JP3009470B2 - 洗剤組成物 - Google Patents

洗剤組成物

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、家庭洗濯機で洗濯物を洗うための低温プロ
セスと、過炭酸アルカリ金属及びノニオン系セルロース
誘導体を含むこのようなプロセスでの使用に適した洗剤
組成物に関する ノニオン系セルロース誘導体、特にセルロースエーテ
ルは再沈着防止剤として有用であることが知られてい
る。それらはポリエステル又はポリコットンのような疎
水性布帛で油汚れの再沈着を防止する上で特に有用であ
る。再沈着は疎水性布帛上におけるノニオン系セルロー
ス誘導体のリリース・コーティング(release coatin
g)の形成で少なくとも一部が防止されると考えられ
る。
酸素ブリーチ源として無機過水和物塩を配合した洗濯
洗剤組成物を提供することが知られている。洗濯洗剤組
成物で最も広く用いられる無機過水和物ブリーチは、一
水和物又は四水和物の形をした過ホウ酸ナトリウムであ
る。
水への溶解で過ホウ酸塩はホウ酸イオンを出し、これ
らのホウ酸イオンはセルロース誘導体のようなα(ビシ
ナル)−ジオールとイオン錯体を形成することができる
と考えられている。このようなイオン錯体は非錯体セル
ロース誘導体よりも高い溶解度を有し、疎水性布帛上へ
のそれらの沈着が妨げられる。このため油汚れの再沈着
の防止による輝きの実現は妨げられ、十分な性能を発揮
するためには洗剤組成物でセルロース誘導体のパーセン
テージを増加させることがしばしば必要であるとわかっ
た。
コスト理由と、高レベルだと分配及び処方問題を起こ
すことがあるため、セルロース誘導体のレベルを最少に
しておくことが望ましい。
本発明によれば、 (a)過炭酸アルカリ金属 (b)1種以上のノニオン系セルロース誘導体 を含んだ洗濯洗剤組成物が提供される。
本発明によれば、本発明の洗濯洗剤組成物の有効量が
洗浄時に洗浄液に入れられて、プロセスが50℃以下の温
度で行われる、好ましくは家庭洗濯機で洗濯物を洗う方
法も提供される。ノニオン系セルロース誘導体は、洗浄
時に実質上ノニオン化したままであることが好ましい。
過炭酸塩及びセルロース誘導体を含んだ洗剤組成物
は、過ホウ酸塩及びセルロース誘導体又はセルロース誘
導体単独を含んだ洗剤組成物よりも優れた再沈着防止と
白さ/輝く性能を示すことがわかった。過炭酸塩は疎水
性布帛上へのセルロース誘導体の沈着を妨げないようで
ある。これはおそらく過炭酸塩がセルロースでジオール
のイオン化を起こさないからである。メカニズムに関係
なく、過ホウ酸塩の代わりに過炭酸塩を用いることによ
り、洗剤組成物中でセルロース誘導体のレベルを減少さ
せて分配問題を減らすか又は良い再沈着防止性を得るこ
とが意外にも可能である。
ノニオン系セルロース誘導体は、セルロースエーテル
であることが好ましい。本発明によると特に有用である
セルロースエーテルにはヒドロキシエチルセルロース、
ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセルロース及び
それらの混合物がある。ヒドロキシエチルセルロースが
特に好ましい。
ノニオン系セルロース誘導体は、十分な再沈着防止及
び白さ性能を留めながら、できるだけ低い量で洗剤組成
物中に存在することが望ましい。それは通常全組成物の
3重量%以下、好ましくは全組成物の1.5重量%以下、
更に好ましくは1%以下の量で存在する。
用いられる過炭酸アルカリ金属は、好ましくは過炭酸
ナトリウム又はカリウム、更に好ましくは過炭酸ナトリ
ウムである。過炭酸塩は通常粒状形である。過炭酸塩粒
子は、通常150〜1200μm、好ましくは300〜900μmの
平均粒径を有する。過炭酸塩の粒子はコートされても又
はされていなくてもよい。それらがコートされているな
らば、これは水溶性コーティングであることが好まし
い。適切なコーティング物質には炭酸アルカリ又はアル
カリ土類金属;硫酸アルカリ又はアルカリ土類金属;硫
酸及び炭酸アルカリ又はアルカリ土類金属の混合塩;塩
化及び炭酸アルカリ又はアルカリ土類金属の混合塩;硝
酸及び炭酸アルカリ又はアルカリ土類金属の混合塩があ
る。適切なコーティングはコーティングプロセスと一緒
にGB1,466,799明細書で記載されている。
過炭酸塩は慣例的に用られる割合のいずれかで洗剤組
成物中に存在する。本発明の効果は大きな割合、例えば
9重量%以上の酸素放出漂白剤を含有した組成物で特に
示される。過ホウ酸塩を過炭酸塩で置き換えることが有
利であり、性能の妨害は高割合の過ホウ酸塩を含有した
組成物で特に顕著であることがわかったため、本発明の
効果は過炭酸塩を含有した相当処方物で特に感じられ
る。このため、本発明の利点は全組成物の9重量%以上
の量で過炭酸塩を含有した組成物で最も顕著である。
本発明のプロセスにおいて、ノニオン系セルロース誘
導体は洗浄中ずっと実質上ノニオン化したままであると
思われる。ある非常に少量のイオン化は洗浄液中へのセ
ルロース誘導体の導入で自然に起きるかもしれない。し
かしながら、このようなイオン化の程度は極めて小さ
く、洗浄液中で生じるイオン化セルロース誘導体の濃度
も極めて小さい。イオン化は、過ホウ酸塩ブリーチ又は
他のホウ酸イオン源が洗浄液中に導入されたときにみら
れた程度まで起こらない。
本発明のプロセスは50℃以下の温度で行われる。好ま
しくは45℃以下、更に好ましくは40℃以下、最も好まし
くは10〜35℃の温度で行われる。
本発明のプロセスは、洗濯物がポリエステル及びポリ
コットンのような疎水性布帛を含めた合成布帛からなる
ときに特に有効である。
本発明による顆粒洗濯組成物は、組成物の1〜40重量
%、好ましくは2〜15重量%、最も好ましくは3〜10重
量%で、ペルオキシ酸ブリーチ前駆物質、有機ペルオキ
シ酸及びそれらの混合物から選択される追加漂白剤を含
んでいてもよい。
本発明による追加漂白成分としてのペルオキシ酸ブリ
ーチ活性剤(ブリーチ前駆物質)は広範囲の種類から選
択でき、1以上のN−又はO−アシル基を有するものが
好ましい。
適切な種類には無水物、エステル、アミドと、イミダ
ゾール及びオキシムのアシル化誘導体があり、これらの
種類内で有用な物質の例はGB−A−1586789明細書で開
示されている。最も好ましい種類はGB−A−836 988、
864 798、1 147 871及び2 143 231明細書で開示
されたようなエステルと、GB−A−855 735及び1 24
6 338明細書で開示されたようなアミドである。
本発明による追加漂白成分として特に好ましいブリー
チ活性剤は、下記式のN,N,N′,N′−テトラアセチル化
化合物である: 上記式中xは0又は1〜6の整数である。
例としてはx=1のテトラアセチルメチレンジアミン
(TAMD)、x=2のテトラアセチルエチレンジアミン
(TAED)及びx=6のテトラアセチルヘキシレンジアミ
ン(TAHD)がある。これら及び類似化合物はGB−A−90
7 356明細書で記載されている。追記漂白成分として最
も好ましいペルオキシ酸ブリーチ活性剤はTAEDである。
