JP3011244U - 船舶用レーダの空中線装置 - Google Patents

船舶用レーダの空中線装置

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JP3011244U
JP3011244U JP1994014226U JP1422694U JP3011244U JP 3011244 U JP3011244 U JP 3011244U JP 1994014226 U JP1994014226 U JP 1994014226U JP 1422694 U JP1422694 U JP 1422694U JP 3011244 U JP3011244 U JP 3011244U
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JP
Japan
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housing
antenna
casing
cover
radar
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JP1994014226U
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Inventor
隆三 船越
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Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】アンテナ部の指向性の確認等のメンテナンス作
業を簡便且つ安全に行うことが可能な船舶用レーダの空
中線装置を提供すること。 【構成】回転駆動源の駆動作用下に回動自在なアンテナ
部28を有する船舶用レーダの空中線装置20であっ
て、前記アンテナ部28を支持する筐体26と、前記筐
体26の作業者側の前面に画成された開口部24を閉塞
し、着脱自在に取着されるカバー34と、前記カバー3
4を筐体26から取り外した際、前記開口部24を介し
て外部に取り出し可能に筐体26内に着脱自在に配設さ
れる送受信部32とを備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、回転駆動源の駆動作用下に回動自在なアンテナ部を有する船舶用レ ーダの空中線装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、船舶には該船舶の位置決定並びに他の船舶や水上の危険物を探知するた めに船舶用レーダの空中線装置が装備され、この船舶用レーダの空中線装置は、 船のマストまたはブリッジの屋根等の比較的高所に設置される(図3参照)。
【0003】 ここで、第1従来技術に係る船舶用レーダの空中線装置を図4Aおよび図4B に示す。この船舶用レーダの空中線装置2は、略直方体状の筐体4と、前記筐体 4内に収納された図示しない回転駆動源の駆動作用下に回動自在に設けられたア ンテナ部6と、前記筐体4の左右両側面部に夫々対向して装着される一対のカバ ー8a、8bとから構成される。この場合、前記筐体4内には、アンテナ部6に 電気的に接続される送受信部9が配設され、前記一対のカバー8a、8bによっ て囲繞される。なお、前記筐体4およびカバー8a、8bは、アルミニウムの鋳 物によって形成される。
【0004】 次に、第2従来技術に係る船舶用レーダの空中線装置を図5に示す。なお、前 記第1従来技術と略同一の構成要素には同一の参照符号を付す。この船舶用レー ダの空中線装置10は、上部筐体12aと下部筐体12bとが分割して形成され 、前記上部筐体12aはヒンジ部材14を支点として開閉自在に設けられる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記の第1従来技術では、図3に示されるように、船舶用レー ダの空中線装置2がマスト16に保持された幅狭のプレート18上に設置されて いるため、作業者19は比較的高所な場所にあるプレート18上で筐体4の左右 側に上体を移動させて該筐体4からカバー8a、8bを取り外すとともに、カバ ー8a、8b側に上体を移動させた状態を保持しながら送受信部9のメンテナン ス作業を行わなければならず、作業が非常に困難であるとともに危険を伴うとい う不都合がある。
【0006】 また、前記の第2従来技術では、例えば、送受信部9に通電するとともに筐体 12a、12b内の図示しない回転駆動源を付勢しアンテナ部6を回動させた状 態で該アンテナ部6の指向性の確認等を行う場合、ヒンジ部材14を支点として 開成された上部筐体12aに設けられたアンテナ部6はプレート18によって回 動が妨害され、メンテナンス作業を良好に行うことができないという不都合があ る。仮に、アンテナ部6がプレート18に接触することなく所定方向に回転して アンテナ部6の指向性を確認することができても、垂直方向の指向性のみを確認 することができるだけであり、水平方向の指向性を確認することができないとい う不都合がある。
【0007】 なお、前記の第2従来技術では、開成される上部筐体12a側に送受信部9が 保持され、鋳物等の重量物で形成された上部筐体12aおよび送受信部9の全重 量からなる過大な負荷がヒンジ部材14にかかるとともに、上部筐体12aの開 閉も容易に行えない難点がある。
【0008】 本考案は、前記の各種不都合を克服するためになされたものであり、アンテナ 部の指向性の確認等のメンテナンス作業を簡便且つ安全に行うことが可能な船舶 用レーダの空中線装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するために、本考案は、回転駆動源の駆動作用下に回動自在 なアンテナ部を有する船舶用レーダの空中線装置であって、 前記アンテナ部を支持する筐体と、 前記筐体の作業者側前面に画成された開口部に対し着脱自在に取着されるカバ ーと、 前記アンテナ部に電気的に接続され、前記カバーを筐体から取り外した際、前 記開口部を介して外部に取り出し可能に筐体内に着脱自在に配設される送受信部 と、 を備えることを特徴とする。
【0010】
【作用】
上記の本考案に係る船舶用レーダの空中線装置では、作業者が比較的高所な設 置場所でメンテナンス作業を行う場合、カバーが筐体の作業者側前面にのみ取着 されているため、前記作業者側前面の一方向からのみ容易にカバーを取り外して 、筐体の内部に配設された送受信部の点検作業等を行うことができる。
