JP3004824B2 - 射出成形機 - Google Patents

射出成形機

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JP3004824B2
JP3004824B2 JP4252092A JP25209292A JP3004824B2 JP 3004824 B2 JP3004824 B2 JP 3004824B2 JP 4252092 A JP4252092 A JP 4252092A JP 25209292 A JP25209292 A JP 25209292A JP 3004824 B2 JP3004824 B2 JP 3004824B2
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進 伊藤
克行 山中
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29BPREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
    • B29B7/00Mixing; Kneading
    • B29B7/30Mixing; Kneading continuous, with mechanical mixing or kneading devices
    • B29B7/58Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29B7/72Measuring, controlling or regulating
    • B29B7/726Measuring properties of mixture, e.g. temperature or density
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/76Measuring, controlling or regulating
    • B29C2045/7606Controlling or regulating the display unit

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形機に関する。
特に、スクリューが許容できる最大射出圧力,最長スト
ローク、最大速度等の許容値やスクリューによって決ま
る温度制御点や温度制御のPID制御(比例積分微分制
御)のパラメータ等の制御規定値を自動設定できる射出
成形機に関する。
【0002】
【従来の技術】射出成形機において、成形条件を設定す
るとき、スクリューが許容できる値以上の成形条件の値
が設定された場合、その成形条件を達成することができ
ず、成形不可能となる。そこで、従来は、予めスクリュ
ーの形状によって決まる許容値を射出成形機の制御装置
内に記憶しておき、この許容値以上の値の成形条件が設
定されたとき、その設定は不可能であることを知らせる
ようにしている。このスクリューの形状に予め設定して
おくデータは、例えば、射出圧の許容値、保圧の許容
値、スクリューストロークの許容値、射出速度の許容
値、射出圧の許容値や保圧の許容値に対応し、加減速ト
ルクを含めた駆動源のモータの出力トルクを制限するト
ルクリミット値、さらには、加熱シリンダの温度制御点
数、加熱シリンダの温度制御のPID制御(比例積分微
分制御)のパラメータ値等のデータがある。
【0003】そこで、スクリューを交換した(スクリュ
ー径が異なるものに交換した場合には加熱シリンダも交
換)場合、上記スクリューによって決まる許容値データ
を射出成形機の制御装置に設定しなければならない。従
来は、スクリューを交換した場合、上記スクリューの形
状によって決まる許容値データを1つ1つ制御装置に設
定している。特に、スクリュー交換の作業は専門の保守
教育を受けたユーザ、またはメーカのサービスマンが行
うことが多く、一般のユーザが行えなかった。
【0004】また、スクリューの交換を行い、スクリュ
ー径が異なるようになったとき等には、すでに設定され
ている成形条件において、圧力や位置等の成形条件を変
更する必要がある。さらには、スクリューによって加熱
シリンダにおける温度制御点数や温度制御のPID制御
のパラメータ値等の制御規定値が異なる。そのため従来
