JP3006469B2 - メッセージ重送チェックシステム - Google Patents
メッセージ重送チェックシステムInfo
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Description
【発明の属する技術分野】本発明は、複数計算機が外部
記憶装置を共有して構成されている疎結合多重計算機シ
ステムにおいて、端末装置から投入されるトランザクシ
ョンメッセージの重送を防止するメッセージ重送チェッ
クシステムに関する。
記憶装置を共有して構成されている疎結合多重計算機シ
ステムにおいて、端末装置から投入されるトランザクシ
ョンメッセージの重送を防止するメッセージ重送チェッ
クシステムに関する。
【０００１】
【従来の技術】特開平２−１６１８４０号公報には、メ
ッセージに通番を付して主局および複数の副局にそれぞ
れに該メッセージ通番を格納するファイルを置き、該メ
ッセージ通番に欠番が生じた際にはメッセージを再送
し、メッセージ通番が重複した際には重複したメッセー
ジのいずれかを有効にするというメッセージ通信装置が
開示されている。
ッセージに通番を付して主局および複数の副局にそれぞ
れに該メッセージ通番を格納するファイルを置き、該メ
ッセージ通番に欠番が生じた際にはメッセージを再送
し、メッセージ通番が重複した際には重複したメッセー
ジのいずれかを有効にするというメッセージ通信装置が
開示されている。
【０００２】特開平３−６８０５７号公報には、メッセ
ージの出力要求が発生した際、共通メモリ上のメッセー
ジテーブルに同一種別のメッセージが登録されているか
調べ、同一種別のメッセージがメッセージテーブルに登
録されていない場合にのみ該メッセージを登録するとい
うメッセージ処理装置が開示されている。
ージの出力要求が発生した際、共通メモリ上のメッセー
ジテーブルに同一種別のメッセージが登録されているか
調べ、同一種別のメッセージがメッセージテーブルに登
録されていない場合にのみ該メッセージを登録するとい
うメッセージ処理装置が開示されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】特開平２−１６１８４
０号公報記載の技術においては、通番を管理保存してい
るファイルが各局に独立して存在しているため、同一メ
ッセージが元の副局とは別の副局に再送された場合に、
該メッセージが重複していることを確認することができ
ないという問題点がある。
０号公報記載の技術においては、通番を管理保存してい
るファイルが各局に独立して存在しているため、同一メ
ッセージが元の副局とは別の副局に再送された場合に、
該メッセージが重複していることを確認することができ
ないという問題点がある。
【０００４】特開平３−６８０５７号公報記載の技術に
おいては、通番の一意性を保証するためにメッセージ登
録時に共通メモリ上のメッセージテーブルを排他制御し
ているため、メッセージ登録処理のスループットが低下
するという問題点がある。
おいては、通番の一意性を保証するためにメッセージ登
録時に共通メモリ上のメッセージテーブルを排他制御し
ているため、メッセージ登録処理のスループットが低下
するという問題点がある。
【０００５】本発明の目的は、疎結合多重計算機システ
ムにおいて、メッセージの一意性を保持しつつ、効率良
く処理することができるようにすることにある。
ムにおいて、メッセージの一意性を保持しつつ、効率良
く処理することができるようにすることにある。
【０００６】本発明の他の目的は、疎結合多重計算機シ
ステムにおいて、一方の計算機がダウンした場合、他方
の計算機によりメッセージ処理を代替することができる
ようにすることにある。
ステムにおいて、一方の計算機がダウンした場合、他方
の計算機によりメッセージ処理を代替することができる
ようにすることにある。
【０００７】本発明の他の目的は、疎結合多重計算機シ
ステムにおいて、一方の計算機がダウンし、他方の計算
機によりメッセージ処理を代替する場合、該メッセージ
の一意性を保持することができるようにすることにあ
る。
ステムにおいて、一方の計算機がダウンし、他方の計算
機によりメッセージ処理を代替する場合、該メッセージ
の一意性を保持することができるようにすることにあ
る。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明の第１のメッセー
ジ重送チェックシステムは、トランザクション処理を行
う複数のホスト計算機を結合した疎結合多重計算機シス
テムと、該複数のホスト計算機と端末装置との間でトラ
ンザクションメッセージおよびトランザクション処理の
結果の送受信を制御する回線制御装置とから構成され、
前記疎結合多重計算機システムは、ホスト計算機毎に、
端末装置から送信されたトランザクションメッセージを
一意にするメッセージ識別を格納するメッセージ識別共
有装置を有し、前記回線制御装置は、前記メッセージ識
別を、トランザクション処理を行うホスト計算機毎に分
別して格納するメッセージ識別記憶装置と、端末装置か
らトランザクションメッセージを受け、前記メッセージ
識別記憶装置から送信先のホスト計算機用の前記メッセ
ージ識別を取り出して該トランザクションメッセージに
付して送信するとともに、該ホスト計算機から返信され
たトランザクション処理の結果に付されたメッセージ識
別を前記メッセージ識別記憶装置へ格納し、該トランザ
クション処理の結果を端末装置へ渡す回線選択送受信装
置を有し、前記ホスト計算機は、前記回線制御装置から
送信されたトランザクションメッセージを受信して対応
するトランザクション処理を行い、メッセージ識別を更
新して自ホスト計算機に対応する前記メッセージ識別共
有装置に格納するとともに、トランザクション処理の結
果に更新したメッセージ識別を付して前記回線制御装置
へ返信するメッセージ送受信装置を有することを特徴と
する。
ジ重送チェックシステムは、トランザクション処理を行
う複数のホスト計算機を結合した疎結合多重計算機シス
テムと、該複数のホスト計算機と端末装置との間でトラ
ンザクションメッセージおよびトランザクション処理の
結果の送受信を制御する回線制御装置とから構成され、
前記疎結合多重計算機システムは、ホスト計算機毎に、
端末装置から送信されたトランザクションメッセージを
一意にするメッセージ識別を格納するメッセージ識別共
有装置を有し、前記回線制御装置は、前記メッセージ識
別を、トランザクション処理を行うホスト計算機毎に分
別して格納するメッセージ識別記憶装置と、端末装置か
らトランザクションメッセージを受け、前記メッセージ
識別記憶装置から送信先のホスト計算機用の前記メッセ
ージ識別を取り出して該トランザクションメッセージに
付して送信するとともに、該ホスト計算機から返信され
たトランザクション処理の結果に付されたメッセージ識
別を前記メッセージ識別記憶装置へ格納し、該トランザ
クション処理の結果を端末装置へ渡す回線選択送受信装
置を有し、前記ホスト計算機は、前記回線制御装置から
