JP3009002B2 - 刺繍ミシンの為のデータ処理装置 - Google Patents

刺繍ミシンの為のデータ処理装置

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JP3009002B2
JP3009002B2 JP3325332A JP32533291A JP3009002B2 JP 3009002 B2 JP3009002 B2 JP 3009002B2 JP 3325332 A JP3325332 A JP 3325332A JP 32533291 A JP32533291 A JP 32533291A JP 3009002 B2 JP3009002 B2 JP 3009002B2
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Brother Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、刺繍ミシンの為のデー
タ処理装置に関し、特に刺繍縫いを施す刺繍領域の刺繍
縫い方向の開始端部又は終了端部における針落ちパター
ンを任意に変更できるようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、本願出願人は、刺繍模様の為の刺
繍データを極力少ない記憶容量で記憶できるように、例
えば特公昭60─42740号公報において、文字や図
形などの刺繍領域を複数のブロックに分割し、これらブ
ロックの輪郭を画定する為の複数の輪郭線素を示すブロ
ックデータと、刺繍糸によりブロック内に形成する縫目
の数を規定する糸密度データとを含む刺繍領域データを
記憶するようにし、これらブロックデータと糸密度デー
タとに基いて各ブロック毎の針落ち点の位置データを求
め、これら複数の針落ち位置データを用いてブロックデ
ータに基づく縫目パターンで刺繍領域を刺繍縫いするよ
うにした刺繍模様記憶再生装置を提案した。
【0003】ところで、最近、本願出願人は、例えば特
開平3─128085号公報において、文字や図形など
の刺繍領域を外形線(輪郭線)で規定するようにし、こ
の外形線を表す閉領域データ(外形線データ)で記憶し
ておき、この閉領域データに基いて全体閉領域を小型の
複数の部分閉領域に分割し、これら複数の部分閉領域の
各々についてブロックデータを求め、更にこれら複数の
ブロックデータと糸密度データとに基いて針落ち点を規
定するステッチデータを求める処理を一貫して自動的に
行なえるようにしたデータ処理装置を提案した。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、文字や図形
などの刺繍領域を刺繍縫いする場合に、特に文字などの
複雑な形状の刺繍領域の刺繍縫い開始端部や終了端部に
施される刺繍縫目の縫目パターン(針落ちパターン)
を、刺繍領域全体の縫目に対してバランスの良い縫目と
するのが一般的に望まれている。しかし、本願出願人が
提案した刺繍模様記憶再生装置(特公昭60─4274
0号公報)を用いて刺繍縫いする為のブロックデータを
作成する場合に、特にオペレータが未熟練者の場合に
は、刺繍領域全体の縫目バランスを鑑みて、刺繍開始端
部や終了端部の縫目パターンを設定するときに、縫目バ
ランスが良くなるように、刺繍開始端部や終了端部にお
けるブロック形状を修正しながらブロック化作業を繰り
返し行なうことになり、ブロック化作業が複雑化且つ面
倒になるという問題がある。
【0005】一方、本願出願人が提案したデータ処理装
置(特開平3─128085号公報)においては、刺繍
領域を表す閉領域データを入力するだけで、刺繍領域に
施す刺繍縫目の為のステッチデータを自動的に求めるこ
とができるが、このステッチデータは汎用性を有する所
定の規則に基いて作成されるので、特に文字などの複雑
な形状の刺繍領域の刺繍開始端部や終了端部における縫
目パターンが刺繍領域全体のバランスを鑑みた整合性を
有するステッチデータでない場合が多いという問題があ
る。
【0006】本発明の目的は、刺繍領域の刺繍開始端部
や終了端部における縫目パターンを任意に且つ簡単に変
更でき、刺繍領域に施される刺繍縫目のバランスを大幅
に向上し得るような刺繍ミシンの為のデータ処理装置を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る刺繍ミシ
ンの為のデータ処理装置は、図1の機能ブロック図に示
すように、刺繍ミシンにより刺繍縫いを施す刺繍領域の
外形線を表す外形線データに基いて、刺繍領域を複数の
ブロックに自動的に分割してこれらのブロックを規定す
るブロックデータを作成し、これらブロックデータと糸
密度を指定する糸密度データとに基いて刺繍縫いの複数
の針落ち点を規定するステッチデータを作成する刺繍ミ
シンの為のデータ処理装置において、複数のブッロクの
ブロックデータとステッチデータとを受けて、刺繍領域
の全部又は一部の複数のブロックの外形線と、刺繍縫目
