JP3011643B2 - Fm多重放送受信機におけるデータ加工装置 - Google Patents

Fm多重放送受信機におけるデータ加工装置

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JP3011643B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のパケットに
よりデータフレームが構成され、このデータフレームに
ついての誤り訂正符号として横符号及び縦符号からなる
積符号を使用するFM多重放送の受信に用いられるFM
多重放送受信機におけるデータ加工装置、特にデータ加
工が不要なデータフレームについてのデータ加工の禁止
に関する。
【0002】
【従来の技術】FM放送の放送波にデジタルデータ(多
重データ)を重畳するFM多重放送が、実用化されてお
り、これによって文字データが伝送されている。このF
M多重放送は、ベースバンド周波数における76kHz
帯にデジタル情報を重畳するものであり、受信機では、
この周波数帯域の信号を取り出し、復調して多重データ
を得る。
【0003】ここで、多重データは、図5に示すよう
に、16ビットのブロック識別(BIC)、176ビッ
トのパケット、14ビットのサイクリック・リダンダン
シー・チェック(CRC)、82ビットのパリティから
なるブロック毎に送信される。また、この288ビット
からなるブロックが、272個で、1かたまりのデータ
である1フレームが構成されている。
【0004】また、ブロック内の14ビットのCRC、
82ビットのパリティはブロック内の176ビットのパ
ケットデータの誤り訂正のためのものであり、横方向の
誤り訂正符号である。一方、BIC4で特定されるブロ
ックのパリティパケットは、各ブロックの同一ビット位
置のデータの誤り訂正のためのものあり、縦方向の誤り
訂正符号である。
【0005】なお、図においては、1フレーム内のブロ
ックはその順序が入れ替えられているため、パリティパ
ケットのブロックがとびとびに存在しているが、1フレ
ームの受信後に82のパリティパケットが下方の位置す
るように入れ替えられる。そして、この状態で、横方向
の同一ビット位置の82ビットのパリティが、縦方向1
90ビットのパケットデータに対する82ビットの縦方
向パリティになっている。このように、FM多重放送で
は、誤り訂正方式として、縦方向、横方向の両方の符号
からなる積符号を使用している。
【0006】そして、このような多重データの復調・誤
り訂正のためのLSIも既に実用化されており、FM多
重放送受信機において、利用されている。
【0007】また、FM多重放送では、渋滞情報などの
提供も計画されており、送られてくるデジタルデータの
渋滞情報を車両のナビゲーションシステムが取り込み、
経路案内などに利用する交通情報サービス(VICS)
についても検討が進んでいる。ここで、このVICSに
ついて、そのサービス対象を会員のみに限定することが
提案されており、この場合にはスクランブルをかけたデ
ータを送信する。
【0008】このスクランブルをかけたFM多重放送の
受信機では、スクランブル解除の機能が必要となるが、
上述の復調・誤り訂正用のLSIにより、スクランブル
のかかったままのデータを得、これを別のLSIでスク
ランブル解除することが望ましいと考えられる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ここで、上述の復調・
誤り訂正のためのLSIは、誤り訂正のパケットも含め
すべてのパケットについて、アプリケーションマイコン
に出力するという発想で設計されている。このため、パ
リティパケットについてのブロックも他のパケットのブ
ロックと同様に出力している。そこで、スクランブル解
除用のLSIにおいても、入力されてくるパリティパケ
ットをそのままに出力することが好ましいと考えられ
る。
【0010】また、FM多重放送における多重データの
スクランブルは、すべてのサービスについて行われるの
ではなく、またスクランブルをかける場合でも、データ
のすべてにスクランブルをかけるのではなく、予め決定
されたデータ部分のみにスクランブルをかける。そし
て、この方式において、縦方向のパリティパケットにつ
いては、スクランブルをかけない。従って、パリティパ
ケットについて、スクランブル解除動作を行なうと、パ
リティパケットに対しスクランブルがかけることにな
り、その後の利用が困難になる。
【0011】本発明は、上記の新たな課題に鑑みなされ
たものであり、スクランブル解除などのデータ加工を適
切に行えるFM多重放送受信機におけるデータ加工装置
を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のパケッ
トによりデータフレームが構成され、このデータフレー
ムについての誤り訂正符号として横符号及び縦符号から
なる積符号を使用するFM多重放送の受信に用いられる
FM多重放送受信機におけるデータ加工装置において、
