨判別手段の判
別出力に対応して前記複数の硬貨蓄積部に金種別に振り
分ける振分手段と、前記硬貨蓄積部から払い出すべき硬
貨を払い出す硬貨払出手段と、前記硬貨払出手段から払
い出された硬貨をベルトにより略水平方向に搬送して硬
貨返却口に搬出する第2のベルト搬送手段とを具備した
ことを特徴とする。
〔作用〕
硬貨投入口から投入された硬貨は、第1のベルト搬送
手段により略水平方向に搬送され、ここで硬貨判別手段
により硬貨の金種が判別される。そして、硬貨通路を転
動落下する硬貨の中から釣銭として利用する硬貨を振分
手段により硬貨判別手段の判別出力に対応して複数の硬
貨蓄積部に金種別に振り分け、硬貨蓄積部に蓄積され、
この硬貨蓄積部から硬貨払出手段により払い出された硬
貨は、第2のベルト搬送手段により略水平方向に搬送さ
れて硬貨返却口に搬出される。
このような構成によると、第1のベルト搬送手段およ
び第2のベルト搬送手段の存在により、硬貨処理装置の
垂直方向の寸法を大幅に小さくすることができ、その結
果硬質投入口と硬貨返却口との間の距離を小さくするこ
とができるので、自動販売機などの利用者は釣銭を浮け
取るために屈まなくてもよくなり、その操作性が向上す
る。
〔実施例〕
第1図は、この発明に係わる硬貨処理装置の一実施例
を硬貨判別部を中心に側断面図で示したものである。
第1図において、この硬貨処理装置は前方に突出した
硬貨受入部10と本体部30から構成され、この本体部30の
下方には後述する第2図、第3図に示すように硬貨選別
部および硬貨蓄積部である複数のコインチューブが配設
されている。
この実施例の硬貨処理装置を、例えば、自動販売機に
装着する場合は、硬貨受入部10の硬貨投入口11が自動販
売機の外部に直接臨むように取り付けられる。
硬貨投入口11には内部に発光素子が収納された発光部
12が装着される。この発光部12はこの硬貨処理装置が装
着された自動販売機等の利用者が容易に硬貨投入口11を
識別することができるようにするために設けられたもの
であり、これは特に夜間の利用などに取っては有効で、
この硬貨処理装置が装着された自動販売機等の操作性を
向上している。
ところで、この実施例の硬貨処理装置では硬貨判別部
の垂直方向の寸法を小さくするためにベルト搬送による
硬貨判別路を採用している。ベルト搬送による硬貨判別
路を採用した場合、硬貨以外の異物がベルト搬送路に引
き込まれると、機械的な詰まりを誘発し、この場合異物
を取り除くまではこの硬貨処理装置が装着された自動販
売機は利用ができないことになる。自動販売機による販
売は無人によるものがほとんどであることを考えると、
この機械的詰まりは発見が遅れる場合がおおく、この場
合は販売の機械を逸することになる。
そこで、この実施例では、硬貨投入口11に投入硬貨の
一次検出を行う入口センサSEINが配設されている。この
入口センサSEINは硬貨投入口11から投入されら異物を排
除するとともに、硬貨投入口11に硬貨が投入されたこと
を検出するもので、利用可能な硬貨にのみ反応するコイ
ルを用いた近接スイッチから構成される。
シャッタ13は硬貨投入口11から投入された異物の阻止
および硬貨投入口11から投入された硬貨の規制を行うも
ので、このシャッタ13は入口センサSEINの出力に基づき
動作するシャッタソレノイドSOLSHによって駆動され
る。このシャッタ13の動作状態はシャッタセンサSESHに
よって検出される。
ベルト搬送路14は上下一対の搬送ベルト14aおよび14
b、これらのベルトを駆動するローラ15a,15b,15c,15dお
よび16a,16b,16c,16dから構成され、ローラ15a,15b,15c
の軸はバネ17a,17b,17cによって、またローラ16a,16b,1
6cの軸はバネ18a,18b,18cによってそれぞれ弾発的に支
持され、種々の厚さの硬貨が搬送できるようになってい
る。ローラ16dは第3図に示す第1図の背面図に示すよ
うにベルト搬送モータMOにより減速ギヤー系19を介して
駆動され、これに応じて他のローラ16a,16b,16cは搬送
ベルト14bを介して、またローラ15a,15b,15c,15dは搬送
ベルト14b,14aを介して駆動される。
ベルト搬送路14にはこのベルト搬送路14に沿ってゲー
トセンサSEGE、選別センサSECOが配設される。
ゲートセンサSEGEは、硬貨投入口11から使用硬貨の内
の最大径に対応する距離以上離れた位置、すなわち硬貨
投入者によって硬貨を操作できない位置に配設される。
この実施例ではこのゲートセンサSEGEのオンにより硬貨
の選別処理を開始するように構成される。ここで、例え