とをディスプレイに表示する表示手段と、ディスプレイ
に表示された外形線を形成する複数の外形線素のうちの
刺繍縫い方向の開始端又は終了端の外形線素に対して、
刺繍縫いの針落ちパターンの変更と針落ちパターンとを
指定する為の指定手段と、指定手段により針落ちパター
ンの変更を指定されたときに、指定された針落ちパター
ンに基いて、当該刺繍領域部分のブロックデータとステ
ッチデータとを演算しその求めたデータで置き換えるデ
ータ変更手段とを設けたものである。
【0008】請求項2に係る刺繍ミシンの為のデータ処
理装置は、図1の機能ブロック図に示すように、刺繍ミ
シンにより刺繍縫いを施す刺繍領域を構成する複数のブ
ロックのブロックデータと糸密度を指定する糸密度デー
タとに基いて刺繍縫いの複数の針落ち点を規定するステ
ッチデータを作成する刺繍ミシンの為のデータ処理装置
において、複数のブロックのブロックデータを受けて、
刺繍領域の全部又は一部の複数のブロックの外形線と、
ブロックを規定する外形線上のブロック規定点とをディ
スプレイに表示する表示手段と、ディスプレイに表示さ
れた外形線を形成する複数の外形線素のうちの刺繍縫い
方向の開始端又は終了端の外形線素に対して、刺繍縫い
の針落ちパターンの変更と針落ちパターンとを指定する
為の指定手段と、指定手段により針落ちパターンの変更
を指定されたときに、指定された針落ちパターンに基い
て、当該刺繍領域部分のブロックデータを演算しその求
めたデータで置き換えるデータ変更手段とを設けたもの
である。
【0009】請求項3に係る刺繍ミシンの為のデータ処
理装置は、図1の機能ブロック図に示すように、刺繍ミ
シンにより刺繍縫いを施す刺繍領域の外形線を表す外形
線データと、糸密度を指定する糸密度データとに基い
て、刺繍縫いの複数の針落ち点を規定するステッチデー
タを作成する刺繍ミシンの為のデータ処理装置であっ
て、外形線データとステッチデータとを受けて、刺繍領
域の全部又は一部の外形線と、刺繍縫目とをディスプレ
イに表示する表示手段と、ディスプレイに表示された外
形線を形成する複数の外形線素のうちの刺繍縫い方向の
開始端又は終了端の外形線素に対して、刺繍縫いの針落
ちパターンの変更と針落ちパターンとを指定する為の指
定手段と、指定手段により針落ちパターンの変更を指定
されたときに、指定された針落ちパターンに基いて、当
該刺繍領域部分の針落ち点のステッチデータを演算しそ
の求めたデータで置き換えるデータ変更手段とを備えた
ものである。
【0010】
【作用】請求項1に係る刺繍ミシンの為のデータ処理装
置においては、刺繍領域の外形線データに基いて分割さ
れた複数のブロックの各々を規定するブロックデータに
基づく刺繍領域の全部又は一部の複数のブロックの外形
線と、これらブロックデータと糸密度データとに基いて
求めた複数の針落ち点を規定するステッチデータに基づ
く刺繍縫目とは表示手段によりディスプレイに表示され
る。一方、ディスプレイに表示された外形線を形成する
複数の外形線素のうちの刺繍縫い方向の開始端又は終了
端の外形線素に対して、刺繍縫いの針落ちパターンの変
更と針落ちパターンとは指定手段で指定される。その結
果、指定手段により針落ちパターンの変更が指定された
ときには、データ変更手段により、指定された針落ちパ
ターンに基いて、当該刺繍領域部分のブロックデータと
ステッチデータとが演算され、しかもその求めたデータ
で置き換えられる。
【0011】このように、指定手段を介して刺繍縫い方
向の開始端又は終了端の外形線素に対して、刺繍縫いの
針落ちパターンの変更と針落ちパターンとを任意に指定
するだけで、この刺繍領域部分のブロックデータとステ
ッチデータとが変更されるので、特に文字などの複雑な
形状の刺繍領域の刺繍開始端部や終了端部における縫目
パターンが刺繍領域全体に対してバランス良く整合する
ようなステッチデータを簡単に作成することができる。
【0012】請求項2に係る刺繍ミシンの為のデータ処
理装置においては、刺繍領域を構成する複数のブロック
のブロックデータに基づく刺繍領域の全部又は一部の複
数のブロックの外形線と、これらブロックデータを規定
する外形線上のブロック規定点とは表示手段によりディ
スプレイに表示される。一方、ディスプレイに表示され
た外形線を形成する複数の外形線素のうちの刺繍縫い方
向の開始端又は終了端の外形線素に対して、刺繍縫いの
針落ちパターンの変更と針落ちパターンとは指定手段に
より指定される。その結果、指定手段により針落ちパタ
ーンの変更が指定されたときには、データ変更手段によ
り、指定された針落ちパターンに基いて、当該刺繍領域
部分のブロックデータが演算され、しかもその求めたデ
ータで置き換えられる。
【0013】このように、指定手段を介して刺繍縫い方
向の開始端又は終了端の外形線素に対して、刺繍縫いの
針落ちパターンの変更と針落ちパターンとを任意に指定
するだけで、この刺繍領域部分のブロックデータが変更
されるので、ブロック形状の修正作業を不要にでき、ブ
ロックデータ作成を簡単化することができる。しかも、
