JP3002063U - 電池式ハンドクリーナ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作性に優れ、狭い隙間や凹凸面の掃除に適
した電池式ハンドクリーナを提供する。 【構成】 基端側の円筒状握持部２と先端側の円筒状吸
引部４を有する略く字形のケース本体１を形成する。前
記吸引部４内にモータ６により回転駆動する吸引ファン
７を設ける。吸引部４の先端に収塵ノズル17を装着す
る。この収塵ノズル17の先端に設けられた複数の吸込管
22と複数のブラシ21とを設ける。 【効果】 握持部２を持って収塵ノズル15側を被掃除物
に向け、その隙間などに吸込管22及びブラシ21を差し入
れ、該ブラシ21によりごみを掃きながらそのごみを吸込
管22から吸引することができ、

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、仏壇、車両のダッシュボード、電話機、オーディオ装置の操作部や ワープロなどの掃除に用いられる電池式ハンドクリーナに係わり、特に電池を電 源とした電池式ハンドクリーナに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来この種のものとして、実公昭５４−４３６９号公報には、本体の吸引部内 で吸引ファンを回転自在に装着し、この底壁のほぼ中央に穿設した吸引口から周 縁に向って放射方向に複数のブラシ群をブラシ台を介して植設し、前記本体上部 の握持部を箱型に形成すると共に、下部の前記吸引部を円筒形に形成した電池式 ハンドクリーナが提案され、また、実公昭５３−４１９８２号公報には、円筒形 のケース本体の下部に、円筒形のクリーナ部ケースを一直線に設け、さらに、こ のクリーナ部ケースの周囲に設けられるフィルタと、このクリーナ部ケースの下 端にその上端着脱自在に嵌合されかつその中央部に中央吸気孔を有し該中央吸気 孔の周辺に皿状体を有するダストパンと、該ダストパンの下部表面にあって前記 中央吸気孔の周辺に植えられたブラシ列とを備えた卓上クリーナが提案されてい る。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

上記電池式ハンドクリーナでは、前記底壁が比較的広いほぼ平坦な円板状を成 すため、テーブルなどの平坦な面の清掃には適するものの、被掃除物である仏壇 、車両のダッシュボード、電話機、オーディオ装置の操作部やワープロなどの凹 凸や溝などを有するものに使用すると、十分な吸引効果を得ることができなかっ た。また、多くの装飾品が並んだ仏壇や車両のダッシュボートの奥にその吸引口 側を差し入れることができないため、物陰や奥まった位置のごみを掃除すること ができず、しかも握持部が箱型をなしているため、吸引口側の向きを変えて凹凸 箇所や傾斜部分に当てて使用するには不向きであった。そしてまた、吸引口側を 無理に押し当てたりすると、前記ブラシ台が硬質であるため、これが当たって被 掃除物を傷付ける虞もあった。

【０００４】 また、上記卓上クリーナでは、握持する本体が円筒形であるため比較的握り易 いものの、前記ケース本体の下部側に親指と人差指を添えて握持した場合、ケー ス本体とクリーナ部ケースとが一直線状に設けられているため、クリーナ部ケー ス側を下向きにしたり傾けたりして向きを変えて使用するには不向きであった。 そしてこのように向きを変えづらいと共に、ダストパンが略円盤型をなすため、 狭いものの間や傾斜部分のごみを吸引することができず、さらに握持した状態で スイッチレバーがケース本体の上部側に位置するため該スイッチレバーの操作が やり憎く、かつ邪魔になる場合があった。さらにまた、吸引口から吸引された空 気は、直接的にクリーナケース内に広がって流れ込むため、ファンによる吸引効 果に劣る面があった。

【０００５】 そして両クリーナとも、吸引口の外側にブラシを設けたものであるため、クリ ーナを移動すると、ブラシの移動方向外側にごみが集められることとなり、該ブ ラシの内側に吸引口があるため、そのごみを効率よく吸引することができないと いう問題があった。

【０００６】 そこで本考案は、操作性に優れ、ごみを効率よく集めて吸引することができ、 狭い隙間や凹凸面の掃除に適した電池式ハンドクリーナを提供することを目的と する。