ば、このゲートセンサSEGEを設けずに入口センサSEINの
オンにより硬貨の選別処理を開始する構成も考えられる
が、この場合は、例えば悪戯で入口センサSEIN配設部で
硬貨を出し入れし、これによって入口センサSEINをオ
ン、オフさせると、その度に硬貨選別処理が開始される
ことになり、硬貨選別処理のためのソフト量が増大し、
またその処理も複数となる。そこで、この実施例におい
ては硬貨投入者によって硬貨を操作できない位置に配設
されたゲートセンサSEGEのオンにより硬貨の選別処理を
開始するように構成されている。このゲートセンサSEGE
はベルト搬送路14を挟んで配設された発光素子および受
光素子から構成され、ベルト搬送路14を搬送される硬貨
を光学的に検出する。
選別センサSECOは、ベルト搬送路14を搬送される硬貨
の正偽および金種を判別するものである。この選別セン
サSECOはベルト搬送路14を挾んで配設された所定周波数
の励磁信号により励磁された発振コイルおよびこの発振
コイルの出力を受信する受信コイルから構成され、ベル
ト搬送路14を搬送されガイド20によって1縁がガイドさ
れた硬貨がこの発振コイルと受信コイルの間を通過する
ことにより受信コイルに生じる減衰波形から硬貨の正偽
および金種を判別する。すなわち、この実施例では使用
硬貨として500円、100円、50円、10円の4金種を想定し
ており、受信コイルに生じる減衰波形のピーク値を500
円、100円、50円、10円に対応して予め設定された窓値
と比較し、減衰波形のピーク値が500円に対応する窓値
内に入るときは500円、100円に対応する窓値内に入ると
きは100円、50円に対応する窓値内に入るときは50円、1
0円に対応する窓値内に入るときは10円と判定し、500
円、100円、50円、10円のいずれの窓値にも入らないと
きは偽貨として判別する。なお、ベルト搬送路14に配設
された引き抜き防止レバー21は例えば硬貨に糸などを繋
いでおいて一旦硬貨センサを通過した硬貨を引き抜く不
正動作を禁止するためのものである。
ベルト搬送路14を通過し、ベルト搬送路14から落下す
る硬貨は正偽貨振分レバーLVSFによって振り分けられ、
正貨は正貨通路PSに導かれ、偽貨は偽貨通路PFに導かれ
る。この正偽貨振分レバーLVSFは選別センサSECOの判別
出力に基づき動作する正偽貨ソレノイドSOLSFによって
駆動される。すなわち、選別センサSECOによって判別さ
れた硬貨が偽貨の場合は、正偽貨ソレノイドSOLSFは非
励磁(オフ)であり、正偽貨振分レバーLVSFは第1図で
点線で示す位置に有り、ベルト搬送路14から落下する硬
貨は偽貨通路PFに導かれる。また、選別センサSECOによ
って判別された硬貨が500円、100円、50円、10円のいず
れかの正貨である場合は、正偽貨ソレノイドSOLSFは励
磁(オン)にされ、これにより正偽貨振分レバーLVSFは
第1図で実線で示す位置に切り替えられこれにより、ベ
ルト搬送路14から落下する硬貨は正貨通路PSに導かれ
る。
正貨通路PSには、略L字形状の500円レバーLV500、10
0円レバーLV100、10円レバーLV10が配列され、500円レ
バーLV500、100円レバーLV100、10円レバーLV10の下部
は斜めに傾斜した硬貨通路を形成している。また、10円
レバーLV10の後段には50円レバーLV50が配設される。50
0円レバーLV500、100円レバーLV100、10円レバーLV10に
は、それぞれ対応して500円チューブCT500、100円チュ
ーブCT100、10円チューブCT10が配設される。500円レバ
ーLV500は、500円ソレノイドSOL500で駆動され、500円
ソレノイドSOL500が非励磁のときは、その側部の硬貨通
路を解放し、硬貨を次の100円レバーLV100の配設位置に
導き、励磁されるとその下部の500円硬貨通路P500を解
放し、硬貨を500円チューブCT500に導く。また100円レ
バーLV100は、100円ソレノイドSOL100で駆動され、100
円ソレノイドSOL100が非励磁のときは、その側部の硬貨
通路を解放し、硬貨を次の10円レバーLV10の配設位置に
導き、励磁されるとその下部の100円硬貨通路P100を解
放し、硬貨を100円チューブCT100に導く。また、10円レ
バーLV10は、10円ソレノイドSOL10で駆動され、10円ソ
レノイドSOL10が非励磁のときは、その側部の硬貨通路
を解放し、硬貨を次の50円レバーLV50の配設位置に導
き、励磁されるとその下部の10円硬貨通路P10を解放