文字などの複雑な形状の刺繍領域の刺繍開始端部や終了
端部における縫目パターンが刺繍領域全体に対してバラ
ンス良く整合するようなステッチデータを簡単に作成す
ることができる。
【0014】請求項3に係る刺繍ミシンの為のデータ処
理装置においては、刺繍領域の外形線を表す外形線デー
タに基づく刺繍領域の全部又は一部の外形線と、これら
外形線データと糸密度データとから作成された刺繍縫い
の複数の針落ち点を規定するステッチデータに基づく刺
繍縫目とは表示手段によりディスプレイに表示される。
以下、請求項1と略同様に作用し、刺繍縫いの針落ちパ
ターンの変更と針落ちパターンとは指定手段で指定さ
れ、当該刺繍領域部分の針落ち点のステッチデータの演
算とその求めたデータでの置き換えとは、データ変更手
段により行なわれる。
【0015】このように、指定手段を介して刺繍縫い方
向の開始端又は終了端の外形線素に対して、刺繍縫いの
針落ちパターンの変更と針落ちパターンとを任意に指定
するだけで、この刺繍領域部分のステッチデータが変更
されるので、特に文字などの複雑な形状の刺繍領域の刺
繍開始端部や終了端部における縫目パターンが刺繍領域
全体に対してバランス良く整合するようなステッチデー
タを簡単に作成することができる。
【0016】
【発明の効果】請求項1に係る刺繍ミシンの為のデータ
処理装置によれば、〔作用〕の項で説明したように、表
示手段と指定手段とデータ変更手段とを設け、指定手段
を介して刺繍縫いの針落ちパターンの変更と針落ちパタ
ーンとを任意に指定するだけで、この刺繍領域部分のブ
ロックデータとステッチデータとが変更されるので、文
字などの複雑な形状の刺繍領域の刺繍開始端部や終了端
部における縫目パターンが刺繍領域全体に対してバラン
ス良く整合するようなステッチデータを簡単に作成する
ことができる。
【0017】請求項2に係る刺繍ミシンの為のデータ処
理装置によれば、〔作用〕の項で説明したように、表示
手段と指定手段とデータ変更手段とを設け、指定手段を
介して刺繍縫いの針落ちパターンの変更と針落ちパター
ンとを任意に指定するだけで、この刺繍領域部分のブロ
ックデータが変更されるので、ブロック形状の修正作業
を不要にでき、ブロック化作業を大幅に簡単化すること
ができる。しかも、文字などの複雑な形状の刺繍領域の
刺繍開始端部や終了端部における縫目パターンが刺繍領
域全体に対してバランス良く整合するようなステッチデ
ータを簡単に作成することができる。
【0018】請求項3に係る刺繍ミシンの為のデータ処
理装置によれば、〔作用〕の項で説名したように、表示
手段と指定手段とデータ変更手段とを設け、指定手段を
介して刺繍縫いの針落ちパターンの変更と針落ちパター
ンとを任意に指定するだけで、この刺繍領域部分のステ
ッチデータが変更されるので、特に文字などの複雑な形
状の刺繍領域の刺繍開始端部や終了端部における縫目パ
ターンが刺繍領域全体に対してバランス良く整合するよ
うなステッチデータを簡単に作成することができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基いて
説明する。本実施例は、刺繍縫いする刺繍領域のアウト
ライン(外形線)に関する閉領域を表す閉領域データ
(外形線データ)から刺繍ミシンで刺繍縫目を施す為の
ステッチデータ(針落ち位置データ)を作成するデータ
処理装置に本発明を適用した場合のものである。データ
処理装置1は、図2に示すように基本的には、文字や画
像を表示するCRT表示器10と、キーボード11と、
ハードディスク装置などからなる外部記憶装置12と、
刺繍領域を規定する規定点の座標を入力する為の座標入
力器(マウス)13及びこれらが接続された制御ボック
ス14とから構成されている。この制御ボックス14に
は、後述する制御装置Cやフロッピーディスクドライブ
装置16(図3参照)が内蔵されている。
【0020】次に、データ処理装置1の制御系は、図3
のブロック図に示すように構成されている。制御装置C
の入出力インターフェース20には、キーボード11
と、外部記憶装置12と、座標入力器13と、CRT表
示器10の為の表示駆動回路15と、フロッピーディス
クドライブ装置(FDD)16の為のフロッピーディス
クコントローラ(FDC)17とが夫々接続されてい
る。
【0021】前記キーボード11には、加工布に施す刺
繍模様や縫目密度などを入力する為のものであり、アル
ファベット、数字、記号などの刺繍模様を指示する為の
キーやデータの入力・編集に必要な種々のファンクショ
ンキーが設けられている。また、外部記憶装置12に
は、文字や図形などの刺繍模様の刺繍領域のアウトライ
ンに関する閉領域を表す閉領域データ(外形線データ)
が刺繍模様番号と対応づけて格納されている。
【0022】ここで、この閉領域データとして、糸密度
データや閉領域のアウトラインを規定する複数の頂点の
各々の座標(刺繍ミシンで刺繍縫いするときのXY座
標)を表す座標データが含まれている。例えば、図4に
示すように、ある刺繍領域30の外形線に関する閉領域