【０００７】

【課題を解決するための手段】

請求項１の考案は、基端側に円筒状握持部を有すると共に、屈曲部を介して先 端側に斜め下向きの円筒状吸引部を有する略く字形のケース本体と、前記吸引部 内に設けられ前記ケース本体に内臓した駆動部により回転駆動する吸引ファンと 、前記吸引部に穿設された風抜孔と、前記吸引部の先端に設けられた吸引口と、 この吸引口に装着する集塵フィルターと、この集塵フィルターを覆って前記吸引 口に着脱自在に装着する収塵ノズルと、この収塵ノズルの先端に設けられた複数 の吸込管と、前記収塵ノズルの先端に設けられた複数のブラシとを備えたもので ある。

【０００８】 請求項２の考案は、前記吸込管を可撓性を有する中空筒部材より形成し、前記 収塵ノズルの先端に可撓性を有するブラシ用保持筒体を設けると共に、このブラ シ用保持筒体の先端に前記ブラシを設け、かつこのブラシの先端を前記吸込管の 先端より突出して設けたものである。

【０００９】 請求項３の考案は、前記収塵ノズルを先端に向かって左右幅狭に形成すると共 に、該収塵ノズルの先端に上下方向に長い略方形の取付部を設け、この取付部の 左右方向中央に複数の前記ブラシ用保持筒体を上下方向に並設すると共に、この ブラシ用保持筒体を挾んで前記取付部の左右に前記吸込管を設けたものである。

【００１０】 請求項４の考案は、前記握持部の先端側上部に、前記駆動部のオン、オフ切替 えを行うスイッチを設けたものである。

【００１１】 請求項５の考案は、前記吸引ファンは、前記吸引部内径よりやや径小な回転円 板の先端側上面に、複数の羽根板を放射状に設け、これら複数の羽根板の先端側 に前記回転円板とほぼ同形の閉塞板を設け、この閉塞板の中央にファン吸引口を 穿設してなるものである。

【００１２】

【作用】

上記請求項１の構成では、握持部を持って収塵ノズル側を被掃除物に向け、そ の隙間などに吸込管及びブラシを差し入れ、該ブラシによりごみを掃きながら吸 込管から吸引する。

【００１３】 上記請求項２の構成では、吸込管及びブラシ用保持筒体が可撓性を有するため 、被掃除物を傷付けることがなく、また吸込管の先端よりさらに突出したブラシ によって、先にごみを掃きながらこのごみを吸込管が吸引する。

【００１４】 上記請求項３の構成では、収塵ノズルの先端側を左右どちらか一方向に移動す ると、中央のブラシによりごみがその移動方向に集められ、このブラシの移動方 向側に集められたごみを吸込管が吸引する。

【００１５】 上記請求項４の構成では、握持部を持って収塵ノズル側を被掃除物に向けた状 態で、親指などにより簡便にスイッチ操作を行うことができ、かつ握る際そのス イッチが邪魔にならない。

【００１６】 上記請求項５の構成では、吸込管と集塵フィルターを通過した空気が、吸引部 内径に比べて比較的狭いファン吸引口により絞られながら吸引ファン内に吸引さ れる。

【００１７】

【実施例】

以下、本考案の実施例を添付図面を参照して説明する。図１ないし図５は本考 案の一実施例を示し、同図において、１は略く字形をなすケース本体であり、こ のケース本体１は基端側に細長い円筒状の握持部２を有すると共に、屈曲部３を 介して先端側に斜め下向きの円筒状吸引部４を有しており、この吸引部４の先端 には吸引口５が開口して設けられている。前記吸引部４内には、前記ケース本体 １に内臓した駆動部たるモータ６により回転駆動する吸引ファン７が設けられ、 この吸引ファン７は、前記吸引部４の内径よりやや径小な回転円板８の先端側上 面に、複数の羽根板９を放射状に設け、これら羽根板９の先端側縁は前記回転円 板８と平行に形成され、それら羽根板９の先端側縁に前記回転円板８とほぼ同形 で該回転円板より薄い閉塞板10を接着などにより一体に設け、この閉塞板10の中 央にファン吸引口11を穿設してなり、また、前記回転円板８の中央に突設された 軸部12に前記モータ６の回転軸６Ａが固定されている。さらに前記吸引部４には 複数の風抜孔13が設けられている。前記吸引口５の縁部の左右には、略Ｌ字形の 切込み状をなす係止溝14，14が形成され、これら係止溝14，14に、集塵フィルタ ー15の係止突起16が係止して略裁頭円錐型の該集塵フィルター15が前記吸引口５ に着脱自在に装着される。さらに、それら係止溝14，14を介して前記集塵フィル ター15を覆う略先細筒形状の収塵ノズル17が前記吸引口５に着脱自在に装着され る。前記収塵ノズル17は、先端に向かって左右幅狭になる左右側面部18，18を有 すると共に、その先端に上下方向に長い略方形の取付部19を一体に設け、この取 付部19の左右方向中央に複数のブラシ用保持筒体20を上下方向に並設すると共に 、このブラシ用保持体20の先端にブラシ21の後端をそれぞれ固定して設け、その ブラシ用保持体20を挾んで前記取付部19の左右に複数の吸込管22を上下方向に並 設し、前記ブラシ用保持筒体20は可撓性を有すると共に、前記吸込管22を、可撓 性を有する中空筒部材Ｔより形成し、その吸込管22の後端開口が前記収塵ノズル 17の内部に連通して設けられている。さらに前記ブラシ21の先端は、前記吸込管 22の先端より僅かに突出して設けられている。