【0011】 また、前記送受信部が開口部を介して外部に取り出し可能に筐体内に着脱自在 に配設されているため、作業者は、必要に応じて該送受信部を外部に取り出した 状態でメンテナンス作業を行うことが可能である。
【0012】
【実施例】
次に、本考案に係る船舶用レーダの空中線装置について好適な実施例を挙げ、 添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
【0013】 図1は、本考案の実施例に係る船舶用レーダの空中線装置の分解斜視図、図2 は、図1の船舶用レーダの空中線装置からカバーを外した状態を示す正面図であ る。
【0014】 この船舶用レーダの空中線装置20は、基本的には、断面略L字状の一対の脚 部22a、22bによって支持され、一側面(作業者側前面)に略台形状の開口 部24が画成された筐体26と、前記筐体26の上方に設けられ、該筐体26内 に配設された図示しない回転駆動源の駆動作用下に所定方向に回転するアンテナ 部28と、前記筐体26の内壁面に固設されるマウンティングプレート30に着 脱自在に装着される送受信部32と、前記送受信部32を囲繞するとともに、筐 体26に取着されて前記開口部24を閉塞するカバー34とから構成される。な お、筐体26とカバー34との接触部位には、防水機能を営むパッキン36が介 装される。
【0015】 筐体26の内部に画成された室38内の上面部には、図示しない回転駆動源お よびエンコーダ等が付設されるマウンティングプレート30が図示しないねじ部 材を介して固設されている。前記マウンティングプレート30の一側面部には、 送受信部32を着脱自在に装着するための取付用孔部40が画成される。 前記 送受信部32は、変調器42、サーキュレータ44およびインタフェース46等 を含んで一体的に組み付けて形成される。前記送受信部32の上面部には、前記 マウンティングプレート30に当接する取付プレート48(図1参照)が設けら れ、一方、該送受信部32の下面部には開口部24に近接する筐体26の側板に 当接する取付プレート49(図2参照)が設けられる。この場合、ねじ部材50 を取付プレート48の孔部52に挿入し、マウンティングプレート30の取付用 孔部40に螺入するとともに、筐体26の側板に取付プレート49を螺着するこ とにより、送受信部32を筐体26内に簡便に保持することができ、一方、前記 ねじ部材50を取り外すことにより、前記開口部24を介して送受信部32を簡 便に外部に取り出すことができる。このように、送受信部32は、ねじ部材50 を介して筐体26内に着脱自在に保持されている。
【0016】 本考案の実施例に係る船舶用レーダの空中線装置20は、基本的には以上のよ うに構成されるものであり、次にその作用並びに効果について説明する。
【0017】 図1に示すように組み付けられた船舶用レーダの空中線装置20は、一対の脚 部22a、22bを介して船のマストまたはブリッジの屋根等の比較的高所に設 置される。
【0018】 このような設置状況において、例えば、船舶用レーダの空中線装置20を通電 した状態でアンテナ部28の指向性の確認等のメンテナンス作業を行う場合、作 業者は、筐体26の作業者側前面に装着されたカバー34を取り外すことにより 、簡便に保守・点検等を行うことができる。この場合、作業者は、図3に示す従 来技術とは異なり、筐体4の左右の両側面側に上体を乗り出して作業を行う必要 がなく、より一層安全にカバー34を取り外すことができる。また、前記筐体2 6内に配設された送受信部32に対するメンテナンス作業においても同様に、筐 体26の左右両側面部側に上体を乗り出す必要がないため、簡便に行うことがで きる。さらに、作業者は、送受信部32を保持するねじ部材50を取り外すこと により、必要に応じて送受信部32を筐体26から取り外して前記送受信部32 を筐体26から離間させた状態でメンテナンス作業を行うことも可能である。
【0019】
【考案の効果】
本考案に係る船舶用レーダの空中線装置によれば、以下の効果が得られる。
【0020】 すなわち、作業者が比較的高所な設置場所でメンテナンス作業を行う場合であ っても、送受信部の点検作業等を簡便且つ安全に行うことができる。
【0021】 また、前記送受信部が開口部を介して外部に取り出し可能に筐体内に着脱自在 に配設されているため、作業者は、必要に応じて該送受信部を外部に取り出した 状態でメンテナンス作業を行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る船舶用レーダの空中線装
置の分解斜視図である。
【図2】図1の船舶用レーダの空中線装置からカバーを
取り外した状態を示す正面図である。
【図3】第1従来技術に係る船舶用レーダの空中線装置
の設置状態を示す斜視図である。
【図4】第1従来技術に係る船舶用レーダの空中線装置
を示すものであり、図4Aは、正面図、図4Bは、右側
面図である。
【図5】図5Aは、第2従来技術に係る船舶用レーダの
空中線装置の側面図、図5Bは、図5Aにおいて上部筐
体を開成した状態を示す図である。
【符号の説明】
20…船舶用レーダの空中線装置 24…開口部 26…筐体 28…アンテ
ナ部 30…マウンティングプレート 32…送受信
部 34…カバー 36…パッキ
ン 38…室 50…ねじ部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転駆動源の駆動作用下に回動自在なアン
    テナ部を有する船舶用レーダの空中線装置であって、 前記アンテナ部を支持する筐体と、 前記筐体の作業者側前面に画成された開口部に対し着脱
    自在に取着されるカバーと、 前記アンテナ部に電気的に接続され、前記カバーを筐体
    から取り外した際、前記開口部を介して外部に取り出し
    可能に筐体内に着脱自在に配設される送受信部と、 を備えることを特徴とする船舶用レーダの空中線装置。
JP1994014226U 1994-11-17 1994-11-17 船舶用レーダの空中線装置 Expired - Lifetime JP3011244U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016534356A (ja) * 2013-09-04 2016-11-04 ケルヴィン ヒューズ リミテッド 船舶用レーダ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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