ペルオキシ酸ブリーチ活性剤化合物のもう1つの好ま
しい種類は、下記一般式のアミド置換化合物である: 上記式中R1は炭素原子約1〜約14のアリール又はアルカ
リール基である;R2は炭素原子約1〜14を有するアルキ
レン、アリレン及びアルカリレン基である;R5はHある
いは炭素原子1〜10を有するアルキル、アリール又はア
ルカリール基である;Lは本質的にいずれかの脱離基であ
る。R1は好ましくは約6〜12の炭素原子を有する。R2
好ましくは約4〜8の炭素原子を有する。R1は直鎖又は
分岐アルキル、分岐置換基を有する置換アリール又はア
ルキルアリールでも、あるいは双方でもよく、合成源又
は例えば獣脂を含めた天然源に由来する。類似構造バリ
エーションがR2で認められる。置換基にはアルキル、ア
リール、ハロゲン、窒素、イオウ及び他の典型的置換基
又は有機化合物がある。R5は好ましくはH又はメチルで
ある。R1及びR5は合計で18より多い炭素原子を有してい
るべきでない。このタイプのアミド置換ブリーチ活性剤
化合物はEP−A−0170386明細書で記載されている。
他のペルオキシ酸ブリーチ活性剤化合物には、例えば
EP−A−03419476明細書で開示されたようなナトリウム
ノナノイルオキシベンゼンスルホネート、ナトリウムト
リメチルヘキサノイルオキシベンゼンスルホネート、ナ
トリウムアセトキシベンゼンスルホネート及びナトリウ
ムベンゾイルオキシベンゼンスルホネートがある。
本発明の組成物は、一般的に洗濯洗剤製品で慣習的に
みられる部分も更に含んでいる。
広範囲の界面活性剤が洗剤組成物で使用できる。アニ
オン系、ノニオン系、両性及び双極性クラスと、これら
界面活性剤の種類の典型的リストは、1975年12月30日付
でLaughlin及びHeuringに発行されたUSP3,929,678明細
書で示されている。適切なカチオン系界面活性剤のリス
トは、1981年3月31日付でMurphyに発行されたUSP4,25
9,217明細書で示されている。
アニオン系界面活性剤の混合物、特にサルフェート、
スルホネート及び/又はカルボキシレート界面活性剤の
ブレンドが、本発明では適切である。スルホネート及び
サルフェート界面活性剤の混合物は、5:1〜1:2、好まし
くは3:1〜2:3、更に好ましくは3:1〜1:1のスルホネート
対サルフェート重量比で通常用いられる。
好ましいスルホネートには、アルキル基に9〜15、特
に11〜13の炭素原子を有するアルキルベンゼンスルホネ
ートと、脂肪酸がC12−C18脂肪源、好ましくはC16−C18
脂肪源に由来するα−スルホン化メチル脂肪酸エステル
がある。各場合において、カチオンはアルカリ金属、好
ましくはナトリウムである。このようなスルホネートサ
ルフェート混合物で好ましいサルフェート界面活性剤
は,アルキル基に12〜22、好ましくは6〜18の炭素原子
を有するアルキルサルフェートである。もう1つの有用
な界面活性剤系は、各平均鎖長が互いに異なる2つのア
ルキルサルフェート物質の混合物からなる。1つのこの
ような系は3:1〜1:1のC14−C15:C16−C18の重量比にあ
るC14−C15アルキルサルフェート及びC16−C18アルキル
サルフェートの混合物からなる。アルキルサルフェート
は、アルキル基に10〜20、好ましくは10〜16の炭素原子
と、1〜6の平均エトキシル化度を有するアルキルエト
キシサルフェートと組み合わせてもよい。各場合のカチ
オンもアルカリ金属、好ましくはナトリウムである。
本発明の目的に適した他のアニオン系界面活性剤は下
記式のアルカリ金属サルコシネートである: R−CON(R1)CH2COOM 上記式中RはC9−C17直鎖又は分岐鎖アルキル又はア
ルケニル基であり、R1はC1−C4アルキル基であり、Mは
アルカリ金属イオンである。好ましい例はナトリウム塩
の形をとるラウロイル、ココイル(C12−C14)、ミリス
チル及びオレイルメチルサルコシネートである。
本発明で有用なノニオン系界面活性剤の1つの種類は
エチレンオキシドと疎水性部分との縮合物であるが、但
しその界面活性剤は8〜17、好ましくは9.5〜13.5、更
に好ましくは10〜12.5範囲内の平均親水性−親油性バラ
ンス(HLB)を有し、疎水性(親油性)部分は性質上脂
肪族でも又は芳香族であってもよい。このタイプの特に
好ましいノニオン系界面活性剤はアルコール1モル当た
り3〜8モルのエチレンオキシドを含んだC9−C15一級
アルコールエトキシレート、特にアルコール1モル当た
り6〜8モルのエチレンオキシドを含んだC14−C15一級
アルコールと、アルコール1モル当たり3〜5モルのエ
チレンオキシドを含んだC12−C14一級アルコールであ
る。
ノニオン系界面活性剤の別の好ましい種類は下記一般
式のポリヒドロキシ脂肪酸アミドからなる: 上記式中R1はH、C1−C4ヒドロカルビル、2−ヒドロキ
シエチル、2−ヒドロキシプロピル又はそれらの混合で
ある;R2はC5−C31ヒドロカルビルである;Zは直鎖ヒドロ
カルビルとその鎖に直接結合された少くとも3つのヒド
ロキシ基とを有するポリヒドロキシヒドロカルビル又は
そのアルコキシル化誘導体である。この種類の好ましい
物質の場合、ポリヒドロキシヒドロカルビル部分はグル
コース、マルトース又はそれらの混合から誘導され、R2
基はR1基のようなC11−C19アルキル又はアルケニル部分
である。このような高度に好ましいポリヒドロキシ脂肪
酸アミドを配合した組成物は、1991年6月18日付で出願
された同時係属英国出願第9113139号明細書で開示され
ている。
ノニオン系界面活性剤のもう1つの種類は下記一般式
のアルキルポリグルコシド化合物からなる: RO(CnH2nO)tZx 上記式中Zはグルコースから誘導される部分である;R
は12〜18の炭素原子を含む飽和疎水性アルキル基であ
る;tは0〜10である;nは2又は3である;xは1.3〜4で
ある;化合物は10%以下の未反応脂肪アルコールと50%
以下の短鎖アルキルポリグルコシドを含んでいる。この
タイプの化合物と洗剤組成物におけるそれらの用途はEP
−B0070074、0070077、0075996及び0094118明細書で開
示されている。
別の種類の界面活性剤はアミンオキシドのような半極
性界面活性剤である。適切なアミンオキシドはモノC8
C20、好ましくはC10−C14アルキル又はアルケニルアミ
ンオキシドとプロピレン−1,3−ジアミンジオキシド
(残りのN位はメチル、ヒドロキシエチル又はヒドロキ
シプロピル基で置換されている)から選択される。
カチオン系界面活性剤も本洗剤組成物で使用でき、適
切な四級アンモニウム界面活性剤はモノC8−C16、好ま
しくはC10−C14N−アルキル又はアルケニルアンモニウ
ム界面活性剤(残りのN位はメチル、ヒドロキシエチル
又はヒドロキシプロピル基で置換されている)から選択
される。
洗剤組成物は、一般的に組成物の3〜35重量%、更に
一般的には5〜25重量%、更に好ましくは10〜25重量%
の界面活性剤を含んでいる。
界面活性剤タイプの組合せ、更に詳しくはアニオン系
−ノニオン系とアニオン系−ノニオン系−カチオン系ブ