送信されたトランザクションメッセージを受信して対応
するトランザクション処理を行い、メッセージ識別を更
新して自ホスト計算機に対応する前記メッセージ識別共
有装置に格納するとともに、トランザクション処理の結
果に更新したメッセージ識別を付して前記回線制御装置
へ返信するメッセージ送受信装置を有することを特徴と
する。
【０００９】本発明の第２のメッセージ重送チェックシ
ステムは、第１のメッセージ重送チェックシステムにお
いて、前記疎結合多重計算機システムは、前記複数のホ
スト計算機のいずれかのダウンを認識し、該複数のホス
ト計算機内の正常な他のホスト計算機に該ダウン情報を
通知するホスト監視装置を有し、前記回線選択送受信装
置は、さらに送信先のホスト計算機へトランザクション
メッセージを送信して一定時間経過してもトランザクシ
ョン処理の結果が返信されない場合には、該トランザク
ションメッセージを前記複数のホスト計算機内の他のホ
スト計算機へ再送し、前記他のホスト計算機は、前記ホ
スト監視装置から前記複数のホスト計算機のいずれかが
ダウンした旨の通知を受け、該ダウンしたホスト計算機
の前記メッセージ識別共有装置を排他制御し、前記回線
制御装置から再送されたトランザクションメッセージを
受信して対応するトランザクション処理を行い、メッセ
ージ識別を更新してダウンしたホスト計算機に対応する
前記メッセージ識別共有装置に格納するとともに、トラ
ンザクション処理の結果に更新したメッセージ識別を付
して前記回線制御装置へ返信する前記メッセージ送受信
装置を有することを特徴とする。
ステムは、第１のメッセージ重送チェックシステムにお
いて、前記疎結合多重計算機システムは、前記複数のホ
スト計算機のいずれかのダウンを認識し、該複数のホス
ト計算機内の正常な他のホスト計算機に該ダウン情報を
通知するホスト監視装置を有し、前記回線選択送受信装
置は、さらに送信先のホスト計算機へトランザクション
メッセージを送信して一定時間経過してもトランザクシ
ョン処理の結果が返信されない場合には、該トランザク
ションメッセージを前記複数のホスト計算機内の他のホ
スト計算機へ再送し、前記他のホスト計算機は、前記ホ
スト監視装置から前記複数のホスト計算機のいずれかが
ダウンした旨の通知を受け、該ダウンしたホスト計算機
の前記メッセージ識別共有装置を排他制御し、前記回線
制御装置から再送されたトランザクションメッセージを
受信して対応するトランザクション処理を行い、メッセ
ージ識別を更新してダウンしたホスト計算機に対応する
前記メッセージ識別共有装置に格納するとともに、トラ
ンザクション処理の結果に更新したメッセージ識別を付
して前記回線制御装置へ返信する前記メッセージ送受信
装置を有することを特徴とする。
【００１０】本発明の第３のメッセージ重送チェックシ
ステムは、トランザクション処理を行う複数のホスト計
算機を結合した疎結合多重計算機システムと、該複数の
ホスト計算機へ送信するトランザクションメッセージを
入力し、該トランザクションメッセージに対応するトラ
ンザクション処理の結果を表示する端末装置と、該複数
のホスト計算機と該端末装置との間で該トランザクショ
ンメッセージおよび該トランザクション処理の結果の送
受信を制御する回線制御装置とから構成され、前記疎結
合多重計算機システムは、前記ホスト計算機毎に、前記
端末装置から送信されたトランザクションメッセージを
一意にするメッセージ識別を格納するとともに、前記複
数のホスト計算機から共有されるメッセージ識別共有装
置を有し、前記回線制御装置は、トランザクションメッ
セージを一意にする前記メッセージ識別を、該トランザ
クションメッセージに対応するトランザクション処理を
行う前記ホスト計算機毎に分別して格納するメッセージ
識別記憶装置と、前記端末装置からトランザクションメ
ッセージを受け、前記複数のホスト計算機のいずれか
へ、該ホスト計算機用のメッセージ識別を前記メッセー
ジ識別記憶装置から取り出して付した該トランザクショ
ンメッセージを送信するとともに、該ホスト計算機から
返信された該トランザクションメッセージに対応するト
ランザクション処理の結果に付されたメッセージ識別を
前記メッセージ識別記憶装置へ格納し、該トランザクシ
ョン処理の結果を前記端末装置へ渡す回線選択送受信装
置とを有し、前記ホスト計算機は、前記回線制御装置か
ら送信されたトランザクションメッセージを受信し、該
トランザクションメッセージに付されたメッセージ識別
に１加算して更新し、自ホスト計算機に対応する前記メ
ッセージ識別共有装置に格納するとともに、該トランザ
クションメッセージに対応するトランザクション処理の
結果に更新したメッセージ識別を付して前記回線制御装
置へ返信するメッセージ送受信装置と、前記メッセージ
送受信装置からトランザクションメッセージを受けて対
応するトランザクション処理を行い、その結果を該メッ
セージ送受信装置へ渡すメッセージ処理装置とを有する
ことを特徴とする。
ステムは、トランザクション処理を行う複数のホスト計
算機を結合した疎結合多重計算機システムと、該複数の
ホスト計算機へ送信するトランザクションメッセージを
入力し、該トランザクションメッセージに対応するトラ
ンザクション処理の結果を表示する端末装置と、該複数
のホスト計算機と該端末装置との間で該トランザクショ
ンメッセージおよび該トランザクション処理の結果の送
受信を制御する回線制御装置とから構成され、前記疎結
合多重計算機システムは、前記ホスト計算機毎に、前記
端末装置から送信されたトランザクションメッセージを
一意にするメッセージ識別を格納するとともに、前記複
数のホスト計算機から共有されるメッセージ識別共有装
置を有し、前記回線制御装置は、トランザクションメッ
セージを一意にする前記メッセージ識別を、該トランザ
クションメッセージに対応するトランザクション処理を
行う前記ホスト計算機毎に分別して格納するメッセージ
識別記憶装置と、前記端末装置からトランザクションメ
ッセージを受け、前記複数のホスト計算機のいずれか
へ、該ホスト計算機用のメッセージ識別を前記メッセー
ジ識別記憶装置から取り出して付した該トランザクショ
ンメッセージを送信するとともに、該ホスト計算機から
返信された該トランザクションメッセージに対応するト
ランザクション処理の結果に付されたメッセージ識別を
前記メッセージ識別記憶装置へ格納し、該トランザクシ
ョン処理の結果を前記端末装置へ渡す回線選択送受信装
置とを有し、前記ホスト計算機は、前記回線制御装置か
ら送信されたトランザクションメッセージを受信し、該
トランザクションメッセージに付されたメッセージ識別
に１加算して更新し、自ホスト計算機に対応する前記メ
ッセージ識別共有装置に格納するとともに、該トランザ
クションメッセージに対応するトランザクション処理の
結果に更新したメッセージ識別を付して前記回線制御装
置へ返信するメッセージ送受信装置と、前記メッセージ
送受信装置からトランザクションメッセージを受けて対
応するトランザクション処理を行い、その結果を該メッ
セージ送受信装置へ渡すメッセージ処理装置とを有する
