JP3006580U - ハンディワイパー - Google Patents

ハンディワイパー

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JP3006580U
JP3006580U JP1994009565U JP956594U JP3006580U JP 3006580 U JP3006580 U JP 3006580U JP 1994009565 U JP1994009565 U JP 1994009565U JP 956594 U JP956594 U JP 956594U JP 3006580 U JP3006580 U JP 3006580U
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JP1994009565U
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Inventor
良記 広畑
Original Assignee
エーモン工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用状況に応じて、拭き取り部が自動的に拭
き取り箇所に均一に圧接可能なハンディワイパーを提供
する。 【構成】 柄部2の勾配面部7の上端に円形凹部8を形
成する。ワイパー本体1の平行突片10に係合突出子11を
形成し、係合突出子11と円形凹部8とが、揺動自在に枢
結する。平行突片10にスリット部14を設け、柄部2の段
付部15に弾発的に摺接する弓型板ばね部16を形成する。
平行突片10の上端縁13に突設する係止突出子17が、段付
部15に設けられた係止凹部18に外嵌状に係止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、洗車時のボディーや窓ガラスの水切りに用いるハンディワイパーに 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来では、ボディーや窓ガラスに当接する拭き取り部と、手で握る柄部とが、 一体に成型又は接着材等で固着されているため、拭き取り箇所に拭き取り部が均 一に当接するように、腕の方向をひんぱんに変化させたり、身体を移動させたり 、柄部を持ち替えたりしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このように、従来のハンディワイパーでは、拭き取り箇所が曲面状に変形して いたり、手の届かない高所である場合には、拭き取り部を均一に圧接することが 困難であり、綺麗に水切りをすることができない。
【0004】 そこで、本考案では、使用状況に応じて拭き取り部が自動的に拭き取り箇所に 均一に圧接可能なハンディワイパーを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで、本考案は、ワイパー本体と、そのワイパー本体に揺動自在に枢結され た柄部と、ワイパー本体に付設された弾性変形自在な拭き取り部と、を備えてい る。また、上記柄部の下端部に、下方へ肉厚の減少する勾配面部を形成すると共 に、該勾配面部の上端乃至上方に、円形凹部乃至円形孔部を形成し、さらに、ワ イパー本体の上縁中央部には、一対の平行突片を突設すると共に、該一対の平行 突片の内面に夫々係合突出子を形成し、上記勾配面部にて一対の該係合突出子を 相互に押拡げて、上記円形凹部乃至円形孔部と該係合突出子とが、揺動自在に枢 結されるように構成した。
【0006】 また、ワイパー本体の平行突片の上端縁を半円弧状とすると共に、該平行突片 の上端縁近傍に弓型のスリット部を設けて、柄部の下端部に形成された正面視円 弧凹状の段付部に、弾発的に摺接する弓型板ばね部を形成した。
【0007】 また、平行突片の上端縁に係止突出子を突設し、柄部の傾斜角度θが90°で ある位置に於いて、該係止突出子に係止する係止凹部を、柄部の段付部に設け、 さらに、平行突片の上端縁に係止凹部を形成し、柄部の傾斜角度θが90°であ る位置に於いて、該係止凹部に係止する係止突出子を、柄部の段付部に設けた。
【0008】 また、柄部の下端部に当接し、該柄部の揺動範囲を規制するストッパー部がワ イパー本体の平行突片に設けられ、さらに、ワイパー本体及び柄部を共にプラス チックにて成型した。
【0009】
【作用】
(請求項1によれば、)自動車のボディ又は窓ガラスと身体との相対的位置が 次々と変化しても、柄部とワイパー本体との枢結角度が自動的に変動して、確実 にかつスムーズに力を加えて、水をぬぐうことができる。
【0010】 (請求項2によれば、)柄部がワイパー本体に容易に取り付け可能であり、ま た、その柄部がワイパー本体の係合突出子廻りに自在に揺動することができる。
【0011】 (請求項3によれば、)柄部の段付部がワイパー本体の平行突片の上端縁を押 圧しながら摺動し、そして、段付部により弾性変形された板ばね部が復元力によ り、段付部に圧接する。
【0012】 (請求項4,5によれば、)柄部とワイパー本体をT字型に固定可能である。
【0013】 (請求項6によれば、)柄部が傾斜角度θが90°の位置で確実に固定できる 。また、容易に固定が外れることもない。
【0014】 (請求項7によれば、)製作が容易であり、軽量にできる。
