JP3005589B2 - 操作レバーのロック装置 - Google Patents
操作レバーのロック装置Info
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- JP3005589B2 JP3005589B2 JP3266366A JP26636691A JP3005589B2 JP 3005589 B2 JP3005589 B2 JP 3005589B2 JP 3266366 A JP3266366 A JP 3266366A JP 26636691 A JP26636691 A JP 26636691A JP 3005589 B2 JP3005589 B2 JP 3005589B2
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/20—Drives; Control devices
- E02F9/2004—Control mechanisms, e.g. control levers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Operation Control Of Excavators (AREA)
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、掘削機械等のアクチ
ュエータの操作レバー装置に関するものであり、特に、
操作レバーのロック装置に関するものである。
ュエータの操作レバー装置に関するものであり、特に、
操作レバーのロック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】油圧ショベルカーをはじめとする掘削機
械では、十字方向に揺動自在な操作レバーを設けてあ
り、該操作レバーを何れかの方向へ回動してアクチュエ
ータの制御バルブを開閉するように構成している。図6
は従来型の操作レバー1の回動基部2を示しており、各
揺動方向のストッパーピン3,3,3,3を略同一平面
上の十字方向に突設してある。そして、図中鎖線で示す
ように、操作レバー1を何れかの方向へ回動したとき
に、一方のストッパーピン3がストッパー片4の一側部
に当接し、操作レバー1の回動角度を一定範囲内に規制
している。
械では、十字方向に揺動自在な操作レバーを設けてあ
り、該操作レバーを何れかの方向へ回動してアクチュエ
ータの制御バルブを開閉するように構成している。図6
は従来型の操作レバー1の回動基部2を示しており、各
揺動方向のストッパーピン3,3,3,3を略同一平面
上の十字方向に突設してある。そして、図中鎖線で示す
ように、操作レバー1を何れかの方向へ回動したとき
に、一方のストッパーピン3がストッパー片4の一側部
に当接し、操作レバー1の回動角度を一定範囲内に規制
している。
【0003】又、アクチュエータの不使用時には不慮誤
動作しないように、操作レバー1の側部にロック用のピ
ン5を別に設けてロックプレート6で係止している。
動作しないように、操作レバー1の側部にロック用のピ
ン5を別に設けてロックプレート6で係止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の操作レバーのロ
ック装置は、前述したように、操作レバー1の側部に設
けたピン5をロックプレート6で係止しているが、操作
レバー1の回動支点から離れた部位を固定しているた
め、リンクのがた等によりロックが外れる虞がある。
ック装置は、前述したように、操作レバー1の側部に設
けたピン5をロックプレート6で係止しているが、操作
レバー1の回動支点から離れた部位を固定しているた
め、リンクのがた等によりロックが外れる虞がある。
【0005】そこで、操作レバーを確実に固定し、アク
チュエータが不慮誤動作するのを防止するために解決す
べき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課
題を解決することを目的とする。
チュエータが不慮誤動作するのを防止するために解決す
べき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課
題を解決することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために提案せられたものであり、十字方向に揺動