処理対象であるデータパケットが誤り訂正用の縦符号で
構成される縦符号用パリティパケットか、データが収容
されたデータ用パケットかを識別する識別手段と、この
識別手段による識別結果において、処理対象とするパケ
ットがパリティパケットと識別された場合に、データの
加工を禁止する加工禁止手段と、を有することを特徴と
する。送信側において、パリティパケットには、特別の
処理がなされていない。そこで、パリティパケットにつ
いては、特別なデータ加工が不要である。本発明では、
禁止手段によって、不要なデータの加工を行わないよう
にすることができる。従って、出力されるパケットデー
タを有効なもののままにできると共に、データ加工動作
に伴う消費電力の削減も図ることができる。また、上記
識別手段は、パリティパケットか否かを示すフラグの内
容を格納するレジスタをさらに有し、上記加工禁止手段
は、フラグの内容に応じて、パケットがパリティパケッ
トか否かを判定することを特徴とする。
【0013】また、上記パケットが縦符号用パリティパ
ケットであるかデータ用パケットであるかは、各パケッ
トに付加されるブロック識別符号によって識別可能であ
り、上記識別手段は、各パケットに付加されているブロ
ック識別符号の内容に応じて、上記フラグ設定手段にお
けるフラグの内容を設定することを特徴とする。
【0014】さらに、乱数を発生する乱数発生部を有
し、この乱数発生部において発生された乱数を利用し
て、処理対象のデータを加工することを特徴とする。
【0015】また、上記乱数発生部は、格納しているデ
ータに所定の変化を与えるように接続され、供給される
クロックに応じてデータをシフトする複数のレジスタを
含み、所定のレジスタから乱数を順次出力するシフトレ
ジスタを有し、上記加工禁止手段は、上記シフトレジス
タへのクロックの供給を停止することによって、乱数発
生部からの乱数の出力を禁止することを特徴とする。
【0016】また、上記データ加工は、処理対象である
パケットに施してあるスクランブルを解除することであ
ることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に好適な実施の形態
について、図面に基づいて説明する。
【0018】「全体構成」図1は、実施形態の構成を示
すブロック図であり、FM多重放送受信機で受信され取
り出された多重データは、復調・誤り訂正の処理を受け
た後、データ入力端DINから入力回路101に入力さ
れる。入力回路101は、入力データをデータレジスタ
102に供給すると共に、入力データに含まれるパリテ
ィパケットか否かを示すステータスフラグPRIを取り
出し、これをステータスレジスタ103に供給する。ス
テータスレジスタ103は、フラグを格納し、その内容
を信号PRIとして出力する。なお、処理対象のブロッ
クがパリティパケットか否かは、送信データの先頭に存
在するブロック識別によって、判定可能(ブロック識別
がBIC4であればパリティパケットである)であり、
前段の復調・誤り訂正処理において、これが認識され、
ステータスフラグが付加される。
【0019】データレジスタ102は、入力回路101
から供給されるデータを一次記憶すると共に、このデー
タをデータ解析回路104に供給する。データ解析回路
104は、データの内容からそのデータがスクランブル
されているかを判定し、スクランブル解除が必要か否か
を示す信号SC出力する。また、データ解析回路104
は、データ中に含まれているキーデータからスクランブ
ル解除のために必要なスクランブルキーKDATAを作
成し出力する。この例では、パケット毎にキーデータが
含まれており、パケット毎に異なるスクランブルキーが
作成される。
【0020】スクランブルキーKDATAはスクランブ
ル解除データ発生回路105に供給される。スクランブ
ル解除データ発生回路105は、データ解析回路104
から供給されるスクランブルキーKDATAに基づき、
スクランブル解除のための符号PNOUTを発生する。
この例では、スクランブル解除データ発生回路105
は、シフトレジスタを利用した乱数発生器を有してお
り、スクランブルキーKDATAをシフトレジスタの初
期値として、シフトレジスタの値を順次シフトして乱数
を発生させ、スクランブル解除符号PNOUTを得てい
る。
【0021】インバータ106は、ステータスレジスタ
103の判定結果であるパケットがパリティパケットか
否かの信号PRI(パリティパケットであれば「0」、
パリティパケットでなければ「1」)を反転する。ま
た、クロック発生回路107は、互いに同期した3つの
クロックCK4,CK3,CK1を発生し、入力回路1
01、データレジスタ102、アンドゲート108に供
給する。
【0022】アンドゲート108は、クロック発生回路
107からのCK1、インバータからの信号PRIの反
転信号NPRI、及びデータ解析回路104からのスク
ランブル解除が必要であるかを示す信号SCのアンドを
とり、スクランブル解除データ発生回路105にクロッ
クCK2を供給する。