【0015】
【実施例】
以下、実施例を示す図面に基づいて本考案を詳説する。
【0016】 図1に本考案に係るハンディワイパーの一実施例を示す。このハンディワイパ ーは、プラスチックで成型されたワイパー本体1と、そのワイパー本体1に揺動 自在に枢結された中空円筒状の柄部2と、ワイパー本体1に付設された軟質合成 ゴムや軟質プラスチックで成型された弾性変形自在な拭き取り部3と、を備えて いる。
【0017】 図2〜図4に於いて、各部の詳細を例示する。柄部2の下端部6は、下方へ肉 圧の減少する勾配面部7,7を形成し、さらに、該勾配面部7,7の上端に正面 視円形の凹部8,8を有する。
【0018】 さらに、ワイパー本体1の上縁中央部9に、一対の平行突片10,10が突設され ると共に、該一対の平行突片10,10の内面12,12に夫々正面視円形の係合突出子 11,11を設けている。
【0019】 即ち、柄部2をワイパー本体1に嵌合させる際に、柄部2を押し下げていくと 、図3の(ロ)に示すように、柄部2の勾配面部7,7が一対の該係合突出子11 ,11に当接した後、係合突出子11,11を相互に押し拡げながら挿入する。そして 、勾配面部7,7が係合突出子11,11を通過すると平行突片10,10が内方へ弾発 的に復元され、円形凹部8,8に係合突出子11,11が嵌合し枢結される。
【0020】 また、上記平行突片10の上端縁13が半円弧状に形成されると共に、該平行突片 10の上端縁13に僅かに離れて、弓型のスリット部14が設けられている。さらに、 正面視円弧凹状の段付部15が柄部2の下端部6に形成されている。
【0021】 即ち、スリット部14を設けたことにより、段付部15に弾発的に摺接する弓型板 ばね部16が平行突片10の上端部21に形成された。
【0022】 また、平行突片10の上端縁13に正面視半円形の係止突出子17を鉛直軸心上に突 設し、傾斜角度θが90°の位置である状態に於いて、上記係止突出子17に外嵌 状に係止する係止凹部18を柄部2の段付部15に設けている。
【0023】 しかして、柄部2の傾斜角度θが、0°から段付部15が上記係止突出子17に当 接するまでの範囲内であるとき、上記弓型板ばね部16は殆ど弾性変形することな く段付部15に僅かに摺接する。
【0024】 そして、図5に示す如く、係止突出子17が段付部15に当接する傾斜範囲内に於 いては、該段付部15が係止突出子17に当接した後、該係止突出子17を乗り越えて 摺接する。つまり、段付部15が係止突出子17を揺動回転軸方向へ押圧するため、 上記弓型板ばね部16が図5にて点鎖線で示す如く弾性変形し、その弾発復元力に より係止突出子17が段付部15に弾発的に摺接する。
【0025】 しかして、弓型板ばね部16に付設される係止突出子17が、段付部15に摩擦力を 与えながら摺接をし、該係止突出子17が係止凹部18に係止する位置、つまり、柄 部2の傾斜角度θが90°であるとき、係止凹部18は係止突出子17を乗り越えて 外嵌状に係止される。
【0026】 即ち、この位置に於いては、弾性変形をしていた弓型板ばね部16の弾性復元力 により、係止突出子17が元の外力を受けない状態の位置まで復元しようとして、 係止凹部18に係止することができる。
【0027】 また、ワイパー本体1の2個の平行突片10,10に挟まれて、ストッパー部19が 設けられ、該ストッパー部19が柄部2の下端部6に当接し、該柄部2の揺動範囲 を規制している。
【0028】 なお、このストッパー部19は柄部2の傾斜角度θが90°であるとき、つまり 、係止突出子17が係止凹部18に係止している状態に於いて、ストッパー部19が柄 部2の下端部6に当接するように設けられているので、柄部2が不要に揺動する こともなく、また、大きな力を加えて使用しても不意に係止が外れることもない 。
【0029】 また、ワイパー本体1及び柄部2が、共にプラスチックにて軽量、かつ、丈夫 に成型されていて錆びない。
【0030】 次に、図6は本考案に係る他の実施例を示し、平行突片10の上端縁13に係止凹 部18を形成し、柄部2の傾斜角度θが90°である位置に於いて、上記係止凹部 18に係止する正面視半円形の係止突出子17を、柄部2の段付部15に設けている。
【0031】 しかして、柄部2の傾斜角度θが0°〜90°未満までであるとき、係止突出 子17は弓型板ばね部16を押圧して、平行突片10の上端縁13に摺接する。つまり、 係止突出子17が上端縁13を揺動回転軸方向へ押圧するので、平行突片10に設けら れた上述の弓型板ばね部16が弾性変形し、その弾発復元力により上端縁13が係止 突出子17に弾発的に摺接する。
【0032】 さらに、弓型板ばね部16が係止突出子17に摩擦力を与えながら係止突出子17に 摺接し、柄部2の傾斜角度θが90°であるとき、平行突片10の係止凹部18が係 止突出子17に外嵌状に係止する。
【0033】 即ち、この位置に於いては、弾性変形していた弓型板ばね部16の弾性復元力に より、上端縁13が外力を受けない元の状態の位置まで復元しようとして、係止凹 部18が係止突出子17に係止する。
【0034】 この実施例では、柄部2の傾斜角度θが0°〜90°未満の範囲で使用すると き、ワイパー本体1と柄部2との間に、適度の摩擦抵抗があるため、使用状況に 応じて、適当な力を柄部2に加えたときにのみ傾斜角度θが変化し、使い易い( 余りに軽く揺動しすぎることがない)。
