JP3007809B2 - 燃料電池 - Google Patents

燃料電池

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JP3007809B2
JP3007809B2 JP7071168A JP7116895A JP3007809B2 JP 3007809 B2 JP3007809 B2 JP 3007809B2 JP 7071168 A JP7071168 A JP 7071168A JP 7116895 A JP7116895 A JP 7116895A JP 3007809 B2 JP3007809 B2 JP 3007809B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、板状電解質層の一方の
面に酸素極を備え且つ他方の面に燃料極を備え、且つ、
前記酸素極に臨む側に酸素含有ガス流路を備え且つ前記
燃料極に臨む側に燃料ガス流路を備えた燃料電池のセル
の複数が積層状態に並置されてセル集積体が形成され、
前記セルの端面に隣接して排ガス排出路が設けられ、前
記酸素含有ガス流路は前記排ガス排出路に向けて酸素含
有ガスを排出し、前記燃料ガス流路は前記排ガス排出路
に向けて燃料ガスを排出するように構成された燃料電池
に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる燃料電池は、排ガス排出路に対し
て、酸素含有ガス流路から酸素含有ガスを、及び、燃料
ガス流路から燃料ガスを夫々排出して、排ガス排出路に
おいて、それら酸素含有ガスと燃料ガスとを燃焼させ
て、その燃焼熱によりセル集積体を加熱するようにして
ある。従来は、図9及び図10に示すように、酸素含有
ガス流路sの出口so、及び、燃料ガス流路fの出口f
oを夫々セルCの同一の端面に開口していた(例えば、
特開平5−315004号公報参照)。尚、図中のNC
は、板状電解質層1の一方の面に酸素極2を備え且つ他
方の面に燃料極3を備え、且つ、酸素極2に臨む側に酸
素含有ガス流路sを備え且つ燃料極3に臨む側に燃料ガ
ス流路fを備えた燃料電池のセルCの複数を積層状態に
並置したセル集積体であり、Eは、セルCの端面に隣接
して設けた排ガス排出路である。又、siは、酸素含有
ガス流路sの入口、fiは燃料ガス流路fの入口、Sは
酸素含有ガス流路sの入口siに酸素含有ガスを供給す
る酸素含有ガス供給路、Fは、燃料ガス流路fの入口f
iに燃料ガスを供給する燃料ガス供給路である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の燃料電池では、
酸素含有ガス流路の出口及び燃料ガス流路の出口はセル
の同一の端面で開口しているので、酸素含有ガス流路の
出口から排出された酸素含有ガスと燃料ガス流路の出口
から排出された燃料ガスとは、排出直後にセルの端面近
傍で合流して燃焼していた。従って、酸素含有ガス流路
の出口及び燃料ガス流路の出口が開口した端面付近のセ
ルの温度が異常に上昇して、セルを劣化させる要因とな
っていた。
【0004】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、酸素含有ガス流路及び燃料ガス
流路の構成を合理的に改善して、セルの温度の異常上昇
を防止して、セルの耐久性を向上することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による燃料電池の
第1の特徴構成は、前記酸素含有ガス流路に、その出口
を前記セルの端面よりも離れた位置に開口するように、
前記セルの端面よりも離れた位置に伸びる酸素含有ガス
流路延伸部分が設けられ、前記燃料ガス流路に、その出
口を前記セルの端面よりも離れた位置に開口するよう
に、前記セルの端面よりも離れた位置に伸びる燃料ガス
流路延伸部分が設けられている点にある。