レンドが好ましい。特に好ましい組合せはGB−A−2040
987、GB9113139及びEP−A−0087914明細書で記載され
ている。界面活性剤は混合物として組成物中に配合でき
るが、組成物の物理的特徴を最良にして加工処理問題を
避けるために各界面活性剤の添加の時点をコントロール
することが好ましい。界面活性剤添加の好ましい様式及
び順序は以下で記載されている。
本発明による顆粒洗剤組成物は、好ましくは1種以上
の洗剤ビルダー、最も好ましくは非リン酸洗剤ビルダー
を含んだ洗剤ビルダーも含有する。洗剤組成物は全体と
してリン酸を含まないことが好ましい。これらには炭酸
アルカリ金属、重炭酸塩、炭酸カルシウム、重炭酸カル
シウム、シリケート、アルミノシリケート、モノマー及
びオリゴマーポリカルボキシレート、ホモ又はコポリマ
ーポリカルボン酸あるいはそれらの塩(ポリカルボン酸
は2以下の炭素原子で互いに分離された少くとも2つの
カルボン酸基を含む)と、上記いずれかの混合物がある
が、それらに制限されない。ビルダー系は組成物の1〜
80重量%、好ましくは25〜60重量%、更に好ましくは30
〜60重量%の量で存在する。
適切なシリケートは1.6:3.4範囲のSiO2:Na2O比を有す
るものであり、SiO2:Na2O比2.0:2.8のいわゆる非晶質シ
リケートが好ましい。これらの物質は、例えばスプレー
ドライされる成分のスラリーとして、他の固形成分の凝
集剤として働く水溶液の形態で、あるいはシリケート自
体が粒状形であるときには組成物の他の粒状成分に固形
物として、製造プロセスの様々な時点で加えることがで
きる。しかしながら、スプレードライ成分のパーセンテ
ージが低い、即ち30%である組成物の場合には、スプレ
ードライ成分に非晶質シリケートを含有させることが好
ましい。
シリケートの種類の中で高度に好ましい物質は下記一
般式の結晶積層ナトリウムシリケートである: NaMSixO2x+1・yH2O 上記式中Mはナトリウム又は水素であり、xは1.9〜
4の数であり、yは0〜20の数である。このタイプの結
晶積層ナトリウムシリケートはEP−A−0164514明細書
で開示され、それらの製造方法はDE−A−3417649及びD
E−A−3742043明細書で開示されている。本発明の目的
にとり、上記一般式のxは2、3又は4の値を有し、好
ましくは2である。更に好ましくはMはナトリウムであ
り、yは0であり、この式の好ましい例にはα、β、γ
及びδ形のNa2Si2O5がある。これらの物質の各々NaSKS
−5、NaSKS−7、NaSKS−11及びNaSKS−6としてヘキ
スト社(Hoechst AG FRG)から市販されている。最も好
ましい物質はNa2Si2O5、NaSKS−6である。結晶積層シ
リケートは、ドライミックス固形物として、又は他成分
との凝集物の固形成分として配合される。
ある範囲のアルミノシリケートイオン交換物質も使用
でき、好ましいナトリウムアルミノシリケートゼオライ
トは以下の単位格子式を有する: Naz〔(AlO2(SiO2〕・xH2O 上記式中zおよびyは少くとも6であり、z対yのモ
ル比は1.0〜0.5であり、xは少くとも5、好ましくは7.
5〜276、更に好ましくは10〜264である。アルミノシリ
ケート物質は水和形であり、結合形で好ましくは10〜28
%、更に好ましくは18〜22%の水を含んだ結晶である。
上記アルミノシリケートイオン交換物質は0.1〜10μ
m、好ましくは0.2〜4μmの粒径で更に特徴付けられ
る。本明細書において“粒径”という用語は、例えば走
査型電子顕微鏡を利用した顕微鏡検査又はレーザ粒度計
によるような慣用的分析技術により調べられた、所定イ
オン交換物質の平均粒径を表す。アルミノシリケートイ
オン交換物質はそれらのカルシウムイオン交換能力で更
に特徴付けられ、これは無水ベースで計算したところ少
くとも200mg当量のCaCO3水硬度/gアルミノシリケート、
通常300〜352mg eq/gの範囲内である。本発明のアルミ
ノシリケートイオン交換物質はそれらのカルシウムイオ
ン交換速度で更に特徴付けられ、これはカルシウムイオ
ン硬度に基づくと少くとも130mg当量のCaCO3//min/
(g/)〔2グレンCa++/ガロン/min/(g/ガロン)〕ア
ルミノシリケート(無水ベース)、通常130mg当量のCaC
O3//min/(g/)〔2グレン/ガロン/min/(g/ガロ
ン)〕〜390mg当量のCaCO3//min/(g/)〔6グレン
/ガロン/min/(g/ガロン)〕範囲である。ビルダー目
的に最適のアルミノシリケートは少くとも260mg当量のC
aCO3//min/(g/)〔4グレン/ガロン/min/(g/ガ
ロン)〕のカルシウムイオン交換速度を示す。
本発明の実施上有用なアルミノシリケートイオン交換
物質は市販され、天然物質もあるが、好ましくは合成さ
れる。アルミノシリケートイオン交換物質の製造方法は
US特許第3,985,669号明細書で記載されている。本発明
で有用な好ましい合成結晶アルミノシリケートイオン交
換物質は名称ゼオライトA、ゼオライトB、ゼオライト
P、ゼオライトMAP、ゼオライトX、ゼオライトHS及び
それらの混合物として市販されている。特に好ましい態
様において、結晶アルミノシリケートイオン交換物質は
ゼオライトAであり、下記式を有する: Na12〔(AlO212(SiO212〕・xH2O 上記式中xは20〜30、特に27である。式Na86〔(Al
O286(SiO2106〕・276H2OのゼオライトXと、式Na6
〔(AlO2(SiO2〕・7.5H2OのゼオライトHSも適
切である。
適切な水溶性モノマー及びオリゴマーカルボキシレー
トビルダーは広範囲の化合物から選択できるが、このよ
うな化合物は9以下、好ましくは2〜8.5、更に好まし
くは4〜7.5の第一カルボキシル対数酸度定数(pK1)を
有することが好ましい。
対数酸性度定数は下記平衡について規定される: 上記式中A-はカルボキシレートビルダー塩の一価イオン
化アニオンである。
したがって、平衡定数は希釈溶液について: 及びpK1=log10K1で示される。
この明細書の目的から、酸性度定数は25℃及びゼロイ
オン強度で規定される。文献値が可能であればとられる
(Stability Constants of Metal−Ion Complexes,Spec
ial Publication No.25,the Chemical Society,London
参照):疑いがあれば、それらはガラス電極を用いた電
位差滴定により調べられる。
カルボキシレート又はポリカルボキシレートビルダー
はタイプ上モノマーでも又はオリゴマーでもよいが、モ
ノマーカルボキシレートがコスト及び性能の理由から通
常好ましい。
モノマー及びオリゴマービルダーは下記一般式を有す
る非環式、脂環式、ヘテロ環式及び芳香族カルボキシレ
ートから選択できる: 上記式中R1はH、場合によりヒドロキシ、カルボキシ、
スルホ又はホスホノ基で置換されたかあるいは20以内の
エチレンオキシ基を含むポリエチレンオキシ部分に結合