自在とされた操作レバーのロック装置において、操作レ
バーの回動基部にストッパーピンを突設し、内周に係止
部を有する環状のロックプレートを操作レバーを囲むよ
うに回動自在に設け、該ロックプレートの回動によって
前記ストッパーピンを前記係止部に対峙せしめて係止す
ることにより、操作レバーの揺動をロックすることを特
徴とする操作レバーのロック装置、及び前記ストッパー
ピンは、前記操作レバーから十字方向に突設されてお
り、且つ、前記ロックプレートは、内周上に開口部と係
止部とが交互に設けられたことを特徴とする操作レバー
のロック装置、並びに十字方向に揺動自在とされた左右
一対の操作レバーのロック装置において、左右一対の操
作レバーの回動基部にストッパーピンを各々突設し、内
周に係止部を有する環状のロックプレートを操作レバー
を囲むように左右一対の操作レバーに各々回動自在に設
け、この左右一対のロックプレートを一体的に動作させ
る接続部を設け、該接続部によって前記左右一対のロッ
クプレートを一体的に回動させることによって前記スト
ッパーピンを前記係止部に対峙せしめて係止することに
より、左右一対の操作レバーの揺動をロックすることを
特徴とする操作レバーのロック装置を提供するものであ
る。
成するために提案せられたものであり、十字方向に揺動
自在とされた操作レバーのロック装置において、操作レ
バーの回動基部にストッパーピンを突設し、内周に係止
部を有する環状のロックプレートを操作レバーを囲むよ
うに回動自在に設け、該ロックプレートの回動によって
前記ストッパーピンを前記係止部に対峙せしめて係止す
ることにより、操作レバーの揺動をロックすることを特
徴とする操作レバーのロック装置、及び前記ストッパー
ピンは、前記操作レバーから十字方向に突設されてお
り、且つ、前記ロックプレートは、内周上に開口部と係
止部とが交互に設けられたことを特徴とする操作レバー
のロック装置、並びに十字方向に揺動自在とされた左右
一対の操作レバーのロック装置において、左右一対の操
作レバーの回動基部にストッパーピンを各々突設し、内
周に係止部を有する環状のロックプレートを操作レバー
を囲むように左右一対の操作レバーに各々回動自在に設
け、この左右一対のロックプレートを一体的に動作させ
る接続部を設け、該接続部によって前記左右一対のロッ
クプレートを一体的に回動させることによって前記スト
ッパーピンを前記係止部に対峙せしめて係止することに
より、左右一対の操作レバーの揺動をロックすることを
特徴とする操作レバーのロック装置を提供するものであ
る。
【0007】
【作用】円形のロックプレートは操作レバーの回動基部
と略同軸に設けられ、十字方向に突設したストッパーピ
ンと平行な平面上を回動する。ロックプレートの円周上
に設けた開口部がストッパーピンと同位置にあるとき
は、ストッパーピンがロックプレートに当接することは
なく、前記操作レバーは十字方向の何れの方向へも揺動
可能である。
と略同軸に設けられ、十字方向に突設したストッパーピ
ンと平行な平面上を回動する。ロックプレートの円周上
に設けた開口部がストッパーピンと同位置にあるとき
は、ストッパーピンがロックプレートに当接することは
なく、前記操作レバーは十字方向の何れの方向へも揺動
可能である。
【0008】そして、ロックプレートを回動して係止部
がストッパーピンの位置へ移動したとき、ストッパーピ
ンが該係止部に当接し、前記操作レバーの揺動が阻止さ
れてロック状態となる。又、左右一対の操作レバーを囲
むように夫々回動自在に設けられた前記ロックプレート
を接続部によって一体的に回動させることにより、左右
の夫々のロックプレートの係止部が左右の操作レバーの
回動基部に設けた前記ストッパーピンと同位置に移動し
て、夫々のストッパーピンが夫々対峙する各係止部に当
接して左右一対の操作レバーの揺動が阻止され、ロック
状態となる。
がストッパーピンの位置へ移動したとき、ストッパーピ
ンが該係止部に当接し、前記操作レバーの揺動が阻止さ
れてロック状態となる。又、左右一対の操作レバーを囲
むように夫々回動自在に設けられた前記ロックプレート
を接続部によって一体的に回動させることにより、左右
の夫々のロックプレートの係止部が左右の操作レバーの
回動基部に設けた前記ストッパーピンと同位置に移動し
て、夫々のストッパーピンが夫々対峙する各係止部に当
