JP3007978U - マイクロホン装置 - Google Patents

マイクロホン装置

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JP3007978U
JP3007978U JP1994011362U JP1136294U JP3007978U JP 3007978 U JP3007978 U JP 3007978U JP 1994011362 U JP1994011362 U JP 1994011362U JP 1136294 U JP1136294 U JP 1136294U JP 3007978 U JP3007978 U JP 3007978U
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Japan
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microphone unit
plug
microphone
recorder
mechanical vibration
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JP1994011362U
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和久 近藤
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Audio Technica KK
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Audio Technica KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 持ち運びに便利で、録音機からの機械的振動
やその機械的振動に伴う音波の放射の影響を受けること
なく、音源の方向に自由にセットすることができるマイ
クロホン装置を提供する。 【構成】 マイクロホンユニット6に対してフレキシブ
ルシャフト4を介してプラグ1を接続し、フレキシブル
シャフト4とマイクロホンユニット6およびプラグ1と
の連結部に、機械的振動を吸収し得る塩化ビニル樹脂か
らなる弾性材2,5を介在させる。使用時には、プラグ
1を録音機のジャックに挿入して自立したマイクロホン
として機能させる。マイクロホンユニット6の方向は、
フレキシブルシャフト4を自在に曲げることによって任
意の方向に向けることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はマイクロホン装置に関し、さらに詳しく言えば、録音機などに設けら れているジャックにプラグを挿入し、当該機器に直接マイクロホンユニットを支 持させるマイクロホン装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
録音機に使用されるマイクロホンとしては、主に3種類のものがある。すなわ ち、マイクロホンユニットが録音機に内蔵され、この内蔵されたマイクロホン を使用して収音するもの、マイクロホンユニットの反収音面側にプラグを一体 に備え、当該プラグを録音機のジャックに挿入し、マイクロホンを録音機にいわ ゆる直付けして収音するもの、およびマイクロホンユニットから引き出されて いるコードの端部に設けられたプラグを録音機のジャックに挿入して収音するも のがある。
【0003】 これらの形式のマイクロホンの内、マイクロホンユニットを一体に備えたもの や直付けしたものでは、マイクロホンユニットが固定されているので、録音する 際に録音機自体を動かしてマイクロホンユニットを音源の方向に向けるようにし ている。
【0004】 また、マイクロホンユニットとプラグとをコードによって接続したものにおい ては、マイクロホンユニットは自立することができないので、マイクロホンスタ ンドを使用してマイクロホンユニットを音源の方向に向けて保持するようにして いる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、マイクロホンユニットを一体に備えたものや直付けしたものでは、 音源の方向に向けるのに録音機本体を動かさなければならず、不便であるととも に、録音機を置く場所によっては音源の方向に向けることができないことがある 。また、録音機の機構部との距離が近いので、録音機自体の機械的振動やこの振 動に伴う音波の放射の影響を受けてしまう。ちなみに、録音時にマイクロホンユ ニットの方向を変える場合などには、特に注意しないと録音機と設置個所の摩擦 音などを拾ってしまい、その影響が顕著なものとなる。