されたC1-30アルキル又はアルケニルを表す;R2はH、C
1-4アルキル、アルケニル又はヒドロキシアルキル、あ
るいはアルカリール、スルホ又はホスホノ基を表す;Xは
単結合、O、S、SO又はNR1を表す;YはH、カルボキ
シ、ヒドロキシ、カルボキシメチルオキシ、あるいは場
合によりヒドロキシ又はカルボキシ基で置換されたC
1-30アルキル又はアルケニルを表す;ZはH又はカルボキ
シを表す;mは1〜10の整数である;nは3〜6の整数であ
る;p、qは0〜6の整数で、p+qは1〜6である;X、
Y及びZの各々は所定分子式で反復される場合に同一又
は異なる表示を示し、分子中少くとも1つのY又はZに
はカルボキシル基を含む。
1つのカルボキシ基を含む適切なカルボキシレートに
は、ベルギー特許第831,368号、第821,369号及び第821,
370号明細書で開示されたような乳酸、グリコール酸及
びそれらのエーテル誘導体がある。2つのカルボキシ基
を含むポリカルボキシレートにはコハク酸、マロン酸、
(エチレンジオキシ)二酢酸、マレイン酸、ジグリコー
ル酸、酒石酸、タルトロン酸及びフマル酸の水溶性塩
と、ドイツ公開第2,446,686号及び第2,446,687号とUS特
許第3,935,257号明細書で記載されたエーテルカルボキ
シレート、ベルギー特許第840,623号明細書で記載され
たスルフィニルカルボキシレートがある。3つのカルボ
キシ基を含むポリカルボキシレートには、特に水溶性シ
トレート、アコニトレート及びシトラコネートとサクシ
ネート誘導体、例えば英国特許第1,379,241号明細書で
記載されたカルボキシメチルオキシサクシネート、英国
特許第1,389,732号明細書で記載されたラクトキシサク
シネート、オランダ出願第7205873号明細書で記載され
たアミノサクシネートと、英国特許第1,387,447号明細
書で記載された2−オキサ−1,1,3−プロパントリカル
ボキシレートのようなオキシポリカルボキシレート物質
がある。
4つのカルボキシ基を含むカルボキシレートには、英
国特許第1,261,829号明細書で開示されたオキシジサク
シネートと、1,2,2−エタンテトラカルボキシレート、
1,1,3,3−プロパンテトラカルボキシレート及び1,1,2,3
−プロパンテトラカルボキシレートがある。スルホ置換
基を含むポリカルボキシレートには、英国特許第1,398,
421号及び第1,398,422号とUS特許第3,936,448号明細書
で開示されたスルホサクシネート誘導体、英国特許第1,
082,179号明細書で記載されたスルホン化熱分解シトレ
ートがあり、ホスホン置換基を含むポリカルボキシレー
トは英国特許第1,439,000号明細書で開示されている。
脂環式及びヘテロ環式ポリカルボキシレートにはシク
ロペンタン−シス,シス,シス−テトラカルボキシレー
ト、シクロペンタジエニドペンタカルボキシレート、2,
3,4,5−テトラヒドロフラン−シス,シス,シス−テト
ラカルボキシレート、2,5−テトラヒドロフラン−シス
−ジカルボキシレート、2,2,5,5−テトラヒドロフラン
−テトラカルボキシレート、1,2,3,4,5,6−ヘキサン−
ヘキサカルボキシレートと、ソルビトール、マンニトー
ル及びキシリトールのような多価アルコールのカルボキ
シメチル誘導体がある。芳香族ポリカルボキシレートに
は、英国特許第1,425,343号明細書で開示されたメリッ
ト酸、ピロメリット酸及びフタル酸誘導体がある。
上記の中で好ましいポリカルボキシレートは、分子当
たり3以内のカルボキシ基を含んだヒドロキシカルボキ
シレート、更に詳しくはシトレートである。
モノマー又はオリゴマーポリカルボキシレートキレー
ト化剤の親酸又はそれらの塩との混合物、例えばクエン
酸又はクエン酸塩/クエン酸混合物も、本発明で有用な
ビルダー系の成分として考えられる。
他の適切な水溶性有機塩は、ポリカルボン酸が2以下
の炭素原子で互いに分離された少くとも2つのカルボキ
シル基を含む、ホモ又はコポリマーポリカルボン酸ある
いはそれらの塩である。後者のタイプのポリマーはGB−
A−1,596,756号明細書で開示されている。このような
塩の例はMWt2000〜5000のポリアクリレート、それらと
無水マレイン酸とのコポリマーであり、このようなコポ
リマーは20,000〜70,000、特に約40,000の分子量を有す
る。これらの物質は、通常組成物の0.5〜10重量%、等
に好ましくは0.75〜8重量%、最も好ましくは1〜6重
量%のレベルで用いられる。
好ましい組成物の中で、ゼオライトAのようなナトリ
ウムアルミノシリケートは全量のビルダーの20〜60重量
%であり、モノマー又はオリゴマーカルボキシレートは
全量のビルダーの10〜30重量%であり、結晶積層シリケ
ートは全量のビルダーの10〜65重量%である。このよう
な組成物において、ビルダー成分には、全ビルダーの35
重量%以内の量で、炭酸ナトリウム及び無水マレイン酸
/アクリル酸コポリマーのような補助無機又は有機ビル
ダーの組合せも配合していることが好ましい。
本発明の組成物は低レベルの重金属イオン封鎖剤を含
有してもよい。本発明の洗剤組成物で含有上好ましい重
金属イオン封鎖剤には、アミノアルキレンポリ(アルキ
レンホスホネート)、アルカリ金属エタン1−ヒドロキ
シジホスホネート、ニトロトリメチレンホスホネート、
エチレンジアミンテトラメチレンホスネート及びジエチ
レントリアミンペンタメチレンホスホネートを含めた有
機ホスホネートがある。このようなホスホネート化合物
はそれらの酸形で、あるいはアルカリ又はアルカリ金属
イオンの錯体として存在してもよく、上記金属イオン対
上記ホスホネート化合物のモル比は少くとも1:1であ
る。このような錯体はUS−A−4,259,200明細書で記載
されている。好ましくは、有機ホスホネート化合物はそ
れらのマグネシウム塩の形である。
有機ホスホネート化合物とそれらの混合物は、組成物
0.05〜10重量%、好ましくは0.1〜2重量%、最も好ま
しくは0.2〜0.6重量%のレベルで本発明の洗剤組成物中
に存在する。
本発明による組成物は他の任意洗剤成分も含有するこ
とができる。追加の再沈着防止及び汚れ懸濁剤、蛍光増
白剤、汚れ放出剤、色素及び顔料がこのような任意成分
の例であり、所望どおりに様々な量で加えることができ
る。
(既に記載されたメチルセルロース、カルボキシメチ
ルセルロース及びヒドロキシエチルセルロースのような
セルロース誘導体以外に)本発明で適した再沈着防止及
び汚れ懸濁剤には、ホモ又はコポリマーポリカルボン酸
あるいはそれらの塩がある。このタイプのポリマーには
無水マレイン酸とエチレン、メチルビニルエーテル又は
メタクリル酸とのコポリマーがあり、無水マレイン酸は
コポリマーの少くとも20モル%である。これらの物質
は、通常組成物の0.5〜10重量%、更に好ましくは0.75
〜8重量%、最も好ましくは1〜6重量%のレベルで用
いられる。
他の有用なポリマー物質はポリエチレングリコール、
特に分子量1000〜10000、更に詳しくは2000〜8000、最
も好ましくは約4000のものである。これらは0.20〜5重