接して左右一対の操作レバーの揺動が阻止され、ロック
状態となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従って詳述
する。図1は超小型の油圧ショベルカー11の側面図で
あり、クローラ等の走行体12の上部に旋回体13を回
動自在に載設してある。そして、旋回体13に合成樹脂
製のフレームカバー14を取り付けてエンジン等の機関
部を被蔽するとともに、旋回体13の前部に油圧式の掘
削装置15を設ける。更に、フレームカバー14の前部
上面に各種操作レバー16を突設し、フレームカバー1
4の後部上面にオペレータ用のシート17を固設する。
する。図1は超小型の油圧ショベルカー11の側面図で
あり、クローラ等の走行体12の上部に旋回体13を回
動自在に載設してある。そして、旋回体13に合成樹脂
製のフレームカバー14を取り付けてエンジン等の機関
部を被蔽するとともに、旋回体13の前部に油圧式の掘
削装置15を設ける。更に、フレームカバー14の前部
上面に各種操作レバー16を突設し、フレームカバー1
4の後部上面にオペレータ用のシート17を固設する。
【0010】図2及び図3は、前記各種操作レバー16
の取付部位を示し、左右に設けられた第1の操作レバー
21及び第2の操作レバー22は夫々前後左右の十字方
向へ揺動自在に支持され、中央の走行レバー23は前後
方向へ揺動自在に支持されている。第1の操作レバー2
1の回動基部21aに自在継手24,25を介して各ア
クチュエータの制御バルブ(図示せず)を連結し、第2
の操作レバー22の回動基部22aにも自在継手26,
27を介して各アクチュエータの制御バルブを連結す
る。
の取付部位を示し、左右に設けられた第1の操作レバー
21及び第2の操作レバー22は夫々前後左右の十字方
向へ揺動自在に支持され、中央の走行レバー23は前後
方向へ揺動自在に支持されている。第1の操作レバー2
1の回動基部21aに自在継手24,25を介して各ア
クチュエータの制御バルブ(図示せず)を連結し、第2
の操作レバー22の回動基部22aにも自在継手26,
27を介して各アクチュエータの制御バルブを連結す
る。
【0011】第1の操作レバーの回動基部21aには、
各揺動方向のストッパーピン28,28,28,28を
略同一平面上の十字方向に突設し、その周囲をストッパ
ー片29,29,29,29で囲繞する。又、各ストッ
パーピン28,28,28,28と平行な平面上に円形
のロックプレート30を設け、該ロックプレート30を
ホルダー31へ回動自在に支持させるとともに、前記第
1の操作レバーの回動基部21aと該ロックプレート3
0の回動中心とを略同軸にする。更に、該ロックプレー
ト30の円周上に開口部32,32,32,32と係止
部33,33,33,33とを設け、ロックプレート3
0の外側に突片34を設ける。本実施例のストッパーピ
ン28,28…はナット付のボルトを使用しているの
で、ナットを弛緩してストッパーピンの突出長さを簡単
に変更することができる。
各揺動方向のストッパーピン28,28,28,28を
略同一平面上の十字方向に突設し、その周囲をストッパ
ー片29,29,29,29で囲繞する。又、各ストッ
パーピン28,28,28,28と平行な平面上に円形
のロックプレート30を設け、該ロックプレート30を
ホルダー31へ回動自在に支持させるとともに、前記第
1の操作レバーの回動基部21aと該ロックプレート3
0の回動中心とを略同軸にする。更に、該ロックプレー
ト30の円周上に開口部32,32,32,32と係止
部33,33,33,33とを設け、ロックプレート3
0の外側に突片34を設ける。本実施例のストッパーピ
ン28,28…はナット付のボルトを使用しているの
で、ナットを弛緩してストッパーピンの突出長さを簡単
に変更することができる。
【0012】一方、第2の操作レバーの回動基部22a
も前記第1の操作レバーの回動基部21aと全く同様の
構成であり、十字方向に突設したストッパーピン35,
35,35,35の周囲をストッパー片36,36,3
6,36で囲繞する。又、円形のロックプレート37を
ホルダー38へ回動自在に支持させ、該ロックプレート
37の円周上に開口部39,39,39,39と係止部
40,40,40,40を設け、ロックプレート37の
外側に突片41を設ける。そして、前記ロックプレート