は、スクリューを交換した場合、成形条件を1つ1つ再
度設定するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】スクリューを交換する
毎にスクリューの形状によって決まる条件の許容値や制
御規定値を1つ1つ射出成形機の制御装置に設定した
り、また、成形条件を再度1つ1つ設定しなおすこと
は、非常に時間と労働を必要とする。
【0006】そこで、本発明の目的は、スクリュー交換
時にスクリュー形状によって決まる各種許容値や制御規
定値を表示し、さらには簡単に設定できるようにするこ
とにある。さらに本発明の目的は、スクリュー交換時に
成形条件の変更をする必要がある場合には、警告を発
し、また、自動的に成形条件を変更することをも可能に
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願請求項1に係わる発
明は、少なくとも、スクリュー径とスクリュー形状から
スクリューを特定するスクリュー識別子と、該スクリュ
ー識別子によって特定されるスクリューに対応して規定
される少なくとも最大射出圧、最大保圧および最大スト
ロークに関するデータを複数のスクリューについて記憶
するスクリュー条件記憶手段と、手動情報入力手段と、
表示手段とを備えた射出成形機であって、手動情報入力
手段からスクリュー識別子が入力されると、該スクリュ
ー識別子に対応するスクリューに関するスクリュー条件
記憶手段に記憶された、少なくとも最大射出圧、最大保
圧および最大ストロークに関するデータを表示手段に表
示するようにした。
【0008】本願請求項2に係わる発明は、少なくと
も、スクリュー径とスクリュー形状からスクリューを特
定するスクリュー識別子と、該スクリュー識別子によっ
て特定されるスクリューに対応して規定される少なくと
も最大射出圧、最大保圧および最大ストロークに関する
データを複数のスクリューについて記憶するスクリュー
条件記憶手段と、手動情報入力手段と、表示手段とを備
えた射出成形機であって、金型と前記スクリュー識別子
の組み合わせに対応させて、種々の成形条件から構成さ
れる成形条件群を記憶した成形条件記憶手段を備え、手
動情報入力手段より成形条件群を選択した際に、該成形
条件群に対応するスクリュー識別子と予め手動情報入力
手段より入力されたスクリュー識別子が一致しているか
判別し、一致していない場合は成形条件を予め手動情報
入力手段により入力されたスクリュー識別子に合致する
ように自動的に変換するようにした。 さらに、請求項3
に係わる発明は、変換された成形条件の値を表示装置に
表示すると共に、変換した値がスクリュー識別子に対応
してスクリュー条件記憶手段に記憶された最大射出圧、
最大保圧又は最大ストロークを越える場合には、警報を
出力するようにした。
【0009】
【作用】スクリューを交換し、交換したスクリューの識
別子を手動情報入力装置から入力すると、入力されたス
クリュー識別子に対応するスクリューに関する少なくと
も最大射出圧、最大保圧および最大ストロークに関する
データがスクリュー条件記憶手段から読み出され表示手
段に表示される。又、成形条件記憶手段に記憶する成形
条件群を手動情報入力手段より選択すると、この選択し
た成形条件群に対応するスクリュー識別子と予め手動情
報入力手段より入力されたスクリュー識別子が一致して
いるか判別して、一致していない場合は成形条件を予め
手動情報入力手段により入力されたスクリュー識別子に
合致するように自動的に変換するようにした。さらに、
この際に、変換された成形条件の値を前記表示手段に表
示すると共に、変換した値が前記スクリュー識別子に対
応してスクリュー条件記憶手段に記憶された最大射出
圧、最大保圧又は最大ストロークを越える場合には、警
報を出力するようにした。
【0010】
【実施例】図1は本発明の一実施例の要部ブロック図で
ある。図1において、符号27は固定プラテン,符号2
8は可動プラテン,符号29は射出シリンダ,符号30
はスクリューであり、射出シリンダ29は加熱手段とし
てのバンドヒータ34および温度検出手段としての熱電
対35を備える。可動プラテン28は型締め用サーボモ
ータM1の軸出力により、ボールナット&スクリューや
トグル機構等によって構成される駆動変換装置31を介
しタイバー(図示せず)に沿って移動される。また、ス