データには、糸密度データに加えて、刺繍領域の端部3
0aを規定する規定点P31、P32、P33、P3
4、P35、P36を含み、外形線の始点から終点まで
の多数の規定点の座標データが所定の配列順序に基いて
順次格納されている。
【0023】制御装置Cは、CPU21とCPU21に
データバスなどのバス24を介して接続された入出力イ
ンターフェース20とROM22及びRAM23とから
構成されている。このROM22には、後述の本案特有
のステッチデータ展開・修正処理制御の制御プログラム
などが格納されている。RAM23には、外部記憶装置
12から読出された閉領域データを格納する閉領域メモ
リ、糸色メモリ、糸密度メモリ、ワーキングメモリや、
CPU21で演算した演算結果を一時的に格納する各種
メモリやカウンタやポインタなどのメモリが設けられて
いる。前記ステッチデータ展開・修正処理制御プログラ
ムには、閉領域データに基いて複数の部分閉領域にブロ
ック化(細分化)して複数の部分閉領域データを作成
し、これら複数の部分閉領域データの各々に関してブロ
ックデータに変更し、更に各ブロックデータから多数の
針落ち位置を示す位置データつまりステッチデータを作
成する為のデータ処理制御の制御プログラムが含まれて
いる。
【0024】次に、データ処理装置1で行なわれるステ
ッチデータ展開・修正処理制御のルーチンについて、図
5〜図7のフローチャートに基いて説明する。尚、図中
符号Si(i=30、31、32・・・・)は各ステッ
プである。このデータ処理装置1に電源が投入されると
この制御が開始され、複数のメイン項目を含む初期画面
が表示器10に表示される(S30)。例えば、図8に
示すように、刺繍模様を選択する「ファイル」、編集作
業をする「編集」、刺繍模様を作成する「刺繍作成」、
処理の終了を指示する「終了」・・・などの複数のメイ
ン項目が表示される。次に、メイン項目「ファイル」に
対応するキーボード11上のファンクションキーを操作
して刺繍縫いする所望の刺繍模様を選択する選択処理が
実行され(S31)、この刺繍模様の閉領域データから
ステッチデータを求める演算処理制御(図6参照)が実
行される(S32)。
【0025】この処理制御が開始されると、先ず選択さ
れた刺繍模様の閉領域データが外部記憶装置12から読
出され(S50)、この閉領域データに基いて複数の部
分閉領域に細分化処理され(S51)、これら複数の部
分閉領域の各々についてブロックデータに展開処理され
(S52)、これら複数のブロックデータの各々につい
て針落ち位置を規定するステッチデータを作成する演算
処理が実行され(S53)、この制御を終了してリター
ンする。
【0026】次に、ブロックデータとステッチデータと
に基いて、複数のブロックの外形線と刺繍縫目とが表示
器10に表示される(S33)。例えば、前記刺繍領域
端部30a(本実施例を詳しく説明する為に、刺繍領域
端部30aのみを示す)が図9に示すように、補助規定
点J1〜J4を追加することにより、4つの四角形状の
ブロックB30〜B33に分割された場合には、これら
4つのブロックB30〜B33の各々について端点1と
端点3とを結ぶ第1主辺上及び端点2と端点4とを結ぶ
第2主辺上に複数の針落ち点が夫々求められ、図10に
示すように、これら針落ち点を順次結んだ所謂逆N型刺
繍縫目とその外形線とが表示器10に表示される。ここ
で、例えばブロックB33においては、端点1は点P3
2に対応し、端点2はP33に対応し、端点3は補助規
定点J4に対応し、また端点4はP34に対応する。
【0027】次に、刺繍領域の端部の縫目パターンを修
正する為に、メイン項目「編集」に対応するキーボード
11上のファンクションキーが操作されたときには(S
34・S35:Yes)、編集作業に関する編集メニュ
ーが表示器10に表示される(S36)。例えば、図1
1に示すように、項目番号1「複写」、項目番号2「移
動」、項目番号3「端縫い目パターン修正」及び項目番
号4「削除」からなる編集メニューが表示される。
【0028】次に、座標入力器13を用いて、項目番号
「3」の端縫い目パターン修正が選択されたときには
(S37・S38:Yes)、端縫い目パターン修正処
理(図7参照)が実行され(S39)、S30に戻る。
尚、メイン項目「編集」以外の項目に対応するキーボー
ド11上のファンクションキーが操作されたときには
(S34:Yes、S35:No)、操作されたファン
クションキーに対応する処理が実行される(S40)。
また、項目番号「3」以外の項目番号が選択されたとき
には(S37:Yes、S38:No)、選択された編
集項目に対応する処理が実行される(S41)。
【0029】この制御が開始されると、先ず閉領域デー
タとブロックデータとに基いて、ブロックの外形線のう
ちの刺繍縫い方向の終了端の外形線素であって針落ちす
るか否かを変更可能な外形線素が全て太線で表示される
(S70)。例えば、図12に示すように、刺繍領域端
部30aに関する2つの外形線素31・32が夫々太線