【００１８】 前記握持部２の後端には、有底筒型の開閉筒蓋23が着脱自在に設けられ、この 開閉筒蓋23を取り外して前記握持部２内に複数の乾電池24を交換できるようにな っており、この乾電池24を電源として前記モータ６をオン、オフ操作するスイッ チ25が前記握持部２の先端側上部に設けられており、そのスイッチ25は操作用の 押しボタン25Ａを有し、該押しボタン25Ａを１回押すと、モータ６が連続して駆 動し、さらに１回押すと前記モータ６が停止するように構成されている。

【００１９】 次に前記構成につきその作用を説明すると、使用者はその手Ｈによって図１の ように握持部２を持ち、親指Ｙなどでスイッチ25を押すと、吸引ファン７が回転 して先端の吸込管22からごみが吸引され、このごみが集塵フィルター15によって 収塵ノズル17内に溜まる。この場合、吸引ファン７により吸い込まれる空気は、 吸引ファン７により吸引されて風抜孔13から排気されるが、その空気は吸引口５ に比べて狭いファン吸引口11から吸引ファン７内に絞られながら吸引されるため 、効果的に吸引力を高めることができる。また、そのスイッチ25は握持部２の先 端側上部に位置するため、握持した状態でその押圧操作がやり易いものとなる。 そして図２に示すように収塵ノズル17側を例えば下向きにして狭い隙間や物陰に 先端の収塵ノズル17を差し入れ、この際ケース本体が略く字形をなしているため 、先端側を下向き、斜め下向きさらには横向きなどの各種姿勢にして簡便に操作 することができ、かつ収塵ノズル17自体が先細形状のため該集塵ノズル17を物の 間などに入れ易く、さらにその先端のブラシ21及び吸込管22を凹凸箇所な狭い隙 間に差し入れることができる。そしてケース本体１を右側に移動させると、ブラ シ21により該ブラシ21の右側にごみが集められ、このブラシ21の右側に集まった ごみを右側に位置する複数の吸込管22が吸引し、左側に移動すると、逆にごみが ブラシ21の左側に集められ、これを左側の複数の吸込管22が吸引する。また、収 塵ノズル17の先端に位置する吸込管22及びブラシ用保持筒体20が可撓性を有する ため、被掃除物に沿って移動しても該被掃除物を傷付けることなく、かつ複雑な 形状の被掃除物のごみを効果的に吸引することができる。

【００２０】 このように本実施例では請求項１に対応して、基端側に円筒状握持部２を有す ると共に、屈曲部３を介して先端側に斜め下向きの円筒状吸引部４を有する略く 字形のケース本体１と、吸引部４内に設けられケース本体１に内臓した駆動部た るモータ６により回転駆動する吸引ファン７と、吸引部４に穿設された風抜孔13 と、吸引部４の先端に設けられた吸引口５と、この吸引口５に装着する集塵フィ ルター15と、この集塵フィルター15を覆って吸引口５に着脱自在に装着する収塵 ノズル17と、この収塵ノズル17の先端に設けられた複数の吸込管22と、収塵ノズ ル17の先端に設けられた複数のブラシ21とを備えたものであるから、握持部２を 持って収塵ノズル15側を被掃除物に向け、その隙間などに吸込管22及びブラシ21 を差し入れ、該ブラシ21によりごみを掃きながらそのごみを吸込管22から吸引す ることができ、ケース本体１が略く字形をなすため、基端側の握持部２を持って 先端側の収塵ノズル17の向きを比較的自由に変えてごみを吸引することができ、 操作性に優れ、狭い隙間や凹凸面の掃除を効率よく行うことができる。