クリュー30はボールナット&スクリューおよびボス&
セレーション等によって構成される駆動変換装置32や
射出用サーボモータM3により軸方向に移動される一
方、歯車機構33や計量回転用サーボモータM2で構成
される駆動機構により、軸方向の移動と独立して計量混
練りのための回転運動が行われる。
【0011】射出成形機19を駆動制御する制御装置と
しての数値制御装置100は数値制御用のマイクロプロ
セッサ12とプログラマブルマシンコントローラ用のマ
イクロプロセッサ14とを備え、プログラマブルマシン
コントローラ用のマイクロプロセッサ14には射出成形
機のシーケンス動作を制御するプログラム等を格納した
ROM17とデータの一時記憶等に利用されるRAM8
がデータバスを介して接続されている。RAM8は不揮
発性のメモリである。
【0012】また、数値制御用のマイクロプロセッサ1
2には射出成形機19を全体的に駆動制御する管理プロ
グラムを格納したROM15やデータの一時記憶等に利
用されるRAM4に加え、型締め用サーボモータM1の
ためのサーボ回路1,計量回転用サーボモータM2のた
めのサーボ回路2,射出用サーボモータM3のためのサ
ーボ回路3がサーボインターフェイス11を介して接続
され、各サーボモータに配備したパルスコーダP1,P
2,P3からのフィードバック信号がサーボ回路1,
2,3の各々に入力されるようになっている。なお、図
1では型締め用サーボモータM1のためのサーボ回路
1,計量回転用サーボモータM2のためのサーボ回路
2,射出用サーボモータM3のためのサーボ回路3のみ
を示し、エジェクタ用,型厚調整用,ノズルタッチ用等
のモータに関しては省略している。
【0013】数値制御用のマイクロプロセッサ12とプ
ログラマブルマシンコントローラ用のマイクロプロセッ
サ14とはバスアービタコントローラ13を介して接続
され、不揮発性の共有RAM5,入力回路6,出力回路
7の各々がデータバスを介してバスアービタコントロー
ラ13に接続されている。
【0014】また、サーボ回路3にはトルクリミット回
路が内蔵され、射出用サーボモータM3による最大射出
圧力を規制するためのトルクリミット値が出力回路7か
ら入力されるようになっている。バンドヒータ34のO
N/OFFはプログラマブルマシンコントローラ用のマ
イクロプロセッサ14により出力回路7およびヒータ回
路10を介して制御され、熱電対35によって検出され
た射出シリンダ29各部の温度はA/D変換されて入力
回路6に入力される。
【0015】バスアービタコントローラ13はデータバ
スを選択して各要素間におけるデータの入出力を管理
し、オペレータパネルコントローラ16は数値制御装置
本体とCRT表示装置付手動データ入力装置18との間
でインターフェイスを構成している。
【0016】射出成形作業に関する各種の設定条件は、
オペレータの判断により、CRT表示装置付手動データ
入力装置18を介して共有RAM5の実行成形条件記憶
部に適宜に設定入力されるようになっている。さらに、
本発明の特徴として、上記共有RAM5にはスクリュー
変更時のための該射出成形機で使用する各スクリューに
対する各種許容値を記憶するスクリュー許容値ファイル
F1が記憶されている。また、この射出成形機で使用す
る金型に対する成形条件群が金型名とその登録された成
形条件群を得たスクリュー径,形状に対応して金型ファ
イルF2として記憶されている。CRT表示装置付手動
データ入力装置18は、CRT表示装置やデータ入力用
のテンキーおよびコマンド入力用のソフトキー等を備え
各種データの入力ができるようになっている。
【0017】図2は上記共有RAMに設定記憶されてい
るスクリュー許容値ファイルF1のの一例を示す図で、
スクリューの径及びその形状(スクリュー溝が標準か深
溝か、ダブルフライトか否か等)毎に、許容できる最大
射出圧、最大保圧、射出モータのトルクリミット値、最
大射出ストローク、最大射出速度、スクリューの最大回
転数、計量モータのトルクリミット値、加熱シリンダの
温度制御点数、加熱シリンダのPID温度制御における
パラメータ値等が記憶されている。
【0018】図3は上記金型ファイルF2の説明図で、
金型名称と登録された成形条件群を得た時使用したスク
リューの径と形状が識別子として記憶され、各金型名称
とスクリュー系および形状の組み合わせ毎に成形条件群
