JP3002223B2 - 電源保護回路 - Google Patents

電源保護回路

Info

Publication number
JP3002223B2
JP3002223B2 JP2077556A JP7755690A JP3002223B2 JP 3002223 B2 JP3002223 B2 JP 3002223B2 JP 2077556 A JP2077556 A JP 2077556A JP 7755690 A JP7755690 A JP 7755690A JP 3002223 B2 JP3002223 B2 JP 3002223B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
regulator
current
load
relay
detecting means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2077556A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03276077A (ja
Inventor
次郎 関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2077556A priority Critical patent/JP3002223B2/ja
Publication of JPH03276077A publication Critical patent/JPH03276077A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3002223B2 publication Critical patent/JP3002223B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
  • Protection Of Static Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はレギュレータと負荷との間に挿入されて用い
られる電源保護回路に関するものである。
[従来の技術] 従来レギュレータには負荷側短絡時に出力電流を低減
して、レギュレータの保護を図る保護機能が備わってい
る。
[発明が解決しようとする課題] ところでレギュレータに備わっている保護機能は出力
電流が低減するとその機能が解除されるものであるた
め、短絡原因が除去されなければ、レギュレータでは出
力電流の低減と、定常出力状態とが繰り返されることに
なる。そのためレギュレータの制御に用いられる半導体
スイッチが発熱して例えば1分間で60deg以上の温度上
昇を生じ、半導体スイッチが破損したり、或は周辺部の
成形品が熱変形したりするなどの問題があった。
本発明は上述の問題点に鑑みて為されたもので、その
目的とするところは長時間に亘る負荷側短絡に対してレ
ギュレータの保護が行え、レギュレータの破損や、発熱
事故を防止することができる電源保護回路を提供するに
ある。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記目的を達成するために、レギュレータと
負荷との間に挿入されるものであって、負荷電流を検出
する電流検出手段と、この電流検出手段の検出電流が一
定値以上になるとレギュレータと負荷との間をしゃ断す
るとともにこのしゃ断状態を保持するしゃ断手段とを備
え、しゃ断手段は、電流検出手段の出力により励磁され
る励磁コイルを備えたリレーを有し、該リレーは、レギ
ュレータと電流検出手段との間に挿入された常閉接点
と、上記常閉接点のレギュレータ側と上記リレーの励磁
コイルとの間に挿入され閉成時にレギュレータから励磁
コイルへの通電経路を形成する自己保持用の常開接点と
を有し、上記励磁コイルには遅延用コンデンサが並列接
続されてなるものである。
[作用] 而して本発明によれば負荷側短絡が生じた場合、電流
検出手段がこの短絡電流を検出し、この検出に基づいて
しゃ断手段がレギュレータと負荷との間をしゃ断し、こ
のしゃ断状態を保持する。従ってレギュレータからみた
場合上記しゃ断状態となった以後は負荷側が開放された
状態となり、以後出力電流の減少に伴って定常出力状態
に戻っても、短絡状態とならないため過大な電流が流れ
ることが無くなり、結果レギュレータにおいて発熱や、
破損が起きず、レギュレータを保護できるのである。し
かも、上記遅延用コンデンサが設けられていることによ
り、電流検出手段の検出電流が一定値以上になると常開
接点が連続的にオン状態になるまで励磁コイルの励磁を
持続させることができるので、リレーが確実に自己保持
の状態に入ることになり、レギュレータを確実に保護す
ることができる。
[実施例] 以下本発明を実施例により説明する。
第2図は実施例の構成を示しており、本発明の電源保
護回路4はメイン電源1から電源供給を受ける例えば直