し、硬貨を10円チューブCT10に導く。
50円レバーLV50は、50円ソレノイドSOL50で駆動さ
れ、50円ソレノイドSOL50が非励磁のときは、硬貨を図
示しないキャッシュボックスに導く側部の硬貨通路PCK
を解放し、励磁されると50円硬貨通路P50を解放し、硬
貨を50円チューブCT50に導く。
500円レバーLV500、100円レバーLV100、10円レバーLV
10、50円レバーLV50の配設位置には500円センサSE500、
100円センサSE100、10円センサSE10、50円センサSE50が
配設される。500円センサSE500、100円センサSE100、10
円センサSE10、50円センサSE50は、それぞれ発光素子と
受光素子から構成され、発光素子から受光素子に至る光
路をチューブ内の硬貨が遮断することにより動作(オ
ン)する。なお、この実施例においては500円センサSE5
00の出力により投入硬貨を計数するように構成されてい
る。
500円チューブCT500、100円チューブCT100、10円チュ
ーブCT10の配列の様子は第4図、第5図に示される。な
お、第4図、第5図において、チューブCTD、CTEは手動
補給の補助チューブを示す。
第4図に示すように500円チューブCT500、100円チュ
ーブCT100、10円チューブCT10、50円チューブCT50の所
定の位置にはオバーフロースイッチOFS500、OFS100、OF
S10、OFS50がそれぞれ配設される。このオバーフロース
イッチOFS500、OFS100、OFS10、OFS50は、後に詳述する
オバーフロー制御のために用いられるもので、その配設
位置は硬貨処理装置の使用態様によって2段階の切換え
ることができるようになっている。すなわち、硬貨処理
装置が、例えば釣銭を多く必要とする自動販売機に使用
される場合にはオバーフロースイッチOFS500、OFS100、
OFS10、OFS50は上段の位置に配設され、釣銭を多く必要
としない自動販売機に使用される場合にはオバーフロー
スイッチOFS500、OFS100、OFS10、OFS50は下段の位置に
配設される。このオバーフロースイッチOFS500、OFS10
0、OFS10、OFS50は発光素子と受光素子から構成され、
発光素子から受光素子に至る光路をチューブ内の硬貨が
遮断することにより動作(オン)する。なお、オバーフ
ロースイッチOFS500、OFS100、OFS10、OFS50はそれぞれ
500円チューブCT500、100円チューブCT100、10円チュー
ブCT10、50円チューブCT50に対して傾斜して取り付けら
れているが、これはチューブ内の硬貨を確実に検出する
ためである。なお、コインチューブCT100,CT10,CT50は
一体に形成され、カセットチューブを構成しており、こ
のカセットチューブは本体部30から着脱自在に構成され
ている。
第6図から第8図に、この実施例の硬貨処理装置の全
体構成を示す。
第6図において、この実施例の硬貨処理装置は、硬貨
受入部10と本体部30と硬貨搬出部40から構成される。
硬貨受入部10は、前述したように、硬貨投入口11、こ
の硬貨投入口11から投入された硬貨を水平方向に搬送す
るベルト搬送路14、このベルト搬送路14に添って配設さ
れた選別センサSECOを有する。
本体部30は、選別センサSECOの出力にもとづき投入さ
れた硬貨を振り分ける硬貨振り分け部および釣銭と使用
する硬貨を金種別に蓄積する複数のコインチューブCT50
0,CT100,CT10,CT50を有する。コインチューブCT500の下
端には、コインチューブCT500に蓄積された500円硬貨を
払い出す500円硬貨払い出し機構31が設けられており、
この500円硬貨払い出し機構31は500円硬貨払い出しモー
タMO500により駆動される。また、カセットチューブCT
を構成するコインチューブCT100,CT10,CT50の下端には
カセットチューブ硬貨払い出し機構32(第7図)が設け
られている。このカセットチューブ硬貨払い出し機構32
はカセットチューブ硬貨払い出しモータMOCTにより駆動
される。
本体部30の下にはベルト搬送による硬貨搬出部40が形
成される。このベルト搬送による硬貨搬出部40は500円
硬貨払い出し機構31、カセットチューブ硬貨払い出し機
構32から硬貨返却部50に至る垂直方向の寸法を小さくす
るために導入されたものである。
硬貨搬出ベルト41は、500円硬貨払い出し機構31、カ
セットチュービュ硬貨払い出し機構32によって払い出さ
れた硬貨を受ける位置に配設される。この硬貨搬出ベル
