JP3008613B2 - ディスク状記録媒体のセクタマーク検出装置 - Google Patents
ディスク状記録媒体のセクタマーク検出装置Info
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- JP3008613B2 JP3008613B2 JP3318245A JP31824591A JP3008613B2 JP 3008613 B2 JP3008613 B2 JP 3008613B2 JP 3318245 A JP3318245 A JP 3318245A JP 31824591 A JP31824591 A JP 31824591A JP 3008613 B2 JP3008613 B2 JP 3008613B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、ディスク状記録媒体
の各セクタにおけるヘッダー部に記録されたセクタマー
クを検出する装置に関する。
の各セクタにおけるヘッダー部に記録されたセクタマー
クを検出する装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】光磁気ディスク等のディスク状記録媒体
は、複数のセクタに分割され、各セクタはヘッダー部と
データ領域とから構成されている。そして、セクタのヘ
ッダー部は、セクタの先頭位置を示すセクタマークと、
トラック番号やセクタ番号等からなるアドレス情報等と
から構成されている。
は、複数のセクタに分割され、各セクタはヘッダー部と
データ領域とから構成されている。そして、セクタのヘ
ッダー部は、セクタの先頭位置を示すセクタマークと、
トラック番号やセクタ番号等からなるアドレス情報等と
から構成されている。
【０００３】つまり、図３に示すように、セクタ１は、
セクタマークＭ１およびアドレス情報ＡＤ１からなるセ
クタヘッダー部Ｈ１とデータ領域Ｄ１とから構成されて
いる。同様に、セクタ２は、セクタマークＭ２，アドレ
ス情報ＡＤ２，データ領域Ｄ２から構成され、セクタ３
は、セクタマークＭ３、アドレス情報ＡＤ３、データ領
域Ｄ３から構成される。さらに、セクタ４は、セクタマ
ークＭ４、アドレス情報ＡＤ４、データ領域Ｄ４から構
成される。
セクタマークＭ１およびアドレス情報ＡＤ１からなるセ
クタヘッダー部Ｈ１とデータ領域Ｄ１とから構成されて
いる。同様に、セクタ２は、セクタマークＭ２，アドレ
ス情報ＡＤ２，データ領域Ｄ２から構成され、セクタ３
は、セクタマークＭ３、アドレス情報ＡＤ３、データ領
域Ｄ３から構成される。さらに、セクタ４は、セクタマ
ークＭ４、アドレス情報ＡＤ４、データ領域Ｄ４から構
成される。
【０００４】そして各セクタのセクタマークＭ１，Ｍ
２，Ｍ３，Ｍ４はセクタマーク検出装置（図示せず）に
よって例えば、以下のようにして検出される。
２，Ｍ３，Ｍ４はセクタマーク検出装置（図示せず）に
よって例えば、以下のようにして検出される。
【０００５】つまり、図３に示すように、ウィンドウ信
号生成回路（図示せず）から時点ｔ０から開の状態とな
るウィンドウ信号Ａがセクタマーク検出回路に供給さ
れ、セクタマークＭ１の検出が開始される。そして、セ
クタマークＭ１が検出されると、バイト数の計数が開始
されるとともに、ウィンドウ信号Ａが時点ｔ１にて閉の
状態とされ、セクタマーク検出が不許可とされる。続い
て、アドレス情報検出回路（図示せず）によりアドレス
情報ＡＤ１が検出された後、データ領域Ｄ１のデータが
読み取られる。
号生成回路（図示せず）から時点ｔ０から開の状態とな
るウィンドウ信号Ａがセクタマーク検出回路に供給さ
れ、セクタマークＭ１の検出が開始される。そして、セ
クタマークＭ１が検出されると、バイト数の計数が開始
されるとともに、ウィンドウ信号Ａが時点ｔ１にて閉の
状態とされ、セクタマーク検出が不許可とされる。続い
て、アドレス情報検出回路（図示せず）によりアドレス
情報ＡＤ１が検出された後、データ領域Ｄ１のデータが