列制御型で従来の保護機能を持つレギュレータ2と負荷
3との間に挿入される。
第1図は電源保護回路4の具体回路を示しており、レ
ギュレータ2の出力と負荷3との間にしゃリレーRyの常
閉の接点r1と、負荷電流検出用の抵抗Rとの直列挿入
し、更にレギュレータ2の出力にリレーRyの常開の接点
r2とリレーRyの励磁コイルとの直列回路を接続してい
る。
リレーRyの励磁コイルには遅延用コンデンサCを、ま
た接点r2には上記接点r1と制御用トランジスタQとの直
列回路を並列接続している。
トランジスタQはPNP形でベースは抵抗Rの負荷側端
に接続している。
而して負荷電流検出用の抵抗Rに流れる電流が一定値
以上流れて、その電圧降下が一定値以上(例えば0.6V以
上)となると、トランジスタQのベースに電流が流れて
オン動作する。従ってレギュレータ2から接点r1→トラ
ンジスタQ→リレーRyの励磁コイルと遅延用コンデンサ
Cの並列回路→レギュレータ2と電流が流れて、リレー
Ryを駆動する。リレーRyはこの駆動により接点r1をオフ
するとともに接点r2をオンする。従って接点r1のオフで
レギュレータ2と負荷3との間をしゃ断し、接点r2のオ
ンでリレーRyの自己保持回路を構成する。従ってリレー
Ryの自己保持回路がリセットされるまで、レギュレータ
2と負荷3とは切り放された状態となり、レギュレータ
2には負荷3の切り放し以後短絡電流が流れず、レギュ
レータ2は保護される。
尚リレーRyの動作は通常常開の接点r2がオンする前
に、常閉の接点r1がオフするため、自己保持回路が構成
される前に励磁電流のしゃ断が起きてチャタリング動作
を行う恐れがあるが、第1図実施例回路では遅延用コン
デンサCの放電により、接点r2がオン動作するまで、リ
レーRyの励磁を持続させ、チャタリング動作を防いでい
る。
このように本実施例では電流検出手段として、抵抗R
を用い、またしゃ断手段としてはリレーRyや、このリレ
ーRyを制御するトランジスタQを用いて構成している。
上記実施例では1台のレギュレータ2と負荷3との間
に電源保護回路4を挿入した例を示しているが、レギュ
レータ2に接続する負荷3が第3図に示すように複数あ
る場合には各負荷3に対応して電源保護回路4を挿入し
て使用する。この場合動作しない負荷3があればその負
荷3が異常であることが分かり、また正常な他の負荷3
の動作は確保できる。
尚電流リレーをしゃ断機構として用いてもよい。また
一定値以上の電流が流れるとオンするホトカプラを設け
て、このホトカプラのオン時にしゃ断機構を駆動するよ
うにしてもよい。更にコンパレータを用いて電流検出用
抵抗Rの両端電圧を検出し、しゃ断手段を制御するよう
にしても良い。またリレーRyの代わりにSCRなどの半導
体スイッチを用いても良い。
[発明の効果] 本発明はレギュレータと負荷との間に挿入されるもの
であって、負荷電流を検出する電流検出手段と、この電
流検出手段の検出電流が一定値以上になるとレギュレー
タと負荷との間をしゃ断するとともにこのしゃ断状態を
保持するしゃ断手段とを備えたものであるから、負荷側
に短絡が生じた場合にしゃ断手段がレギュレータと負荷
との間をしゃ断してこのしゃ断状態を保持することがで
き、そのためレギュレータが出力電流の減少に伴って定
常出力状態に戻っても、負荷側が短絡状態とならないた
めレギュレータには過大な電流が流れることが無くな
り、結果発熱や、破損が起きず、レギュレータの保護が
図れ、更に異常原因を除去するまで、負荷が使用できな
いため、異常状態が使用者にも分かるという効果を奏す
る。しかも、しゃ断手段は、電流検出手段の出力により
励磁される励磁コイルを備えたリレーを有し、該リレー
は、レギュレータと電流検出手段との間に挿入された常
閉接点と、上記常閉接点のレギュレータ側と上記リレー
の励磁コイルとの間に挿入され閉成時にレギュレータか
ら励磁コイルへの通電経路を形成する自己保持用の常開
接点とを有し、上記励磁コイルには遅延用コンデンサが
並列接続されたものであるから、上記遅延用コンデンサ
が設けられていることにより、電流検出手段の検出電流
が一定値以上になると常開接点が連続的にオン状態にな
るまで励磁コイルの励磁を持続させることができるの
で、リレーが確実に自己保持の状態に入ることになり、
レギュレータを確実に保護することができるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の具体回路図、第2図は同上の
一使用例を示す全体構成図、第3図は本発明の別の使用
例を示す全体構成図である。 2はレギュレータ、3は負荷、4は電源保護回路、Rは
電流検出用抵抗、Qはトランジスタ、Ryはリレー、r1,r
2は接点である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 19/00 - 19/32 H02H 7/20 H02H 3/08 - 3/253