ト41は、2つのローラ42、43の間に懸架され、硬貨搬出
モータ45により、硬貨搬出モータ45の回転軸に取り付け
られたプーリ45a、ベルト44、ローラ43の軸に取り付け
られるプーリ43a、ローラ43を介して正転、逆転切替可
能に駆動される。
第6図に示すように、硬貨搬出ベルト41が正転する
と、硬貨搬出ベルト41上に落下した硬貨はゲート48を介
して硬貨返却部50に導かれる。硬貨返却部50内の硬貨は
ゲート50を介して利用者により取り出すことができる。
また、第7図に示すように、硬貨搬出ベルト41が逆転
すると、硬貨搬出ベルト41上に落下した硬貨はゲート49
を介してキャッシュボックスに至る硬貨通路47に導かれ
る。なお、この硬貨搬出部40の制御については後に第12
図を参照して詳述する。
なお、第8図において、パネル33は、コインチューブ
内の硬貨を強制的に払い出すためのインベントリスイッ
チが配設されるもので、このパネル33には、内部補助機
インベントリスイッチDE、外部補助機インベントリスイ
ッチSWD、500円インベントリスイッチIV500、100円イン
ベントリスイッチIV100、10円インベントリスイッチIV1
0、50円インベントリスイッチIV50およびインベトリ動
作状態を表示するためのモニタランプMLが設けられてい
る。
第9図はこの実施例の制御系をブロック図で示したも
のである。この制御系は、入口センサSEIN、シャッタセ
ンサSESH、ゲートセンサSEGE、選別センサSECO、500円
センサSE500、100円センサSE100、10円センサSE10、50
円センサSE50、500円オーバフローセンサOFS500、100円
オーバフローセンサOFS100、10円オーバフローセンサOF
S10、50円オーバフローセンサOFS50の出力を制御部100
に加え、制御部100はこれらセンサの出力に基づきベル
ト搬送モータMO、シャッタソレノイドSOLSH、正偽貨ソ
レノイドSOLSF、500円ソレノイドSOL500、100円ソレノ
イドSOL100、10円ソレノイドSOL10、50円ソレノイドSOL
50を制御する。
また、制御部100はモード選別スイッチSWMOの出力を
入力し、このモード選別スイッチWMOの切換え態様に応
じて、硬貨の払い出しモードを制御する。
また、制御部100は、内部補助機インベントリスイッ
チDE、外部補助機インベントリスイッチZWD、500円イン
ベントリスイッチIV500、100円インベントリスイッチIV
100、10円インベントリスイッチIV10、50円インベント
リスイッチIV50の出力を利用して硬貨の選別精度を切換
える。
以下、上記制御部100の動作を第10図から第12図に示
したフローチャートを参照して説明する。
第10図はこの装置のメインフローを示したものであ
る。第10図において、装置に電源が投入されると、まず
所定の初期化処理が実行され(ステップ101)、その後
必要に応じて硬貨受入精度切替が行われる(ステップ10
2)。
次に、装置各部の異常がチェックされる(ステップ10
3)。この異常チェックにより異常が検出されないと、
硬貨の受入を可能にする硬貨受入可処理が実行される
(ステップ104)。
ここで、硬貨の投入があると硬貨選別処理が実行され
る(ステップ105)。この硬貨選別処理の詳細は後述す
る第11図に示される。
続いて硬貨払い出し指令があるか否かを調べる(ステ
ップ106)。ここで、硬貨払い出し指令があると、硬貨
の受入を禁止する硬貨受入不可処理を実行する(ステッ
プ107)。
また、ステップ106で硬貨払い出し指令がないと判定
された場合は、次にインベントリスイッチがオンされて
いるか否かを調べる(ステップ111)。ここで、インベ
ントリスイッチがオンされていると、硬貨の受入を禁止
する硬貨受入不可処理を実行する(ステップ112)。
ステップ107および112で硬貨受入不可処理を実行する
理由は、硬貨払い出し動作中またはインベントリ動作中
に硬貨の投入があると制限が不能になるからである。
硬貨受入不可処理を実行した後再び硬貨選別処理を実
行する(ステップ108)。ここで硬貨選別処理を実行す
る理由は、硬貨の受入がされる前に投入され、選別処理
が終了していない硬貨を選別するためである。
この硬貨選別処理により最後の硬貨の選別が終了する
と(ステップ109)、硬貨の払い出し処理が実行される
(ステップ110)。この硬貨払い出し処理の詳細は後述
する第12図に示される。
硬貨選別処理 硬貨選別処理は第11図に示される。この硬貨選別処理
は、前述したようにベルト搬送路14に配設されたゲート
