JP3005276U - ガラス切断装置 - Google Patents

ガラス切断装置

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JP3005276U
JP3005276U JP1994008256U JP825694U JP3005276U JP 3005276 U JP3005276 U JP 3005276U JP 1994008256 U JP1994008256 U JP 1994008256U JP 825694 U JP825694 U JP 825694U JP 3005276 U JP3005276 U JP 3005276U
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glass
cutting
air
workbench
cut
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JP1994008256U
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English (en)
Inventor
村 幸 一 松
Original Assignee
菅原工業株式会社
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  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ガラス切断後の面取り・彫刻等の加工時の被
加工ガラスの位置合わせ時間を短縮し、生産性の向上、
省力、加工費の低減等を可能にするガラス切断装置の提
供。 【構成】 ガラス切断装置への切断用ガラスの搬入は、
先ず作業台4の通気孔3から空気を噴射させ、ストッパ
ー18を電磁弁操作用足踏みスイッチを介して起立させ
る。搬入した切断用板ガラスを一旦作業台の搬入側の側
端に設けた溝部に預け、しかる後に作業台に倒し掛ける
と、噴出中の空気に支えられて作業台上に受け止められ
る。この切断用板ガラスは切断開始位置に手で押して移
動し、所定の位置で噴出中の空気を遮断・吸引して着床
し、起立しているストッパーを再び足踏みスイッチを操
作して電磁弁を介して作業台4の元の位置に収納して完
了する。作業台4上の被切断ガラスの移動制御用空気
は、空気圧縮器15から耐圧ホース19を経て脚部16
に供給される。供給された該空気の噴出、吸引は足踏み
スイッチを介して電磁弁を操作して行う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ガラス切断の後工程で、面取り或いは彫刻等の加工をするガラスの 切断時に、該ガラス上に切断座標の2箇所以上の位置に定点マークを印字する機 能を有するガラス切断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ガラス切断装置で切断した板ガラスの切断線の左右または上下を面取り する場合は、Y型カッターによりガラスの切断と同時に面取りを行うか、或いは V型とI型のカッターを組み合わせて面取り後連続して切断を行っている。 しかし、ガラス切断装置で切断した板ガラスの切断線の外側または内側の一方 側のみ面取りを行う場合は、切断した板ガラスを面取り装置に移し、該切断板ガ ラスと接触させることなく、予め面取り装置のNC制御装置に記憶させてある切 断板ガラスの切断座標に沿って面取グラインダーをシュミレーション走行させ、 前記切断ガラスの切断線と前記シュミレーション走行の軌跡が一致するまでこの 試行を繰り返し、一致したとき面取り作業を開始している。 一方彫刻の時も同様に、予め彫刻装置のNC制御装置に記憶させてある切断板 ガラスの切断座標に沿って彫刻グラインダーをシュミレーション走行させ、前記 切断ガラスの切断線と前記シュミレーション走行の軌跡が一致するまでこの試行 を繰り返し、一致したとき彫刻作業を開始している。
【0003】 通常、この切断ガラスの切断面と後工程の加工装置のシュミレーション走行の 軌跡が一致するまでには2時間程度を要している。一般に面取り作業、または彫 刻作業の生産性は、平均して切断作業の生産性の1/10倍程度であり、加えて 面取りまたは彫刻の位置合わせ段階で2時間程度の待ち時間が発生すると、この 生産性の差は更に拡大され、切断装置1台に対して10台以上の面取り装置、ま たは彫刻装置が必要となり、設備費の増大は避けられず、不可避的に面取りガラ ス、彫刻ガラスの高騰を招いているのが現状である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記した従来技術が有する問題点を経済的に効率良く解消したガラ ス切断装置の提供を課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を達成するため本考案は、被切断ガラスの表面に切断座標の2箇所 以上の位置に定点マークを施す印字装置を設けてなるガラス切断装置を手段とす るものである。
【0006】
【作用】
本考案は、上記の手段を用いたので、ガラス切断装置において、被切断ガラ スの表面に、該切断ガラスの切断座標の2箇所以上の位置に定点マークを施すこ とができるので、後続加工を行うガラス面取り装置或いは彫刻装置に、前記被切 断ガラスの切断座標上の定点の印字マークに対応する位置に印字マーク読み取り 装置を設置しておくと、前記印字マークが前記印字マーク読み取り装置で読み取 れる位置にガラス面取り装置或いは彫刻装置を手動で移動することにより、前記 シュミレーション走行を行うことなく、被切断ガラスの切断座標と当該加工ガラ スの加工座標を約15分程度で一致することができる。 予め面取り装置或いは彫刻装置のNC制御装置に、ガラス切断装置のガラス 切断座標と、該切断座標上に施した2箇所以上の定点マークの位置と、該定点マ ークの追跡走行制御ソフトを記憶させておくと、当該加工装置のNC加工の開始 信号をONするだけで、5分以下で面取り或いは彫刻等の加工開始位置への当該 装置の設定を完了し、該設定に続いて当該加工作業が自動的に実施される。 またはによりラインの面取り装置或いは彫刻装置の生産性は約8倍以上 に飛躍的に向上するので、ラインの面取り装置或いは彫刻装置の所要数の減少及 び省力が可能となり、本考案が対象とする面取り或いは彫刻ガラス製品等の加工 コストが大幅に低減する。