【0006】 一方、コードによってマイクロホンユニットとプラグとを接続したものでは、 マイクロホンユニットの他に、接続コードやマイクロホンスタンドが必要となる 。しかしながら、これらのものは近年のMD(マイクロディスク)やDAT(デ ジタルオーディオテープ)などのようにポータブルレコーダが小型化して持ち運 びに便利になるのにもかかわらず、相対的に大きなものとなり持ち運びに不便な ものとなる。
【0007】 本考案は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、 持ち運びに便利で、録音機からの機械的振動やその機械的振動に伴う音波の放射 の影響を受けることがなく、音源の方向に自由にセットすることができるマイク ロホン装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案は、音響変換手段を内蔵したマイクロホンユ ニットと、同マイクロホンユニットから得られた出力信号を録音機などの機器側 に入力するためのプラグとを備えたマイクロホン装置において、上記マイクロホ ンユニットと上記プラグとをフレキシブルシャフトによって連結するとともに、 両者の連結部の少なくとも一方に弾性材を介在させたことを特徴としている。
【0009】 この場合、上記プラグのグリップ部自体を機械的振動を吸収し得る弾性材より 形成してもよく、より好ましくは、これに加えて上記マイクロホンユニットと上 記フレキシブルシャフトとの連結部に機械的振動を吸収し得る弾性材を介在させ るとよい。
【0010】
【作用】
上記の構成によると、マイクロホンユニットはフレキシブルシャフトおよびプ ラグを介して録音機に接続されることになる。。これにより、マイクロホンユニ ットはいわゆる直付けとなるが、プラブの基部の寸法とフレキシブルシャフトの 長さの分、録音機から離れることになり、録音機から反射した音波はマイクロホ ンユニットに収音されにくくなる。また、録音機からマイクロホンユニットに至 る間には弾性材が介在されているので、録音機側からマイクロホンユニットに機 械的振動が伝達されにくくなっている。
【0011】 さらに、マイクロホンユニットはフレキシブルシャフトとプラグとによって録 音機側に直接支持されているので、録音機の位置もしくは姿勢にかかわらず、フ レキシブルシャフトを曲げれることにより、マイクロホンユニットを音源の方向 に自由に向けることができ、コードやマイクロホンスタンドも不要となる。
【0012】
【実施例】
以下、図面を参照しながら、本考案の実施例について説明する。図1はこの実 施例に係るマイクロホン装置の構成を示す一部を断面にした概略構成図である。
【0013】 これによると、同マイクロホン装置は、図示しない録音機のジャックに差し込 まれるプラグ1と、マイクロホンユニット6と、両者を繋ぐフレキシブルシャフ ト4とから基本的に構成されている。
【0014】 この実施例において、プラグ1は単頭プラグからなり、そのグリップ部2は機 械的振動を吸収し得る塩化ビニル樹脂の弾性材により形成されている。この場合 、同グリップ部2はほぼL字状に形成されており、その一端側にプラグ1が突設 され、他端側には例えば金属製のパイプ3が上記弾性材としての塩化ビニル樹脂 内に埋設されている。そして、このパイプ3にフレキシブルシャフト4の一端が 挿入され、同パイプ3をかしめることにより固定されている。なお、この固定を 接着剤によって行なってもよい。
【0015】 一方、マイクロホンユニット6は円筒状のホルダー7内に保持されている。こ の場合、ホルダー7は機械的振動を吸収可能な塩化ビニル樹脂からなる弾性材5 を介してフレキシブルシャフト4の他端側に連結されている。
【0016】 すなわち、この弾性材5はホルダー7の底部に穿設されている小孔を通って同 ホルダー7内に挿入された拡径状の基部5aと、同基部5aからホルダー7の外 側に延びるように一体に連設されたスリーブ5bとを有し、同スリーブ5b内に フレキシブルシャフト4の他端側が圧入されるようになっている。
【0017】 なお、フレキシブルシャフト4の内部には、マイクロホンユニット6からプラ グ1に至る引き出しコード8が挿通されている。また、ここで用いられるマイク ロホンユニット6としては、ステレオマイクロホンユニットであってもよいこと はもちろんである。
【0018】 このマイクロホン装置は、プラグ1を録音機の録音ジャックに挿入することに より、その録音機の一部として機能する。そしてこれによれば、録音機を動かす ことなくマイクロホンユニット6のみを音源の方向に任意に向けることができる 。これは、フレキシブルシャフト4の長さとその変形可能範囲によって規定され るが、録音機の設置位置を除く全空間に対して任意の方向への偏向が可能である 。
【0019】 なお、この実施例においては、マイクロホンユニット6とフレキシブルシャフ ト4との連結部分に介在される弾性材およびプラグ1のグリップ部2の弾性材と して塩化ビニル樹脂を例示しているが、その他、一体成形可能な公知の弾性材料 を使用することができる。また、プラグ1のグリップ部2はほぼL字状に折り曲 げられているが、同グリップ部2が直線状に形成されていてもよいことはもちろ んである。
【0020】 このように構成された実施例によれば、次に列挙するような効果が奏される。 (1)コードを使用しないため、持ち運びに便利である。(2)また、コードを 使用しないため、モニター用のヘッドホンなどの他の機器のコードと絡まること がなく、使いやすくなる。(3)録音機器に直接接続し、いわば直付けとなるた めマイクロホンユニットが自立可能となる。これによって、録音機自体がスタン ドとなり、従来必要であったマイクロホンスタンドが不要となる。(4)スタン ドが不要となることによって、持ち運びに際し邪魔になることがなく、持ち運び に便利になる。(5)フレキシブルシャフトを自在に曲げることによって録音機 を動かすことなくマイクロホンユニットの方向を自由に変えることができる。( 6)マイクロホンユニットが録音機本体からある程度離れ、しかもその間の連結 部に弾性材を介在させているので、録音機側からの機械的振動の影響を受けるお それが少なくなる。この場合、プラグのグリップ部自体を機械的振動を吸収し得 る弾性材にて形成すれば、部品点数が増えずに済むことになる。(7)同様の理 由により、録音機からの音波の放射や反射の影響を受けることが少なくなり、音 質も向上する。(8)同様の理由により、マイクロホンユニットが回りに障害物 のない自由空間に設置された状態となり、音響的に有利になる。(9)マイクロ ホンユニットに録音機側から電源を供給するようにすれば、コンデンサマイクロ ホンには最適となる。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、マイクロホンユニットとプラグとをフ レキシブルシャフトによって連結し、両者の連結部の少なくとも一方に機械的振 動を吸収し得る弾性材を介在させたことにより、マイクロホンユニットはフレキ シブルシャフトを介して録音機に対して直付けになり、コードやマイクロホンス タンドが不要となるので、持ち運びに便利となる。
【0022】 また、マイクロホンユニットと録音機との間に、機械的振動を吸収可能な弾性 材が介在しているので、録音機からの機械的振動やその機械的振動に伴う音波の 放射の影響を受けることが非常に少なくなり音質の向上を図ることができる。さ らに、フレキシブルシャフトを自在に曲げることによって録音機を動かすことな くマイクロホンユニットを音源の方向に自由にセットすることができる。
【0023】 なお、プラグのグリップ部自体を機械的振動を吸収し得る弾性材にて形成する ことにより、部品点数を増やすことなく、従来のままとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係るマイクロホン装置の内部
構造を示す概略構成図。
【符号の説明】
1 プラグ 2 グリップ部 3 パイプ 4 フレキシブルシャフト 5 弾性材 6 マイクロホンユニット 7 ホルダー 8 引き出しコード

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音響変換手段を内蔵したマイクロホンユ
    ニットと、同マイクロホンユニットから得られた出力信
    号を録音機などの機器側に入力するためのプラグとを備
    えたマイクロホン装置において、上記マイクロホンユニ
    ットと上記プラグとをフレキシブルシャフトによって連
    結するとともに、両者の連結部の少なくとも一方に機械
    的振動を吸収し得る弾性材を介在させたことを特徴とす
    るマイクロホン装置。
  2. 【請求項2】 上記プラグのグリップ部が機械的振動を
    吸収し得る弾性材より形成されていることを特徴とする
    請求項1に記載のマイクロホン装置。
  3. 【請求項3】 上記マイクロホンユニットと上記フレキ
    シブルシャフトとの連結部に機械的振動を吸収し得る弾
    性材が介在されているとともに、上記プラグのグリップ
    部が機械的振動を吸収し得る弾性材より形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のマイクロホン装置。
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