JP3011255U - 魚釣用両軸受型リール - Google Patents
魚釣用両軸受型リールInfo
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01K—ANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
- A01K89/00—Reels
- A01K89/015—Reels with a rotary drum, i.e. with a rotating spool
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- A01K89/0186—Drive mechanism details with disengageable positive drive components, e.g. a clutch
- A01K89/01901—Reengageable responsive to drive rotation
-
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-
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- A01K89/0188—Axially engaged
- A01K89/0189—Coaxial of spool
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Environmental Sciences (AREA)
- Animal Husbandry (AREA)
- Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 魚釣用両軸受型リールにおけるハンドル軸の
回転により回動されるピニオンギャとスプール軸との係
合作用を円滑に行い、スプールの高速回転時のクラッチ
係合操作を容易にする。 【構成】 スプール軸２に摺動自在に嵌合したピニオン
ギャ７の係合嵌合部８に係合する係合部をスプール軸２
に形成すると共に該係合部９の対向する円筒状周面部１
５とその両側のスリ割部１６との境界線から外側に向け
面取り部１７・１７′を広がるように形成し、ピニオン
ギャ７の係合動作をその回転作用と面取り部１７・１
７′の誘導作用とで円滑に行う。
回転により回動されるピニオンギャとスプール軸との係
合作用を円滑に行い、スプールの高速回転時のクラッチ
係合操作を容易にする。 【構成】 スプール軸２に摺動自在に嵌合したピニオン
ギャ７の係合嵌合部８に係合する係合部をスプール軸２
に形成すると共に該係合部９の対向する円筒状周面部１
５とその両側のスリ割部１６との境界線から外側に向け
面取り部１７・１７′を広がるように形成し、ピニオン
ギャ７の係合動作をその回転作用と面取り部１７・１
７′の誘導作用とで円滑に行う。
Description
【０００１】
本願考案は魚釣用両軸受型リールのクラッチ機構の改良に関する。
【０００２】
魚釣用両軸受型リールにおいては、実開昭６２ー１６４７７２号公報に見られ るようにスプールを釣糸捲取り状態と釣糸放出可能なフリー状態に切換えるため に、スプール軸に設けたスリ割係合部に対してスプール駆動用のピニオンギャに 設けたスリ割り係合嵌合部を係脱するクラッチ機構が設けられているが、釣糸放 出状態から釣糸捲取り状態に復帰させる場合にはスプール軸の係合部とピニオン ギャの係合嵌合部とが合致した時にしか係合しないために復帰係合作用が円滑か つ迅速にできず、特にスプールの高速回転時のクラッチ機構の係合作用ではピニ オン係合嵌合部が破損する欠陥がある。そこでこのような欠陥を改善するために 、特開平５ー１７６６６２号公報に開示されているようにピニオンギャの係合嵌 合部の開口端面に傾斜面を設けてスプール軸を係合し易くすることが知られてい る。
【０００３】
しかしながら通常スプール軸はステンレス等の硬い金属で形成し、ピニオンギ ャは加工し易い燐青銅、真鍮等の比較的柔らかい金属で形成しているため、前記 公知のようにピニオンギャの係合嵌合部に傾斜面等の加工を施すことは、その強 度及び耐久性が低下し、クラッチ機構の着脱作用を長期に亘り円滑確実に行うこ とができない問題点がある。本考案はこれらの問題点を改善してスプール軸とピ ニオンギャとの係合作用を長期に亘り円滑確実にできるようにした魚釣用両軸受 型リールのクラッチ機構を提供することを目的とするものである。
【０００４】
本考案は前記目的を達成するために、ハンドル軸の手動回転により回動される ピニオンギャとスプールを有するスプール軸とをクラッチ機構で係脱自在に形成 した魚釣用両軸受型リールにおいて、ピニオンギャの係合嵌合部と係合する係合 部をスプール軸に設け、前記係合部のスリ割部と円筒状周面部との回転方向の境 界線におけるピニオンギャ係合時のその略開口端付近から外側に向け面取り部を 形成したことを特徴とするものである。前記面取り部はスリ割部と周面部に亘り 複数形成するか、スリ割部から周面部に向け連続した曲面に形成するものである 。