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レギュレータと負荷との間に挿入されるも
    のであって、負荷電流を検出する電流検出手段と、この
    電流検出手段の検出電流が一定値以上になるとレギュレ
    ータと負荷との間をしゃ断するとともにこのしゃ断状態
    を保持するしゃ断手段とを備え、しゃ断手段は、電流検
    出手段の出力により励磁される励磁コイルを備えたリレ
    ーを有し、該リレーは、レギュレータと電流検出手段と
    の間に挿入された常閉接点と、上記常閉接点のレギュレ
    ータ側と上記リレーの励磁コイルとの間に挿入され閉成
    時にレギュレータから励磁コイルへの通電経路を形成す
    る自己保持用の常開接点とを有し、上記励磁コイルには
    遅延用コンデンサが並列接続されてなることを特徴とす
    る電源保護回路。
JP2077556A 1990-03-27 1990-03-27 電源保護回路 Expired - Fee Related JP3002223B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2077556A JP3002223B2 (ja) 1990-03-27 1990-03-27 電源保護回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2077556A JP3002223B2 (ja) 1990-03-27 1990-03-27 電源保護回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03276077A JPH03276077A (ja) 1991-12-06
JP3002223B2 true JP3002223B2 (ja) 2000-01-24

Family

ID=13637292

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2077556A Expired - Fee Related JP3002223B2 (ja) 1990-03-27 1990-03-27 電源保護回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3002223B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101086974B1 (ko) * 2009-03-03 2011-11-29 주식회사 엘지화학 전기구동차량의 릴레이 제어 장치 및 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03276077A (ja) 1991-12-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003100196A (ja) 電子回路遮断器
JPH10191639A (ja) 突入電流防止用抵抗器の保護方法
US3555356A (en) Motor protector
US3903456A (en) Protector system for an electric motor
EP0995251B1 (en) Solid state overload relay
JPH11206001A (ja) 電動機の保護装置
JP3002223B2 (ja) 電源保護回路
US3317792A (en) Load protection circuit
JP2005110445A (ja) モータ保護装置の自動復帰方法
JPH0549167A (ja) 直流電源装置の保護回路
JP2533553B2 (ja) 電気回路の焼損防止回路
GB1594036A (en) Motor protection circuit
JP3046844U (ja) 遮断器
JPS5915229Y2 (ja) 限流起動装置
JPS61156319A (ja) 過負荷保護回路
JP3530879B2 (ja) 電圧調整装置
JPH0520999A (ja) 遮断器
JP2543826Y2 (ja) 自動車用ブレーカ
JPH06217455A (ja) 直流電源用サージ吸収回路
JP2001333528A (ja) 過電流保護装置
KR910004566B1 (ko) 모터제어장치
JPH08203392A (ja) 遮断器の投入・引きはずし装置
JPH02168813A (ja) 電圧形インバータの保護回路
KR940020637A (ko) 전자식 배전반의 전동기 보호를 위한 디지탈 계전방법
JPH0837720A (ja) 自動安全ブレーカー

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees