JP3006075B2 - リードの長さばらつき検出方法およびリード先端部の半田の外観検査方法 - Google Patents

リードの長さばらつき検出方法およびリード先端部の半田の外観検査方法

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JP3006075B2 JP2307426A JP30742690A JP3006075B2 JP 3006075 B2 JP3006075 B2 JP 3006075B2 JP 2307426 A JP2307426 A JP 2307426A JP 30742690 A JP30742690 A JP 30742690A JP 3006075 B2 JP3006075 B2 JP 3006075B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、リードの長さばらつき検出方法およびリー
ド先端部の半田の外観検査方法に関するものである。
(従来の技術) QFPやSOPなどのリード付チップは、マウンターにより
基板に搭載した後、リフロー装置により半田を加熱処理
し、基板に固着される。
上記のようにしてチップを基板に実装する工程におい
て、カメラなどの光学手段により、チップの位置ずれ検
査や、半田の外観検査が行われる。このような検査は、
一般にカメラに取り込まれた画像の輝度分布を解析する
ことにより行われる。
(発明が解決しようとする課題) ところが従来、チップのθ方向(回転方向)の位置ず
れや、リードの長短のばらつきを精度よく検出する手段
や、リード先端部の半田をカメラの検査エリアの内部に
確実に取り込む手段は十分に確立されていなかったた
め、検査精度があがらない問題があった。
(課題を解決するための手段) 請求項1記載の発明は、チップのモールド体の一辺か
ら延出する複数本のリードの先端部が基板の回路パター
ンに半田により接着されており、且つこの半田がリード
の先端部へ向かって吸いあげられるような緩やかな斜面
を有しており、この半田を上方のカメラにより観察する
と前記緩やかな斜面が暗く観察されることを利用したリ
ードの長さばらつき検出方法であって、リードと半田の
境界部の輝度分布のマスターパターンをコンピュータに
登録するステップと、リードの先端部を含むサーチエリ
アを設定するステップと、前記サーチエリア内にチェッ
クエリアを設定し、このチェックエリアをスキャンニン
グさせながら、このチェックエリアの画像と前記マスタ
ーパターンをマッチングさせることにより、リードの先
端部の位置を求めるステップと、前記ステップを繰り返
すことにより、他のリードの先端部の位置を求めるステ
ップと、前記先端部を結ぶ仮想線を求めるステップと、
前記仮想線に対する各リードの先端部の変位量を求め、
この変位量から各リードの過長・過短を判定するステッ
プと、を含むものである。
請求項2記載の発明は、リード先端部の半田の外観検
査方法であって、リードと半田の境界線の輝度分布のマ
スターパターンをコンピュータに登録するステップと、
リードの先端部を含むサーチエリアを設定するステップ
と、前記サーチエリア内にチェックエリアを設定し、こ
のチェックエリアをスキャンニングさせながら、このチ
ェックエリアの画像と前記マスターパターンをマッチン
グさせることにより、リードの先端部の位置を求めるス
テップと、求められたリードの先端部の位置に基づいて
半田を包含する検査エリアを設定し、この検査エリア内
の輝度分布から半田の外観検査を行うステップと、を含
むものである。
(作用) 上記構成において、緩やかな斜面を有する半田の光反
射特性を利用し、まずパターンマッチングによりリード
の先端部の位置を検出し、これに基づいてリードの先端
部を結ぶ仮想線を求め、更にこれからリードの長短のば
らつきを検出する。あるいは、リードの先端部を包含す
る検査エリアを設定し、この検査エリア内の輝度分布か
ら半田の外観検査を行う。
(実施例) 次に、図面を参照しながら本発明の実施例を説明す
る。
第1図は観察装置の全体図である。1は基板であり、
チップ2が実装されている。3はモールド体、Lはモー
ルド体3の各辺から多数本延出するリード、5はこのリ
ードLを基板1の回路パターン6に接着する半田であ
る。7はカメラ、8はリング状の光源であり、上方から
光を照射し、カメラ7に取り込まれた画像の輝度分布を
解析する。
第2図に示すように、半田5は、リードLの先端部へ
向って吸いあげられるような緩やかな斜面を有してお
り、このような形状を有する半田5は良品と判断され
る。図示するように、上方から半田5へ照射された光a
は斜上方へ反射され、上方のカメラ7には入射しないこ
とから、半田5の斜面は、第3図に示すように暗く観察
される。そこで、良品の半田5の画像を基にして、第4
図に示すようなリードと半田の境界部の輝度分布のマス
ターパターンMPを予めコンピュータに登録する。また明
暗の境界部の中点Aも登録しておく。
第5図はチップ2の平面図であり、モールド体3の一
辺からは、4本のリードL1〜L4が延出している。第3図
に示すように、リードL1の先端部を包含する広いエリア
に、サーチエリアSを設定する。次いでこのサーチエリ
アSの内部にチェックエリアCを設定し、このチェック
エリアCをXY方向にスキャンニングさせながら、このチ
ェックエリアCの画像と、上記マスターパターンMPをマ
ッチングさせ、最もマッチング率の良いチェックエリア
Cxを抽出し、リードL1の先端部の中点A1の座標(x1,y
1)の位置を求める。以下、同様のパターンマッチング
を繰り返すことにより、他の各リードL2〜L4の先端部の
中点A2(x2,y2)、A3(x3,y3)、A4(x4,y4)の座標の
位置を求める(第5図参照)。
次いでこれらの中点A1〜A4を結ぶ仮想線Kを求める。
この仮想線Kは、中点A1〜A4の座標を基に、最小自乗法