【０００５】 また前記面取り部の外端縁は、スプール軸の係合部の円筒状周面部の中央と軸 芯とを通る直線と、該直線に直交する軸芯を通る直線とを超えて９０度以上の範 囲に亘って形成されており、その始端部はスリ割部と円筒状周面部との境界線に おけるピニオンギャ嵌合時のその係合嵌合部の開口端に略対向する位置から形成 するが、通常は係合嵌合部の開口端から僅かに内側の位置にするのが好適である 。
【０００６】
釣糸放出状態から釣糸捲取り状態にするためハンドルの回転によりピニオンギ ャが回動しながらその係合嵌合部がスプール軸の係合部に向け移動すると、その 係合嵌合部とスプール軸の係合部とが合致係合する位置にないときでもピニオン ギャの係合嵌合部はその回転作用とスプール軸の係合部の面取り部の誘導作用に よってスプール軸の係合部に円滑に係合してピニオンギャとスプール軸は一体的 に結合しスプール軸を駆動状態にする。
【０００７】
本考案の実施例を図面について説明すると、スプール１を固着したスプール軸 ２はリール側板３・４間に回転自在に支持されると共にそのリール側板３側にお ける小径軸部２′には公知のクラッチ機構５のヨーク６を係合したピニオンギャ ７が摺動自在に嵌装されると共に前記スプール軸２における小径軸部２′の形成 基部にはピニオンギャ７に形成した係合嵌合部８内に係合する係合部９が一体に 形成されている。
【０００８】 しかして前記クラッチ機構５は、公知のようにそのクラッチレバー１０で作動 されるクラッチプレート１１を介してヨーク６をスプリング１２に抗して外方位 置に保持してピニオンギャ７をスプール軸２の係合部９から離脱できると共にハ ンドル軸１３の釣糸捲取り方向の回転により自動復帰機構１４を介してクラッチ プレート１１を復帰させ、スプリング１２で付勢されているヨーク６によりピニ オンギャ７の係合嵌合部８をスプール軸２の係合部９に係合するように構成され ている。
【０００９】 また前記スプール軸２の係合部９は、対向する円筒状周面部１５とその両側の スリ割部１６とで形成されると共にその回転方向の両者の境界線におけるピニオ ンギャ７の係合嵌合部８の嵌合時のその略開口端に対向する位置からピニオンギ ャ側に向け広くなる平面状の複数の面取り部１７・１７′が夫々設けられており 、前記面取り部１７・１７′の係合部９端縁における範囲は、図８に示すように 円筒状周面部１５の中央と軸芯を通る直線ａ−ａ線と、該直線ａ−ａ線と直交し て軸芯を通る直線ｂ−ｂ線とを超えて９０度以上の範囲に設けるものである。ま た前記面取り部１７は図１０に示すように円筒状周面部１５とスリ割部１６とに 亘り単一の連続する曲面に形成することもできる。なお図中１８はピニオンギャ ７と噛合するハンドル軸１３に設けた駆動歯車であり、また本考案におけるピニ オンギャには真鍮、燐青銅等の比較的強度の低い材質を使用し、スプール軸の係 合部はステンレス等の比較的強度の強い材質で形成するものである。
【００１０】 本考案の実施例は上記のように構成されているので、図３、図４に示すピニオ ンギャ７の係合嵌合部８がスプール軸２の係合部９から離脱している釣糸放出状 態において、ハンドル軸１３を釣糸捲取り方向に回転すると、自動復帰機構１４ を介してクラッチ機構５のクラッチプレート１１によりピニオンギャ７はスプー ル軸２の係合部９側に圧送されると共にその回転作用と係合部９の面取り部１７ ・１７′の誘導作用により係合嵌合部８は図５、図６を経て図７、図８のように 係合部９に係合してピニオンギャ７はスプール軸２と一体的に結合し、スプール １を回転せしめるものである。
【００１１】
本考案はピニオンギャの係合嵌合部に係合するスプール軸の係合部において、 その円筒状周面部とその両側のスリ割部との境界線から外側に向け面取り部を形 成したことにより、スプールの高速回転時におけるスプール軸とピニオンギャと の係合作用を円滑かつ確実に行うことができると共に真鍮、燐青銅等の強度的に 弱いピニオンギャの係合嵌合部には加工を施さないので、その摩耗、破損も防止 できピニオンギャの耐久性を向上することができる。
【００１２】 また本考案において前記面取り部を係合部のスリ割部と円筒状周面部に亘り連 続する曲面に形成するときはスプール軸の係合部に対するピニオンの係合嵌合部 の係合時の誘導案内作用を一層円滑容易に行うことができ、クラッチの復帰係合 操作をより一層円滑かつ迅速確実に行うことができる。
【００１３】 更に本考案における面取り部の外端縁を、係合部の円筒状周面部の中央と軸芯 を通る直線と、これに直交する軸芯を通る直線を超えて９０度以上の広い範囲に 亘って形成する時は、ピニオンギャの係合嵌合部のスプール軸の係合部に対する 誘導案内及び衝接作用を更に円滑かつ軽快に行うことができ、クラッチ復帰操作 を円滑迅速に行うことができ、特に高速捲取り回転リールに好適である。
【図１】本考案の一部切欠平面図。
【図２】同一部切欠側面図。
【図３】同クラッチ部の係合前の一部切欠正面図。
【図４】図３の縦断側面図。
【図５】同クラッチ部の係合途中の一部切欠正面図。
【図６】図５の縦断側面図。
【図７】同クラッチ係合時の一部切欠正面図。
【図８】図７の縦断側面図。
【図９】同要部の斜視図。
【図１０】本考案の別実施例のクラッチ係合時の一部切
欠正面図。