センサSEGEのオンにより硬貨選別処理を開始するように
構成されている。
第11図において、まず、ゲートセンサSEGEがオンした
ことを示すゲートセンサオン記憶有りかを調べる(ステ
ップ251)。ここでゲートセンサオン記憶がない場合
は、次にゲートセンサSEGEがオンしているかを調べ(ス
テップ252)、ここで、ゲートセンサSEGEがオンしてい
ないと、次に入口センサSEINがオンしたことを示す入口
センサオン記憶有りかを調べる(ステップ253)。ここ
で入口センサオン記憶がない場合は、次に入口センサSE
INがオンしているかを調べる(ステップ254)。ここ
で、入口センサSEINがオンしていない場合は、硬貨投入
口11から硬貨が全く投入されていない待機状態にあるの
で、この硬貨選別処理フローを終了する。この硬貨選別
処理は第10図に示すように、硬貨払い出し指令が生じる
まで繰り返される。
硬貨投入口11から硬貨が投入され入口センサSEINがオ
ンになると、次の硬貨選別処理において、これがステッ
プ254で判断され、シャッタソレノイドSOLSHをオンにし
(ステップ255)、一定時間後に(ステップ256)シャッ
タセンサSESHがオンすると(ステップ257)、入口セン
サオン記憶を有りにし(ステップ260)、ベルト搬送路1
4を駆動する搬送モータMOを正転させ(ステップ261)、
図示しない入口センサオンタイマをスタートさせる(ス
テップ262)。この入口センサオンタイマは入口センサS
EIN配設部における硬貨詰まりまたは入口センサSEIN配
設部における不正な硬貨操作を検出するためのものであ
る。この入口センサオンタイマは制御部100のソフト的
タイマとして実現することができる。
なお、シャッタソレノイドSOLSHをオンにして一定時
間後にシャッタセンサSESHがオンしないと、シャッタソ
レノイドSOLSHをオフにし(ステップ258)、所定のシャ
ッタ異常処理を実行する(ステップ259)。
入口センサオン記憶が有りにされると、次の硬貨選別
処理において、ステップ253で、入口センサオン記憶有
りと判断される。この場合は次に入口センサSEINがオフ
したかを調べ(ステップ263)、オフしていれば次に搬
送モードMOによるベルト搬送路14の搬送量を検出するた
めのモータパルスはカウント開始されているかを調べる
(ステップ267)。ここで、モータパルスはカウント開
始されていないので、モータパルスのカウントを開始す
る(ステップ268)。
なお、ステップ263で入口センサSEINがオフしていな
い場合はステップ262でスタートさせた入口センサオン
タイマがタイムアップしているかを調べ(ステップ26
4)、タイマアップしている場合は搬送モータMOを停止
し(ステップ265)、入口センサSEINがオフすることを
待つ入口センサオフ待ち処理を実行する(ステップ26
6)。
また、ステップ267で、既にモータパルスがカウント
開始されていると判断された場合は、モータパルスのカ
ウント値が予め設定された規定値よりも大きいかを調べ
(ステップ269)、大きい場合は搬送モータMOを停止し
(ステップ270)、その後、所定の硬貨詰まり復帰処理
を実行する(ステップ271)。
ベルト搬送路14を搬送される硬貨がゲートセンサSEGE
で検出され、ゲートセンサSEGEがオンになると(ステッ
プ252)、ゲートセンサSEGEがオンしたことを示すゲー
トセンサオン記憶が有りに決定される(ステップ27
2)。そして、搬送モータMOによるベルト搬送路14の搬
送量を検出するためのモータパルスのカウントが開始さ
れる(ステップ273)。
次の硬貨選別処理において、ゲートセンサオン記憶有
りと判定されると(ステップ251)、選別センサSECOに
より硬貨が検出されたことを示す選別センサオン記憶有
りかを調べ、選別センサオン記憶がない場合は、次に選
別センサSECOにより硬貨が検出されたか否か(選別セン
サSECOがオンしたか否か)を調べ(ステップ275)、選
別センサSECOがオンしていると、選別センサオン記憶が
有りと設定する(ステップ276)。しかし選別センサSEC
Oがオンしていないと、モータパルスのカウント値が予
め設定された規定値よりも大きいかを調べ(ステップ26
9)、大きい場合は搬送モータMOを停止し(ステップ27
0)、その後、所定の硬貨詰まり復帰処理を実行する
(ステップ271)。なお、モータパルスのカウント値が
予め設定された規定値よりも小さい場合はこの硬貨選別
処理を終了させ、選別センサSECOがオンするのを待つ。
選別センサSECOがオンし、選別センサオン記憶が有り
と設定されると、次の硬貨処理において、ステップ274
で選別センサオン記憶有りと判別され、「硬貨選別」を
実行する(ステップ277)。「硬貨選別」では、選別セ
ンサSECOの判別出力にもとづく、正貨、悪貨の判別記憶
および500円ソレノイドSOL500、100円ソレノイドSOL10
0、10円ソレノイドSOL10、50円ソレノイドSOL50の吸引
(励磁)の許可状態の設定記憶を行う。正貨処理、悪貨
処理においては、この記憶状態にもとづき、500円ソレ
ノイドSOL500、100円ソレノイドSOL100、10円ソレノイ
ドSOL10、50円ソレノイドSOL50、正偽貨ソレノイドSOLS
Fの制御を行う。
「硬貨選別」により選別硬貨が正貨、すなわち「正貨
=1」と設定されると(ステップ278)、続いて正貨処
理がなされる(ステップ279)。正貨処理においては、
正偽貨ソレノイドSOLSEをオンにして、正偽貨振り分け
レバーLVSFにより正貨を正貨通路PSに導き、正貨の振り
分け処理を実行する。
また、「硬貨選別」により選別硬貨が悪貨、すなわち
「正貨=0」と設定されると(ステップ278)、続いて
悪貨処理がなされる(ステップ280)。悪貨処理におい
ては、正偽貨ソレノイドSOLSEはオフのままであり、正
偽貨振り分けレバーLVSFにより、悪貨を偽貨通路PFに導
く。
硬貨払い出し処理 硬貨払い出し処理の詳細は第12図に示される。この実
施例では釣銭の払い出しに関し、4つのモードを選択で
きるようになっている。このモード選択は第9図に示し
たモード選択スイッチSWMOによって行う。
モード選択スイッチSWMOによって選択される4つのモ
ードの内のモード1は釣銭の払い出し速度を短くするた
めに設定されたもので、このモード1においては釣銭と
して払い出す硬貨をメインチューブ(500円チューブCT5
00、100円チューブCT100、10円チューブCT10、50円チュ
ーブCT50)とサブチューブ(補助チューブCTD、補助チ
ューブCTE)とで半分づつ受け持ち、メインチューブと
サブチューブの両者から同時に払い出す。例えば、釣銭
として100円4枚10円4枚を払い出す場合、補助チュー
ブCTDが10円に設定され、補助チューブCTEが100円に設
定されている場合を考えると、100円チューブCT100から
100円2枚、補助チューブCTEから100円2枚が同時に払
い出され、また、10円チューブCT10から10円2枚、補助
チューブCTDから10円2枚が同時に払い出される。な
お、メインチューブが空になると、サブチューブから優
先的に硬貨が払い出される。
モード2は、投入された硬貨を優先的に払い出すモー
ドである。このモード2においては、メインチューブが
空になるまではメインチューブのみから釣銭が払い出さ
れ、メインチューブが空になるとサブチューブから釣銭
が払い出される。
モード3は、モード1を基本とした釣銭の払い出しを
行うが、待機時にメインチューブに硬貨を手動補充した
場合は、所定の枚数までメインチューブから優先的に釣
銭を払い出し、その後はモード1に従って釣銭を払い出
すモードである。
また、モード4は、モード2を基本とした釣銭の払い
出しを行うが、待機時にメインチューブに硬貨を手動補
充した場合は、所定の枚数までメインチューブから優先
的に釣銭を払い出し、その後はモード2に従って釣銭を
払い出すモードである。
第12図に示す硬貨払い出し処理において、まず、イン
ベントリスイッチの操作にもとづく硬貨払い出しかを調
べ(ステップ801)、インベントリスイッチの操作にも
とづく硬貨払い出しでない場合は、次に、一括払い出し
モードかを調べる(ステップ802)。ここで、一括払い
出しモードとは払い出すべき硬貨を、一旦硬貨搬出ベル
ト41(第6図)上に落下させた後、硬貨搬出ベルト41を
正転させて、硬貨搬出ベルト41上の硬貨を一括して払い
出すモードである。
ステップ802で一括払い出しモードと判定された場合
は、硬貨搬出モータ45(第6図)を正転させることな
く、また、ステップ802で一括払い出しモードでないと
判定された場合は、硬貨搬出モータ45の正転を開始した
後ステップ804に移行する。
ステップ804ではモード選択スイッチSWMOによって選
択されたモードはモード1かを調べる。ここで、モード
1の場合はモード1の仕様による釣銭の払い出しを行い
(ステップ805)、このモード1による釣銭の払い出し
を釣銭の払い出しが終了するまで(ステップ806)繰り
返す。
モード選択スイッチSWMOによって選択されたモードが
モード1でない場合は、次に、モード選択スイッチSWMO