読み取られる。
【０００６】次に、時点ｔ３にて、バイト数がセクタマ
ークＭ２の先頭位置に対応する数となると、ウィンドウ
信号Ａが開の状態となる。そして、セクタマーク検出回
路によるセクタマークＭ２の検出が開始される。ここ
で、セクタマークＭ２が未検出の場合には、時点ｔ３か
ら所定時間経過した時点ｔ４にてウィンドウ信号Ａが閉
の状態とされ、セクタマーク検出が不許可とされる。次
に、時点ｔ６にて、バイト数がセクタマークＭ３の先頭
位置に対応する数となると、ウィンドウ信号Ａが開の状
態となる。セクタマークＭ３が検出された場合には、ウ
ィンドウ信号Ａは閉の状態となり、セクタマーク検出が
不許可となる。セクタマークＭ３が未検出の場合には、
セクタマークＭ２およびＭ３が２つの連続して検出され
なかったので、ウィンドウ信号Ａは開の状態を維持す
る。そして、セクタマークＭ４が検出されると、検出さ
れた時点ｔ９にて、ウィンドウ信号Ａは閉の状態とな
る。
ークＭ２の先頭位置に対応する数となると、ウィンドウ
信号Ａが開の状態となる。そして、セクタマーク検出回
路によるセクタマークＭ２の検出が開始される。ここ
で、セクタマークＭ２が未検出の場合には、時点ｔ３か
ら所定時間経過した時点ｔ４にてウィンドウ信号Ａが閉
の状態とされ、セクタマーク検出が不許可とされる。次
に、時点ｔ６にて、バイト数がセクタマークＭ３の先頭
位置に対応する数となると、ウィンドウ信号Ａが開の状
態となる。セクタマークＭ３が検出された場合には、ウ
ィンドウ信号Ａは閉の状態となり、セクタマーク検出が
不許可となる。セクタマークＭ３が未検出の場合には、
セクタマークＭ２およびＭ３が２つの連続して検出され
なかったので、ウィンドウ信号Ａは開の状態を維持す
る。そして、セクタマークＭ４が検出されると、検出さ
れた時点ｔ９にて、ウィンドウ信号Ａは閉の状態とな
る。
【０００７】このようにして、セクタマークの検出にお
いては、ウィンドウ信号Ａによりセクタマーク検出回路
の検出動作が制御される。
いては、ウィンドウ信号Ａによりセクタマーク検出回路
の検出動作が制御される。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のセクタマーク検出装置にあっては、セクタマークが
検出されたか、未検出であったかのみによりウィンドウ
信号Ａの開閉状態を決定していたので、例えばセクタマ
ークが連続して未検出の場合にはウィンドウ信号Ａが長
期間に渡って開の状態となってしまう。ウィンドウ信号
Ａが長期間、開の状態となると、セクタマーク検出回路
は、セクタマークが存在し得ない領域においても、セク
タマークの検出を実行することになる。この場合、セク
タマークでは無いにも拘らず、他のデータをセクタマー
クと誤認してしまう可能性が生じてしまい、ディスク状
記録媒体からのデータの読取り等の精度が低下してしま
う可能性があった。
来のセクタマーク検出装置にあっては、セクタマークが
検出されたか、未検出であったかのみによりウィンドウ
信号Ａの開閉状態を決定していたので、例えばセクタマ
ークが連続して未検出の場合にはウィンドウ信号Ａが長
期間に渡って開の状態となってしまう。ウィンドウ信号
Ａが長期間、開の状態となると、セクタマーク検出回路
は、セクタマークが存在し得ない領域においても、セク
タマークの検出を実行することになる。この場合、セク
タマークでは無いにも拘らず、他のデータをセクタマー
クと誤認してしまう可能性が生じてしまい、ディスク状
記録媒体からのデータの読取り等の精度が低下してしま
う可能性があった。
【０００９】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記問題点
を解決するため、複数のセクタに分割され、各セクタの
ヘッダー部に、セクタの先頭位置を示すセクタマーク
と、セクタの位置情報を示すアドレス情報とが記録され
るディスク状記録媒体のセクタマーク検出装置におい
て、セクタマークを検出し、セクタマークを検出したこ