が登録され記憶されている。なお、図3には成形条件群
の表示を省略している。すなわち、成形条件出しを行
い、該成形条件を登録する際には、金型名称を入力して
成形条件登録指令を入力することによって、入力金型名
称と共にそのとき設定されているスクリューの径および
形状に対応してそのとき実行成形条件記憶部に記憶され
ている成形条件群が金型ファイルF2登録されるように
なっている。
【0019】次に、スクリュー変更後の処理について説
明する。今まで使用していたスクリューを射出成形機か
ら取り外し、新しいスクリューを取り付ける。また、必
要に応じて(新旧のスクリューの径が異なるとき等)加
熱シリンダも交換する。そして、CRT/MID18よ
りスクリュー変更指令を入力すると、PMC用CPU1
4は、図4に示すスクリュー許容値データ表示設定処理
を開始する。まず、図5に示すような、スクリュー許容
値データ設定表示画面をCRT画面に表示する(ステッ
プS1)。この場合、まず始めはすでに設定されている
スクリュー径及び形状に対する各条件の許容値が表示さ
れる。そして、PMC用CPU14はスクリュー径と形
状が入力され他か否か判断する(ステップS2)。そこ
で、オペレータがキーボードより、スクリュー径とスク
リュー形状を入力すると、PMC用CPU14はスクリ
ュー許容値ファイルF1より、入力されたスクリュー径
と形状に対応する各条件の許容値データを読取り、CR
T画面上の対応する項目の欄に表示する(ステップS
3)。図5の例では、スクリュー径が22で形状が「標
準」が入力された例を示し、図2に示すスクリュー許容
値ファイルF1のスクリュー径22,形状「標準」の各
条件の許容値が読み取られ表示された例を示している。
なお、この表示にはトルクリミット値とPIDパラメー
タはユーザの設定には直接関係がないので表示しないよ
うにしている。
【0020】次に、設定確認が「YES」か「NO」か
判断し、オペレータが、設定したものを確認し(ステッ
プS4)、正しければカーソルを「設定確認」の項の
「YES」の位置に位置決め入力キーを押せば、この許
容値データは共有RAM5内の設定部に記憶される(ス
テップS5)。一方、入力スクリュー径もしくは形状が
間違っていた場合に、オペレータが「設定確認」の項の
「NO」を選択すれば、(ステップS2に戻り、再度入
力されるスクリュー径及び形状を待ち、入力されること
によって前述した処理を再び開始する。以上のようにし
て、スクリュー交換時にスクリュー径及び形状に対する
各条件の許容値が表示され、かつ設定入力によって自動
的に設定されることになる。
【0021】次に、成形条件変更処理について図6に示
すフローチャート及び図7,図8の成形条件設定画面の
表示例を参照しながら説明する。オペレータが次に設定
成形条件変更指令を入力すると、PMC用CPU14は
図6にフローチャートで示す設定成形条件変更処理を開
始する。まず、CPU14は現在設定されている成形条
件群を変更するか否かの問い合わせのメッセージをCR
T画面に表示し(ステップT1)、「NO」が入力され
れば(ステップT4に移行し、「YES」が入力されれ
ば金型ファイルF2のリストを表示し(ステップT
2)、オペレータが1つの金型ファイルを選択すれば
(ステップT3)その選択された成形条件群を読み取り
CRT画面に表示する(ステップT4)。また、ステッ
プT1で成形条件群を変更しないと入力された場合に
は、現在設定されている成形条件群をCRT画面に表示
する。次に、PMC用CPU14は選択され現在CRT
画面に表示されている成形条件群のスクリュー識別子
(径,形状)が、図4で示したスクリュー許容値データ
入力処理によって設定されているスクリュー識別子
(径,形状)と同一か否か判断し(ステップT5)、同
一で有れば、ステップT15に移行し表示されている成
形条件群を実行成形条件群として、共有RAM5に記憶
設定する。
【0022】また、スクリュー識別子が異なるとき、成
形条件の自動変更が手動変更かのメッセージをCRT画
面に表示し、オペレータが自動変更を選択すると、ステ
ップS6からステップT7に移行し、手動変更を選択す
るとステップT13に移行する。自動変更が選択された
場合には、各成形条件毎に自動変更処理を行う(ステッ
プT7)。
【0023】この変更処理は、本実施例では圧力に関し