によって選択されたモードはモード2かを調べる(ステ
ップ812)。ここで、モード2の場合はモード2の仕様
による釣銭の払い出しを行い(ステップ813)、このモ
ード2による釣銭の払い出しを釣銭の払い出しが終了す
るまで(ステップ814)繰り返す。
モード選択スイッチSWMOによって選択されたモードが
モード2でない場合は、次に、モード選択スイッチSWMO
によって選択されたモードはモード3かを調べる(ステ
ップ815)。ここで、モード3の場合はモード3の仕様
による釣銭の払い出しを行い(ステップ816)、このモ
ード3による釣銭の払い出しを釣銭の払い出しが終了す
るまで(ステップ817)繰り返す。
モード選択スイッチSWMOによって選択されたモードが
モード3でない場合は、モード4が選択されているとし
て、モード4の仕様による釣銭の払い出しを行い(ステ
ップ818)、このモード4による釣銭の払い出しを釣銭
の払い出しが終了するまで(ステップ819)繰り返す。
次に、再び一括払い出しモードか否かを調べる(ステ
ップ807)。ここで、一括払い出しモードであると、硬
貨搬出モータ45を正転させて、硬貨搬出ベルト41上の硬
貨を一括して硬貨返却部46に払い出す(ステップ81
0)。その後、一定時間経過した後(ステップ811)硬貨
搬出モータ45を停止する(ステップ809)。
なお、ステップ807で一括払い出しモードでないと判
定された場合は、一定時間経過した後(ステップ80
8)、硬貨搬出モータ45を停止する(ステップ809)。
また、ステップ801で、インベントリスイッチの操作
にもとづく硬貨払い出しであると判断された場合は、硬
貨搬出モータ45を逆転し(ステップ820)、オンしてい
るインベントリスイッチに対応した硬貨の払い出しを行
い(ステップ821)、インベントリスイッチのいずれか
を押すことによるインベントリ停止入力が有ると(ステ
ップ822)、一定時間経過した後(ステップ808)、硬貨
搬出モータ45を停止する(ステップ809)。
〔発明の効果〕 以上説明したようにこの発明によれば、硬貨投入口か
ら投入された硬貨を略水平方向に搬送しながら硬貨の判
別を行い、かつ硬貨搬出部において硬貨を略水平方向に
搬送するように構成したので、硬貨処理装置の垂直方向
の寸法を小さくすることができ、これによりこの硬貨処
理装置を自動販売機などに適用した場合は硬貨投入口と
硬貨返却口との距離を小さくでき、自動販売機などの利
用者は釣銭を受けとるために届まなくてよくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係わる硬貨処理別装置の要部破断正
面図、第2図は第1図の上面面図、第3図は第1図の背
面図、第4図はコインチューブに対するオーバーフロー
センサの配設の状態を示す図、第5図はメインプレート
の要部破断面図、第6図はこの実施例の硬化処理装置の
全体構成を示すもので、払い出すべき硬貨を硬貨返却部
に導く動作を示す図、第7図は払い出すべき硬貨をキャ
ッシュボックスに導く動作を示す図、、第8図は第6
図、第7図に示した硬貨処理装置の背面図、、第9図は
この実施例の制御系を説明するブロック図、第10図はこ
の実施例の動作に係わるメインフローチャート、第11図
は第10図に示した硬貨選別処理の詳細を示すフローチャ
ート、第12図は第10図に示した硬貨払い出し処理の詳細
を示すフローチャートである。 10……硬貨受入部、11……硬貨投入口、12……発光部、
13……シャッタ、14……ベルト搬送路、100……制御
部、SEIN……入口センサ、SESH……シャッタセンサ、SE
GE……ゲートセンサ、SECO……選別センサ、SE500……5
00円センサ、SE100……100円センサ、SE10……10円セン
サ、SE50……50円センサ、OFS500……500円オーバーフ
ローセンサ、OFS100……100円オーバーフローセンサ、O
FS10……10円オーバーフローセンサ、OFS50……50円オ
ーバーフローセンサ、MO……ベルト搬送モータ、SOLSH
……シャッタソレノイド、SOLSF……正偽貨ソレノイ
ド、SOL500……500円ソレノイド、SOL100……100円ソレ
ノイド、SOL10……10円ソレノイド、SOL50……50円ソレ
ノイド、LV500……500円レバー、LV100……100円レバ
ー、LV10……10円レバー、LV50……50円レバー、CT500
……500円チューブ、CT100……100円チューブ、CT10…
…10円チューブ、CT50……50円チューブ、CTD,CTE……
補助チューブ、SWMO……モード選択スイッチ、DE……内
