JP3010960B2 - 接続端子 - Google Patents

接続端子

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JP3010960B2
JP3010960B2 JP5037554A JP3755493A JP3010960B2 JP 3010960 B2 JP3010960 B2 JP 3010960B2 JP 5037554 A JP5037554 A JP 5037554A JP 3755493 A JP3755493 A JP 3755493A JP 3010960 B2 JP3010960 B2 JP 3010960B2
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JP
Japan
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terminal
contact
view
cylindrical
male
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JP5037554A
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光弘 藤谷
一元 近田
芳弘 田中
恒 国府谷
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、接続端子に関し、特
に、脱着自在な接続端子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の接続端子として、図11
〜図14に示すものが知られている。雄側端子1の先端
部は円柱状に形成され、雌側端子2の先端部はこの雄側
端子1の先端部が外周を摺接しつつ挿入可能な筒体とす
るとともにこの筒体を周面に沿って四分割するように先
端側から切込みを形成している。このような構成からな
る接続端子を使用するときには、雄側端子1と雌側端子
2の後端部にそれぞれ電線を接続し、雄側端子1の先端
部を雌側端子2の先端に形成した筒体内に挿入する。雌
側端子2の先端に形成した筒体は開口側から切込みを形
成してあり、雄側端子1の先端が挿入されたときに径方
向外側に撓められ、復元力によって同雄側端子1を押え
込む。従って、ガタ付きなく接続することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】接続端子を介して大き
な電流を流すときには接触抵抗を小さくする必要がある
が、このためには雄側端子と雌側端子の接触面積を大き
くしなければならない。上述した従来の接続端子におい
ては、接触面は雌側端子の筒体内面と雄側端子の外周面
とであるので、この接触面積を大きくしようとすると、
端子全体を大きくしなければならない。本発明は、上記
課題にかんがみてなされたもので、端子全体の大きさを
変えることなく接触抵抗を小さくすることが可能な接続
端子の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、先端を開口端とした筒状
の第一端子と、上記第一端子における筒内面に摺接しつ
つ当該筒内に挿入可能な柱状をなし先端から軸線方向に
沿って分割された第一接触子と、この第一接触子の外周
側に配接されて上記第一端子が筒外面を摺接しつつ挿入
可能な筒状をなし先端から軸線方向に沿って分割される
と共にこの第一接触子に導通接続された第二接触子と
この第二接触子を外周から押圧可能なリングバネとを有
する第二端子とを備えた構成としてある。
【0005】
【作用】上記のように構成した請求項1にかかる発明に
おいては、第一接触子の外周側に第二接触子を配接した
第二端子に対して、筒状とした第一端子を押し込むと、
第一端子は第二端子における第一接触子と第二接触子と
の間に挿入されていく。このとき、第一接触子は第一端
子の筒内面に接触し、第二接触子は第一端子の筒外面に
接触しているので、第一端子の外周面だけに接触するも
のに比べて第一端子の筒内面と第一接触子の接触面積分
だけ接触面積が拡大している。さらに第一端子の挿入に
より第二接触子が拡開変形しても、これをリングバネに
よって押さえ込むことで、第二接触子を第一端子の外周
面に充分に強い圧力で接触させることができる。
【0006】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、筒状とし
た第一端子の内面でも第二端子と接触するようにしたた
め、外形を大きくすることなく接触抵抗を小さくするこ
とが可能な接続端子を提供することができる。
【0007】
【実施例】以下、図面にもとづいて本発明の実施例を説
明する。接続端子は、第一端子(以下、雄側端子と呼
ぶ。)と、第二端子(以下、雌側端子と呼ぶ。)とから
構成されている。図1は本発明の一実施例にかかる接続
端子を構成する雄側端子の斜視図、図2は縦断面図であ
る。図に示すように、雄側端子10の後端側には内部に
電線の芯線を挿入して圧着接続せしめる円柱状の圧着部
11が形成され、先端側には半分強の部分を筒状とした
円柱状の接続部12を形成してある。
【0008】一方、図3は第二端子の斜視図、図4は縦
断面図である。図に示すように、雌側端子20は、基体
21と第二接触子22とリングバネ23とから構成され
ている。基体(図5参照)21の後端側には雄側端子1
0と同様に内部に電線の芯線を挿入して圧着接続せしめ
る円柱状の圧着部21aが形成され、先端側には雄側端
子10における円柱状の接続部12に挿入可能な円柱を
その先端から軸線方向に沿って上記圧着部21a側に向