ことを特徴とする。
【００１１】本発明の第４のメッセージ重送チェックシ
ステムは、第３のメッセージ重送チェックシステムにお
いて、前記疎結合多重計算機システムは、前記複数のホ
スト計算機のいずれかのダウンを認識し、該複数のホス
ト計算機内の正常な他のホスト計算機に該ダウン情報を
通知するホスト監視装置を有し、前記回線選択送受信装
置は、さらに前記複数のホスト計算機のいずれかへトラ
ンザクションメッセージを送信して一定時間経過しても
該トランザクションメッセージに対応するトランザクシ
ョン処理の結果が返信されない場合には、該トランザク
ションメッセージを前記複数のホスト計算機内の他のホ
スト計算機へ再送し、前記他のホスト計算機は、前記ホ
スト監視装置から前記複数のホスト計算機のいずれかが
ダウンした旨の通知を受け、該ダウンしたホスト計算機
の前記メッセージ識別共有装置を排他制御し、前記回線
制御装置から再送されたトランザクションメッセージを
受信し、該トランザクションメッセージに付されたメッ
セージ識別に１加算して更新し、ダウンしたホスト計算
機に対応する前記メッセージ識別共有装置に格納すると
ともに、該トランザクションメッセージに対応するトラ
ンザクション処理の結果に更新したメッセージ識別を付
して該回線制御装置へ返信する前記メッセージ送受信装
置と、前記メッセージ送受信装置からトランザクション
メッセージを受けて対応するトランザクション処理を行
い、その結果を該メッセージ送受信装置へ渡す前記メッ
セージ処理装置とを有することを特徴とする。
ステムは、第３のメッセージ重送チェックシステムにお
いて、前記疎結合多重計算機システムは、前記複数のホ
スト計算機のいずれかのダウンを認識し、該複数のホス
ト計算機内の正常な他のホスト計算機に該ダウン情報を
通知するホスト監視装置を有し、前記回線選択送受信装
置は、さらに前記複数のホスト計算機のいずれかへトラ
ンザクションメッセージを送信して一定時間経過しても
該トランザクションメッセージに対応するトランザクシ
ョン処理の結果が返信されない場合には、該トランザク
ションメッセージを前記複数のホスト計算機内の他のホ
スト計算機へ再送し、前記他のホスト計算機は、前記ホ
スト監視装置から前記複数のホスト計算機のいずれかが
ダウンした旨の通知を受け、該ダウンしたホスト計算機
の前記メッセージ識別共有装置を排他制御し、前記回線
制御装置から再送されたトランザクションメッセージを
受信し、該トランザクションメッセージに付されたメッ
セージ識別に１加算して更新し、ダウンしたホスト計算
機に対応する前記メッセージ識別共有装置に格納すると
ともに、該トランザクションメッセージに対応するトラ
ンザクション処理の結果に更新したメッセージ識別を付
して該回線制御装置へ返信する前記メッセージ送受信装
置と、前記メッセージ送受信装置からトランザクション
メッセージを受けて対応するトランザクション処理を行
い、その結果を該メッセージ送受信装置へ渡す前記メッ
セージ処理装置とを有することを特徴とする。
【００１２】本発明の第５のメッセージ重送チェックシ
ステムは、トランザクション処理を行う複数のホスト計
算機を結合した疎結合多重計算機システムと、該複数の
ホスト計算機へ送信するトランザクションメッセージを
入力し、該トランザクションメッセージに対応するトラ
ンザクション処理の結果を表示する端末装置と、該複数
のホスト計算機と該端末装置との間で該トランザクショ
ンメッセージおよび該トランザクション処理の結果の送
受信を制御する回線制御装置とから構成され、前記疎結
合多重計算機システムは、前記ホスト計算機毎に、前記
端末装置から送信されたトランザクションメッセージを
一意にするメッセージ識別を格納するとともに、前記複
数のホスト計算機から共有されるメッセージ識別共有装
置を有し、前記回線制御装置は、トランザクションメッ
セージを一意にする前記メッセージ識別を、該トランザ
クションメッセージに対応するトランザクション処理を
行う前記ホスト計算機毎に分別して格納するメッセージ
識別記憶装置と、前記端末装置からトランザクションメ
ッセージを受けるとともに、該トランザクションメッセ
ージに対応するトランザクション処理の結果を該端末装
置へ渡す入出力制御装置と、前記入出力制御装置からト
ランザクションメッセージを受け、前記複数のホスト計
算機のいずれかへ、該ホスト計算機用のメッセージ識別
を前記メッセージ識別記憶装置から取り出して付した該
トランザクションメッセージを送信するとともに、該ホ
スト計算機から返信された該トランザクションメッセー
ジに対応するトランザクション処理の結果に付されたメ
ッセージ識別を前記メッセージ識別記憶装置へ格納し、
該トランザクション処理の結果を前記入出力制御装置へ
渡す回線選択送受信装置とを有し、前記ホスト計算機
は、前記回線制御装置から送信されたトランザクション
メッセージを受信するとともに、該トランザクションメ
ッセージに対応するトランザクション処理の結果に更新
したメッセージ識別を付して該回線制御装置へ返信する
メッセージ送受信装置と、前記メッセージ送受信装置か
らトランザクションメッセージを受けて対応するトラン
ザクション処理を行い、その結果を該メッセージ送受信
装置へ渡すメッセージ処理装置と、前記メッセージ送受
信装置からトランザクションメッセージに付されたメッ
セージ識別を受けて１加算して更新し、自ホスト計算機
に対応する前記メッセージ識別共有装置に格納するとと
もに、前記メッセージ送受信装置に返却するメッセージ
識別管理装置とを有することを特徴とする。
ステムは、トランザクション処理を行う複数のホスト計
算機を結合した疎結合多重計算機システムと、該複数の
ホスト計算機へ送信するトランザクションメッセージを
入力し、該トランザクションメッセージに対応するトラ
ンザクション処理の結果を表示する端末装置と、該複数
のホスト計算機と該端末装置との間で該トランザクショ
ンメッセージおよび該トランザクション処理の結果の送
受信を制御する回線制御装置とから構成され、前記疎結
合多重計算機システムは、前記ホスト計算機毎に、前記
端末装置から送信されたトランザクションメッセージを
一意にするメッセージ識別を格納するとともに、前記複
数のホスト計算機から共有されるメッセージ識別共有装
置を有し、前記回線制御装置は、トランザクションメッ
セージを一意にする前記メッセージ識別を、該トランザ
クションメッセージに対応するトランザクション処理を
行う前記ホスト計算機毎に分別して格納するメッセージ
識別記憶装置と、前記端末装置からトランザクションメ
ッセージを受けるとともに、該トランザクションメッセ
ージに対応するトランザクション処理の結果を該端末装
置へ渡す入出力制御装置と、前記入出力制御装置からト
ランザクションメッセージを受け、前記複数のホスト計
算機のいずれかへ、該ホスト計算機用のメッセージ識別
を前記メッセージ識別記憶装置から取り出して付した該
トランザクションメッセージを送信するとともに、該ホ
スト計算機から返信された該トランザクションメッセー