【0023】スクランブル解除データ発生回路105
は、アンドゲート108から供給されるクロックCK2
に従って、スクランブルキーに基づいて生成される解除
用符号PNOUTを出力する。
【0024】スクランブル解除データ発生回路105の
出力である符号PNOUTはアンドゲート109に供給
される。このアンドゲート109には、ステータスレジ
スタ103からの出力PRIをインバータ106で反転
した信号NPRIと、データ解析回路104の出力であ
るスクランブルがかかっているかについての信号SCの
供給されている。そして、これら3つの信号のアンドを
とることによって、パリティパケットでなく、データに
スクランブルがかかっている時にのみ、アンドゲート1
09からスクランブル解除符号PNOUTが出力される
ことになる。
【0025】アンドゲート109の出力はエクスクルー
シブオアゲート110に供給される。このエクスクルー
シブオアゲート110には、データレジスタ102の出
力も供給されており、ここで両者のエクスクルーシブオ
アがとられる。また、入力回路101、データレジスタ
102には、データ取り込みを制御するために、クロッ
ク発生回路107からのクロックCK4、CK3がそれ
ぞれ入力されている。そして、スクランブル解除データ
発生回路105にも同一のクロック発生回路107から
のクロックCK2が供給され、これら回路は同期してい
る。従って、入力データの各ビットにPNOUTが1ビ
ットが順次加算され(エクスクルーシブオアがとら
れ)、エクスクルーシブオアゲート110の出力DOU
Tにスクランブルが解除されたデータが得られる。
【0026】このように、本実施形態によれば、ステー
タスレジスタ103において、パリティパケットか否か
を判定し、パリティパケットであれば、アンドゲート1
08にNPRIとして、「0」の信号を供給する。従っ
て、スクランブル解除データ発生回路105における動
作が停止され、スクランブル解除符号PNOUTの出力
が停止される。そして、アンドゲート109からのPN
OUTの出力も停止されるため、エクスクルーシブオア
110からデータがそのまま出力され、パリティデータ
が有効な形のまま出力される。出力データは、アプリケ
ーションマイコンに供給されるが、このアプリケーショ
ンマイコンにおいて、パリティデータを利用することも
可能になる。さらに、スクランブル解除データ発生回路
105のデータのシフトなどの動作が停止されるため、
特にCMOSで回路を構成した場合になどにおける省消
費電力を図ることができる。
【0027】「動作」図2に、本実施形態の動作のタイ
ミングチャートを示す。チップイネーブルCEが「1」
となり、入力回路101がデータ取り込み可能な状態に
なり、クロックCK4に従って、1ブロックのデータが
取り込まれ、これがデータレジスタ102に格納され
る。ここで、入力されてくる1ブロックのデータの先頭
部分には、ブロック識別データBICに応じてセットさ
れたステータスフラグPRIが付加されており、このス
テータスフラグPRIが「1」であることが、そのブロ
ックのパケットがパリティパケットであることを示す。
このため、ステータスレジスタ103がステータスフラ
グの内容に応じて、1ブロックのデータの入力が終わっ
た段階で判定結果の信号PRIを確定し出力する。この
例の場合、図における前半の(a)で示す部分がパリテ
ィパケットではないため、PRIは「0」となり、アン
ドゲート108にNPRIとして「1」が供給される。
このため、クロックCK2がスクランブル解除データ発
生回路105に供給され、スクランブル解除符号PNO
UTがここから出力される。なお、データの内容によっ
て、スクランブルキーKDATAも確定するため、デー
タの入力終了の時点では、データ解析回路104からス
クランブルキーKDATAがスクランブル解除データ発
生回路のシフトレジスタに初期値としてセットされてい
る。また、この段階で、信号SCも「1」にセットされ
ている。
【0028】そして、クロックCK3は、クロックCK
1に同期して出力されるため、エクスクルーシブオアゲ
ート110において、スクランブル解除が行われる。ま
た、スクランブルがかけられていないパケットや、スク
ランブルがかけられていない部分については、データ解
析回路からの信号SCによって、対応する制御を行う。
そして、この制御によって、送信側におけるスクランブ
ルに対応したスクランブル解除符号PNOUTをスクラ
ンブル解除データ発生回路において発生する。
【0029】また、図における後半の(b)で示す部分
には、パリティパケットが入力された場合を示してお
り、この場合は、ステータスレジスタ103が、ステー
タスフラグの内容により、PRIとして「1」を出力す
る。これにより、アンドゲート108に「0」が供給さ
れるため、CK2がスクランブル解除データ発生回路1
05に供給されなくなり、この動作が停止される。
【0030】「スクランブルデータ発生回路の構成」図
3に、スクランブル解除データ発生回路105の構成例