とを示す検出信号を出力するセクタマーク検出手段と、
セクタマークの予想先頭位置から開状態となり、セクタ
マーク検出手段からのセクタマーク検出信号に応じて、
閉状態となる第１のウィンドウ信号を生成する手段と、
各セクタのヘッダー部からアドレス情報を検出し、アド
レス情報を検出したことを示す検出信号を出力するアド
レス情報検出手段と、アドレス情報検出信号に従って、
アドレス情報の検出期間中には開の状態となる第２のウ
ィンドウ信号を生成する手段と、第１のウィンドウ信号
が開の状態であり、かつ第２のウィンドウ信号が開の状
態のときに、開の状態となる第３のウィンドウ信号を生
成する手段と、を備え、セクタマーク検出手段は、第３
のウィンドウ信号が開の状態のときに、セクタマークの
検出を許可されるように構成したことを特徴としてい
る。
を解決するため、複数のセクタに分割され、各セクタの
ヘッダー部に、セクタの先頭位置を示すセクタマーク
と、セクタの位置情報を示すアドレス情報とが記録され
るディスク状記録媒体のセクタマーク検出装置におい
て、セクタマークを検出し、セクタマークを検出したこ
とを示す検出信号を出力するセクタマーク検出手段と、
セクタマークの予想先頭位置から開状態となり、セクタ
マーク検出手段からのセクタマーク検出信号に応じて、
閉状態となる第１のウィンドウ信号を生成する手段と、
各セクタのヘッダー部からアドレス情報を検出し、アド
レス情報を検出したことを示す検出信号を出力するアド
レス情報検出手段と、アドレス情報検出信号に従って、
アドレス情報の検出期間中には開の状態となる第２のウ
ィンドウ信号を生成する手段と、第１のウィンドウ信号
が開の状態であり、かつ第２のウィンドウ信号が開の状
態のときに、開の状態となる第３のウィンドウ信号を生
成する手段と、を備え、セクタマーク検出手段は、第３
のウィンドウ信号が開の状態のときに、セクタマークの
検出を許可されるように構成したことを特徴としてい
る。
【００１０】
【作用】アドレス情報検出手段によって、ヘッダー部か
らアドレス情報が検出されたことにより、ディスク状記
録媒体と検出装置との時間的同期がとれていると判断さ
れる。セクタマークはアドレス情報に隣接して先行する
位置に記録されている。したがって、第１のウィンドウ
信号と第２のウィンドウ信号とを合成した第３のウィン
ドウ信号が開状態のときのみ、セクタマークの検出が許
可するよう構成すれば、セクタマークが存在し得る領域
でのみセクタマークの検出が実行される。
らアドレス情報が検出されたことにより、ディスク状記
録媒体と検出装置との時間的同期がとれていると判断さ
れる。セクタマークはアドレス情報に隣接して先行する
位置に記録されている。したがって、第１のウィンドウ
信号と第２のウィンドウ信号とを合成した第３のウィン
ドウ信号が開状態のときのみ、セクタマークの検出が許
可するよう構成すれば、セクタマークが存在し得る領域
でのみセクタマークの検出が実行される。
【００１１】
【実施例】図１は、この発明の一実施例のブロック図で
あり、光磁気ディスクのセクタマーク検出に適用した場
合の例である。
あり、光磁気ディスクのセクタマーク検出に適用した場
合の例である。
【００１２】同図において、１はセクタマーク検出回路
であり、このセクタマーク検出回路１は、光磁気ディス
ク（図示せず）から読み取られたデータ（リードデー
タ）からセクタマークを検出し、検出信号ＳＳを出力す
る。２はウィンドウ信号生成回路であり、このウィンド
ウ信号生成回路２は、図３に示したように、セクタマー
クの予想先頭位置近傍となると“Ｈ”レベル（開状態）
となり、検出信号ＳＳに基づいて“Ｌ”レベル（閉状
態）となるウィンドウ信号Ａを生成する。３はアドレス
情報検出回路であり、このアドレス情報検出回路３は、
光磁気ディスクからのリードデータから各セクタのヘッ
ダー部のアドレス情報を検出し、検出信号ＳＡを出力す
る。４はウィンドウ信号生成回路であり、このウィンド
ウ信号生成回路４は、検出信号ＳＡに従って、“Ｈ”レ