30の突片34とロックプレート37の突片41とをス
ライダ42で連結し、スライダ42に固設したロックレ
バー43を取付スタンド44の外部へ突出する。更に、
該スライダ42の一側面へばね45を弾着し、スライダ
42が不慮移動しないようにする。尚、該スライダ42
は請求項3記載の発明の接続部に相当するものであり、
又、図示しないが、ロックレバー43は取付スタンド4
4の上面へ突出させてもよい。
も前記第1の操作レバーの回動基部21aと全く同様の
構成であり、十字方向に突設したストッパーピン35,
35,35,35の周囲をストッパー片36,36,3
6,36で囲繞する。又、円形のロックプレート37を
ホルダー38へ回動自在に支持させ、該ロックプレート
37の円周上に開口部39,39,39,39と係止部
40,40,40,40を設け、ロックプレート37の
外側に突片41を設ける。そして、前記ロックプレート
30の突片34とロックプレート37の突片41とをス
ライダ42で連結し、スライダ42に固設したロックレ
バー43を取付スタンド44の外部へ突出する。更に、
該スライダ42の一側面へばね45を弾着し、スライダ
42が不慮移動しないようにする。尚、該スライダ42
は請求項3記載の発明の接続部に相当するものであり、
又、図示しないが、ロックレバー43は取付スタンド4
4の上面へ突出させてもよい。
【0013】図3に示した状態では、ロックプレート3
0,37の開口部32,39がストッパーピン28,3
5と同位置にあり、操作レバーのロックが解除された状
態になっている。従って、例えば図2の鎖線で示すよう
に、第1の操作レバー21を一方へ押圧すればその回動
基部21aが同方向へ傾斜し、一方のストッパーピン2
8が下方へ揺動し、他方のストッパーピン28がロック
プレート30の開口部32から上方へ揺動する。即ち、
第1及び第2の操作レバー21,22は、前後左右何れ
の方向にも揺動可能である。
0,37の開口部32,39がストッパーピン28,3
5と同位置にあり、操作レバーのロックが解除された状
態になっている。従って、例えば図2の鎖線で示すよう
に、第1の操作レバー21を一方へ押圧すればその回動
基部21aが同方向へ傾斜し、一方のストッパーピン2
8が下方へ揺動し、他方のストッパーピン28がロック
プレート30の開口部32から上方へ揺動する。即ち、
第1及び第2の操作レバー21,22は、前後左右何れ
の方向にも揺動可能である。
【0014】ここで、図3に於いて、ロックレバー43
を把持してスライダ42を図中右方向へスライドすれ
ば、前記突片34,41に矢印R方向の外力が付加さ
れ、ロックプレート30及び37の双方がホルダ31,
38内を図中反時計方向へ回動する。従って、図4に示
すように、ロックプレート30,37の係止部33,4
0がストッパーピン28,35の上部位置へ移動する。
然るときは、ストッパーピン28,35が前記係止部3
3,40に当接して係止され、第1及び第2の操作レバ
ー21,22は、前後左右何れの方向にも揺動できず、
操作レバーがロックされた状態となる。而も、スライダ
42に弾着したばね45が死点越えした位置に移動して
いるため、該スライダ42が不慮移動してロックが外れ
ることはない。
を把持してスライダ42を図中右方向へスライドすれ
ば、前記突片34,41に矢印R方向の外力が付加さ
れ、ロックプレート30及び37の双方がホルダ31,
38内を図中反時計方向へ回動する。従って、図4に示
すように、ロックプレート30,37の係止部33,4
0がストッパーピン28,35の上部位置へ移動する。
然るときは、ストッパーピン28,35が前記係止部3
3,40に当接して係止され、第1及び第2の操作レバ
ー21,22は、前後左右何れの方向にも揺動できず、
操作レバーがロックされた状態となる。而も、スライダ
42に弾着したばね45が死点越えした位置に移動して
いるため、該スライダ42が不慮移動してロックが外れ
ることはない。
【0015】図5は本発明に関連する操作レバーのロッ
ク装置を示したものであり、操作レバー46,46の回
動基部に円形の膨拡部47,47を設け、双方の膨拡部
47,47に近接して回動軸48を設ける。この回動軸
48にロックプレート49,49を固設し、回動軸48
の一端にロックレバー50を取り付ける。該ロックプレ
ート49には溝孔51と丸孔52が連続して開穿され、
