JP3002549U - ファスナー用スライダー - Google Patents

ファスナー用スライダー

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JP3002549U
JP3002549U JP1994004257U JP425794U JP3002549U JP 3002549 U JP3002549 U JP 3002549U JP 1994004257 U JP1994004257 U JP 1994004257U JP 425794 U JP425794 U JP 425794U JP 3002549 U JP3002549 U JP 3002549U
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JP
Japan
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puller
slider
fastener
small
small ridges
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Application number
JP1994004257U
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English (en)
Inventor
満範 谷口
Original Assignee
田中産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案は、作業者が厚手の手袋を着用する
農業用の穀類収納袋等におけるスライドファスナーの改
良に関し、その引き手を長大に構成すると同時に該引き
手の一面または両面に多数の小尖条を設けることで、フ
ァスナーの開閉操作を容易に行うことを目的としたもの
である。 【構成】 スライドファスナーにおけるスライダーの引
き手を可及的に長く構成すると共に、該引き手の少なく
とも一面には、その巾方向に多数の小尖条を凸成したこ
とを特徴とするファスナー用スライダー。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、特に農業用として利用される穀類収納袋等におけるスライドファ スナーのスライダーの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般にスライダーを使用して開口部を開閉するようにしたスライドファスナー (以下、単に「ファスナー」という)は、その構造上、ロールマンタイプやワー ルマンタイプなど幾種類かに分類されるが、それらファスナーのスライダー胴部 の構成は、ストッパーの有無などの別がある他はいづれも大同小異である。
【0003】 ただし、被服類や携帯用の袋物等に使用されるファスナーのスライダーは、そ の引き手が嵩張らないようにするためにも、可及的に小さく製作されるのが通例 とされていたが、その開閉操作が通常素手で行われる関係上、それで何の痛痒も 感じられなかったのである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このような観点に従って製作される従来のこの種のファスナーにおけるスライ ダーは、ファスナーのむしの噛み合い巾で表示される寸法の大小に関わりなく、 そのスライダーの引き手の大きさは必要最小限のものとされていたのであるが、 屋外で使用されることの多い農業用の穀類収納袋等の開口部に取付けられるファ スナーは、その取扱い者が通常分厚い軍手またはゴム引手袋などを着用している 上、この部分に藁屑や土又は砂等の粉塵が付着し易いため、ファスナーの開閉操 作が渋重し勝ちとなって、その引き手には相当大きい引張り力が要求されるもの であったから、スライダーの引き手が小さく、又その表面が平滑である場合はつ まみにくかっただけでなく、滑ってファスナーの操作が行い難いという課題が見 られたのである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このような実情に鑑んで改良された本案のファスナーにおけるスライダーは、 その引き手を可及的に長く構成すると共に、少なくとも引き手の一面には、その 巾方向に多数の小尖条を凸成するという手段を用いて、上記従来技術の課題を解 決したものである。
【0006】 又、上記小尖条を引き手の一面にのみ設けたものは、その他面に例えば製造者 の商標や商品名または社章等の文字やマークを刻設するという手段も用いた。
【0007】
【作用】
叙述の構成を有する本考案のファスナーによれば、スライダー胴部における引 き手の全長を充分に長く形成した上、その一面または表裏両面の巾方向に多数の 小尖条を凸成したものであるから、厚手の手袋を着用した作業者でも引き手を容 易につまむことができ、又粉塵等の付着によって渋重するスライダー胴部の開閉 操作に対しても、上記小尖条の存在によって滑りなどが発生せず、その操作性を 著しく向上させ得るという格段の作用を有するのである。
【0008】 又、他面が平滑である場合には、該面に文字や図形等を刻設することで、引き 手の滑りを確実に防止し得るという作用が得られる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の構成を図面に示す実施例に従って更に詳述すると、図1におい て1は両側のテープ1aの対向縁に等間隔に多数のむし1bを固着し、その前後 両端部に止め金1cを取り付けてなるファスナー主体、2は上記むし1bを跨い で前後に摺動し、この間に双方のむし1bを係脱可能としたスライダーの胴部、 3は上記スライダー胴部2の上面の柱2aに起伏可能に設けられた引き手であっ て、スライダー胴部2の移動方向の長さを30〜60mmとし、通常はアルミニウ ム又は硬質プラスチック等から形成されるものとする。
【0010】 又、図2及び図3において、3aは上記引き手3の一面に、その巾方向に多数 条設された先端が尖った山形状の小尖条(詳しくは図4の〔A〕を参照)、3b は引き手3の他面に刻設される上記と同様の小尖条若しくは商標・商品名又は社 章等の文字乃至は図形等からなる凹凸部を示し、更に3cは該引き手3を上記ス ライダー胴部2の柱2aに枢着するために、引き手3の一端側に透孔3dを貫設 することによって形成した支軸部である。
【0011】 次に、図4〔B〕は上記小尖条の他の実施例を示したもので、その小尖条3e は表裏面ともにスライダー胴部2の摺動方向(同図の矢印方向)とは逆向きに倒 れた山形によって形成されたものである。
【0012】 尚、図4各図に見られるように、引き手3の両面に小尖条3a・3bまたは3 eに設けた場合においても、上記文字や図形からなる凹凸を付することは自由で あるが、その際には文字や図形は可及的小範囲に止めることが望ましい。
【0013】 而して、上記スライダー胴部2の構造は、ファスナー主体1のむし1bの種類 又はストッパーの有無等に応じて適宜に設計されるものである。
【0014】
【考案の効果】
以上の構成とした本考案に係るスライダーの引き手は、従来のものと比較して 、その長さがスライダーの移動方向に充分な長さを有することと、少なくとも一 面には巾方向に多数の小尖条が付されていることとが相作用して、特に戸外にお ける農作業時に穀物収納袋等の開口部に付されたファスナーの開閉に対しても作 業者が厚手の手袋を着用したままで、その引き手のつまみ取りが確実・容易とな り、しかも、滑りが生じ難いので藁屑や粉塵等の付着によって渋重するファスナ ーに対して充分に強い引張り力が得られて、その開閉操作が極めて容易に行える という顕著な効果が期待できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案ファスナーの一部を示す平面図
【図2】ファスナーのスライダーと引き手の中央線にお
ける拡大断面図
【図3】引き手の平面図
【図4】引き手の小尖条を更に拡大して示す部分断面図
であって、〔A〕はその一実施例であり、又〔B〕は他
の実施例を示しものである。
【符号の説明】
1 ファスナー主体 2 スライダー胴部 3 引き手 3a 小尖条 3b 小尖条 3c 支軸部 3d 透孔

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スライドファスナーにおけるスライダー胴
    部の引き手を可及的に長く構成すると共に、該引き手の
    少なくとも一面には、その巾方向に多数の小尖条を凸成
    したことを特徴とするファスナー用スライダー。
  2. 【請求項2】引き手の一面に小尖条を凸成し、その他面
    に文字又は図形等を刻設してなる請求項1記載のファス
    ナー用スライダー。
JP1994004257U 1994-03-29 1994-03-29 ファスナー用スライダー Expired - Lifetime JP3002549U (ja)

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