ベル（開状態）および“Ｌ”レベル（閉状態）となるウ
ィンドウ信号Ｂを生成する。５はウィンドウ信号合成回
路であり、このウィンドウ信号合成回路５はウィンドウ
信号Ａとウィンドウ信号Ｂとを合成し、両ウィンドウ信
号ＡおよびＢが“Ｈ”レベルのときのみ“Ｈ”レベルと
なるウィンドウ信号Ｃを生成する。そして、このウィン
ドウ信号Ｃがセクタマーク検出回路１に供給され、ウィ
ンドウ信号Ｃが“Ｈ”レベル（開状態）のときのみセク
タマーク検出回路１はセクタマークの検出が許可され
る。
であり、このセクタマーク検出回路１は、光磁気ディス
ク（図示せず）から読み取られたデータ（リードデー
タ）からセクタマークを検出し、検出信号ＳＳを出力す
る。２はウィンドウ信号生成回路であり、このウィンド
ウ信号生成回路２は、図３に示したように、セクタマー
クの予想先頭位置近傍となると“Ｈ”レベル（開状態）
となり、検出信号ＳＳに基づいて“Ｌ”レベル（閉状
態）となるウィンドウ信号Ａを生成する。３はアドレス
情報検出回路であり、このアドレス情報検出回路３は、
光磁気ディスクからのリードデータから各セクタのヘッ
ダー部のアドレス情報を検出し、検出信号ＳＡを出力す
る。４はウィンドウ信号生成回路であり、このウィンド
ウ信号生成回路４は、検出信号ＳＡに従って、“Ｈ”レ
ベル（開状態）および“Ｌ”レベル（閉状態）となるウ
ィンドウ信号Ｂを生成する。５はウィンドウ信号合成回
路であり、このウィンドウ信号合成回路５はウィンドウ
信号Ａとウィンドウ信号Ｂとを合成し、両ウィンドウ信
号ＡおよびＢが“Ｈ”レベルのときのみ“Ｈ”レベルと
なるウィンドウ信号Ｃを生成する。そして、このウィン
ドウ信号Ｃがセクタマーク検出回路１に供給され、ウィ
ンドウ信号Ｃが“Ｈ”レベル（開状態）のときのみセク
タマーク検出回路１はセクタマークの検出が許可され
る。
【００１３】図２は、図１の例の動作タイミングチャー
トである。
トである。
【００１４】図１および図２において、時点ｔ０にて、
ウィンドウ信号生成回路２からのウィンドウ信号Ａが
“Ｈ”レベルとなるとともに、アドレス情報検出回路３
からの検出信号ＳＡに従ってウィンドウ信号生成回路４
からのウィンドウ信号Ｂが“Ｈ”レベルとなる。する
と、ウィンドウ信号Ｃも“Ｈ”レベルとなり、セクタマ
ーク検出回路１によるセクタマークの検出が許可され
る。そして、時点ｔ１にてセクタマークＭ１が検出され
ると、バイト数の計数が開始されるとともに、検出信号
ＳＳに従って、ウィンドウ信号生成回路２からのウィン
ドウ信号Ａが“Ｌ”レベルとなり、ウィンドウ信号Ｃも
“Ｌ”レベルとなる。これにより、セクタマーク検出回
路１のセクタマーク検出動作が不許可となる。時点ｔ２
にて、アドレス情報の検出が終了すると、ウィンドウ信
号Ｂが“Ｌ”レベルとなる。
ウィンドウ信号生成回路２からのウィンドウ信号Ａが
“Ｈ”レベルとなるとともに、アドレス情報検出回路３
からの検出信号ＳＡに従ってウィンドウ信号生成回路４
からのウィンドウ信号Ｂが“Ｈ”レベルとなる。する
と、ウィンドウ信号Ｃも“Ｈ”レベルとなり、セクタマ
ーク検出回路１によるセクタマークの検出が許可され
る。そして、時点ｔ１にてセクタマークＭ１が検出され
ると、バイト数の計数が開始されるとともに、検出信号
ＳＳに従って、ウィンドウ信号生成回路２からのウィン
ドウ信号Ａが“Ｌ”レベルとなり、ウィンドウ信号Ｃも
“Ｌ”レベルとなる。これにより、セクタマーク検出回
路１のセクタマーク検出動作が不許可となる。時点ｔ２
にて、アドレス情報の検出が終了すると、ウィンドウ信
号Ｂが“Ｌ”レベルとなる。
【００１５】次に、時点ｔ３にて、バイト数がセクタマ
ークＭ２の先頭位置に対応する数となると、ウィンドウ
信号ＡおよびＢが“Ｈ”レベルとなり、これに伴なって
ウィンドウ信号Ｃも“Ｈ”レベルとなってセクタマーク
Ｍ２の検出が許可される。ここで、セクタマークＭ２が
未検出の場合には、時点ｔ３から所定時間経過した時点
ｔ４にてウィンドウ信号Ａが“Ｌ”レベルとなり、ウィ