【0006】第2の特徴構成は、前記セルは、前記酸素
極に臨む側に、前記酸素極との間に前記酸素含有ガス流
路を形成すべく流路形成部材が設けられて構成され、前
記セル集積体は、前記セルの複数が、隣接するセル間に
前記燃料ガス流路を形成すべく互いに間隔を隔てて積層
状態に並置されて形成され、隣接するセル間に位置し且
つ隣接するセル間の間隔を保持する間隔保持部材が、前
記排ガス排出路側に突出する状態で設けられ、前記燃料
ガス流路延伸部分が、前記間隔保持部材に、前記燃料ガ
ス流路側の端面から前記排ガス排出路側の端面にわたる
状態で形成された貫通部分により構成され、前記酸素含
有ガス流路延伸部分が、隣接する間隔保持部材間に形成
されるように構成されている点にある。
【0007】第3の特徴構成は、前記間隔保持部材にお
ける前記排ガス排出路側への突出部分に連ならせて、隣
接するセル間の間隔と前記セルの厚みとを合わせた厚み
と略同一の厚みを有する排出路形成部分が設けられ、そ
の排出路形成部分に、前記セルの積層方向に貫通し、且
つ、前記酸素含有ガス流路の出口及び前記燃料ガス流路
の出口と連通する孔が形成され、その孔夫々が前記積層
方向に一連に連なった通路を、前記排ガス排出路として
ある点にある。
【0008】第4の特徴構成は、前記間隔保持部材にお
ける、前記セルと接触する面に、シール材を充填する溝
が形成されている点にある。
【0009】第5の特徴構成は、前記セルの平面形状が
矩形であり、前記酸素含有ガス流路延伸部分及び前記燃
料ガス流路延伸部分が、前記セルにおける四つの端面の
うちの一つに設けられ、前記酸素含有ガス流路の入口
が、前記酸素含有ガス流路延伸部分及び前記燃料ガス流
路延伸部分が形成された端面に向かい合う端面に設けら
れ、前記燃料ガス流路の入口が、前記酸素含有ガス流路
延伸部分及び前記燃料ガス流路延伸部分が設けられた端
面に隣接する両端面夫々に設けられている点にある。
【0010】
【作用】第1の特徴構成によれば、酸素含有ガス流路延
伸部分によって、酸素含有ガス流路の出口はセルの端面
から離れた位置で開口し、燃料ガス流路延伸部分によっ
て、燃料ガス流路の出口はセルの端面から離れた位置で
開口しているので、酸素含有ガス流路の出口から排出さ
れた酸素含有ガスと燃料ガス流路の出口から排出された
燃料ガスとは、セルの端面から離れた位置で合流して燃
焼する。
【0011】第2の特徴構成による作用は、以下の通り
である。酸素極に臨む側に酸素含有ガス流路形成用の流
路形成部材を設けたセルの複数を、互いに間隔を隔てて
積層状態に並置すると、隣接するセルの一方は燃料極
が、他方は流路形成部材が夫々セル間に臨む状態となる
ので、隣接するセル間に燃料ガス流路を形成することが
できる。隣接するセル間に位置させて隣接するセル間の
間隔を保持する間隔保持部材を、排ガス排出路側に突出
する状態で設け、その間隔保持部材に、燃料ガス流路側
の端面から排ガス排出路側の端面にわたる状態で貫通部
分を形成すると、その貫通部分を燃料ガス流路延伸部分
として機能させることができる。又、間隔保持部材はセ
ルの端面から排ガス排出路側に突出する状態となってい
るので、隣接する間隔保持部材夫々におけるセルの端面
からの突出部分同士により、酸素含有ガス流路延伸部分
を形成することができる。
【0012】つまり、セルを、酸素含有ガス流路形成用
の流路形成部材のみを設けた構成とし、そのようなセル
の複数を、間隔保持部材を用いて隣接するセル間の間隔
を保持して積層状態に並置することにより、セル集積体
を形成するのと並行して燃料ガス流路を形成することが
できるようにしてある。又、間隔保持部材を利用して、
燃料ガス流路延伸部分及び酸素含有ガス流路延伸部分を
形成するようにしてある。
【0013】第3の特徴構成による作用は、以下の通り
である。間隔保持部材における排ガス排出路側への突出
部分に連ならせて、隣接するセル間の間隔とセルの厚み
とを合わせた厚みと略同一の厚みを有する排出路形成部