ジに対応するトランザクション処理の結果に付されたメ
ッセージ識別を前記メッセージ識別記憶装置へ格納し、
該トランザクション処理の結果を前記入出力制御装置へ
渡す回線選択送受信装置とを有し、前記ホスト計算機
は、前記回線制御装置から送信されたトランザクション
メッセージを受信するとともに、該トランザクションメ
ッセージに対応するトランザクション処理の結果に更新
したメッセージ識別を付して該回線制御装置へ返信する
メッセージ送受信装置と、前記メッセージ送受信装置か
らトランザクションメッセージを受けて対応するトラン
ザクション処理を行い、その結果を該メッセージ送受信
装置へ渡すメッセージ処理装置と、前記メッセージ送受
信装置からトランザクションメッセージに付されたメッ
セージ識別を受けて１加算して更新し、自ホスト計算機
に対応する前記メッセージ識別共有装置に格納するとと
もに、前記メッセージ送受信装置に返却するメッセージ
識別管理装置とを有することを特徴とする。
【００１３】本発明の第６のメッセージ重送チェックシ
ステムは、第５のメッセージ重送チェックシステムにお
いて、前記疎結合多重計算機システムは、前記複数のホ
スト計算機のいずれかのダウンを認識し、該複数のホス
ト計算機内の正常な他のホスト計算機に該ダウン情報を
通知するホスト監視装置を有し、前記回線選択送受信装
置は、さらに前記複数のホスト計算機のいずれかへトラ
ンザクションメッセージを送信して一定時間経過しても
該トランザクションメッセージに対応するトランザクシ
ョン処理の結果が返信されない場合には、該トランザク
ションメッセージを前記複数のホスト計算機内の他のホ
スト計算機へ再送し、前記他のホスト計算機は、前記ホ
スト監視装置から前記複数のホスト計算機のいずれかが
ダウンした旨の通知を受け、該ダウンしたホスト計算機
の前記メッセージ識別共有装置を排他制御し、前記回線
制御装置から再送されたトランザクションメッセージを
受信するとともに、該トランザクションメッセージに対
応するトランザクション処理の結果に更新したメッセー
ジ識別を付して該回線制御装置へ返信する前記メッセー
ジ送受信装置と、前記メッセージ送受信装置からトラン
ザクションメッセージを受けて対応するトランザクショ
ン処理を行い、その結果を該メッセージ送受信装置へ渡
す前記メッセージ処理装置と、前記メッセージ送受信装
置からトランザクションメッセージに付されたメッセー
ジ識別を受けて１加算して更新し、ダウンしたホスト計
算機に対応する前記メッセージ識別共有装置に格納する
とともに、前記メッセージ送受信装置に返却する前記メ
ッセージ識別管理装置とを有することを特徴とする。
ステムは、第５のメッセージ重送チェックシステムにお
いて、前記疎結合多重計算機システムは、前記複数のホ
スト計算機のいずれかのダウンを認識し、該複数のホス
ト計算機内の正常な他のホスト計算機に該ダウン情報を
通知するホスト監視装置を有し、前記回線選択送受信装
置は、さらに前記複数のホスト計算機のいずれかへトラ
ンザクションメッセージを送信して一定時間経過しても
該トランザクションメッセージに対応するトランザクシ
ョン処理の結果が返信されない場合には、該トランザク
ションメッセージを前記複数のホスト計算機内の他のホ
スト計算機へ再送し、前記他のホスト計算機は、前記ホ
スト監視装置から前記複数のホスト計算機のいずれかが
ダウンした旨の通知を受け、該ダウンしたホスト計算機
の前記メッセージ識別共有装置を排他制御し、前記回線
制御装置から再送されたトランザクションメッセージを
受信するとともに、該トランザクションメッセージに対
応するトランザクション処理の結果に更新したメッセー
ジ識別を付して該回線制御装置へ返信する前記メッセー
ジ送受信装置と、前記メッセージ送受信装置からトラン
ザクションメッセージを受けて対応するトランザクショ
ン処理を行い、その結果を該メッセージ送受信装置へ渡
す前記メッセージ処理装置と、前記メッセージ送受信装
置からトランザクションメッセージに付されたメッセー
ジ識別を受けて１加算して更新し、ダウンしたホスト計
算機に対応する前記メッセージ識別共有装置に格納する
とともに、前記メッセージ送受信装置に返却する前記メ
ッセージ識別管理装置とを有することを特徴とする。
【００１４】
【００１５】
【００１６】
【００１７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例につい
て、図を参照しながら詳細に説明する。
て、図を参照しながら詳細に説明する。
【００１８】図１を参照すると、本発明の一実施例は複
数のホスト２ａ、２ｂを含む疎結合システム１と、該疎
結合システム１と端末装置１２間のメッセージの送受信
を制御する回線制御装置８とから構成されている。
数のホスト２ａ、２ｂを含む疎結合システム１と、該疎
結合システム１と端末装置１２間のメッセージの送受信
を制御する回線制御装置８とから構成されている。
【００１９】疎結合システム１は、ホスト２ａ、２ｂ毎
に受信したメッセージ識別を格納するメッセージ識別共
有装置６ａ、６ｂと、ホストダウンを認識し、正常であ
る他のホストにそのダウン情報を通知するホスト監視装
置７とを有する。
に受信したメッセージ識別を格納するメッセージ識別共
有装置６ａ、６ｂと、ホストダウンを認識し、正常であ
る他のホストにそのダウン情報を通知するホスト監視装
置７とを有する。
【００２０】ホスト２ａ、２ｂはそれぞれ、回線制御装
置８を介して端末装置１２からのトランザクションメッ
セージを受信し、該トランザクションメッセージの処理
結果を返信するメッセージ送受信装置３ａ、３ｂと、受
信したトランザクションメッセージのメッセージ識別を
更新してメッセージ識別共有装置６ａ、６ｂに格納する
メッセージ識別管理装置４ａ、４ｂと、受信したトラン
ザクションメッセージに従い要求された処理を行うメッ
セージ処理装置５ａ、５ｂとを有する。
置８を介して端末装置１２からのトランザクションメッ
セージを受信し、該トランザクションメッセージの処理
結果を返信するメッセージ送受信装置３ａ、３ｂと、受
信したトランザクションメッセージのメッセージ識別を
更新してメッセージ識別共有装置６ａ、６ｂに格納する
メッセージ識別管理装置４ａ、４ｂと、受信したトラン
ザクションメッセージに従い要求された処理を行うメッ
セージ処理装置５ａ、５ｂとを有する。
【００２１】回線制御装置８は、端末装置から入力され
たトランザクションメッセージを受け付けるとともに、
返却されたトランザクションメッセージの処理結果を表
示する入出力制御装置９と、ホスト２ａ、２ｂから返却
されたメッセージ識別をホスト毎に記憶するメッセージ
識別記憶装置１０と、入出力制御装置９が受け付けたト
ランザクションメッセージをホスト２ａ、２ｂに送信
し、一定時間応答がない場合には他のホストにメッセー
ジを再送する回線選択送受信装置１１とを有する。
たトランザクションメッセージを受け付けるとともに、
返却されたトランザクションメッセージの処理結果を表
示する入出力制御装置９と、ホスト２ａ、２ｂから返却
されたメッセージ識別をホスト毎に記憶するメッセージ