で表示される。次に、座標入力器13を用いて、針落ち
の有無を変更する為にその変更する外形線素を選択する
選択処理が実行され(S71)、この選択された外形線
素の各々に識別可能なマークが表示される(S72)。
例えば、図13に示すように、外形線素31上にはマー
ク「□」が表示され且つ外形線素32上にはマーク
「○」が表示される。
【0030】次に、刺繍領域端部における縫目パターン
を変更する変更メニューが表示される(S73)。例え
ば、図14に示すように、この刺繍領域端部30aにお
いて変更可能な3種類の変更項目「1」〜「3」が表示
される。次に、変更項目「1」が選択されたときには
(S74・S75:Yes)、変更項目「1」の針落ち
パターンとなるように、刺繍領域端部におけるブロック
形状を変更する一方、変更後のブロックを表すブロック
データに基いて、各ブロック毎に新規の針落ち点が演算
され、これら針落ち点を規定するステッチデータが修正
されるとともに、その修正後のステッチデータに基づく
縫目が表示器10に表示され(S76)、修正後のブロ
ックデータとステッチデータとがワーキングメモリにお
いて置換して記憶され(S77)、この制御を終了し、
S30にリターンする。
【0031】例えば、図15に示すように、刺繍領域端
部30aについて変更項目「1」が選択されたときに
は、外形線素31に針落ちし且つ外形線素32には針落
ちしないので、線分P31−P32長さ:線分P32−
P33長さ=線分J3−J5長さ:線分J5−P34長
さ、となるように線分P34−P35上に新規の補助規
定点J5が求められ、この補助規定点J5に基いて新規
のブロックB34・B35が求められる。その結果、ブ
ロックB34・B35に基いて針落ち点を求める際に、
外形線素32には針落ちしないという条件を加味して新
規の針落ち点が求められる。そして、これら針落ち点を
規定するステッチデータが修正されるとともに、図16
に示すようにその修正後のステッチデータに基づく刺繍
縫目が表示器10に表示され、修正後のブロックデータ
とステッチデータとがワーキングメモリに置換して記憶
される。
【0032】また、変更項目「2」が選択されたときに
は(S74:Yes、S75:No、S78:Ye
s)、変更項目「2」の針落ちパターンとなるように、
刺繍領域端部におけるブロック形状を変更する一方、変
更後のブロックを表すブロックデータに基いて、各ブロ
ック毎に新規の針落ち点が演算され、これら針落ち点を
規定するステッチデータが修正されるとともに、その修
正後のステッチデータに基づく縫目が表示器10に表示
され(S79)、修正後のブロックデータとステッチデ
ータとがワーキングメモリにおいて置換して記憶される
(S77)。
【0033】例えば、図9・図10に基いて説明したよ
うに、刺繍領域端部30aについて変更項目「2」が選
択されたときには、外形線素31に針落ちせず且つ外形
線素32に針落ちするので、新規のブロックB32・B
33が求められ、外形線素31には針落ちしないという
条件を加味して新規の針落ち点が求められる。そして、
これら針落ち点を規定するステッチデータが修正される
とともに、修正後のステッチデータに基づく刺繍縫目が
表示器10に表示され、修正後のブロックデータとステ
ッチデータとがワーキングメモリに置換して記憶され
る。
【0034】更に、変更項目「3」が選択されたときに
は(S74:Yes、S75・S78:No)、変更項
目「3」の針落ちパターンとなるように、刺繍領域端部
におけるブロック形状を変更する一方、変更後のブロッ
クを表すブロックデータに基いて、各ブロック毎に新規
の針落ち点が演算され、これら針落ち点を規定するステ
ッチデータが修正されるとともに、その修正後のステッ
チデータに基づく刺繍縫目が表示器10に表示され(S
80)、修正後のブロックデータとステッチデータとが
ワーキングメモリにおいて置換して記憶される(S7
7)。
【0035】例えば、図17に示すように、刺繍領域端
部30aについて変更項目「3」が選択されたときに
は、外形線素31と外形線素32とに針落ちするので、
線分J1−P32長さ:線分P32−P33長さ=線分
P34−J6長さ:線分J6−P33長さ、となるよう
に線分P33−P34上に新規の補助規定点J6が求め
られ、この補助規定点J6に基いて新規のブロックB3
6・B37が求められる。その結果、ブロックB36・
B37に基いて針落ち点を求める際に、両外形線素31
・32に針落ちするという条件を加味して新規の針落ち
点が求められる。そして、これら針落ち点を規定するス
テッチデータが修正されるとともに、図18に示すよう
にその修正後のステッチデータに基づく刺繍縫目が表示
器10に表示され、修正後のブロックデータとステッチ
データとがワーキングメモリに置換して記憶される。
【0036】以上説明したように、外形線素を指定する
一方、表示器10に表示された複数の変更項目のうちか
ら所望の変更項目を指定するだけで、刺繍縫いの針落ち
パターンの変更と針落ちパターンとを任意に指定でき、