欠正面図。
【図１１】図１０の縦断側面図。
【図１２】同要部の斜視図。
１ スプール ２ スプール軸 ５ クラッチ機構 ７ ピニオンギャ ８ 係合嵌合部 ９ 係合部 １３ ハンドル軸 １５ 円筒状周面部 １６ スリ割部 １７・１７′ 面取り部
Claims (5)
- 【請求項１】 ハンドル軸の手動回転により回動される
ピニオンギャとスプールを有するスプール軸とをクラッ
チ機構で係脱自在に形成した魚釣用両軸受型リールにお
いて、ピニオンギャの係合嵌合部と係合する係合部をス
プール軸に設け、前記係合部のスリ割部と円筒状周面部
との回転方向の境界線におけるピニオンギャ係合時のそ
の略開口端付近から外側に向け面取り部を形成したこと
を特徴とする魚釣用両軸受型リール。 - 【請求項２】 面取り部を複数の平面状部で形成した請
求項１記載の魚釣用両軸受型リール。 - 【請求項３】 面取り部をスリ割部と円筒状周面部に亘
り連続する曲面に形成した請求項１記載の魚釣用両軸受
型リール。 - 【請求項４】 面取り部の外端縁を円筒状周面部の中央
と軸芯を通る直線とこれに直交する軸芯を通る直線とを
超えて９０度以上の範囲に亘って形成した請求項２記載
の魚釣用両軸受型リール。 - 【請求項５】 面取り部の外端縁を円筒状周面部の中央
と軸芯を通る直線とこれに直交する軸芯を通る直線とを
超えて９０度以上の範囲に亘って形成した請求項３記載
の魚釣用両軸受型リール。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1994015280U JP3011255U (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | 魚釣用両軸受型リール |
| US08/560,118 US5791576A (en) | 1994-11-17 | 1995-11-17 | Clutch mechanism for a double bearing type reel for fishing |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1994015280U JP3011255U (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | 魚釣用両軸受型リール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3011255U true JP3011255U (ja) | 1995-05-23 |
Family
ID=11884450
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1994015280U Expired - Lifetime JP3011255U (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | 魚釣用両軸受型リール |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5791576A (ja) |
| JP (1) | JP3011255U (ja) |
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| US6942171B1 (en) * | 2004-05-13 | 2005-09-13 | Liang-Jen Chang | Fishing reel |
| US7891641B1 (en) * | 2006-10-03 | 2011-02-22 | Ramsey Winch Company | Manual disengaging and self-engaging clutch |
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| JP6726522B2 (ja) * | 2016-05-10 | 2020-07-22 | シマノコンポネンツ マレーシア エスディーエヌ．ビーエッチディー． | 両軸受リールのクラッチ制御機構 |
| KR102184732B1 (ko) * | 2018-05-10 | 2020-11-30 | 유한책임회사 도요엔지니어링 | 피니언 지지구조를 갖는 낚시 릴 |
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- 1994-11-17 JP JP1994015280U patent/JP3011255U/ja not_active Expired - Lifetime
-
1995
- 1995-11-17 US US08/560,118 patent/US5791576A/en not_active Expired - Fee Related
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| US5791576A (en) | 1998-08-11 |
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