部補助機インベントリスイッチ、ZWD……外部補助機イ
ンベントリスイッチ、IV500……500円インベントリスイ
ッチ、IV100……100円インベントリスイッチ、IV10……
10円インベントリスイッチ、IV50……50円インベントリ
スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−245094(JP,A) 特開 平2−43698(JP,A) 実開 昭56−9161(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07D 1/00 - 9/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】硬貨投入口から投入された硬貨をベルトに
    より略水平方向に搬送する第1のベルト搬送手段と、 前記第1のベルト搬送手段により搬送される硬貨の金種
    を判別する硬貨判別手段と、 釣銭として利用する硬貨を金種別に蓄積する複数の硬貨
    蓄積部と、 硬貨通路を転動落下する硬貨の中から釣銭として利用す
    る硬貨を前記硬貨判別手段の判別出力に対応して前記複
    数の硬貨蓄積部に金種別に振り分ける振分手段と、 前記硬貨蓄積部から払い出すべき硬貨を払い出す硬貨払
    出手段と、 前記硬貨払出手段から払い出された硬貨をベルトにより
    略水平方向に搬送して硬貨返却口に搬出する第2のベル
    ト搬送手段と を具備したことを特徴とする硬貨処理装置。
  2. 【請求項2】前記第2のベルト搬送手段は、正転するこ
    とにより前記ベルト上の硬貨を硬貨返却口に搬出し、逆
    転することにより前記ベルト上の硬貨をキャッシュボッ
    クスに搬出することを特徴とする請求項1記載の硬貨処
    理装置。
  3. 【請求項3】前記振分手段は、前記硬貨蓄積部に対応し
    てそれぞれ配列された複数の硬貨振分部を有し、 各硬貨振分部は、 硬貨通路に沿って配列され、突出状態において前記硬貨
    通路に沿った傾斜硬貨転動路の底部を形成するとともに
    硬貨転動方向に解放して前記通過硬貨を次の硬貨振分部
    に導く前記第2の振分動作を実行し、引込状態において
    前記硬貨転動方向を遮断するとともに前記傾斜硬貨転動
    路の底部を解放して前記通過硬貨を前記対応する硬貨蓄
    積部に導く第1の振分動作を実行するL字形状のレバー
    と、 前記L字形状のレバーを駆動するソレノイドと を備える請求項1記載の硬貨処理装置。
  4. 【請求項4】前記複数の硬貨蓄積部は、 同一の金種に対してメインチューブとサブチューブを有
    し、 前記硬貨払出手段は、 釣銭として払い出す硬貨を前記メインチューブと前記サ
    ブチューブとで半分づづ受け持ち、前記メインチューブ
    と前記サブチューブの両者から同時に払い出す第1の硬
    貨払出モードと、 前記メインチューブが空になるまでは前記メインチュー
    ブのみから釣銭を払い出し、前記メインチューブが空に
    なると前記サブチューブから釣銭を払い出す第2の硬貨
    払出モードと を選択的に実行することを特徴とする請求項1記載の硬
    貨処理装置。
  5. 【請求項5】前記複数の硬貨蓄積部は、 同一の金種に対してメインチューブとサブチューブを有
    し、 前記硬貨払出手段は、 釣銭として払い出す硬貨を前記メインチューブと前記サ
    ブチューブとで半分づつ受け持ち、前記メインチューブ
    と前記サブチューブの両者から同時に払い出す第1の硬
    貨払出モードと、 前記メインチューブが空になるまでは前記メインチュー
    ブのみから釣銭を払い出し、前記メインチューブが空に
    なると前記サブチューブから釣銭を払い出す第2の硬貨
    払出モードと 待機時に前記メインチューブに硬貨を手動補充した場合
    は、所定の枚数まで前記メインチューブから優先的に釣
    銭を払い出し、その後は前記第1の硬貨払出モードに従
    って釣銭を払い出す第3の硬貨払出モードと、 待機時に前記メインチューブに硬貨を手動補充した場合
    は、所定の枚数まで前記メインチューブから優先的に釣
    銭を払い出し、その後は前記第2の硬貨払出モードに従
    って釣銭を払い出す第4の硬貨払出モードと を選択的に実行することを特徴とする請求項1記載の硬
    貨処理装置。
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