分を設け、その排出路形成部分に、セルの積層方向に貫
通し、且つ、酸素含有ガス流路の出口及び燃料ガス流路
の出口と連通する孔を形成する。このような排出路形成
部分を設けた間隔保持部材を用いてセル集積体を形成す
ると、複数の排出路形成部分が積層状態となって、夫々
の排出路形成部分の孔が積層方向に一連に連なった通路
を形成することができ、この通路を排ガス排出路として
機能させることができる。
【0014】第4の特徴構成による作用は、以下の通り
である。間隔保持部材におけるセルと接触する面に溝を
形成し、その溝にシール材を充填することにより、セル
と間隔保持部材との間を充分な量のシール材にてシール
することができるので、セルと間隔保持部材との間のシ
ール性を向上することができる。従って、燃料ガスがセ
ルと間隔保持部材の間を通ってセルの端面から酸素含有
ガス流路に漏れ出るのを防止することができる。
【0015】第5の特徴構成による作用は、以下の通り
である。平面形状が矩形のセルによりセル集積体を形成
すると、四角柱形状のセル集積体が形成される。そし
て、四角柱形状のセル集積体の一側面には、各セルの酸
素含有ガス流路の出口及び燃料ガス流路の出口が開口
し、その側面に向かい合う側面には、各セルの酸素含有
ガス流路の入口が開口する。又、酸素含有ガス流路の出
口及び燃料ガス流路の出口が開口した側面に隣接する両
側面夫々には、各セルの燃料ガス流路の入口が開口す
る。そして、セル集積体における酸素含有ガス流路の入
口が開口する側面に対して、各酸素含有ガス流路の入口
に酸素含有ガスを供給する酸素含有ガス供給路を設け、
セル集積体における燃料ガス流路の入口が開口する側面
に対して、各燃料ガス流路の入口に燃料ガスを供給する
燃料ガス供給路を設け、酸素含有ガス流路の出口及び燃
料ガス流路の出口が開口する側面に対して、各セルの酸
素含有ガス流路の出口から酸素含有ガスを排出させ且つ
燃料ガス流路の出口から燃料ガスを排出させる排ガス排
出路を設けることができる。
【0016】
【発明の効果】第1の特徴構成によれば、燃料ガス流路
の出口から排出された燃料ガスと酸素含有ガス流路の出
口から排出された酸素含有ガスとは、セルの端面から離
れた位置で合流して燃焼するので、セルの温度の異常上
昇を防止して、セルの耐久性を向上することができるよ
うになった。
【0017】第2の特徴構成によれば、酸素含有ガス流
路形成用の流路形成部材のみを設けたセルの複数を、間
隔保持部材を用いて隣接するセル間の間隔を保持して積
層状態に並置することにより、セル集積体を形成するの
と並行して燃料ガス流路を形成することができるといっ
た、簡単なセル構成及びセル集積体構成としながら、そ
の構成を利用して、燃料ガス流路延伸部分及び酸素含有
ガス流路延伸部分を形成することができるので、本発明
を、低コストにて実施することができる。
【0018】第3の特徴構成によれば、簡単なセル構成
及びセル集積体構成としながら、セル集積体を形成する
のと並行して排ガス排出路を形成することができるの
で、燃料電池の全体構成を簡略化することができるとと
もに、燃料電池の組み立て作業を簡略化することができ
るようになった。
【0019】第4の特徴構成によれば、燃料ガスがセル
と間隔保持部材の間を通ってセルの端面から酸素含有ガ
ス流路に漏れ出るのを防止することができるので、この
ような燃料ガスの漏洩に起因した酸素含有ガスと燃料ガ
スとのセルの端面近傍での燃焼を確実に防止することが
できる。その結果、セルの耐久性を一層向上することが
できるようになった。
【0020】第5の特徴構成によれば、セル集積体の一
つの側面に対して、酸素含有ガス供給路、燃料ガス供給
路、又は、排ガス排出路のいずれか一つを設ける構成で
あるので、これら酸素含有ガス供給路、燃料ガス供給路
及び排ガス排出路の設置構造が簡単となり、燃料電池の
全体構成を更に簡略化することができるとともに、燃料