【００２１】 このように本実施例では請求項２に対応して、吸込管22を可撓性を有する中空 筒部材Ｔより形成し、収塵ノズル17の先端に可撓性を有するブラシ用保持筒体20 を設けると共に、このブラシ用保持筒体20の先端にブラシ21を設け、かつこのブ ラシ21の先端を吸込管22の先端より突出して設けたものであるから、吸込管22及 びブラシ用保持筒体20が可撓性を有するため、被掃除物を傷付けることなく、ま た吸込管22の先端より突出したブラシ20により、先にごみを掃きながらこのごみ を吸込管22が吸引することができる。

【００２２】 このように本実施例では請求項３に対応して、収塵ノズル17を先端に向かって 左右幅狭に形成すると共に、収塵ノズル17の先端に上下方向に長い略方形の取付 部19を設け、この取付部16の左右方向中央に複数のブラシ用保持筒体20を上下方 向に並設すると共に、このブラシ用保持筒体20を挾んで取付部19の左右に吸込管 22を設けたものであるから、収塵ノズル17の先端側を左右どちらか一方向に移動 すると、中央のブラシ21によりごみがその移動方向に集められ、このブラシ21の 移動方向側に集められたごみを吸込管20が吸引し、ブラシ21の左右に吸込管22が 設けられているため、左右どちらの方向に移動してもごみを効果的に吸込むこと ができ、掃除を効率的に行うことができる。

【００２３】 このように本実施例では請求項４に対応して、握持部２の先端側上部に、駆動 部たるモータ６のオン、オフ切替えを行うスイッチ25を設けたものであるから、 収塵ノズル17を被掃除物に向けて握持部２を持もった状態で、親指などにより簡 便にスイッチ25の操作を行うことができ、またそのスイッチ25が握持部２の先端 側にあるため、該握持部２を握っても該スイッチ25が邪魔にならず、操作性に優 れたものとなる。

【００２４】 このように本実施例では請求項５に対応して、吸引ファン７は、吸引部４の内 径よりやや径小な回転円板８の先端側上面に、複数の羽根板９を放射状に設け、 これら複数の羽根板９の先端側に回転円板８とほぼ同形の閉塞板10を設け、この 閉塞板10の中央にファン吸引口11を穿設してなるものであるから、吸込管22と集 塵フィルター15を通過した空気が、吸引部４の内径に比べて比較的狭いファン吸 引口11により絞られながら吸引ファン７内に吸引されるため、その吸引力を効果 的に高めることができる。

【００２５】 なお、本考案は上記実施例に限定されるものではなく本考案の要旨の範囲内に おいて種々の変形実施が可能である。

【００２６】

【考案の効果】

請求項１の考案は、基端側に円筒状握持部を有すると共に、屈曲部を介して先 端側に斜め下向きの円筒状吸引部を有する略く字形のケース本体と、前記吸引部 内に設けられ前記ケース本体に内臓した駆動部により回転駆動する吸引ファンと 、前記吸引部に穿設された風抜孔と、前記吸引部の先端に設けられた吸引口と、 この吸引口に装着する集塵フィルターと、この集塵フィルターを覆って前記吸引 口に着脱自在に装着する収塵ノズルと、この収塵ノズルの先端に設けられた複数 の吸込管と、前記収塵ノズルの先端に設けられた複数のブラシとを備えたもので あり、操作性に優れ、ごみを効率よく集めて吸引することができ、狭い隙間や凹 凸面の掃除に適した電池式ハンドクリーナを提供することができる。

【００２７】 請求項２の考案は、前記吸込管を可撓性を有する中空筒部材より形成し、前記 収塵ノズルの先端に可撓性を有するブラシ用保持筒体を設けると共に、このブラ シ用保持筒体の先端に前記ブラシを設け、かつこのブラシの先端を前記吸込管の 先端より突出して設けたものであり、操作性に優れ、ごみを効率よく集めて吸引 することができ、狭い隙間や凹凸面の掃除に適した電池式ハンドクリーナを提供 することができる。