量%、更に好ましくは0.25〜2.5%のレベルで用いられ
る。これらのポリマーと前記のホモ又はコポリマーポリ
カルボキシレート塩が、遷移金属不純物の存在下におい
て白さ維持、布帛灰沈着と、土、タンパク質及び酸化性
汚れのクリーニング性能を改善する上で有益である。
好ましい蛍光増白剤は特性上アニオン系であり、その
例は二ナトリウム4,41−ビス(2−ジエタノールアミノ
−4−アニリノ−s−トリアジン−6−イルアミノ)ス
チルベン−2:21−ジスルホネート、二ナトリウム4,41
ビス(2−モルホリノ−4−アニリノ−s−トリアジン
−6−イルアミノ)スチルベン−2:21−ジスルホネー
ト、二ナトリウム4,41−ビス(2,4−ジアニリノ−s−
トリアジン−6−イルアミノ)スチルベン−2:21−ジス
ルホネート、一ナトリウム41,411−ビス(2,4−ジアニ
リノ−s−トリアジン−6−イルアミノ)スチルベン−
2−スルホネート、二ナトリウム4,41−ビス〔2−アニ
リノ−4−(N−メチル−N−2−ヒドロキシエチルア
ミノ)−s−トリアジン−6−イルアミノ〕スチルベン
−2:21−ジスルホネート、二ナトリウム4,41−ビス(4
−フェニル−2,1,3−トリアジン−2−イル)スチルベ
ン−2:21−ジスルホネート、二ナトリウム4,41−ビス
〔2−アニリノ−4−(1−メチル−2−ヒドロキシエ
チルアミノ)−s−トリアジン−6−イルアミノ〕スチ
ルベン−2:21−ジスルホネート及びナトリウム2−〔ス
チルビル−411−(ナフト−11,21:4,5−1,2,3−トリア
ゾール−211−スルホネートである。
本発明の組成物で有用な汚れ放出剤は、様々な配置を
とるテレフタル酸とエチレングリコール及び/又はプロ
ピレングリコール単位との慣用的なコポリマー又はター
ポリマーである。このようなポリマーの例は、一般譲渡
されたUS特許第4116885号及び第4711730号と欧州公開特
許出願第0272033号明細書で開示されている。EP−A−0
273033号による特に好ましいポリマーは下記式を有す
る: (CH3(PEG)430.75(POH)0.25〔(T−PO)2.8 (T−PEG)0.4〕T(POH)0.25(PEG)43CH30.75 上記式中PEGは−(OC2H4)O−、POは(OC3H6O)、T
は(pCOC6H4CO)である。
あるポリマー物質、例えば典型的にはMWt5000〜2000
0、好ましくは10000〜15000のポリビニルピロリドン
は、洗浄プロセス中に布帛間の不安定染料の移動を防止
する上で有用な剤を形成する。
もう1つの任意成分は、シリコーン及びシリカ−シリ
コーン混合物で例示される起泡抑制剤である。シリコー
ンは通常アルキル化ポリシロキサン物質で表され、一方
シリカは微粉砕形で通常用いられ、シリカエーロゲル及
びキセロゲルと様々なタイプの疎水性シリカで例示され
る。これらの物質は粒子として配合でき、その場合に起
泡抑制剤は有利なことに水溶性又は水分散性で実質上非
界面活性剤洗剤不浸透性のキャリヤに放出可能に配合さ
れる。他方、起泡抑制剤は液体キャリヤに溶解又は分散
して、1種以上の他の成分にスプレーすることにより適
用してもよい。
上記のように、有用なシリコーン起泡抑制剤は前記タ
イプのアルキル化シロキサンと固形シリカの混合物から
なっていてもよい。このような混合物は固形シリカの表
面にシリコーンを付着させることにより製造される。好
ましいシリコーン起泡抑制剤は、約1:1〜約1:2のシリコ
ーン対シラン化シリカの重量比で、約500〜約200,000範
囲内の分子量を有するジメチルシリコーン流体と完全に
混合された、10〜20nm範囲内の粒度と50m2/g以上の比表
面積を有する疎水性シラン化(最も好ましくはトリメチ
ルシラン化)シリカで代表される。
好ましいシリコーン起泡抑制剤はBartollotaらのUS特
許第3,933,672号明細書で開示されている。他の特に有
用な起泡抑制剤は、1977年4月28日付で公開されたドイ
ツ特許出願DTOS第2,646,126号明細書で記載された自己
乳化性シリコーン起泡抑制剤である。このような化合物
の例はダウ・コーニング(Dow Corning)から市販され
るDC−544であり、これはシロキサン/グリコールコポ
リマーである。
上記の起泡抑制剤は、通常組成物の0.001〜0.5重量
%、好ましくは0.01〜0.1重量%のレベルで用いられ
る。
好ましい配合方法には、組成物の1種以上の主成分へ
のスプレーオンによる液体形態での起泡抑制剤の適用、
あるいは組成物の他の固形成分と後でミックスできる別
の粒子としての起泡抑制剤の形成がある。別の粒子とし
て起泡調節剤を配合する場合には、C20−C24脂肪酸、微
結晶ワックスと、エチレンオキシド及びプロピレンオキ
シドの高MWtコポリマーのような他の起泡抑制剤物質も
その中に含有させることができ、これらがなければマト
リックスの分散性に悪影響を与えてしまう。このような
起泡調節粒子を形成する技術は、前記BartollottaらのU
S特許第3,933,672号明細書で開示されている。
本発明で有用な他の任意成分は1種以上の酵素であ
る。
好ましい酵素物質には、洗剤組成物中に慣例的に配合
される市販アミラーゼ、中性及びアルカリプロテアー
ゼ、リパーゼ、エステラーゼ及びセルラーゼがある。適
切な酵素はUS特許第3,519,570号及び第3,533,139号明細
書で記載されている。
好ましい市販プロテアーゼ酵素には、ノボ・インダス
トリーズ社(Novo Industries A/S)(デンマーク)か
ら商品名アルカラーゼ(Alcalase)及びサビナーゼ(Sa
vinase)として、インターナショナル・バイオシンセテ
ィクス社(International Bio−Synthetics,Inc.)(オ
ランダ)からマキサターゼ(Maxatase)として販売され
るものがある。
好ましいアミラーゼには、例えばB.リチェニホルムス
(B.licheniforms)の特定株から得られたアミラーゼが
あり、これはGB−1,296,839号明細書(ノボ)で更に詳
細に記載されている。好ましい市販アミラーゼには、例
えばインターナショナル・バイオシンセティクス社から
販売されるラピダーゼ(Rapidase)と、ノボ・インダス
トリーズ社から販売されるターマミル(Termamyl)があ
る。
特に好ましいリパーゼ酵素は商品名リポラーゼ(Lipo
lase)(Biotechnology Newswatch,7 March 1988,page
6)としてノボ・インダストリーズ社(デンマーク)か
ら製造及び販売され、EP−A−0258068明細書(ノボ)
で他の適切な酵素と共に記載されている。
布帛柔軟化剤も洗濯洗剤組成物中に配合できる。これ
らの剤はタイプ上無機でも又は有機でもよい。無機柔軟
化剤はGB−A−1,400,898明細書で開示されたスメクタ
イトクレーで例示される。有機布帛柔軟化剤には、GB−
A−1514276及びEP−B−0011340明細書で開示されたよ
うな非水溶性三級アミンがある。
モノC12−C14四級アンモニウム塩とそれらとの組合せ