電池の組み立て作業を更に簡略化することができるよう
になった。
【0021】
【実施例】以下、図1ないし図7に基づいて、本発明の
実施例を説明する。図2に示すように、平面形状が矩形
板状の固体電解質層1の一方の面に酸素極2を備え且つ
他方の面に燃料極3を備え、且つ、酸素極2に臨む側に
酸素含有ガス流路sを備え且つ燃料極3に臨む側に燃料
ガス流路fを備えた燃料電池のセルCの複数を積層状態
に並置してセル集積体NCを形成してある。セルCの4
つの端面のうちの一つの端面に隣接して、排ガス排出路
Eを設け、その排ガス排出路Eを設置した端面に向かい
合う端面に隣接して、酸素含有ガス供給路Sを設け、排
ガス排出路Eを設置した端面に隣接する両端面夫々に隣
接して、燃料ガス供給路Fを設けてある。酸素含有ガス
流路sは、酸素含有ガス供給路Sから供給された酸素含
有ガスを排ガス流路Eに向けて排出し、燃料ガス流路f
は、燃料ガス供給路Fから供給された燃料ガスを排ガス
排出路Eに向けて排出するように構成してある。
【0022】図1に基づいて、セルCについて説明を加
える。セルCは、酸素極2に臨む側に、酸素極2との間
に酸素含有ガス流路sを形成すべく流路形成部材として
の導電性セパレータ4を設けて構成してある。更に説明
を加えると、固体電解質層1の一方の面に、固体電解質
層1における向かい合う一対の側縁夫々に側縁全長にわ
たる電解質層露出部1aを形成する状態で、膜状又は板
状の酸素極2を一体的に貼り付け、且つ、他方の面に膜
状又は板状の燃料極3を、全面又はほぼ全面にわたって
一体的に貼り付けて、酸素極2と燃料極3とから起電力
を得るための矩形板状の三層板状体を形成してある。
【0023】導電性セパレータ4は、板状部4aと、そ
の板状部4aの両端に夫々位置する一対の帯状突起部4
bと、それら一対の帯状突起部4bの間に位置する複数
の凸条部4cを備える状態で導電性材料にて一体形成し
てある。その導電性セパレータ4を、複数の凸条部4c
夫々が酸素極2と接触する状態で、一対の帯状突起部4
b夫々を両電解質層露出部1a夫々に貼り付けることに
より、セルCを構成してある。そして、酸素極2と導電
性セパレータ4とを導電状態に接続するとともに、酸素
極2と導電性セパレータ4との間に、セルCにおける一
方の向かい合う一対の端面において開いた溝状の酸素含
有ガス流路sを複数個形成してある。従って、酸素含有
ガス流路sは、セルCにおける他方の向かい合う一対の
端面において閉じている。
【0024】固体電解質層1は、3モル%程度のYtを
固溶させた正方晶のZrO2 、その他適当なものから成
り、酸素極2はLaMnO3 、その他適当なものから成
り、、又、燃料極3はNiとZrO2 のサーメット、そ
の他適当なものから成る。導電性セパレータ4は、酸化
と還元とに対する耐性に優れたLaCrO3 、その他適
当なものから成る。
【0025】尚、以下の説明においては、セルCにおい
て、酸素含有ガス流路sが開いた端縁を開口端縁、酸素
含有ガス流路sが開いた端面を開口端面、及び、酸素含
有ガス流路sが閉じた端面を閉塞端面と夫々略記する。
導電性セパレータ4、固体電解質層1及び燃料極3の4
箇所の角部は、切り落とした形状の傾斜状にしてあり、
これによって、詳しくは後述するが、セルCの閉塞端面
の両端部夫々に、傾斜部Csを形成してある。
【0026】次に、図2ないし図5に基づいて、セルC
の複数を積層状態に並置してセル集積体NCを形成する
ための積層構造について、説明を加える。セル集積体N
Cは、上述のように構成したセルCの複数個を、隣接す
るセルC間に燃料ガス流路fを形成すべく互いに間隔を
隔てて積層状態に並置して形成してある。更に説明を加
えると、セルCの両開口端縁夫々を一対のセル保持部材
5夫々で各別に保持した状態のものを積み重ねてセル集
積体NCを形成してある。セル保持部材5について説明
を加える。セル保持部材5は矩形板状に形成してあり、