識別記憶装置１０と、入出力制御装置９が受け付けたト
ランザクションメッセージをホスト２ａ、２ｂに送信
し、一定時間応答がない場合には他のホストにメッセー
ジを再送する回線選択送受信装置１１とを有する。
【００２２】端末装置１２は、システム利用者が操作し
てトランザクションメッセージを入力し、またその処理
結果を表示する。
てトランザクションメッセージを入力し、またその処理
結果を表示する。
【００２３】以下に本発明の一実施例であるメッセージ
重送チェックシステムについて、図１〜図３を参照して
説明する。
重送チェックシステムについて、図１〜図３を参照して
説明する。
【００２４】まずシステムの運用開始時、回線制御装置
８のメッセージ識別記憶装置１０に格納したホスト毎に
設定したメッセージ識別を初期化しておく。このメッセ
ージ識別には単調増加性をもつ通番を採用する。
８のメッセージ識別記憶装置１０に格納したホスト毎に
設定したメッセージ識別を初期化しておく。このメッセ
ージ識別には単調増加性をもつ通番を採用する。
【００２５】また、メッセージ識別管理装置４ａ、４ｂ
は、自身に対応するメッセージ識別共有装置６ａ、６ｂ
を初期化する。このメッセージ識別共有装置６ａ、６ｂ
は疎結合システム１の各ホストからの共有装置であるた
め、各ホストからアクセス可能であるが、通常時には各
ホストから専用にアクセスする。各メッセージ識別共有
装置６ａ、６ｂには排他制御は施さない。
は、自身に対応するメッセージ識別共有装置６ａ、６ｂ
を初期化する。このメッセージ識別共有装置６ａ、６ｂ
は疎結合システム１の各ホストからの共有装置であるた
め、各ホストからアクセス可能であるが、通常時には各
ホストから専用にアクセスする。各メッセージ識別共有
装置６ａ、６ｂには排他制御は施さない。
【００２６】回線選択送受信装置１１とホスト２ａのメ
ッセージ送受信装置３ａとの間に通信路（以下セション
という）を開設する際、メッセージ送受信装置３ａはメ
ッセージ識別管理装置４ａに新たなセションの開設を通
知する。
ッセージ送受信装置３ａとの間に通信路（以下セション
という）を開設する際、メッセージ送受信装置３ａはメ
ッセージ識別管理装置４ａに新たなセションの開設を通
知する。
【００２７】端末装置１２から投入されたトランザクシ
ョンメッセージは入出力制御装置９により認識され、回
線選択送受信装置１１へ渡される（ステップ３１）。こ
こで回線選択送受信装置１１はトランザクションメッセ
ージを送信するホストとして任意のホストを選択可能で
あるが、本実施例においてはホスト２ａを選択したもの
とする。回線選択送受信装置１１は、ホスト２ａを選択
した場合、メッセージ識別記憶装置１０からホスト２ａ
用のメッセージ識別を取得し（ステップ３２）、該メッ
セージ識別をトランザクションメッセージに付加してホ
スト２ａのメッセージ送受信装置３ａへ送信する（ステ
ップ３３）。回線選択送受信装置１１は、ステップ３３
終了後、ホスト２ａからの該トランザクションメッセー
ジの処理結果の返信を待ち合わせる。
ョンメッセージは入出力制御装置９により認識され、回
線選択送受信装置１１へ渡される（ステップ３１）。こ
こで回線選択送受信装置１１はトランザクションメッセ
ージを送信するホストとして任意のホストを選択可能で
あるが、本実施例においてはホスト２ａを選択したもの
とする。回線選択送受信装置１１は、ホスト２ａを選択
した場合、メッセージ識別記憶装置１０からホスト２ａ
用のメッセージ識別を取得し（ステップ３２）、該メッ
セージ識別をトランザクションメッセージに付加してホ
スト２ａのメッセージ送受信装置３ａへ送信する（ステ
ップ３３）。回線選択送受信装置１１は、ステップ３３
終了後、ホスト２ａからの該トランザクションメッセー
ジの処理結果の返信を待ち合わせる。
【００２８】ホスト２ａのメッセージ送受信装置３ａ
は、受信したトランザクションメッセージをメッセージ
処理装置５ａに渡して受領を確認する（ステップ３４）
と、メッセージ識別管理装置４ａにトランザクションメ
ッセージに付加されたメッセージ識別を渡し、メッセー
ジ識別の更新を要求する（ステップ３５）。
は、受信したトランザクションメッセージをメッセージ
処理装置５ａに渡して受領を確認する（ステップ３４）
と、メッセージ識別管理装置４ａにトランザクションメ
ッセージに付加されたメッセージ識別を渡し、メッセー
ジ識別の更新を要求する（ステップ３５）。
【００２９】メッセージ識別管理装置４ａは、受け取っ
たメッセージ識別に１加算し（ステップ３６）、メッセ
ージ識別共有装置６ａに格納する（ステップ３７）。こ
のメッセージ識別共有装置６ａはホスト２ａ専用である
ため、該メッセージ識別共有装置６ａに排他制御は施さ
ない。
たメッセージ識別に１加算し（ステップ３６）、メッセ
ージ識別共有装置６ａに格納する（ステップ３７）。こ
のメッセージ識別共有装置６ａはホスト２ａ専用である
ため、該メッセージ識別共有装置６ａに排他制御は施さ
ない。
【００３０】メッセージ送受信装置３ａは、回線制御装
置８の回線選択送受信装置１１へ、ステップ３７でメッ
セージ識別共有装置６ａに格納したメッセージ識別とと
もにメッセージ処理装置５ａによるトランザクションメ
ッセージの処理結果を返却する（ステップ３８）。
置８の回線選択送受信装置１１へ、ステップ３７でメッ
セージ識別共有装置６ａに格納したメッセージ識別とと
もにメッセージ処理装置５ａによるトランザクションメ
ッセージの処理結果を返却する（ステップ３８）。
【００３１】回線制御装置８の回線選択送受信装置１１
は、メッセージ送受信装置３ａから受信したメッセージ
識別をメッセージ識別記憶装置１０に格納し（ステップ
３９）、トランザクションメッセージの処理結果を入出
力制御装置９を介して端末装置１２に表示する（ステッ
プ３Ａ）。
は、メッセージ送受信装置３ａから受信したメッセージ
識別をメッセージ識別記憶装置１０に格納し（ステップ
３９）、トランザクションメッセージの処理結果を入出
力制御装置９を介して端末装置１２に表示する（ステッ
プ３Ａ）。
【００３２】ホスト２ａがダウンすると、ホスト監視装
置７は、ホスト２ａの障害をホスト２ｂに通知する（ス
テップ３Ｂ）。ホスト２ｂのメッセージ識別管理装置４
ｂは、メッセージ識別共有装置６ａを他のホストからア
クセスできないように排他制御する（ステップ３Ｃ）。
置７は、ホスト２ａの障害をホスト２ｂに通知する（ス
テップ３Ｂ）。ホスト２ｂのメッセージ識別管理装置４
ｂは、メッセージ識別共有装置６ａを他のホストからア
クセスできないように排他制御する（ステップ３Ｃ）。
【００３３】回線選択送受信装置１１は、ホスト２ａに
送信したメッセージの応答が予め設定した一定時間返却
されない場合、同一トランザクションメッセージをホス
ト２ｂへ再送する（ステップ３Ｄ）。このトランザクシ
ョンメッセージには元々ホスト２ａに送られたものであ
ることを示す情報が付加される。
送信したメッセージの応答が予め設定した一定時間返却
されない場合、同一トランザクションメッセージをホス