【００２８】 請求項３の考案は、前記収塵ノズルを先端に向かって左右幅狭に形成すると共 に、該収塵ノズルの先端に上下方向に長い略方形の取付部を設け、この取付部の 左右方向中央に複数の前記ブラシ用保持筒体を上下方向に並設すると共に、この ブラシ用保持筒体を挾んで前記取付部の左右に前記吸込管を設けたものであり、 操作性に優れ、ごみを効率よく集めて吸引することができ、狭い隙間や凹凸面の 掃除に適した電池式ハンドクリーナを提供することができる。

【００２９】 請求項４の考案は、前記握持部の先端側上部に、前記駆動部のオン、オフ切替 えを行うスイッチを設けたものであり、スイッチが使い易く、また、操作性に優 れ、ごみを効率よく集めて吸引することができ、狭い隙間や凹凸面の掃除に適し た電池式ハンドクリーナを提供することができる。

【００３０】 請求項５の考案は、前記吸引ファンは、前記吸引部内径よりやや径小な回転円 板の先端側上面に、複数の羽根板を放射状に設け、これら複数の羽根板の先端側 に前記回転円板とほぼ同形の閉塞板を設け、この閉塞板の中央にファン吸引口を 穿設してなるものであり、吸引効率に優れ、また、操作性に優れ、ごみを効率よ く集めて吸引することができ、狭い隙間や凹凸面の掃除に適した電池式ハンドク リーナを提供することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施例を示す側面図である。

【図２】本考案の一実施例を示す平面図である。

【図３】本考案の一実施例を示す断面図である。

【図４】本考案の一実施例を示す正面図である。

【図５】本考案の一実施例を示す収塵ノズルと集塵フィ
ルターを取り外した状態の吸引ファンの正面図である。

【符号の説明】

１ ケース本体 ２ 握持部 ３ 屈曲部 ４ 吸引部 ５ 吸引口 ６ モータ（駆動部） ７ 吸引ファン ８ 回転円板 ９ 羽根板 10 閉塞板 11 ファン吸引口 13 風抜孔 15 集塵フィルター 17 収塵ノズル 19 取付部 20 ブラシ用保持筒体 21 ブラシ 22 吸込管 25 スイッチ Ｔ 中空筒部材

Claims (5)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 基端側に円筒状握持部を有すると共に、
   屈曲部を介して先端側に斜め下向きの円筒状吸引部を有
   する略く字形のケース本体と、前記吸引部内に設けられ
   前記ケース本体に内臓した駆動部により回転駆動する吸
   引ファンと、前記吸引部に穿設された風抜孔と、前記吸
   引部の先端に設けられた吸引口と、この吸引口に装着す
   る集塵フィルターと、この集塵フィルターを覆って前記
   吸引口に着脱自在に装着する収塵ノズルと、この収塵ノ
   ズルの先端に設けられた複数の吸込管と、前記収塵ノズ
   ルの先端に設けられた複数のブラシとを備えたことを特
   徴とする電池式ハンドクリーナ。
2. 【請求項２】 前記吸込管を可撓性を有する中空筒部材
   より形成し、前記収塵ノズルの先端に可撓性を有するブ
   ラシ用保持筒体を設けると共に、このブラシ用保持筒体
   の先端に前記ブラシを設け、かつこのブラシの先端を前
   記吸込管の先端より突出して設けたことを特徴とする請
   求項１記載の電池式ハンドクリーナ。
3. 【請求項３】 前記収塵ノズルを先端に向かって左右幅
   狭に形成すると共に、該収塵ノズルの先端に上下方向に
   長い略方形の取付部を設け、この取付部の左右方向中央
   に複数の前記ブラシ用保持筒体を上下方向に並設すると
   共に、このブラシ用保持筒体を挾んで前記取付部の左右
   に前記吸込管を設けたことを特徴とする請求項２記載の
   電池式ハンドクリーナ。
4. 【請求項４】 前記握持部の先端側上部に、前記駆動部
   のオン、オフ切替えを行うスイッチを設けたことを特徴
   とする請求項３記載の電池式ハンドクリーナ。
5. 【請求項５】 前記吸引ファンは、前記吸引部内径より
   やや径小な回転円板の先端側上面に、複数の羽根板を放
   射状に設け、これら複数の羽根板の先端側に前記回転円
   板とほぼ同形の閉塞板を設け、この閉塞板の中央にファ
   ン吸引口を穿設してなることを特徴とする請求項４記載
   の電池式ハンドクリーナ。