ンドウ信号Ｃも“Ｌ”レベルとなってセクタマーク検出
動作が不許可となる。時点ｔ５にて、アドレス情報の検
出が終了すると、ウィンドウ信号が“Ｌ”レベルとな
る。
ークＭ２の先頭位置に対応する数となると、ウィンドウ
信号ＡおよびＢが“Ｈ”レベルとなり、これに伴なって
ウィンドウ信号Ｃも“Ｈ”レベルとなってセクタマーク
Ｍ２の検出が許可される。ここで、セクタマークＭ２が
未検出の場合には、時点ｔ３から所定時間経過した時点
ｔ４にてウィンドウ信号Ａが“Ｌ”レベルとなり、ウィ
ンドウ信号Ｃも“Ｌ”レベルとなってセクタマーク検出
動作が不許可となる。時点ｔ５にて、アドレス情報の検
出が終了すると、ウィンドウ信号が“Ｌ”レベルとな
る。
【００１６】次に、時点ｔ６にて、バイト数がセクタマ
ークＭ３の先頭位置に対応する数となると、ウィンドウ
信号Ａ，ＢおよびＣが“Ｈ”レベルとなりセクタマーク
Ｍ３の検出が許可される。セクタマークＭ３が未検出の
場合には、セクタマークＭ２およびＭ３が連続して検出
されなかったので、ウィンドウ信号Ａは“Ｈ”レベルの
状態を維持する。一方、時点ｔ７にてアドレス情報の検
出が終了すると、ウィンドウ信号Ｂは“Ｌ”レベルとな
るのでウィンドウ信号Ｃも“Ｌ”レベルとなる。従っ
て、時点ｔ７にてセクタマーク検出動作が不許可とな
る。
ークＭ３の先頭位置に対応する数となると、ウィンドウ
信号Ａ，ＢおよびＣが“Ｈ”レベルとなりセクタマーク
Ｍ３の検出が許可される。セクタマークＭ３が未検出の
場合には、セクタマークＭ２およびＭ３が連続して検出
されなかったので、ウィンドウ信号Ａは“Ｈ”レベルの
状態を維持する。一方、時点ｔ７にてアドレス情報の検
出が終了すると、ウィンドウ信号Ｂは“Ｌ”レベルとな
るのでウィンドウ信号Ｃも“Ｌ”レベルとなる。従っ
て、時点ｔ７にてセクタマーク検出動作が不許可とな
る。
【００１７】次に、時点ｔ８にて、バイト数がセクタマ
ークＭ４の先頭位置に対応する数となると、ウィンドウ
信号Ｂが“Ｈ”レベルとなり、ウィンドウ信号Ｃも
“Ｈ”レベルとなる。これにより、セクタマーク検出動
作が許可される。そして、時点ｔ９にてセクタマークＭ
４が検出されると、ウィンドウ信号ＡおよびＣが“Ｌ”
レベルとなり、セクタマーク検出動作が不許可となる。
時点ｔ１０にて、アドレス情報の検出が終了すると、ウ
ィンドウ信号Ｂは“Ｌ”レベルとなる。
ークＭ４の先頭位置に対応する数となると、ウィンドウ
信号Ｂが“Ｈ”レベルとなり、ウィンドウ信号Ｃも
“Ｈ”レベルとなる。これにより、セクタマーク検出動
作が許可される。そして、時点ｔ９にてセクタマークＭ
４が検出されると、ウィンドウ信号ＡおよびＣが“Ｌ”
レベルとなり、セクタマーク検出動作が不許可となる。
時点ｔ１０にて、アドレス情報の検出が終了すると、ウ
ィンドウ信号Ｂは“Ｌ”レベルとなる。
【００１８】以上のように、この発明の一実施例によれ
ば、ウィンドウ信号Ａが“Ｈ”レベルであり、かつアド
レス情報の検出動作中に“Ｈ”レベルとなるウィンドウ
信号Ｂが“Ｈ”レベルであるときのみ、セクタマーク検
出動作を許可するように構成したので、セクタマークが
連続して検出されない場合であっても、セクタマークが
存在し得る領域内においてのみセクタマークの検出動作
が実行される。したがって、セクタマークが存在し得な
い領域にける他のデータをセクタマークと誤認してしま
うという事態が回避され、光磁気ディスクからのデータ
の読取り精度が向上される。
ば、ウィンドウ信号Ａが“Ｈ”レベルであり、かつアド
レス情報の検出動作中に“Ｈ”レベルとなるウィンドウ
信号Ｂが“Ｈ”レベルであるときのみ、セクタマーク検
出動作を許可するように構成したので、セクタマークが
連続して検出されない場合であっても、セクタマークが
存在し得る領域内においてのみセクタマークの検出動作
が実行される。したがって、セクタマークが存在し得な
い領域にける他のデータをセクタマークと誤認してしま
うという事態が回避され、光磁気ディスクからのデータ
の読取り精度が向上される。