を示す。スクランブルキー(KDATA)はこれを保持
する乱数発生データレジスタ300に入力される。この
乱数発生データレジスタ300の所定部分のデータK
1,K2,・・・Knは、n個の乱数発生部301〜3
0nにそれぞれ供給される。この乱数発生部301〜3
0nは、シフトレジスタで構成されており、これらには
クロックCKが供給されている。そして、このクロック
CKにより、それぞれの初期値に応じた乱数NOUT1
〜NOUTnが出力される。この乱数NOUT1〜NO
UTnは、それぞれゲート回路311〜31nに入力さ
れる。これらのゲート回路311〜31nは、アンド・
オア等の論理回路で構成されており、各パケット中のデ
ータパケット番号の一部(例えば4ビット)が修正制御
データとして供給されている。従って、ゲート回路31
1〜31nにおいて、乱数NOUT1〜NOUTnが修
正される。
【0031】各ゲート回路311〜31nの出力は、ゲ
ート回路320に入力され、ここおいて、各ビット毎に
すべての出力が加算され、スクランブル解除のための符
号PNOUTがビット毎に出力される。
【0032】このような構成により、スクランブルキー
から所定のスクランブル解除のための符号PNOUTが
得られる。そして、クロックCK2が入力されないこと
により、乱数発生部301〜30nの動作が停止し、P
NOUTの出力も停止され、不要なスクランブル解除動
作を禁止することができる。
【0033】図4に、乱数発生部301〜30nの構成
例を示す。この例では、m個のレジスタ401〜40m
を有しており、前段の出力Qが順次次段の入力Dに入力
され、最終段のレジスタ40mの出力Qがエクスクルー
シブオアゲート410を介し、1段目のレジスタ401
の入力Dに入力されている。また、エクスクルーシブオ
アゲート410の他端には、レジスタ401〜40mの
予め設定された1つのレジスタ40i(i=1〜mのい
ずれか)の出力Qが入力されている。
【0034】そして、各レジスタ401〜40mには、
mビットのスクランブルキーデータK(この例ではK
1)が、それぞれ供給されており、このデータK1がロ
ード信号(LOAD)によって、各シフトレジスタに初
期値として取り込まれる。また、各シフトレジスタ40
1〜40mには、クロックCK2が入力されており、こ
のクロックCK2によって、データがシフトされ、所定
の出力NOUT(この例ではNOUT1)が出力に得ら
れる。
【0035】「その他の構成」なお、上述のようなスク
ランブル解除符号PNOUTは、送信側において、使用
したスクランブルの符号と同一であることが目的であ
り、その値を決定するための構成は、送信側においても
全く同一である。
【0036】また、VICSのサービスでは各種のサー
ビスがある。そして、サービスの種別によっては、スク
ランブルをかけない方がよいものもあり、スクランブル
がかけられずに送信されるものもあると考えられる。そ
こで、データパケットの先頭部分に存在するプリフィッ
クスにおけるサービス識別データの内容に応じて、スク
ランブル解除動作を制御するとよい。すなわち、サービ
ス識別が所定のもの(スクランブルがかけられないサー
ビス)であった場合には、図1のデータ解析回路104
がその出力信号SCを「0」にし、スクランブル解除の
ための符号PNOUTを発生しないようにする。
【0037】また、入力データとして、ブロック識別B
ICが入力されてくる場合には、このブロック識別がB
IC4であるかによって、ステータスレジスタ103の
ステータスフラグPRIをセットすればよい。
【0038】さらに、この方式のデータ加工は、DGP
S(デファレンシャル・グローバル・ポシショニング・
システム)、G−COM(ゲーム・コミュニケーショ
ン)等のスクランブル解除にも適用が可能である。
【0039】「FM多重放送受信機の構成」図6は、図
1のスクランブル解除装置を有するFM多重放送受信機
の構成を示すブロック図である。
【0040】アンテナ201で受信された希望局のFM
多重放送は、フロントエンド202でIF(中間周波
数)信号として取り出され、IF増幅・FM検波回路2
03にて増幅され更に検波される。IF増幅・FM検波
回路203から出力される検波信号は、通常のFM放送
の場合にはMPX209でL信号及びR信号が形成さ
れ、スピーカからステレオ音声が出力される。
【0041】IF増幅・FM検波回路203からの検波
信号は、76kHzのバンドパスフィルタ(BPF)2
04にも供給されており、FM多重放送の受信の場合に
は、ここで76kHzのFM多重データが抽出され、F
M多重デコーダ205に供給される。FM多重デコーダ
205は、上述のようにして受信したFM多重データに
対して復調処理を行い、更に、各ブロックの横方向、フ
レームの縦方向に対するデータの誤り訂正処理を行う。
【0042】復調・誤り訂正処理が施された復調データ
は、図1に示すスクランブル解除装置206のデータ入
力端子DINに入力され、ここでパリティパケットを除
き、必要なデータパケットに対してのみスクランブル解