は、EP−B−0026527及び528明細書で開示されている。
他の有用な有機布帛柔軟化剤は、EP−B−0242919明細
書で開示されたようなジ長鎖アミドである。布帛柔軟化
系の追加有機成分には、EP−A−0299575及び0313146明
細書で開示されたような高分子量ポリエチレンオキシド
物質がある。
スメクタイトクレーのレベルは通常5〜15重量%、更
に好ましくは8〜12%の範囲内であり、その物質は処方
物の残りにドライミックス成分として加えられる。非水
溶性三級アミン又はジ長鎖アミド物質のような有機布帛
柔軟化剤は0.5〜5重量%、通常1〜3重量%のレベル
で配合され、一方高分子量ポリエチレンオキシド物質及
び水溶性カチオン系物質は0.1〜2重量%、通常0.15〜
1.5重量%のレベルで加えられる。組成物の一部がスプ
レードライされる場合、これらの物質はスプレードライ
タワーに供給される水性スラリーに加えることができる
が、一部の場合ではドライミックス粒子としてそれらを
加えるか又は組成物の他の固形成分に溶融液体としてそ
れらをスプレーする方が便利である。
本発明の組成物の特徴は、それらが従来の洗濯洗剤組
成物と比較して比較的高い密度を有することである。こ
のような高密度組成物は濃縮製品として知られるように
なり、少くとも650g/、更に一般的には少くとも700g/
、更に好ましくは800g/を超える嵩密度で特徴付け
られる。嵩密度は、ベース上にしっかり取り付けられた
円錐型漏斗と、漏斗の下に配置された同軸の円筒型カッ
プ中に漏斗の内容物を空けるためにその下端に設けられ
たフラップバルブからなる、簡単な漏斗及びカップ装置
により測定される。漏斗は高さ130mmであり、その各上
端及び下端で130mm及び40mmの内径を有する。それは下
端がベースの上表面より140mm上にあるように設置され
る。カップは90mmの全高さ、87mmの内部高さ及び84mmの
内径を有する。その公称容積は500mlである。
測定を行うために、漏斗が手で注ぐことにより粉末で
満たされ、フラップバルブが開けられ、粉末がカップに
いっぱいに入れられる。満たされたカップはフレームか
ら外され、過剰の粉末がストレート端の道具、例えばナ
イフでその上端に沿いなぞることによりカップから除去
される。次いで満たされたカップが秤量され、粉末の重
量について得られた値に2を掛けて、嵩密度g/を求め
る。反復測定は必要に応じて行われる。
本発明の組成物は少くとも1種の多成分系を配合して
もよく、即ちそれらは単にすべての個別成分をドライミ
ックスすることで形成された組成物でなくてもよい。各
個別成分がドライミックスされた組成物は通常粉塵状
で、溶解が遅く、しかも貯蔵中に固まって粒子流動特性
に乏しくなり易い。
本発明の組成物はドライミックス、スプレードライ、
凝集及び造粒を含めた様々な方法により製造でき、好ま
しい方法はこれら技術の組合せである。組成物を製造す
る好ましい方法は、スプレードライ、高速ミキサーでの
凝集及びドライミックスの組合せである。
本発明による好ましい洗剤組成物は、少くとも2種の
粒状多成分系を含んでいる。第一の系は組成物の少くと
も15重量%、慣例的には25〜50%、更に好ましくは35%
以下であり、第二の系は組成物の1〜50重量%、更に好
ましくは10〜40%である。
本発明の好ましい態様において、1つの多成分系はス
プレードライ粉末からなる第二多成分系と一緒にされた
非スプレードライ成分の凝集物である。
第一の系は、粉末の0.75〜40重量%の量でアニオン系
界面活性剤と、粉末の99.25〜60重量%の量で1種以上
の無機及び/又は有機塩とを配合した粒子からなる。そ
の粒子は顆粒、フレーク、プリル(prill)、マルーム
(marume)又はヌードルのようないずれか適切な形をと
ることができるが、好ましくは顆粒である。顆粒自体は
パン又はドラム凝集あるいはインラインミキサーで形成
された凝集物であってもよいが、慣習上は諸成分の水性
スラリーを熱風流で噴霧してほとんどの水を除去するこ
とにより作られたスプレードライ粒子である。次いでス
プレードライ顆粒は、再凝集される前に密度を増加させ
るため、例えば高速カッターミキサー及び/又は圧縮ミ
ルによる高密度化ステップに付される。例示目的で、第
一の系はスプレードライ粉末として以下で記載されてい
る。
第一系の目的に適したアニオン系界面活性剤は、ゆっ
くり溶解する、アルキル基が平均16〜22の炭素原子を有
する直鎖アルキルサルフェート塩と、アルキル基が平均
16〜24の炭素原子を有する直鎖アルキルカルボキシレー
ト塩であることがわかった。
双方のタイプの界面活性剤に関するアルキル基は、好
ましくは獣脂のような天然脂肪に由来する。40%以上が
14以下の炭素原子を有するアルキル部分の混合物からな
る供給源にアルキル基が由来している、それより短鎖の
アルキルサルフェート又はカルボキシレートは、それら
が第一の系で溶解中にゲル様塊状物を形成させることか
ら適切というわけではない。
第一の系を形成するスプレードライ粉末におけるアニ
オン系界面活性剤のレベルは0.75〜40重量%、更に一般
的には2.5〜25%、好ましくは3〜20%、更に好ましく
は5〜15%である。直鎖アルキルベンゼンスルホネート
又はC14−C15アルキルサルフェートのような水溶性界面
活性剤も含有させるか、又は後でスプレーオンによりス
プレードライ粉末に適用してよい。
スプレードライ粉末の他の主成分は、顆粒に結晶構造
を付与する1種以上の無機又は有機塩である。その無機
及び/又は有機塩は水溶性でも又は非水溶性でもよく、
後者のタイプは非水溶性ビルダー又はその主部分により
構成され、これらはビルダー成分の一部を形成してい
る。適切な水溶性無機塩には炭酸及び重炭酸アルカリ金
属がある。結晶積層シリケート以外のアルカリ金属シリ
ケートもスプレードライ顆粒中に存在できるが、但しア
ルミノシリケートはスプレードライ系の一部を形成して
いない。
アルミノシリケートゼオライトがビルダー成分又はそ
の一部を形成している場合には、他の系にドライミック
スすることで直接加えるのではなく、多成分系中に配合
されることが好ましい。ゼオライトの配合をスプレード
ライ顆粒で行う場合には、存在するシリケートがスプレ
ードライ顆粒の一部を形成していてはならない。これら
の状況下で、シリケートの配合はいくつかの方法で、例
えば別のシリケート含有スプレードライ粒子を作るか、
シリケートを他成分の凝集物中に配合するか、又は更に
好ましくはシリケートをドライミックス固形成分として
加えることにより行える。
第一の系は増白剤、ノニオン系セルロース誘導体を含
めた再沈着防止剤、光活性化ブリーチ及び重金属イオン
封鎖剤のような多様成分も15重量%以内で含有すること
ができる。第一の系がスプレードライ粉末である場合、
それは通常スプレードライ粉末の7〜11重量%、更に好
ましくは8〜10重量%の水分まで乾燥される。凝集のよ
うな他のプロセスで作られる粉末の水分はそれより低
く、1〜10重量%の範囲内であってもよい。
第一系の粒度は慣例的であり、好ましくは5重量%以
下が1.4mm以上であるべきであり、一方10重量%以下が