ト２ｂへ再送する（ステップ３Ｄ）。このトランザクシ
ョンメッセージには元々ホスト２ａに送られたものであ
ることを示す情報が付加される。
【００３４】メッセージ送受信装置３ｂは、受信したメ
ッセージが再送されたものであることを認識すると、メ
ッセージ識別管理装置４ｂに対してメッセージ識別のチ
ェックを要求する（ステップ３Ｅ）。
ッセージが再送されたものであることを認識すると、メ
ッセージ識別管理装置４ｂに対してメッセージ識別のチ
ェックを要求する（ステップ３Ｅ）。
【００３５】
【００３６】メッセージ送受信装置３ｂは、メッセージ
識別管理装置４ｂからトランザクションメッセージは受
信済である旨返却された場合には、その旨回線制御装置
８の回線選択送受信装置１１へ返信する（ステップ３
Ｉ）。
識別管理装置４ｂからトランザクションメッセージは受
信済である旨返却された場合には、その旨回線制御装置
８の回線選択送受信装置１１へ返信する（ステップ３
Ｉ）。
【００３７】メッセージ送受信装置３ｂは、メッセージ
識別管理装置４ｂからトランザクションメッセージは未
受信である旨返却された場合には、メッセージ処理装置
５ｂにトランザクションメッセージを渡して受領を確認
する（ステップ３Ｊ）と、メッセージ識別管理装置４ｂ
にトランザクションメッセージに付加されたメッセージ
識別を渡し、メッセージ識別の更新を要求する（ステッ
プ３Ｋ）。
識別管理装置４ｂからトランザクションメッセージは未
受信である旨返却された場合には、メッセージ処理装置
５ｂにトランザクションメッセージを渡して受領を確認
する（ステップ３Ｊ）と、メッセージ識別管理装置４ｂ
にトランザクションメッセージに付加されたメッセージ
識別を渡し、メッセージ識別の更新を要求する（ステッ
プ３Ｋ）。
【００３８】メッセージ識別管理装置４ｂは、受け取っ
たメッセージ識別に１加算し（ステップ３Ｌ）、メッセ
ージ識別共有装置６ａに格納する（ステップ３Ｍ）。
たメッセージ識別に１加算し（ステップ３Ｌ）、メッセ
ージ識別共有装置６ａに格納する（ステップ３Ｍ）。
【００３９】その後、メッセージ送受信装置３ｂは、回
線制御装置８の回線選択送受信装置１１へ、ステップ３
Ｍでメッセージ識別共有装置６ａに格納したメッセージ
識別とともにメッセージ処理装置５ｂによるトランザク
ションメッセージの処理結果を返信する（ステップ３
Ｎ）。
線制御装置８の回線選択送受信装置１１へ、ステップ３
Ｍでメッセージ識別共有装置６ａに格納したメッセージ
識別とともにメッセージ処理装置５ｂによるトランザク
ションメッセージの処理結果を返信する（ステップ３
Ｎ）。
【００４０】回線制御装置８の回線選択送受信装置１１
は、メッセージ送受信装置３ｂからステップ３Ｉにおい
てトランザクションメッセージを受信済である旨返信さ
れた場合には、該トランザクションメッセージについて
の処理を終了する。
は、メッセージ送受信装置３ｂからステップ３Ｉにおい
てトランザクションメッセージを受信済である旨返信さ
れた場合には、該トランザクションメッセージについて
の処理を終了する。
【００４１】回線制御装置８の回線選択送受信装置１１
は、ステップ３Ｎ終了後、メッセージ送受信装置３ｂか
ら受信したメッセージ識別をメッセージ識別記憶装置１
０に格納し（ステップ３Ｏ）、トランザクションメッセ
ージの処理結果を入出力制御装置９を介して端末装置１
２に表示する（ステップ３Ｐ）。
は、ステップ３Ｎ終了後、メッセージ送受信装置３ｂか
ら受信したメッセージ識別をメッセージ識別記憶装置１
０に格納し（ステップ３Ｏ）、トランザクションメッセ
ージの処理結果を入出力制御装置９を介して端末装置１
２に表示する（ステップ３Ｐ）。
【００４２】以上により、本発明の一実施例であるメッ
セージ重送チェックシステムの処理が完了する。
セージ重送チェックシステムの処理が完了する。
【００４３】本発明の一実施例であるメッセージ重送チ
ェックシステムは、ホスト毎にメッセージ識別を格納す
るメッセージ識別共有装置を備えたため、トランザクシ
ョンメッセージの一意性を保持するためにメッセージ識
別共有装置を排他制御する必要がなく、疎結合多重計算
機システムにおけるメッセージ処理を効率良く実施する
ことができる効果を有している。
ェックシステムは、ホスト毎にメッセージ識別を格納す
るメッセージ識別共有装置を備えたため、トランザクシ
ョンメッセージの一意性を保持するためにメッセージ識
別共有装置を排他制御する必要がなく、疎結合多重計算
機システムにおけるメッセージ処理を効率良く実施する
ことができる効果を有している。
【００４４】また、疎結合多重計算機システムにおい
て、一方の計算機がダウンした場合に、該計算機のメッ
セージ識別共有装置を排他制御して他方の計算機から参
照することができるようにしたことにより、他方の計算
機が代替してトランザクションメッセージを処理するこ
とができ、さらにダウンした計算機からメッセージ処理
の応答が来ないために端末装置からトランザクションメ
ッセージが再送された場合においても、該トランザクシ
ョンメッセージが未処理なのか否かを、ダウンした計算
機のメッセージ識別共有装置を排他制御して参照して判
定するようにしたことにより、メッセージの重送を防止
することができる効果を有している。
て、一方の計算機がダウンした場合に、該計算機のメッ
セージ識別共有装置を排他制御して他方の計算機から参
照することができるようにしたことにより、他方の計算
機が代替してトランザクションメッセージを処理するこ
とができ、さらにダウンした計算機からメッセージ処理
の応答が来ないために端末装置からトランザクションメ
ッセージが再送された場合においても、該トランザクシ
ョンメッセージが未処理なのか否かを、ダウンした計算
機のメッセージ識別共有装置を排他制御して参照して判
定するようにしたことにより、メッセージの重送を防止
することができる効果を有している。
【００４５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のメッセー
ジ重送チェックシステムは、疎結合多重計算機システム
において、メッセージの一意性を保持しつつ、効率良く
処理することができる効果を有している。
ジ重送チェックシステムは、疎結合多重計算機システム
において、メッセージの一意性を保持しつつ、効率良く
処理することができる効果を有している。
【００４６】また、疎結合多重計算機システムにおい
て、一方の計算機がダウンした場合、該メッセージの一
意性を保持しつつ、他方の計算機によりメッセージ処理
を代替することができる効果を有している。
て、一方の計算機がダウンした場合、該メッセージの一
意性を保持しつつ、他方の計算機によりメッセージ処理
を代替することができる効果を有している。
【図１】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図２】本発明の一実施例における入出力制御装置９、
回線選択送受信装置１１、メッセージ送受信装置３、メ
ッセージ識別管理装置４、およびホスト監視装置７の処