刺繍領域端部30aのブロックデータとステッチデータ
とが変更されるので、文字などの複雑な形状の刺繍領域
の刺繍開始端部や終了端部における縫目パターンが刺繍
領域全体に対してバランス良く整合するようなステッチ
データを簡単に作成することができる。
【0037】尚、前記端縫目パターン修正処理制御にお
いて、変更項目「1」〜「3」を1つずつサイクリック
に表示するとともに、表示中の変更項目の内容に対応す
る刺繍縫目を演算して表示することも可能である。尚、
太線で表示された複数の外形線素の各々について、針落
ちを変更する外形線素と針落ちの有無とを指定するよう
にしてもよい。尚、ステッチデータ展開・修正処理制御
の制御プログラムを外部記憶装置12に格納することも
可能である。尚、本発明のデータ処理装置を刺繍縫い可
能な各種のミシンに組み込むことも可能である。
【0038】
【第2実施例】ところで、文字や図形などの複数種類の
刺繍模様に関する刺繍領域データが模様番号と対応づけ
て前記外部記憶装置12に格納されている場合には、次
のようにブロックデータを修正するように構成すること
も可能である。即ち、例えば図19に示すように、刺繍
領域端部30aが4つのブロックB30〜B33からな
っている複数のブロックデータと糸密度データとを含む
刺繍領域データが外部記憶装置12に格納されているも
のとする。ここで、ブロッB1のブロックデータとし
て、端点1(P32)の座標と、端点2(P33)の座
標と、端点3(J4)の座標及び端点4(P34)の座
標とで構成されている。以下、ブロックB30〜B32
についても同様である。この場合、外形線素31上には
針落ちしないようになっている。
【0039】次に、ブロックデータ修正処理制御のルー
チンについて、図20・図21のフローチャートに基い
て説明すると、前記実施例と同様にデータ処理装置1に
電源が投入されるとこの制御が開始され、複数のメイン
項目を含む初期画面が表示器10に表示され(S9
0)、メイン項目「ファイル」に対応するキーボード1
1上のファンクションキーを操作して刺繍縫いする所望
の刺繍模様を選択する選択処理が実行され(S91)、
この刺繍模様の刺繍領域データが外部記憶装置12から
読出され、この刺繍領域データに基いて複数のブロック
の外形線とこれらブロックを規定する外形線上のブロッ
ク規定点とが表示器10に表示される(S92)。例え
ば、図22に示すように、刺繍領域端部30aの4つの
ブロックB30〜B33について、複数の外形線とブロ
ック規定点とが表示器10に表示される。
【0040】次に、刺繍領域の端部の縫目パターンを修
正する為に、メイン項目「編集」に対応するキーボード
11上のファンクションキーが操作されたときには(S
93・S94:Yes)、編集作業に関する編集メニュ
ーが表示器10に表示される(S95)。次に、座標入
力器13を用いて、項目番号「3」の端縫い目パターン
修正が選択されたときには(S96・S97:Ye
s)、端縫い目パターン修正処理(図21参照)が実行
される(S98)。この処理制御が開始されると、先ず
針落ちパターンを変更する為に、外形線を形成する複数
の外形線素のうちの刺繍縫い方向の終了端の外形線素を
指定する一方、その外形線素における針落ちの有無を指
定する指定処理が実行される(S110)。
【0041】次に、刺繍領域データとこれら外形線素の
データとその針落ち指定データとに基いて、針落ち指定
データで指定される外形線素上に針落ちするように又は
しないように、新規のブロックデータが演算処理され
(S111)、これら新規のブロックデータに基いて新
規のブロックとブロック規定点とが表示され(S11
2)、これら修正後のブロックデータがワーキングメモ
リに置換して記憶され(S113)、この制御を終了し
てリターンする。
【0042】例えば、図22において、外形線素31に
針落ちさせ且つ外形線素32に針落ちさせないように指
定した場合には、刺繍領域端部30aについて、前記図
15のように4つのブロックB30、B31、B34、
B35が新規に作成され、図23に示すように、これら
新規のブロックデータに基いて新規のブロックB30、
B31、B34、B35の外形線とブロック規定点とが
表示される。また、例えば図22において、両外形線素
31・32に針落ちさせるように指定した場合には、刺
繍領域端部30aについて、前記図17のように5つの
ブロックB30、B31、B32、B36、B37が新
規に作成され、図24に示すように、これら新規のブロ
ックデータに基いて新規のブロックB30、B31、B
32、B36、B37とブロック規定点とが表示され
る。
【0043】以上説明したように、表示器10に表示さ
れた複数のブロックの外形線素のうち所望の外形線素を
指定し且つ針落ちの有無を指定するだけで、刺繍縫いの
針落ちパターンの変更と針落ちパターンとを任意に指定
でき、刺繍領域端部30aのブロックデータが変更され
るので、ブロック形状の修正作業を不要にでき、ブロッ