【0035】 また、図7に示す如く、平行突片10の内面12に形成される係合突出子11を、半球 頭状とするも好ましく、図3のものよりも係合し易いといった利点がある。
【0036】 なお、柄部2の下端部6の勾配面部7の上端に形成されている上述で示した円 形凹部8が図8の(イ)に示すように、円形孔部20であっても好ましい。また、 該円形孔部20が勾配面部7の上端ではなく、図8の(ロ)に示すように勾配面部 7の上方に形成するのも自由である。
【0037】
【考案の効果】
本考案は上述のように構成され、次のような著大な効果を奏する。
【0038】 (請求項1によれば、)使用条件に応じて柄部2の傾斜角度が自動的かつ無段 階に変動して、曲面又は形状が歪な箇所でも、容易に水を拭き取ることができる 。よって、従来のように拭き取り箇所に応じて、柄部2を持ち替えたり、腕を大 きく動かす必要もない。
【0039】 (請求項2によれば、)組み立てが簡単であり、また柄部2が揺動自在である 。よってコンパクトになるので保管場所に困らない。
【0040】 (請求項3によれば、)ワイパー本体1と柄部2とが摺接しているので、柄部 2が余りに軽く揺動しすぎることもなく、また、係止凹部18を係止突出子17に外 嵌状に係止させることができ、また、容易に外れることもない。
【0041】 (請求項4,5によれば、)ワイパー本体1と柄部2をT字型に固定して使用 が可能であり、拭き取り箇所に拭き取り部3を均一に圧接することが容易である 。
【0042】 (請求項6によれば、)ワイパー本体1と柄部2がT字型に係止した状態で、 十分に力を加えることができ、不意に係止が外れることもない。
【0043】 (請求項7によれば、)製作が容易であり、また、軽量、かつ、丈夫で錆びな い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す正面図である。
【図2】要部拡大正面図である。
【図3】図2のA−A断面であって、組立の方法を説明
する図である。
【図4】一部破断で示す要部拡大正面図である。
【図5】要部拡大正面図である。
【図6】他の実施例を示す要部拡大正面図である。
【図7】他の実施例を示す要部拡大断面側面図である。
【図8】他の実施例を示す要部拡大断面側面図である。
【符号の説明】
1 ワイパー本体 2 柄部 3 拭き取り部 6 下端部 7 勾配面部 8 円形凹部 9 上縁中央部 10 平行突片 11 係合突出子 12 内面 13 上端縁 14 スリット部 15 段付部 16 弓型板ばね部 17 係止突出子 18 係止凹部 19 ストッパー部 20 円形孔部 θ 傾斜角度

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイパー本体1と、そのワイパー本体1
    に揺動自在に枢結された柄部2と、ワイパー本体1に付
    設された弾性変形自在な拭き取り部3と、を備えたこと
    を特徴とするハンディワイパー。
  2. 【請求項2】 柄部2の下端部6に、下方へ肉厚の減少
    する勾配面部7,7を形成すると共に、該勾配面部7,
    7の上端乃至上方に、円形凹部8,8乃至円形孔部20,
    20を形成し、さらに、ワイパー本体1の上縁中央部9,
    9には、一対の平行突片10,10を突設すると共に、該一
    対の平行突片10,10の内面12,12に夫々係合突出子11,
    11を形成し、上記勾配面部7,7にて一対の該係合突出
    子11,11を相互に押拡げて、上記円形凹部8,8乃至円
    形孔部20,20と該係合突出子11,11とが、揺動自在に枢
    結されるように構成した請求項1記載のハンディワイパ
    ー。
  3. 【請求項3】 ワイパー本体1の平行突片10の上端縁13
    を半円弧状とすると共に、該平行突片10の上端縁13近傍
    に弓型のスリット部14を設けて、柄部2の下端部6に形
    成された正面視円弧凹状の段付部15に、弾発的に摺接す
    る弓型板ばね部16を形成した請求項1又は2記載のハン
    ディワイパー。
  4. 【請求項4】 平行突片10の上端縁13に係止突出子17を
    突設し、柄部2の傾斜角度θが90°である位置に於い
    て、該係止突出子17に係止する係止凹部18を、柄部2の
    段付部15に設けた請求項2又は3記載のハンディワイパ
    ー。
  5. 【請求項5】 平行突片10の上端縁13に係止凹部18を形
    成し、柄部2の傾斜角度θが90°である位置に於い
    て、該係止凹部18に係止する係止突出子17を、柄部2の
    段付部15に設けた請求項2又は3記載のハンディワイパ
    ー。
  6. 【請求項6】 柄部2の下端部6に当接し、該柄部2の
    揺動範囲を規制するストッパー部19がワイパー本体1の
    平行突片10に設けられている請求項2,3,4又は5記
    載のハンディワイパー。
  7. 【請求項7】 ワイパー本体1及び柄部2を共にプラス
    チックにて成型した請求項1,2,3,4,5又は6記
    載のハンディワイパー。
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