セルCの開口端縁を載置する切り込み部51と、その切
り込み部51に臨み、且つ、セルCの積層方向に貫通す
る孔52を形成してある。切り込み部51は、セルCの
厚さと略同一深さに形成してあり、その切り込み部51
には、載置するセルCの開口端縁の両端夫々に隣接する
閉塞端面に夫々密着させる一対の当て付け面53を備え
させてある。一対の当て付け面53は、セルCの積層方
向視において、セルCの開口端縁から離間するほど互い
に近接する傾斜状に形成してあり、その傾斜状の当て付
け面53に密着させることが可能なように、セルCの閉
塞端面の両端夫々には、傾斜部Csを形成してある。
又、図6にも示すように、セル保持部材5の切り込み部
51の内面には、後述するシール材を充填するための溝
55を形成し、並びに、セル保持部材5における切り込
み部51の形成面とは反対側の面には、同様の溝56を
形成してある。尚、溝55及び56は、前記積層方向視
において重複する状態で形成してある。又、一対のセル
保持部材5の一方には、切り込み部51を形成すること
により残されたセル保持部材5の厚みが薄い薄肉部分5
4に、孔52に面する端面とその端面に向かい合う端面
にわたる貫通孔57の複数を列状に形成してある。
【0027】そして、セルCの両側の開口端縁夫々を一
対のセル保持部材5夫々の切り込み部51に各別に載置
した状態のものを積み重ねてある。つまり、一対の薄肉
部分54により、隣接するセルC間の間隔を保持し、隣
接するセルC間に燃料ガス流路fを形成してある。
【0028】セルCの開口端縁をセル保持部材5の切り
込み部51に載置する際には、セルCの両側の閉塞端面
の傾斜部Cs夫々を、当て付け面53に夫々密着させ
る。尚、その際にセルCの開口端縁が薄肉部分54の中
間部に位置するように、一対の当て付け面53の間隔を
設定してある。
【0029】つまり、セルCにおける酸素含有ガス流路
sが開いた開口端部の周部に、そのセルCを載置してい
るセル保持部材5の薄肉部分54及び一対の当て付け面
53、並びに、隣接するセル保持部材5の裏面を密着さ
せることにより、酸素含有ガス流路sと燃料ガス流路f
とを気密状態に区画してある。その場合、溝55,56
内に耐熱性及び電気絶縁性を有するシール材を充填して
気密性を確保している。
【0030】上述のように、セルCの両側の開口端縁夫
々を一対のセル保持部材5夫々の切り込み部51に各別
に載置した状態のものを積み重ねることにより、セル保
持部材5夫々の孔52がセルCの積層方向に一連に連な
った通路が二つ形成される。そして、貫通孔57を形成
していない方のセル保持部材5にて形成される通路を、
酸素含有ガス流路sに酸素含有ガスを供給する酸素含有
ガス供給路Sとして使用し、貫通孔57を形成した方の
セル保持部材5にて形成される通路を、酸素含有ガス流
路sから酸素含有ガスを排出し、且つ、燃料ガス流路f
から燃料ガスを排出する排ガス排出路Eとして使用す
る。尚、積層方向に隣接するセル保持部材5の間にも、
図2中において、破線部6にて示すように、シール材を
充填して、酸素含有ガス供給路S及び排ガス排出路E夫
々と外部との気密性を確保している。
【0031】隣接するセルC間、即ち、燃料ガス流路f
には、気体の通流を許容する柔軟性導電材7を充填し、
隣接するセルCを導電状態に接続している。柔軟性導電
材7は、耐熱性、耐還元性に優れたNiのフェルト状
材、その他適当なものから成る。又、セル保持部材5
は、耐熱性に優れ電気絶縁性を備えたセラミック材から
成る。
【0032】従って、セル保持部材5の薄肉部分54
は、隣接するセルC間に位置し且つ隣接するセルC間の
間隔を保持する間隔保持部材Kとして機能し、その間隔
保持部材Kを排ガス排出路E側に突出する状態で設けて
ある。又、セル保持部材5における薄肉部分54の以外
の部分は、隣接するセルC間の間隔とセルCの厚みとを
合わせた厚みとほぼ同一の厚みを有する排出路形成部分