クデータ作成を簡単化することができる。しかも、文字
などの複雑な形状の刺繍領域の刺繍開始端部や終了端部
における縫目パターンが刺繍領域全体に対してバランス
良く整合するようなステッチデータを簡単に作成するこ
とができる。
【0044】尚、ブロックデータ修正処理制御の制御プ
ログラムを外部記憶装置12に格納することも可能であ
る。尚、本発明のデータ処理装置を刺繍縫い可能な各種
のミシンに組み込むことも可能である。
【0045】
【第3実施例】ところで、前記実施例と同様に、文字や
図形などの刺繍模様の刺繍領域のアウトラインに関する
閉領域を表す閉領域データが刺繍模様番号と対応づけて
外部記憶装置12に格納されている場合に、この閉領域
データに基いて演算により直接求められたステッチデー
タの刺繍領域端部における針落ちパターンを修正するよ
うに構成することも可能である。即ち、例えば図25に
示すように、選択した刺繍模様の閉領域データに基いて
直接求められたステッチデータに関する刺繍縫目と刺繍
領域の外形線とが表示器10に表示される。ここで、こ
の刺繍領域には、刺繍縫い方向の刺繍領域開始端部30
bと刺繍領域終了端部30cとが含まれており、刺繍領
域開始端部30bにおける刺繍縫目パターンを修正する
場合について説明する。尚、符号Pa、Pb、Pc・・
・・Pkは、刺繍領域を規定する規定点である。
【0046】刺繍領域開始端部30bには、外形線を形
成する複数の外形線素のうちの刺繍縫い方向の開始端の
外形線素であって、針落ちするか否かを変更可能な2つ
の外形線素41、42が含まれ、また刺繍領域終了端部
30cには同様に針落ちするか否かを変更可能な2つの
外形線素43、44が含まれている。そこで、座標入力
器13とキーボード11上の所定のファンクションキー
とを用いて、 ・外形線素41に対して針落ちなし ・外形線素42に対して針落ちする ・外形線素43に対して針落ちなし ・外形線素44に対して針落ちする を夫々指定する。その結果、先ず、針落ちしないように
指定された外形線素41、43を除外して、針落ちする
一方の線分長さL1が、線分PaPb長さ+線分PbP
c長さ+線分PcPd長さ+線分PdPe長さ+線分P
ePf長さにより求められ、更に針落ちする他方の線分
長L2さが、線分PgPh長さ+線分PhPi長さ+線
分PiPj長さ+線分PjPk長さにより求められる。
【0047】次に、これら両線分長L1、L2の平均線
分長さLx(mm)が演算され、この平均線分長さLxと
糸密度データd(縫目数/mm)とに基いて、この刺繍領
域に施す刺繍縫目の縫目数Hが、糸密度データd×平均
線分長さLxにより演算され、前記線分長さL1につい
て縫目数Hで分割した針落ち点が各線分PaPb、Pb
Pc、PcPd、PdPe、PePf上に夫々求められ
るとともに、線分長さL2について縫目数Hで分割した
針落ち点が各線分PgPh、PhPi、PiPj、Pj
Pk上に夫々求められる。そして、図26に示すよう
に、刺繍領域開始端部30bについて、外形線素41に
対して針落ちしない条件に応じて、これら求められた針
落ち点を順次結んだ修正縫目が表示器10に表示され
る。同時に、これら修正後のステッチデータがワーキン
グメモリにおいて置換して記憶される。
【0048】この場合にも、前記実施例と同様に、刺繍
縫い方向の開始端又は終了端の外形線素を指定し且つ針
落ちの有無を指定するだけで、刺繍縫いの針落ちパター
ンの変更と針落ちパターンとを任意に指定でき、刺繍領
域端部30b、30cのステッチデータが変更されるの
で、文字などの複雑な形状の刺繍領域の刺繍開始端部や
終了端部における縫目パターンが刺繍領域全体に対して
バランス良く整合するようなステッチデータを簡単に作
成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1及び請求項2の構成を示す機能ブロッ
ク図である。
【図2】データ処理装置の概略斜視図である。
【図3】データ処理装置の制御系のブロック図である。
【図4】刺繍領域の外形線を表す閉領域データを説明す
る説明図である。
【図5】ステッチデータ展開・修正処理制御のルーチン
の概略フローチャートである。
【図6】ステッチデータ演算処理制御のルーチンの概略
フローチャートである。
【図7】端縫目パターン修正処理制御のルーチンの概略
フローチャートである。
【図8】表示器に表示された初期画面の表示例を示す例
示図である。
【図9】刺繍領域端部における分割されたブロック形状
を説明する説明図である。
【図10】刺繍領域端部における複数のブロックの外形
線と刺繍縫目とを表示した例示図である。
【図11】編集メニューの表示例を示す例示図である。
【図12】針落ち指定を変更可能な外形線素を太線で表
示した例示図である。
【図13】針落ち指定を変更可能な外形線素にマークを
表示した例示図である。
【図14】針落ちパターンを変更する変更メニューを表
示した例示図である。
【図15】刺繍領域端部における修正されたブロックの
外形線と刺繍縫目とを示す例示図である。