理を示す流れ図である。
回線選択送受信装置１１、メッセージ送受信装置３、メ
ッセージ識別管理装置４、およびホスト監視装置７の処
理を示す流れ図である。
【図３】本発明の一実施例における回線選択送受信装置
１１、メッセージ送受信装置３、およびメッセージ識別
管理装置４の処理を示す流れ図である。
１１、メッセージ送受信装置３、およびメッセージ識別
管理装置４の処理を示す流れ図である。
１ 疎結合システム ２ａ ホスト ２ｂ ホスト ３ａ メッセージ送受信装置 ３ｂ メッセージ送受信装置 ４ａ メッセージ識別管理装置 ４ｂ メッセージ識別管理装置 ５ａ メッセージ処理装置 ５ｂ メッセージ処理装置 ６ａ メッセージ識別共有装置 ６ｂ メッセージ識別共有装置 ７ ホスト監視装置 ８ 回線制御装置 ９ 入出力制御装置 １０ メッセージ識別記憶装置 １１ 回線選択送受信装置 １２ 端末装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G06F 15/00 310 G06F 13/00 351 G06F 15/177 H04L 1/18 ＪＩＣＳＴ科学技術文献ファイル
Claims (6)
- 【請求項１】 トランザクション処理を行う複数のホス
ト計算機を結合した疎結合多重計算機システムと、該複
数のホスト計算機と端末装置との間でトランザクション
メッセージおよびトランザクション処理の結果の送受信
を制御する回線制御装置とを備え、 前記疎結合多重計算機システムは、 ホスト計算機毎に、端末装置から送信されたトランザク
ションメッセージを一意にするメッセージ識別を格納す
るメッセージ識別共有装置を有し、 前記回線制御装置は、 前記メッセージ識別を、トランザクション処理を行うホ
スト計算機毎に分別して格納するメッセージ識別記憶装
置と、 端末装置からトランザクションメッセージを受け、前記
メッセージ識別記憶装置から送信先のホスト計算機用の
前記メッセージ識別を取り出して該トランザクションメ
ッセージに付して送信するとともに、該ホスト計算機か
ら返信されたトランザクション処理の結果に付されたメ
ッセージ識別を前記メッセージ識別記憶装置へ格納し、
該トランザクション処理の結果を端末装置へ渡す回線選
択送受信装置を有し、 前記ホスト計算機は、 前記回線制御装置から送信されたトランザクションメッ
セージを受信して対応するトランザクション処理を行
い、メッセージ識別を更新して自ホスト計算機に対応す
る前記メッセージ識別共有装置に格納するとともに、ト
ランザクション処理の結果に更新したメッセージ識別を
付して前記回線制御装置へ返信するメッセージ送受信装
置を有することを特徴とするメッセージ重送チェックシ
ステム。 - 【請求項２】 前記疎結合多重計算機システムは、 前記複数のホスト計算機のいずれかのダウンを認識し、
該複数のホスト計算機内の正常な他のホスト計算機に該
ダウン情報を通知するホスト監視装置を有し、 前記回線選択送受信装置は、 さらに送信先のホスト計算機へトランザクションメッセ
ージを送信して一定時間経過してもトランザクション処
理の結果が返信されない場合には、該トランザクション
メッセージを前記複数のホスト計算機内の他のホスト計
算機へ再送し、 前記他のホスト計算機は、 前記ホスト監視装置から前記複数のホスト計算機のいず
れかがダウンした旨の通知を受け、該ダウンしたホスト
計算機の前記メッセージ識別共有装置を排他制御し、前
記回線制御装置から再送されたトランザクションメッセ
ージを受信して対応するトランザクション処理を行い、
メッセージ識別を更新してダウンしたホスト計算機に対
応する前記メッセージ識別共有装置に格納するととも
に、トランザクション処理の結果に更新したメッセージ
識別を付して前記回線制御装置へ返信する前記メッセー
ジ送受信装置を有することを特徴とする請求項１記載の
メッセージ重送チェックシステム。 - 【請求項３】 トランザクション処理を行う複数のホス
ト計算機を結合した疎結合多重計算機システムと、該複
数のホスト計算機へ送信するトランザクションメッセー
ジを入力し、該トランザクションメッセージに対応する
トランザクション処理の結果を表示する端末装置と、該
複数のホスト計算機と該端末装置との間で該トランザク
ションメッセージおよび該トランザクション処理の結果
の送受信を制御する回線制御装置とを備え、 前記疎結合多重計算機システムは、 前記ホスト計算機毎に、前記端末装置から送信されたト
ランザクションメッセージを一意にするメッセージ識別
を格納するとともに、前記複数のホスト計算機から共有
されるメッセージ識別共有装置を有し、 前記回線制御装置は、 トランザクションメッセージを一意にする前記メッセー
ジ識別を、該トランザクションメッセージに対応するト
ランザクション処理を行う前記ホスト計算機毎に分別し
て格納するメッセージ識別記憶装置と、 前記端末装置からトランザクションメッセージを受け、
前記複数のホスト計算機のいずれかへ、該ホスト計算機
用のメッセージ識別を前記メッセージ識別記憶装置から
取り出して付した該トランザクションメッセージを送信
するとともに、該ホスト計算機から返信された該トラン
ザクションメッセージに対応するトランザクション処理
の結果に付されたメッセージ識別を前記メッセージ識別
記憶装置へ格納し、該トランザクション処理の結果を前
記端末装置へ渡す回線選択送受信装置とを有し、 前記ホスト計算機は、 前記回線制御装置から送信されたトランザクションメッ
セージを受信し、該トランザクションメッセージに付さ
れたメッセージ識別に１加算して更新し、自ホスト計算
機に対応する前記メッセージ識別共有装置に格納すると
ともに、該トランザクションメッセージに対応するトラ
ンザクション処理の結果に更新したメッセージ識別を付
して前記回線制御装置へ返信するメッセージ送受信装置
と、 前記メッセージ送受信装置からトランザクションメッセ
ージを受けて対応するトランザクション処理を行い、そ
の結果を該メッセージ送受信装置へ渡すメッセージ処理
装置とを有することを特徴とするメッセージ重送チェッ
クシステム。 - 【請求項４】 前記疎結合多重計算機システムは、 前記複数のホスト計算機のいずれかのダウンを認識し、
該複数のホスト計算機内の正常な他のホスト計算機に該
ダウン情報を通知するホスト監視装置を有し、 前記回線選択送受信装置は、 さらに前記複数のホスト計算機のいずれかへトランザク
ションメッセージを送信して一定時間経過しても該トラ
ンザクションメッセージに対応するトランザクション処
理の結果が返信されない場合には、該トランザクション
メッセージを前記複数のホスト計算機内の他のホスト計
算機へ再送し、 前記他のホスト計算機は、 前記ホスト監視装置から前記複数のホスト計算機のいず
れかがダウンした旨の通知を受け、該ダウンしたホスト
計算機の前記メッセージ識別共有装置を排他制御し、前
記回線制御装置から再送されたトランザクションメッセ
ージを受信し、該トランザクションメッセージに付され
たメッセージ識別に１加算して更新し、ダウンしたホス
ト計算機に対応する前記メッセージ識別共有装置に格納