【００１９】なお、上述した例は、光磁気ディスクのセ
クタマーク検出に適用した場合の例であるが、この発明
は光磁気ディスクに限らず、他のディスク状記録媒体の
セクタマーク検出に適用することができる。
クタマーク検出に適用した場合の例であるが、この発明
は光磁気ディスクに限らず、他のディスク状記録媒体の
セクタマーク検出に適用することができる。
【００２０】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、複数
のセクタに分割され、各セクタのヘッダー部に、セクタ
の先頭位置を示すセクタマークと、セクタの位置情報を
示すアドレス情報とが記録されるディスク状記録媒体の
セクタマーク検出装置において、セクタマークを検出
し、セクタマークを検出したことを示す検出信号を出力
するセクタマーク検出手段と、セクタマークの予想先頭
位置から開状態となり、セクタマーク検出手段からのセ
クタマーク検出信号に応じて、閉状態となる第１のウィ
ンドウ信号を生成する手段と、各セクタのヘッダー部か
らアドレス情報を検出し、アドレス情報を検出したこと
を示す検出信号を出力するアドレス情報検出手段と、ア
ドレス情報検出信号に従って、アドレス情報の検出期間
中には開の状態となる第２のウィンドウ信号を生成する
手段と、第１のウィンドウ信号が開の状態であり、かつ
第２のウィンドウ信号が開の状態のときに、開の状態と
なる第３のウィンドウ信号を生成する手段と、を備え、
セクタマーク検出手段は、第３のウィンドウ信号が開の
状態のときに、セクタマークの検出を許可し、セクタマ
ークが存在し得る領域内においてのみ、セクタマークの
検出動作が実行されるように構成したので、セクタマー
クが存在し得ない領域のデータをセクタマークと誤認し
てしまう事態が回避され、ディスク状記録媒体からのデ
ータ読取り精度が向上される。
のセクタに分割され、各セクタのヘッダー部に、セクタ
の先頭位置を示すセクタマークと、セクタの位置情報を
示すアドレス情報とが記録されるディスク状記録媒体の
セクタマーク検出装置において、セクタマークを検出
し、セクタマークを検出したことを示す検出信号を出力
するセクタマーク検出手段と、セクタマークの予想先頭
位置から開状態となり、セクタマーク検出手段からのセ
クタマーク検出信号に応じて、閉状態となる第１のウィ
ンドウ信号を生成する手段と、各セクタのヘッダー部か
らアドレス情報を検出し、アドレス情報を検出したこと
を示す検出信号を出力するアドレス情報検出手段と、ア
ドレス情報検出信号に従って、アドレス情報の検出期間
中には開の状態となる第２のウィンドウ信号を生成する
手段と、第１のウィンドウ信号が開の状態であり、かつ
第２のウィンドウ信号が開の状態のときに、開の状態と
なる第３のウィンドウ信号を生成する手段と、を備え、
セクタマーク検出手段は、第３のウィンドウ信号が開の
状態のときに、セクタマークの検出を許可し、セクタマ
ークが存在し得る領域内においてのみ、セクタマークの
検出動作が実行されるように構成したので、セクタマー
クが存在し得ない領域のデータをセクタマークと誤認し
てしまう事態が回避され、ディスク状記録媒体からのデ
ータ読取り精度が向上される。
【図１】この発明の一実施例のブロック図。
【図２】この発明の一実施例の動作タイミングチャー
ト。
ト。
【図３】従来のセクタマーク検出装置の動作説明図。
１…セクタマーク検出回路、２，４…ウィンドウ信号生
成回路、３…アドレス情報検出回路、５…ウィンドウ信
号合成回路、Ａ，Ｂ，Ｃ…ウィンドウ信号、ＡＤ１，Ａ
Ｄ２，ＡＤ３，ＡＤ４…アドレス情報、Ｈ１…セクタヘ
ッダー部、Ｍ１，Ｍ２，Ｍ３，Ｍ４…セクタマーク、Ｓ
Ａ，ＳＳ…検出信号。
成回路、３…アドレス情報検出回路、５…ウィンドウ信
号合成回路、Ａ，Ｂ，Ｃ…ウィンドウ信号、ＡＤ１，Ａ
Ｄ２，ＡＤ３，ＡＤ４…アドレス情報、Ｈ１…セクタヘ
ッダー部、Ｍ１，Ｍ２，Ｍ３，Ｍ４…セクタマーク、Ｓ
Ａ，ＳＳ…検出信号。
Claims (1)