かって十字に四分割した第一接触子21bを形成してあ
る。なお、第一接触子21bにおける圧着部21aとの
接続部分には側面に雄ネジ21b1を形成してある。
【0009】第二接触子22(図6参照)は、概略、雄
側端子における円柱状の接続部12を挿入可能な円筒状
に形成され、その先端から後端側に向けて軸線方向に沿
って六分割する切込みを形成するとともに、六分割され
た各片22aの先端側外周にはある幅を隔ててフランジ
状の凸部22a1,22a2を形成してある。各片の凸
部22a1,22a2は全体で外周面に帯状の凹部22
bを形成し、リングバネ23(図7参照)は当該凹部2
2bの外周部分に嵌合している。また、第二接触子22
における後端側の内周面には基体21の雄ネジ21b1
に螺合する雌ネジを形成してある。
【0010】次に、上記構成からなる本実施例の動作を
説明する。雌側端子20においては、第二接触子22の
凹部22bにリングバネ23を嵌合させた後、当該第二
接触子22を基体21の第一接触子21bにかぶせ、そ
れぞれの雌ネジと雄ネジ21b1とを螺合させて一体化
させる。次に、それぞれの圧着部11,21aに電線を
圧着する。雄側端子10の場合、図8に示すように、先
端を皮剥きした電線を圧着部11の開口に対面させ、芯
線を圧着部11内に挿入する。挿入後、図9に示すよう
に、かしめ金型で上下から挟み込みんで圧着部11をか
しめ、さらに90度回転させて再びかしめる。図10に
示すように、本実施例によればかしめ部分に二列の溝が
形成され、冷却フィンのようになる。従って一列の場合
と比べて冷却効率を向上させるとともに圧着による抜け
止め効果も向上する。電線圧着後、雄側端子10と雌側
端子20とを対面させ、雄側端子10の筒状とした接続
部12の開口内に雌側端子20の第一接触子21bが挿
入されるようにして両者を近付ける。
【0011】四分割された雌側端子20の第一接触子2
1bは、接続部12内に挿入されていくときにわずかに
撓み、復元力によって同接続部12内面に当接した状態
で維持される。一方、六分割されている第二接触子22
においては、リングバネ23によって内側に撓むように
絞り込まれており、接続部12が第一接触子21bとの
間に挿入されていくときに当該接続部12の外周面に当
接された状態を維持する。このようにして雄側端子10
を雌側端子20に挿入すると、雌側端子20の第一接触
子21bは雄側端子10における接続部12の内周面に
接触し、雌側端子20の第二接触子22は同接続部12
の外周面に接触する。従って、従来のように外周面だけ
に接触していた場合に比べて接触面積を向上させること
ができる。
【0012】なお、上述した実施例においては、基体2
1と第二接触子22という二つの部品を組み合わせて雌
側端子20を構成しているが、一体で形成してもよい。
また、分割数については製作上の都合で適当な数とする
ことができる。また、圧着部11、21aのかしめ方法
について、上記した実施例ではかしめ金型を上下に配置
したものを示したが、さらに左右に一対を追加したもの
であってもよく、このようにしたものでは、一時にかし
め作業を済ませることができ、作業効率を高めることが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる接続端子を構成する
雄側端子の斜視図である。
【図2】同縦断面図である。
【図3】第二端子の斜視図である。
【図4】同縦断面図である。
【図5】基体の斜視図である。
【図6】第二接触子の斜視図である。
【図7】リングバネの斜視図である。
【図8】電線圧着作業を示す側面図である。
【図9】電線圧着作業を示す斜視図である。
【図10】圧着部の形状を示す断面図である。
【図11】従来の雄側端子の斜視図である。
【図12】従来の雄側端子の断面図である。
【図13】従来の雌側端子の斜視図である。
【図14】従来の雌側端子の断面図である。
【符号の説明】
10…雄側端子 12…接続部 20…雌側端子 21b…第一接触子 22…第二接触子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 国府谷 恒 三重県四日市市西末広町1番14号 住友 電装株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−309582(JP,A) 特開 昭59−86170(JP,A) 実開 昭64−35673(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/11 301 H01R 13/18 H01R 13/04 - 13/05

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端を開口端とした筒状の第一端子と、 上記第一端子における筒内面に摺接しつつ当該筒内に挿
    入可能な柱状をなし先端から軸線方向に沿って分割され
    第一接触子と、この第一接触子の外周側に配接されて
    上記第一端子が筒外面を摺接しつつ挿入可能な筒状をな
    し先端から軸線方向に沿って分割されると共にこの第一
    接触子に導通接続された第二接触子と、この第二接触子
    を外周から押圧可能なリングバネとを有する第二端子と
    を具備することを特徴とする接続端子。
JP5037554A 1993-02-01 1993-02-01 接続端子 Expired - Lifetime JP3010960B2 (ja)

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