Hとして機能する。又、貫通孔57は、薄肉部分54の
燃料ガス流路f側の端面から排ガス排出路E側の端面に
わたる状態で形成してあり、貫通部分Pとして機能す
る。そして、燃料ガス流路fの出口foをセルCの端面
よりも離れた位置に開口するように、セルCの端面より
も離れた位置に延びる燃料ガス流路延伸部Lfを、貫通
孔57により構成してある。貫通孔57における排ガス
排出路Eに臨む開口部が燃料ガス流路fの出口foとし
て機能する。又、前記積層方向に隣接する薄肉部分54
の排ガス排出路Eに臨む端面同士の間に、酸素含有ガス
流路sの出口soが形成される。従って、前記積層方向
に隣接する薄肉部分54間は、酸素含有ガス流路sの出
口soをセルCの端面よりも離れた位置に開口するよう
に、セルCの端面よりも離れた位置に伸びる酸素含有ガ
ス流路延伸部分Lsとして機能する。又、酸素含有ガス
流路sの両側の開口部のうち、酸素含有ガス供給路Sに
臨む方の開口部が、酸素含有ガス流路sの入口siにな
る。又、隣接するセルCの閉塞端面同士の間を、燃料ガ
ス流路fの入口fiとして使用する。つまり、酸素含有
ガス流路延伸部分Ls及び燃料ガス流路延伸部Lfを、
セルCにおける四つの端面のうちの一つに設け、酸素含
有ガス流路sの入口siを、酸素含有ガス流路延伸部分
Ls及び燃料ガス流路延伸部分Lfが設けられた端面に
向かい合う端面に設け、燃料ガス流路fの入口fiを、
酸素含有ガス流路延伸部分Ls及び燃料ガス流路延伸部
分Lfが設けられた端面に隣接する両端面夫々に設けて
ある。
【0033】更に、上述のように、セルCの両側の開口
端縁夫々を一対のセル保持部材5夫々の切り込み部51
に各別に載置した状態のものを上下方向に積み重ねて形
成した積層構造物の上端部に、一対の間隔保持板8を付
設し、更に、上端部及び下端部夫々に、一対の集電板保
持板9を付設してある。上下の集電板保持板9により、
酸素含有ガス供給路S、排ガス排出路Eを閉塞してい
る。尚、間隔保持板8及び集電板保持板9夫々は、平面
形状をセル保持部材5の平面形状と同一に形成して、セ
ル保持部材5に重ねて設けてある。又、間隔保持板8に
は、平面形状がセル保持部材5の孔52と同様の孔81
を形成してあり、更に、一対の間隔保持板8の一方に
は、セル保持部材5の薄肉部分54に形成した貫通孔5
7と同様の貫通孔82を形成してある。又、下側の一対
の集電板保持板9夫々には、詳細は後述するが、図7に
も示すように、貫通孔91及び環状突起92を形成して
ある。そして、一対の集電板保持部材9の間に、端子棒
10を固着した集電板11を柔軟性導電材7に接触させ
た状態で設けて、両方の端子棒9により、出力電力を取
り出すように構成してある。間隔保持板8及び集電板保
持板9は、耐熱性に優れ電気絶縁性を備えたセラミック
材から成る。上述のようにして、セル集積体NCを構成
してある。
【0034】次に、図3ないし図5に基づいて、燃料電
池の全体構成について説明する。上述のように構成した
セル集積体NCを基台12上に載置し、更に、セル集積
体NCを内装する状態で、有底の角筒状体13を、その
開口部を下向きにして基台12に取着してある。つま
り、基台12、角筒状体13により箱状体Bを形成して
あり、セル集積体NCを箱状体Bの内部に設けてある。
一方の端子棒10は、角筒状体13の底部を気密状態で
貫通させることにより、箱状体Bの外部に突出させてあ
り、他方の端子棒10は、基台12を気密状態で貫通さ
せることにより、箱状体Bの外部に突出させてある。
【0035】燃料ガス流路fの入口fiは、箱状体Bの
内部空間に対して開いた状態となっているので、箱状体
Bの内部空間を、燃料ガス流路fに燃料ガスを供給する
燃料ガス供給路Fとして使用する。
【0036】基台12には、図7にも示すように、集電
板保持板9夫々の貫通孔91に連通する状態で、貫通孔
121を形成し、又、箱状体Bの内部空間に臨む状態
で、貫通孔122を形成してある。又、基台12の貫通