ては、 (スクリュー断面積)×(設定圧力)=一定 とし、位置に関しては、スクリューバック位置を変えず
にスクリュー移動時の体積が一定として変換する。すな
わち、変更前のスクリュー径をDo 、変更後のスクリュ
ー径をDn 、変更前の圧力をPo 、変更後の圧力をPn
、変更前の位置をXo 、変更後の位置をXn 、変更前
の速度をVo 、変更後の速度をVn 、スクリューバック
位置をBo とすると、変更後の圧力Pn 、位置Xn 及び
速度Vn は次の1式、2式及び3式によって求められ
る。
【0024】 Pn =Po ×(Do 2 /Dn 2 ) …(1) Xn =Bo −(Bo −Xo )×(Do 2 /Dn 2 ) …(2) Vn =Vo ×(Do 2 /Dn 2 ) …(3) (なお、位置に関しては、上記実施例ではスクリューバ
ック位置を変えずに移動時の体積一定で求めたが、スク
リューの最先端位置を変えずに移動時の体積一定として
求めることもできる)。
【0025】こうして新しい成形条件の値を求め、変更
された成形条件の値が現在設定されているスクリュー許
容値の範囲内か否か判断し(ステップT8)、範囲内で
有れば、この変更データを、異なった表示色(黒で表示
していたものを赤で表示する)で表示する(ステップT
10)。また、許容範囲内でないならば、変更不可の表
示を行う(ステップT9)。以下全成形条件の変更処理
が終了するまで(ステップT11)、ステップT7〜T
11の処理を繰り返し実行する。
【0026】例えば、変更前が金型ファイル15番の金
型名AABCのスクリュー径φ28で標準のスクリュー
に対する成形条件が選択され、射出保圧の成形条件設定
画面が図7のようにステップT4の処理で表示されてい
る状態で、変換したスクリュー径がφ22でその値が設
定されているとき、成形条件自動変換指令が入力される
と、図8に示すように自動変換されて各成形条件が表示
されることになる。すなわち、Do =28mm、Dn =2
2mm、Bo =80mmであるから、射出段の切換位置はX
o =50mmであるから、上記2式より、 Xn =80−(80−50)×(282 /222 )=31.4 射出速度Vn はVo =100であるから3式より、 Vn =100×(282 /222 )=162 また射出、保圧切換位置は、 Xn =80−(80−10)×(282 /222 )=−33.4 となり、変更不可となる。
【0027】最大射出圧は、1式より、 Pn =1500×282 /222 =2430 となり、設定されているスクリュー許容射出圧力240
0より大きく変更不可能であるため図8に示すように変
更不可が表示される。
【0028】最大保圧速度は3式より162mm/sとな
る。さらに1段目の保圧は、 Pn =1500×282 /222 =2430 となりスクリュー許容保圧2100kgf/cm2 を越
えるため変更不可の表示を行う。また2段目の保圧及び
計量前の圧力はそれぞれ1式の演算によって算出し図8
に示すように表示する。
【0029】こうして、全ての成形条件の変換処理が終
了すると(ステップT11)、変更不可の成形条件があ
るか否か判断し(ステップT12)、変更不可がなけれ
ば、この成形条件群を実行成形条件群として共有RAM
5に設定する(ステップT15)。なお、その後この成
形条件によって試射を行い最適成形条件を求める。変更
不可がある場合には、手動変更処理を開始する(ステッ
プST13)。オペレータは変更不可と表示された成形
条件等の変更を必要とする成形条件をカーソルで指定し
変更値を入力する。なおこの場合でも、図6では省略し
たが、入力された値が設定されているスクリュー許容値
範囲内か否かの判断を行い範囲内のみ設定するようにす
る。こうして、手動により全ての成形条件が許容範囲内
になると(ステップT14)、この設定値を実行成形条
件として共有RAM5に設定する(ステップT15)。
【0030】
【発明の効果】本発明は、スクリューの径や形状によっ
て決まる最大射出圧、最大保圧及び最大ストロークに関
するデータをスクリューを識別する識別子(径,形状
等)を入力するだけで自動的に表示するようにしたか
ら、成形条件の設定が極めて簡単になる。また、成形条
件群を選択したときその成形条件群が作成されたときの
スクリュー径,形状と現在設定しているスクリュー径,
形状が異なると自動的に、設定されたスクリューに合致