【図16】刺繍領域端部における修正されたブロックの
外形線と刺繍縫目とを表示した例示図である。
【図17】刺繍領域端部における修正されたブロックの
外形線と刺繍縫目とを示す例示図である。
【図18】刺繍領域端部における修正されたブロックの
外形線と刺繍縫目とを表示した例示図である。
【図19】第2実施例に係り、刺繍領域の分割されたブ
ロックを表す刺繍領域データを説明する説明図である。
【図20】ブロックデータ修正処理制御のルーチンの概
略フローチャートである。
【図21】端縫目パターン修正処理制御のルーチンの概
略フローチャートである。
【図22】刺繍領域端部におけるブロックの外形線とブ
ロック規定点とを表示した例示図である。
【図23】刺繍領域端部における修正されたブロックの
外形線とブロック規定点とを表示した例示図である。
【図24】刺繍領域端部における修正されたブロックの
外形線とブロック規定点とを表示した例示図である。
【図25】第3実施例に係る図10相当図である。
【図26】第3実施例に係り修正された針落ちパターン
を示す例示図である。
【符号の説明】
1 データ処理装置 10 CRT表示器 11 キーボード 12 外部記憶装置 13 座標入力器 21 CPU 22 ROM 23 RAM 30a 刺繍領域端部 30b 刺繍領域端部 30c 刺繍領域端部 C 制御装置

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刺繍ミシンにより刺繍縫いを施す刺繍領
    域の外形線を表す外形線データに基いて、刺繍領域を複
    数のブロックに自動的に分割してこれらのブロックを規
    定するブロックデータを作成し、これらブロックデータ
    と糸密度を指定する糸密度データとに基いて刺繍縫いの
    複数の針落ち点を規定するステッチデータを作成する刺
    繍ミシンの為のデータ処理装置において、 前記複数のブッロクのブロックデータとステッチデータ
    とを受けて、刺繍領域の全部又は一部の複数のブロック
    の外形線と、刺繍縫目とをディスプレイに表示する表示
    手段と、 前記ディスプレイに表示された外形線を形成する複数の
    外形線素のうちの刺繍縫い方向の開始端又は終了端の外
    形線素に対して、刺繍縫いの針落ちパターンの変更と針
    落ちパターンとを指定する為の指定手段と、 前記指定手段により針落ちパターンの変更を指定された
    ときに、指定された針落ちパターンに基いて、当該刺繍
    領域部分のブロックデータとステッチデータとを演算し
    その求めたデータで置き換えるデータ変更手段と、 を備えたことを特徴とする刺繍ミシンの為のデータ処理
    装置。
  2. 【請求項2】 刺繍ミシンにより刺繍縫いを施す刺繍領
    域を構成する複数のブロックのブロックデータと糸密度
    を指定する糸密度データとに基いて刺繍縫いの複数の針
    落ち点を規定するステッチデータを作成する刺繍ミシン
    の為のデータ処理装置において、 前記複数のブロックのブロックデータを受けて、刺繍領
    域の全部又は一部の複数のブロックの外形線と、ブロッ
    クを規定する外形線上のブロック規定点とをディスプレ
    イに表示する表示手段と、 前記ディスプレイに表示された外形線を形成する複数の
    外形線素のうちの刺繍縫い方向の開始端又は終了端の外
    形線素に対して、刺繍縫いの針落ちパターンの変更と針
    落ちパターンとを指定する為の指定手段と、 前記指定手段により針落ちパターンの変更を指定された
    ときに、指定された針落ちパターンに基いて、当該刺繍
    領域部分のブロックデータを演算しその求めたデータで
    置き換えるデータ変更手段と、 を備えたことを特徴とする刺繍ミシンの為のデータ処理
    装置。
  3. 【請求項3】 刺繍ミシンにより刺繍縫いを施す刺繍領
    域の外形線を表す外形線データと、糸密度を指定する糸
    密度データとに基いて、刺繍縫いの複数の針落ち点を規
    定するステッチデータを作成する刺繍ミシンの為のデー
    タ処理装置であって、 前記外形線データとステッチデータとを受けて、刺繍領
    域の全部又は一部の外形線と、刺繍縫目とをディスプレ
    イに表示する表示手段と、 前記ディスプレイに表示された外形線を形成する複数の
    外形線素のうちの刺繍縫い方向の開始端又は終了端の外
    形線素に対して、刺繍縫いの針落ちパターンの変更と針
    落ちパターンとを指定する為の指定手段と、 前記指定手段により針落ちパターンの変更を指定された
    ときに、指定された針落ちパターンに基いて、当該刺繍
    領域部分の針落ち点のステッチデータを演算しその求め
    たデータで置き換えるデータ変更手段と、 を備えたことを特徴とする刺繍ミシンの為のデータ処理
    装置。
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