孔121の周囲には、セル集積体NCを基台12上に載
置した状態で、集電板保持板9の環状突起92が遊嵌す
る環状溝123を形成してある。環状溝123には、シ
ール材を充填してあり、集電板保持板9と基台12との
間を封止している。基台12における酸素含有ガス供給
路Sに臨む貫通孔121には、酸素含有ガス供給管14
を、基台12における排ガス排出路Eに臨む貫通孔12
1には、排ガス排出管15を夫々連通接続してある。ま
た、基台12の貫通孔122には燃料ガス供給管16を
連通接続してある。
【0037】〔別実施例〕次に別実施例を列記する。 上記実施例では、貫通部分Pを、複数の貫通孔57
にて構成する場合について例示したが、貫通部分Pの具
体構成は変更可能である。例えば、一対の当て付け面5
3の並び方向に偏平な1個の偏平状の貫通孔にて構成し
てもよい。 セルCの複数を積層状態に並置してセル集積体NC
を形成するための積層構造は、上記実施例で例示した積
層構造の他にも、種々の積層構造が可能である。例え
ば、図8に示すように、セルCの一対の閉塞端面に、セ
ルCと略同一厚さでセルCより長尺の一対の柱状体21
を各別に密着させるとともに、セルCより長尺の一対の
間隔保持部材22をセルCの一対の開口端縁に各別に密
着させ、且つ、柱状体21の両端部に間隔保持部材22
の両端部を重ねて密着させ、更に、一対の間隔保持部材
22の上に、セルCとその一対の閉塞端面に各別に密着
させた一対の柱状体21を重ねるといったことを繰り返
すことにより、セル集積体NCを形成してもよい。一対
の間隔保持部材22のうちの一方には、貫通部分Pとし
ての貫通孔221を形成し、その貫通孔221により燃
料ガス流路延伸部Lfを構成する。又、前記積層方向に
隣接する間隔保持部材22間に、酸素含有ガス流路延伸
部分Lsを形成してある。 上記実施例では、導電性セパレータ4を三層板状体
の酸素極2に臨む側に付設することにより、セルCを構
成する場合について例示したが、これに代えて、導電性
セパレータ4を三層板状体の燃料極3に臨む側に燃料極
3との間に燃料ガス流路fを形成すべく付設することに
より、セルCを構成してもよい。そして、このように構
成したセルCの複数を、上記実施例と同様の積層構造に
て積層してセル集積体NCを構成する。この場合、隣接
するセルC間には、酸素含有ガス流路sが形成される。
又、セル保持部材5の薄肉部分54に形成した貫通穴5
7は、酸素含有ガス流路延伸部分Lsとして機能し、前
記積層方向に隣接する薄肉部分54間は、燃料ガス流路
延伸部Lfとして機能する。
【0038】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】燃料電池のセルの斜視図
【図2】燃料電池のセル集積体の積層構造を示す分解斜
視図
【図3】燃料電池の横断平面図
【図4】図3におけるイ−イ矢視図
【図5】図3におけるロ−ロ矢視図
【図6】燃料電池の要部の縦断側面図
【図7】燃料電池の要部の縦断側面図
【図8】別実施例における燃料電池のセル集積体の積層
構造を示す分解斜視図
【図9】従来の燃料電池のセル集積体の積層構造を示す
分解斜視図
【図10】従来の燃料電池の縦断側面図
【符号の説明】
1 板状電解質層 2 酸素極 3 燃料極 4 流路形成部材 52 穴 55,56 溝 f 燃料ガス流路 s 酸素含有ガス流路 fi 燃料ガス流路の入口 fo 燃料ガス流路の出口 si 酸素含有ガス流路の入口 so 酸素含有ガス流路の出口 C セル E 排ガス排出路 H 排出路形成部材 K 間隔保持部材 NC セル集積体 P 貫通部分 Lf 燃料ガス流路延伸部分 Ls 酸素含有ガス流路延伸部分

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状電解質層(1)の一方の面に酸素極
    (2)を備え且つ他方の面に燃料極(3)を備え、且