溝孔51の内寸法は前記操作レバー46のパイプの直径
よりやや大に形成し、丸孔52の内径は前記膨拡部47
の直径よりやや大径に形成する。
ク装置を示したものであり、操作レバー46,46の回
動基部に円形の膨拡部47,47を設け、双方の膨拡部
47,47に近接して回動軸48を設ける。この回動軸
48にロックプレート49,49を固設し、回動軸48
の一端にロックレバー50を取り付ける。該ロックプレ
ート49には溝孔51と丸孔52が連続して開穿され、
溝孔51の内寸法は前記操作レバー46のパイプの直径
よりやや大に形成し、丸孔52の内径は前記膨拡部47
の直径よりやや大径に形成する。
【0016】而して、ロックレバー50を把持して回動
軸48を矢印F方向へ回動すれば、前記ロックプレート
49,49も同方向へ回動する。然るときは、ロックプ
レート49,49の溝孔51,51が操作レバー46,
46のパイプを通過し、ロックプレート49,49の丸
孔52,52が操作レバー46,46の膨拡部47,4
7へ嵌合する。斯くして、ロックプレート49,49に
よって操作レバー46,46の回動基部が固定され、該
操作レバー46,46はロック状態となる。
軸48を矢印F方向へ回動すれば、前記ロックプレート
49,49も同方向へ回動する。然るときは、ロックプ
レート49,49の溝孔51,51が操作レバー46,
46のパイプを通過し、ロックプレート49,49の丸
孔52,52が操作レバー46,46の膨拡部47,4
7へ嵌合する。斯くして、ロックプレート49,49に
よって操作レバー46,46の回動基部が固定され、該
操作レバー46,46はロック状態となる。
【0017】尚、この発明は、この発明の精神を逸脱し
ない限り種々の改変を為すことができ、そして、この発
明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
ない限り種々の改変を為すことができ、そして、この発
明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
【0018】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、ロックプレート
が操作レバーの回動基部と略同軸に設けられ、同回動基
部に突設したストッパーピンと平行な平面上を回動す
る。而して、ロックプレートの円周上に設けた開口部が
ストッパーピンと同位置にあるときは、該ストッパーピ
ンがロックプレートに当接することなく、前記操作レバ
ーは十字方向の何れの方向へも揺動可能である。そし
て、該ロックプレートが回動して係止部がストッパーピ
ンの位置へ移動したときは、該ストッパーピンが対峙す
る係止部に当接し、前記操作レバーの揺動が阻止されて
ロック状態となる。 又、請求項2記載の発明は、前記ス
トッパーピンが操作レバーから十字方向に突設され、ロ
ックプレートが内周上に開口部と係止部とが交互に設け
られているので、操作レバーの十字方向のロックが確実
にできる。更に又、請求項3記載の発明は左右一対の操
作レバーを囲むように夫々回動自在に設けられた前記ロ
ックプレートを接続部によって一体的に回動させること
により、左右の夫々のロックプレートの係止部が左右の
操作レバーの回動基部に設けた前記ストッパーピンと同
位置に移動して、夫々のストッパーピンが夫々対峙する
各係止部に当接して左右一対の操作レバーの揺動が阻止
され、ロック状態となる。 斯くの如く、本発明はロック
プレートを回動することによってストッパーピンが係止
され、極めて簡単に操作レバーをロックすることができ
る。而も、操作レバーの回動基部を固定するため、リン
クのがた等によってロックが外れることもなく、確実に
ロック状態を維持でき、アクチュエータが不慮誤動作す
ることを防止して作業の安全性の向上に寄与できる。
が操作レバーの回動基部と略同軸に設けられ、同回動基
部に突設したストッパーピンと平行な平面上を回動す
る。而して、ロックプレートの円周上に設けた開口部が
ストッパーピンと同位置にあるときは、該ストッパーピ
ンがロックプレートに当接することなく、前記操作レバ
ーは十字方向の何れの方向へも揺動可能である。そし
て、該ロックプレートが回動して係止部がストッパーピ
ンの位置へ移動したときは、該ストッパーピンが対峙す
る係止部に当接し、前記操作レバーの揺動が阻止されて