【0007】
【実施例】
以下図を基に本考案の一実施例を説明する。 図1は一実施例の作業台のみを断面で示す側面図。図2は同様に作業台のみを 断面で示す正面図。図3は平面図である。 図において1は緩衝材、2は鉄板で本例は表面研磨鋼板を使用している。3は 緩衝材1と鉄板2を貫通する通気孔、4は該緩衝材1と鉄板2と該鉄板2の下方 にスペーサー5を介して設けた中空通路6からなる作業台、7はX方向走行体、 8はX方向走行体7の走行用ガイドレール、9はX方向走行体7の走行用ラック ギヤ、10はX方向走行体7に載置されたY方向走行体、11は該Y方向走行体 10の走行用ガイドレール、12はY方向走行体10の走行用ラックギヤ、13 はY方向走行体10に載置されたガラスカッターである。
【0008】 14は前記したガラス切断座標の2箇所に定点マークを印字する装置である。 本例はX方向走行体7の連結部材に取り付けた印字塗料タンクTと、同様にX方 向走行体7の連結部材の2箇所の定点に取り付けられ、前記印字塗料タンクTか ら印字塗料の供給を受け、ガラス切断完了時に、脚部16と該支持部材17の内 部からX方向走行体7を介して供給される圧縮空気により、ガラス切断座標の所 定の2箇所に該当する切断ガラス上の位置に+字の定点マークを自動的に噴霧印 字するスプレーノズルNからなる。 この印字は本例の如く2箇所に限るものではなく、2箇所以上あれば良く、実 用上は前記2箇所で結ばれる直線外の1箇所の計3箇所に印字すると、位置合わ せに必要な時間が更に短縮され、精度が向上するので好ましい。
【0009】 15は前記作業台4上の加工用ガラスの移動制御用空気及びスプレー装置の噴 霧空気を供給する空気圧縮機、16は角型筒状部材で構成した前記作業台4の脚 部、17は前記作業台4をレベル調整ボールト18を介して支持する角型筒状部 材を用いた支持部材、前記脚部16と該支持部材17は内部を連通接続して構成 した加工用ガラス及び物体の移動制御用空気の通路。19は前記空気圧縮機15 から前記脚部14及び、前記支持部材17から前記作業台4の中空通路6に圧搾 空気を供給する耐圧ホース。20は前記空気圧縮機15の圧搾空気の圧力計、2 1は前記ガラスカッター13へ供給する研磨オイルの圧力計、22は切削油のタ ンク、23は該切削油タンク22の油量計、24は前記作業台4の反ガラス搬入 側の縁に設けたストッパーである。
【0010】 25はX軸とY軸で構成した座標とガラス切断線の交点で示したガラス切断座 標を記憶し、このガラス切断座標に従ってX方向走行体7及びY方向走行体10 の各走行駆動装置を走行制御すると共に、ガラスカッター13が内蔵する切断駆 動装置(図示せず)を制御してガラスを切断し、該切断が完了すると、ガラス切 断座標の所定の位置に+字の定点マークをスプレー印字装置14により噴霧印字 するNC制御装置である。
【0011】 本例に使用した上記ガラス切断装置への切断用ガラスの搬入は、先ず前記作業 台4の通気孔3から空気を噴射させ、ストッパー18を電磁弁(図示せず)操作 用足踏みスイッチ(図示せず)を介して起立させる。 搬入した切断用板ガラスを一旦前記作業台4の搬入側の側端に設けた溝部(図 示せず)に預け、しかる後に前記作業台4に倒し掛けると、噴出中の空気に支え られて前記作業台4上に受け止められる。この切断用板ガラスは切断開始位置に 手で押して移動し、所定の位置で噴出中の空気を遮断・吸引して着床し、起立し ている前記ストッパー18を再び足踏みスイッチを操作して電磁弁を介して作業 台4の元の位置に収納して完了する。 作業台4上の被切断ガラスの移動制御用空気は、空気圧縮器15から耐圧ホー ス19を経て脚部16に供給される。供給された該空気の噴出、吸引は足踏みス イッチ(図示せず)を介して電磁弁(図示せず)を操作して行う。
【0012】 尚本考案に於いて使用するガラス切断装置は、上記例の装置に限るものではな く、各種のガラス切断装置に上記の所要の機能を付加することにより使用するこ とができる。 また、上記した定点印字はスプレー印字に限るものではなく、スタンプ印字を 用いても良く、また、マークは+に限るものではなく、各種のマークを選択使用 することが出来る。
【0013】
【考案の効果】
本考案は、上記した手段を用いて、上記した作用を活用するので、ガラス切断 加工用作業台から面取り加工作業台或いは彫刻加工作業台に被加工ガラスを移動 しても、共用する切断座標と被加工ガラスの位置関係を手動でも、自動でも迅速 的確に整合出来るので、当該加工作業を実質的には、被加工ガラスの移動、加工 開始位置決め、加工開始を連続的に実施可能となるので、装置費の低減、生産性 の向上、保守費の低減、省力等を可能にして製品価格の低減を可能にする等、こ の種分野にもたらす効果は大きく、関連分野へもたらす波及効果も大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に使用したガラス切断装置の側面図。
【図2】実施例に使用したガラス切断装置の正面図。
【図3】実施例に使用したガラス切断装置の平面図。
【符号の説明】
7:X方向走行体 10:Y方向走行体 14:切断座標の2箇所以上に定点マークを印字する装
置 25:NC制御装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被切断ガラスの表面に切断座標の2箇所
    以上の位置に定点マークを施す印字装置を設けてなるガ
    ラス切断装置。
JP1994008256U 1994-06-15 1994-06-15 ガラス切断装置 Expired - Lifetime JP3005276U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2016199365A1 (ja) * 2015-06-10 2016-12-15 坂東機工株式会社 ガラス板の切り出し及び切り出したガラス板の位置決め方法及びその装置
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