JP3005873B2 - 無人搬送車の誘導装置 - Google Patents

無人搬送車の誘導装置

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JP3005873B2
JP3005873B2 JP3061273A JP6127391A JP3005873B2 JP 3005873 B2 JP3005873 B2 JP 3005873B2 JP 3061273 A JP3061273 A JP 3061273A JP 6127391 A JP6127391 A JP 6127391A JP 3005873 B2 JP3005873 B2 JP 3005873B2
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JP
Japan
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distance measuring
automatic guided
guided vehicle
measuring sensor
vehicle body
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JP3061273A
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JPH05224744A (ja
Inventor
茂 広岡
Original Assignee
日本輸送機株式会社
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Publication date
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  • Measurement Of Optical Distance (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基準となる壁面と無人
搬送車との距離を測定し、車体を予め定められた走行経
路に導きうる無人搬送車の誘導装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4に示すように、基準となる壁面W
と、車体21との距離を測定し、車体を予め定められた
ステーション等に導きうる無人搬送車20においては、
誘導装置として測距センサ22A…22Hが車体内部に
設置されている。そして、2個の測距センサ22A、2
2Bにて検出された値d1、d2および既知の距離Sに
基づき、車体21の姿勢角ψや、ずれ量を、図示しない
制御装置で演算し、これを減ずる如く無人搬送車20を
誘導する。また、車体21の前後、および左右のいずれ
の側面からでも、基準壁面との距離を測定しうるよう、
各側面に2個づつ計8個の測距センサが取り付けられる
のが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来の構成では、合計8個もの測距センサを無人搬送車
に設けるため、製作コストがきわめて高価になるという
問題があった。又、測距センサが車体内に占めるスペー
スが大きいため、車体形状が大型化するという問題があ
り、主として幅狭な通路を走行しなければならない無人
搬送車にとっては好ましくない。本発明は、かかる事情
に鑑み、案出されたものである。
【0004】
【課題を解決する手段】本発明は、垂直線軸回りに回動
可能な光学式測距センサを無人搬送車の車体四隅に所定
の間隔を隔てて配置し、壁面の存在位置によって光学式
測距センサを所定の回動方向へと回動させ、常に2個の
光学式の測距センサで偏差と姿勢角を演算して修正させ
る制御装置を備えた構成としたものである。
【0005】
【実施例】本発明の一実施例を、以下図面に基づき説明
する。図1は、本発明の誘導装置1の平面図、図2は同
側面図(一部断面図)である。本発明に係る誘導装置1
は、光学式の測距センサ2(以下、単に測距センサとい
う)と、該測距センサ2を垂直軸線回りに回動自在に支
承する支持体3と、前記測距サンサ2を任意に回動させ
る駆動手段としての電動機4と、これらを配置する基板
12とから構成される。
【0006】光学式測距センサ2は、測距ヘッド面2C
に設けられた発光部2Aから赤外線等の探査光を発し、
該探査光が被測定物にて反射した反射光を受ける受光部
2Bとからなり、受光部2B内のポジションセンサ等
(不図示)で被測定物との距離を検知しうる周知の測距
センサである。
【0007】前記測距センサ2の下面には、軸部7を有
するブラケット5が固着され、該ブラケット5のフラン
ジ部分には、ギア6が嵌入されている。また、ブラケッ
ト5の軸部7は、支持体3の玉軸受を介して回動自在に
支持されている。支持体3は、中空状の円筒材から形成
されるとともに、下端部分にはフランジ3Aが形成され
ており、前記基板に固着されている。なお、軸部7の下
端は、ロックナット12が締結される。
【0008】前記測距サンサ2を任意に回動させる駆動
手段としての電動機4は、前記基板上に固定支持され、
その出力軸9には、前記ギア6に噛み合うピニオンギア
10が固着されている。従って、電動機4を任意の方向
に回転駆動することによって、ピニオンギア10からギ
ア6にトルクがギアダウンされて伝達され、測距センサ
を回動させることができる。なお、電動機以外にも、ロ
ータリソレノイドや、電動シリンダ等のアクチュエータ
を種々用いることができる。また、前記測距サンサ2の
回動角を90度の角度に規制すべくストッパ8、9が支
持体3に形成されている。
【0009】
【作用】次に、本発明の作用について、図1及び図3に
基づき説明する。図3において、無人搬送車30には、
車体の4隅に本発明に係る誘導装置1A…1Dが設けら
れており、本例では初期状態として各誘導装置共、それ
ぞれ車体の外側面にその探査光が向くような状態として
説明する。
【0010】先ず、壁面W1と無人搬送車30の相対位
置を検出するのは、測距センサ1A、及び1Bから探査
光を壁面W1に投射し、壁面W1からの反射光をそれぞ
れの測距センサ1A、及び1Bで受光し、それぞれの測
距センサ1A、及び1Bにおける受光点の端部からの間
隔に相当する電圧値が壁面W1からの距離の差となり、
この距離差と測距センサ1A、及び1Bの取付間隔とか
ら無人搬送車30の現在位置での偏差と姿勢角を得て、
この偏差と姿勢角を修正する方向へ制御を行う。
【0011】次に、壁面W2と車体との相対位置を検出
する際には、測距センサ1A及び1Dを、それぞれ90
度回動させる如く電動機4を駆動して、上記測距センサ
1A、及び1Dの回動動作終了後測距を行う。この測距
後距離差と測距センサ1A、及び1Bの取付間隔とから
無人搬送車30の現在位置での偏差と姿勢角を得て、こ
の偏差と姿勢角を修正する方向へ制御を行うのは上述の
通りである。
【0012】以上詳述したが、電動機4の回転駆動は、
無人搬送車30の制御装置31に予めプログラムされて
いる走行経路に基づき、測定の必要な壁面位置に応じて
行い得るものである。又、本発明は、本例に示す実施例
に限定されるものではなく、各誘導装置の初期状態とし
て、車体の前後に測距センサの探査光を向けた状態とし
てもよい。
【0013】本発明は、上記の方法を採用した結果、測
定が必要な車体側面に光学式測距センサの探査光を、光
学式測距センサ自体で回動させて切り替えることができ
るから、光学式測距センサを4個設置するのみで、しか
も無人搬送車の全側面方向から従来と同様に基準となる
壁面との相対位置を認識することができる。従って、無
人搬送車の車体の小型化に貢献することができ、走行通
路幅の狭小化によりシステムレイアウトの効率を向上し
うる。さらに光学式測距センサの設置個数を半減するこ
とができるから、無人搬送車の製作コストを低減するこ
とができる。以上
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を表わす平面図である。
【図2】本発明の一実施例を表わす側面図である。
【図3】本発明の作用を説明するための無人搬送車の平
面図である。
【図4】無人搬送車の誘導装置を説明するための概念図
である。
【符号の説明】
1 誘導装置 2 測距センサ 3 支持体 4 電動機 5 ブラケット 6 ギア 7 軸部 8 ストッパ 9 ストッパ 10 ピニオンギア 11 基板

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 垂直線軸回りに回動可能な光学式測距セ
    ンサを無人搬送車の車体四隅に所定の間隔を隔てて配置
    し、壁面の存在位置によって光学式測距センサを所定の
    回動方向へと回動させ、常に2個の光学式の測距センサ
    で偏差と姿勢角を演算して修正させる制御装置を備えた
    ことを特徴とする無人搬送車の誘導装置。
JP3061273A 1991-03-01 1991-03-01 無人搬送車の誘導装置 Expired - Lifetime JP3005873B2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH05224744A JPH05224744A (ja) 1993-09-03
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