ロック状態となる。 又、請求項2記載の発明は、前記ス
トッパーピンが操作レバーから十字方向に突設され、ロ
ックプレートが内周上に開口部と係止部とが交互に設け
られているので、操作レバーの十字方向のロックが確実
にできる。更に又、請求項3記載の発明は左右一対の操
作レバーを囲むように夫々回動自在に設けられた前記ロ
ックプレートを接続部によって一体的に回動させること
により、左右の夫々のロックプレートの係止部が左右の
操作レバーの回動基部に設けた前記ストッパーピンと同
位置に移動して、夫々のストッパーピンが夫々対峙する
各係止部に当接して左右一対の操作レバーの揺動が阻止
され、ロック状態となる。 斯くの如く、本発明はロック
プレートを回動することによってストッパーピンが係止
され、極めて簡単に操作レバーをロックすることができ
る。而も、操作レバーの回動基部を固定するため、リン
クのがた等によってロックが外れることもなく、確実に
ロック状態を維持でき、アクチュエータが不慮誤動作す
ることを防止して作業の安全性の向上に寄与できる。
【図1】本発明の一実施例なる油圧ショベルカーの側面
図。
図。
【図2】操作レバーのロック装置の要部縦断正面図。
【図3】図2のA−A断面図。
【図4】ロック装置が作動した状態を示す図2のA−A
断面図。
断面図。
【図5】他の実施例なる操作レバーのロック装置の要部
斜視図。
斜視図。
【図6】従来型の操作レバーのロック装置を示す縦断正
面図。
面図。
21,22 操作レバー 21a,22a 回動基部 28,35 ストッパーピン 30,37 ロックプレート 32,39 開口部 33,40 係止部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−68170(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02F 9/20 E02F 9/24
Claims (3)
- 【請求項1】 十字方向に揺動自在とされた操作レバー
のロック装置において、操作レバーの回動基部にストッ
パーピンを突設し、内周に係止部を有する環状のロック
プレートを操作レバーを囲むように回動自在に設け、該
ロックプレートの回動によって前記ストッパーピンを前
記係止部に対峙せしめて係止することにより、操作レバ
ーの揺動をロックすることを特徴とする操作レバーのロ
ック装置。 - 【請求項2】 前記ストッパーピンは、前記操作レバー
から十字方向に突設されており、且つ、前記ロックプレ
ートは、内周上に開口部と係止部とが交互に設けられた
ことを特徴とする請求項1記載の操作レバーのロック装
置。 - 【請求項3】 十字方向に揺動自在とされた左右一対の
操作レバーのロック装置において、左右一対の操作レバ
ーの回動基部にストッパーピンを各々突設し、内周に係
止部を有する環状のロックプレートを操作レバーを囲む
ように左右一対の操作レバーに各々回動自在に設け、こ
の左右一対のロックプレートを一体的に動作させる接続
部を設け、該接続部によって前記左右一対のロックプレ
ートを一体的に回動させることによって前記ストッパー
ピンを前記係止部に対峙せしめて係止することにより、
左右一対の操作レバーの揺動をロックすることを特徴と
する操作レバーのロック装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3266366A JP3005589B2 (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | 操作レバーのロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3266366A JP3005589B2 (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | 操作レバーのロック装置 |
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- 1991-10-15 JP JP3266366A patent/JP3005589B2/ja not_active Expired - Fee Related
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