最大寸法で0.15mm以下であるべきである。好ましくは少
なくとも60重量%、最も好ましくは少くとも80%の粉末
は、大きさが0.9〜0.25mmである。スプレードライ粉末
の場合、スプレードライタワーからの粒子の嵩密度は慣
例的に540〜600g/の範囲内であり、これは高速カッタ
ー/ミキサーでのサイズ減少とその後の圧縮のような追
加加工処理ステップで高められる。一方、スプレードラ
イ以外のプロセスも高密度粒子を直接形成するために用
いてよい。
本発明による好ましい組成物の第二系は、水溶性界面
活性剤を含有したもつ1つの多成分粒子である。
水溶性界面活性剤はタイプ上アニオン系、ノニオン
系、カチオン系又は半極性でも、あるいはこれらいずれ
の混合物でもよい。適切な界面活性剤は前記されている
が、好ましい界面活性剤はC14−C15アルキルサルフェー
ト、直鎖C11−C15アルキルベンゼンスルホネート及び脂
肪C14−C18メチルエステルスルホネートである。第二の
系はいかなる適切な物理的形態を有していてもよく、即
ちそれはフレーク、プリル、マルーム、ヌードル、リボ
ン又は顆粒の形をとり、スプレードライ又は非スプレー
ドライ凝集物のいずれでもよい。第二の系は理論上それ
自体が水溶性界面活性剤からなっていてもよいが、実際
上は少なくとも1種の有機又は無機塩が加工処理を容易
にするために含有される。これらはある程度の結晶性と
ひいては許容される流動特性を粒子に付与し、第一系に
存在するいずれか1種以上の有機又は無機塩であっても
よい。
第二系の粒度範囲は重要でないが、第一系とブレンド
されたときにその粒子からの分離を回避できるようなも
のであるべきことである。このため5重量%以下は1.4m
m以上であるべきであり、一方10%以下は最大寸法で0.1
5mm以下であるべきである。
第二系の嵩密度はその製造様式の関数である。しかし
ながら、第二系の好ましい形は機械的にミックスされた
凝集物であり、これはパン凝集機、Zブレードミキサ
ー、又は更に好ましくはSchugi(Holland)BV 29 Chroo
mstraat 8211 AS,Lelystad,Netherlands及びGebruder L
odige Maschinenban GmbH,D−4790 Paderborn 1,Elsene
rstrasse 7−9,Postfach 2050 FRGにより製造されたよ
うなインラインミキサーにドライ成分を加えるか又は凝
集剤と共に加えることにより作られる。この手段によれ
ば、第二系は650〜1190g/、更に好ましくは750〜850g
/範囲内の嵩密度を有する。
好ましい組成物は、組成物の3〜15重量%、更に好ま
しくは5〜12重量%の量に相当するレベルの炭酸アルカ
リ金属を第二系中に含有している。これは第二系中で20
〜40重量%の炭酸塩のレベルを示すことが好ましい。
第二系の高度に好ましい成分も、第二系の10〜35重量
%で存在する、前記された合成ゼオライトタイプの水和
非水溶性アルミノシリケートイオン交換物質である。こ
うして配合される非水溶性アルミノシリケート物質の量
は、組成物の1〜10重量%、更に好ましくは2〜8重量
%である。
第二系を製造する1つのプロセスにおいて、界面活性
剤塩はインラインミキサー中その場で形成される。液体
酸形の界面活性剤はロジッジ(lodige)C6ミキサーのよ
うな連続高速ブレンダー中で粒状無水炭酸ナトリウム及
び水和ナトリウムアルミノシリケートの混合物に加えら
れ、混合物の粒状性質を維持しながら界面活性剤塩を形
成するために中和される。得られた凝集混合物は第二系
を形成し、その後製品の他成分に加えられる。このプロ
セスの変更例では、界面活性剤塩は前中和されて、他成
分の混合物に粘稠ペーストとして加えられる。この変更
例において、ミキサーは単に諸成分を凝集させて第二系
を形成するように働く。
本発明による組成物を製造する特に好ましいプロセス
において、第一顆粒系を含んだスプレードライ製品の一
部は転用されて、低レベルのノニオン系界面活性剤スプ
レーオンに付されてから、残りと再ブレンドされる。第
二顆粒系は上記の好ましいプロセスを用いて作られる。
次いで第一及び第二系はカルボキシレートキレート化
剤、過炭酸ナトリウムブリーチ、ブリーチ活性剤、汚れ
放出ポリマー、慣例的又は結晶積層タイプのシリケート
及び酵素のような他のドライミックス成分と一緒にコン
ベヤベルトに供給され、そこからそれらが水平回転ドラ
ムに移され、そこで香料及びシリコーン起泡抑制剤が製
品上にスプレーされる。高度に好ましい組成物におい
て、低レベル(約2重量%)の微細結晶物質が密度を増
加させて顆粒流動特性を改善するために導入される追加
ドラムミキシングステップが用いられる。しかしなが
ら、この物質はアルミノシリケートゼオライトビルダー
であるべきでなく、その理由は製品中に別々の粒子形と
して存在するゼオライトビルダーが過炭酸塩安定性に悪
影響を有するとわかったからである。
本発明による好ましい洗浄プロセスでは、有効量の顆
粒洗剤製品を含有した分配装置が洗浄サイクルの開始前
に洗濯機のドラム中に導入される。本明細書で前記され
たプロセスで使用上顆粒洗剤製品の有効量は、洗浄され
る洗濯物の容量及び重量に依存する。70〜150gの製品の
使用が平均的に汚れた洗濯物2〜6kgの標準洗浄量のと
きに典型的である。
分配装置は洗濯機のドラムに直接製品を投入するため
に用いられる洗剤製品のための容器である。その容量は
前記のような洗浄プロセスで通常用いられるような十分
な洗剤製品を含有できるようなものであるべきである。
洗濯機に洗濯物をいれたら、洗剤製品を含有した分配
装置がドラムの内部に設置される。洗濯機の洗浄サイク
ルの開始時に、水がドラムに導入され、ドラムが周期的
に回転する。分配装置のデザインは、それがドライ洗剤
製品を含有でき、ドラムが回転したときの攪拌に応答し
てかつ洗浄水へのその浸漬の結果として洗浄サイクル中
にこの製品を放出できるようなものであるべきである。
洗浄中に洗剤製品を放出させるために、その装置は製
品が通る開口部をいくつか有する。一方、装置は、液体
に透過性だが固形製品に不透過性であって、溶解製品の
放出を行える物質から作られる。好ましくは、洗剤製品
は洗浄サイクルの開始時に急速に放出され、それにより
この段階の洗浄サイクルで自動洗濯機のドラムに一時的
局在高濃度の製品を供給する。
好ましい分配装置は再使用でき、容器の完全体が乾燥
状態及び洗浄サイクル中の双方で維持されるようにデザ
インされる。本発明による使用で特に好ましい分配装置
は下記特許:GB−B−2,157,717、GB−B−2,157,718、E
P−A−0201376、EP−A−0288345及びEP−A−0288346
明細書で記載されている。J.Bland,Manufacturing Chem
ist発行,November 1989,pages 41−46の論文でも、“グ
ラニュレット”(granulette)として通常知られるタイ
プの顆粒洗濯製品用に特に好ましい分配装置について記
載している。
本発明のプロセスを行う上でもう1つの好ましい手段