    つ、前記酸素極(2)に臨む側に酸素含有ガス流路
    (s)を備え且つ前記燃料極(3)に臨む側に燃料ガス
    流路(f)を備えた燃料電池のセル(C)の複数が積層
    状態に並置されてセル集積体(NC)が形成され、 前記セル(C)の端面に隣接して排ガス排出路(E)が
    設けられ、 前記酸素含有ガス流路(s)は前記排ガス排出路(E)
    に向けて酸素含有ガスを排出し、前記燃料ガス流路
    (f)は前記排ガス排出路(E)に向けて燃料ガスを排
    出するように構成された燃料電池であって、 前記酸素含有ガス流路(s)に、その出口(so)を前
    記セル(C)の端面よりも離れた位置に開口するよう
    に、前記セル(C)の端面よりも離れた位置に伸びる酸
    素含有ガス流路延伸部分(Ls)が設けられ、 前記燃料ガス流路(f)に、その出口(fo)を前記セ
    ル(C)の端面よりも離れた位置に開口するように、前
    記セル(C)の端面よりも離れた位置に伸びる燃料ガス
    流路延伸部分(Lf)が設けられている燃料電池。
  2. 【請求項2】 前記セル(C)は、前記酸素極(2)に
    臨む側に、前記酸素極(2)との間に前記酸素含有ガス
    流路(s)を形成すべく流路形成部材(4)が設けられ
    て構成され、 前記セル集積体(NC)は、前記セル(C)の複数が、
    隣接するセル(C)間に前記燃料ガス流路(f)を形成
    すべく互いに間隔を隔てて積層状態に並置されて形成さ
    れ、 隣接するセル(C)間に位置し且つ隣接するセル(C)
    間の間隔を保持する間隔保持部材(K)が、前記排ガス
    排出路(E)側に突出する状態で設けられ、 前記燃料ガス流路延伸部分(Lf)が、前記間隔保持部
    材(K)に、前記燃料ガス流路(f)側の端面から前記
    排ガス排出路(E)側の端面にわたる状態で形成された
    貫通部分(P)により構成され、 前記酸素含有ガス流路延伸部分(Ls)が、隣接する間
    隔保持部材(K)間に形成されるように構成されている
    請求項1記載の燃料電池。
  3. 【請求項3】 前記間隔保持部材(K)における前記排
    ガス排出路(E)側への突出部分に連ならせて、隣接す
    るセル(C)間の間隔と前記セル(C)の厚みとを合わ
    せた厚みと略同一の厚みを有する排出路形成部分(H)
    が設けられ、 その排出路形成部分(H)に、前記セル(C)の積層方
    向に貫通し、且つ、前記酸素含有ガス流路(s)の出口
    (so)及び前記燃料ガス流路(f)の出口(fo)と
    連通する孔(52)が形成され、 その孔(52)夫々が前記積層方向に一連に連なった通
    路を、前記排ガス排出路(E)としてある請求項2記載
    の燃料電池。
  4. 【請求項4】 前記間隔保持部材(K)における、前記
    セル(C)と接触する面に、シール材を充填する溝(5
    5),(56)が形成されている請求項2又は3記載の
    燃料電池。
  5. 【請求項5】 前記セル(C)の平面形状が矩形であ
    り、 前記酸素含有ガス流路延伸部分(Ls)及び前記燃料ガ
    ス流路延伸部分(Lf)が、前記セル(C)における四
    つの端面のうちの一つに設けられ、 前記酸素含有ガス流路(s)の入口(si)が、前記酸
    素含有ガス流路延伸部分(Ls)及び前記燃料ガス流路
    延伸部分(Lf)が形成された端面に向かい合う端面に
    設けられ、 前記燃料ガス流路(f)の入口(fi)が、前記酸素含
    有ガス流路延伸部分(Ls)及び前記燃料ガス流路延伸
    部分(Lf)が設けられた端面に隣接する両端面夫々に
    設けられている請求項1、2、3又は4記載の燃料電
    池。
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