により簡単に求められる。次に、この仮想線Kの利用方
法を説明する。
まず第1の利用方法について説明する。チップ2はマ
ウンターにより基板1に実装されるが、チップ2は、XY
θ方向の位置ずれを有している。このうち、XY方向の位
置ずれは、リードの位置を周知の光学的手法により求め
ることにより、簡単に検出できる。またθ方向の位置ず
れ△θは、上記仮想線Kの基準線Nに対する角度を求め
ることにより検出できる。リード付チップ2の場合、回
路パターン6に接着されたリードLの先端部の位置ずれ
が最も問題とされるが、本手段によれば、リードLの先
端部のθ方向の位置ずれ△θを正確に検出できる利点が
ある。
次に第2の利用方法について説明する。リードL1〜L4
の長短はばらついており、過長なリードLや、過短なリ
ードLが存在すると、そのチップは不良品として選別す
ることが望ましい。そこで上記仮想線Kに対する各中点
A1〜A4の変位量を求め、この変位量が許容範囲以上であ
れば、不良品と判定すればよい。第5図において、eは
この許容範囲であり、リードL3の中点A3は許容範囲e外
に変位しているので、不良と判定される。
次に第3の利用方法について説明する。半田5の外観
検査は、上述したように明暗輝度の分布状態から判断さ
れる。したがって第3図に示すように、半田5を包含す
る検査エリアQを設定し、この検査エリアQの輝度分布
を検査するが、半田5が検査エリアQからはみ出してい
ると、誤判断をするので、検査エリアQは、半田5を確
実に包含できる位置に設定しなければらない。そこで上
記仮想線Kや、中点A1〜A4の位置を基準にして、検査エ
リアQを設定すれば、その内部に半田5を確実に包含し
て、外観検査を行うことができる。以上のように仮想線
Kはチップの位置ずれ検査や半田の外観検査に利用する
ことができる。
(発明の効果) 請求項1記載の発明によれば、半田の光反射特性を利
用したパターンマッチングによりリードの先端部を結ぶ
仮想線を求め、この仮想線に基づいて各リードの長短の
ばらつきを的確に検出することができる。
また請求項2記載の発明によれば、半田の光反射特性
を利用して、リードの先端部を確実に包含するように検
査エリアを設定することができるので、この検査エリア
内に半田を確実に取り込んで、その輝度分布から半田の
外観検査を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示すものであって、第1図は全体
斜視図、第2図は観察中の側面図、第3図は観察図、第
4図はマスターパターン図、第5図は観察中の平面図で
ある。 1……基板 2……チップ 3……モールド体 5……半田 7……カメラ L……リード K……仮想線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H05K 13/08 G06F 15/62 405C (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 11/00 - 11/30 102 G01N 21/84 - 21/91 G06T 1/00 - 7/00 H04N 7/18 H05K 3/32,3/34,13/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】チップのモールド体の一辺から延出する複
    数本のリードの先端部が基板の回路パターンに半田によ
    り接着されており、且つこの半田がリードの先端部へ向
    かって吸い上げられるような緩やかな斜面を有してお
    り、この半田を上方のカメラにより観察すると前記緩や
    かな斜面が暗く観察される半田の光反射特性を利用した
    リードの長さばらつき検出方法であって、 リードと半田の境界部の輝度分布のマスターパターンを
    コンピュータに登録するステップと、 リードの先端部を含むサーチエリアを設定するステップ
    と、 前記サーチエリア内にチェックエリアを設定し、このチ
    ェックエリアをスキャンニングさせながら、このチェッ
    クエリアの画像と前記マスターパターンをマッチングさ
    せることにより、リードの先端部の位置を求めるステッ
    プと、 前記ステップを繰り返すことにより、他のリードの先端
    部の位置を求めるステップと、 前記先端部を結ぶ仮想線を求めるステップと、 前記仮想線に対する各リードの先端部の変位量を求め、
    この変位量から各リードの過長・過短を判定するステッ
    プと、 を含むことを特徴とするリードの長さばらつき検出方
    法。
  2. 【請求項2】チップのモールド体の一辺から延出する複
    数本のリードの先端部が基板の回路パターンに半田によ
    り接着されており、且つこの半田がリードの先端部へ向
    かって吸い上げられるような緩やかな斜面を有してお
    り、この半田を上方のカメラにより観察すると前記緩や
    かな斜面が暗く観察される半田の光反射特性を利用した
    リード先端部の半田の外観検査方法であって、 リードと半田の境界部の輝度分布のマスターパターンを
    コンピュータに登録するステップと、 リードの先端部を含むサーチエリアを設定するステップ
    と、 前記サーチエリア内にチェックエリアを設定し、このチ
    ェックエリアをスキャンニングさせながら、このチェッ
    クエリアの画像と前記マスターパターンをマッチングさ
    せることにより、リードの先端部の位置を求めるステッ
    プと、求められたリードの先端部の位置に基づいて半田
    を包含する検査エリアを設定し、この検査エリア内の輝
    度分布から半田の外観検査を行うステップと、 を含むことを特徴とするリード先端部の半田の外観検査
    方法。
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