するように成形条件を変更し設定する。この場合、変更
した成形条件の値がスクリューの許容値を越えるような
場合には警告を出すようにしているから、誤った成形条
件の設定は生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の射出成形機の要部ブロック
図である。
【図2】同実施例におけるスクリュー許容値ファイルテ
ーブルの説明図である。
【図3】同実施例における金型ファイルの説明図であ
る。
【図4】同実施例におけるスクリュー許容値表示設定処
理のフローチャートである。
【図5】同実施例におけるスクリュー許容値データ設定
表示画面の説明図である。
【図6】同実施例における成形条件変更処理のフローチ
ャートである。
【図7】同実施例におけるスクリュー交換前の射出/保
圧の成形条件設定画面の説明図である。
【図8】同実施例におけるスクリュー交換後の射出/保
圧の成形条件設定画面の説明図である。
【符号の説明】
19 射出成形機 27 固定プラテン 28 可動プラテン 29 加熱シリンダ 30 スクリュー M1〜M3 サーボモータ P1〜P3 パルスコーダ 100 数値制御装置 F1 スクリュー許容値ファイル F2 金型ファイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−77223(JP,A) 特開 平4−212826(JP,A) 特開 平6−39889(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C B29C 45/46 - 45/50 B29C 45/57 - 45/60 B29C 45/76 - 45/82

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、スクリュー径とスクリュー
    形状からスクリューを特定するスクリュー識別子と、該
    スクリュー識別子によって特定されるスクリューに対応
    して規定される少なくとも最大射出圧、最大保圧および
    最大ストロークに関するデータを複数のスクリューにつ
    いて記憶するスクリュー条件記憶手段と、手動情報入力
    手段と、表示手段とを備えた射出成形機であって、前記
    手動情報入力手段から前記スクリュー識別子が入力され
    ると、該スクリュー識別子に対応するスクリューに関す
    る前記スクリュー条件記憶手段に記憶された、少なくと
    も最大射出圧、最大保圧および最大ストロークに関する
    データを前記表示手段に表示することを特徴とする射出
    成形機。
  2. 【請求項2】 少なくとも、スクリュー径とスクリュー
    形状からスクリューを特定するスクリュー識別子と、該
    スクリュー識別子によって特定されるスクリューに対応
    して規定される少なくとも最大射出圧、最大保圧および
    最大ストロークに関するデータを複数のスクリューにつ
    いて記憶するスクリュー条件記憶手段と、手動情報入力
    手段と、表示手段とを備えた射出成形機であって、該射
    出成形機は、金型と前記スクリュー識別子の組み合わせ
    に対応させて、種々の成形条件から構成される成形条件
    群を記憶した成形条件記憶手段を備え、前記手動情報入
    力手段より成形条件群を選択した際に、該成形条件群に
    対応するスクリュー識別子と予め前記手動情報入力手段
    より入力されたスクリュー識別子が一致しているか判別
    し、一致していない場合は成形条件を前記予め手動情報
    入力手段により入力されたスクリュー識別子に合致する
    ように自動的に変換することを特徴とする射出成形機。
  3. 【請求項3】 前記変換された成形条件の値を前記表示
    手段に表示すると共に、変換した値が前記スクリュー識
    別子に対応してスクリュー条件記憶手段に記憶された最
    大射出圧、最大保圧又は最大ストロークを越える場合に
    は、警報を出力する請求項2記載の射出成形機。
JP4252092A 1992-08-27 1992-08-27 射出成形機 Expired - Fee Related JP3004824B2 (ja)

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