は、液体に透過性だが固形組成物に不透過性である壁を
もつ再使用しうる分配装置からドラム内にある布帛周囲
の液体中に組成物を導入することである。
この種類の特に好ましい装置は欧州特許出願公開第03
43069号&第0343070号明細書で開示されている。後者の
出願ではオリフィスを形成するサポートリングから伸び
たバッグの形でフレキシブルなさや型ケースからなる装
置について開示しており、そのオリフィスは洗浄プロセ
スで1回の洗浄サイクルに十分な製品をそのバックに入
れられるように作製される。一部の洗浄媒体はオリフィ
スからバッグ中に流入し、製品を溶解し、その後溶液が
オリフィスから洗浄媒体中に向けて外部に出て行く。サ
ポートリングは湿潤未溶解製品の流出を防ぐマスキング
手段を備えており、この手段は典型的にはスポークドホ
イール配置で中央ボスから放射状に伸びる壁、又は壁が
らせん形を有する類似構造からなる。
一方、分配装置はバッグ又はポーチのようなフレキシ
ブル容器であってもよい。バッグは欧州公開特許出願第
0018678号明細書で開示されたように、内容物を貯留で
きるように水不透過性保護物質でコートされた繊維状構
造物からなっていてもよい。他方、それは欧州公開特許
出願第0011500号、第0011501号、第0011502号及び第001
1968号明細書で開示されたように、水性媒体中で破裂す
るようにデザインされたエッジシール又はクロージャー
を備えた非水溶性合成ポリマー物質から形成してもよ
い。便利な形の水脆性クロージャーは、ポリエチレン又
はポリプロピレンのような水不透過性ポリマーフィルム
から形成されたポーチの一端に沿い付着されて、それを
密封する水溶性密着剤からなる。
本発明の洗剤組成物は下記非制限例で説明されてお
り、そこではすべてのパーセンテージが他で指摘されな
いかぎり重量ベースである。
洗剤組成物において、略記成分名は下記の意味を有す
る: LAS:ナトリウム直鎖C12アルキルベンゼンスルホネート C16-18AS:ナトリウムC16−C18アルキルサルフェート C14-15AS:ナトリウムC14−C15アルキルサルフェート C14-15AE7:1モル当たり平均7モルのエチレンオキシド
と縮合されたC14−C15一級アルコール C12-15AE3:1モル当たり平均3モルのエチレンオキシド
と縮合されたC12−C15一級アルコール TAED:テトラアセチルエチレンジアミン シリケート:非晶質ナトリウムシリケート(SiO2:Na2O
比は通常通り) CMC:ナトリウムカルボキシメチルセルロース ゼオライト4A:1〜10μm範囲内の主粒度を有する 式Na12(AlO2SiO212・27H2Oの水和ナ
トリウムアルミノシリケート シトレート:クエン酸三ナトリウム二水和物 MA/AA:1:4マレイン酸/アクリル酸のコポリマー 平均分子量約70,000 BASF市販、商品名ソカラン(Sokalan)CP5 DTPMP:ジエチレントリアミンペンタ(メチレンホスホン
酸) モンサント(Monsanto)市販、商品名デクエスト
(Dequest)2060 起泡:疎水性シリカ及びシリコーン油の混合物 過炭酸塩:2.5:1のモル比でNa2CO3及びNa2SO4からなる混
合塩でコートされた(CO3/SO4コートされた)実験式2Na
2CO3・3H2O2の無水過炭酸ナトリウムブリーチ (過炭酸塩:混合塩の重量比=39:1、平均粒
度=550μm) サビナーゼ:ノボ・インダストリーズ社販売のタンパク
質分解酵素 リポラーゼ:ノボ・インダストリーズ社販売の脂肪分解
酵素
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−27333(JP,A) 特開 昭63−20398(JP,A) 特開 昭63−296690(JP,A) 特開 平1−85297(JP,A) 特開 平2−283800(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C11D 3/37,3/39

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)過炭酸アルカリ金属 (b)1種以上のノニオン系セルロース誘導体 を含んだ洗濯洗剤組成物。
  2. 【請求項2】1種以上のノニオン系セルロース誘導体が
    全組成物の3重量%以下の全量で存在している、請求項
    1に記載の洗剤組成物。
  3. 【請求項3】1種以上のノニオン系セルロース誘導体が
    全組成物の1.5重量%以下、好ましくは1%以下の全量
    で存在している、請求項2に記載の洗剤組成物。
  4. 【請求項4】1種以上のノニオン系セルロース誘導体が
    セルロースエーテルから選択される、請求項1〜3のい
    ずれか一項に記載の洗剤組成物。
  5. 【請求項5】1種以上のノニオン系セルロース誘導体が
    ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセル
    ロース、メチルセルロース及びそれらの混合物から選択
    される、請求項4に記載の洗剤組成物。
  6. 【請求項6】ペルオキシ酸ブリーチ前駆物質、有機ペル
    オキシ酸及びそれらの混合物から選択される追加漂白剤
    を更に含んでいる、請求項1〜5のいずれか一項に記載
    の洗剤組成物。
  7. 【請求項7】追加漂白剤がTAEDである、請求項6に記載
    の洗剤組成物。
  8. 【請求項8】全組成物の3〜35重量%の量で界面活性剤
    を更に含み、その界面活性剤がアニオン系、カチオン
    系、ノニオン系、両性及び双極性界面活性剤とそれらの
    混合物から選択される、請求項1〜7のいずれか一項に
    記載の洗剤組成物。
  9. 【請求項9】無リン酸であり、全組成物の1〜80重量%
    の無リン酸洗剤ビルダー化合物を含んでいる、請求項1
    〜8のいずれか一項に記載の洗剤組成物。
  10. 【請求項10】無リン酸洗剤ビルダー化合物が結晶積層
    ナトリウムシリケート、ゼオライト及びそれらの混合物
    から選択される、請求項9に記載の洗剤組成物。
  11. 【請求項11】有効量の洗濯洗剤組成物が洗浄時に洗浄
    液に導入される、家庭洗濯機で洗濯物を洗う方法であっ
    て、 そのプロセスが50℃以下の温度で行われ、洗濯洗剤組成
    物が: (a)過炭酸アルカリ金属 (b)1種以上のノニオン系セルロース誘導体 を含んでいることを特徴とする方法。
  12. 【請求項12】プロセスが10〜35℃の温度で行われる、
    請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】洗濯物が疎水性物質からなる、請求項11
    又は12に記載の方法。
  14. 【請求項14】洗剤組成物が請求項2〜10のいずれか一
    項で記載された組成物である、請求項11〜13のいずれか
    一項に記載の方法。
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