するとともに、該トランザクションメッセージに対応す
るトランザクション処理の結果に更新したメッセージ識
別を付して該回線制御装置へ返信する前記メッセージ送
受信装置と、 前記メッセージ送受信装置からトランザクションメッセ
ージを受けて対応するトランザクション処理を行い、そ
の結果を該メッセージ送受信装置へ渡す前記メッセージ
処理装置とを有することを特徴とする請求項４記載のメ
ッセージ重送チェックシステム。 - 【請求項５】 トランザクション処理を行う複数のホス
ト計算機を結合した疎結合多重計算機システムと、該複
数のホスト計算機へ送信するトランザクションメッセー
ジを入力し、該トランザクションメッセージに対応する
トランザクション処理の結果を表示する端末装置と、該
複数のホスト計算機と該端末装置との間で該トランザク
ションメッセージおよび該トランザクション処理の結果
の送受信を制御する回線制御装置とを備え、 前記疎結合多重計算機システムは、 前記ホスト計算機毎に、前記端末装置から送信されたト
ランザクションメッセージを一意にするメッセージ識別
を格納するとともに、前記複数のホスト計算機から共有
されるメッセージ識別共有装置を有し、 前記回線制御装置は、 トランザクションメッセージを一意にする前記メッセー
ジ識別を、該トランザクションメッセージに対応するト
ランザクション処理を行う前記ホスト計算機毎に分別し
て格納するメッセージ識別記憶装置と、 前記端末装置からトランザクションメッセージを受ける
とともに、該トランザクションメッセージに対応するト
ランザクション処理の結果を該端末装置へ渡す入出力制
御装置と、 前記入出力制御装置からトランザクションメッセージを
受け、前記複数のホスト計算機のいずれかへ、該ホスト
計算機用のメッセージ識別を前記メッセージ識別記憶装
置から取り出して付した該トランザクションメッセージ
を送信するとともに、該ホスト計算機から返信された該
トランザクションメッセージに対応するトランザクショ
ン処理の結果に付されたメッセージ識別を前記メッセー
ジ識別記憶装置へ格納し、該トランザクション処理の結
果を前記入出力制御装置へ渡す回線選択送受信装置とを
有し、 前記ホスト計算機は、 前記回線制御装置から送信されたトランザクションメッ
セージを受信するとともに、該トランザクションメッセ
ージに対応するトランザクション処理の結果に更新した
メッセージ識別を付して該回線制御装置へ返信するメッ
セージ送受信装置と、 前記メッセージ送受信装置からトランザクションメッセ
ージを受けて対応するトランザクション処理を行い、そ
の結果を該メッセージ送受信装置へ渡すメッセージ処理
装置と、 前記メッセージ送受信装置からトランザクションメッセ
ージに付されたメッセージ識別を受けて１加算して更新
し、自ホスト計算機に対応する前記メッセージ識別共有
装置に格納するとともに、前記メッセージ送受信装置に
返却するメッセージ識別管理装置とを有することを特徴
とするメッセージ重送チェックシステム。 - 【請求項６】 前記疎結合多重計算機システムは、 前記複数のホスト計算機のいずれかのダウンを認識し、
該複数のホスト計算機内の正常な他のホスト計算機に該
ダウン情報を通知するホスト監視装置を有し、 前記回線選択送受信装置は、 さらに前記複数のホスト計算機のいずれかへトランザク
ションメッセージを送信して一定時間経過しても該トラ
ンザクションメッセージに対応するトランザクション処
理の結果が返信されない場合には、該トランザクション
メッセージを前記複数のホスト計算機内の他のホスト計
算機へ再送し、 前記他のホスト計算機は、 前記ホスト監視装置から前記複数のホスト計算機のいず
れかがダウンした旨の通知を受け、該ダウンしたホスト
計算機の前記メッセージ識別共有装置を排他制御し、前
記回線制御装置から再送されたトランザクションメッセ
ージを受信するとともに、該トランザクションメッセー
ジに対応するトランザクション処理の結果に更新したメ
ッセージ識別を付して該回線制御装置へ返信する前記メ
ッセージ送受信装置と、 前記メッセージ送受信装置からトランザクションメッセ
ージを受けて対応するトランザクション処理を行い、そ
の結果を該メッセージ送受信装置へ渡す前記メッセージ
処理装置と、 前記メッセージ送受信装置からトランザクションメッセ
ージに付されたメッセージ識別を受けて１加算して更新
し、ダウンしたホスト計算機に対応する前記メッセージ
識別共有装置に格納するとともに、前記メッセージ送受
信装置に返却する前記メッセージ識別管理装置とを有す
ることを特徴とする請求項７記載のメッセージ重送チェ
ックシステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7318877A JP3006469B2 (ja) | 1995-12-07 | 1995-12-07 | メッセージ重送チェックシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7318877A JP3006469B2 (ja) | 1995-12-07 | 1995-12-07 | メッセージ重送チェックシステム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09160874A JPH09160874A (ja) | 1997-06-20 |
| JP3006469B2 true JP3006469B2 (ja) | 2000-02-07 |
Family
ID=18103966
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7318877A Expired - Fee Related JP3006469B2 (ja) | 1995-12-07 | 1995-12-07 | メッセージ重送チェックシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3006469B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3341637B2 (ja) * | 1997-06-20 | 2002-11-05 | 日本電気株式会社 | トランザクション処理システムにおける端末状態管理方法及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
| JP2007334575A (ja) * | 2006-06-14 | 2007-12-27 | Hitachi Ltd | メッセージ通信方法、システム及びプログラム |
-
1995
- 1995-12-07 JP JP7318877A patent/JP3006469B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09160874A (ja) | 1997-06-20 |
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