- 【請求項１】 複数のセクタに分割され、各セクタのヘ
ッダー部に、セクタの先頭位置を示すセクタマークと、
セクタの位置情報を示すアドレス情報とが記録されるデ
ィスク状記録媒体のセクタマーク検出装置において、 セクタマークを検出し、セクタマークを検出したことを
示す検出信号を出力するセクタマーク検出手段と、 セクタマークの予想先頭位置から開状態となり、セクタ
マーク検出手段からのセクタマーク検出信号に応じて、
閉状態となる第１のウィンドウ信号を生成する手段と、 各セクタのヘッダー部からアドレス情報を検出し、アド
レス情報を検出したことを示す検出信号を出力するアド
レス情報検出手段と、 アドレス情報検出信号に従って、アドレス情報の検出期
間中には開の状態となる第２のウィンドウ信号を生成す
る手段と、 第１のウィンドウ信号が開の状態であり、かつ第２のウ
ィンドウ信号が開の状態のときに、開の状態となる第３
のウィンドウ信号を生成する手段と、 を備え、セクタマーク検出手段は、第３のウィンドウ信
号が開の状態のときに、セクタマークの検出を許可され
るように構成したことを特徴とするディスク状記録媒体
のセクタマーク検出装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3318245A JP3008613B2 (ja) | 1991-12-03 | 1991-12-03 | ディスク状記録媒体のセクタマーク検出装置 |
| KR1019920022964A KR100261196B1 (ko) | 1991-12-02 | 1992-12-01 | 자기 디스크 기록매체의 어드레스 정보 검출장치 |
| US07/983,646 US5353175A (en) | 1991-12-02 | 1992-12-01 | Apparatus for using window signal generators to enable detection of header information such as an address mark, sector mark, or address information recorded on each sector of a disc recording medium only where such information could be present |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3318245A JP3008613B2 (ja) | 1991-12-03 | 1991-12-03 | ディスク状記録媒体のセクタマーク検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05159455A JPH05159455A (ja) | 1993-06-25 |
| JP3008613B2 true JP3008613B2 (ja) | 2000-02-14 |
Family
ID=18097057
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3318245A Expired - Fee Related JP3008613B2 (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-03 | ディスク状記録媒体のセクタマーク検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3008613B2 (ja) |
-
1991
- 1991-12-03 JP JP3318245A patent/JP3008613B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05159455A (ja) | 1993-06-25 |
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