除が行われる。解除されたデータパケットは、データ出
力端子DOUTからアプリケーションマイコン207に
供給され、このデータに応じて画像信号が作成され、表
示器208に渋滞情報等のFM多重放送が表示される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態の全体構成を示すブロック図であ
る。
【図2】 実施形態の動作タイミングを示すタイミング
チャートである。
【図3】 スクランブル解除データ発生回路の構成を示
すブロック図である。
【図4】 乱数発生部の構成を示すブロック図である。
【図5】 データのフレーム構成を示す図である。
【図6】 FM多重放送受信機の構成を示す図である。
【符号の説明】
101 入力回路、102 データレジスタ、103
ステータスレジスタ、104 データ解析回路、105
スクランブル解除データ発生回路、106インバー
タ、107 クロック発生回路、108,109 アン
ドゲート、110 エクスクルーシブオアゲート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04L 9/20 H04L 9/00 653 (72)発明者 平松 達夫 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 富田 義数 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−50562(JP,A) 特開 平8−288873(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/06 - 1/16

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のパケットによりデータフレームが
    構成され、このデータフレームについての誤り訂正符号
    として横符号及び縦符号からなる積符号を使用するFM
    多重放送の受信に用いられるFM多重放送受信機におけ
    るデータ加工装置において、 処理対象であるデータパケットが誤り訂正用の縦符号で
    構成される縦符号用パリティパケットか、データが収容
    されたデータ用パケットかを識別する識別手段と、 この識別手段による識別結果において、処理対象とする
    パケットがパリティパケットと識別された場合に、デー
    タの加工を禁止する加工禁止手段と、 を有することを特徴とするFM多重放送受信機における
    データ加工装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の装置において、 上記識別手段は、パリティパケットか否かを示すフラグ
    を格納するレジスタをさらに有し、 上記加工禁止手段は、レジスタに格納されているフラグ
    の内容に応じて、パケットがパリティパケットか否かを
    判定することを特徴とするFM多重放送受信機における
    データ加工装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の装置におい
    て、 上記パケットが縦符号用パリティパケットであるかデー
    タ用パケットであるかは、各パケットに付加されるブロ
    ック識別符号によって識別可能であり、 上記識別手段は、各パケットに付加されているブロック
    識別符号の内容に応じて、上記フラグ設定手段における
    フラグの内容を設定することを特徴とするFM多重放送
    受信機におけるデータ加工装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3に記載の装置において、 さらに、 乱数を発生する乱数発生部を有し、 この乱数発生部において発生された乱数を利用して、処
    理対象のデータを加工することを特徴とするFM多重放
    送受信機におけるデータ加工装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の装置において、 上記乱数発生部は、格納しているデータに所定の変化を
    与えるように接続され、供給されるクロックに応じてデ
    ータをシフトする複数のレジスタを含み、所定のレジス
    タから乱数を順次出力するシフトレジスタを有し、 上記加工禁止手段は、上記シフトレジスタへのクロック
    の供給を停止することによって、乱数発生部からの乱数
    の出力を禁止することを特徴とするFM多重放送受信機
    におけるデータ加工装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5に記載の装置において、 上記データ加工は、処理対象であるパケットに施してあ
    るスクランブルを解除することであることを特徴とする
    FM多重放送受信機におけるデータ加工装置。
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